JP2002282781A - カルシウム系無機質基材着色用キット - Google Patents

カルシウム系無機質基材着色用キット

Info

Publication number
JP2002282781A
JP2002282781A JP2001096868A JP2001096868A JP2002282781A JP 2002282781 A JP2002282781 A JP 2002282781A JP 2001096868 A JP2001096868 A JP 2001096868A JP 2001096868 A JP2001096868 A JP 2001096868A JP 2002282781 A JP2002282781 A JP 2002282781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
water
kit
dye
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001096868A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kobayashi
義明 小林
Hisashi Ogawa
久 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASHFORD KK
Original Assignee
ASHFORD KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASHFORD KK filed Critical ASHFORD KK
Priority to JP2001096868A priority Critical patent/JP2002282781A/ja
Priority to PCT/JP2002/002865 priority patent/WO2002079118A1/ja
Publication of JP2002282781A publication Critical patent/JP2002282781A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/009After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/4505Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements characterised by the method of application
    • C04B41/4535Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements characterised by the method of application applied as a solution, emulsion, dispersion or suspension
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/60After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone of only artificial stone
    • C04B41/61Coating or impregnation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート基材などのカルシウム系無機質
基材を容易に均一に着色することが可能で、表面が強化
され剥離しにくく耐候性に優れた着色被膜を形成するこ
との可能な着色用キット、および該キットを用いたカル
シウム系無機質基材の着色方法を提供すること。 【解決手段】 水または有機溶媒に可溶な染料を含有す
る第1液、およびカルシウム系無機質基材の表面強化剤
を含有する第2液を含有するカルシウム系無機質基材着
色用キット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート基材
などのカルシウム系無機質基材を容易に着色し、着色表
面強化膜を形成することが可能で、必要に応じて光安定
性、撥水性など所望の性質を有する着色基材を得ること
が可能なカルシウム系無機質基材着色用キット、および
該キットを用いた無機質基材の着色方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建材、建築物などに用いられるカルシウ
ム系無機質製品、例えばコンクリート、セメント、石
膏、石材などでなる製品の表面を着色することが試みら
れている。一般にこのような無機質基材は、多孔性であ
るため着色が難しい。例えば、このような無機質基材の
表面の保護・強化のために水ガラス(水溶性珪酸アルカ
リ化合物の水溶液)を塗布し、硬化膜を形成することが
行なわれているため、従来においては、この水ガラスに
着色された樹脂などを混合して、これを上記基材表面に
塗布することが試みられていた。しかし、コンクリート
などの無機質基材と樹脂とはその素材が全く異なるため
なじみが悪く、短期間のうちに剥離するという欠点があ
った。
【0003】樹脂を使用せず、例えば、上記水ガラスに
無機顔料を含有させると着色用の塗料が得られる。しか
し、この塗料を基材に塗布すると、顔料は不溶性である
ため基材中に浸透せず、表面に数ミクロンから数十ミク
ロンの着色層が基材に付着した状態で形成される。その
ため耐久性に乏しく、摩擦などにより容易に地肌が露出
する。それを防ぐためには塗料を厚く塗布し、厚みにあ
る層を形成する必要がある。さらに1〜5%程度の顔料
が液体に分散している状態の塗料を塗工するため、均一
に塗工するのが難しく、色むらとなりやすい。基材自体
が多孔性の度合いが高く水をよく吸うような素材である
場合には、顔料を固着できず、表面から容易に剥離す
る。
【0004】さらに、このような塗料中の顔料は沈降し
やすいため、塗工中にも頻繁に攪拌する必要がある。塗
料を保存すると該塗料中の顔料が沈降して顔料粒子同士
が固着し、再分散しにくいという欠点もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題を解決するためになされ、その目的とするところ
は、コンクリート基材などのカルシウム系無機質基材を
容易に均一に着色して、着色表面強化膜を形成すること
が可能なカルシウム系無機質基材着色用キットを提供す
ることにある。本発明の他の目的は、多孔性の度合いの
高い基材であっても容易に均一な着色が可能であり、保
存性に優れ、取り扱い性が容易な無機質基材着色用キッ
トを提供することにある。本発明の他の目的は、必要に
応じて光安定性、撥水性など所望の性質を有する着色基
材を得ることが可能なカルシウム系無機質基材着色用キ
ットを提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、このようなキットを用いた無機質基材の着色方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカルシウム系無
機質基材着色用キットは、水または有機溶媒に可溶な染
料を含有する第1液、およびカルシウム系無機質基材の
表面強化剤を含有する第2液を含有する。
【0007】好適な実施態様においては、上記表面強化
剤は、水溶性珪酸アルカリ化合物および強化樹脂からな
る群から選択される少なくとも1種である。
【0008】好適な実施態様においては、上記第1液に
は光安定剤が含有される。
【0009】好適な実施態様においては、上記染料固着
剤、光安定剤および撥水剤からなる群から選択される少
なくとも1種は、第2液に含有される。
【0010】好適な実施態様においては、このキット
は、上記染料固着剤、光安定剤および撥水剤からなる群
から選択される少なくとも1種を含む第3液をさらに含
有する。
【0011】好適な実施態様においては、上記染料固着
剤はカチオン性ポリマーである。
【0012】好適な実施態様においては、このキット
は、さらにアルカリ土類金属または遷移金属イオンを含
む化合物、アルカリ金属のリン酸塩、および前記水溶性
珪酸アルカリ化合物を中和し得る酸からなる群より選択
される少なくとも1種の硬化補助剤を含有する水溶液を
別に含む。
【0013】本発明のカルシウム系無機質基材の着色方
法は、該基材上に水または有機溶媒に可溶な染料を含有
する第1液を付与し、ついでカルシウム系無機質基材の
表面強化剤を含有する第2液を付与する工程を包含す
る。
【0014】好適な実施態様においては、上記表面強化
剤は、水溶性珪酸アルカリ化合物および強化樹脂からな
る群から選択される少なくとも1種である。
【0015】好適な実施態様においては、上記方法は、
上記第1液を付与し、ついで染料固着剤を含有する第3
液を付与し、さらに第2液を付与する工程を包含する。
【0016】好適な実施態様においては、上記方法は、
上記基材に染料固着剤を含有する第3液を付与し、次に
前記第1液を付与し、さらに第2液を付与する工程を包
含する。
【0017】好適な実施態様においては、上記染料固着
剤はカチオン性ポリマーである。
【0018】好適な実施態様においては、上記第1液ま
たは第3液にはさらに光安定剤が含有されている。
【0019】好適な実施態様においては、上記方法は、
上記第1液を付与し、ついで第2液の付与前または後に
光安定剤を含有する第3液を付与する工程を包含する。
【0020】好適な実施態様においては、上記方法は、
上記第1液を付与し、ついで上記表面強化剤に加えて光
安定剤を含有する第2液を付与する工程を包含する。
【0021】好適な実施態様においては、上記2液はさ
らに染料固着剤を含有する。
【0022】好適な実施態様においては、上記第2液に
含有される表面強化剤は水溶性珪酸アルカリ化合物であ
り、該方法は、該第2液を付与した後にアルカリ土類金
属または遷移金属イオンを含む化合物、アルカリ金属の
リン酸塩、および前記水溶性珪酸アルカリ化合物を中和
し得る酸からなる群より選択される少なくとも1種の硬
化補助剤を含む水溶液を付与する工程を包含する。
【0023】好適な実施態様においては、上記方法は、
最後の工程に撥水剤を含有する第3液を付与する工程を
包含する。
【0024】好適な実施態様においては、上記水溶性珪
酸アルカリ化合物を含有する第2液もしくは硬化補助剤
を含む水溶液に撥水剤が含有されている。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明のカルシウム系無機質基材
着色用キットは、水または有機溶媒に可溶な染料を含有
する第1液、およびカルシウム系無機質基材の表面強化
剤を含有する第2液を含有する。
【0026】上記カルシウム系無機質基材としては、例
えばコンクリート、セメント、石膏、石材(カルシウム
成分を含有する石材)などのカルシウム系無機質素材で
なる基材のいずれもが用いられる。
【0027】本発明のキットに含まれる染料は水または
有機溶媒に可溶な染料である。上記有機溶媒は、好適に
は水と混合し得る有機溶剤である。この水または有機溶
媒に可溶な染料としては、酸性染料、塩基性染料、カチ
オン染料、直接染料、可溶性建染染料、酸性媒染染料、
酒精浴染料、反応性染料などがある。
【0028】上記染料のうち、酸性染料としては、アシ
ッドイエロー49、アシッドレッド249、アシッドブ
ルー40(以上CI No.)、ローセリン、アゾルビン、
アシッドオレンジ、メタニルエロー、ブリリアンミリン
ググリーンBC、アシッドブラウンR、アシッドブルー
ブラック10B、アシッドバイオレット5B、ニグロシ
ンBHLなどがある。塩基性染料としては、マゼンダ、
ローダミン、サフラニン、クリソイジン、オーラミン、
マラカイトグリーン、ビスマルクグリーン、メチレンブ
ルー、ビクトリアブルー、メチルバイオレット、ジャナ
スブラック、オレンジIIなどがある。カチオン染料と
しては、ベーシックイエロー28、ベーシックレッド4
6、ベーシックブルー41(以上CI No.)などがあ
る。直接染料としては、ダイレクトイエロー86、ダイ
レクトレッド81、ダイレクトブルー86(以上CI N
o.)、コンゴーレッド、ダイレクトスカーレット、ダイ
レクトオレンジR、ダイレクトファーストオレンジW
s、クリソフェニンN、ダイレクトダークグリーン
B、ダイレクトブラウンKGG、ダイレクトブルーB、
ダイレクトブラックGXなどがある。可溶性建染染料と
してはアントラゾールO、酸性媒染染料としてはエリオ
クロムブラックTなどがある。酒精浴染料としてはスピ
リットブルーなどがある。反応性染料としては、リアク
ティブイエロー145、リアクティブレッド195、リ
アクティブブルー221(以上CI No.)、プロシオ
ン、ミカシオン、シバクロン、ドリマレン、リアクト
ン、レマゾールなどがある。
【0029】上記第1液中のこれら染料の含有量は、基
材の種類、目的とされる着色の度合いなどにより異なる
が、通常、0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5
重量%である。
【0030】本発明のキットの第2液に含有される表面
強化剤は、塗膜表面の硬度を高め、基材を保護し、ある
いは上記染料の流出を阻止する機能を有する。表面強化
剤は、好ましくは水溶性珪酸アルカリ化合物および強化
樹脂からなる群から選択される少なくとも1種である。
【0031】上記水溶性珪酸アルカリ化合物としては、
水溶性の珪酸アルカリ化合物のいずれをも用いることが
可能である。このような化合物は、一般にMO・nS
iO (Mはアルカリ金属、nは通常2〜4の整数)で
示される。それには例えば、珪酸ナトリウム(オルト珪
酸ナトリウム、セスキ珪酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリ
ウムなど)、珪酸リチウム、珪酸カリウムなどがある。
これらの化合物は、多価金属イオンとの反応あるいは該
化合物のアルカリ成分(M)を該化合物のシリカネット
ワーク中から除去することにより、不溶性の珪酸化合物
を形成する。水溶性珪酸アルカリ化合物の濃厚水溶液は
一般に水ガラスと呼ばれ、市販されている。水溶性珪酸
アルカリ化合物は単独で用いられてもよく、2種以上が
混合されて用いられてもよい。例えば、珪酸ナトリウ
ム、珪酸リチウム、および珪酸カリウムの組み合わせが
好適に用いられる。
【0032】表面強化剤として珪酸アルカリ化合物を使
用する場合には、該珪酸アルカリ化合物が接触する基材
中のカルシウム化合物(主として水酸化カルシウム)と
反応して不溶性の珪酸カルシウムを形成する。このこと
により基材表面に硬化膜が形成される。そのため、表面
硬度が高くなり、かつ染料が流出するのが防止される。
【0033】表面強化剤のうち、強化樹脂としては、シ
リコーン樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂などの
樹脂、これらの樹脂の混合物(例えば、アクリル−シリ
コーン樹脂)などが用いられる。これらの樹脂は一般の
塗装用に用いられる溶液の状態で、あるいは水系の樹脂
エマルジョンの形態で利用される。
【0034】上記表面強化剤が水溶性珪酸アルカリ化合
物である場合には、第2液中に固形分として5〜25重
量%、強化樹脂である場合には、固形分として30〜8
0重量%の割合で含有されるのが好ましい。
【0035】本発明のキットは、好適には、さらに染料
固着剤、光安定剤および撥水剤からなる群から選択され
る少なくとも1種を含有する。本発明のキットが第1液
および第2液でなる場合には、上記材料は第2液中に含
有される。該キットが第1液、第2液、および第3液で
なる場合には、第2液中に含有されるか、または溶液状
態で第3液としてキット中に含まれる。あるいは、第2
液および第3液の両者に含有されていてもよい。
【0036】上記染料固着剤としては、カチオン性ポリ
マーが好適に用いられる。このようなカチオン性ポリマ
ーとしては、ポリアリルアミン系重合体(アリルアミン
単独重合体あるいはアリルアミンを含む共重合体)、ポ
リジアリルアミン系重合体(ジアリルアミン単独重合体
あるいはジアリルアミンを含む共重合体;例えばジアリ
ルアミン−マレイン酸共重合体)などが挙げられる。こ
れらの重合体の重量平均分子量は、通常、1000〜2
00,000程度である。この染料固着剤は、第2液ま
たは第3液中に好ましくは、1〜20重量%の割合で含
有される。
【0037】このような染料固着剤は、上記染料をカル
シウム系無機質基材に定着させる働きを有する。特に染
料がアニオン系染料である場合には、カチオン性ポリマ
ーとアニオン系染料とがイオン結合し、染料を安定化さ
せる。このように、染料、特に染料が脱離しあるいは水
などにより流出するのが、染料固着剤により防止され
る。
【0038】上記光安定剤は、染料が日光や紫外線によ
り退色するのを防止する。光安定剤としては、各種の紫
外線吸収剤(例えばベンゾフェノン誘導体)、二塩基性
亜燐酸鉛などがある。撥水剤としては、一般に塗装用の
撥水剤として利用されているシリコーン樹脂、フッ素樹
脂などが用いられる。
【0039】本発明のキットの第2液に表面強化剤とし
て水溶性珪酸アルカリ化合物が含有される場合には、該
水溶性珪酸アルカリ化合物の硬化を補助するための硬化
補助剤を含有する水溶液が、別に含まれていることが好
ましい。この水溶液に含有される硬化補助剤は、水溶性
珪酸アルカリ化合物(MO・nSiO)のアルカリ
金属(M)と置換することの可能な化合物、または該ア
ルカリ金属を除去し、水溶性珪酸アルカリ化合物を不溶
性の珪酸化合物に変化させることの可能な化合物であ
る。硬化補助剤としては、アルカリ土類金属または遷移
金属イオンを含む化合物、アルカリ金属のリン酸塩、お
よび上記水溶性珪酸アルカリ化合物を中和し得る酸から
なる群より選択される少なくとも1種が用いられる。2
価の金属イオンを含む化合物が好適である。そのような
金属としては、カルシウム、マグネシウム、バリウム、
鉄、マンガン、銅、亜鉛などがあり、該金属を含む化合
物としては、水酸化カルシウム、塩化カルシウム、酢酸
第二銅のアンモニア錯体などが挙げられる。アルカリ金
属のリン酸塩としては、例えば、リン酸カリウム、リン
酸一水素カリウム、リン酸二水素カリウムなどが用いら
れる。水溶性珪酸アルカリ化合物を中和し得る酸として
は、酢酸、塩酸、リン酸などが挙げられる。
【0040】上記硬化補助剤は、水溶性珪酸アルカリ化
合物を含有する第2液が基材表面に付与された後、未反
応な状態で存在する水溶性珪酸アルカリ化合物と反応し
てこれを硬化させる。その結果、塗膜の硬度がより高く
なる。さらに、雨などの水分により未反応の水溶性珪酸
アルカリ化合物が流出するのを防ぎ、これと同時に染料
が流出し色落ちするのを防ぐことが可能である。
【0041】上記硬化補助剤は、通常、該水溶液中に1
〜15重量%、好ましくは1〜10重量%の割合で含有
される。
【0042】本発明のキットに含まれる上記第1液〜第
3液には、上記以外の成分が含有されていてもよい。例
えば、第1液には少量の表面強化剤が含有されていても
よく、第2液および第3液の少なくとも一方には少量の
染料が含有されていてもよい。
【0043】さらに、本発明のキットの第1液および第
2液の少なくとも一方には、反応遅延剤、界面活性剤な
どが含有されていてもよい。上記反応遅延剤は、表面強
化剤として水溶性珪酸アルカリ化合物を使用するときに
好適に用いられる。反応遅延剤が存在すると、水溶性珪
酸アルカリ化合物が基材中に含まれるカルシウムや後述
の硬化補助剤と反応する速度が遅くなるため硬化が遅く
なる。その結果、珪酸アルカリ化合物を含む塗工液が基
材中に深く浸透し、より厚い塗膜が形成される。その結
果、より耐久性に優れた塗膜となる。界面活性剤は、塗
工液が基材中に浸透するのを助ける働きを有する。
【0044】上記反応遅延剤としては、ホウ酸化合物、
フッ素化合物などが用いられる。ホウ酸化合物として
は、ホウ酸、ホウ酸ナトリウム、ホウ砂などが挙げられ
る。界面活性剤としては非イオン系の界面活性剤が好ま
しい。その例としては、アセチレングリコール、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシ
エチレンアルキルアリルエーテル類、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステル類などが挙げられる。
【0045】本発明のキットを用いて、種々の方法でカ
ルシウム系無機質基材を着色することが可能である。そ
の代表例を以下に述べる。
【0046】本発明のキットを用いて、種々の方法でカ
ルシウム系無機質基材を着色するには、基本的にはま
ず、該基材上に水または有機溶媒に可溶な染料を含有す
る第1液を付与し、ついでカルシウム系無機質基材の表
面強化剤を含有する第2液を付与する。これら第1液お
よび第2液は、当該分野で一般に用いられている方法に
より、基材表面に付与される。例えば、刷毛、ロールコ
ーターなどによる塗工、噴霧によるコーティングなどの
方法が採用される。後述の第3液などについても同様で
ある。
【0047】染料固着性を高めるためには、染料固着剤
を第2液または3液中に含有させるのが好ましい。典型
的には、基材上に上記第1液を付与し、次いで染料固着
剤を有する第3液を付与し、さらに第2液を付与する方
法;あるいは、前記基材に染料固着剤を含有する第3液
を付与し、次に前記第1液を付与し、さらに第2液を付
与する方法が採用される。この場合、第2液および第3
液の両方に染料固着剤が含有されていてもよい。
【0048】染料の光、特に紫外線による退色を防止す
るためには、第1液〜第3液の少なくとも一つに光安定
剤を含有させるのが好ましい。典型的には、光安定剤を
含有する第3液を準備しておき、まず、基材上に上記第
1液を付与し、ついで該光安定剤を含有する第3液を付
与した後に第2液を付与するか、該第1液および第2液
を順に基材上に付与した後、該光安定剤を含有する第3
液を付与する。あるいは、第1液または第2液に光安定
剤を加えておき、基材上に、第1液および第2液の順に
付与する方法も採用される。
【0049】さらに、上記第1液から第3液の少なくと
も1つに光安定剤が含有される場合において、第1液か
ら第3液の少なくとも1つにさらに染料固着剤を含有さ
せることもまた、好適に行なわれる。
【0050】上記第2液に含有される表面強化剤が水溶
性珪酸アルカリ化合物である場合には、上記硬化補助剤
を含む水溶液を、第2液付与後の工程で基材上に付与す
ることが好ましい。
【0051】表面の撥水機能を有する着色無機質基材を
得たい場合には、最後の工程において、撥水剤を有する
溶液を付与することが好ましい。例えば、これは最後の
工程において撥水剤を含有する第3液を付与することに
より達成される。上記水溶性珪酸アルカリ化合物を含有
する第2液、あるいは硬化補助剤を含む水溶液が最後に
付与される場合にはこれらに撥水剤を含有させておくこ
とも可能である。
【0052】このようにして、着色されたカルシウム系
無機質基材が得られる。上記第1液が付与された表面に
第2液、さらに必要に応じて硬化補助剤を含む水溶液が
付与されるので、着色基材表面の硬度は高くなり、染料
の水などによる流出が阻止される。
【0053】本発明のキットにおいて、染料固着剤が用
いられる場合には、染料が基材上に充分に固定されるた
め、染料が基材表面から脱離するのが防止される。光安
定剤が用いられる場合には、染料の光による退色が阻止
され、撥水剤が用いられる場合には、着色基材表面に撥
水性が付与される。
【0054】
【作用】このように、コンクリートなどのカルシウム系
無機質素材でなる基材上に、着色膜を容易に形成するこ
とが可能な着色用キットが得られる。このキットの第1
液および第2液、さらに必要に応じて第3液および硬化
補助剤を含有する水溶液を適宜用いて、該基材上に安定
した高硬度の染料の着色膜を容易に形成することが可能
である。目的に応じてより表面硬度が高く、染料がより
脱離・流出しにくい着色塗膜が容易に得られる。着色剤
として染料として水または有機溶媒に可溶な染料を用い
ているので、均一な塗工が可能であり、色むらのない着
色塗膜が得られる。顔料を使用していないので該顔料が
沈降することもなく、保存性も良好である。着色基材を
屋外に長期間保持するような場合には、光安定剤、撥水
剤などを用いることにより、耐候性に優れた着色基材が
得られる。
【0055】本発明のキットは、カルシウム系無機基材
を簡便に着色することが可能であるため、建築材料をは
じめとする多くの分野に用いられるカルシウム系着色基
材の調製に好適に用いられる。
【0056】
【実施例】以下に本発明を実施例につき説明する。
【0057】(実施例1)水300gに黄色染料(CI N
o. Reactive Yellow 167)15gを加えて溶解させ、こ
れを第1液とした。珪酸ナトリウム(珪酸ソーダ3号;
日本化学工業株式会社製)50.0g、珪酸リチウム水
溶液(珪酸リチウム35;日本化学工業株式会社製)4
10.0g、および珪酸カリウム水溶液(珪酸カリウム
2K;日本化学工業株式会社製)10.0gに水を加え
て1000gとした。これを第2液とした。
【0058】上記第1液を1辺が10cmの正方形板状
のコンクリート基材に塗布し、乾燥後、第2液を塗布し
た。この着色基材を1日間放置し、表面強化膜を有する
着色基材を得た。得られた着色基材をサンドペーパーで
こすったが、基材の色落ちは認められなかった。
【0059】(実施例2)ポリアリルアミン(日東紡
(株)製PAA−15)50gを水500gに溶解させ
てこれを第3液とした。実施例1と同様のコンクリート
基材にこの第3液を塗布し、乾燥後、実施例1と同様に
第1液および第2液の順に塗布した。これを1日間放置
し、表面強化膜を有する着色基材を得た。得られた着色
基材を1週間水に浸漬したが、色落ちはほとんど認めら
れなかった。
【0060】(実施例3)光安定剤としてチノファスト
RSC(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)
を1重量%の割合で含有する水溶液を調製し、これを第
3液とした。実施例1と同様のコンクリート基材に、実
施例1と同様の第1液を塗布し、ついで、上記第3液、
次いで実施例1と同様の第2液を塗布した。この着色基
材を1日間放置後、フェードメーターを用いて70時間
の加速試験を行なった。着色基材を目視観察すると、退
色はわずかであった。
【0061】(実施例4)実施例1と同様に操作し、第
2液を塗布後、塩化カルシウムの5重量%水溶液を表面
に噴霧した。これを1日間放置し、基材表面に硬化膜が
形成された基材を得た。この基材は実施例1で得られた
着色基材よりもさらに高硬度の表面硬化膜を有してい
た。
【0062】(実施例5)ポリアリルアミン(日東紡
(株)製PAA−15)50gを水500gに溶解さ
せ、さらに光安定剤としてチノファストRSC(チバ・
スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)が1重量%の割
合となるように加えて溶解させて、これを第3液とし
た。実施例1と同様のコンクリート基材に、実施例1と
同様の第1液を塗布し、乾燥後、上記第3液を塗布し
た。さらに乾燥後、これに実施例1と同様の第2液を塗
布した。
【0063】これを1日間放置し、表面強化膜を有する
着色基材を得た。得られた着色基材を1週間水に浸漬し
たが、色落ちはほとんど認められなかった。これとは別
にフェードメーターを用いて70時間の加速試験を行な
った。着色基材を目視観察すると、退色はわずかであっ
た。
【0064】(実施例6)第2液に撥水剤としてケミス
トップ(三井石化産資株式会社製)を10重量%の割合
で含有させたこと以外は実施例5と同様である。得られ
た着色基材表面に水を滴下したところ、その浸透は認め
られなかった。
【0065】(比較例1)染料の代わりに、無機顔料と
して、バイフェロックス920C(バイエル社製)25
gを用いたこと以外は実施例1と同様である。この顔料
を含む第1液においては、長期の保存により顔料が沈降
し、使用時に攪拌して再分散させる必要があった。さら
に、得られた着色基材をサンドペーパーでこすったとこ
ろ、基材の色落ちが認められた。
【0066】(比較例2)第2液を基材上に塗布しなか
ったこと以外は、実施例1と同様である。得られた着色
基材をサンドペーパーでこすったところ、基材の色落ち
が認められた。着色基材を1週間水に浸漬したところ、
色落ちが激しかった。これとは別に、フェードメーター
を用いて得られた着色基材の70時間の加速試験を行な
ったところ、退色が著しかった。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、このように、コンクリ
ートなどのカルシウム系無機質素材でなる基材表面に、
着色硬化膜を容易に形成することが可能な着色用キッ
ト、および該キットを用いた基材の着色方法が提供され
る。着色剤として染料が用いられているので、このキッ
トにより上記基材表面に均一で色むらがなく表面硬度の
高い着色塗膜が容易に形成することが可能である。保存
性も良好である。
【0068】目的に応じて、染料固着剤、光安定剤、撥
水剤などを用いて、退色が極めて少なく染料が雨水など
により流失することのない、あるいは撥水性を有する安
定な着色層が形成される。このキットを用いて得られる
着色塗膜は耐候性に優れ、長期間鮮やかな色を保持する
ことが可能である。得られた塗膜の表面硬度も高く、さ
らに防汚性能に優れる。
【0069】本発明のキットを用いて得られる着色基材
は上記優れた性質を有するため、建築材料をはじめとす
る多くの分野に利用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 201/00 C09D 201/00 Fターム(参考) 4D075 AE03 CA02 CA13 CA32 CA34 CA36 CA47 DA06 DA25 DB12 DB14 DC01 EA06 EA07 EA13 EB02 EB20 EB22 EB32 EB33 EB43 EC01 EC17 EC43 EC47 4G028 FA04 4J038 CG001 CR072 DB001 DL031 EA011 HA456 KA08 PC01

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルシウム系無機質基材着色用キットで
    あって、水または有機溶媒に可溶な染料を含有する第1
    液、およびカルシウム系無機質基材の表面強化剤を含有
    する第2液を含有するキット。
  2. 【請求項2】 前記表面強化剤が、水溶性珪酸アルカリ
    化合物および強化樹脂からなる群から選択される少なく
    とも1種である、請求項1に記載のキット。
  3. 【請求項3】 前記第1液に光安定剤が含有される、請
    求項1または2に記載のキット。
  4. 【請求項4】 染料固着剤、光安定剤および撥水剤から
    なる群から選択される少なくとも1種が、第2液に含有
    される、請求項1から3のいずれかに記載のキット。
  5. 【請求項5】 染料固着剤、光安定剤および撥水剤から
    なる群から選択される少なくとも1種を含む第3液をさ
    らに含有する、請求項1から3のいずれかに記載のキッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記染料固着剤がカチオン性ポリマーで
    ある、請求項4または5に記載のキット。
  7. 【請求項7】 さらにアルカリ土類金属または遷移金属
    イオンを含む化合物、アルカリ金属のリン酸塩、および
    前記水溶性珪酸アルカリ化合物を中和し得る酸からなる
    群より選択される少なくとも1種の硬化補助剤を含有す
    る水溶液を別に含む、請求項1から6のいずれかの項に
    記載のキット。
  8. 【請求項8】 カルシウム系無機質基材の着色方法であ
    って、該基材上に、水または有機溶媒に可溶な染料を含
    有する第1液を付与し、ついで、カルシウム系無機質基
    材の表面強化剤を含有する第2液を付与する工程を包含
    する方法。
  9. 【請求項9】 前記表面強化剤が、水溶性珪酸アルカリ
    化合物および強化樹脂からなる群から選択される少なく
    とも1種である、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1液を付与し、ついで、染料固
    着剤を含有する第3液を付与し、さらに第2液を付与す
    る、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 まず、前記基材に染料固着剤を含有す
    る第3液を付与し、次に前記第1液を付与し、さらに第
    2液を付与する、請求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記染料固着剤がカチオン性ポリマー
    である、請求項10または11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1液に光安定剤が含有される、
    請求項8から12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第3液にさらに光安定剤が含有さ
    れている、請求項10から12のいずれかに記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記第1液を付与し、ついで、第2液
    の付与前または後に光安定剤を含有する第3液を付与す
    る、請求項8に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第1液を付与し、ついで、前記表
    面強化剤に加えて光安定剤を含有する第2液を付与す
    る、請求項8に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第2液がさらに染料固着剤を含有
    する、請求項15または16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記第2液に含有される表面強化剤が
    水溶性珪酸アルカリ化合物であり、該第2液を付与した
    後にアルカリ土類金属または遷移金属イオンを含む化合
    物、アルカリ金属のリン酸塩、および前記水溶性珪酸ア
    ルカリ化合物を中和し得る酸からなる群より選択される
    少なくとも1種の硬化補助剤を含む水溶液を付与する、
    請求項9から17のいずれかの項に記載の方法。
  19. 【請求項19】 最後の工程に撥水剤を含有する第3液
    を付与する、請求項8から18のいずれかの項に記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 前記水溶性珪酸アルカリ化合物を含有
    する第2液もしくは硬化補助剤を含む水溶液に撥水剤が
    含有されている、請求項18に記載の方法。
JP2001096868A 2001-03-29 2001-03-29 カルシウム系無機質基材着色用キット Pending JP2002282781A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001096868A JP2002282781A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 カルシウム系無機質基材着色用キット
PCT/JP2002/002865 WO2002079118A1 (fr) 2001-03-29 2002-03-25 Necessaire de coloration de base inorganique contenant du calcium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001096868A JP2002282781A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 カルシウム系無機質基材着色用キット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002282781A true JP2002282781A (ja) 2002-10-02

Family

ID=18950736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001096868A Pending JP2002282781A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 カルシウム系無機質基材着色用キット

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2002282781A (ja)
WO (1) WO2002079118A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091216A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Abc Kenzai Kenkyusho:Kk コンクリートの高耐久性着色方法
JP2009126760A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Institute Of National Colleges Of Technology Japan 構築物壁材用軽量気泡コンクリート板の染色方法
JP2009132603A (ja) * 2007-11-08 2009-06-18 Ashford Japan Kk コンクリート基材の劣化防止方法
JP2010037168A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Ashford Japan Kk カルシウム系無機質基材着色用塗布液
JP2020007165A (ja) * 2018-07-02 2020-01-16 ヤブ原産業株式会社 塗材組成物、及び着色セメント系化粧材の製造方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5169529A (ja) * 1974-12-13 1976-06-16 Saiden Kagaku Kk Mukishitsukeihifukusoseibutsu
JPS6246982A (ja) * 1985-08-26 1987-02-28 日本オ−ロン株式会社 天然石の着色法
JPS62167269A (ja) * 1986-01-17 1987-07-23 太田 丈三 石材の着色工法
JPS63310782A (ja) * 1987-06-13 1988-12-19 Kikusui Kagaku Kogyo Kk 無機質系窯業建材の表面強化方法
JP2625897B2 (ja) * 1988-06-04 1997-07-02 大日本インキ化学工業株式会社 セメント系基材の塗装方法
JP2623726B2 (ja) * 1988-07-23 1997-06-25 大日本インキ化学工業株式会社 セメント系基材の塗装方法
JPH11116356A (ja) * 1997-10-07 1999-04-27 Ask Sanshin Engineering Kk 着色撥水性珪酸カルシウム成形体
JP2929289B1 (ja) * 1998-06-10 1999-08-03 株式会社 総合エンジニア 石調装飾タイル及びその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091216A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Abc Kenzai Kenkyusho:Kk コンクリートの高耐久性着色方法
JP2009132603A (ja) * 2007-11-08 2009-06-18 Ashford Japan Kk コンクリート基材の劣化防止方法
JP2009126760A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Institute Of National Colleges Of Technology Japan 構築物壁材用軽量気泡コンクリート板の染色方法
JP2010037168A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Ashford Japan Kk カルシウム系無機質基材着色用塗布液
JP2020007165A (ja) * 2018-07-02 2020-01-16 ヤブ原産業株式会社 塗材組成物、及び着色セメント系化粧材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002079118A1 (fr) 2002-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0072138B1 (en) Agent and method for modifying surface layer of cement structures
US4169088A (en) Protective coating and method of applying
US9688861B2 (en) Inorganic dry powder building coating and preparing method therefor
US5418013A (en) Method for decreasing drying time
JP2002282781A (ja) カルシウム系無機質基材着色用キット
JP2002179952A (ja) カルシウム系無機質基材用塗工組成物
NO744548L (ja)
JP2001262065A (ja) 着色透明被膜形成組成物、その塗装方法及び剥離方法
JP2002285098A (ja) 退色性塗布用樹脂組成物
JP5069634B2 (ja) カルシウム系無機質基材着色用塗布液
JP4972072B2 (ja) コンクリート基材の劣化防止方法
JP5193156B2 (ja) カルシウム系無機質基材の表面改質用組成物
JP2002211988A (ja) カルシウム系無機質基材用塗工組成物およびそれを用いた着色カルシウム系無機質基材の製造方法
JPH06256072A (ja) 建築土木用多孔性無機質材料の着色保護材
US20050163994A1 (en) Multilayer polymer film, process for preparing it, and process for protecting and cleaning a surface using this film
JPS61141970A (ja) コンクリ−ト製床の塗装方法
JP2001049826A (ja) 陶磁器タイル面の改修方法
JPH1121184A (ja) コンクリート膜養生剤、及びそれを用いたコンクリートの養生方法
JP2005173324A (ja) カラーフィルタの製造方法
US7935183B1 (en) Temporary aqueous aerosol paint composition and a method for preparing the composition
JP3921146B2 (ja) 着色被膜積層体
JP3129970B2 (ja) 表面撥水性コンクリート用塗料組成物、該塗料組成物を用いた型枠、及び該型枠を用いたコンクリート成型物の成型方法
JP4271416B2 (ja) 着色コーティング材
JP2002161242A (ja) 着色透明被膜形成組成物
CN116023832A (zh) 水性可剥涂料及其制备方法、保护膜及其制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041102