JP2002284205A - カップ形食品容器 - Google Patents

カップ形食品容器

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JP2002284205A
JP2002284205A JP2001094817A JP2001094817A JP2002284205A JP 2002284205 A JP2002284205 A JP 2002284205A JP 2001094817 A JP2001094817 A JP 2001094817A JP 2001094817 A JP2001094817 A JP 2001094817A JP 2002284205 A JP2002284205 A JP 2002284205A
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JP
Japan
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container
tape
lid
cup
adhesive
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JP2001094817A
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English (en)
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Toyokazu Takase
豊和 高瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が簡単で再度の封止の操作が容易なカッ
プ形食品容器を提供する。 【解決手段】 有底筒状の容器12と、容器12の開口
部に取り付けられ開口部を閉鎖する柔らかいシート状の
蓋部16を備える。蓋部16の一部が側方へ突出して細
長いテープ部18が形成され、テープ部18の容器12
側の面には粘着剤20が設けられている。テープ部18
は、テープ部18の突出方向に対して交差する折罫線に
より、粘着剤20が設けられている面を内側にして折り
重ねられている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有底筒状の容器
を有し、この容器の開口部にシート状の蓋がのり付けさ
れて閉鎖されているカップ形食品容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、即席麺や菓子類が入れられる有底
筒状のカップ形食品容器がある。このようなカップ形食
品容器は、紙やプラスチックで作られた有底筒状の容器
から成り、この容器の開口部にはアルミ箔やプラスチッ
クで作られた柔らかいシート状の蓋部が接着されて閉鎖
されている。そして、蓋部周縁の一部には、蓋部を容器
から剥がして開封するための摘み部が、外側にわずかに
突出して形成されている。使用に際しては、即席麺が入
れられている場合、熱湯を注いだ後再び蓋部を閉鎖して
調理するため、蓋部を最初は少しだけ剥がす。そして、
蓋部と容器の隙間から容器内へ熱湯を除いた後、蓋部を
容器の開口部を閉鎖するように戻し、蓋部の摘み部を容
器の開口部の側縁を巻き込むよう折り曲げ、係止する。
また再封止の際に、別に設けられた粘着テープ等で蓋部
の摘み部とカップ形食品容器の側面を止めて、蓋部が捲
りあがることを防ぐこともある。
【0003】また、プラスチック製の蓋部材が取り付け
られているカップ形食品容器もある。このような蓋部材
の周縁部には、開口部の側縁に係止する係合突起が形成
されている。このような蓋部材の取り付け方法は、蓋部
材を容器の上方に載せ、押さえ込むことにより、蓋部材
が弾性変形し、係止突起が上記容器の開口側縁に係止さ
れるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の前者
の場合、蓋部の摘み部を折り曲げただけでは調理中に蓋
部が捲り上がり、調理に不具合が生じることがあった。
そして粘着テープを使用すると蓋部の捲れ上がりを押さ
えることができるが、粘着テープを蓋部と容器に取り付
ける手間がかかり、また製造工程では粘着テープを製造
したり包装に取り付けられたりするため、コストがかか
り生産効率があまりよくなかった。
【0005】上記従来の技術の後者の場合、容器と蓋部
材が互いに係止されるために高い精度が必要であり、コ
ストがかかるものであった。さらに、中の食品を密封す
ることができないものであった。
【0006】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、製造が簡単で再度の封止の操作が容易
なカップ形食品容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のカップ形食品
容器は、有底筒状の容器と、上記容器の開口部に取り付
けられ上記開口部を閉鎖する柔らかいシート状の蓋部が
設けられているカップ形食品容器であり、上記蓋部の一
部が側方へ突出して細長いテープ部が形成され、上記テ
ープ部の上記容器側の面には粘着剤が設けられている。
【0008】また、上記テープ部は、このテープ部の突
出方向に対して交差する折罫線により、上記粘着剤が設
けられている面を内側にして折り重ねられて収容され、
上記テープ部を使用するとき上記テープ部の先端を引い
て上記折罫線部分をのばし、上記テープ部を上記容器に
当接させて、上記粘着剤で上記容器に粘着する。
【0009】また、テープ部の先端は粘着剤が取り付け
られておらず、上記テープ部を引くときの摘み部とな
る。
【0010】上記テープ部は、上記粘着剤が設けられた
部分の表面側に所定の表示が成され、このテープ部を切
除して、はがき等に上記粘着剤を利用して貼り付け、所
定の応募券等として用いることができる。
【0011】この発明のカップ形食品容器は、テープ部
が蓋部材と一体であるため、蓋部を容器に取り付けると
同時に再封止の際に使用するテープ部が設けられ、製造
が簡単になる。さらに、テープ部が折り重ねられて収容
されたものは、上記テープ部を使用するときは、上記テ
ープ部の先端を引いて上記折罫線をのばすと、再封止の
ために十分な長さになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1は、この発明の一実施
形態を示し、この実施形態のカップ形容器10は紙やプ
ラスチックで作られた有底筒状の容器12が設けられて
いる。容器12は、内容物が即席麺の場合は耐熱性を有
し、また油等で調理した菓子の場合は内側に油をはじく
アルミ層やコーティング等が設けられている。そして容
器12の上面開口部の側縁には、外側へ突出するフラン
ジ部14が一周して設けられている。フランジ部14の
上面14aには、シート状の蓋部16がその周縁部を接
着されて設けられている。蓋部材16は、紙やビニー
ル、アルミシート等の柔軟性を有する素材で形成されて
いる。
【0013】蓋部16の周縁部の一部には、蓋部16の
半径方向へ突出し蓋部16の円周方向が均一な幅に形成
されたテープ部18が一体に形成されている。テープ部
18には、蓋部16を容器12に取り付けたときに容器
12側となる側面18aに、粘着剤20が取り付けられ
ている。そしてテープ部18の先端付近には、粘着剤2
0が設けられていない摘み部22を備える。テープ部1
8の粘着剤20が設けられた側の反対側である表面19
には、所定の記載事項が表示され、この部分を種々の応
募券として用いることができる。また、テープ部18の
基端部の蓋部16との境界部には幅が広くなった広がり
部17が設けられている。
【0014】次にこの実施形態のカップ形食品容器10
の使用方法について説明する。まず、カップ形容器10
は、開封前は図2,図3に示すようにテープ部18が二
本の折罫線で折り曲げられ、粘着剤20同士が粘着し、
折り重なった状態で収容されている。そして摘み部22
は、一番下側に少し浮いた状態で折り重ねられている。
【0015】カップ容器10を開封するときは、テープ
部18を折り重ねた状態で指先で摘み、容器12から引
き離すと、容器12と蓋部16の接着面が剥がれ、蓋部
16が外れる。このとき、内容物が即席麺の場合、また
内容物が菓子等であり食べ残すと思われる場合は、接着
面を全部剥がさずに、蓋部16の一部が容器12に付い
た状態にする。そして即席麺を調理する熱湯を容器12
の中に注いだ後、または菓子等を食べ残すとき、蓋部1
6を再びフランジ部14の上面14aに当接させる。次
に、テープ部18の摘み部22を保持し、テープ部18
の突出方向へ引っ張る。そうすると、互いに粘着されて
いる粘着剤20が剥離し、折り畳まれたテープ18が開
いて長くなり、粘着材20が露出する。そして、摘み部
22を下方に移動させ、テープ部18を、容器12のフ
ランジ部14に沿って折り曲げ、粘着剤20を介してテ
ープ部18を容器12の側面に取り付ける。これによ
り、蓋部16は容器12の開口部を閉鎖する。このと
き、広がり部17により蓋部16の周縁部のめくり上が
りを抑えて確実に容器12の開口部を塞ぐ。
【0016】そして、即席麺の場合は所定時間が経った
後、また菓子等の場合は再び食べるとき、摘み部22を
保持してテープ部18を容器12から剥がし、蓋部16
の、容器12との接着部分の残りを剥がし、蓋部16を
容器12から取り外す。このときテープ部18の摘み部
22は容器12に粘着しないため、浮き上がって摘みや
すくなっている。
【0017】またテープ部18は、粘着剤20が設けら
れた部分の表面19側に所定の表示が成され、このテー
プ部18を切り取り、はがき等に粘着剤20を利用して
貼り付け、各種の所定の応募券として用いることができ
る。
【0018】この実施形態のカップ形食品容器10によ
れば、再封止に使用するテープ部18が蓋部16と一体
に形成されているため、容器12に蓋部16を接着する
と同時にテープ部18を設けることができ、製造が容易
である。また蓋部16を開封するとき、折り畳まれて厚
くなったテープ部18を持って引き離すため、丈夫で操
作しやすい。また再封止するとき、テープ部18の摘み
部22を引き延ばすだけで折り畳まれたテープ部18が
開いて長くなるとともに粘着剤20が露出し、ワンタッ
チで簡単に蓋部16を再封止することができる。また、
テープ部18には粘着剤20が付いているので、貼り付
けが容易であり、分離して応募券等として利用する場合
も、糊付け等が不要であり、取り扱いやすい。
【0019】なお、この発明のカップ形容器は上記実施
の形態に限定されるものではなく、容器の形状は自由
で、矩形等でも良い。容器や蓋部、粘着剤の素材も自由
である。また、テープ部は蓋部ではなく容器と一体に形
成しても良い。
【0020】
【発明の効果】この発明のカップ形食品容器は、蓋部と
テープ部が一体であるため部品点数が少なく製造が簡単
である。そして開封後に再封止を行うときは、テープ部
の摘み部を引き延ばすだけで折り畳まれたテープ部が開
いて長くなるとともに粘着剤が露出し、ワンタッチで簡
単に操作することができる。さらに、テープ部を応募券
等として利用することも可能であり、テープ部の取り扱
いが容易であ、用途も広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のカップ形食品容器の斜
視図である。
【図2】この実施形態のカップ形食品容器の正面図であ
る。
【図3】この実施形態のカップ形食品容器のテープ部の
部分破断拡大正面図である。
【図4】この実施形態のカップ形食品容器の蓋部の平面
図である。
【符号の説明】
10 カップ形食品容器 12 容器 14 フランジ部 16 蓋部 17 広がり部 18 テープ部 19 表面 20 粘着剤 22 摘み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA11 AB01 AB16 BA02A BA07A BB25A BC01A BC07A CA15 CA17 EA05 EA22 EA32 EB11 EB17 EB27 EE02 EE22 FA01 FC01 GD10 3E084 AA02 AA12 AB07 BA01 CA01 CB04 FA09 FD13 GA08 GB12 JA18 JA19 KA20 LA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状の容器と、上記容器の開口部
    に取り付けられ上記開口部を閉鎖する柔らかいシート状
    の蓋部が設けられているカップ形食品容器において、上
    記蓋部の一部が側方へ突出して細長いテープ部が形成さ
    れ、上記テープ部の上記容器側面には粘着剤が設けられ
    ていることを特徴とするカップ形食品容器。
  2. 【請求項2】 上記テープ部は、このテープ部の突出
    方向に対して交差する折罫線により、上記粘着剤が設け
    られている面を内側にして折り重ねられて収容され、上
    記テープ部を使用するとき上記テープ部の先端を引いて
    上記折罫線をのばし、上記テープ部を上記容器に当接し
    上記粘着剤で上記容器に粘着することを特徴とする請求
    項1記載のカップ形食品容器。
  3. 【請求項3】 上記テープ部は、上記粘着剤が設けら
    れた部分の表面側に所定の表示が成され、このテープ部
    を切除して所定の応募券として用いることができること
    を特徴とする請求項1または2記載のカップ形食品容
    器。
JP2001094817A 2001-03-29 2001-03-29 カップ形食品容器 Pending JP2002284205A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200461739Y1 (ko) 2012-02-13 2012-08-07 이수연 즉석 식품 용기
JP2014516886A (ja) * 2011-06-10 2014-07-17 エスアー・デ・ゾー・ミネラル・デヴィアン・エスアーウーエムウー ラベルを形成する延長部を備えた蓋部材を有する液体充填ボトル

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