JP2002281471A - 衛星デジタル放送サービスシステム及び衛星デジタル放送視聴契約方法及び衛星デジタル放送視聴契約システム - Google Patents

衛星デジタル放送サービスシステム及び衛星デジタル放送視聴契約方法及び衛星デジタル放送視聴契約システム

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JP2002281471A
JP2002281471A JP2001078248A JP2001078248A JP2002281471A JP 2002281471 A JP2002281471 A JP 2002281471A JP 2001078248 A JP2001078248 A JP 2001078248A JP 2001078248 A JP2001078248 A JP 2001078248A JP 2002281471 A JP2002281471 A JP 2002281471A
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章 永野
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仁司 吉信
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Abstract

(57)【要約】 【課題】衛星デジタル放送の有料放送番組サービスにお
いて、コンディショナルアクセスによる視聴契約を行っ
た場合、視聴可能となる予定日時を明確に提示できるよ
うにすることに解決しなければならない課題を有する。 【解決手段】送信側は、コンディショナルアクセスを使
用してサービスチャンネルの受信契約を促すデータコン
テンツを送出し、受信側は、受信機で前記データコンテ
ンツを受信して表示し、このデータコンテンツを介して
受信契約の操作を行うことにより所望のサービスチャン
ネルを視聴できるようにする衛星デジタル放送サービス
であって、前記受信側の受信機でデータコンテンツを介
して受信契約の操作を行った場合、前記送信側は、前記
受信側のコンディショナルアクセスに使用する受信機と
通信を行う通信手段と、受信機のID情報及び/又は受
信機を特定することが可能なID情報を取り込むID取
得手段と、ID取得手段により取り込んだID情報に基
づき、サービスチャンネルの視聴が可能となる予定日時
情報を生成して受信側に提示する視聴可能予定日時提示
手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星デジタル放送
サービスシステム及び衛星デジタル放送視聴契約方法及
び衛星デジタル放送視聴契約システムに関する。詳しく
は、衛星デジタル放送の有料放送番組サービスにおい
て、コンディショナルアクセスによる視聴契約処理を行
う場合、視聴可能となる予定日時を明確に提示できる衛
星デジタル放送サービスシステム及び衛星デジタル放送
視聴契約方法及び衛星デジタル放送視聴契約システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりデジタル放送では、コンディシ
ョナルアクセスによる有料放送サービスが行われてい
る。例えば、衛星デジタル放送の視聴を希望する顧客
は、アンテナとデジタルチューナを購入し、受信契約書
に所定事項(視聴希望番組=購入する番組等)を記入し
て郵送する、若しくは販売店などが同様の手続きの代行
をする。デジタル放送局側では、受信契約書を受け取る
と、記載された情報を顧客管理システムに登録し、登録
された情報をもとに生成された顧客個別の情報及びスク
ランブル解除の為の鍵情報からなるEMM(Entit
led Management Message)デー
タを衛星放送の電波(の所定又は空き領域)に適宜挿入
して送出する。そして、顧客がこの衛星からの電波をア
ンテナ→デジタルチューナで受信すると、EMMデータ
がデジタルチューナにセットされるICカードに書き込
まれることによりスクランブルが解除され、番組視聴が
可能となる。
【0003】このような方法では、アンテナとデジタル
チューナを購入後にすぐに番組を視聴する、機器の設置
後に実際放送されている映像を見ながら受信状態の確認
を行うということができない。そこで、アンテナ及びデ
ジタルチューナを設置/接続後に、電話/FAX/イン
ターネットなどを介して仮登録を行うことで一定期間の
みスクランブルを解除して番組視聴を可能とし、この期
間内に正規の登録手続きを行うという方法によりこのよ
うな要望に対処している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話/
FAX/インターネットによる仮登録は、デジタルチュ
ーナにセットするICカードに記された十数桁のカード
番号を利用して行われるので、ICカードをデジタルチ
ューナから外してカード番号を確認しなければならない
ことに加え、仮登録するカード番号は、オペレータ(=
人)を介しての入力、若しくは音声/画面のナビゲーシ
ョンに従って電話機のプッシュボタンやテンキーによる
入力となるので、入力ミスによる登録ミスが起こってし
まうという問題がある。
【0005】又、たとえ仮登録が完了しても、衛星放送
の電波(の所定又は空き領域)を使い、放送スケジュー
ルに従って適宜EMMを送出しているので、スクランブ
ル解除の明確な日時を提示することができない。例え
ば、プロ野球の日本シリーズやサッカー開幕戦前など受
信契約者が急増し、すぐに(一度に多くの)EMMを送
出することができない場合、顧客は契約した番組を何時
視聴できるのかを何度も確認しなければならないという
問題があり、更に、契約時に契約受付のコールセンタの
電話がつながりにくくなり、契約獲得の機会を逃してし
まうこともある。
【0006】従って、衛星デジタル放送の有料放送番組
サービスにおいて、コンディショナルアクセスによる視
聴契約を行った場合、視聴可能となる予定日時を明確に
提示できるようにすることに解決しなければならない課
題を有する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る衛星デジタル放送サービスシステム及
び衛星デジタル放送視聴契約方法及び衛星デジタル放送
視聴契約システムは次のような構成にすることである。
【0008】(1)送信側は、コンディショナルアクセ
スを使用してサービスチャンネルの受信契約を促すデー
タコンテンツを送出し、受信側は、受信機で前記データ
コンテンツを受信して表示し、該データコンテンツを介
して受信契約の操作を行うことにより所望のサービスチ
ャンネルを視聴できるようにする衛星デジタル放送サー
ビスであって、前記受信側の受信機でデータコンテンツ
を介して受信契約の操作を行った場合、前記送信側は、
前記受信側のコンディショナルアクセスに使用する受信
機と通信を行う通信手段と、該受信機のID情報及び/
又は該受信機を特定することが可能なID情報を取り込
むID取得手段と、該ID取得手段により取り込んだI
D情報に基づき、サービスチャンネルの視聴が可能とな
る予定日時情報を生成して受信側に提示する視聴可能予
定日時提示手段とを具備していることを特徴とする衛星
デジタル放送サービスシステム。 (2)前記視聴可能予定日時提示手段は、予定日時情報
に基づいて放送番組のスクランブル解除データを含むE
MM(Entitled Management Me
ssage)を生成及び送出する機能を具備しているこ
とを特徴とする(1)に記載の衛星デジタル放送サービ
スシステム。 (3)前記視聴可能予定日時提示手段は、前記EMMデ
ータの送出予定日時を調整及び決定するEMMスケジュ
ール作成機能と、該EMMスケジュール作成手段により
決定されたEMMデータの送出予定日時に基づいてEM
Mデータを作成するEMM作成機能とを具備しているこ
とを特徴とする(2)に記載の衛星デジタル放送サービ
スシステム。 (4)前記視聴可能予定日時より前であって、前記受信
機による確認操作後又は前記視聴可能予定日時までに自
動で当該サービスチャンネルへの切替えを行うようにし
たことを特徴とする(2)に記載の衛星デジタル放送サ
ービスシステム。
【0009】(5)視聴契約を行うことにより放送番組
を視聴可能とする衛星デジタル放送の送受信システムに
おいて、前記衛星デジタル放送の送信システムは、前記
衛星デジタル放送の受信システムの有する識別番号及び
所定の契約情報に基づいて、視聴可能となる予定日時情
報及び視聴する為の鍵情報であるEMMデータを自動生
成し、該予定日時情報を受信システムに通知し、該予定
日時情報に従いEMMデータを送出することにより受信
システムが放送番組の視聴が可能となることを特徴とす
る衛星デジタル放送視聴契約方法。 (6)視聴契約を行うことにより放送番組を視聴可能と
する衛星デジタル放送の送受信システムにおいて、前記
衛星デジタル放送の送信システムは、前記衛星デジタル
放送の受信システムの有する識別番号及び所定の契約情
報を取得するユーザ情報取得手段と、該ユーザ情報取得
手段で取得した識別番号及び契約情報を管理するユーザ
情報管理手段と、該ユーザ情報管理手段で管理する識別
番号及び契約情報に基づき、視聴の為の鍵情報を含むE
MMデータと、該EMMデータの送出予定日時情報を自
動生成するEMM生成手段と、該EMM生成手段で生成
したEMMデータの送出予定日時情報を前記受信システ
ムに対して送出するEMM情報送出手段と、EMMデー
タ送出予定日時情報に従ってEMMデータを送出する送
信手段とを具備していることを特徴とする衛星デジタル
放送視聴契約システム。 (7)前記EMM生成手段は、前記EMMデータの送出
予定日時を調整及び決定するEMMスケジュール作成機
能と、該EMMスケジュール作成手段により決定された
EMMデータの送出予定日時に基づいてEMMデータを
作成するEMM作成機能とを具備していることを特徴と
する(6)に記載の衛星デジタル放送視聴契約システ
ム。 (8)前EMMデータの送出予定日時の前であって、前
記受信システムによる確認操作後又は前記EMMデータ
の送出予定日時までに自動で当該サービスチャンネルへ
の切替えを行うようにしたことを特徴とする(6)に記
載の衛星デジタル放送視聴契約システム。
【0010】このような衛星デジタル放送サービスシス
テム及び衛星デジタル放送視聴契約方法及び衛星デジタ
ル放送視聴契約システムにより、EMMデータの送出日
時を自動化して決定することにより視聴可能となる予定
日時を明確に提示することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る衛星デジタル
放送サービスシステム及び衛星デジタル放送視聴契約方
法及び衛星デジタル放送視聴契約システムの実施の形態
を図面を参照して説明する。
【0012】図1に示す衛星デジタル放送の送受信シス
テムは、衛星300を介して送られてくる放送番組をユ
ーザが視聴する為の受信システム100と、放送局が衛
星300によって有料番組放送を送信する放送システム
200とからなり、受信システム100と放送システム
200とは電話回線等のネットワーク400を介して接
続される。
【0013】受信システム100は、衛星300からの
電波を受信する為のアンテナ110と、アンテナ110
及びモニタ130と接続され、ICカード121を装着
することによりアンテナ100で受信した電波(信号)
から映像/音声やデータを再生することが可能となり、
再生した映像/音声やデータをモニタ130に送る受信
機能と、電話回線等のネットワーク400と接続して放
送局に視聴情報等を送受する通信機能とを備えた受信機
120と、受信機120で再生された映像/音声やデー
タ等を表示するモニタ130とから構成される。ICカ
ード121は、固有のID(識別)番号を持ち、放送番
組等の契約情報や有料放送番組のスクランブル解除の為
の鍵情報が記録され、受信機120に装着することより
番組視聴を可能とする。尚、EMMデータ送出日時の前
の直近になると自動若しくはユーザのが確認操作後に当
該サービスチャンネルに切り替えを行うようにしておい
てもよい。
【0014】放送局の放送システム200は、TMS
(Transaction Management S
erver;取引管理サーバ)210と、SMS(Su
bscriber Management Syste
m;顧客情報管理システム)220と、SAS(Scr
amble Authorization Syste
m)230と、TS送出部240と、送信アンテナ25
0とから構成される。
【0015】TMS210は、一方はネットワーク40
0を介して顧客の受信システム100と接続され、他方
はSMS200と接続されており、受信機120からの
ユーザ情報(ID情報や契約情報等)や視聴情報の取得
を行うユーザ情報取得手段と、SMS200からの視聴
認証通知や放送局から送出される放送番組の視聴を可能
とする為のスクランブル解除の鍵情報等が含まれたEM
Mデータの送出予定日時情報を受信機120に対して送
出するEMM情報送出手段とを備える。
【0016】SMS220は、一方はTMS210、他
方はSAS230と接続されており、TMS210から
ユーザ情報(ID情報や契約情報等)を受取って管理す
るユーザ情報管理手段と、SAS230に対してユーザ
情報及びEMM送出依頼を送る行うEMM送出依頼手段
とを備える。
【0017】SAS230は、一方はSMS220、他
方はTS送出部240のEMM−Rep241と接続さ
れ、SMS220からのEMM送出依頼に基づいてEM
Mデータ送出予定日時を調整して決定するEMMスケジ
ュール作成機能と、EMMデータ送出予定日時及びユー
ザ情報に基づき、スクランブル解除の鍵情報を含むEM
Mデータを作成するEMM作成機能とからなるEMM生
成手段を備える。
【0018】TS送出部240は、EMMデータ送出予
定日時に従ってSAS230で作成されたEMMデータ
をマルチプレクサ242に連続送出するEMM−Rep
(Entitled Management Mess
age−Repeater)241と、放送番組の音声
/映像/データをデジタルデータ(パケット)に変換し
た音声ストリーム、映像ストリーム、データストリーム
と、SAS230で生成され、EMM−Rep241を
介して送られてくるEMMデータとを多重化し、スクラ
ンブルをかけてTS(トランスポートストリーム)パケ
ットを生成するマルチプレクサ242と、マルチプレク
サ242からのTSパケットを衛星300に対して送出
するための変調処理を行って送信アンテナ250に送る
変調器243とから構成される。
【0019】送信アンテナ250は、変調器243で変
調されたTSパケットを衛星300にアップリンクし、
衛星300は、送信アンテナ250からアップリンクさ
れたTSパケットを中継して受信機120に送出する。
【0020】このようなユーザの受信システム100と
放送局の放送システム200とにより、放送番組の視聴
契約を行う場合について説明する。
【0021】まず、受信システム(ユーザ)側で行う視
聴契約処理の流れについて図2を参照しながら説明す
る。
【0022】ユーザは、放送局(放送システム200)
が衛星300を介して送出しているジャンル別に分類さ
れた有料放送番組のサービス項目一覧を、アンテナ11
0→受信機120で受信/再生し、モニタ130に表示
する。そして、リモコン等で所望のサービス項目の選択
を行うと、視聴契約処理が開始される(ST100、1
01)。
【0023】続いて、選択したサービス項目に属する各
放送番組内容の説明がモニタ130に表示されるのでこ
れを参照しながら視聴する放送番組、即ち購入する放送
番組を選択する(ST102、ST103)。購入した
い番組が無い場合、再度サービス項目の一覧に戻り、別
のサービス項目選択を行う(ST103→ST10
0)。
【0024】購入したい番組があれば、リモコン等でそ
の放送番組を選択する。そして、番組購入の選択が行わ
れると、受信機120に装着されているICカード12
1のカード情報(ID番号等)の確認開始メッセージが
表示される(ST103、ST104)。別の放送番組
を選択したい場合や番組購入の取り消しを行いたい場合
は、再度サービス項目一覧に戻り、再びサービス項目の
選択から開始する(ST105→ST100)。
【0025】購入する放送番組の選択が終了している場
合は、リモコン等でカード情報の確認開始を選択する。
確認開始が選択されると、受信機120は装着されてい
るICカード121に書き込まれているID番号の取得
を行う(ST106)。もしID番号が取得できない場
合は、ICカード121が受信機120に装着されてい
ないので、ICカード121を装着を促し、再度カード
情報の確認開始メッセージを表示する(ST106→S
T104)。
【0026】ICカード121のID番号の取得が終了
したら、選択した放送番組や契約内容等の視聴契約情報
をモニタ130に表示して、最終確認を促す(ST10
7、ST108)。そして、表示された視聴契約情報で
よい場合、リモコンで”確認OK”を選択する。”確認
OK”が選択されるとモニタ120に契約処理中のメッ
セージが表示され、受信機120の通信機能が動作し、
ネットワーク400を介して放送局の放送システム20
0(のTMS210)との接続を開始し、接続が確立さ
れた後、受信機120がICカード121のID番号や
契約情報を放送システム200に送る(ST109)。
表示された視聴契約情報を取り消す場合は”確認NG”
を選択して、視聴契約処理は終了となる(ST11
0)。
【0027】放送システム200は、受信機120から
のICカード121のID番号や契約情報を受取り、こ
の情報に基づいて視聴契約処理を行う。契約処理が正常
に終了した場合、放送システム200は、ネットワーク
400を介して視聴契約認証通知データ及びEMMデー
タ送出予定日時情報、即ち視聴可能となる予定日時のデ
ータを受信機120に送る。受信機120はこのデータ
を受信するとICカード121に書き込むと共に、視聴
契約通知及び視聴可能予定日時をモニタ130に表示す
る。(ST112、ST113)。そして、視聴契約通
知及び視聴可能予定日時を確認したら、視聴契約処理終
了を選択し、ネットワーク400との切断を行う。(S
T115)。もし、放送システム200において、視聴
契約処理が正常に終了しなかった場合は、異常終了メッ
セージを受信機120に送る。これを受信した受信機1
20は、モニタ130に異常メッセージを表示して、視
聴契約処理を終了し、ネットワーク400との切断を行
う(ST114,ST115)。
【0028】そして、ユーザは視聴が可能となる予定日
時になったら、受信システム200により放送局(放送
システム200)から送出されるEMMデータを受信す
ると、EMMデータがICカード121に書き込まれ、
スクランブルが解除されるので放送番組を視聴すること
が可能となる。尚、EMMデータ送出日時となる前の直
近になると自動若しくはユーザが受信機120で確認操
作後に当該サービスチャンネルに切り替えを行うように
しておいてもよい。
【0029】続いて、受信システム100で上記のよう
な視聴契約処理が行われた場合の放送システム200の
視聴契約処理の流れについて、図3を参照しながら説明
する。
【0030】放送システム200では、受信システム1
00側で視聴契約情報が確定し、ICカード121のI
D番号取得が完了すると、受信機120からネットワー
ク400を介して接続要求が送られてくるので、まず、
TMS210が、ユーザ情報取得手段により、受信機1
20との接続を確立し、受信機120からユーザ情報
(受信機120に装着されるICカード121のID番
号及び視聴契約情報)を取得し、SMS220に送る
(ST200)。
【0031】SMS220は、TMS210からのユー
ザ情報をユーザ情報管理手段により管理すると共に、S
AS230に対してEMM送出依頼手段によりユーザ情
報を送り、EMMの送出依頼=スクランブル解除(鍵開
け処理)の依頼を行う(ST201)。
【0032】SAS230は、SMS220からのユー
ザ情報及びEMM送出依頼を受取ると、ユーザ情報に含
まれている受信機120(のICカード121)のID
情報のチェックを行う(ST203)。チェックが正常
であれば、SMS220に視聴契約の承認を通知する
(ST204)。そして、EMMスケジュール生成手段
のEMMスケジュール作成機能によりEMM送出予定日
時を決定し、EMM作成機能によってEMM送出予定日
時に従い、ユーザ情報に基づいたEMMデータを作成し
てSMS220返信する(ST205)。同時にTS送
出部240へEMMデータを送る(ST209)。
【0033】SMS220は、SAS230からの視聴
承認通知とEMMデータを受取ると、TMS210に視
聴承認データとEMM送出予定日時データを送る(ST
206、207)。TMS210は、SAS230から
視聴承認通知データとEMM送出予定日時データを受取
ると、ネットワーク400を介して受信機120に転送
(返信)する(ST208)。
【0034】一方、送出システム240は、EMM送出
予定日時になるとEMMデータをEMM−Rep241
を介してマルチプレクサ242に送り、マルチプレクサ
242によって、放送番組の音声/映像/データがデジ
タルデータ(パケット)に変換された音声ストリーム、
映像ストリーム、データストリームとEMMデータとを
多重化し、スクランブルをかけてTS(トランスポート
ストリーム)パケットを生成して変調器243に送り、
衛星300に対して送出するための変調処理を行って送
信アンテナ250より衛星300にアップリンクし、衛
星300がアップリンクされたTSパケットを中継して
受信機120に送出する(ST210、211)。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、一連の処理がネッ
トワークを介してオンラインで行われ、且つ、人を介す
るデータ入力がなくなるため視聴契約処理が簡略化さ
れ、一度に契約数が急増するような場合でも契約受付の
コールセンタの電話がつながらずに契約獲得の機会を逃
すようなことも少なくなる。また、EMM送出のスケジ
ューリングを自動化することによってスクランブルが解
除されて視聴が可能となる日時が明確になるので、視聴
契約が急増した場合でも明確なスクランブル解除日時を
提示することができ、ユーザがスクランブル解除されて
いるか否かを何度も確認するような手間が無くなる。更
に、EMMデータ送出予定日時の前の直近になった場
合、自動又は受信機側で当該のサービスチャンネルに切
り替えを行うようにしておけば、EMMデータの受信忘
れを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衛星デジタル放送視聴契約システ
ムを略示的に示した概要図である。
【図2】本発明に係る衛星デジタル放送視聴契約システ
ムにおいて、ユーザの受信システムで行われる視聴契約
処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る衛星デジタル放送視聴契約システ
ムにおいて、放送局の送信システムで行われる視聴契約
処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100;受信システム、110;アンテナ、120;受
信機、121;ICカード、130;モニタ、200;
放送システム、210;TMS、220;SMS、23
0;SAS、240;TS送出部、241;EMM−R
EP、242;マルチプレクサ、243;変調器、25
0;送信アンテナ、300;衛星、400;ネットワー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/00 H04N 7/173 620D 7/173 620 H04H 1/02 F // H04H 1/02 H04N 7/00 Z Fターム(参考) 5C025 AA25 AA30 BA30 CA02 CB10 DA04 DA10 5C063 AA20 AB07 AC01 AC05 AC10 DA07 DA13 DB09 5C064 BA01 BB02 BC17 BC18 BC22 BC23 BD02 BD03 BD08 BD09 CA14 CB01 CB08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側は、コンディショナルアクセスを使
    用してサービスチャンネルの受信契約を促すデータコン
    テンツを送出し、 受信側は、受信機で前記データコンテンツを受信して表
    示し、該データコンテンツを介して受信契約の操作を行
    うことにより所望のサービスチャンネルを視聴できるよ
    うにする衛星デジタル放送サービスであって、前記受信
    側の受信機でデータコンテンツを介して受信契約の操作
    を行った場合、前記送信側は、前記受信側のコンディシ
    ョナルアクセスに使用する受信機と通信を行う通信手段
    と、該受信機のID情報及び/又は該受信機を特定する
    ことが可能なID情報を取り込むID取得手段と、 該ID取得手段により取り込んだID情報に基づき、サ
    ービスチャンネルの視聴が可能となる予定日時情報を生
    成して受信側に提示する視聴可能予定日時提示手段とを
    具備していることを特徴とする衛星デジタル放送サービ
    スシステム。
  2. 【請求項2】前記視聴可能予定日時提示手段は、予定日
    時情報に基づいて放送番組のスクランブル解除データを
    含むEMM(Entitled Management
    Message)を生成及び送出する機能を具備して
    いることを特徴とする請求項1に記載の衛星デジタル放
    送サービスシステム。
  3. 【請求項3】前記視聴可能予定日時提示手段は、前記E
    MMデータの送出予定日時を調整及び決定するEMMス
    ケジュール作成機能と、該EMMスケジュール作成手段
    により決定されたEMMデータの送出予定日時に基づい
    てEMMデータを作成するEMM作成機能とを具備して
    いることを特徴とする請求項2に記載の衛星デジタル放
    送サービスシステム。
  4. 【請求項4】前記視聴可能予定日時より前であって、前
    記受信機による確認操作後又は前記視聴可能予定日時ま
    でに自動で当該サービスチャンネルへの切替えを行うよ
    うにしたことを特徴とする請求項2に記載の衛星デジタ
    ル放送サービスシステム。
  5. 【請求項5】視聴契約を行うことにより放送番組を視聴
    可能とする衛星デジタル放送の送受信システムにおい
    て、 前記衛星デジタル放送の送信システムは、前記衛星デジ
    タル放送の受信システムの有する識別番号及び所定の契
    約情報に基づいて、視聴可能となる予定日時情報及び視
    聴する為の鍵情報であるEMMデータを自動生成し、該
    予定日時情報を受信システムに通知し、該予定日時情報
    に従いEMMデータを送出することにより受信システム
    が放送番組の視聴が可能となることを特徴とする衛星デ
    ジタル放送視聴契約方法。
  6. 【請求項6】視聴契約を行うことにより放送番組を視聴
    可能とする衛星デジタル放送の送受信システムにおい
    て、前記衛星デジタル放送の送信システムは、前記衛星
    デジタル放送の受信システムの有する識別番号及び所定
    の契約情報を取得するユーザ情報取得手段と、 該ユーザ情報取得手段で取得した識別番号及び契約情報
    を管理するユーザ情報管理手段と、 該ユーザ情報管理手段で管理する識別番号及び契約情報
    に基づき、視聴の為の鍵情報を含むEMMデータと、該
    EMMデータの送出予定日時情報を自動生成するEMM
    生成手段と、 該EMM生成手段で生成したEMMデータの送出予定日
    時情報を前記受信システムに対して送出するEMM情報
    送出手段と、EMMデータ送出予定日時情報に従ってE
    MMデータを送出する送信手段とを具備していることを
    特徴とする衛星デジタル放送視聴契約システム。
  7. 【請求項7】前記EMM生成手段は、前記EMMデータ
    の送出予定日時を調整及び決定するEMMスケジュール
    作成機能と、該EMMスケジュール作成手段により決定
    されたEMMデータの送出予定日時に基づいてEMMデ
    ータを作成するEMM作成機能とを具備していることを
    特徴とする請求項6に記載の衛星デジタル放送視聴契約
    システム。
  8. 【請求項8】前EMMデータの送出予定日時の前であっ
    て、前記受信システムによる確認操作後又は前記EMM
    データの送出予定日時までに自動で当該サービスチャン
    ネルへの切替えを行うようにしたことを特徴とする請求
    項6に記載の衛星デジタル放送視聴契約システム。
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