JP2002284211A - インクボトル用キャップ - Google Patents
インクボトル用キャップInfo
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- JP2002284211A JP2002284211A JP2001081446A JP2001081446A JP2002284211A JP 2002284211 A JP2002284211 A JP 2002284211A JP 2001081446 A JP2001081446 A JP 2001081446A JP 2001081446 A JP2001081446 A JP 2001081446A JP 2002284211 A JP2002284211 A JP 2002284211A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink bottle
- cap
- inner plug
- present
- cross
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク漏れの心配がないインクボトル用キャ
ップの提供。 【解決手段】 貫通していない十字のスリットが中央部
に設けられた中栓を具備していることを特徴とするイン
クボトル用キャップ。
ップの提供。 【解決手段】 貫通していない十字のスリットが中央部
に設けられた中栓を具備していることを特徴とするイン
クボトル用キャップ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクボトル用キャッ
プに関するものである。
プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインクボトル用キャップの中栓は
ゴム材料からなり、中央部に貫通した十字スリットが設
けられているが、この構造の場合、外栓の緩みによりイ
ンクが漏れる恐れがあった。
ゴム材料からなり、中央部に貫通した十字スリットが設
けられているが、この構造の場合、外栓の緩みによりイ
ンクが漏れる恐れがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、インク漏れ
の心配がないインクボトル用キャップの提供を目的とす
る。
の心配がないインクボトル用キャップの提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、次の1)〜
4)の発明(以下、本発明1〜4という。)によって解
決される。 1) 貫通していない十字のスリットが中央部に設けら
れた中栓を具備していることを特徴とするインクボトル
用キャップ。 2) 前記中栓が硬度20〜80のシリコーンゴムから
なることを特徴とする1)記載のインクボトル用キャッ
プ。 3) 前記中栓がエアー吸入口を有することを特徴とす
る1)又は2)記載のインクボトル用キャップ。 4) 前記中栓の開口部(ノズル差込み部)の窪みの角
度を30〜100°としたことを特徴とする1)〜3)
の何れかに記載のインクボトル用キャップ。
4)の発明(以下、本発明1〜4という。)によって解
決される。 1) 貫通していない十字のスリットが中央部に設けら
れた中栓を具備していることを特徴とするインクボトル
用キャップ。 2) 前記中栓が硬度20〜80のシリコーンゴムから
なることを特徴とする1)記載のインクボトル用キャッ
プ。 3) 前記中栓がエアー吸入口を有することを特徴とす
る1)又は2)記載のインクボトル用キャップ。 4) 前記中栓の開口部(ノズル差込み部)の窪みの角
度を30〜100°としたことを特徴とする1)〜3)
の何れかに記載のインクボトル用キャップ。
【0005】以下、上記本発明について図面を参照しな
がら説明する。図1は、一般的なインクボトルの上部の
模式図であり、図1bは、図1aに示すようなキャップ
本体と上栓と中栓からなるキャップを容器口部に装着し
た状態を示している。図2は、本発明の中栓の部分拡大
断面図であり、壁部にエアー吸入口を設けた状態を示し
ている。図3a、図3b、図3cは、本発明の中栓の平
面図、側面図、底面図であり、図3aは、貫通していな
い十字のスリットを中央部に設けた状態を示している。
図4は、キャップを装着したインクボトルの上部の状態
を示す断面図であり、図4aは、中央部の十字のスリッ
ト部に吸引ノズルを差込み貫通させた状態を示し、図4
bは吸引ノズルを引き抜いた結果、十字のスリットが元
に戻り中栓が封鎖された状態を示し、図4cは、図4b
におけるスリット周辺の拡大図であって、中栓の肉厚の
途中までスリットを設けた状態を示している。実際に
は、吸引ノズルを差込み貫通させたことにより、十字ス
リット部に肉厚方向の下面まで切れ目が入ってしまう
が、引き抜き後には、図4b及び図4cに示したように
ゴム弾性等により十字スリット以外の切れ目は閉じてし
まうので、液漏れを完全に防止することができる。な
お、上記図面は本発明の一態様を示したものであって、
本発明はこれらの図面により何ら限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で必要に応じて自由
に形状、構造、材質等を変更してもよい。
がら説明する。図1は、一般的なインクボトルの上部の
模式図であり、図1bは、図1aに示すようなキャップ
本体と上栓と中栓からなるキャップを容器口部に装着し
た状態を示している。図2は、本発明の中栓の部分拡大
断面図であり、壁部にエアー吸入口を設けた状態を示し
ている。図3a、図3b、図3cは、本発明の中栓の平
面図、側面図、底面図であり、図3aは、貫通していな
い十字のスリットを中央部に設けた状態を示している。
図4は、キャップを装着したインクボトルの上部の状態
を示す断面図であり、図4aは、中央部の十字のスリッ
ト部に吸引ノズルを差込み貫通させた状態を示し、図4
bは吸引ノズルを引き抜いた結果、十字のスリットが元
に戻り中栓が封鎖された状態を示し、図4cは、図4b
におけるスリット周辺の拡大図であって、中栓の肉厚の
途中までスリットを設けた状態を示している。実際に
は、吸引ノズルを差込み貫通させたことにより、十字ス
リット部に肉厚方向の下面まで切れ目が入ってしまう
が、引き抜き後には、図4b及び図4cに示したように
ゴム弾性等により十字スリット以外の切れ目は閉じてし
まうので、液漏れを完全に防止することができる。な
お、上記図面は本発明の一態様を示したものであって、
本発明はこれらの図面により何ら限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で必要に応じて自由
に形状、構造、材質等を変更してもよい。
【0006】図面に示したように、本発明1は、中栓の
十字のスリットを貫通しないように肉厚の途中まで設け
たことにより、インク漏れの可能性を極めて小さくした
ものである。本発明2は、中栓の材料として硬度20〜
80のシリコーンゴムを用いることにより、一層インク
漏れの可能性を小さくしたものである。該硬度は、被測
定物の表面に圧子(押針又はインデンタ)を押込み変形
させ、その変形量(押込み深さ)を測定し数値化したも
のである。押込み荷重を得る方法としては、スプリング
を用いる「デュロメータ硬さ」と、分銅等による一定の
荷重を用いる「国際ゴム硬さ(IRHD)」がある。本
発明3は、本発明1又は2のキャップを使用するとイン
クボトルの密閉性がよいので、キャップにエアー吸入口
を設けてインクボトル内の圧力を調整できるようにした
ものである。本発明4は、中栓開口部(ノズル差込み
部)の窪みの角度を30〜100°の範囲に設定して、
吸引ノズルを引き抜いた時に、十字のスリットが元に戻
り易いようにしたものであり、より確実にインク漏れを
防止することができる。
十字のスリットを貫通しないように肉厚の途中まで設け
たことにより、インク漏れの可能性を極めて小さくした
ものである。本発明2は、中栓の材料として硬度20〜
80のシリコーンゴムを用いることにより、一層インク
漏れの可能性を小さくしたものである。該硬度は、被測
定物の表面に圧子(押針又はインデンタ)を押込み変形
させ、その変形量(押込み深さ)を測定し数値化したも
のである。押込み荷重を得る方法としては、スプリング
を用いる「デュロメータ硬さ」と、分銅等による一定の
荷重を用いる「国際ゴム硬さ(IRHD)」がある。本
発明3は、本発明1又は2のキャップを使用するとイン
クボトルの密閉性がよいので、キャップにエアー吸入口
を設けてインクボトル内の圧力を調整できるようにした
ものである。本発明4は、中栓開口部(ノズル差込み
部)の窪みの角度を30〜100°の範囲に設定して、
吸引ノズルを引き抜いた時に、十字のスリットが元に戻
り易いようにしたものであり、より確実にインク漏れを
防止することができる。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、インク漏れの心配がな
いインクボトル用キャップを提供できる。
いインクボトル用キャップを提供できる。
【図1】インクボトル上部の模式図。 a キャップ本体、上栓、中栓を別々に示した図。 b ボトルにキャップを装着した図。
【図2】本発明の中栓の部分拡大断面図。
【図3】a 本発明の中栓の平面図。 b 本発明の中栓の側面図。 c 本発明の中栓の底面図。
【図4】キャップを装着したインクボトルの上部の状態
を示す断面図。 a 中央部の十字のスリット部に吸引ノズルを差込んだ
状態を示す図。 b 吸引ノズルを引き抜いた結果、十字のスリットが元
に戻り中栓が封鎖された状態を示す図。 c 図4bにおけるスリット周辺の拡大図。
を示す断面図。 a 中央部の十字のスリット部に吸引ノズルを差込んだ
状態を示す図。 b 吸引ノズルを引き抜いた結果、十字のスリットが元
に戻り中栓が封鎖された状態を示す図。 c 図4bにおけるスリット周辺の拡大図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AB01 BA03 CA01 CB01 CB02 CC10 DA01 EA04 EB01 EB02 EC10 GA08 GB12 KA01 KB01 LA01 LB02 LD30
Claims (4)
- 【請求項1】 貫通していない十字のスリットが中央部
に設けられた中栓を具備していることを特徴とするイン
クボトル用キャップ。 - 【請求項2】 前記中栓が硬度20〜80のシリコーン
ゴムからなることを特徴とする請求項1記載のインクボ
トル用キャップ。 - 【請求項3】 前記中栓がエアー吸入口を有することを
特徴とする請求項1又は2記載のインクボトル用キャッ
プ。 - 【請求項4】 前記中栓の開口部(ノズル差込み部)の
窪みの角度を30〜100°としたことを特徴とする請
求項1〜3の何れかに記載のインクボトル用キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001081446A JP2002284211A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | インクボトル用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001081446A JP2002284211A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | インクボトル用キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002284211A true JP2002284211A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18937554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001081446A Pending JP2002284211A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | インクボトル用キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002284211A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005324832A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Fujirebio Inc | 試薬容器のキャップ及び試薬の蒸発等の防止法 |
KR20200082978A (ko) * | 2018-12-31 | 2020-07-08 | 이치원 | 액체 저장용 용기 및 이의 액체 충전 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55179156U (ja) * | 1979-05-14 | 1980-12-23 | ||
JPH08500036A (ja) * | 1992-08-07 | 1996-01-09 | ザ・ウエスト・カンパニー・インコーポレーテッド | ニードルレス型のアクセスストッパ |
-
2001
- 2001-03-21 JP JP2001081446A patent/JP2002284211A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55179156U (ja) * | 1979-05-14 | 1980-12-23 | ||
JPH08500036A (ja) * | 1992-08-07 | 1996-01-09 | ザ・ウエスト・カンパニー・インコーポレーテッド | ニードルレス型のアクセスストッパ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005324832A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Fujirebio Inc | 試薬容器のキャップ及び試薬の蒸発等の防止法 |
KR20200082978A (ko) * | 2018-12-31 | 2020-07-08 | 이치원 | 액체 저장용 용기 및 이의 액체 충전 방법 |
KR102205145B1 (ko) * | 2018-12-31 | 2021-01-19 | 이치원 | 액체 저장용 용기 및 이의 액체 충전 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050811 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080812 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081014 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090428 |