JP2002280999A - スペクトル拡散通信装置 - Google Patents
スペクトル拡散通信装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 直接拡散方式と周波数ホッピング方式が混在
した無線ネットワーク環境でも、両者間の干渉が容易に
低減できる低コストのスペクトル拡散通信装置を提供す
ること。 【解決手段】 直接拡散型スペクトル拡散通信装置1と
アンテナ5の間に周波数可変帯域阻止フィルタ2を設
け、ホッピング周波数検出回路3で検出したホッピング
周波数に基づいて、フィルタ制御信号生成回路4からフ
ィルタ制御信号を生成させ、このフィルタ制御信号によ
り周波数可変帯域阻止フィルタ2の阻止周波数を変化さ
せるようにしたもの。 【効果】 静磁波フィルタを用いなくても、直接拡散方
式と周波数ホッピング方式が混在した無線ネットワーク
環境における両方式間の干渉が容易に低減できるので、
スペクトル拡散通信装置の低廉化を充分に図ることがで
きる。
した無線ネットワーク環境でも、両者間の干渉が容易に
低減できる低コストのスペクトル拡散通信装置を提供す
ること。 【解決手段】 直接拡散型スペクトル拡散通信装置1と
アンテナ5の間に周波数可変帯域阻止フィルタ2を設
け、ホッピング周波数検出回路3で検出したホッピング
周波数に基づいて、フィルタ制御信号生成回路4からフ
ィルタ制御信号を生成させ、このフィルタ制御信号によ
り周波数可変帯域阻止フィルタ2の阻止周波数を変化さ
せるようにしたもの。 【効果】 静磁波フィルタを用いなくても、直接拡散方
式と周波数ホッピング方式が混在した無線ネットワーク
環境における両方式間の干渉が容易に低減できるので、
スペクトル拡散通信装置の低廉化を充分に図ることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接拡散方式によ
るスペクトル拡散通信と、周波数ホッピング方式による
スペクトル拡散通信の双方が混在した無線ネットワーク
環境で用いられるスペクトル拡散通信装置に関する。
るスペクトル拡散通信と、周波数ホッピング方式による
スペクトル拡散通信の双方が混在した無線ネットワーク
環境で用いられるスペクトル拡散通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトル拡散通信方式には、直接拡散
方式(DS方式)と周波数ホッピング方式(FH方式)方式
の2種があり、この結果、直接拡散方式と周波数ホッピ
ング方式が混在した無線ネットワーク環境が存在する。
そこで、このような環境のもとで使用される従来技術と
して、これら直接拡散方式と周波数ホッピング方式の双
方を備えたスペクトル拡散通信装置が知られている。
方式(DS方式)と周波数ホッピング方式(FH方式)方式
の2種があり、この結果、直接拡散方式と周波数ホッピ
ング方式が混在した無線ネットワーク環境が存在する。
そこで、このような環境のもとで使用される従来技術と
して、これら直接拡散方式と周波数ホッピング方式の双
方を備えたスペクトル拡散通信装置が知られている。
【0003】このとき、例えば特開平11−4182号
公報では、直接拡散方式と周波数ホッピング方式が混在
した無線ネットワーク環境で使用する際、伝送状況に応
じて2種の方式を使い分け、誤り率が小さい方式を選択
して通信を行なうことにより、常に高性能が保持できる
ようにしたスペクトル拡散通信装置について開示してい
る。
公報では、直接拡散方式と周波数ホッピング方式が混在
した無線ネットワーク環境で使用する際、伝送状況に応
じて2種の方式を使い分け、誤り率が小さい方式を選択
して通信を行なうことにより、常に高性能が保持できる
ようにしたスペクトル拡散通信装置について開示してい
る。
【0004】そして、この公報に開示されている従来技
術では、更に両者の入力部に静磁波フィルタを設け、閾
値レベルを変えることにより、周波数ホッピング方式の
ときはスペクトル密度の低い直接拡散信号(直接拡散方
式の信号)を抑圧し、直接拡散方式のときは、妨害とな
る周波数ホッピング信号(周波数ホッピング方式の信号)
のみを抑圧することで、システム間の干渉を低減してい
る。
術では、更に両者の入力部に静磁波フィルタを設け、閾
値レベルを変えることにより、周波数ホッピング方式の
ときはスペクトル密度の低い直接拡散信号(直接拡散方
式の信号)を抑圧し、直接拡散方式のときは、妨害とな
る周波数ホッピング信号(周波数ホッピング方式の信号)
のみを抑圧することで、システム間の干渉を低減してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、高性
能化に伴う構成規模の増加に配慮がされているとはいえ
ず、装置の小型化とコストの低減化に問題があった。す
なわち、従来技術では、直接拡散方式と周波数ホッピン
グ方式の両方の通信装置が必要で、且つ、両者の入力部
に静磁波フィルタを用いることで、システム間の干渉を
低減している。
能化に伴う構成規模の増加に配慮がされているとはいえ
ず、装置の小型化とコストの低減化に問題があった。す
なわち、従来技術では、直接拡散方式と周波数ホッピン
グ方式の両方の通信装置が必要で、且つ、両者の入力部
に静磁波フィルタを用いることで、システム間の干渉を
低減している。
【0006】しかして、この結果、性能の向上に双方の
方式の装置が必要なため、大幅なコストの増大を招く
上、静磁波フィルタは磁石が必要なので小型化に難点が
あり、微細加工も必要なためコストが増加してしまう虞
れがあるのである。
方式の装置が必要なため、大幅なコストの増大を招く
上、静磁波フィルタは磁石が必要なので小型化に難点が
あり、微細加工も必要なためコストが増加してしまう虞
れがあるのである。
【0007】本発明の目的は、直接拡散方式と周波数ホ
ッピング方式が混在した無線ネットワーク環境でも、両
者間の干渉が容易に低減できる低コストのスペクトル拡
散通信装置を提供することにある。
ッピング方式が混在した無線ネットワーク環境でも、両
者間の干渉が容易に低減できる低コストのスペクトル拡
散通信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、直接拡散型
のスペクトル拡散通信装置において、通信帯域内に共存
する周波数ホッピング型スペクトル拡散信号のホッピン
グ周波数を検出し、このホッピング周波数の検出結果に
応じて阻止帯域が制御される周波数可変帯域阻止フィル
タを前記スペクトル拡散通信装置の信号経路に設け、こ
の周波数可変帯域阻止フィルタを介してスペクトル拡散
信号の送受信を行なうようにして達成される。
のスペクトル拡散通信装置において、通信帯域内に共存
する周波数ホッピング型スペクトル拡散信号のホッピン
グ周波数を検出し、このホッピング周波数の検出結果に
応じて阻止帯域が制御される周波数可変帯域阻止フィル
タを前記スペクトル拡散通信装置の信号経路に設け、こ
の周波数可変帯域阻止フィルタを介してスペクトル拡散
信号の送受信を行なうようにして達成される。
【0009】ここで、前記ホッピング周波数検出の対象
となる周波数ホッピング型スペクトル拡散信号が、アン
テナからの信号と、送受信共用器の受信側ポート出力信
号、中間周波に変換後の信号、それにベースバンドに変
換後の信号の内の何れかの信号になるようにしてもよ
い。
となる周波数ホッピング型スペクトル拡散信号が、アン
テナからの信号と、送受信共用器の受信側ポート出力信
号、中間周波に変換後の信号、それにベースバンドに変
換後の信号の内の何れかの信号になるようにしてもよ
い。
【0010】また、受信側における前記周波数可変帯域
阻止フィルタの挿入位置が、アンテナと送受信共用器の
間、受信側高周波増幅部の内部、受信側中間周波増幅部
の内部、それに受信側ベースバンド処理部の内部のう
ち、前記ホッピング周波数検出のための前記通信帯域内
に共存する周波数ホッピング型スペクトル拡散信号の取
出位置より前記受信側ベースバンド処理部側における何
れかの位置になるようにしてもよい。
阻止フィルタの挿入位置が、アンテナと送受信共用器の
間、受信側高周波増幅部の内部、受信側中間周波増幅部
の内部、それに受信側ベースバンド処理部の内部のう
ち、前記ホッピング周波数検出のための前記通信帯域内
に共存する周波数ホッピング型スペクトル拡散信号の取
出位置より前記受信側ベースバンド処理部側における何
れかの位置になるようにしてもよい。
【0011】同じく、このとき、送信側における前記周
波数可変帯域阻止フィルタの挿入位置が、アンテナと送
受信共用器の間、送信側高周波増幅部の内部、送信側中
間周波増幅部の内部、それに送信側ベースバンド処理部
の内部のうち、前記ホッピング周波数検出のための前記
通信帯域内に共存する周波数ホッピング型スペクトル拡
散信号の取出位置より前記送信側ベースバンド処理部側
における何れかの位置になるようにしてもよい。
波数可変帯域阻止フィルタの挿入位置が、アンテナと送
受信共用器の間、送信側高周波増幅部の内部、送信側中
間周波増幅部の内部、それに送信側ベースバンド処理部
の内部のうち、前記ホッピング周波数検出のための前記
通信帯域内に共存する周波数ホッピング型スペクトル拡
散信号の取出位置より前記送信側ベースバンド処理部側
における何れかの位置になるようにしてもよい。
【0012】次に、ここで、前記周波数可変帯域阻止フ
ィルタが、送信側と受信側の両方又は前記送受信共用部
の何れかに挿入されているようにしてもよい。更に、こ
こで、周波数ホッピング型スペクトル拡散通信装置を設
け、前記ホッピング周波数が、この周波数ホッピング型
スペクトル拡散通信装置により与えられるようにしても
よい。
ィルタが、送信側と受信側の両方又は前記送受信共用部
の何れかに挿入されているようにしてもよい。更に、こ
こで、周波数ホッピング型スペクトル拡散通信装置を設
け、前記ホッピング周波数が、この周波数ホッピング型
スペクトル拡散通信装置により与えられるようにしても
よい。
【0013】ここで、前記ホッピング周波数を検出する
回路が、電圧制御発振器と、受信信号と発振器出力の乗
算を行なって周波数変換を行なう周波数変換器と、変換
後の信号から特定の周波数成分を取り出す帯域通過フィ
ルタと、フィルタ後の信号レベルを検出する電力測定器
と、検出結果からトリガ信号を生成する同期ずれ検出回
路と、前記トリガ信号に基づいてホッピング周波数デー
タ列を生成するホッピング周波数データ発生器と、ホッ
ピング周波数データ列をアナログ信号に変換して前記電
圧制御発振器の制御信号にするためのD/A変換器とで
構成されているようにしてもよい。
回路が、電圧制御発振器と、受信信号と発振器出力の乗
算を行なって周波数変換を行なう周波数変換器と、変換
後の信号から特定の周波数成分を取り出す帯域通過フィ
ルタと、フィルタ後の信号レベルを検出する電力測定器
と、検出結果からトリガ信号を生成する同期ずれ検出回
路と、前記トリガ信号に基づいてホッピング周波数デー
タ列を生成するホッピング周波数データ発生器と、ホッ
ピング周波数データ列をアナログ信号に変換して前記電
圧制御発振器の制御信号にするためのD/A変換器とで
構成されているようにしてもよい。
【0014】同じく、ここで、前記ホッピング周波数デ
ータ発生器の出力を、フィルタ制御に必要なデータに変
換するディジタル演算処理回路を備え、このディジタル
演算処理回路の処理結果をアナログ変換して、前記周波
数可変帯域阻止フィルタの制御信号を得るようにしても
よく、前記周波数可変帯域阻止フィルタが、インダクタ
と可変キャパシタからなる並列共振回路を信号線路に直
列に挿入した回路又はインダクタと可変キャパシタから
なる直列共振回路を信号線路と接地線間に接続した回路
の何れかで構成されるようにしてもよい。
ータ発生器の出力を、フィルタ制御に必要なデータに変
換するディジタル演算処理回路を備え、このディジタル
演算処理回路の処理結果をアナログ変換して、前記周波
数可変帯域阻止フィルタの制御信号を得るようにしても
よく、前記周波数可変帯域阻止フィルタが、インダクタ
と可変キャパシタからなる並列共振回路を信号線路に直
列に挿入した回路又はインダクタと可変キャパシタから
なる直列共振回路を信号線路と接地線間に接続した回路
の何れかで構成されるようにしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるスペクトル拡
散通信装置について、図示の実施の形態により詳細に説
明する。まず、図1は、本発明の第1の実施形態で、こ
の実施形態は、直接拡散方式と周波周波数ホッピング方
式が混在したスペクトル拡散無線通信ネットワーク環境
に適用して、両者間の干渉を低減するため、直接拡散方
式側の通信装置、すなわち直接拡散型(方式)スペクトル
拡散通信装置1に、ホッピング信号だけを除去する周波
数可変帯域阻止フィルタ2を設けたものである。
散通信装置について、図示の実施の形態により詳細に説
明する。まず、図1は、本発明の第1の実施形態で、こ
の実施形態は、直接拡散方式と周波周波数ホッピング方
式が混在したスペクトル拡散無線通信ネットワーク環境
に適用して、両者間の干渉を低減するため、直接拡散方
式側の通信装置、すなわち直接拡散型(方式)スペクトル
拡散通信装置1に、ホッピング信号だけを除去する周波
数可変帯域阻止フィルタ2を設けたものである。
【0016】ここで、ホッピング信号だけを除去するに
は、時間と共に変化するホッピング信号の周波数を捕捉
する必要が有り、そのため、ホッピング周波数検出回路
3が設けてある。しかし、このとき検出される周波数検
出信号は、通常、周波数可変帯域阻止フィルタ2の制御
信号として使用することができる形式にはなっていな
い。そこでフィルタ制御信号生成回路4を用い、両者間
での信号形式の変換を行なうようなっている。
は、時間と共に変化するホッピング信号の周波数を捕捉
する必要が有り、そのため、ホッピング周波数検出回路
3が設けてある。しかし、このとき検出される周波数検
出信号は、通常、周波数可変帯域阻止フィルタ2の制御
信号として使用することができる形式にはなっていな
い。そこでフィルタ制御信号生成回路4を用い、両者間
での信号形式の変換を行なうようなっている。
【0017】ここで、5はアンテナで、送受信に兼用さ
れる。そして、これに入感した受信信号は、周波数可変
帯域阻止フィルタ2に供給されると共に、ホッピング周
波数検出回路3にも供給される。そこで、ホッピング周
波数検出回路3は、入力された受信信号から周波数検出
信号を検出し、これをフィルタ制御信号生成回路4に入
力してフィルタ制御信号を生成させる。
れる。そして、これに入感した受信信号は、周波数可変
帯域阻止フィルタ2に供給されると共に、ホッピング周
波数検出回路3にも供給される。そこで、ホッピング周
波数検出回路3は、入力された受信信号から周波数検出
信号を検出し、これをフィルタ制御信号生成回路4に入
力してフィルタ制御信号を生成させる。
【0018】そして、このフィルタ制御信号が周波数可
変帯域阻止フィルタ2に供給され、その阻止域の周波数
を制御して、受信信号中からホッピング信号だけが取り
除かれた信号が直接拡散型スペクトル拡散通信装置1に
入力され、図示のように、受信データが復調されるよう
になっている。
変帯域阻止フィルタ2に供給され、その阻止域の周波数
を制御して、受信信号中からホッピング信号だけが取り
除かれた信号が直接拡散型スペクトル拡散通信装置1に
入力され、図示のように、受信データが復調されるよう
になっている。
【0019】従って、この図1の実施形態によれば、直
接拡散型スペクトル拡散通信装置1の入力からは一部の
狭帯域信号成分が失われるものの、ホッピング信号の干
渉が無視できるようになり、大幅な受信性能の向上を得
ることができる。
接拡散型スペクトル拡散通信装置1の入力からは一部の
狭帯域信号成分が失われるものの、ホッピング信号の干
渉が無視できるようになり、大幅な受信性能の向上を得
ることができる。
【0020】また、この図1の実施形態の場合、送信動
作に際して、ホッピング信号に重なる部分の直接拡散信
号が、周波数可変帯域阻止フィルタ2により取り除かれ
て送信されるので、周波数ホッピング型通信装置(図示
してない)には一切手を加えずに、周波数ホッピング型
通信装置へのシステム間干渉を大幅に低減でき、周波数
ホッピング型通信装置にも大幅な性能の向上をもたら
す。
作に際して、ホッピング信号に重なる部分の直接拡散信
号が、周波数可変帯域阻止フィルタ2により取り除かれ
て送信されるので、周波数ホッピング型通信装置(図示
してない)には一切手を加えずに、周波数ホッピング型
通信装置へのシステム間干渉を大幅に低減でき、周波数
ホッピング型通信装置にも大幅な性能の向上をもたら
す。
【0021】例えばIEEE802.11方式の無線L
ANとブルートゥース(bluetooth:規格名)が混在する環
境のとき、上記実施形態によれば、無線LAN側にのみ
帯域阻止フィルタ機能を追加するだけで、両システムの
大幅な性能向上を図ることができる。
ANとブルートゥース(bluetooth:規格名)が混在する環
境のとき、上記実施形態によれば、無線LAN側にのみ
帯域阻止フィルタ機能を追加するだけで、両システムの
大幅な性能向上を図ることができる。
【0022】ところで、図1の実施形態では、理解を容
易にするため、直接拡散型スペクトル拡散通信装置1と
アンテナ5の間にホッピング信号を除去するフィルタ、
すなわち周波数可変帯域阻止フィルタ2を配置した場合
について説明した。つまり、図1の実施形態では、ホッ
ピング周波数検出回路3の入力信号が、アンテナ5から
の信号になっているが、しかし、本発明の実施形態は、
この図1の実施形態に限るものではなく、種々の配置に
よる実施が可能であり、以下、この点について説明す
る。
易にするため、直接拡散型スペクトル拡散通信装置1と
アンテナ5の間にホッピング信号を除去するフィルタ、
すなわち周波数可変帯域阻止フィルタ2を配置した場合
について説明した。つまり、図1の実施形態では、ホッ
ピング周波数検出回路3の入力信号が、アンテナ5から
の信号になっているが、しかし、本発明の実施形態は、
この図1の実施形態に限るものではなく、種々の配置に
よる実施が可能であり、以下、この点について説明す
る。
【0023】図2は、直接拡散型スペクトル拡散通信装
置を示したもので、アンテナ5から右方向にある部分が
直接拡散型スペクトル拡散通信装置1(図1)に相当する
が、ここで、本発明の実施形態の場合、ホッピング周波
数検出回路3(図1)の入力信号は、次の〜のうち、
何れの信号を用いてもよい。 アンテナ5からの受信信号。 送受信共用器6の受信側ポート出力信号。 中間周波に変換した信号(受信側中間周波増幅部8
の信号)。 ベースバンドに変換した信号(受信側ベースバンド
処理部9の信号)。
置を示したもので、アンテナ5から右方向にある部分が
直接拡散型スペクトル拡散通信装置1(図1)に相当する
が、ここで、本発明の実施形態の場合、ホッピング周波
数検出回路3(図1)の入力信号は、次の〜のうち、
何れの信号を用いてもよい。 アンテナ5からの受信信号。 送受信共用器6の受信側ポート出力信号。 中間周波に変換した信号(受信側中間周波増幅部8
の信号)。 ベースバンドに変換した信号(受信側ベースバンド
処理部9の信号)。
【0024】つまり、本発明の実施形態によれば、直接
拡散型スペクトル拡散通信装置の受信側の任意の場所に
周波数可変帯域阻止フィルタ2とホッピング周波数検出
回路3とフィルタ制御信号生成回路4からなる回路を実
装することができる。
拡散型スペクトル拡散通信装置の受信側の任意の場所に
周波数可変帯域阻止フィルタ2とホッピング周波数検出
回路3とフィルタ制御信号生成回路4からなる回路を実
装することができる。
【0025】従って、この実施形態によれば、設計の自
由度が大幅に増加すると共に、周波数可変帯域阻止フィ
ルタ2の特性に合わせて、それに適した検出信号の選択
が可能になる。また、上記の場合、つまり受信側ベー
スバンド処理部8で検出するようにした実施形態の場合
は、周波数可変帯域阻止フィルタ2の機能をディジタル
信号処理により得るように構成することも可能になる。
由度が大幅に増加すると共に、周波数可変帯域阻止フィ
ルタ2の特性に合わせて、それに適した検出信号の選択
が可能になる。また、上記の場合、つまり受信側ベー
スバンド処理部8で検出するようにした実施形態の場合
は、周波数可変帯域阻止フィルタ2の機能をディジタル
信号処理により得るように構成することも可能になる。
【0026】ところで、本発明の実施形態の場合、受信
側における周波数可変帯域阻止フィルタ2(図1)の挿入
位置については、次の〜のうち、何れの位置にして
もよい。 アンテナ5と送受信共用器6の間。 受信側高周波増幅部7の内部。 受信側中間周波増幅部8の内部。 受信側ベースバンド処理部8の内部。
側における周波数可変帯域阻止フィルタ2(図1)の挿入
位置については、次の〜のうち、何れの位置にして
もよい。 アンテナ5と送受信共用器6の間。 受信側高周波増幅部7の内部。 受信側中間周波増幅部8の内部。 受信側ベースバンド処理部8の内部。
【0027】つまり、本発明の実施形態によれば、直接
拡散型スペクトル拡散通信装置の受信側の任意の場所に
周波数可変帯域阻止フィルタ2とホッピング周波数検出
回路3、それにフィルタ制御信号生成回路4からなる回
路を実装することができ、設計の自由度が大幅に増加す
ると共に、周波数可変帯域阻止フィルタ2の特性に合わ
せて、それに適した検出信号の選択が可能になる。
拡散型スペクトル拡散通信装置の受信側の任意の場所に
周波数可変帯域阻止フィルタ2とホッピング周波数検出
回路3、それにフィルタ制御信号生成回路4からなる回
路を実装することができ、設計の自由度が大幅に増加す
ると共に、周波数可変帯域阻止フィルタ2の特性に合わ
せて、それに適した検出信号の選択が可能になる。
【0028】また、ここでも、上記の場合、つまり受
信側ベースバンド処理部8に設けるようにした実施形態
の場合は、周波数可変帯域阻止フィルタ2の機能をディ
ジタル信号処理により得るように構成することも可能に
なる。以上のことから、本発明の実施形態の場合、周波
数可変帯域阻止フィルタの位置によらず、受信信号から
ホッピング信号を取り除けることになり、大幅に受信性
能の向上を得ることができる。
信側ベースバンド処理部8に設けるようにした実施形態
の場合は、周波数可変帯域阻止フィルタ2の機能をディ
ジタル信号処理により得るように構成することも可能に
なる。以上のことから、本発明の実施形態の場合、周波
数可変帯域阻止フィルタの位置によらず、受信信号から
ホッピング信号を取り除けることになり、大幅に受信性
能の向上を得ることができる。
【0029】次に、本発明の実施形態における送信側で
の周波数可変帯域阻止フィルタの設置位置について説明
する。図1の実施形態では、ホッピング周波数検出回路
3と直接拡散型スペクトル拡散通信装置1の間に周波数
可変帯域阻止フィルタ3を挿入した例を示したが、本発
明の場合、送信側に関しても、同じく図2に示すよう
に、これ以外の位置にも設置することができる。
の周波数可変帯域阻止フィルタの設置位置について説明
する。図1の実施形態では、ホッピング周波数検出回路
3と直接拡散型スペクトル拡散通信装置1の間に周波数
可変帯域阻止フィルタ3を挿入した例を示したが、本発
明の場合、送信側に関しても、同じく図2に示すよう
に、これ以外の位置にも設置することができる。
【0030】すなわち、本発明の実施形態の場合、送信
側での周波数可変帯域阻止フィルタ2の挿入位置につい
ては、次の〜のうち、何れの位置にしてもよい。 アンテナ5と送受信共用器6の間。 送信側高周波増幅部10の内部。 送信側中間周波増幅部11の内部。 送信側ベースバンド処理部12の内部。
側での周波数可変帯域阻止フィルタ2の挿入位置につい
ては、次の〜のうち、何れの位置にしてもよい。 アンテナ5と送受信共用器6の間。 送信側高周波増幅部10の内部。 送信側中間周波増幅部11の内部。 送信側ベースバンド処理部12の内部。
【0031】つまり、本発明の実施形態によれば、直接
拡散型スペクトル拡散通信装置の送信側についても、そ
の任意の場所に周波数可変帯域阻止フィルタ2とホッピ
ング周波数検出回路3、それにフィルタ制御信号生成回
路4からなる回路を実装することができ、設計の自由度
が大幅に増加すると共に、周波数可変帯域阻止フィルタ
2の特性に合わせて、それに適した検出信号の選択が可
能になる。
拡散型スペクトル拡散通信装置の送信側についても、そ
の任意の場所に周波数可変帯域阻止フィルタ2とホッピ
ング周波数検出回路3、それにフィルタ制御信号生成回
路4からなる回路を実装することができ、設計の自由度
が大幅に増加すると共に、周波数可変帯域阻止フィルタ
2の特性に合わせて、それに適した検出信号の選択が可
能になる。
【0032】また、ここでも、上記の場合、つまりベ
ースバンド処理部11に設けるようにした実施形態の場
合は、周波数可変帯域阻止フィルタ2の機能をディジタ
ル信号処理により得るように構成することも可能にな
る。
ースバンド処理部11に設けるようにした実施形態の場
合は、周波数可変帯域阻止フィルタ2の機能をディジタ
ル信号処理により得るように構成することも可能にな
る。
【0033】以上のことから、本発明の実施形態の場
合、周波数可変帯域阻止フィルタの位置によらず、送信
信号から狭帯域ホッピング信号近辺の直接拡散信号だけ
が取り除かれることになり、直接拡散側の伝送特性に殆
ど影響を与えること無く周波数ホッピング側の通信装置
の伝送特性を大幅に向上させることができ、しかもこの
とき、周波数ホッピング型通信装置には改造が一切不要
である。
合、周波数可変帯域阻止フィルタの位置によらず、送信
信号から狭帯域ホッピング信号近辺の直接拡散信号だけ
が取り除かれることになり、直接拡散側の伝送特性に殆
ど影響を与えること無く周波数ホッピング側の通信装置
の伝送特性を大幅に向上させることができ、しかもこの
とき、周波数ホッピング型通信装置には改造が一切不要
である。
【0034】ところで、この図2の実施形態の場合、周
波数可変帯域阻止フィルタを送信側と受信側の両方に設
けるようにしてもよい。このように、送信側と受信側の
双方に周波数可変帯域阻止フィルタを備えた実施形態の
場合は、上記した実施形態の効果を兼ね備えることがで
き、直接拡散側と周波数ホッピング側の双方に伝送特性
の向上をもたらすことができ、無線ネットワーク全体と
しての伝送特性の向上がもたらされるものである。
波数可変帯域阻止フィルタを送信側と受信側の両方に設
けるようにしてもよい。このように、送信側と受信側の
双方に周波数可変帯域阻止フィルタを備えた実施形態の
場合は、上記した実施形態の効果を兼ね備えることがで
き、直接拡散側と周波数ホッピング側の双方に伝送特性
の向上をもたらすことができ、無線ネットワーク全体と
しての伝送特性の向上がもたらされるものである。
【0035】特に、この実施形態の場合、図1の実施形
態と同じく周波数可変帯域阻止フィルタ2を送受信の共
用部に挿入した場合は、1個の周波数可変帯域阻止フィ
ルタで2個分の働きをさせることができるため、コスト
的に大きな利点が得られるものとなる。
態と同じく周波数可変帯域阻止フィルタ2を送受信の共
用部に挿入した場合は、1個の周波数可変帯域阻止フィ
ルタで2個分の働きをさせることができるため、コスト
的に大きな利点が得られるものとなる。
【0036】次に、本発明の更に別の実施形態につい
て、図3により説明すると、この実施形態は、図示のよ
うに、直接拡散型スペクトル拡散通信装置1と周波数ホ
ッピング型スペクトル拡散通信装置20の双方を備えた
スペクトル拡散通信装置において、周波数ホッピング型
スペクトル拡散通信装置20をホッピング周波数検出回
路としても使用し、これからホッピング信号周波数の検
出信号を取り出し、これをフィルタ制御信号生成回路4
の入力信号としたものである。
て、図3により説明すると、この実施形態は、図示のよ
うに、直接拡散型スペクトル拡散通信装置1と周波数ホ
ッピング型スペクトル拡散通信装置20の双方を備えた
スペクトル拡散通信装置において、周波数ホッピング型
スペクトル拡散通信装置20をホッピング周波数検出回
路としても使用し、これからホッピング信号周波数の検
出信号を取り出し、これをフィルタ制御信号生成回路4
の入力信号としたものである。
【0037】ここで、周波数ホッピング型スペクトル拡
散通信装置20には、ホッピング周波数を検出する回路
が内蔵されている。従って、図3に示すように、周波数
ホッピング型スペクトル拡散通信装置20からホッピン
グ周波数信号を取り出すことができ、これをフィルタ制
御信号生成回路4に入力してやれば、フィルタ制御信号
を生成することができ、これを用いて周波数可変帯域阻
止フィルタを制御することができる。
散通信装置20には、ホッピング周波数を検出する回路
が内蔵されている。従って、図3に示すように、周波数
ホッピング型スペクトル拡散通信装置20からホッピン
グ周波数信号を取り出すことができ、これをフィルタ制
御信号生成回路4に入力してやれば、フィルタ制御信号
を生成することができ、これを用いて周波数可変帯域阻
止フィルタを制御することができる。
【0038】この図3の実施形態の場合、1台のスペク
トル拡散通信装置に両方のインターフェースを用意する
のはコストアップになり、無駄のようであるが、無線ア
クセスポイントの様に元々幾つかの仕様の無線インター
フェースを備える必要があるものについては、直接拡散
型スペクトル拡散通信装置1と周波数ホッピング型スペ
クトル拡散通信装置20が夫々別の機器との通信に用い
られるので、無駄にはならない。
トル拡散通信装置に両方のインターフェースを用意する
のはコストアップになり、無駄のようであるが、無線ア
クセスポイントの様に元々幾つかの仕様の無線インター
フェースを備える必要があるものについては、直接拡散
型スペクトル拡散通信装置1と周波数ホッピング型スペ
クトル拡散通信装置20が夫々別の機器との通信に用い
られるので、無駄にはならない。
【0039】この図3の実施形態によれば、直接拡散型
スペクトル拡散通信装置1の受信側では、周波数ホッピ
ング信号だけの除去が可能になり、送信側では狭帯域周
波数ホッピング信号近辺の直接拡散型信号成分が除去で
きるので、他の周波数ホッピング型スペクトル拡散通信
装置に対する影響を充分に軽減できる。次に、上記実施
形態によるスペクトル拡散通信装置におけるホッピング
周波数検出回路3について説明する。
スペクトル拡散通信装置1の受信側では、周波数ホッピ
ング信号だけの除去が可能になり、送信側では狭帯域周
波数ホッピング信号近辺の直接拡散型信号成分が除去で
きるので、他の周波数ホッピング型スペクトル拡散通信
装置に対する影響を充分に軽減できる。次に、上記実施
形態によるスペクトル拡散通信装置におけるホッピング
周波数検出回路3について説明する。
【0040】図4は、このホッピング周波数検出回路3
の一実施形態で、これは、図示のように、電圧制御発振
器3Aと、受信信号と発振器出力の乗算を行なって周波
数変換を行なう周波数変換器3B、変換後の信号から特
定の周波数成分を取り出す帯域通過フィルタ3C、フィ
ルタ後の信号レベルを検出する電力測定器3D、検出結
果を制御信号として同期用トリガ信号を生成する同期ず
れ検出回路3E、同期トリガ信号に基づいてホッピング
周波数データ列を生成するホッピング周波数データ発生
器3F、それに、発生データ列をD/A変換して電圧制
御発振器の制御信号とするためのD/A変換器3Gで構
成されている。
の一実施形態で、これは、図示のように、電圧制御発振
器3Aと、受信信号と発振器出力の乗算を行なって周波
数変換を行なう周波数変換器3B、変換後の信号から特
定の周波数成分を取り出す帯域通過フィルタ3C、フィ
ルタ後の信号レベルを検出する電力測定器3D、検出結
果を制御信号として同期用トリガ信号を生成する同期ず
れ検出回路3E、同期トリガ信号に基づいてホッピング
周波数データ列を生成するホッピング周波数データ発生
器3F、それに、発生データ列をD/A変換して電圧制
御発振器の制御信号とするためのD/A変換器3Gで構
成されている。
【0041】この結果、周波数ホッピング型スペクトル
拡散通信信号の周波数が変化する毎に、同期ずれ検出回
路3Eから同期ずれを示すトリガ信号が発生され、ホッ
ピング周波数データ発生器3Fで新たなホッピング周波
数データが設定され、これに基づいて電圧制御発振器3
Aの発振周波数が変化して再同期が行われることにな
り、ホッピング周波数データ発生器3Fからホッピング
周波数データ信号が得られることになる。
拡散通信信号の周波数が変化する毎に、同期ずれ検出回
路3Eから同期ずれを示すトリガ信号が発生され、ホッ
ピング周波数データ発生器3Fで新たなホッピング周波
数データが設定され、これに基づいて電圧制御発振器3
Aの発振周波数が変化して再同期が行われることにな
り、ホッピング周波数データ発生器3Fからホッピング
周波数データ信号が得られることになる。
【0042】なお、ここで示した周波数ホッピング型の
周波数同期方法としては、他にも種々の方法が考えら
れ、これらを適用することが可能である。また、図4で
は、周波数変換器3Bにアンテナが接続されているが、
この周波数変換器3Bの接続先は、図2で説明した〜
の何れでもよい。
周波数同期方法としては、他にも種々の方法が考えら
れ、これらを適用することが可能である。また、図4で
は、周波数変換器3Bにアンテナが接続されているが、
この周波数変換器3Bの接続先は、図2で説明した〜
の何れでもよい。
【0043】次に、上記実施形態によるスペクトル拡散
通信装置における制御信号生成回路4について説明す
る。この制御信号生成回路4の一例では、図4のホッピ
ング周波数検出回路3におけるホッピング周波数データ
発生器3の出力を用い、これを、図示してないディジタ
ル演算処理回路によりフィルタ制御に必要なデータに変
換し、図示してないD/A変換器によりアナログ変換し
てフィルタ制御信号としている。
通信装置における制御信号生成回路4について説明す
る。この制御信号生成回路4の一例では、図4のホッピ
ング周波数検出回路3におけるホッピング周波数データ
発生器3の出力を用い、これを、図示してないディジタ
ル演算処理回路によりフィルタ制御に必要なデータに変
換し、図示してないD/A変換器によりアナログ変換し
てフィルタ制御信号としている。
【0044】これにより、周波数可変帯域阻止フィルタ
2の特性と電圧制御発振器3Aの特性が線形でなくて
も、ホッピング周波数データ発生器3により自由に制御
信号データが用意できるため、周波数可変帯域阻止フィ
ルタ2通過後の信号スペクトルの特性が向上でき、伝送
特性が改善される。
2の特性と電圧制御発振器3Aの特性が線形でなくて
も、ホッピング周波数データ発生器3により自由に制御
信号データが用意できるため、周波数可変帯域阻止フィ
ルタ2通過後の信号スペクトルの特性が向上でき、伝送
特性が改善される。
【0045】次に、上記実施形態によるスペクトル拡散
通信装置における周波数可変帯域阻止フィルタ2につい
て説明する。この周波数可変帯域阻止フィルタ2の一例
では、図5に示すように、インダクタ2Aと、PINダ
イオードなどの可変キャパシタ2Bによる並列共振回路
を信号線路中に直列に挿入したもの、又は、図示してな
いが、インダクタと可変キャパシタの直列共振回路を信
号線路と接地線間に並列接続したもので構成されてい
る。
通信装置における周波数可変帯域阻止フィルタ2につい
て説明する。この周波数可変帯域阻止フィルタ2の一例
では、図5に示すように、インダクタ2Aと、PINダ
イオードなどの可変キャパシタ2Bによる並列共振回路
を信号線路中に直列に挿入したもの、又は、図示してな
いが、インダクタと可変キャパシタの直列共振回路を信
号線路と接地線間に並列接続したもので構成されてい
る。
【0046】ここで、この図5の実施形態では、可変キ
ャパシタ2BがPINダイオードであり、これに印加さ
れる制御信号電圧を変化させることにより、ダイオード
接合部の空亡層の容量が変化して阻止域の共振周波数が
変化し、周波数可変帯域阻止フィルタとして機能する。
本発明の実施形態では、このように簡易な回路で周波数
可変帯域阻止フィルタが実現できるため、低コストでフ
ィルタが実装できる。
ャパシタ2BがPINダイオードであり、これに印加さ
れる制御信号電圧を変化させることにより、ダイオード
接合部の空亡層の容量が変化して阻止域の共振周波数が
変化し、周波数可変帯域阻止フィルタとして機能する。
本発明の実施形態では、このように簡易な回路で周波数
可変帯域阻止フィルタが実現できるため、低コストでフ
ィルタが実装できる。
【0047】次に、本発明の各実施形態による作用効果
について説明する。まず、図1の実施形態に係るスペク
トル拡散通信装置は、通信帯域内に周波数ホッピング型
スペクトル拡散信号が共存する場合に、直接拡散型スペ
クトル拡散通信装置内にそのホッピング信号周波数の検
出回路と周波数可変の帯域阻止フィルタを備え、さらに
先のホッピング周波数検出信号からホッピング信号の帯
域を前記の周波数可変帯域阻止フィルタの阻止域に一致
させるための制御信号生成回路を備え、このフィルタを
通してスペクトル拡散信号の送受信を行う。
について説明する。まず、図1の実施形態に係るスペク
トル拡散通信装置は、通信帯域内に周波数ホッピング型
スペクトル拡散信号が共存する場合に、直接拡散型スペ
クトル拡散通信装置内にそのホッピング信号周波数の検
出回路と周波数可変の帯域阻止フィルタを備え、さらに
先のホッピング周波数検出信号からホッピング信号の帯
域を前記の周波数可変帯域阻止フィルタの阻止域に一致
させるための制御信号生成回路を備え、このフィルタを
通してスペクトル拡散信号の送受信を行う。
【0048】この結果、直接拡散型スペクトル拡散通信
装置においては、直接拡散信号にはあまり影響を与えず
に、受信信号から狭帯域の周波数ホッピング信号のみを
除去できるため、受信性能が大幅に向上する。
装置においては、直接拡散信号にはあまり影響を与えず
に、受信信号から狭帯域の周波数ホッピング信号のみを
除去できるため、受信性能が大幅に向上する。
【0049】また、この場合、送信信号についてもホッ
ピング信号に重なる部分の直接拡散信号成分を取り除い
て送信できるため、周波数ホッピング型スペクトル拡散
通信装置には一切手を加えずに周波数ホッピング型スペ
クトル拡散通信装置へのシステム間干渉を大幅に低減で
き、周波数ホッピング型スペクトル拡散通信装置側にも
大幅な性能の向上をもたらし、更に、直接拡散システム
と周波数ホッピングシステムの間での干渉が大幅に低減
でき、受信性能の大幅な向上や伝送帯域の増大をもたら
す。
ピング信号に重なる部分の直接拡散信号成分を取り除い
て送信できるため、周波数ホッピング型スペクトル拡散
通信装置には一切手を加えずに周波数ホッピング型スペ
クトル拡散通信装置へのシステム間干渉を大幅に低減で
き、周波数ホッピング型スペクトル拡散通信装置側にも
大幅な性能の向上をもたらし、更に、直接拡散システム
と周波数ホッピングシステムの間での干渉が大幅に低減
でき、受信性能の大幅な向上や伝送帯域の増大をもたら
す。
【0050】次に、図2の実施形態に係るスペクトル拡
散通信装置では、周波数検出回路への入力信号として、
通信装置内の幾つかの信号を規定しているため、直接拡
散型スペクトル拡散通信装置の色々な場所に本発明にか
かる回路を実装する事が可能となり、設計の自由度が大
幅に増加する。
散通信装置では、周波数検出回路への入力信号として、
通信装置内の幾つかの信号を規定しているため、直接拡
散型スペクトル拡散通信装置の色々な場所に本発明にか
かる回路を実装する事が可能となり、設計の自由度が大
幅に増加する。
【0051】また、周波数可変帯域阻止フィルタ可変フ
ィルタの特性に合わせた検出信号の選択が可能になる。
更にベースバンド部で検出する場合は帯域阻止のフィル
タ機能をディジタル信号処理により行なうことも可能に
なる。
ィルタの特性に合わせた検出信号の選択が可能になる。
更にベースバンド部で検出する場合は帯域阻止のフィル
タ機能をディジタル信号処理により行なうことも可能に
なる。
【0052】次に、同じく図2の実施形態に係るスペク
トル拡散通信装置では、受信側の周波数可変帯域阻止フ
ィルタの挿入位置として、通信装置内の受信側の幾つか
の位置を規定しているため、直接拡散型通信装置の受信
部の様々な場所に本発明にかかる周波数可変帯域阻止フ
ィルタ回路を挿入することが可能となり、設計の自由度
が大幅に増加し、また、周波数可変帯域阻止フィルタの
特性に合わせた位置の選択が可能になる。
トル拡散通信装置では、受信側の周波数可変帯域阻止フ
ィルタの挿入位置として、通信装置内の受信側の幾つか
の位置を規定しているため、直接拡散型通信装置の受信
部の様々な場所に本発明にかかる周波数可変帯域阻止フ
ィルタ回路を挿入することが可能となり、設計の自由度
が大幅に増加し、また、周波数可変帯域阻止フィルタの
特性に合わせた位置の選択が可能になる。
【0053】更に、ベースバンド部に置く場合は帯域阻
止フィルタ機能をディジタル信号処理により行なうこと
も可能になり、受信側周波数可変帯域阻止フィルタの位
置によらず受信信号からホッピング信号を取り除けるよ
うになり、受信性能が大幅に向上する。
止フィルタ機能をディジタル信号処理により行なうこと
も可能になり、受信側周波数可変帯域阻止フィルタの位
置によらず受信信号からホッピング信号を取り除けるよ
うになり、受信性能が大幅に向上する。
【0054】次に、同じく図2の実施形態に係るスペク
トル拡散通信装置では、送信側の周波数可変帯域阻止フ
ィルタの挿入位置として、通信装置内の送信側の幾つか
の位置を規定しているため、直接拡散型通信装置の送信
部の様々な場所に本発明にかかる周波数可変帯域阻止フ
ィルタ回路を挿入することが可能となり、設計の自由度
が大幅に増加し、また、可変フィルタの特性に合わせた
位置の選択が可能になる。
トル拡散通信装置では、送信側の周波数可変帯域阻止フ
ィルタの挿入位置として、通信装置内の送信側の幾つか
の位置を規定しているため、直接拡散型通信装置の送信
部の様々な場所に本発明にかかる周波数可変帯域阻止フ
ィルタ回路を挿入することが可能となり、設計の自由度
が大幅に増加し、また、可変フィルタの特性に合わせた
位置の選択が可能になる。
【0055】更に、ベースバンド部に置く場合は帯域阻
止フィルタ機能をディジタル信号処理により行なうこと
も可能になり、送信側周波数可変帯域阻止フィルタの位
置によらず送信信号から狭帯域ホッピング信号近辺の直
接拡散信号のみを取り除くため、直接拡散側の伝送特性
に殆ど影響を与えること無く、周波数ホッピング側の通
信装置の伝送特性を大幅に向上することが可能であり、
しかも周波数ホッピング型スペクトル拡散通信装置には
改造が一切不要である。
止フィルタ機能をディジタル信号処理により行なうこと
も可能になり、送信側周波数可変帯域阻止フィルタの位
置によらず送信信号から狭帯域ホッピング信号近辺の直
接拡散信号のみを取り除くため、直接拡散側の伝送特性
に殆ど影響を与えること無く、周波数ホッピング側の通
信装置の伝送特性を大幅に向上することが可能であり、
しかも周波数ホッピング型スペクトル拡散通信装置には
改造が一切不要である。
【0056】次に、同じく図2の実施形態に係るスペク
トル拡散通信装置では、周波数可変帯域阻止フィルタを
送信側と受信側の両方または共用部に挿入しているた
め、直接拡散側と周波数ホッピング側双方に同時に伝送
特性の向上をもたらすことができ、無線ネットワーク全
体としての伝送特性の向上をもたらす。特に周波数可変
帯域阻止フィルタを送受信の共用部に挿入した場合は、
1個のフィルタで2個分の働きをさせることができるた
めコスト的に有利になる。
トル拡散通信装置では、周波数可変帯域阻止フィルタを
送信側と受信側の両方または共用部に挿入しているた
め、直接拡散側と周波数ホッピング側双方に同時に伝送
特性の向上をもたらすことができ、無線ネットワーク全
体としての伝送特性の向上をもたらす。特に周波数可変
帯域阻止フィルタを送受信の共用部に挿入した場合は、
1個のフィルタで2個分の働きをさせることができるた
めコスト的に有利になる。
【0057】次に、図3の実施形態に係るスペクトル拡
散通信装置では、ホッピング周波数検出回路の代わりに
周波数ホッピング型スペクトル拡散通信装置を用い、こ
の装置からホッピング信号周波数の検出信号を取り出
し、これをフィルタの制御信号生成回路への入力信号と
している。
散通信装置では、ホッピング周波数検出回路の代わりに
周波数ホッピング型スペクトル拡散通信装置を用い、こ
の装置からホッピング信号周波数の検出信号を取り出
し、これをフィルタの制御信号生成回路への入力信号と
している。
【0058】この結果、無線アクセスポイントのよう
に、元々直接拡散と周波数ホッピングの両方の無線イン
ターフェースを備えているものに対して本発明を適用す
る場合に、周波数ホッピング型通信装置内のホッピング
周波数信号を流用し、これに簡単な制御信号生成回路と
周波数可変帯域阻止フィルタを追加するだけで本発明が
実施できるので、極めて低コストでシステム間の干渉を
低減できる。
に、元々直接拡散と周波数ホッピングの両方の無線イン
ターフェースを備えているものに対して本発明を適用す
る場合に、周波数ホッピング型通信装置内のホッピング
周波数信号を流用し、これに簡単な制御信号生成回路と
周波数可変帯域阻止フィルタを追加するだけで本発明が
実施できるので、極めて低コストでシステム間の干渉を
低減できる。
【0059】次に、図4に示したホッピング周波数検出
回路は、電圧制御発振器と、受信信号と発振器出力の乗
算を行なって周波数変換を行なう周波数変換器と、変換
後の信号から特定の周波数成分を取り出す帯域通過フィ
ルタと、フィルタ後の信号レベルを検出する電力測定器
と、検出結果を制御信号として同期用トリガ信号を生成
する同期ずれ検出回路と、同期トリガ信号に基づいてホ
ッピング周波数データ列を生成するホッピング周波数デ
ータ発生器と、発生データ列をD/A変換して電圧制御
発振器の制御信号とするためのD/A変換器で構成して
いるため、受信信号に同期したホッピング周波数データ
を常時発生することができ、フィルタ制御のための源信
号を容易に供給することができる。
回路は、電圧制御発振器と、受信信号と発振器出力の乗
算を行なって周波数変換を行なう周波数変換器と、変換
後の信号から特定の周波数成分を取り出す帯域通過フィ
ルタと、フィルタ後の信号レベルを検出する電力測定器
と、検出結果を制御信号として同期用トリガ信号を生成
する同期ずれ検出回路と、同期トリガ信号に基づいてホ
ッピング周波数データ列を生成するホッピング周波数デ
ータ発生器と、発生データ列をD/A変換して電圧制御
発振器の制御信号とするためのD/A変換器で構成して
いるため、受信信号に同期したホッピング周波数データ
を常時発生することができ、フィルタ制御のための源信
号を容易に供給することができる。
【0060】次に、図4に示したホッピング周波数検出
回路に関連して説明したスペクトル拡散通信装置におけ
る制御信号生成回路は、周波数データ発生器からの出力
をディジタル演算処理回路によりフィルタ制御に必要な
データに変換し、これをD/A変換器によりフィルタ制
御信号としているため、可変フィルタの特性と電圧制御
発振器の特性が線形でなくても自由に制御信号データが
用意でき、このため、帯域阻止フィルタ後の信号スペク
トルの特性が最適になるように調整でき、伝送特性が改
善される。
回路に関連して説明したスペクトル拡散通信装置におけ
る制御信号生成回路は、周波数データ発生器からの出力
をディジタル演算処理回路によりフィルタ制御に必要な
データに変換し、これをD/A変換器によりフィルタ制
御信号としているため、可変フィルタの特性と電圧制御
発振器の特性が線形でなくても自由に制御信号データが
用意でき、このため、帯域阻止フィルタ後の信号スペク
トルの特性が最適になるように調整でき、伝送特性が改
善される。
【0061】次に、図5示した周波数可変帯域阻止フィ
ルタは、インダクタとPINダイオードなどの可変キャ
パシタによる並列共振回路を信号線路中に挿入したも
の、又はインダクタと可変キャパシタによる直列共振回
路を信号線路と接地線間に接続したものを用いているた
め、極めて簡易な回路で周波数可変帯域阻止フィルタが
実現でき、低コストでフィルタを実装できる。
ルタは、インダクタとPINダイオードなどの可変キャ
パシタによる並列共振回路を信号線路中に挿入したも
の、又はインダクタと可変キャパシタによる直列共振回
路を信号線路と接地線間に接続したものを用いているた
め、極めて簡易な回路で周波数可変帯域阻止フィルタが
実現でき、低コストでフィルタを実装できる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、静磁波フィルタを用い
なくても、直接拡散方式と周波数ホッピング方式が混在
した無線ネットワーク環境における両方式間の干渉が容
易に低減できるので、スペクトル拡散通信装置の小型化
と低コスト化を充分に図ることができる。
なくても、直接拡散方式と周波数ホッピング方式が混在
した無線ネットワーク環境における両方式間の干渉が容
易に低減できるので、スペクトル拡散通信装置の小型化
と低コスト化を充分に図ることができる。
【図1】本発明によるスペクトル拡散通信装置の一実施
形態を示すブロック構成図である。
形態を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施形態における対象信号位置とフ
ィルタ挿入位置を説明するためのブロック構成図であ
る。
ィルタ挿入位置を説明するためのブロック構成図であ
る。
【図3】本発明によるスペクトル拡散通信装置の他の一
実施形態を示すブロック構成図である。
実施形態を示すブロック構成図である。
【図4】本発明におけるホッピング周波数検出回路の一
実施形態を示すブロック構成図である。
実施形態を示すブロック構成図である。
【図5】本発明における周波数可変帯域阻止フィルタの
一実施形態を示す回路図である。
一実施形態を示す回路図である。
1 直接拡散型スペクトル拡散通信装置 2 周波数可変帯域阻止フィルタ 3 ホッピング周波数検出回路 4 フィルタ制御信号生成回路 5 アンテナ(送受信アンテナ) 6 送受信共用器 7 高周波部(受信側) 8 中間周波部(受信側) 9 ベースバンド処理部(受信側) 10 高周波部(送信側) 11 中間周波部(送信側) 12 ベースバンド処理部(送信側) 20 周波数ホッピング型スペクトル拡散通信装置
Claims (9)
- 【請求項1】 直接拡散型のスペクトル拡散通信装置に
おいて、 通信帯域内に共存する周波数ホッピング型スペクトル拡
散信号のホッピング周波数を検出し、 このホッピング周波数の検出結果に応じて阻止帯域が制
御される周波数可変帯域阻止フィルタを前記スペクトル
拡散通信装置の信号経路に設け、 この周波数可変帯域阻止フィルタを介してスペクトル拡
散信号の送受信を行なうように構成したことを特徴とす
るスペクトル拡散通信装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のスペクトル拡散通信装
置において、 前記ホッピング周波数検出の対象となる周波数ホッピン
グ型スペクトル拡散信号が、アンテナからの信号と、送
受信共用器の受信側ポート出力信号、中間周波に変換後
の信号、それにベースバンドに変換後の信号の内の何れ
かの信号になるように構成したことを特徴とするスペク
トル拡散通信装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のスペクト
ル拡散通信装置において、 受信側における前記周波数可変帯域阻止フィルタの挿入
位置が、アンテナと送受信共用器の間、受信側高周波増
幅部の内部、受信側中間周波増幅部の内部、それに受信
側ベースバンド処理部の内部のうち、前記ホッピング周
波数検出のための前記通信帯域内に共存する周波数ホッ
ピング型スペクトル拡散信号の取出位置より前記受信側
ベースバンド処理部側における何れかの位置になるよう
に構成したことを特徴とするスペクトル拡散通信装置。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載のスペクト
ル拡散通信装置において、 送信側における前記周波数可変帯域阻止フィルタの挿入
位置が、アンテナと送受信共用器の間、送信側高周波増
幅部の内部、送信側中間周波増幅部の内部、それに送信
側ベースバンド処理部の内部のうち、前記ホッピング周
波数検出のための前記通信帯域内に共存する周波数ホッ
ピング型スペクトル拡散信号の取出位置より前記送信側
ベースバンド処理部側における何れかの位置になるよう
に構成したことを特徴とするスペクトル拡散通信装置。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載のスペクト
ル拡散通信装置において、 前記周波数可変帯域阻止フィルタが、送信側と受信側の
両方又は前記送受信共用部の何れかに挿入されているこ
とを特徴とするスペクトル拡散通信装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5の何れかに記載のス
ペクトル拡散通信装置において、 周波数ホッピング型スペクトル拡散通信装置を設け、 前記ホッピング周波数が、この周波数ホッピング型スペ
クトル拡散通信装置により与えられるように構成したこ
とを特徴とするスペクトル拡散通信装置。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項5の何れかに記載のス
ペクトル拡散通信装置において、 前記ホッピング周波数を検出する回路が、 電圧制御発振器と、受信信号と発振器出力の乗算を行な
って周波数変換を行なう周波数変換器と、変換後の信号
から特定の周波数成分を取り出す帯域通過フィルタと、
フィルタ後の信号レベルを検出する電力測定器と、検出
結果からトリガ信号を生成する同期ずれ検出回路と、前
記トリガ信号に基づいてホッピング周波数データ列を生
成するホッピング周波数データ発生器と、ホッピング周
波数データ列をアナログ信号に変換して前記電圧制御発
振器の制御信号にするためのD/A変換器とで構成され
ていることを特徴とするスペクトル拡散通信装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載のスペクトル拡散通信装
置において、 前記ホッピング周波数データ発生器の出力を、フィルタ
制御に必要なデータに変換するディジタル演算処理回路
を備え、 このディジタル演算処理回路の処理結果をアナログ変換
して、前記周波数可変帯域阻止フィルタの制御信号を得
るように構成したことを特徴とするスペクトル拡散通信
装置。 - 【請求項9】 請求項1〜請求項8の何れかに記載のス
ペクトル拡散通信装置において、 前記周波数可変帯域阻止フィルタが、 インダクタと可変キャパシタからなる並列共振回路を信
号線路に直列に挿入した回路又はインダクタと可変キャ
パシタからなる直列共振回路を信号線路と接地線間に接
続した回路の何れかで構成されていることを特徴とする
スペクトル拡散通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001079001A JP2002280999A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | スペクトル拡散通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001079001A JP2002280999A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | スペクトル拡散通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002280999A true JP2002280999A (ja) | 2002-09-27 |
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ID=18935526
Family Applications (1)
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JP2001079001A Pending JP2002280999A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | スペクトル拡散通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002280999A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007521729A (ja) * | 2003-06-25 | 2007-08-02 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 狭帯域干渉信号を相殺する方法 |
US7539464B2 (en) | 2005-06-06 | 2009-05-26 | Ntt Docomo, Inc. | Power series type predistorter for multi-frequency bands operation |
US7634238B2 (en) | 2005-06-03 | 2009-12-15 | Ntt Docomo, Inc. | Multi-band lookup table type predistorter |
-
2001
- 2001-03-19 JP JP2001079001A patent/JP2002280999A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007521729A (ja) * | 2003-06-25 | 2007-08-02 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 狭帯域干渉信号を相殺する方法 |
US7634238B2 (en) | 2005-06-03 | 2009-12-15 | Ntt Docomo, Inc. | Multi-band lookup table type predistorter |
US8295789B2 (en) | 2005-06-03 | 2012-10-23 | Ntt Docomo, Inc. | Multi-band lookup table type predistorter |
US7539464B2 (en) | 2005-06-06 | 2009-05-26 | Ntt Docomo, Inc. | Power series type predistorter for multi-frequency bands operation |
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