JP2002281055A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JP2002281055A
JP2002281055A JP2001076904A JP2001076904A JP2002281055A JP 2002281055 A JP2002281055 A JP 2002281055A JP 2001076904 A JP2001076904 A JP 2001076904A JP 2001076904 A JP2001076904 A JP 2001076904A JP 2002281055 A JP2002281055 A JP 2002281055A
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JP2001076904A
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Aritomo Kamimura
有朋 上村
Hiroshi Ichibagase
広 一番ヶ瀬
Yojiro Ozaki
陽二郎 尾崎
Satoshi Ota
聡 大田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現システムにおいて利用されていないなどの
過度に冗長となっている点を含めて冗長度の少ないシス
テムを実現し、システム構築および維持にかかる時間と
労力とを削減し、結果的にシステムコストを削減するこ
と。 【解決手段】 リングネットワークを2つの第1および
第2のブロックに分け、該第1のブロックに属するノー
ド間(ノードA〜ノードF〜ノードE)は、現用線また
は予備線のいずれかによる1つの経路で接続したスパン
であり、第2のブロックに属するノード間(ノードB〜
ノードC〜ノードD)は、現用線と予備線との2つの経
路で接続したスパンとし、また、現用線と予備線とは物
理的に別のケーブルであり、異なる経路に敷設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のノード間
を、光信号を用いて現用経路と予備経路で接続したリン
グネットワークに適用し、伝送路に障害が発生したとき
に信号を予備経路に切り替えて救済するネットワークシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、リングネットワークシステム
は、伝送路障害やノード障害が発生した時に、速やかに
予備経路に切り替え、ユーザデータが流れているパスを
復旧させるという目的で開発され、すでに実用化されて
いる。この切替手順は、勧告で標準化されているもの
や、各ベンダーが独自に開発しているものがあるが、一
般的には、ITU〜T勧告 G.841で規定されてい
るものが用いられている。
【0003】図30は、G.841のノードANNノー
ドEX.ノードA“MS shノードArノードEノードD p
rotノードEノードCtion rings (trノードAnsoノード
CノードEノードAniノードC ノードAppliノードC
ノードAtion)”において示されたリングプロテクショ
ン切替の動作を示す原理図を書き直したものである。
【0004】図30において、G.841のノードAN
NノードEX.ノードAに規定されているリングネット
ワークは、特に海底ケーブルなどの長距離ネットワーク
へ適用するために規定されたものである。図30では、
理解を助けるために陸区間と海区間の境界線を図示し
た。図30では、西側の陸地の陸揚局には、ノードAと
ノードBとがあり、東側の陸地の陸揚局には、ノードD
とノードEがあり、中継点としてノードCとノードFが
間に存在するモデルを考えている。隣接するノードの間
は、双方向の現用線と、双方向の予備線との4本のファ
イバで接続されており、一般的にノードFノードFRN
(ノードFour ノードFiノードBノードEr Ring Nノ
ードEtwork)と呼ばれる。図30では、リングの内側
に2本点線で示した矢印が予備線を示し、リングの外側
に2本実線で示した矢印が現用線を示している。
【0005】海底ケーブルの目的から考えて、ほとんど
のパスは海をまたぐ区間、つまりノードA〜ノードF〜
ノードEの経路もしくは、ノードB〜ノードC〜ノード
Dの経路に沿って接続されており、陸続きの陸揚局間を
接続するパスは求められない場合が多い。図30は、ケ
ーブル障害などが起きていない通常状態で、ノードA〜
ノードF〜ノードE経由のパスとノードB〜ノードC〜
ノードD経由のパスとを接続した場合の構成を示してい
る。
【0006】図31(a)は、ノードE〜ノードF間の
伝送路において現用線と予備線に障害が発生した場合を
示している。この障害が発生した障害情報は、リングネ
ットワーク内で各ノードへ通知され、各ノードは、ノー
ドA〜ノードF〜ノードE経路のパスを、ノードA〜ノ
ードB〜ノードC〜ノードD〜ノードEの区間の予備経
路に切り替える。この切替は、パスがリングネットワー
クの反対まわりの経路へ切替えられることから、一般に
“リング切替”と呼ばれる。
【0007】図31(b)は、ノードE〜ノードF間の
伝送路において現用線のみに障害が発生した場合を示し
ている。ノードA〜ノードF〜ノードE経路のパスは、
ノードF〜ノードEの区間で予備経路に切り替えられる
ことによって接続が保持される。この切替は、障害が発
生した区間(スパン)のみで切替が発生することから、
一般に“スパン切替”と呼ばれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リングネットワークシステムでは、現用線と同じ容量の
予備線が必要となるため、例えば大洋を横断するケーブ
ルを敷設しても、半分の帯域しか利用することができ
ず、システムの冗長度が大きいという問題点があった。
【0009】また、従来のリングネットワークシステム
では、陸続きの陸揚局間の接続パスに対しても、大洋を
横断する接続パスと同等の切替機能を備えていて、リン
グ切替とスパン切替とを行うことが可能である。しか
し、このような陸揚局間の接続パスに対してリング切替
を実施した場合、切替後の経路が大洋を往復し、長距離
になってしまうため、伝播遅延の問題から実用的ではな
く、実際にはこのような陸揚局間の接続パスは利用され
ないという現実がある。つまり、実際には利用されない
パスをサポートするために、システムが過度に冗長とな
っているという問題点があった。
【0010】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
現システムにおいて利用されていないなどの過度に冗長
となっている点を含めて冗長度の少ないシステムを実現
し、システム構築および維持にかかる時間と労力とを削
減し、結果的にシステムコストを削減することができる
ネットワークシステムを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかるネットワークシステムは、各隣接
ノード間を結ぶスパンを現用線と予備線とで接続し、複
数のノードをリング状に繋ぐリングネットワークを有し
たネットワークシステムにおいて、前記リングネットワ
ークを2つの第1および第2のブロックに分け、該第1
のブロックに属するノード間は、現用線または予備線の
いずれかによる1つの経路で接続したスパンであり、前
記第2のブロックに属するノード間は、現用線と予備線
との2つの経路で接続したスパンであることを特徴とす
る。
【0012】この発明によれば、1つの経路で接続した
スパンは、パスが張られておらず、冗長切替時にも利用
されない予備線もしくは現用線をシステム構築時から設
置せず、予備線もしくは現用線の一方で構成したスパン
を意味しており、冗長なシステム構成をスリム化してい
る。なお、2つの経路で接続したスパンは、従来のリン
グネットワークと同様に、現用線と予備線とからなるス
パンを示しており、障害切替時に予備経路を提供するも
のである。
【0013】つぎの発明にかかるネットワークシステム
は、上記の発明において、前記第1のブロックは、特定
の地域をまたがる2つのノード間接続の一方の接続が前
記1つの経路で接続したスパンであり、前記第2のブロ
ックは、前記特定の地域をまたがる2つのノード間接続
の他方の接続が前記2つの経路で接続したスパンである
ことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、例えば長距離陸上ケー
ブルの接続や海底ケーブルなどの大洋間をまたぐ接続の
うちの一方を、1つの経路で接続したスパンとすること
によって、大洋などをまたぐ線数を、現用線2本と予備
線1本との合計3本という少ない値にしている。
【0015】つぎの発明にかかるネットワークシステム
は、上記の発明において、前記2つの経路で接続したス
パンの全てもしくは該スパンの一部を構成する前記現用
線と前記予備線とは、現用ケーブルと予備ケーブルとし
てそれぞれ物理的に異なる経路に配置されることを特徴
とする。
【0016】この発明によれば、スパンを構成する現用
線と予備線とがそれぞれ物理的に異なる経路を通り、た
とえば現用ケーブルと予備ケーブルとして敷設するよう
にしている。ここで、現用ケーブルと予備ケーブルと
は、従来のリングネットワークにおいて、同一の海底ケ
ーブル内に収容されたファイバ線であったものを、物理
的に別々のケーブルに分離したものである。このような
構成によって、現用ケーブルと予備ケーブルとの敷設経
路を分けて、ルートダイバーシチを取ることによって、
2つの経路で接続したスパンを構成する現用線と予備線
が同時に2本とも障害状態になることを回避できる。た
とえば、海底ケーブルが障害状態になるケースは、底引
き網線によってケーブルが引っかけられて断線したり、
ケーブル上に散在する海底中継器が故障して光増幅がで
きないことがあげられるが、ケーブルを分離することに
よって、これらの障害が、現用線と予備線に同時に発生
しないようにしている。
【0017】つぎの発明にかかるネットワークシステム
は、上記の発明において、前記現用ケーブルおよび予備
ケーブルに含まれる各中継器に電力を供給する電力供給
手段を備え、前記電力供給手段は、前記現用ケーブルお
よび予備ケーブル単位で設けられることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、現用ケーブルおよび予
備ケーブルの構成要素である中継器に対して電力を供給
する電力供給手段を、現用ケーブルおよび予備ケーブル
単位に設けるようにし、単一の電源障害が発生しても、
現用ケーブルと予備ケーブルとが同時に障害状態に陥ら
ないようにしている。特に、電源供給手段としては、例
えば海底ケーブルシステムにおいて、ケーブルに散在す
る海底中継器に給電を行うために各陸揚局に置かれるも
のを想定している。一般的に電源供給手段からの給電電
流は、ケーブル断時にはケーブル断点から海水にショー
トして流れ込む。この時に電源供給手段は電流を一定に
確保することで断点までの中継器を動作させるが、この
際の発生電圧は急激に変化してしまう。この発明では、
現用ケーブルと予備ケーブルとを分離し、同時障害を回
避する構成に加えて、電源供給手段を各ケーブル単位に
配置することで、一方のケーブルの断障害時にも他方の
ケーブルへの給電電圧が安定に保たれ、ケーブルの動作
を正常に保つことが可能となる。
【0019】つぎの発明にかかるネットワークシステム
は、上記の発明において、所定のスパンにおいて現用線
のみに障害が発生した場合、該所定のスパンの予備線に
切り替えるスパン切替を行い、該所定のスパンの現用線
と予備線との両方に障害が発生した場合、リング反対ま
わりの予備線に信号を迂回させるリング切替を行うこと
を特徴とする。
【0020】この発明によれば、所定のスパンにおいて
現用線のみに障害が発生した場合、該所定のスパンの予
備線に切り替えるスパン切替を行い、該所定のスパンの
現用線と予備線との両方に障害が発生した場合、リング
反対まわりの予備線に信号を迂回させるリング切替を行
うようにしている。
【0021】つぎの発明にかかるネットワークシステム
は、上記の発明において、所定のスパンの現用線に障害
が発生した場合、該スパンを利用しているパスの発生点
と終端点との双方で予備線に切り替えるパス切替を行う
ことを特徴とする。
【0022】この発明によれば、所定のスパンの現用線
に障害が発生した場合、該スパンを利用しているパスの
発生点と終端点との双方で予備線に切り替えるパス切替
を行うようにしている。
【0023】つぎの発明にかかるネットワークシステム
は、上記の発明において、前記リングネットワークに1
以上のネットワークが接続され、該1以上のネットワー
ク内に障害が発生した場合、この障害が発生した該1以
上のネットワーク内で経路切替を行って障害復旧を行
い、前記リングネットワーク内に障害が発生した場合、
この障害が発生した該リングネットワーク内で経路切替
を行って障害復旧を行うことを特徴とする。
【0024】この発明によれば、1以上のネットワーク
内に障害が発生した場合、この障害が発生した該1以上
のネットワーク内で経路切替を行って障害復旧を行い、
前記リングネットワーク内に障害が発生した場合、この
障害が発生した該リングネットワーク内で経路切替を行
って障害復旧を行って、切替制御をリングネットワーク
と1以上のネットワークとで分離するようにしている。
【0025】つぎの発明にかかるネットワークシステム
は、上記の発明において、前記リングネットワークと前
記1以上のネットワークとを接続する接続ノードもしく
はネットワーク接続用リンクに障害が発生した場合、前
記リングネットワークと前記1以上のネットワークとの
双方でパスの接続経路を変更し、障害復旧を行うことを
特徴とする。
【0026】この発明によれば、前記リングネットワー
クと前記1以上のネットワークとを接続する接続ノード
もしくはネットワーク接続用リンクは、前記リングネッ
トワークと前記1以上のネットワークとを接続する接続
点であり、この接続点に障害が発生した場合、前記リン
グネットワークと前記1以上のネットワークとの双方
で、パスの発出点と終端点とを変えるなどの接続経路を
変更して、障害復旧を行うようにしている。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるネットワークシステムの好適な実施の形態
を詳細に説明する。
【0028】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1であるネットワークシステムの構成を示すブロッ
ク図である。図1において、このネットワークシステム
は、2つの陸地E1,E2および2つの島E3,E4の
ノードA〜ノードFで構成される広域ネットワークN
と、各陸地E1,E2内でそれぞれ3つのノードN10
〜N12,N20〜N22で構成される2つの地域ネッ
トワークNa,Nbとを相互接続した構成である。
【0029】この実施の形態1は、この広域ネットワー
クに関するものである。図1において、ノードB,ノー
ドC間およびノードC,ノードD間をそれぞれ結ぶリン
クは、それぞれ現用線L5,L6と予備線R5,R6、
および現用線L7,L8と予備線R7,R8の2つのケ
ーブルで接続されており、ノードA,ノードF間および
ノードF,ノードE間を結ぶリンクは、それぞれ現用線
L1,L2および現用線L3,L4で構成され、ノード
A,ノードB間およびノードD,ノードE間を結ぶリン
クはそれぞれ予備線R1,R2および予備線R3,R4
で構成されている。
【0030】ここで、2つのケーブルということは、物
理的に異なるケーブルで構成されていることを意味す
る。たとえば、ノードB,ノードC間において、現用線
L5,L6と予備線R5,R6とは、異なるケーブルで
構成されている。したがって、この2つのケーブルで接
続されているリンクは、ルートが異なり、ケーブル単位
で電源供給手段を個別に持たせることができる。この結
果、ケーブルの断線および電源故障によって、同時に障
害状態に陥る事を回避することができる。
【0031】図1に示した構成は、障害が発生していな
い通常状態での接続経路を示している。ノードA〜ノー
ドF〜ノードEの経路のパスとノードB〜ノードC〜ノ
ードDの経路のパスとがそれぞれ現用線で接続されてお
り、その他の予備線が障害切替用に確保されている。
【0032】図2は、ノードA〜ノードF間の現用線L
1,L2に障害が発生した場合のリング切替え動作を示
す説明図である。この障害発生によって影響を受けるノ
ードA〜ノードF〜ノードEの経路のパスは、リング逆
周りのノードA〜ノードB〜ノードC〜ノードD〜ノー
ドEの経路の予備線を通り、迂回接続される。この切替
を、リング切替という。
【0033】図3は、ノードB〜ノードC間の現用線に
障害が発生した場合のスパン切替動作を示す説明図であ
る。この障害によって影響を受けるノードB〜ノードC
〜ノードDの経路のパスは、障害が発生したノードB〜
ノードCの区間においてのみ予備線R5,R6に切り替
えられることによって、迂回接続される。この切替をス
パン切替という。
【0034】なお、予備線に障害が発生した場合、特に
切替動作は発生しない。たとえば、ノードB〜ノードC
の間の予備線R5,R6に障害が発生しても、影響を受
けるパスがないため、切替動作は発生しない。
【0035】図6は、現用線と予備線の両方を収容する
ノードCが障害状態となった場合の動作を示す説明図で
ある。この場合、2つの経路が障害状態となるため、パ
スは不通となってしまう。このような障害状態を避ける
ためには、現用線と予備線とを収容するノードCのハー
ドウェアを冗長構成とすることなどによって対応するこ
とができる。
【0036】なお、上述した切替制御は、各ノード間で
障害通知がなされ、このネットワークシステムと統括す
るノードあるいは図示しない他の装置によって切替指示
制御がなされる。すなわち、切替指示制御手段が配置さ
れる場所は、ネットワークシステム上であれば、いずれ
の場所であってもよい。
【0037】この実施の形態1では、大洋間などの特に
敷設コストの高い領域を跨ぐケーブルを延べ3本とし、
2本を現用線、1本を予備線として用いることによっ
て、敷設容量の66.6%を現用線として利用し、冗長
度を低減したネットワークシステムを構築することがで
きる。
【0038】実施の形態2.つぎに、この発明の実施の
形態2について説明する。この実施の形態2では、実施
の形態1とは異なったパスの接続経路を有している。
【0039】図5は、この発明の実施の形態2であるネ
ットワークシステムの構成を示し、障害が発生していな
い通常状態における接続経路を示している。図5におい
て、ノードB〜ノードA〜ノードF〜ノードEの経路の
パスと、ノードB〜ノードC〜ノードDの経路のパスと
がそれぞれ現用線で接続され、その他の予備線が障害切
替用に確保されている。すなわち、実施の形態1では、
ノードA〜ノードBの経路は、予備線R1,R2として
構成されていたが、この実施の形態2におけるノードA
〜ノードBの経路は、現用線L11,L12として構成
されている。なお、このネットワークシステムでは、こ
のようにノードA〜ノードBの経路を現用線L11,L
12とするのは、広域ネットワークと地域ネットワーク
とがノードBのみを介して接続されるからである。
【0040】図6は、ノードA〜ノードFの間の現用線
L1,L2に障害が発生した場合のリング切替動作を示
す説明図である。この障害によって影響を受けるノード
B〜ノードA〜ノードF〜ノードEの経路のパスは、リ
ング逆周りのノードB〜ノードC〜ノードD〜ノードE
の経路の予備線を通り、迂回接続される。
【0041】また、図7は、ノードA〜ノードBの間の
現用線L11,L12に障害が派生した場合の切替動作
を示し、図6と同様に、リング切替を行っている。すな
わち、この障害によって、影響を受けるノードB〜ノー
ドA〜ノードF〜ノードEの経路のパスは、リング逆周
りのノードB〜ノードC〜ノードD〜ノードEの経路の
予備線を通り、迂回接続される。
【0042】図8は、ノードB〜ノードCの間の現用線
L5,L6に障害が発生した場合のスパン切替動作を示
す説明図である。この障害によって影響を受けるノード
B〜ノードC〜ノードDの経路のパスは、障害が発生し
たノードB〜ノードCの区間においてのみ予備線R5,
R6に切り替えられることによって、迂回接続される。
【0043】この実施の形態2では、広域ネットワーク
と一方の地域ネットワークとの接続に冗長性がない場
合、他方の地域ネットワーク側の予備線を有効利用する
ことによって、少ないケーブルで冗長構成をすることが
できる。
【0044】実施の形態3.つぎに、この発明の実施の
形態3について説明する。上述した実施の形態2では、
広域ネットワークと一方の地域ネットワークとの接続形
態が冗長性がない場合であったが、この実施の形態3で
は、双方の地域ネットワークNa,Nbが、広域ネット
ワークNとの接続形態に冗長性がない場合における経路
構成を有している。
【0045】図9は、この発明の実施の形態3であるネ
ットワークシステムの構成を示す図であり、障害が発生
していない通常状態での接続経路を示している。このネ
ットワークシステムでは、ノードB〜ノードA〜ノード
F〜ノードE〜ノードDの経路のパスと、ノードB〜ノ
ードC〜ノードDの経路のパスとがそれぞれ現用線で接
続されており、その他の予備線が障害切替用に確保され
ている。ここで、この実施の形態3では、ノードE〜ノ
ードD区間の伝送路を、現用線として構成している点
が、実施の形態2と異なる。
【0046】図10は、ノードA〜ノードF間の現用線
に障害が発生した場合のリング切替動作を示す説明図で
ある。この障害によって影響を受けるノードB〜ノード
A〜ノードF〜ノードE〜ノードDの経路のパスは、リ
ング逆周りのノードB〜ノードC〜ノードDに経路の予
備線を通り、迂回接続される。
【0047】図11は、ノードA〜ノードB間の現用線
に障害が発生した場合のリング切替動作を示す説明図で
ある。この場合、影響を受けるノードB〜ノードA〜ノ
ードF〜ノードE〜ノードDの経路のパスは、リング逆
周りのノードB〜ノードC〜ノードD経路の予備線を通
り、迂回接続される。
【0048】図12は、ノードB〜ノードC間の現用線
L5,L6に障害が発生した場合のスパン切替動作を示
す説明図である。この障害によって影響を受けるノード
B〜ノードC〜ノードDの経路のパスは、障害が発生し
たノードB〜ノードCの区間においてのみ予備線R5,
R6に切り替えられることによって、迂回接続される。
【0049】実施の形態4.つぎに、この発明の実施の
形態4について説明する。この実施の形態4では、パス
接続が中継局であるノードFにおいて終端される場合の
パス構成を効率よく冗長構成するものである。
【0050】図13は、この発明の実施の形態4である
ネットワークシステムの構成を示すブロック図であり、
障害が発生していない場合の通常状態における接続構成
を示している。このネットワークシステムが図1に示し
たネットワークシステムと異なる点は、ノードF〜ノー
ドEの区間が予備線R13,R14となっており、ノー
ドEとノードN21との間が接続されていない点であ
る。
【0051】この実施の形態4は、上述した実施の形態
1〜3と実質的に同じである。すなわち、このネットワ
ークシステムのようなパス構成をした場合も、単一の経
路障害に対してリング切替とスパン切替とで対処する事
ができる。
【0052】たとえば、図14では、ノードA〜ノード
Fの区間に障害が発生した場合、ノードA〜ノードB〜
ノードC〜ノードD〜ノードE〜ノードFの経路の予備
線にリング切替することによって、迂回接続している。
【0053】また、図15では、ノードB〜ノードCの
区間の現用線L5,L6に障害が発生した場合、ノード
B〜ノードCの区間の予備線R5,R6にスパン切替す
ることによって、迂回接続される。
【0054】実施の形態5.つぎに、この発明の実施の
形態5について説明する。図16は、この発明の実施の
形態5であるネットワークシステムの構成を示す図であ
り、パス接続が中継局であるノードFで終端され、陸揚
局間ノードA〜ノードBにもパスを伸ばした場合を示し
ている。
【0055】この実施の形態5は、上述した実施の形態
1〜4と実質的に同じである。すなわち、このネットワ
ークシステムのようなパス構成をした場合も、単一の経
路障害に対してリング切替とスパン切替とで対処するこ
とができる。
【0056】たとえば、図17では、ノードA〜ノード
Fの区間に障害が発生した場合、ノードB〜ノードC〜
ノードD〜ノードE〜ノードFの経路の予備線にリング
切替することによって、迂回接続している。
【0057】また、図18では、ノードB〜ノードCの
区間の現用線L5,L6に障害が発生した場合、ノード
B〜ノードCの区間の予備線R5,R6にスパン切替す
ることによって、迂回接続される。
【0058】このようにして上述した実施の形態1〜5
では、基本的に長距離の大洋区間を3つの経路で接続し
たネットワーク構成とした場合を示し、様々なパス接続
パターンを仮定しても障害時には正常にパスをスパン切
替とリング切替とによって迂回できる。
【0059】実施の形態6.つぎに、この発明の実施の
形態6について説明する。図19は、図1に示したネッ
トワークシステムにおいて、陸地E1側の陸上部分のネ
ットワーク構成を拡大して示したブロック図である。
【0060】図19において、障害が発生しない通常状
態では、ノードN10〜ノードN11〜ノードA〜ノー
ドFの経路のパスと、ノードN10〜ノードN12〜ノ
ードB〜ノードCの経路のパスとの2つのパスが張られ
る。
【0061】この地域ネットワークNaのノードN1
1,N12の主な役割は、地域ネットワークNa内のノ
ードN11,ノードN12以外のノードから集線してき
たパスを広域ネットワークN側へ伝達することであり、
ここでは地域ネットワーク内での閉じたパスの接続は考
えない。また、この実施の形態6において、ノードN1
1とノードN12との間の接続は行わない前提で、予備
線R21,R22のみで接続している。ノードN11と
ノードN12との間以外のリンクは、双方向の現用線と
双方向の予備線によって構成されている。障害時の切替
は、広域ネットワークで説明したのと同様にして、スパ
ン切替とリング切替とを行う。
【0062】図20は、ノードN11〜ノードN10と
の間のリンクにおいて現用線および予備線に障害が発生
した時のリング切替を示している。この障害で影響を受
けるノードN10〜ノードN11〜ノードAの経路で接
続されていたパスは、リング切替で予備線R21,R2
2に切り替えられ、ノードN10〜ノードN12〜ノー
ドN11〜ノードAの経路で迂回接続される。なお、上
述した実施の形態1〜5と同様にして、現用線のみに障
害が発生した場合、同一経路の予備線に切り替えるスパ
ン切替を行うことによって、迂回させて障害対処するこ
とができる。
【0063】図21は、ノードN11〜ノードAの間の
地域ネットワークと広域ネットワークを接続するリンク
に障害が発生した場合の動作を説明する図である。ま
た、図22は、ノードN12〜ノードBの間の地域ネッ
トワークと広域ネットワークを接続するリンクに障害が
発生した場合の動作を説明する図である。図21では、
ノードN11とノードAとの間に障害が発生した場合、
地域ネットワークと広域ネットワークとが連携して、ノ
ードN10〜ノードN11〜ノードAの経路のパスを、
ノードN10〜ノードN12〜ノードB〜ノードAの経
路の予備線に切り替えている。同様にして、図22で
は、ノードN12〜ノードBとの間に障害が発生した場
合、地域ネットワークと広域ネットワークとが連携し
て、ノードN10〜ノードN12〜ノードBの経路のパ
スを、ノードN10〜ノードN11〜ノードA〜ノード
Bの経路の予備線に切り替えている。
【0064】ここで、上述した実施の形態1〜5および
図20に示した場合では、地域ネットワークと広域ネッ
トワークとのそれぞれにおいて、ネットワーク間接続す
るパスの出入り口となるノードが固定であった。しか
し、ネットワーク間を接続するリンクが障害状態になっ
た場合、同様のパスの出入り口となるノードを変更しな
ければ、パスの迂回は不可能である。よって、この様な
ケースに対処するためには、障害時にネットワーク間で
情報を共有し、連携してパスの出入り口となるノードを
変更する必要があり、この実施の形態6は、ネットワー
ク間で情報を共有し、連携してパスの出入り口となるノ
ードを変更するようにしている。
【0065】つぎに、図23〜26は、地域ネットワー
クと広域ネットワークとの接続点に位置するノードA,
ノードB,ノードN11,ノードN12に障害が発生し
た場合の動作を説明する図である。このような場合にお
いても、各ネットワークにおいてパスの出入り口となる
ノードを変更することでパスの迂回が可能である。
【0066】たとえば、図23の場合では、ノードN1
1に障害が発生し、ノードN10〜ノードN11〜ノー
ドAの経路のパスを、ノードN10〜ノードN12〜ノ
ードB〜ノードAの経路の予備線に切り替えている。こ
の場合、切り替えられた経路には、地域ネットワーク間
のノードと広域ネットワーク間のノードとが含まれ、互
いに協調することが必要である。
【0067】また、図24の場合では、ノードN12に
障害が発生し、ノードN10〜ノードN12〜ノードB
の経路のパスを、ノードN10〜ノードN11〜ノード
A〜ノードBの経路の予備線に切り替えている。さら
に、図25の場合では、ノードN10〜ノードN11〜
ノードA〜ノードFの経路のパスを、ノードN10〜ノ
ードN12〜ノードB〜ノードCの経路の予備線に切り
替えている。この場合、広域ネットワーク側に、通信相
手先の経路変更等が任せられる。また、図26では、迂
回経路を取ることができないため、ノードBのハードウ
ェアを冗長構成しておく必要がある。
【0068】なお、このように広域ネットワークと地域
ネットワークとの協同的に切替処理を行う場合、そのた
めの指示制御に時間がかかるため、予め障害発生箇所に
対応した処理を取り決めておくとよい。
【0069】実施の形態7.つぎに、この発明の実施の
形態7について説明する。上述した実施の形態6に示し
た地域ネットワークのノードは3つであったが、この実
施の形態7では、4つのノード構成としている。
【0070】図27および図28では、地域ネットワー
クがノードN10〜N13の4つのノードで構成され、
各ノードN10,N13を介して外部接続される。この
実施の形態7のネットワークシステムでは、障害が発生
しない通常状態の場合、ノードN10〜ノードN11〜
ノードA〜ノードFの経路で接続され、他のパスとし
て、ノードN13〜ノードN12〜ノードB〜ノードC
の経路で接続される。また、ノードN10〜ノードN1
1〜ノードAの間は、現用線と予備線とが接続され、ノ
ードN13〜ノードN12〜ノードB〜ノードCの間
は、予備線のみで接続される。
【0071】図27は、ノードN10〜ノードN11の
間に障害が発生した場合の経路変更を説明する説明図で
あり、ノードN10〜ノードN11の間の経路を、ノー
ドN10〜ノードN13〜ノードN12〜ノードN11
の経路に切り替えるようにしている。また、図28は、
ノードN13〜ノードN12の間に障害が発生した場合
の経路変更を説明する説明図であり、ノードN13〜ノ
ードN12の間の経路を、ノードN13〜ノードN10
〜ノードN11〜ノードN12に切り替えるようにして
いる。
【0072】なお、上述した実施の形態7では、地域ネ
ットワークのノード数を4つとして説明したが、これに
限らず、4つ以上のノード数にも容易に適応することが
できる。
【0073】実施の形態8.つぎに、この発明の実施の
形態8について説明する。上述した実施の形態1の図3
に示した経路切替では、ノードB〜ノードC間の現用線
に障害が発生した場合、ノードB〜ノードC間の予備線
にスパン切替するようにしていたが、この実施の形態8
では、この予備線のスパン切替と同時に、この経路上の
他のスパンの現用線をも予備線に切り替えるパス切替を
行うようにしている。
【0074】図29は、この発明の実施の形態8である
ネットワークシステムの構成を示す図である。図29に
おいて、ノードB〜ノードC間の現用線の障害が発生し
た場合、パスの発生点と終端点であるノードBとノード
Dにおいてパスの不通を認識し、両ノード間の全経路で
予備線を用いる切替を行うようにしている。
【0075】この実施の形態8では、あるスパンの現用
線に障害が発生した場合、該スパンを利用しているパス
の発生点と終端点との双方で予備線に切り替えるパス切
替を行うようにしているので、各ノードの切替手順を単
純化することができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、1つの経路で接続したスパンは、パスが張られてお
らず、冗長切替時にも利用されない予備線もしくは現用
線をシステム構築時から設置せず、予備線もしくは現用
線の一方で構成したスパンを意味しており、冗長なシス
テム構成をスリム化しているので、コスト削減および装
置小型化を実現することができるという効果を奏する。
【0077】つぎの発明によれば、例えば長距離陸上ケ
ーブルの接続や海底ケーブルなどの大洋間をまたぐ接続
のうちの一方を、1つの経路で接続したスパンとするこ
とによって、大洋などをまたぐ線数を、現用線2本と予
備線1本との合計3本という少ない値にしているので、
リングネットワークの冗長度を低減することができると
いう効果を奏する。
【0078】つぎの発明によれば、スパンを構成する現
用線と予備線とがそれぞれ物理的に異なる経路を通り、
たとえば現用ケーブルと予備ケーブルとして敷設するよ
うにしているので、冗長度のない構成に加えて、重大な
障害の発生を確度高く、未然に防止することができると
いう効果を奏する。
【0079】つぎの発明によれば、現用ケーブルおよび
予備ケーブルの構成要素である中継器に対して電力を供
給する電力供給手段を、現用ケーブルおよび予備ケーブ
ル単位に設けるようにし、単一の電源障害が発生して
も、現用ケーブルと予備ケーブルとが同時に障害状態に
陥らないようにしているので、システムダウンなどの重
大な障害の発生確率が低くなり、実用的な冗長構成をも
ったネットワークシステムを構築することができるとい
う効果を奏する。
【0080】つぎの発明によれば、所定のスパンにおい
て現用線のみに障害が発生した場合、該所定のスパンの
予備線に切り替えるスパン切替を行い、該所定のスパン
の現用線と予備線との両方に障害が発生した場合、リン
グ反対まわりの予備線に信号を迂回させるリング切替を
行うようにしているので、たとえば複数のノードを経由
したパス接続において、あるスパンの現用線と別のスパ
ンの予備線とで障害が発生した場合でも正常な接続を確
保することができるという効果を奏する。
【0081】つぎの発明によれば、所定のスパンの現用
線に障害が発生した場合、該スパンを利用しているパス
の発生点と終端点との双方で予備線に切り替えるパス切
替を行うようにしているので、各ノードの切替手順を単
純化することができるという効果を奏する。
【0082】つぎの発明によれば、1以上のネットワー
ク内に障害が発生した場合、この障害が発生した該1以
上のネットワーク内で経路切替を行って障害復旧を行
い、前記リングネットワーク内に障害が発生した場合、
この障害が発生した該リングネットワーク内で経路切替
を行って障害復旧を行って、切替制御をリングネットワ
ークと1以上のネットワークとで分離するようにしてい
るので、たとえば1以上のネットワークが道路工事など
で頻繁に断障害に陥っても、長距離のリングネットワー
クにおける切替を引き起こさず、パスの伝播遅延や切替
に伴う信号断時間を最小限に抑えることができるととも
に、1以上のネットワークが障害状態であっても、同時
に発生したリングネットワーク内でのケーブル断に対応
することができ、システムの信頼性が向上するという効
果を奏する。
【0083】つぎの発明によれば、前記リングネットワ
ークと前記1以上のネットワークとを接続する接続ノー
ドもしくはネットワーク接続用リンクは、前記リングネ
ットワークと前記1以上のネットワークとを接続する接
続点であり、この接続点に障害が発生した場合、前記リ
ングネットワークと前記1以上のネットワークとの双方
で、パスの発出点と終端点とを変えるなどの接続経路を
変更して、障害復旧を行うようにしているので、障害状
態によって各ネットワークでパスの発出点と終端点を維
持することができなくなることを防止し、柔軟かつ確実
な障害復旧を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるネットワーク
システムの通常状態を示す説明図である。
【図2】 図1に示したネットワークシステムにおける
リング切替を説明する説明図である。
【図3】 図1に示したネットワークシステムにおける
スパン切替を説明する説明図である。
【図4】 図1に示したネットワークシステムにおける
中継ノードに障害が発生した場合を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2であるネットワーク
システムの通常状態を示す説明図である。
【図6】 図5に示したネットワークシステムにおける
リング切替を説明する説明図である。
【図7】 図5に示したネットワークシステムにおける
他のリング切替を説明する説明図である。
【図8】 図5に示したネットワークシステムにおける
スパン切替を説明する説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態3であるネットワーク
システムの通常状態を示す説明図である。
【図10】 図9に示したネットワークシステムにおけ
るリング切替を説明する説明図である。
【図11】 図9に示したネットワークシステムにおけ
る他のリング切替を説明する説明図である。
【図12】 図9に示したネットワークシステムにおけ
るスパン切替を説明する説明図である。
【図13】 この発明の実施の形態4であるネットワー
クシステムの通常状態を示す説明図である。
【図14】 図13に示したネットワークシステムにお
けるリング切替を説明する説明図である。
【図15】 図13に示したネットワークシステムにお
けるスパン切替を説明する説明図である。
【図16】 この発明の実施の形態5であるネットワー
クシステムの通常状態を示す説明図である。
【図17】 図16に示したネットワークシステムにお
けるリング切替を説明する説明図である。
【図18】 図16に示したネットワークシステムにお
けるスパン切替を説明する説明図である。
【図19】 この発明の実施の形態6であるネットワー
クシステムにおける地域ネットワークと広域ネットワー
クとの接続点近傍の通常状態を示す説明図である。
【図20】 図19に示した地域ネットワークのリング
切替を示す説明図である。
【図21】 図19に示したリング間接続ケーブルの障
害切替を示す説明図である。
【図22】 図19に示したリング間接続ケーブルの他
の障害切替を示す説明図である。
【図23】 図19に示した地域ネットワーク側のノー
ド障害を示す説明図である。
【図24】 図19に示した地域ネットワーク側の他の
ノード障害を示す説明図である。
【図25】 図19に示した広域ネットワーク側のノー
ド障害を示す説明図である。
【図26】 図19に示した広域ネットワーク側の他の
ノード障害を示す説明図である。
【図27】 この発明の実施の形態7であるネットワー
クシステムにおけるリング切替を示す説明図である。
【図28】 図27に示したネットワークシステムにお
ける他のリング切替を示す説明図である。
【図29】 この発明の実施の形態8であるネットワー
クシステムの通常状態を説明する説明図である。
【図30】 従来のリングネットワークシステムの動作
を示す説明図である。
【図31】 図30に示したリングネットワークシステ
ムによるリング切替およびスパン切替の動作を示す説明
図である。
【符号の説明】
A〜F,N10〜N13,N21 ノード、E1,E2
陸地、E3,E4島、L1〜L8,L11,L12
現用線、N 広域ネットワーク、Na,Nb地域ネット
ワーク、R,R1〜R5,R7,R8,R13,R1
4,R21,R22 予備線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 陽二郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 大田 聡 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K002 DA11 EA33 5K021 BB01 CC11 DD02 FF01 FF11 5K031 AA08 DA11 DB06 EB05 EB11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各隣接ノード間を結ぶスパンを現用線と
    予備線とで接続し、複数のノードをリング状に繋ぐリン
    グネットワークを有したネットワークシステムにおい
    て、 前記リングネットワークを2つの第1および第2のブロ
    ックに分け、該第1のブロックに属するノード間は、現
    用線または予備線のいずれかによる1つの経路で接続し
    たスパンであり、前記第2のブロックに属するノード間
    は、現用線と予備線との2つの経路で接続したスパンで
    あることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1のブロックは、特定の地域をま
    たがる2つのノード間接続の一方の接続が前記1つの経
    路で接続したスパンであり、 前記第2のブロックは、前記特定の地域をまたがる2つ
    のノード間接続の他方の接続が前記2つの経路で接続し
    たスパンであることを特徴とする請求項1に記載のネッ
    トワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記2つの経路で接続したスパンの全て
    もしくは該スパンの一部を構成する前記現用線と前記予
    備線とは、現用ケーブルと予備ケーブルとしてそれぞれ
    物理的に異なる経路に配置されることを特徴とする請求
    項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記現用ケーブルおよび予備ケーブルに
    含まれる各中継器に電力を供給する電力供給手段を備
    え、 前記電力供給手段は、前記現用ケーブルおよび予備ケー
    ブル単位で設けられることを特徴とする請求項3に記載
    のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 所定のスパンにおいて現用線のみに障害
    が発生した場合、該所定のスパンの予備線に切り替える
    スパン切替を行い、該所定のスパンの現用線と予備線と
    の両方に障害が発生した場合、リング反対まわりの予備
    線に信号を迂回させるリング切替を行うことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか一つに記載のネットワークシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 所定のスパンの現用線に障害が発生した
    場合、該スパンを利用しているパスの発生点と終端点と
    の双方で予備線に切り替えるパス切替を行うことを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のネットワー
    クシステム。
  7. 【請求項7】 前記リングネットワークに1以上のネッ
    トワークが接続され、該1以上のネットワーク内に障害
    が発生した場合、この障害が発生した該1以上のネット
    ワーク内で経路切替を行って障害復旧を行い、前記リン
    グネットワーク内に障害が発生した場合、この障害が発
    生した該リングネットワーク内で経路切替を行って障害
    復旧を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一
    つに記載のネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 前記リングネットワークと前記1以上の
    ネットワークとを接続する接続ノードもしくはネットワ
    ーク接続用リンクに障害が発生した場合、前記リングネ
    ットワークと前記1以上のネットワークとの双方でパス
    の接続経路を変更し、障害復旧を行うことを特徴とする
    請求項7に記載のネットワークシステム。
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