JP2002282072A - 高さ調節可能なキャビネット - Google Patents

高さ調節可能なキャビネット

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JP2002282072A
JP2002282072A JP2001084250A JP2001084250A JP2002282072A JP 2002282072 A JP2002282072 A JP 2002282072A JP 2001084250 A JP2001084250 A JP 2001084250A JP 2001084250 A JP2001084250 A JP 2001084250A JP 2002282072 A JP2002282072 A JP 2002282072A
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JP
Japan
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height
cabinet
riser
drawer
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001084250A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Ando
貴裕 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蹴込み一体型引き出しを備えるキャビネット
において、側板を切断せずに高さ調節を可能とし、引き
出し用案内具の取付位置の変更を不要とする。 【解決手段】キャビネットCを設置する床面F上に据え
付け基台11を配置し、この据え付け基台11に高さ調
節機構20,21を介して側板10を取り付け、蹴込み
部一体型の引き出し1の案内具Gを据え付け基台11の
内側面に取り付ける。高さ調節機構20,21の操作に
より側板10の据え付け基台11に対する取付位置を変
更して、キャビネットC全体の高さ寸法を調節可能であ
る。蹴込み部の高さ寸法が変更されるのに応じて、巾木
8を高さ寸法の異なるものとする。あるいは、前板7の
取付位置を上下方向に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蹴込み部の高さ寸
法を変えることで、全体の高さ寸法を調節できるように
なされたキャビネットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、台所に設置されるキャビネット
16の一例を示すものである。この種のキャビネット1
6において、複数の引き出し17,18が設けられるの
は普通であるが、より収納力を高めるため、蹴込み部に
も引き出し1を設けることが提案されている。
【0003】ところで、使用者の要望に応じ、キャビネ
ットの高さ寸法を変更する場合がある。従来、キャビネ
ットの高さ寸法を変えるにあたっては、図5(B)に示
すような、十分な高さ寸法を有する側板19を用意して
おき、下端の蹴込み相当部分を所要寸法だけ切断するこ
とで、図5(C)のような高さの異なるキャビネット1
6を得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く、キャビネ
ット16の最下部に蹴込み部一体型の引き出し1を備え
る場合、当該引き出し1の進退を案内するガイド又はレ
ール等の案内具は、キャビネット16の側板19に取り
付けるのが一般的である。しかるに、キャビネット16
の高さ調節のため側板19の一部を切断すると、上記ガ
イド又はレール等の取付位置を変更しなくてはならなか
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が前記問題点の解
決のために採用するキャビネットの特徴とするところ
は、蹴込み部の高さ寸法を変えることにより全体の高さ
寸法を調節できるようになされたキャビネットであっ
て、設置面上に載置される据え付け基台に対し、側板
を、高さ調節手段を介して取り付けたことにある。ま
た、上記キャビネットにおいて蹴込み部が一体に設けら
れた引き出しを備える場合は、該引き出しの進退を案内
する案内具を、前記据え付け基台に取り付ける。かかる
構成により、キャビネットの高さ調節をするのに、側板
の切断が不要となる。また、据え付け基台に引き出しの
案内具を取り付けたことにより、高さ調節の際に、案内
具の取付位置を変更する必要がなくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明を適用した
キャビネットCの要部を示す。本例キャビネットCの特
徴とするところは、キャビネットCが設置される床面F
上に据え付け基台11を配置し、この据え付け基台11
に、高さ調節機構20,21を介して側板10を取り付
けるようにしたこと、及び、蹴込み部一体型の引き出し
1が設けられ、該引き出しの進退を案内する案内具G
を、上記据え付け基台11の内側面に取り付けたところ
にある。
【0007】ここで据え付け基台11とは、従来のキャ
ビネットにおける台輪に相当するものである。キャビネ
ットに蹴込み部一体型引き出しを設けない場合、据え付
け基台11は、従来の台輪と同等の構成にすることがで
きる。しかしながら本例のように蹴込み部の前面部分を
一体に設けた引き出し1をキャビネットCの最下部に配
置する場合、上記据え付け基台11は、台輪の前板部を
省略した如き構造を採用し得る。
【0008】前記高さ調節機構とは、例えば図示するよ
うな、側板10の内側面に取着したブラケット21と、
このブラケット21に螺挿されるボルト20との組み合
わせなどが考えられる。また前記案内具Gとは、例え
ば、引き出し1の外側面にレールRを取り付けた場合、
これを摺動自在に支持するガイドである。
【0009】前記の如く構成された本例のキャビネット
Cは、高さ調節機構20,21を操作することにより、
側板10の据え付け基台11に対する取付位置を変更し
て、全体の高さ寸法を調節することが可能である。すな
わち図1の状態から、高さ調節用のボルト20を下向き
に螺進させて、図2の状態とすることにより、蹴込み部
の高さ寸法をE1からE2へ拡大して、キャビネットC
の高さ寸法を増やすことが可能である。
【00010】ところでキャビネットCの最下部に、蹴
込み部を一体に備える引き出し1が設けられている場
合、前述のようにして蹴込み部の高さ寸法を変更するこ
とで、キャビネットC全体の高さ寸法を調節すると、そ
の調節量に応じて、引き出し1の前面部デザインを変更
しなくてはならない。そこで本例では、図1と図2とを
見比べればわかるように、蹴込み部に配置される巾木8
を、高さ寸法の異なるものと交換可能とした。
【0011】本例のキャビネットCに用いる引き出し1
は、本体部4の前面側に、階段状に折り曲げ形成した取
付部材6を取着し、この取付部材6の前方支持部6aに
前板7を装着し、一段奥となるよう形成された後方支持
部6bに保持部材9を介して巾木8を装着して成るもの
である。従って、蹴込み部の高さ寸法を変更する場合
は、上記取付部材6及び巾木8を適当なものに交換する
ことで、容易に対処することができる。
【0012】あるいは、図3に示すように、前板7を取
付部材6に対し装着位置を上下方向に変更できるよう構
成すると共に、高さ寸法の大きい巾木7を使用し、蹴込
み部の高さ寸法が小さいときは前板7を低い位置に装着
し、蹴込み部の高さ寸法を大きくするときは前板7を高
い位置(図2参照)に装着するようにして、蹴込み部の
高さ寸法の増減に対応させるように構成することも可能
である。
【0013】なお本発明は、キッチンキャビネットのほ
か、洗面キャビネットや収納キャビネット等にも適用す
ることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、キャビネットの高さ調
節を行う際に、側板を切断することが不要となり、ま
た、高さ調節作業を反復して行えるから、施工作業が簡
略化される。蹴込み部を一体的に備える引き出しが設け
てある場合には、キャビネットの高さ寸法を変更して
も、該引き出しの進退を案内する案内具の取付位置を変
更する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るキャビネットの一実施形態に関
するものであって、蹴込み部一体型引き出し及び高さ調
節機構の要部を示すものであり、図(A)は蹴込み部の
高さ寸法を低く設定した状態の正面断面図、図(B)は
同状態の側面図である。
【図2】 本発明に係るキャビネットの一実施形態に関
するものであって、蹴込み部一体型引き出し及び高さ調
節機構の要部を示すものであり、図(A)は蹴込み部の
高さ寸法を高く設定した状態の正面断面図、図(B)は
同状態の側面図である。
【図3】 本発明に係るキャビネットの異なる実施形態
に関するものであり、蹴込み部の高さ寸法を低く設定し
た状態における蹴込み部一体型引き出し及び高さ調節機
構の要部を示す側面図である。
【図4】 従来例を示すものであり、図(A)はキャビ
ネットの正面図、図(B)は同キャビネットの側面図、
図(C)は高さ寸法を低く設定したキャビネットの側面
図である。
【符号の説明】
1…蹴込み部一体型引き出し 10…側板 11…据え
付け基台 20…ボルト21…ブラケット C…キャビ
ネット E1,E2…蹴込み部の高さ寸法 F…床面
G…案内具(ガイド)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蹴込み部の高さ寸法を変えることにより
    全体の高さ寸法を調節できるようになされたキャビネッ
    トであって、設置面上に載置される据え付け基台に対
    し、側板が、高さ調節手段を介して取り付けられている
    ことを特徴とする高さ調節可能なキャビネット。
  2. 【請求項2】 蹴込み部が一体に設けられた引き出しを
    備え、該引き出しの進退を案内する案内具が、前記据え
    付け基台に取り付けられている請求項1に記載の高さ調
    節可能なキャビネット。
JP2001084250A 2001-03-23 2001-03-23 高さ調節可能なキャビネット Pending JP2002282072A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002282070A (ja) * 2001-03-27 2002-10-02 Cleanup Corp キャビネット
JP2008188184A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Yamaha Livingtec Corp アジャスタ取付構造

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