JP2002282233A

JP2002282233A - 体脂肪計付きデジタルカメラ

Info

Publication number: JP2002282233A
Application number: JP2001091666A
Authority: JP
Inventors: Hidemasa Yasuda; 英正安田
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 2001-03-28
Filing date: 2001-03-28
Publication date: 2002-10-02

Abstract

(57)【要約】【課題】実用的で遊び心のある機能をもたせることが
できる体脂肪計付きデジタルカメラを提供する。【解決手段】レリーズボタン１１と電極１３間に一定
電流を流す定電流発生装置５１と、１対の電極１４，１
５間の電圧値を測定する電圧検出装置５２と、電流値及
び電圧値から演算を行い体脂肪率を算出する体脂肪率演
算部５３とを備える。撮像者が人体の一部をレリーズボ
タン１１と、３つの電極１３〜１５に接触させ、撮像レ
ンズを撮像者自身に向けて撮像する。画像データと、定
電流発生装置５１，電圧検出装置５２及び体脂肪率演算
部５３により得られる撮像者の体脂肪率データとが内部
メモリ４２または外部メモリ２７に記録される。記録さ
れた画像データが、その画像データとともに記録された
体脂肪率データに応じて一方に伸縮され、加工された画
像がＬＣＤパネル２６に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、体脂肪計付きデジ
タルカメラに関し、更に詳しくは体脂肪計機能を内蔵
し、その測定結果に基づき画像処理を行なう体脂肪計付
きデジタルカメラに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一般に、体脂肪計は、電極を使用者に接
触させた状態で電流を流し、その電極間の電圧を測定す
ることによって、人体のインピーダンスを、そして体脂
肪率を算出するものである。近年体脂肪計を内蔵した電
子機器が提案されており、特に万歩計（登録商標），携
帯ゲーム機，携帯電話などの携帯性の優れた電子機器に
体脂肪計を内蔵させたものが知られている（特開２００
０−２２９０７２号公報，特開２０００−１６６８９０
号公報，特開平１１−１６４９６６号公報参照）。これ
らは、場所を選ぶことなく体脂肪率が測定でき、商品価
値を向上させている。

【０００３】一方、ＣＣＤイメージセンサなどにより被
写体の画像を電気的な撮像信号に変換し、さらにデジタ
ル変換して得られた画像データをメモリに保存するよう
にした携帯型のデジタルカメラが知られており、ＣＣＤ
の高画素化，パーソナル・コンピュータの普及などによ
り、デジタルカメラを一般ユーザが使用するようになっ
てきている。メモリに記録された画像データは、モニタ
画面上での画像再生や、プリンタによりハードコピーの
プリントアウトに用いられ、またデジタルカメラで画像
処理を行い、表示させることも可能であり、商品価値を
向上させている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
体脂肪計を携帯機器であるデジタルカメラに内蔵したも
のはなかった。本発明は、体脂肪計測機能をデジタルカ
メラに内蔵し、体脂肪計から得られる体脂肪率データに
基づき画像処理を行う、実用的で遊び心のある機能をも
った体脂肪計付きデジタルカメラを提供することを目的
とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の体脂肪計付きデジタルカメラは、撮像レン
ズで結像された被写体画像を撮像信号に変換するイメー
ジセンサと、カメラボディの外周面に露呈される１対の
電極間に一定電流を流す定電流発生装置と、カメラボデ
ィの外周面に露呈されるもう１対の電極間の電圧値を測
定する電圧検出装置と、シャッタレリーズ時に定電流発
生装置の電流値及び電圧検出装置の電圧値から演算を行
い体脂肪率を算出する体脂肪率演算部とを備え、撮像者
が人体の一部をそれぞれ２対の電極に接触させ、撮像レ
ンズを撮像者自身に向けて撮像することによって、画像
データと、定電流発生装置，電圧検出装置及び体脂肪率
演算部により得られる撮像者の体脂肪率データとが記録
媒体に記録されることを特徴とするものである。

【０００６】また、請求項２記載の体脂肪計付きデジタ
ルカメラは、記録媒体から読み取られた画像データが、
その画像データとともに記録された体脂肪率データに応
じて画像処理されることを特徴とするものである。

【０００７】また、請求項３記載の体脂肪計付きデジタ
ルカメラは、電極の１つでも人体の一部と非接触である
場合、体脂肪率の測定を中止するとともに、警告を行う
ことを特徴とするものである。また、被写体との距離を
測定する測距部を有し、被写体との距離が所定の距離以
上である場合、体脂肪率の測定を中止するとともに、警
告を行うことを特徴とするものである。また、電極の１
つがレリーズボタンであることを特徴とするものであ
る。また、撮像レンズと同じ面に撮像者自身を写し出す
撮像者表示手段を有することを特徴とするものである。

【０００８】

【発明の実施の形態】図１は、デジタルカメラの外観を
示す斜視図であり、図２は、デジタルカメラを示す背面
図である。図１に示すように、デジタルカメラ２（以降
カメラと記す）は、前面に撮像レンズ３等を保持し、光
軸方向に対して伸縮自在の鏡筒部４と、対物側ファイン
ダ窓部５と、ストロボ発光部６と、被写体との距離を測
定する測距窓７と、撮像者自身を撮影するためのミラー
８と、警告用のＬＥＤ９とが設けられている。

【０００９】カメラ２上面には金属製のレリーズボタン
１１，電源スイッチ１２，電極１３が設けられている。
また、カメラ２下方の両端部を覆うように２つの電極１
４，１５が設けられている。なお、電極１３〜１５は、
カメラ２を保持する際に指等で接触しやすい箇所に設け
てあればよい。

【００１０】図２に示すように、カメラ２背面には、接
眼側ファインダ窓２１と、モード切替つまみ２２と、各
種操作ボタン２３と、被写体を表示するとともに、記録
された画像を再生するためのＬＣＤパネル２６とが設け
られている。カメラ２には被写体を撮像する撮像モード
と、記録された画像をＬＣＤパネル２６に表示させる再
生モードと、撮像者自身を撮像するとともに、撮像者の
体脂肪率を測定する体脂肪率測定モードとがある。ま
た、体脂肪率測定モードでは、操作ボタン２３を操作し
て個人データを入力することができる。なお、個人デー
タには、身長，体重，性別等の項目があり、５人分の個
人データが記録、読出することができる。カメラ２底面
中央には、カメラ２の供給電源となる電池（図示せず）
や外部メモリ２７（図３参照）を装填する装填室（図示
せず）が設けられており、装填蓋２８によって覆われて
いる。

【００１１】図３は、このカメラの電気的構成を示すブ
ロック図である。カメラ２では、システムコントローラ
３１がドライバ等のインターフェイスを介し、カメラ２
の電気的な作動を全体的に制御している。システムコン
トローラ３１は、カメラ２の制御用シーケンスのプログ
ラムやパラメータ等が格納されているＲＯＭと、このプ
ログラムにしたがってシーケンスを実行するＣＰＵと、
各種シーケンスの遂行に必要なデータを一時的に格納す
るワークエリアとして用いられるＲＡＭとで構成されて
いる。

【００１２】ＣＣＤイメージセンサ３２は撮影レンズ３
の背後に位置しており、撮影レンズ３のピント合わせに
より被写体画像がＣＣＤイメージセンサ３２の光電面に
結像される。ＣＣＤドライバ３３の駆動により、ＣＣＤ
イメージセンサ３３は光学的な被写体画像を電気的な撮
像信号に変換する。ＣＣＤイメージセンサ３２の光電面
にはＲ，Ｇ，Ｂの微小なマイクロカラーフィルタがマト
リクス状に配列され、色ごとにシリアルに出力される撮
像信号はアンプ３４で適当なレベルに増幅された後、Ａ
／Ｄコンバータ３５によってデジタル変換される。

【００１３】画像データ処理部３６は、撮像モード及び
体脂肪率測定モードでは、画像データに対してホワイト
バランス調節、ガンマ補正を行う他、赤色，緑色，青色
の各画像データに対して補間処理等を行う。画像処理
後、画像データがＬＣＤドライバ４１に出力され、ＬＣ
Ｄパネル２６に表示される。被写体画像は、ＬＣＤパネ
ル２６にリアルタイムで表示され、ビューファインダと
して使用される。

【００１４】画像データ処理部３６はメモリドライバ４
６を介し、内部メモリ４２及び外部メモリ２７にアクセ
スでき、必要なデータを読み込み及び書き込みする。撮
像モード及び体脂肪率測定モードでは、レリーズボタン
１１を押下することにより、ＣＣＤイメージセンサ３２
により撮像された被写体画像データがＪＰＥＧ形式で内
部メモリ４２もしくは外部メモリ２７へ保存される。ま
た、画像データ処理部３６はメモリドライバ４７を介
し、メモリカード等の外部メモリ２７へ画像データを保
存することも選択可能である。

【００１５】画像データ処理部３６は、再生モードで
は、内部メモリ４２または外部メモリ２７から読み込ま
れた画像データをＬＣＤパネル２６に表示される。ま
た、画像データ処理部３６は、読み込まれた画像データ
に体脂肪率データが含まれる際には、読み取った画像デ
ータを体脂肪率に応じて加工する。本実施形態では、体
脂肪率を３段階に分けて、画像データを横方向に伸縮さ
せる。

【００１６】定電流発生装置５１は、レリーズボタン１
１と電極１３の間に一定値の電流を流す。電圧検出装置
５２は、電極１４, １５間の電圧を測定し、センサＩ／
Ｆ５２を介し、電圧値をシステムコントローラ３１に出
力する。システムコントローラ３１は、定電流発生装置
５１及び電圧検出装置５２を同期して制御している。定
電流発生装置５１が電流を流し一定時間経過すると、電
流を定常状態となり、電圧検出装置５２によって電圧値
が検出される。

【００１７】体脂肪率演算部５３は、定電流発生装置５
１が流す電流値と電圧検出装置５２が検出した電圧値を
用いて人体のインピーダンスを算出する。その算出結果
と設定時に入力される体重データから体脂肪率を算出す
る。算出された体脂肪率は、システムコントローラ３１
に出力される。

【００１８】測距部５４は、レリーズボタン１１を押下
することによって被写体との距離を光学的に検出し、測
距データはセンサＩ／Ｆ５２を介し、システムコントロ
ーラ３１に出力される。システムコントローラ３１は、
その測距データにより被写体が撮像者自身であるかどう
か判断し、体脂肪率を測定するかどうかを決定する。

【００１９】次に、図４〜図８を参照しながら本実施形
態のカメラ２の作用について説明する。図４及び図５
は、カメラの処理の手順を示すフローチャートであり、
図６〜図８は測定された体脂肪率に基づき加工された画
像を示す説明図である。電源オフ状態から電源スイッチ
をオンさせると、システムコントローラ３１をはじめと
する各部に電源が供給される。

【００２０】モード切替つまみ２２が撮像モードに設定
されている場合、測距部５４が被写体との距離を光学的
に測定し、撮影レンズ３及び鏡筒部４でピントを合わせ
る。被写体像はＣＣＤイメージセンサ３２の光電面に結
像され、画像信号として出力される。出力された画像信
号は、アンプ３４及びＡ／Ｄコンバータ３５によってデ
ジタル変換され、画像データ処理部３６に出力される。
画像データ処理部３６は、画像データに対してホワイト
バランス調節、ガンマ補正等の画像処理を行い、ＬＣＤ
ドライバ４１を介し、ＬＣＤパネル２６に出力される。
上記撮像処理を連続的に行い、被写体像がＬＣＤパネル
２６に写し出される。

【００２１】撮像者は、ＬＣＤパネル２６もしくは接眼
側ファインダ窓２１を覗き込み、撮影レンズ３を被写体
に向ける。撮像者がレリーズボタン１１を押下すると、
ＣＣＤイメージセンサ３２に結像されている画像が、デ
ータ化され、画像データ処理部３６に出力さる。画像処
理データ部３６は、画像データを画像処理し、メモリド
ライバ４６，４７を介し、内部メモリ４２もしくは外部
メモリ２７に記録される。

【００２２】モード切替つまみ２２が体脂肪率測定モー
ドに設定されている場合、撮像モードと同様に、撮影レ
ンズ３及び鏡筒部４でピント合わせされた被写体像が画
像処理され、ＬＣＤパネル２６に連続的に表示される。
操作ボタン２３を操作することによって設定画面が表示
され、体重，性別等の個人データが設定できる。なお、
保存されている個人データを読み出すこともできる。

【００２３】撮像者は、撮影レンズ３を撮像者自身に向
けた状態でカメラ２を保持し、ミラー８を見て撮像範囲
を確認する。カメラ２を保持する際には、左手の人差し
指をカメラ２上面のレリーズボタン１１に、親指を電極
１４に、右手の人差し指を電極１３に、親指を電極１５
にそれぞれ接触させている。

【００２４】レリーズボタン１１を押下することによっ
て、撮像モードと同様に被写体の撮像が行われ、画像デ
ータが画像データ処理部３６に出力される。また、シャ
ッタレリーズ時に測距部５４によって測定された被写体
との距離が所定の距離以上であると、被写体が撮像者以
外であると判断し、体脂肪率は測定されない。その際に
は、ＬＣＤパネル２６に警告表示がされるほか、カメラ
２前面のＬＥＤ９が点滅し、体脂肪率測定が行われてい
ないことを撮像者に知らせる。

【００２５】測距部５４によって測定された被写体との
距離が所定の距離未満であると、体脂肪率の測定を開始
する。定電流発生装置５１がレリーズボタン１１と電極
１３の間に電流を流し、定常状態となると、電圧検出装
置５２によって電極１４，１５間の電圧値が検出され
る。

【００２６】電圧検出装置５２により検出された電圧値
は体脂肪率演算部５３に出力される。電圧値がほぼ０で
ある場合、人体の一部が電極１３に接触していないた
め、電流が流れなかった、もしくは、人体の一部が電極
１４，１５に接触していないため、電圧が測定されなか
ったと判断する。その際には、ＬＣＤパネル２６に警告
文が表示されるほか、カメラ２前面のＬＥＤ９が点滅
し、体脂肪率測定が行われていないことを撮像者に知ら
せる。

【００２７】電流値及び電圧値に異常がない場合、体脂
肪率演算部５３は、定電流発生装置５１の電流値と電圧
検出装置５２により検出された電圧値より人体のインピ
ーダンスを算出する。また、算出された人体のインピー
ダンスと設定された体重データから体脂肪率を算出す
る。画像データ及び体脂肪率データは、メモリドライバ
４１を介し、内部メモリ４２もしくは外部メモリ２７に
保存される。本実施形態では、体脂肪率データは、画像
ファイル内に記録されるが、別の形式で記録してもよ
い。

【００２８】上記のように撮像を行った後、モード切替
つまみ２２を再生モードに合わせる。再生モードになる
と、図５に示すように、内部メモリ４２及び外部メモリ
２７に記録されている画像ファイルが読み取られる。読
み取った画像ファイル内に体脂肪率データが含まれてい
ない場合、画像データはＬＣＤドライバ２６を介し、Ｌ
ＣＤパネル２６に出力され、画像がＬＣＤパネル２６に
表示される。

【００２９】読み取った画像ファイル内に体脂肪率デー
タが含まれている場合、ＬＣＤパネル２６に画像処理の
実施を選択する選択画面が表示される。画像処理を行わ
ない場合、読み取った画像ファイル内に体脂肪率データ
が含まれない場合と同様に、画像データはＬＣＤドライ
バ２６を介し、ＬＣＤパネル２６に出力され、画像がＬ
ＣＤパネル２６に表示される。

【００３０】画像処理を行う場合、画像データ処理部３
６は体脂肪率データに応じて画像データの加工を行う。
なお、本実施形態では、ユーザー設定によって決められ
た性別と、測定された体脂肪率によって、画像の縮尺を
変化させる。女性設定で体脂肪率が２０％以上３０％未
満、男性設定で体脂肪率が１５％以上２５％未満である
場合、図６に示すように、画像処理を行わず、画像をＬ
ＣＤパネル２６に表示する。

【００３１】女性設定で体脂肪率が３０％以上、男性設
定で体脂肪率が２５％以上である場合、図７に示すよう
に、画像データが横方向に引き伸ばされる。その際に
は、横方向縁部は表示されない。女性設定で体脂肪率が
２０％未満、男性設定で体脂肪率が１５％未満である場
合、図８に示すように、画像データが横方向に縮小され
る。なお、横方向の画素数が減少するため、画像を中央
に寄せて表示する。また、ＬＣＤパネル２６左上には体
脂肪率が表示される。なお、操作ボタン２３によって再
生する画像を選択することができる。これによって、実
用的で遊び心のある機能をもたせ、カメラの付加価値が
高められる。

【００３２】上記実施形態では、カメラボディ前面にミ
ラーを設け被写体を写したが、他の手段を用いてもよ
く、例えば小型のＬＣＤパネルをカメラボディ前面に設
けてもよい。また、電極が非接触であったり、被写体と
の距離が離れていたりした際に、ＬＥＤを一定時間点滅
させたが、他の方法を用いてもよく、カメラボディ前面
に設けられた小型のＬＣＤパネルに非接触位置を表示
し、警告を促してもよい。

【００３３】また、上記実施形態では、撮影レンズ等を
有する鏡筒部はカメラボディ前面に固定さていたが、鏡
筒部が回動自在で、撮影レンズをカメラボディの前後方
向に対して向けられるなデジタルカメラでもよく、その
際には被写体を写し込むためのミラー等は設ける必要は
ない。

【００３４】また、上記実施形態では、画像処理を行う
縮尺を３段階としたが、それ以上の段階に分けてもよ
い。また、上記実施形態では、測定した体脂肪率によっ
て撮影された画像を伸縮させたが、他の付加機能を設け
てもよく、例えば画像縁部に体脂肪率に対応して模様等
を合成させ、画像を表示させてもよい。また、上記実施
形態では、性別等の個人データを入力し、そのデータを
用いて画像処理を行ったが、その他の付加機能を設けて
もよい。例えば、目標体脂肪率を設定し、それを達成す
ることにより、ＬＣＤパネル２６縁部に模様が表示され
たり、チャイム音等を鳴らすといった機能を付加しても
よい。また、上記実施形態では、デジタルカメラに電極
を設けたが、プリンタ付きデジタルカメラ等でもよく、
その際に画像処理された画像をプリント可能としてもよ
い。

【００３５】

【発明の効果】以上のように、本発明の体脂肪計付きデ
ジタルカメラによれば、撮像レンズで結像された被写体
画像を撮像信号に変換するイメージセンサと、カメラボ
ディの外周面に露呈される１対の電極間に一定電流を流
す定電流発生装置と、カメラボディの外周面に露呈され
るもう１対の電極間の電圧値を測定する電圧検出装置
と、シャッタレリーズ時に定電流発生装置の電流値及び
電圧検出装置の電圧値から演算を行い体脂肪率を算出す
る体脂肪率演算部とを備え、撮像者が人体の一部をそれ
ぞれ２対の電極に接触させ、撮像レンズを撮像者自身に
向けて撮像することによって、画像データと、定電流発
生装置，電圧検出装置及び体脂肪率演算部により得られ
る撮像者の体脂肪率データとが記録媒体に記録されるの
で、実用的で遊び心のある機能をもたせることができ、
携帯性の優れたデジタルカメラの商品価値を高めること
ができる。

【００３６】また、記録媒体から読み取られた画像デー
タは、その画像データとともに記録された体脂肪率デー
タに応じて画像処理され、表示させるので、実用的で遊
び心のある機能をもたせることができ、商品価値を向上
させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を実施したデジタルカメラの外観斜視図
である。

【図２】デジタルカメラの背面図である。

【図３】デジタルカメラの電気構成を示すブロック図で
ある。

【図４】デジタルカメラの記録処理を示すフローチャー
トである。

【図５】デジタルカメラの再生処理を示すフローチャー
トである。

【図６】体脂肪率に応じた画像処理を示す説明図であ
る。

【図７】体脂肪率に応じた画像処理を示す説明図であ
る。

【図８】体脂肪率に応じた画像処理を示す説明図であ
る。

【符号の説明】

２デジタルカメラ８ミラー９ＬＥＤ１１レリーズボタン１３〜１５電極２６ＬＣＤパネル３１システムコントローラ３６画像データ処理部５１定電流発生装置５２電圧検出装置５３体脂肪率演算部５４測距部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０３Ｂ 17/18 Ｈ０４Ｎ 5/225 Ａ４Ｃ０２７ 19/02 Ｆ５Ｃ０２２Ｈ０４Ｎ 5/225 5/232 ＺＧ０２Ｂ 7/11 Ｈ 5/232 Ｇ０３Ｂ 3/00 ＡＦターム(参考） 2H011 AA06 DA00 2H051 AA00 DA39 2H054 AA01 2H081 CC03 2H102 AA71 AB11 4C027 AA06 BB03 DD03 EE01 HH06 KK01 KK03 5C022 AA13 AB68 AC13 AC31 AC69 AC77

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】撮像レンズで結像された被写体画像を撮
像信号に変換するイメージセンサと、カメラボディの外
周面に露呈される１対の電極間に一定電流を流す定電流
発生装置と、カメラボディの外周面に露呈されるもう１
対の電極間の電圧値を測定する電圧検出装置と、シャッ
タレリーズ時に定電流発生装置の電流値及び電圧検出装
置の電圧値から演算を行い体脂肪率を算出する体脂肪率
演算部とを備え、撮像者が人体の一部をそれぞれ２対の電極に接触させ、
撮像レンズを撮像者自身に向けて撮像することによっ
て、画像データと、前記定電流発生装置，前記電圧検出
装置及び前記体脂肪率演算部により得られる撮像者の体
脂肪率データとが記録媒体に記録されることを特徴とす
る体脂肪計付きデジタルカメラ。
【請求項２】前記記録媒体から読み取られた画像デー
タが、その画像データとともに記録された前記体脂肪率
データに応じて画像処理されることを特徴とする請求項
１記載の体脂肪計付きデジタルカメラ。
【請求項３】前記電極の１つでも人体の一部と非接触
である場合、体脂肪率の測定を中止するとともに、警告
を行うことを特徴とする請求項１又は２記載の体脂肪計
付きデジタルカメラ。
【請求項４】被写体との距離を測定する測距部を有
し、被写体との距離が所定の距離以上である場合、体脂
肪率の測定を中止するとともに、警告を行うことを特徴
とする請求項１〜３いずれか記載の体脂肪計付きデジタ
ルカメラ。
【請求項５】前記電極の１つがレリーズボタンである
ことを特徴とする請求項１〜４いずれか記載の体脂肪計
付きデジタルカメラ。
【請求項６】前記撮像レンズと同じ面に撮像者自身を
写し出す撮像者表示手段を有することを特徴とする請求
項１〜５いずれか記載の体脂肪計付きデジタルカメラ。