JP4130437B2 - ハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置および方法 - Google Patents

ハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置および方法 Download PDF

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Description

本発明は,移動通信のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置および方法に係り,さらに詳細には同期式CDMA無線通信網のハードハンドオーバーを支援してくれるビーコン(Beacon)装備で基地局のCDMA RF信号から抽出された基地局区分用PN同期を用いてダミーパイロット(Dummy Pilot)信号を発生させる装置および方法に関する。
移動通信で基地局はセル(Cell)方式でサービスを提供しており,端末機がセルまたは基地局間移動時にもコール(Call)が切れないようにサービスしなければならない。このように基地局間のコールが切れることなしにサービスすることを“ハンドオーバー”という。
一般に,移動通信でハンドオーバーはハードハンドオーバー(Hard HandOver)とソフトハンドオーバー(Soft HandOver)に分けられる。上記ソフトハンドオーバーは,基地局間ハンドオーバー時の隣接基地局と同じFA(Frequency Allocation)が割り当てられることを言い,ハードハンドオーバーは端末機が通話している状態で,ハンドオーバー時点に隣接基地局において他のFAが割り当てられることを言う。この時,ビーコンは,FAが他の基地局間のハードハンドオーバーでコールの切れることがないように支援してくれる装備である。
図1は基地局間ハードハンドオーバーを示した図面である。
図1で,端末機が基地局Aの領域において,FA2で通話しながら基地局B領域へ移動する場合,端末機は,基地局BにFA2の信号が存在しなければ基地局Bの領域にあるのかどうかがわからない。端末機は,一つの周波数を処理するRF H/Wのみ有しているからである。それゆえ,端末機は基地局Aの信号が切れる時まで継続的に基地局Aと接続詞,基地局B領域の途中で結局コールが切れる。
しかし,基地局BにおいてFA2のダミーパイロット信号が端末機に送信されれば,端末機は,基地局B領域に入っていっているということが分かる。従って,基地局BからのFA2のパイロット信号のエネルギーが充分な強さになると,端末機は基地局Bに対してハードハンドオーバーを遂行し,コールが切れない。この時,基地局Bにおいて,FA2のダミーパイロット信号を発生させる時,基地局BのFA1のパイロットチャネルの基地局区分用ショートPNコードとタイムオフセットが同じでなければならない。
一方,ハードハンドオーバー現象は,基地局が用いる周波数個数(FA)が異なる都心境界線およびビルディング内外境界地域などで主に発生する。都心と都心外廓境界線で基地局間FAが異なる場合,基地局セル間の円滑なハンドオーバーを誘導するために都心基地局と都心外廓基地局間にFA数が同一になるように都心外廓基地局に対してビーコン装備を設置する。
既存のビーコン方式は2種の方式が使われている。
第一には,図1において基地局BのFA1 RF信号を,基地局でカップリングして周波数をFA2に変波させて送信する方式である。この方式は,FA1で使われるパイロット(Pilot),シンク(Sync),ページング(Paging),トラフィック(Traffic)のすべてのチャネルがFA2で送信されて最終増幅器に負荷を加重させる。また,RFパスの遅延によってFA1とFA2のPilot信号は,正確にショートPNコードのタイムオフセットと同じにならない。
第二には,図1の基地局Bにおいてビーコン装備に基地局同期信号であるEven CLKを提供し,ユーザーがショートPNコードを入力すると,ビーコン装備はユーザーの設定によってショートPNコードをタイムオフセットさせ,ダミーパイロット信号が発生するといった方式である。この方式は基地局でEven CLKと基準クロックをビーコンに常に提供しなければならないという短所がある。
一方,上の2種の方式を受容しているビーコン装備の場合,FA1をカップリングして,変波時に,FA2に基地局メーン(BTS_MAIN)アンテナケーブルに連結された方向性連結器(Direction Coupler)でRF信号をカップリングする。カップリングされたRF信号はRF Hopping Unitに入力されて周波数を変波させる。変波されたRF信号は高電力増幅器(HPA)とデュープレクサーフィルター(Duplexer Filter)を経てダイバーシティーアンテナ(ANT_DIV)に出力される。
また,基地局で伝送されたEVEN_CLKを受けてダミーパイロット信号を発生させる場合には,基地局からEVEN_CLKポートと基準クロックポートを介してEVEN_CLKと基準クロックとを受信し,PN発生装置(PN Generation Unit)の基地局ショートPN同期とビーコンシステム基準クロックで用いる。このPN発生装置ではEVEN_CLKを基準にしてユーザーのPN設定による適切なタイムオフセットを有するパイロット(Pilot)信号を発生させる。このパイロット信号は,RFホッピング装置(RF Hopping Unit)を経てRF周波数に変換されて高電力増幅器(HPA),デュープレクサーフィルター(Duplexer Filter)を経てダイバーシティーアンテナ(ANT_DIV)ポートに出力される。
このような既存のビーコン装備において,RF信号を変波させる方式の場合,装備が非常に簡単だという長所がある反面,パイロットチャネル以外に存在するシンク(Sync),ページング(Paging),トラフィック(Traffic)チャネルが最終出力段の増幅器に負荷(Load)として作用し,パイロットチャネルだけ送信する増幅器より約5dB程度さらに高い出力で送信しなければならないという短所がある。また,RFパスの遅延でショートPNのタイムオフセットが正確でないという短所もある。また,外部で既存クロック(EVEN_CLK)の供給を受けてパイロット信号を生成する方式の場合には装備が比較的簡単という長所がある反面,基地局でショートPNコードのEVEN_CLKと基準クロックを提供しなければならない短所がある。
一方,特許文献1(“ハードハンドオフが可能な限り改善されたビーコン装置”)の場合には,パイロットサーチャー(Pilot Searcher)を,マッチドフィルター(Matched Filter)で具現し,ショートPNコードの迅速な同期の獲得が可能であるという長所と,ダミーパイロット信号の発生時外部でEVEN_CLKのような同期クロック信号を受けないので基地局とのインターフェースが簡単だという長所がある。
しかし,パイロットサーチャーをマッチドフィルターで具現することは多くのゲート(Gate)が消耗されるという短所と,パイロットサーチャーだけを利用して初期ショートPNコードの獲得は可能であるが,自体オシレーター(Oscillator)の周波数シフト(Shift)によって発生するショートPNコードのドリフト(Drift)を補償する方案がないという短所がある。また,出力されるダミーパイロット信号が基地局水準の周波数安定度(≦±0.05ppm)を有するための方案がないという短所と,パイロットI,Q発生器で出力されるI,Q信号を一定時間遅延させる遅延器を用いることによって追加的なFIFO(First In First Out)メモリーが必要であるという短所がある。
韓国実用新案公告20−0207325号
本発明は,従来の技術が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,同期式CDMA無線通信網のハードハンドオーバーを支援してくれるビーコン装備で,ショートPNコードのドリフトを補償し,かつ,充分な周波数安定度を有するダミーパイロット信号を発生させることが可能な,新規かつ改良されたハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置および方法を提供することである。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,基地局から入力されるCDMA RF信号をビーコン装置にカップリングする方向性連結器と;上記方向性連結器を介して有線で入力されるCDMA RF信号から,基地局区分用PN同期を抽出し,該基地局区分用PN同期を利用してハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号を出力するビーコン装置と;上記ビーコン装置で出力される上記ダミーパイロット信号を上記CDMA RF信号と結合して移動通信信号で出力するハイブリッド連結器と;上記ハイブリッド連結器で出力される上記移動通信信号を無線信号で放射する基地局アンテナと;を含むことを特徴とする,ハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置が提供される。
上記ビーコン装置は,上記CDMA RF信号を利用して上記基地局のショートPNコードと同一な上記ダミーパイロット信号を出力するとしても良い。
上記ビーコン装置は,上記CDMA RF信号を上記ダミーパイロット信号に変換するビーコンモジュールと;上記ダミーパイロット信号を高電力で増幅する高電力増幅器と;上記増幅されたダミーパイロット信号のうちから該当する帯域の信号だけを通過させる帯域通過フィルターと;を含んで構成されるとしても良い。
上記課題を解決するために,本発明の他の観点によれば,基地局から入力されるCDMA RF信号をビーコン装置にカップリングする方向性連結器と;上記方向性連結器を介して有線で入力されるCDMA RF信号から,基地局区分用PN同期を抽出し,該基地局区分用PN同期を利用してハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号を出力するビーコン装置と;上記基地局のCDMA RF信号と上記ビーコン装置のダミーパイロット信号とを結合させて移動通信信号として出力するデュープレクサーと;上記基地局のCDMA RF信号を上記デュープレクサーに伝達する受信アンテナ給電ケーブルと;上記移動通信信号を空中に放射する受信ダイバーシティーアンテナと;を含むことを特徴とする,ハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置が提供される。
上記方向性連結器は,基地局のアンテナ給電ケーブルを介して基地局が送信したCDMA RF信号を上記ビーコン装置にカップリングして,上記ビーコン装置は,上記CDMA RF信号を利用して上記基地局のショートPNコードと同一な上記ダミーパイロット信号を出力するとしても良い。
上記ビーコン装置は,上記CDMA RF信号を上記ダミーパイロット信号に変換するビーコンモジュールと;上記ダミーパイロット信号を高電力で増幅する高電力増幅器と;上記増幅されたダミーパイロット信号のうちから該当する帯域の信号だけを通過させる帯域通過フィルターと;を含んで構成されるとしても良い。
上記課題を解決するために,本発明の他の観点によれば,基地局からCDMA RF信号を無線で受信するビーコンアンテナと;上記ビーコンアンテナから入力されるCDMA RF信号から基地局区分用PN同期を抽出し,該基地局区分用PN同期を利用してハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号を出力するビーコン装置と;上記ビーコン装置で出力される上記ダミーパイロット信号を移動通信信号として無線で送出する送信ビーコンアンテナと;を含むことを特徴とするハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置が提供される。
上記ビーコン装置は,上記CDMA RF信号を利用して上記基地局のショートPNコードと同一な上記ダミーパイロット信号を出力するとしても良い。
上記ビーコン装置は,上記CDMA RF信号を上記ダミーパイロット信号に変換するビーコンモジュールと;上記ダミーパイロット信号を高電力で増幅する高電力増幅器と;上記増幅されたダミーパイロット信号のうちから該当する帯域の信号だけを通過させる帯域通過フィルターと;を含んで構成されるとしても良い。
上記ビーコン装置は,ユーザーから出力設定を受信し,受信利得制御を遂行し,上記基地局との周波数誤差を減らすために上記ビーコン装置の基準周波数を制御して,送信電力制御を遂行し,受信されるパイロット信号と同一なショートPNコードを有するダミーパイロット信号を出力できるようにダミーパイロットI/Q信号を発生させるベースバンド処理部を含んで構成されるとしても良い。
上記ベースバンド処理部は,受信されるデジタルI/Q信号の一定区間を検査し,一定の電力レベルで受信されるように受信利得制御を遂行する受信レベル調整器と;ユーザーの設定によって送信利得制御を遂行する送信利得調整器と;内部に掛け算器と積分器を含み,上記掛け算器は,発生するI/QショートPNコードと受信されるデジタルCDMA I/Q信号との掛け算を遂行し,上記掛け算器を通過したデジタル値は積分器に入力され,上記積分器は,一定区間のデジタル値を積分し,各I/Q毎に掛け算と積分が独立的に行われ,独立的なI/Q積分値を出力する相関器と;上記相関器で出力されるI/Q相関積分値と前状態の相関積分値とを比較して基準発振器の電圧制御を遂行する位相歪み調整器と;上記相関器で出力されるI/Q積分値を利用して相関エネルギー値を計算して,上記相関エネルギー値を利用して自己が発生したショートPNコードの相関位置判断およびPNコードクロック制御を遂行する相関エネルギー値計算およびPNコードクロック制御部と;受信機で用いるI/QショートPNコードを発生させ,パイロット信号を発生させるためのショートPNコードのトリガーパルス信号を発生させるショートPNコードおよびトリガーパルス発生器と;上記ビーコン装置の送信機で用いるダミーパイロット信号を発生させる装置であり,上記ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器で発生するトリガーパルス信号を利用して上記基地局で発生するPNと同一なPNを発生させるパイロット信号発生部と;を含んで構成されるとしても良い。
上記送信利得調整器は,上記受信レベル調整器の受信レベルと上記相関エネルギー値計算およびPNコードクロック制御部で受けた相関エネルギー値を利用して,受信される上記CDMA RF信号のパイロットレベルを測定し,上記測定されるパイロットレベルを利用して出力されるダミーパイロット信号の送信利得制御を遂行するとしても良い。
上記ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器で,CDMA方式に合うI/QショートPNコードを発生させ,パイロット信号を発生するためのショートPNコードのトリガーパルス信号をショートPNコードの周期毎に発生させ,上記ビーコン装置のシステム遅延および処理遅延による時間遅延を考慮して上記トリガーパルス信号を発生させるとしても良い。
上記パイロット信号発生部は,IS−95規格を充足するパイロット信号を発生させて,I/Qデータの1周期を保管して,上記パイロット信号を送信する時には上記ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器で発生するトリガーパルスを受信してショートPNコードの周期毎にメモリーのアドレスを調整するとしても良い。
上記パイロット信号発生部は,上記ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器からトリガーパルス信号が入力されると,アドレスラッチおよびアドレスカウンティング部によりIパイロットデータとQパイロットデータが分けられて貯蔵され,
上記Iパイロットデータの貯蔵領域には0.25チップ時間遅延毎に0番地から131071番地まで上記Iパイロットデータが貯蔵され,上記Qパイロットデータの貯蔵領域にも0.25チップ時間遅延毎に0番地から131071番地まで上記Qパイロットデータが貯蔵されるとしても良い。
上記課題を解決するために,本発明の他の観点によれば,基地局から受信されるCDMA RF信号を利用してビーコン装置のダミーパイロット信号を基地局と同期化するハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生方法において:上記CDMA信号に上記ビーコン装置自体が発生したショートPNコードを相関させて,上記基地局CDMA信号のショートPNコードの開始点を認知する第1段階と;システム時間遅延と伝送および電波遅延を補償するためにショートPNコードの周期性を利用して送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を遅延させる第2段階と;上記CDMA信号を周期的に検査して上記送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を補償する第3段階と;を含むことを特徴とする,ハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生方法が提供される。
上記第1段階は,ショートPNコードを生成しながら14個の“0”が発生すれば,次の位置に“0”を追加することによってショートPNコードの開始点を決定し,該開始点を基準にしてPNコードのトリガーパルスを生成し,任意のタイムオフセット(Time Offset)を有して入力されるCDMA信号とAFCをオフ(off)した状態で上記自体生成したショートPNコードとを相関させて,旋回しながら上記CDMA信号のショートPNコードの開始点を認知するとしても良い。
上記第2段階は,
RF入力ポートに受信されるCDMA RF信号とビーコン装備の出力パイロット信号との間に時間整列をするために,上記1段階で認知されたCDMA信号のショートPNコードの開始点と上記自体生成したショートPNコードの開始点との間の時間間隔とショートPNコードの周期を基礎にして,送信パイロット信号発生用トリガーパルスを遅延して生成するとしても良い。
上記第3段階は,一定周期毎に入力されるCDMA信号のショートPNコードとビーコン装置自体が生成したショートPNコードとを相関させて求めた相関エネルギー値を基礎にして,上記送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を持続的に補償するとしても良い。
上記補償される時間のリップル(Ripple)を減らすために,ビーコン装置でアナログ/デジタル変換をする時8倍オーバー・サンプリングを遂行し,送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間の制御分解能を1/24チップで遂行し,上記ビーコン装置のシステムクロックの安定性のためのAFCを遂行するとしても良い。
基地局の出力レベルとビーコン装置の出力レベルを連動する段階をさらに含んで構成されるとしても良い。
基地局から入力されるCDMA RF信号とビーコン装置自体が生成したショートPNコードから求めた相関エネルギー値を基礎にして受信されるCDMA RF信号の電力でパイロットチャネルの電力が占める比率を計算し,AGCの遂行を介して確認されるCDMA RF信号の受信レベルと上記計算された比率を基礎にして,上記ダミーパイロット信号の出力レベルを制御するとしても良い。
以上で説明したように本発明によれば,ビーコン装置でダミーパイロット信号を発生させる時,シリアルサーチャー方式を用いてCDMA RF信号でショートPNコードの同期を獲得するので,多くのゲートが必要でなくて,自体オシレーターの周波数シフトによるショートPNコードのドリフトを補償できる。また,出力されるダミーパイロット信号が基地局水準の周波数安定度(≦±0.05ppm)を有しており,既存のEVEN_CLKと基準クロックとを受信してダミーパイロット信号を発生させる方式に比べて,別途のEVEN CLOCKと基準クロックを供給受けないので基地局インターフェースが非常に簡単になる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図2は,本発明の第1実施形態によるハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置の構成を示したものである。
本発明の第1実施形態によるダミーパイロット信号発生装置200は,送受信ダイバーシティー(Diversity)を支援しない基地局と,本実施形態のビーコン装置とを連動する方案であり,基地局制御器(図示せず)と,移動通信信号を送受信する基地局210と,基地局210から送出されたCDMA RF信号の強さが弱い領域に設けられ基地局210と連動して基地局210からCDMA RF信号を受信してダミーパイロット信号を出力するビーコン装置220と,基地局210のCDMA RF信号をビーコン装置220にカップリングする方向性連結器(D/C:Directional Coupler)230と,ビーコン装置220から出力されたダミーパイロット信号をCDMA RF信号と結合して移動通信信号を出力するハイブリッド連結器(Hybrid Coupler)240と,ハイブリッド連結器240で出力された移動通信信号を無線信号で放射する基地局アンテナ250とを含んだ構成を有する。
また,ビーコン装置220は,CDMA RF信号をダミーパイロット信号に変換するビーコンモジュール222と,ダミーパイロット信号を高電力で増幅する高電力増幅器224と,増幅されたダミーパイロット信号のうちから該当する帯域の信号だけを通過させるようにフィルターリングする帯域通過フィルター226とを含んで構成される。
すなわち,本発明の第1実施形態によるダミーパイロット信号発生装置200において,ビーコン装置220は,方向性連結器230を介してカップリングされ,入力された,基地局210から送信されたCDMA RF信号を利用して基地局210のショートPNコードと同一なダミーパイロット信号を生成する。また,ビーコン装置220で出力されるダミーパイロット信号は,ハイブリッド連結器240を利用して基地局210から出力されたCDMA RF信号と結合し,基地局アンテナ250を介して移動通信信号で放射される。
しかし,ビーコン装置220の出力が基地局出力と結合する時,ハイブリッド連結器240を用いるため,基地局210およびビーコン装置220の出力が3dB減衰する現象が発生する。
図3は,本発明の第2実施形態によるハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置300の構成を示したものである。
本発明の第2実施形態によるダミーパイロット信号発生装置300は,送信アンテナダイバーシティーを支援しないが,受信アンテナダイバーシティーを支援する基地局と本実施形態のビーコン装置を連動する方案であって,図2の構成で基地局210に受信アンテナ給電ケーブルRx1を追加して基地局210のCDMA RF信号を受信ダイバーシティーアンテナ320に伝達して,ビーコン装置220のダミーパイロット信号と受信アンテナ給電ケーブルRx1を介して伝えられるCDMA RF信号を結合させるデュープレクサー310,および上記デュープレクサー310で結合した信号を移動通信信号で空中に放射する受信ダイバーシティーアンテナ320を含んだ構成を有する。
方向性連結器(D/C:Directional Coupler)230は,基地局210から基地局210のアンテナ給電ケーブルTX/RX0を通じて送信したCDMA RF信号をカップリングし,カップリングされたCDMA RF信号はビーコン装置220に入力される。ビーコン装置220は,CDMA RF信号を利用して基地局210のショートPNコードと同一なダミーパイロット信号を出力する。ビーコン装置210で出力されるダミーパイロット信号は,デュープレクサー310を介して基地局210の受信アンテナ給電ケーブルRx1を介して伝えられるCDMA RF信号と結合し,移動通信信号で受信ダイバーシティーアンテナ320を介して空中に放射される。
図4は,本発明の第3実施形態によるハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置400の構成を示したものである。
本発明の第3実施形態によるダミーパイロット信号発生装置400は,基地局210とビーコン装置410とが有線で連結することが不可能な場合,基地局アンテナ250で送信されるCDMA RF信号をビーコン装置410で受信ビーコンアンテナ412を利用して受信する方式であって,基地局210から送出されるCDMA RF信号を受信する受信ビーコンアンテナ412,上記受信ビーコンアンテナから受信されたCDMA RF信号をダミーパイロット信号に変換して出力するビーコン装置410,および,上記ビーコン装備410から出力されるダミーパイロット信号を移動通信信号で送出する送信ビーコンアンテナ414を含んだ構成を有する。
受信ビーコンアンテナ412を介して受信される基地局210のCDMA RF信号は,ビーコン装置410に入力される。ビーコン装置410は,CDMA RF信号を利用して基地局210のショートPNコードと同一なダミーパイロット信号を生成する。上記生成されたパイロットダミー信号は,送信ビーコンアンテナ414を介して移動通信信号で空中に放射される。
図5A,図5B,図5Cは,ビーコン装置の内部構成を示したブロック構成図である。尚,図5A,図5B,図5Cの3図によって一つのビーコン装置の内部構成を表す。
本発明の実施形態によるビーコン装置500は,NMS(Network Management System)端末装置502と,第1BPF(Band Pass Filter)504と,2−Way分配器506と,第1RF増幅器508と,第2BPF 510と,第1ミキサー(Mixer)512と,第1シンセサイザー(Synthesizer)514と,第1LPF(Low Pass Filter)516と,第2RF増幅器518と,SAWフィルター520と,第3RF増幅器522と,第1可変減衰器524と,第2シンセサイザー526と,直角位相復調器528と,第2LPF 530と,A/D(Analog to Digital)変換器532と,ベースバンド(Baseband)処理部534と,電圧制御発振器536と,システムクロックPLL(Phase Lock Loop)538と,D/A(Digital to Analog)変換器540と,第3LPF 542と,直角位相変調器544と,第3シンセサイザー546と,第3BPF 548と,第4RF増幅器550と,第2可変減衰器552と,第4シンセサイザー554と,第2ミキサー556と,第4BPF 558と,第5RF増幅器560と,高出力増幅器562と,キャビティ(Cavity)BPF 564とを含んで構成される。
ビーコン装置500の内部構成のうち上記各部分の機能は既に公知された技術であるのでその詳細な説明は省略する。
ビーコン装置500は,基地局210が送信するCDMA RF信号を受信する。この時,CDMA RF信号はパイロットチャネル,同期チャネル,ページングチャネル,通話チャネルなどで構成されている。ビーコン装置500に入力されたCDMA RF信号は第1BPF 504を通過した後に2−Way分配器506を経てNMS用で用いることができるようにNMS端末装置502と第1RF増幅器508とに分配される。
上記のように分配されて第1RF増幅器508に入力されたCDMA RF信号は,増幅が行われた後にイメージ除去用の第2BPF 510を通過する。第2BPF 510を通過した増幅信号は第1ミキサー512において第1シンセサイザー514から供給される信号とミキシング(Mixing)される。
第1ミキサー512から出力された信号は,第1LPF 516を通過する。従って,第1LPF 516の出力はIF周波数信号だけ存在する。すなわち,CDMA RF信号がIF周波数に変換される。第1LPF 516の出力信号は第2RF増幅器518を経て増幅が行われた後にSAWフィルター520を通過する。SAWフィルター520は,基地局210で出力される複数個の近接CDMA RF信号を除去して1個のCDMA RF信号だけを受信するために使われる。
上記SAWフィルター520を通過したCDMA信号は,第3RF増幅器522を経て第1可変減衰器524に入力される。第1可変減衰器524は,図5Bに示すベースバンド処理部534から印加される制御信号によって受信利得が制御される。第1可変減衰器524は随時に変化するCDMA RF信号の電力レベルが一定に維持されるように受信利得制御信号によって利得を調節する。第1可変減衰器524で出力された一定レベルの信号は直角位相復調器528に入力される。直角位相復調器528は第2シンセサイザー526から入力される信号を利用してIF周波数のCDMA信号をI/QベースバンドCDMA信号に変換する。
直角位相復調器528で出力されたI/QベースバンドCDMA信号は,第2LPF 530を通過してイメージ信号を除去する。第2LPF 530を通過したCDMA信号は,A/D変換器532に入力される。A/D変換器532は,CDMA信号をデジタルデータに変換して1.2288Mbpsより8倍以上の高い速度でサンプリングを遂行する。AD変換器532を介してデジタルデータに変換されたデジタルCDMA信号はベースバンド処理部534に入力される。
ベースバンド処理部534は,システムクロックPLL部538からのシステムクロックを受けて,ユーザーの出力設定を受け入れる。また,ベースバンド処理部534は,受信利得制御を遂行するために第1可変減衰器524を制御して,基地局210との周波数誤差を減らすためにビーコン装置500の基準周波数を発生させる電圧制御発振器536を制御する。また,ベースバンド処理部534は,送信電力制御を遂行して,受信されるパイロット信号と同一なショートPNコードを有するダミーパイロット信号をビーコン装置500から出力できるようにダミーパイロットI/Q信号を発生させる。
ベースバンド処理部534で出力されたダミーパイロットI/Q信号は,D/A変換器540に入力されてアナログI/Q信号に変換される。D/A変換器540で出力されたアナログI/Q信号は,第3LPF 542を通過してイメージ信号が除去される。第3LPF 542を通過したパイロットI/Q信号は,直角位相変調器544に入力されてIF信号に変換される。
直角位相変調器544の出力は,図5Cに示した第3BPF 548を通過しながら通過帯域外のイメージ信号を除去する。第3BPF 548の出力信号は,第4RF増幅器550を経て増幅された後に第2可変減衰器552に入力される。この時,第2可変減衰器552はダミーパイロット信号の出力レベルを調整するために利用される。第2可変減衰器552の出力は,第2ミキサー556に入力されてRF信号に変換される。
第2ミキサー556の出力は,第4BPF 558を通過してイメージ信号が除去された後,第5RF増幅器560に入力されて信号増幅が行われる。第5RF増幅器560の出力は,高出力で増幅するために高出力増幅器562に入力される。高出力増幅が行われた後にキャビティBPF 564を介して帯域外のイメージおよびスプリアスを除去した後にダミーパイロット信号として出力される。
図6は,ベースバンド処理部534の内部構成を示したブロック構成図である。
ベースバンド処理部534は,受信レベル調整器602と,送信利得調整器604と,相関器606と,位相歪み調整器608と,相関エネルギー値計算およびPNコードクロック制御部610と,ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器612と,パイロット信号発生部614とを含んで構成される。
受信レベル調整器602は,受信されるデジタルI/Q信号の一定区間を検査して,一定の電力レベルで受信されるように受信利得制御を遂行する。
送信利得調整器604は,ユーザーの設定によって送信利得制御を遂行する。また,送信利得調整器604は,受信レベル調整器602の受信レベルと相関エネルギー値計算およびPNコードクロック制御部610で受けた相関エネルギー値を利用して,受信されるCDMA信号のパイロットレベルを測定し,上記測定されるパイロットレベルを利用して出力されるダミーパイロット信号の送信利得制御を遂行する。
基地局210とビーコン装置500との位相差などによって受信されるパイロット信号には位相歪みが存在するが,位相歪み調整器608は,相関器606で出力されるI/Q相関積分値と前状態の相関積分値とを比較して,時計方向か反時計方向かに回転することを判断し,回転を防止し一定の地点に位置するように基準発振器の電圧制御を遂行する。こういう持続的な制御過程を介して基地局210で受信されるCDMA中心周波数とビーコン装置500との受信選択中心周波数は一致する。
相関器606は,内部に掛け算器と積分器とを有している。かかる掛け算器は,発生したI/QショートPNコードと受信されるデジタルCDMA I/Q信号との掛け算を遂行する。掛け算器を通過したデジタル値は積分器に入力され,積分器では,一定区間のデジタル値を積分する。掛け算と積分はそれぞれI/Q毎に独立的に行われ,独立的なI/Q積分値が出力される。
相関エネルギー値計算およびPNコードクロック制御部610は,相関器606で出力されるI/Q積分値を利用して相関エネルギー値を計算し,計算された相関エネルギー値を利用して自身で発生したショートPNコードに対する相関位置判断およびPNコードクロック制御などを遂行する。
ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器612は,受信機で用いるI/QショートPNコードを発生させ,またPilot信号を発生させるためのショートPNコードのトリガーパルス信号を発生させる。ここで,I/QショートPNコード発生器は,CDMA方式に合うI/QショートPNコードを発生させる。Pilot信号を発生させるためのショートPNコードのトリガーパルス信号は,ショートPNコードの周期(1/1.2288Mcps×215≒26.67ms)毎にトリガーパルス信号を発生させる。上記トリガーパルス発生器は,ビーコン装備システム遅延および処理遅延による時間遅延を考慮してトリガーパルス信号を発生させる。
パイロット信号発生部614は,ビーコン装置500の送信機で用いるダミーパイロット信号を発生させる装置である。上記ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器612で発生するトリガーパルス信号を利用して基地局210で発生するPNと同一なPNを発生させることができる。上記パイロット信号発生部614は,Pilot信号を発生させる時IS−95規格を充足する信号を発生させ,ショートPNコードの周期が26.67msなので出力されるPilot信号のI/Qも26.67msの周期を有する。このような周期性を利用するために,上記パイロット信号発生部614にはI/Qデータの1周期26.27msを保管できるデータメモリー装置が含まれる。したがって,上記パイロット信号発生部614は,Pilot信号を送信する時,上記ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器612で発生するトリガーパルスを受信して26.67ms毎にメモリーのアドレス調整が行われる。
基地局210から受信されるCDMA RF信号を利用してビーコン装置500のダミーパイロット信号を基地局と同期化する方案は三段階に分けられる。
第一に,基地局から受信されるCDMA RF信号に,自己が発生したショートPNコードを相関させて基地局CDMA信号のショートPNコードの開始点(PN #0の開始点)を認知する過程,第二に,システム時間遅延と伝送および電波遅延を補償するためにショートPNコードの周期性を利用して送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を遅延させる過程,および第三に,基地局から受信されるCDMA RF信号を周期的に検査して送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を補償する過程で構成される。
先に,一番目として,基地局から受信されるCDMA RF信号に,自己が発生したショートPNコードを相関させ,基地局のショートPNコードの開始点(PN #0の開始点)を認知する過程を説明する。
図7は,図6のショートPNコードおよびトリガーパルス発生器612から生成される受信部PNコードと,受信部PNコードトリガーパルスに対するタイミングを示した図面である。
15個のFlip−Flopを利用してPN Sequenceを検知しようとした時‘all zero’の場合は出てこない。PN Sequenceの特性上もしもすべてのFlip−Flopが‘all zero’ならばその以後PN Sequenceは続いて‘0’が出てくる。実際にadd zeroをしない状況でPN Sequenceは32767周期を有する。したがって,PN Sequenceの最後に‘zero’を追加しなければならない。IとQすべてSequenceの終わりの時点で連続して14個の‘zero’が出てくるがここに‘zero’を追加することによって32678個のチップ(Chip)を生成できる。
受信部I/Q Short PN Sequenceを生成する時,14個の“0”が発生すれば,その後に“0”をさらに挿入し,その次からはI/Q Short PN Sequenceの開始点,すなわちShort PN #0の開始点として受信部PNシーケンスのトリガーパルスを生成する。
図8は,入力されるCDMA信号と出力されるパイロット信号間のPN Offsetに対する補正を示した図面である。
ビーコン装置500では,任意のタイムオフセットを有して入力されるCDMA信号と,AFCがOFF状態の下で自己が発生したショートPNコードとを相関させ,旋回(Slewing)しながら上記CDMA信号のPN #0の位置を捜す。
図8で入力されるCDMA信号のPN基準点は,ビーコン装置500のRF入力ポートの入力時点を示して,受信部PNシーケンスのトリガーパルスは,ビーコン装置500でPN #0の開始点を認知した時点を示す。ここで,時間遅延Iは,RF入力ポートにおけるベースバンド処理部34までの時間遅延とベースバンド処理部534の処理時間遅延を示す。
二番目として,システム時間遅延と伝送および電波遅延を補償するためにショートPNコードの周期性を利用して送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を遅延させる過程を説明する。
ビーコン装置500における基地局210のPN #0の開始点を捜せば,ビーコン装置500の時間遅延を補償してパイロット信号を送信しなければならない。ビーコン装置500の時間遅延の要素としては受信部の時間遅延,ベースバンド処理の時間遅延,送信部の時間遅延がある。ビーコン装置500ではパイロット信号に周期性があるという事実を利用して上記時間遅延を補償する。
時間遅延の補償は,図8にある送信部パイロット信号発生用トリガーパルスに適用する。RF入力ポートに受信されるCDMA信号とビーコン装置500のパイロット信号との出力を時間的に整列させるために,時間遅延IIだけ遅延させ,送信パイロット信号を発生させる。
三番目として,基地局210から受信されるCDMA RF信号を周期的に検査して送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を補償する過程を説明する。
ビーコン装置500に入力されるCDMA信号と,ビーコン装置500から出力されるパイロット信号との間の時間遅延を補償しても,ビーコン装置500のシステムクロックと基地局210のシステムクロックとの安定度の差によってCDMA信号とビーコン出力のパイロット信号間の時間遅延は変わることもある。
従って,このような時間遅延は,一定周期毎に入力されるCDMA信号とビーコン装置500のショートPNコードとを相関させて求めた相関エネルギー値を基礎にして持続的に補償される。上記時間遅延を補償する時,時間によるリップルを少なくするために,ビーコン装置500は,アナログ/デジタル変換時に8オーバー・サンプリング(Over Sampling)以上を遂行し,送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間の制御分解能を1/24チップで遂行する。この場合,ビーコン装置500のシステムクロックの安定性のためにAFCが遂行される。参考に,クアルコム(Qualcomm)社の端末機ではアナログ/デジタル変換時4オーバー・サンプリングをしている。
図9は,ベースバンド処理部534でダミーパイロット信号を発生させるための概念図である。
図9において,パイロットデータはすべて“0”であって,IS−95におけるウォルッシュ(Walsh)コードも“0”であるため,パイロットデータは1.2288Mbpsのウォルッシュコード“0”でモジュレーションされる。この時,出力は2個に分けられ,外部で供給されるトリガーパルスを基準にしてI/QショートPNコード発生器で発生するPNコードによりモジュレーションされる。ここでI/QショートPNコードのシーケンス周期は,215の長さすなわち,32768チップを有する。
PNコードによりモジュレーションされたデータは,計数回路(Scaler)を介して利得調整が行われた後にFIRフィルターに入力される。FIRフィルターではIS−95に適合なベースバンド信号を除外したハーモニック信号が除去される。FIRフィルターは,4オーバーインターポレーション(Over Interpolation)を遂行した後に出力する。
したがって,PNコードの周期性によって送信デジタルI/Qパイロット信号が周期性を持っているので,ビーコン装置500は,1周期(1/1.2288Mcps×32768≒26.67ms)のI/Qパイロット信号をデータメモリーに貯蔵し,周期的に反復してI/Qパイロット信号を生成する。
図10は,I/Qパイロット信号生成のためのデータメモリーの内部構成を示したブロック構成図である。
図10に示したように,上記ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器612からトリガーパルス信号が入力されると,アドレスラッチおよびアドレスカウンタによりIパイロットデータとQパイロットデータとが分けられて,データメモリーに貯蔵される。Iパイロットデータの貯蔵領域には0.25チップ時間遅延毎に0番地から131071番地までIパイロットデータが貯蔵されて,Qパイロットデータの貯蔵領域にも0.25チップ時間遅延毎に0番地から131071番地までQパイロットデータが貯蔵される。
一方,次は,ビーコン装置の出力周波数安定度確保のために,基地局の出力周波数とビーコン装置の出力周波数を連動する方案を説明する。
ビーコン装置500の出力周波数安定度規格は,±0.05ppm以下であり,基地局と同一な周波数安定度を確保しなければならない。この周波数安定度を確保するためにはビーコン装置500の基準発振器で使われる発振器の温度安定度と経年変化率による安定度などを考慮しなければならない。この時,ビーコン装置500で高安定度の発振器(OCXO等級)を用いると価格は非常に高くなる。このような価格問題を解決するためにビーコン装置500では電圧制御型発振器(TCXO)を用いており,基地局基準発振器の性能に近接するようにビーコン装置500に入力されるCDMA RF信号を利用してAFC機能を具現した。また,ビーコン装置500の高い周波数安定度のために10ビット以上の分解能で基準発振器の電圧制御を遂行する。例えば,クアルコム社の端末機でAFC分解能は8ビットである。
続いて,基地局出力レベルとビーコン装置出力レベルを連動する方案を説明する。
ダミーパイロットを発生させる既存のビーコン装置において出力レベルはユーザーにより固定される。基地局で全体的な出力レベルを増加させたり減少させたりする場合,基地局のサービス領域も変更されるのでビーコン装置の出力も共に変更する必要がある。しかし,既存のビーコン装置は,基地局パイロット電力が変わっても出力レベルを変更することができない短所がある。このような問題点を補完するために下記のように基地局出力レベルとビーコン装置の出力レベルを連動する。
RFポートに入力されるCDMA RF信号はパイロットチャネル,同期チャネル,ページングチャネルおよび複数個の通話チャネルで構成されている。通話加入者の数によって入力されるCDMA RF信号の電力は,持続的に変わるようになっている。従って,入力されるCDMA RF信号でパイロットチャネルの電力が認識できれば,ビーコン装置で出力されるパイロット信号に対する電力制御が可能になる。
ビーコン装置500でAGC(Automatic Gain Control)を遂行しながらCDMA RF信号の受信レベルを認知する。また,通話チャネルの数によって相関エネルギー値が線形的に変わる性質があるので,ベースバンド処理部534相関器606で相関エネルギー値を求めて,これを基礎にして受信されるCDMA RF信号の全体電力でパイロットチャネルの電力比率を計算する。以後,出力されるダミーパイロット信号の電力と上記AGCの遂行を介して確認されるCDMA RF信号の受信レベルの比が上記計算された比率と一致するように,上記ダミーパイロット信号の出力レベルを制御する。
基地局210で出力レベルを全体的に増加または減少させるようになると,パイロットチャネルの電力が増加または減少し,ビーコン装置500は,パイロットチャネルの電力変化率を感知してビーコン装置の出力レベルを制御することができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
同期式CDMA無線通信網のビーコン装備に適用され,基地局セル間のハードハンドオーバーを效果的に遂行する移動通信のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置および方法に適用可能である。
基地局間ハードハンドオーバーを示した図面である。 本発明の第1実施形態によるハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置の構成を示した図面である。 本発明の第2実施形態によるハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置の構成を示した図面である。 本発明の第3実施形態によるハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置の構成を示した図面である。 ビーコン装置の内部構成を示したブロック構成図である。 ビーコン装置の内部構成を示したブロック構成図である。 ビーコン装置の内部構成を示したブロック構成図である。 ベースバンド処理部の内部構成を示したブロック構成図である。 図6のショートPNコードおよびトリガーパルス発生器から生成される受信部PNコードと受信部PNコードトリガーパルスに対するタイミング図である。 入力されるCDMA信号と出力されるパイロット信号間のPN Offsetに対する補正を示した図面である。 ベースバンド処理部でダミーパイロット信号を発生させるための概念図である。 I/Qパイロット信号生成のためのデータメモリーの内部構成を示したブロック構成図である。
符号の説明
230 方向性連結器
220,410 ビーコン装置
240 ハイブリッド連結器
250 基地局アンテナ
222 ビーコンモジュール
224 高電力増幅器
226 帯域通過フィルター
310 デュープレクサー
320 受信ダイバーシティーアンテナ
412 ビーコンアンテナ
414 送信ビーコンアンテナ
Tx/Rx0 アンテナ給電ケーブル
Rx1 受信アンテナ給電ケーブル

Claims (19)

  1. 基地局から入力されるCDMA RF信号をビーコン装置にカップリングする方向性連結器と;
    前記方向性連結器を介して有線で入力されるCDMA RF信号から,基地局区分用PN同期を抽出し,該基地局区分用PN同期を利用してハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号を出力するビーコン装置と;
    前記ビーコン装置で出力される前記ダミーパイロット信号を前記CDMA RF信号と結合して移動通信信号で出力するハイブリッド連結器と;
    前記ハイブリッド連結器で出力される前記移動通信信号を無線信号で放射する基地局アンテナと;
    を含み,
    前記ビーコン装置は,前記CDMA RF信号に前記ビーコン装置自体が発生させたショートPNコードを相関させることにより前記CDMA RF信号のショートPNコードの開始点を認知し,ショートPNコードの周期性を利用して送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を遅延させ,前記CDMA RF信号を周期的に検査して前記送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を補償することにより,前記基地局のショートPNコードと同一の前記ダミーパイロット信号を出力することを特徴とする,ハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  2. 前記ビーコン装置は,前記CDMA RF信号を前記ダミーパイロット信号に変換するビーコンモジュールと;前記ダミーパイロット信号を高電力で増幅する高電力増幅器と;前記増幅されたダミーパイロット信号のうちから該当する帯域の信号だけを通過させる帯域通過フィルターと;を含んで構成されることを特徴とする,請求項1に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  3. 基地局から入力されるCDMA RF信号をビーコン装置にカップリングする方向性連結器と;
    前記方向性連結器を介して有線で入力されるCDMA RF信号から,基地局区分用PN同期を抽出し,該基地局区分用PN同期を利用してハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号を出力するビーコン装置と;
    前記基地局のCDMA RF信号と前記ビーコン装置のダミーパイロット信号とを結合させて移動通信信号として出力するデュープレクサーと;
    前記基地局のCDMA RF信号を前記デュープレクサーに伝達する受信アンテナ給電ケーブルと;
    前記移動通信信号を空中に放射する受信ダイバーシティーアンテナと;
    を含み,
    前記方向性連結器は,基地局のアンテナ給電ケーブルを介して基地局が送信したCDMA RF信号を前記ビーコン装置にカップリングし,前記ビーコン装置は,前記CDMA RF信号に前記ビーコン装置自体が発生させたショートPNコードを相関させることにより前記CDMA RF信号のショートPNコードの開始点を認知し,ショートPNコードの周期性を利用して送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を遅延させ,前記CDMA RF信号を周期的に検査して前記送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を補償することにより,前記基地局のショートPNコードと同一の前記ダミーパイロット信号を出力することを特徴とする,ハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  4. 前記ビーコン装置は,前記CDMA RF信号を前記ダミーパイロット信号に変換するビーコンモジュールと;前記ダミーパイロット信号を高電力で増幅する高電力増幅器と;前記増幅されたダミーパイロット信号のうちから該当する帯域の信号だけを通過させる帯域通過フィルターと;を含んで構成されることを特徴とする,請求項3に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  5. 基地局からCDMA RF信号を無線で受信するビーコンアンテナと;
    前記ビーコンアンテナから入力されるCDMA RF信号から基地局区分用PN同期を抽出し,該基地局区分用PN同期を利用してハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号を出力するビーコン装置と;
    前記ビーコン装置で出力される前記ダミーパイロット信号を移動通信信号として無線で送出する送信ビーコンアンテナと;
    を含み,
    前記ビーコン装置は,前記CDMA RF信号に前記ビーコン装置自体が発生させたショートPNコードを相関させることにより前記CDMA RF信号のショートPNコードの開始点を認知し,ショートPNコードの周期性を利用して送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を遅延させ,前記CDMA RF信号を周期的に検査して前記送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を補償することにより,前記基地局のショートPNコードと同一の前記ダミーパイロット信号を出力することを特徴とするハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  6. 前記ビーコン装置は,前記CDMA RF信号を前記ダミーパイロット信号に変換するビーコンモジュールと;前記ダミーパイロット信号を高電力で増幅する高電力増幅器と;前記増幅されたダミーパイロット信号のうちから該当する帯域の信号だけを通過させる帯域通過フィルターと;を含んで構成されることを特徴とする,請求項5に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  7. 前記ビーコン装置は,ユーザーから出力設定を受信し,受信利得制御を遂行し,
    前記基地局との周波数誤差を減らすために前記ビーコン装置の基準周波数を制御して,送信電力制御を遂行し,
    受信されるパイロット信号と同一なショートPNコードを有するダミーパイロット信号を出力できるようにダミーパイロットI/Q信号を発生させるベースバンド処理部を含んで構成されることを特徴とする,請求項1,3,5のいずれか一つに記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  8. 前記ベースバンド処理部は,
    受信されるデジタルI/Q信号の一定区間を検査し,一定の電力レベルで受信されるように受信利得制御を遂行する受信レベル調整器と;
    ユーザーの設定によって送信利得制御を遂行する送信利得調整器と;
    内部に掛け算器と積分器を含み,前記掛け算器は,発生するI/QショートPNコードと受信されるデジタルCDMA I/Q信号との掛け算を遂行し,前記掛け算器を通過したデジタル値は積分器に入力され,前記積分器は,一定区間のデジタル値を積分し,各I/Q毎に掛け算と積分が独立的に行われ,独立的なI/Q積分値を出力する相関器と;
    前記相関器で出力されるI/Q相関積分値と前状態の相関積分値とを比較して基準発振器の電圧制御を遂行する位相歪み調整器と;
    前記相関器で出力されるI/Q積分値を利用して相関エネルギー値を計算して,前記相関エネルギー値を利用して自己が発生したショートPNコードの相関位置判断およびPNコードクロック制御を遂行する相関エネルギー値計算およびPNコードクロック制御部と;
    受信機で用いるI/QショートPNコードを発生させ,パイロット信号を発生させるためのショートPNコードのトリガーパルス信号を発生させるショートPNコードおよびトリガーパルス発生器と;
    前記ビーコン装置の送信機で用いるダミーパイロット信号を発生させる装置であり,前記ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器で発生するトリガーパルス信号を利用して前記基地局で発生するPNと同一なPNを発生させるパイロット信号発生部と;
    を含んで構成されることを特徴とする,請求項7に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  9. 前記送信利得調整器は,前記受信レベル調整器の受信レベルと前記相関エネルギー値計算およびPNコードクロック制御部で受けた相関エネルギー値を利用して,受信される前記CDMA RF信号のパイロットレベルを測定し,前記測定されるパイロットレベルを利用して出力されるダミーパイロット信号の送信利得制御を遂行することを特徴とする,請求項8に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  10. 前記ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器で,CDMA方式に合うI/QショートPNコードを発生させ,パイロット信号を発生するためのショートPNコードのトリガーパルス信号をショートPNコードの周期毎に発生させ,前記ビーコン装置のシステム遅延および処理遅延による時間遅延を考慮して前記トリガーパルス信号を発生させることを特徴とする,請求項8に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  11. 前記パイロット信号発生部は,IS−95規格を充足するパイロット信号を発生させて,I/Qデータの1周期を保管して,前記パイロット信号を送信する時には前記ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器で発生するトリガーパルスを受信してショートPNコードの周期毎にメモリーのアドレスを調整することを特徴とする,請求項8に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  12. 前記パイロット信号発生部は,前記ショートPNコードおよびトリガーパルス発生器からトリガーパルス信号が入力されると,アドレスラッチおよびアドレスカウンティング部によりIパイロットデータとQパイロットデータが分けられて貯蔵され,
    前記Iパイロットデータの貯蔵領域には0.25チップ時間遅延毎に0番地から131071番地まで前記Iパイロットデータが貯蔵され,前記Qパイロットデータの貯蔵領域にも0.25チップ時間遅延毎に0番地から131071番地まで前記Qパイロットデータが貯蔵されることを特徴とする,請求項11に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生装置。
  13. 基地局から受信されるCDMA RF信号を利用してビーコン装置のダミーパイロット信号を基地局と同期化するハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生方法において:
    前記CDMA信号に前記ビーコン装置自体が発生したショートPNコードを相関させて,前記基地局CDMA信号のショートPNコードの開始点を認知する第1段階と;
    システム時間遅延と伝送および電波遅延を補償するためにショートPNコードの周期性を利用して送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を遅延させる第2段階と;
    前記CDMA信号を周期的に検査して前記送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を補償する第3段階と;
    を含むことを特徴とする,ハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生方法。
  14. 前記第1段階は,
    ショートPNコードを生成しながら14個の“0”が発生すれば,次の位置に“0”を追加することによってショートPNコードの開始点を決定し,該開始点を基準にしてPNコードのトリガーパルスを生成し,
    任意のタイムオフセット(Time Offset)を有して入力されるCDMA信号とAFCをオフ(off)した状態で前記自体生成したショートPNコードとを相関させて,旋回しながら前記CDMA信号のショートPNコードの開始点を認知することを特徴とする,請求項13に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生方法。
  15. 前記第2段階は,
    RF入力ポートに受信されるCDMA RF信号とビーコン装備の出力パイロット信号との間に時間整列をするために,前記1段階で認知されたCDMA信号のショートPNコードの開始点と前記自体生成したショートPNコードの開始点との間の時間間隔とショートPNコードの周期を基礎にして,送信パイロット信号発生用トリガーパルスを遅延して生成することを特徴とする,請求項13に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生方法。
  16. 前記第3段階は,
    一定周期毎に入力されるCDMA信号のショートPNコードとビーコン装置自体が生成したショートPNコードとを相関させて求めた相関エネルギー値を基礎にして,前記送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間を持続的に補償することを特徴とする,請求項13に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生方法。
  17. 前記補償される時間のリップル(Ripple)を減らすために,ビーコン装置でアナログ/デジタル変換をする時8倍オーバー・サンプリングを遂行し,送信パイロット信号発生用トリガーパルスの生成時間の制御分解能を1/24チップで遂行し,前記ビーコン装置のシステムクロックの安定性のためのAFCを遂行することを特徴とする,請求項16に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生方法。
  18. 基地局の出力レベルとビーコン装置の出力レベルを連動する段階をさらに含んで構成されることを特徴とする,請求項13に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生方法。
  19. 基地局から入力されるCDMA RF信号とビーコン装置自体が生成したショートPNコードから求めた相関エネルギー値を基礎にして受信されるCDMA RF信号の電力でパイロットチャネルの電力が占める比率を計算し,AGCの遂行を介して確認されるCDMA RF信号の受信レベルと前記計算された比率を基礎にして,前記ダミーパイロット信号の出力レベルを制御することを特徴とする,請求項18に記載のハードハンドオーバー用ダミーパイロット信号発生方法。
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