JP2002280988A - 単一搬送波および多重搬送波受信用の受信機、移動局受信機、多重搬送波受信を行う方法、単一搬送波および多重搬送波の両方の受信を行う方法 - Google Patents

単一搬送波および多重搬送波受信用の受信機、移動局受信機、多重搬送波受信を行う方法、単一搬送波および多重搬送波の両方の受信を行う方法

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JP2002280988A
JP2002280988A JP2001357857A JP2001357857A JP2002280988A JP 2002280988 A JP2002280988 A JP 2002280988A JP 2001357857 A JP2001357857 A JP 2001357857A JP 2001357857 A JP2001357857 A JP 2001357857A JP 2002280988 A JP2002280988 A JP 2002280988A
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JP2001357857A
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Sami Haapoja
ハーポヤ サミ
Miikka Hamalainen
ハマライネン ミッカ
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Nokia Mobile Phones Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/16Multiple-frequency-changing
    • H03D7/165Multiple-frequency-changing at least two frequency changers being located in different paths, e.g. in two paths with carriers in quadrature
    • H03D7/166Multiple-frequency-changing at least two frequency changers being located in different paths, e.g. in two paths with carriers in quadrature using two or more quadrature frequency translation stages
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D3/00Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
    • H03D3/007Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
    • H03D3/009Compensating quadrature phase or amplitude imbalances
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/02Channels characterised by the type of signal
    • H04L5/06Channels characterised by the type of signal the signals being represented by different frequencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 費用効果の高い単一搬送波および多重搬送波
の両方の受信に関する方法および装置を実現する。 【解決手段】 単一搬送波および多重搬送波受信の方法
によれば、受信RF信号を、各々低中間周波数の複数の
副搬送波と、必要な場合、0Hz付近を中心とする1つ
の副搬送波または単一搬送波とを含む同相Iおよび直交
Qチャネル信号にダウンコンバートするステップと、I
およびQチャネルでアナログ低域通過フィルタによって
当該周波数帯域外の干渉信号を濾波するステップと、I
およびQチャネルをそのディジタル表示に変換するステ
ップと、多重搬送波受信の場合、ディジタル領域でIお
よびQチャネルのディジタル表示をベースバンドに直交
ダウンミックスすることで副搬送波を分離するステップ
と、結果として得られるIおよびQ信号をディジタル加
算または減算するステップとが実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に無線通信シス
テムおよび方法に関し、特に、多重搬送波周波数(多重
搬送波)の受信が可能なRF受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】最新の無線電気通信システムは、移動体
機器のユーザに高速パケット・データ・サービスを提供
するよう発達している。その1つの例は、移動体機器の
ユーザにインターネット・アクセスを提供する能力であ
る。この方向で急速に発達している無線システムの1つ
は、移動通信用広域システム(GSM)として知られる
時分割多元接続(TDMA)システム、特に、GSM
+、GPRS(一般パケット無線サービス)およびEG
PRS(拡張型一般パケット無線サービス)として知ら
れるGSMの拡張版である。
【0003】こうした最新の無線通信システムが発達す
るにつれて、高速データ接続に対するユーザの要求が増
大することは必然的である。有効データ転送速度を増大
する特に魅力的な技術の1つは、無線ネットワークの多
重搬送波送信能力を、移動局とも呼ばれる無線機器の対
応する多重搬送波受信能力と共に提供することである。
この種のシステムでは、各搬送波は別個のデータ・スト
リーム、または単一のデータ・ストリームの種々の部分
を運搬し、それによって移動局が受信する総合データ転
送速度を有効に増大する。本発明の目的では、移動局と
は、手持ち式または車載式セルラー電話、パーソナル・
コミュニケータ、無線通信能力を有する装置であるパー
ソナル・ディジタル・アシスタント(PDA)、無線通
信能力を伴うパーソナル・コンピュータ(PC)、およ
び無線通信能力を有する他の種類の装置である。
【0004】移動局において多重搬送波受信能力を実現
する際の重要な考慮事項は、それが移動局の集積レベ
ル、費用、消費電力および複雑さに有害な影響を与えな
いということである。もう1つの考慮事項は、多重搬送
波受信能力を含めることによって、通常の単一搬送波環
境で動作する受信機の能力が損なわれないということで
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在、多重搬送波受信
能力を提供する多数のアプローチが存在する。しかし、
以下示されるように、これらのアプローチの中には最適
な解決策を提供するものは1つもない。
【0006】まず注目されるように、多数の現実的な理
由のため、直接変換受信機(DCRX)を使用すること
は多重搬送波受信機を実現するために好適だということ
である。DCRXアプローチでは、受信RF搬送波は直
接ベースバンドにダウンコンバートされるので、1つか
それより多い中間周波数(IF)の生成が回避される。
DCRXに関連して、例えば、その全体を引用によって
本出願の記載に援用する、同じ譲受人に譲受される以下
の米国特許、すなわちPetteri Aliniku
la他による米国特許第6,115,593号「直接変
換受信機におけるD.C.オフセットの除去およびスプ
リアスAM抑圧」、Kari Lehtinenによる
米国特許第5,983,081号「二重帯域無線通信シ
ステムの直接変換送受信機で周波数を生成する方法、デ
ィアルバンド無線通信システムの直接変換送受信機、な
らびに移動局におけるこの方法および装置の使用」、お
よび、Jarmo Heinonenによる米国特許第
5,896,562号「2つの周波数帯域でRF信号を
送信および受信する送信機/受信機」を参照されたい。
【0007】第1の可能な多重搬送波受信技術はアナロ
グ・ダウンコンバートと呼ばれる。このシステムでは、
各搬送波について、同相(I)および直交(Q)ミキサ
からアナログ・ディジタル変換器(ADC)へのDCR
Xチェーンが提供される。しかし、このアプローチを使
用すると必要な消費電力および回路部分のかなりの増大
が必須であり、同時に感度が犠牲になることもある。さ
らに、多数のDCRXのために必要な周波数シンセサイ
ザは周波数平面上で互いにごく近接して動作する必要が
あるので、干渉作用が発生しかねない。
【0008】別の技術は、ADCの後で行われる単一ア
ナログ・ミキサおよびIQ混合と組み合わせて広帯域R
F受信フィルタを使用することである。広帯域フィルタ
は関心のある副搬送波周波数グループまたは「束(bu
nch)」の外側の交代チャネルおよび帯域内ブロッカ
に対する除去を提供することが予想される。したがっ
て、これらの信号の減衰はADCの動的要求を越えるも
のであってはならない。これは、(広帯域フィルタが同
調可能でないならば)多くの高次で非常に高いQのフィ
ルタが必要になることを意味する。イメージ除去ミキサ
を使用することは干渉チャネルを除去するある程度の助
けになるが、このアプローチは少なくとも費用効果的な
実現という観点からは非現実的である。
【0009】多重搬送波受信機を実現する別のアプロー
チは(実数フィルタでなく)複素アナログ広帯域フィル
タと、ADCの後の最終IQ検出とによるアナログIQ
ミキサ対を利用する。しかし、受信機のアナログ側での
IQ不平衡のためイメージ除去は約30dBに制限され
ることが示されるが、この場合その約2倍のイメージ除
去が必要である。このアプローチに関してはさらに米国
特許第4,914,408号を参照されたい。
【0010】多重搬送波受信機を実現するまた別のアプ
ローチはADCの後のIQ検出と組み合わせて(複素フ
ィルタでなく)実数アナログ広帯域(帯域通過)フィル
タとディジタル・イメージ除去とによるアナログIQミ
キサ対を利用するものである。この場合、IQミキサ対
が副搬送波束をIFに混合した後、IおよびQチャネル
のアナログ・フィルタが使用され、副搬送波とそのイメ
ージを他の干渉信号から分離する。しかし、このアプロ
ーチでは、ADCのダイナミック要求が厳密すぎて費用
効果的な実現を提供することができない。
【0011】様々な関連従来技術は、R.Maixne
r他による米国特許第4,241,451号「単側波帯
信号復調器」、L.Kahnによる米国特許第4,22
0,818号「AMステレオ送信機」、J.Haart
senによる米国特許第6,081,697号「多重搬
送波無線システムおよび無線送受信機の実現」R.Bo
ehnike他による第EP938208A1号「既存
GSMシステムと互換の多重搬送波伝送」、およびJ.
Jamesによる第EP715403A1号「衛星同調
器段」に見られる。
【0012】念頭に置かなければならない点は、これら
従来のアプローチはどれも、単一搬送波受信機アーキテ
クチャとの高い相乗効果を提供する望ましい特性を示さ
ないということである。音声動作モードでは、GSM受
信機の大部分はDCRXモードであり、多重搬送波受信
(データ・モード)との切り換えはできる限り簡単でな
ければならないため、これは重要な考慮事項である。
【0013】したがって、上記および他の問題を克服す
る多重搬送波受信機を提供するという満たされていない
ニーズが存在していることがわかる。
【0014】本発明の第1の目的および利点は、改良型
多重搬送波受信機を提供することである。
【0015】本発明のさらなる目的および利点は、上記
および他の問題を克服し、費用効果的に実現され、かつ
単一搬送波受信環境でのDCRXの使用で相乗効果を有
することになる、移動局で使用する改良型多重搬送波受
信機を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の実施形態による
方法および装置によって、上記および他の問題は克服さ
れ、上記の目的および利点が実現される。
【0017】多重搬送波受信の方法によれば、各々低中
間周波数(低IF)の複数の副搬送波と、必要な場合、
0Hz付近を中心とする1つの副搬送波または単一搬送
波と、を含む同相(I)および直交(Q)チャネル信号
に、受信RF信号をダウンコンバートするステップと、
IおよびQチャネルでアナログ低域通過フィルタによっ
て関心のある周波数帯域外の干渉信号を濾波するステッ
プと、IおよびQチャネルをそのディジタル表示に変換
するステップと、多重搬送波受信の場合、ディジタル領
域でIおよびQチャネルのディジタル表示をベースバン
ドに直交ダウンミックスすることによって互いのイメー
ジである副搬送波を分離するステップと、多重搬送波の
うち望ましいものを含む上側波帯および下側波帯の一方
または両方を得るために、結果として得られるIおよび
Q信号をディジタル加算または減算するステップとが実
行される。
【0018】対称型多重搬送波受信の場合、ダウンコン
バートするステップには、局部発振器を副搬送波のグル
ープの中心周波数に同調するステップが含まれるが、非
対称型多重搬送波受信の場合、ダウンコンバートするス
テップには、局部発振器を一番真ん中の副搬送波とその
干渉隣接チャネルとの間に同調するステップが含まれ
る。
【0019】多重搬送波動作の場合、広帯域アナログ低
域通過フィルタは、帯域幅が個々の副搬送波の帯域幅に
よって設定されるとともに中心周波数が固定式もしくは
同調可能である狭帯域フィルタによって置換される。
【0020】単一搬送波受信の場合、受信機は直接変換
または低IFモードのいずれかで動作し、多重搬送波受
信から単一搬送波受信への変更は、アナログ・ベースバ
ンド・フィルタ帯域幅を単一搬送波帯域幅のアカウント
に同調するステップと、アナログ・ディジタル変換器の
帯域幅とダイナミックレンジとを単一搬送波受信用に調
整するステップとを実行し、その際ディジタル直交ダウ
ンミックスおよびディジタル加算器は再設定または非活
性化される。
【0021】単一搬送波受信の場合、受信機はIFモー
ドで動作し、その際単一搬送波から多重搬送波受信への
変更は、IFフィルタをバイパスするステップと、アナ
ログ・ベースバンド・フィルタ帯域幅を多重搬送波信号
帯域幅のアカウントに同調するステップと、アナログ・
ディジタル変換器の帯域幅とダイナミックレンジとを多
重搬送波受信用に調整するステップとを実行し、その際
ディジタル直交ダウンミックスおよびディジタル加算器
は活性化される。
【0022】アナログ・ディジタル変換の後、Iおよび
Qチャネルの間の振幅および位相の不平衡は補償され、
不要な側波帯の抑圧が最大化される。
【0023】多重搬送波受信の場合、アナログ回路中の
受信機の利得は全ての副搬送波の電力に基づいて調整さ
れるか、または、副搬送波の間隔が十分に小さい場合、
副搬送波パワーの電力に基づく。
【0024】これらの教示によれば、ディジタル・フィ
ルタは各副搬送波について最終的な選択度を提供する。
【0025】アナログ領域における選択的濾波は副搬送
波束全体に及ぶような十分な広帯域幅の低域通過濾波に
よって実現されるか、また代替的には、各副搬送波は固
有の関連狭帯域フィルタを有し、低域通過フィルタの場
合と比較してアナログ・ディジタル変換機能の動的要求
を緩和する。
【0026】開示される多重搬送波受信の方法および装
置は従来の単一搬送波DCRXアプローチと極めて高い
相乗効果を有する。
【0027】本発明の上記に記載および他の特徴は、添
付の図面を参照して以下の本発明の詳細な説明を読めば
さらに明らかになるだろう。
【0028】
【発明の実施の形態】まず図1を参照すると、本発明の
実施に適した無線通信システム5の実施形態の単純化さ
れたブロック図が例示される。無線通信システム5には
少なくとも1つの移動局(MS)100が含まれる。図
1はまた、例えば、公衆パケット・データ・ネットワー
クすなわちPDNのような電気通信ネットワークに接続
するGPRSサポート・ノード(GSN)30と、少な
くとも1つの基地局コントローラ(BSC)40と、所
定のエア・インタフェース標準により物理および論理両
方のチャネルで順方向またはダウンリンク方向の移動局
100に送信する複数の基地局送受信局(BTS)50
と、を有するネットワーク・オペレータの例を示す。移
動局100からネットワーク・オペレータへの逆または
アップリンク通信経路も存在し、移動局から送出される
アクセス要求およびトラフィックを伝達する。本発明の
目的では、BTS50は多重搬送波伝送能力を有すると
想定される。
【0029】これらの教示の好適だが非制限的な実施形
態では、エア・インタフェース標準は、インターネット
70のアクセスおよびウェブページのダウンロードを可
能にするデータ伝送のような、移動局100への多重搬
送波データ伝送を行うことのできる任意の標準に準拠す
る。本発明のここでの好適な実施形態では、エア・イン
タフェース標準は、GSMまたは拡張型GSMプロトコ
ルおよびエア・インタフェースをサポートする時分割多
元接続(TDMA)エア・インタフェースであるが、こ
れらの教示はTDMAまたはGSMまたはGSM関連無
線システムに制限することを意図するものではない。
【0030】ネットワーク・オペレータにはまた、移動
局100のためメッセージを受信および転送する適切な
種類のメッセージ・センター(MC)60が含まれるこ
とがある。他の種類のメッセージ・サービスには補助デ
ータ・サービスおよび、現在開発中でありマルチメディ
ア・メッセージング・サービス(MMS)として知られ
るものが含まれるが、そこでは画像メッセージ、ビデオ
・メッセージ、音声メッセージ、テキスト・メッセー
ジ、実行ファイル等、およびそれらの組み合わせが、ネ
ットワークと移動局100との間で転送できる。
【0031】移動局100には通常、ディスプレイ14
0の入力に結合される出力と、キーボードまたはキーパ
ッド160の出力に結合される入力とを有するマイクロ
コントロール・ユニット(MCU)120が含まれる。
移動局100は、セルラー電話またはパーソナル・コミ
ュニケータといった手持ち式無線電話のことがある。移
動局100はまた、使用中別の装置に接続されるカード
またはモジュールに収容されることもある。例えば、移
動局100は、使用中ラップトップまたはノート型コン
ピュータ、またさらにはユーザが着用可能なコンピュー
タ内といった携帯型データ・プロセッサ内に設置される
PCMCIAまたは同様の種類のカードまたはモジュー
ル内に収容されることもある。
【0032】MCU120は、オペレーティング・プロ
グラムを格納する読出し専用メモリ(ROM)と、必要
なデータ、スクラッチパッド・メモリ、受信パケット・
データ、送信パケット・データ等を一時的に格納するラ
ンダムアクセス・メモリ(RAM)とを含むいくつかの
種類のメモリ130を含んでいるか、またはそれらいく
つかのタイプに結合されていると想定される。同様に、
別個の取り外し式SIM(図示せず)が提供されること
もあるが、このSIMは、例えば、好適な公衆陸上移動
ネットワーク(PLMN)リストおよび他の加入者関連
情報を格納する。ROMは、本発明の目的では、少なく
とも本出願の教示により多重搬送波アプローチを使用す
るデータの受信を実現し、かつディスプレイ140およ
びキーパッド160を介したユーザとの適切なユーザ・
インタフェース(UI)を提供するために必要なソフト
ウェア・ルーチン、レイヤおよびプロトコルをMCU1
20が実行できるようにするプログラムを格納するもの
と想定される。図示されていないが、通常マイクロホン
およびスピーカが提供されるので、ユーザは従来の方法
で音声呼を伝えることができる。
【0033】また、移動局100はディジタル・シグナ
ル・プロセッサ(DSP)180または同等の高速プロ
セッサまたは論理回路と、ネットワーク・オペレータと
の通信のためアンテナ240に結合される送信機200
および受信機220を含む無線送受信機と、を含む無線
セクションを収容している。周波数シンセサイザのよう
な少なくとも1つの局部発振器(LO)260が提供さ
れ、送受信機を同調する。パケット・データのようなデ
ータがアンテナ240を通じて送信および受信される。
【0034】以下の議論は特に、本出願ではDCRX受
信機であると想定される受信機220と、これらの教示
によるDCRX多重搬送波受信機のここでの好適な実施
形態を実現するDSP180の動作とに関する。
【0035】本発明の教示はDCRXと低中間周波数
(低IF)受信機無線アーキテクチャとの組み合わせに
関し、そこではある副搬送波のIFは周波数平面中の副
搬送波の分離によって定義される。低IFの場合、IF
は0でなく、別個のアナログIFフィルタを必要としな
い値であると想定される。副搬送波束全体の観点から、
受信機は従来のDCRXとして動作し、約0Hz(ゼロ
ヘルツ)の副搬送波のグループを混合する。実際には、
奇数の副搬送波が存在する場合、受信機は(対称型の場
合)一番真ん中の副搬送波に対してDCRXとして動作
する。
【0036】本発明の教示は、周波数領域中での多重搬
送波の位置、または多重搬送波の数に対して何らかの要
求を課すことはない。その結果、これらの教示は非対称
型および対称型両方の動作をサポートする。これらの教
示の重要な態様は、最小の修正ならびに電流消費および
費用効果の点で最適な性能をもって、単一搬送波DCR
Xを多重搬送波受信用に設定することである。
【0037】対称型動作では、局部発振器260は(周
波数の)副搬送波グループまたは「束」の中心周波数に
同調され、同相(I)および直交(Q)の信号がIQミ
キサで生成される。その結果、副搬送波は低IFで、互
いのイメージの役目を果たす。互いのイメージである副
搬送波の分離は、ディジタル領域でベースバンドに直交
ダウンミックスし、望ましい上側波帯もしくは下側波帯
を得るためにIおよびQ信号を加算もしくは減算するこ
とによって達成される。対称型の場合、加算演算子の適
切な選択によって、低IF信号の上および下両方の側波
帯が検出される。実際の多重搬送波の配置に応じて、A
DCのダイナミックレンジ要求を緩和するため、ADC
の前に低IFで同調可能な中心周波数を有する帯域通過
フィルタが必要になることがある。しかし、ここでの好
適な動作モードは、アナログ・ディジタル変換機能の前
に単一の低域通過フィルタを提供することである。これ
は、副搬送波間に強い干渉信号が存在しない場合、およ
び、周波数平面中に副搬送波が対称的に配置されている
場合に可能である。対称型動作で副搬送波が奇数の場
合、真ん中の搬送波は(アナログ回路で)直接ベースバ
ンドにダウンコンバートされる。
【0038】非対称型動作では、受信機LO260は副
搬送波束の中心周波数に同調されるのではなく、その代
わり、一番真ん中の副搬送波と、その副搬送波の干渉隣
接チャネルとの間に同調される。これはイメージ除去要
求を緩和するためになされる。この種の動作は、隣接チ
ャネルが望ましい信号と比較して低いレベルにあり、利
用される変調スキームが高い信号対雑音比(SNR)を
要求する場合望ましい。
【0039】直交ダウンコンバートが使用される場合、
負周波数は実数側にミラーリングされない(実際にはあ
る程度ミラーリングされるが、大幅に抑圧される)。こ
の周知の概念の背後にある基本的な考え方は、Iおよび
Q信号の間の位相関係は、望ましいすなわち必要信号
(+90°、すなわち正周波数)とミラー信号(−90
°、すなわち負周波数)の間で異なっているため、これ
ら2つの信号の間の弁別が可能になる、というものであ
る。
【0040】副搬送波束は、直交アナログ・ミキサ対に
おいてDC付近で混合される。結果として得られるダウ
ンミックス副搬送波が、搬送波分離600kHzの例で
図2に示される(これは対称型の場合を想定してい
る)。この図に見られるように、望ましい、すなわち必
要副搬送波1および5と、望ましい副搬送波2および4
はイメージ対である。必要副搬送波3のイメージはアナ
ログIQ混合(DCRX動作)の際に抑圧される。
【0041】図3は、イメージ除去をする受信機220
の回路図である。一般に、図3は、ディジタル方式でイ
メージ周波数を消去する基本的な概念を提示する。受信
機220は、図1に一般的に示されたように、アンテナ
240に結合される入力と、DSP180に結合される
出力とを有する。図3の信号選択ブロック220Aは、
DSP180またはディジタル論理回路のいずれかによ
って実現される。図2および3を共に参照すると、必要
副搬送波2と必要副搬送波4がアンテナ240にある場
合、DSP180の出力は必要副搬送波4のデータであ
る。加算器221の符号設定が別の種類である時、出力
は必要副搬送波2のデータとなる。ここでの好適な実施
形態では、受信機220には、ディジタル乗算器222
によって供給される加算器221を含む少なくとも1つ
の信号選択ブロック220Aが含まれる。ディジタル乗
算器222は、IチャネルおよびQチャネルのADC
(それぞれ223Aおよび223B)から入力を受信す
る。IおよびQチャネルは、受信RF信号を分割し、分
割信号をIチャネル・ダウンコンバータ224Aおよび
Qチャネル・ダウンコンバータ224Bに印加すること
によって導出される。ダウンコンバータ224Aおよび
224BはLO260から移相器225を通じて駆動さ
れる。ダウンコンバータ・ミキサ224Aおよび224
Bにはそれぞれ実数帯域通過フィルタ(BPF)または
低域通過フィルタ(LPF)として実装されるベースバ
ンド(BB)フィルタ226Aおよび226Bが続く。
これはダウンコンバートおよび濾波されたIチャネルお
よびQチャネルの信号であり、ADC223Aおよび2
23Bに印加されてディジタル領域に変換されさらに処
理される。
【0042】一般に、負または正の周波数イメージ対に
現れるどの信号を選択すべきかという決定は、DSP1
80の直前に配置された1対の加算器221でなされ
る。図3では、加算器221の設定は、正周波数上の信
号が選択され負周波数上のイメージが減衰するようなも
のである。加算器221へのプラスおよびマイナス入力
のもう1つの設定は、上記で言及されたように、正周波
数上の信号が消去または減衰され、負周波数上の信号が
選択されるものとなる。
【0043】したがって、両方を得ることが簡単明瞭で
ある。例えば、必要副搬送波1および必要副搬送波5の
乗算器222は共通であるが加算器221は別であり、
その場合一方の加算器対は必要副搬送波1を選択して必
要副搬送波5を抑圧し、もう一方は必要副搬送波5を選
択して必要副搬送波1を抑圧する。
【0044】これらの教示による受信機220の上記の
動作は図4に示されており、そこでは多数の信号選択ブ
ロック220A、220B、220Cが提供される。副
搬送波は等しい電力であると想定されるので、イメージ
除去要求は適度なもののままである。
【0045】信号選択ブロック220Aの前にディジタ
ルIQ同調が存在し、イメージ除去を改善することがで
きることが注目される。これは図6に示されており、そ
の場合ディジタル論理回路227が、メモリ130から
読み出されるxおよびyの値を使用してQ(もしくは
I)に対するI(もしくはQ)信号の位相および振幅を
変更する。これらの値は生成物の同調段階でメモリ13
0に格納されることがある。
【0046】IQ同調の目的は、アナログ回路中で発生
する位相および/または振幅の不平衡を補償し、イメー
ジ除去を改善することである。この補償は、例えば、生
成物の試験中になされ、その場合、不要側波帯のレベル
が必要側波帯と比較され、メモリから読み出されるある
同調パラメータ値を使用して測定される。その後、最も
高い不要側波帯の抑圧を示すパラメータ値が選択されて
使用され、メモリ130中に格納される。
【0047】ここで一例として、図2に示されるような
ダウンリンク多重搬送波送信がネットワークによって活
性化される(例えば、移動局100が音声呼からデータ
呼に切り換わる)と想定する。移動局100による多重
搬送波受信の手順は以下の通りである。
【0048】手順: (A)ベースバンド(BB)低域通過フィルタ226
A、226Bの帯域幅が100kHzから1.3MHz
に増大される。副搬送波束は0Hz付近に配置されてい
るので、低域通過フィルタのコーナ周波数は約1.3M
Hzであることに注意されたい。このフィルタは(複素
フィルタでなく)実数フィルタであるので、5つの副搬
送波全てに及ぶ。
【0049】(B)IおよびQブランチのADC223
A、223Bのオーバサンプリング比が1.3MHz帯
域幅にわたって十分なダイナミックレンジを達成するよ
う増大される。また使用されるADCのトポロジーに応
じて、ダイナミックレンジを増大する他の技術が使用さ
れることもある。
【0050】(C)副搬送波周波数のグループもしくは
束が単一搬送波動作の周波数と異なっている場合、シン
セサイザ(LO260)の周波数はその真ん中の周波数
に設定される(周波数分離の異なる2つ、3つまたは4
つの副搬送波だけが存在しうることに注意されたい)。
【0051】(D)ADC223A、224Bの後の信
号経路が図4によって変更される。各イメージ対は、図
3に示されるように同じ信号選択ブロック220A、2
20B、220Cに進み、そこで4つの乗算器222が
信号をベースバンドに変換し、その後4つ(各副搬送波
当たり2つ)の加算器221が下または上の側波帯を選
択する。
【0052】(E)次に、例えば、ディジタル自動利得
制御(AGC)の適用といった任意のさらなる処理がD
SP180によって提供される。
【0053】さらにDSP180に関連して、図3を参
照すると、ディジタル低域通過フィルタ182が提供さ
れ、各副搬送波について最終的な選択度を達成する。D
SP180はまた、多重搬送波受信で動作する際全ての
副搬送波の電力を測定するディジタル電力測定(PM)
論理回路184を実現することがある。この場合でも、
ディジタル利得ブロック(DGB)186が提供され、
ブロック186から測定された電力に基づいて副搬送波
の電力を別個に調整することができる。
【0054】図7は図3の電力測定とディジタル利得制
御の態様をさらに詳細に示し、かつミキサ224Aおよ
び224Bと低域通過フィルタ226Aおよび226B
との間に挿入されるアナログAGCブロック227を例
示する。実施形態の中には低域通過フィルタ182と電
力測定ブロック184との間にデシメーションを提供す
るのが望ましいものもあることに注意されたい。
【0055】図8は、単一搬送波IFフィルタ300が
ある場合、それをバイパスして多重搬送波信号経路を提
供する技術を例示する。GSM受信機はDCRX型であ
ることが想定されるが、実装によっては、主としてDC
オフセットによって経験される問題のため、IFフィル
タ300およびミキサ302を提供するものもあること
に注意されたい。この場合、スイッチ・ネットワーク
(SW1、SW2)が提供され単一搬送波IFミキサ3
02およびIFフィルタ300をバイパスする。多重搬
送波動作が0Hz付近の副搬送波を有さない場合、多重
搬送波モードでのDCオフセットの問題は存在しない。
例示される回路は、IQミキサ対224A、224Bが
無効成分を含まない(すなわち、狭帯域幅を有する)限
りにおいて利用される。
【0056】上記で言及されたように、変調スキームの
中には高い信号対雑音比(SNR)を必要とするものが
あり、例えば、EGPRSの多重コード化スキーム・ク
ラス9、実際にはMCS−9として知られるものはほぼ
30dBのSNRを必要とする。その結果、イメージ対
として2つの電力の等しいMCS−9副搬送波が存在す
る場合、約45dBのイメージ除去が必要になる。本発
明のここでの好適な実施形態はIQ同調と組み合わされ
た対称型受信を利用しているが(図6参照)、必要なイ
メージ除去が追加IQ同調によって達成できない場合、
副搬送波はADC223の入力で非対称型に配置され
る。これは図5に例示されているが、そこでは必要副搬
送波3のIFは0kHzでなく100kHzであり、そ
の隣接チャネル(隣接チャネル3)がイメージの役目を
果たすことを意味している。これによってMCS−9の
イメージ除去の要求は約30dBに緩和される。前に言
及されたように、dB単位での同様のイメージ除去が、
必要副搬送波5の隣接チャネルのイメージである必要副
搬送波1の代替チャネルについても達成されることに注
意されたい。また、非対称型動作は、DCオフセットの
問題がないといったいくつかの他の利点も提供する。
【0057】本発明の教示を使用することは多数の利点
を提供する。例えば、イメージが必要信号と同じレベル
にある時(対称型の場合)、イメージ周波数除去要求は
適度なものである。例えば、EGPRSのMCS−9
は、標準の要求で、隣接チャネルが実際に必要チャネル
より低いレベルにあるような高いSNRを要求する。し
たがって、イメージ除去の観点から、必要チャネルでな
くイメージとしての隣接チャネルを有することが有益で
ある。これを達成するための手順は、上記で図5に関連
して(非対称型の場合)説明された。
【0058】さらに、これらの教示によって利用される
ディジタル実装はIQ不平衡の影響を受けにくい。ま
た、図6のようなIQ同調を使用することで、イメージ
除去を向上させることが可能になる。
【0059】イメージ除去機能のディジタル実装はさら
に、全てのイメージ、すなわち必要チャネルだけでなく
隣接チャネルのイメージでもあるイメージについて除去
を提供する。これは、例えばイメージ除去ミキサを使用
する場合には当てはまらない。
【0060】本発明の教示は、現在指定されているGS
M受信機と比較して、ADC223A、223Bの帯域
幅を含むベースバンド帯域幅を増大し、(DSP180
のような)ディジタル回路で正しい数学的演算を利用す
ることによって実現される。
【0061】それに関連して、関心のある信号は何らか
のIF付近でなくDC付近に配置されるので、ADC2
23の帯域幅は、上記で概要を示したいくつかの他の多
重搬送波方法と比較して事実上半分になる。また、IF
が低いほど、高ダイナミックADC実装を達成するのが
容易になる。さらに、すでに言及されたように、図6の
IQ同調は信号選択ブロックの前に行われ、イメージ除
去を改善する。
【0062】主として移動局100による多重搬送波受
信の文脈で説明がなされたが、認識されるように、移動
局100が多重搬送波送信能力を有する場合、本発明の
教示はネットワーク側(例えば、BTS50)でも実現
できる。
【0063】すなわち、本発明は特に好適実施形態に関
連して示され説明されたが、当業者が理解するように、
本発明の範囲および精神から離れることなく形態および
細部の変更がなされることがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に適した無線通信システムの単純
化されたブロック図である。
【図2】多重搬送波受信機の動作を説明する際有益であ
り、受信機ADCへの入力での対称型多重搬送波グルー
プもしくは束を示す周波数図である。
【図3】単一副搬送波の観点から、多重搬送波受信とイ
メージ周波数のディジタル消去とができる、図1の移動
局受信機のここでの好適な実施形態のブロック図であ
る。
【図4】これらの教示の態様による、ADCの後の搬送
波選択論理回路を示すブロック図である。
【図5】非対称型副搬送波選択処理を説明する際有益で
あり、受信機ADCへの入力での非対称型多重搬送波グ
ループもしくは束を示す周波数図である。
【図6】図4と同様にADCの後の搬送波選択論理回路
を示し、さらにディジタルIおよびQ信号の間の振幅お
よび位相の不平衡を補償するディジタル論理回路を例示
するブロック図である。
【図7】図3の電力測定およびディジタル利得制御の態
様をさらに詳細に示す図である。
【図8】多重搬送波信号経路を提供するため単一搬送波
IFフィルタをバイパスする技術を例示する図である。
【符号の説明】
5…無線通信システム 100…移動局 120…マイクロコントロール・ユニット 130…メモリ 180…ディジタル・シグナル・プロセッサ 182…ディジタル低域通過フィルタ 184…ディジタル電力測定論理回路 186…ディジタル利得ブロック 200…送信機 220…受信機 220A、220B、220C…信号選択ブロック 221…加算器 222…ディジタル乗算器 223A、223B…アナログ/ディジタル変換器 224A、224B…ダウンコンバータ・ミキサ 225…移相器 226A、226B…低域通過フィルタ 240…アンテナ 260…局部発振器 300…IFフィルタ 302…ミキサ
フロントページの続き (72)発明者 ミッカ ハマライネン フィンランド国,エフアイエヌ−02230, エスポー,カラスタヤンマキ 8 アー 12 Fターム(参考) 5K004 AA04 EG11 5K022 AA23 AA24

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一搬送波および多重搬送波の両方の受
    信を行う方法であって、 各々低中間周波数(低IF)の複数の副搬送波と、必要
    な場合、0Hz付近を中心とする1つの副搬送波または
    単一搬送波と、を備える同相(I)および直交(Q)チ
    ャネル信号に、受信RF信号をダウンコンバートするス
    テップと、 IおよびQチャネルでアナログ・フィルタによって関心
    のある周波数帯域外の干渉信号を濾波するステップと、 前記IおよびQチャネル信号をそのディジタル表示に変
    換するステップと、 多重搬送波受信の場合、ディジタル領域で前記Iおよび
    Qチャネル信号の前記ディジタル表示をベースバンドに
    直交ダウンミックスすることによって互いのイメージで
    ある副搬送波を分離するステップと、 前記副搬送波のうち望ましいものを含む上側波帯および
    下側波帯の一方または両方を得るために、結果として得
    られるIおよびQ信号をディジタル加算またはディジタ
    ル減算するステップとを備えることを特徴とする、単一
    搬送波および多重搬送波の両方の受信を行う方法。
  2. 【請求項2】 対称型多重搬送波受信の場合、前記ダウ
    ンコンバートするステップが、局部発振器を副搬送波の
    グループの中心周波数に同調するステップを含む、請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 非対称型多重搬送波受信の場合、前記ダ
    ウンコンバートするステップが、一番真ん中の副搬送波
    とその干渉隣接チャネルとの間に同調するステップを含
    む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ディジタル濾波が各副搬送波について最
    終的な選択度を提供する、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 多重搬送波動作の場合、広帯域アナログ
    低域通過フィルタが、個々の副搬送波の帯域幅によって
    設定される帯域幅を有するとともに、中心周波数が固定
    式または同調可能である狭帯域フィルタによって置換さ
    れる、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 単一搬送波受信の場合、受信機が直接変
    換または低IFモードのいずれかで動作し、 多重搬送波受信から単一搬送波受信への変更が、アナロ
    グ・ベースバンド・フィルタ帯域幅を単一搬送波帯域幅
    のアカウントに同調するステップと、アナログ・ディジ
    タル変換器の帯域幅とダイナミックレンジとを単一搬送
    波受信用に調整するステップとを備え、 その際ディジタル直交ダウンミックスとディジタル加算
    器とが再設定または非活性化される、請求項1に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 単一搬送波受信の場合、受信機がIFモ
    ードで動作し、 その際単一搬送波から多重搬送波受信への変更が、RF
    ミキサとIFフィルタとをバイパスするステップと、ア
    ナログ・ベースバンド・フィルタ帯域幅を多重搬送波信
    号帯域幅のアカウントに同調するステップと、アナログ
    ・ディジタル変換器の帯域幅とダイナミックレンジとを
    多重搬送波受信用に調整するステップとを備え、 その際ディジタル直交ダウンミックスとディジタル加算
    器とが活性化される、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 アナログ・ディジタル変換の後、不要な
    側波帯の抑圧を最大化するためIおよびQチャネルの間
    の振幅および位相の不平衡が補償される、請求項1に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 多重搬送波受信の場合、アナログ回路中
    の受信機の利得が全ての前記副搬送波の電力に基づいて
    調整されるか、または、前記副搬送波の間隔が十分に小
    さい場合、副搬送波の1つの電力に基づく、請求項1に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 多重搬送波受信の場合、ディジタル回
    路中の受信機の利得が各前記副搬送波について別個に調
    整されるか、または、前記副搬送波の間隔が十分に小さ
    い場合、全ての前記副搬送波に同じディジタル利得が提
    供される、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 単一搬送波および多重搬送波受信用の
    受信機であって、 各々低中間周波数(低IF)の複数の副搬送波と、必要
    な場合、0Hz付近を中心とする1つの副搬送波または
    単一搬送波と、を備える同相(I)および直交(Q)チ
    ャネル信号に、受信RF信号をダウンコンバートするダ
    ウンコンバート回路と、 IおよびQチャネルで関心のある周波数帯域外の干渉信
    号を濾波する、同調可能なコーナ周波数を有するアナロ
    グ低域通過フィルタと、 IおよびQチャネル信号をそのディジタル表示に変換す
    るIおよびQチャネルのアナログ・ディジタル変換器
    と、 前記IおよびQチャネル信号のディジタル表示をディジ
    タル領域でベースバンドに直交ダウンミックスすること
    によって互いのイメージである副搬送波を分離するIお
    よびQチャネル直交ダウンミキサと、 前記副搬送波のうち望ましいものを含む上側波帯および
    下側波帯の一方または両方を得るために、結果として得
    られるIおよびQ信号を選択的に加算または減算するデ
    ィジタル加算論理回路とを備えることを特徴とする、単
    一搬送波および多重搬送受信用の受信機。
  12. 【請求項12】 対称型多重搬送波受信の場合、前記ダ
    ウンコンバート回路が、局部発振器を副搬送波のグルー
    プの中心周波数に同調することによって動作する、請求
    項11に記載の受信機。
  13. 【請求項13】 非対称型多重搬送波受信の場合、前記
    ダウンコンバート回路が、局部発振器を一番真ん中の副
    搬送波とその干渉隣接チャネルとの間に同調することに
    よって動作する、請求項11に記載の受信機。
  14. 【請求項14】 多重搬送波受信の場合、前記アナログ
    低域通過フィルタが各々、個々の副搬送波の帯域幅によ
    って帯域幅が設定されるとともに中心周波数が固定式ま
    たは同調可能である少なくとも1つの狭帯域幅フィルタ
    によって置換される、請求項11に記載の受信機。
  15. 【請求項15】 単一搬送波および多重搬送波の両方の
    受信に対応するため、前記アナログ低域通過フィルタの
    コーナ周波数と前記アナログ・ディジタル変換器の帯域
    幅およびダイナミックレンジとが調整可能であり、前記
    ディジタル・ダウンミックスおよび加算論理回路が不必
    要な時、非活性化される、請求項11に記載の受信機。
  16. 【請求項16】 単一搬送波および多重搬送波の両方の
    受信に対応するため、前記受信機が、単一搬送波受信用
    に使用されるRFミキサとIFフィルタとをバイパスす
    るスイッチ構造をさらに備える、請求項11に記載の受
    信機。
  17. 【請求項17】 ディジタルの前記IおよびQ信号の間
    の振幅および位相の不平衡を補償するディジタル論理回
    路をさらに備える、請求項11に記載の受信機。
  18. 【請求項18】 多重搬送波受信の場合、副搬送波電力
    を測定するディジタル論理回路をさらに備える、請求項
    11に記載の受信機。
  19. 【請求項19】 多重搬送波受信の場合、前記受信機が
    各前記副搬送波について、前記副搬送波の電力を個々に
    調整するディジタル利得ブロックをさらに備える、請求
    項11に記載の受信機。
  20. 【請求項20】 受信アンテナとディジタル信号プロセ
    ッサ(DSP)とを備える移動局受信機であって、 該移動局受信機が、前記受信アンテナに結合される入力
    と前記DSPに結合される出力とを有する受信機をさら
    に備え、前記受信機が多重搬送波受信が可能であってか
    つ、 各々低中間周波数(低IF)の複数の副搬送波と、必要
    な場合、0Hz付近を中心とする1つの副搬送波または
    単一搬送波とを備える同相(I)および直交(Q)チャ
    ネル信号に、受信RF信号をダウンコンバートするダウ
    ンコンバート回路と、 IおよびQチャネルで関心のある周波数帯域外の干渉信
    号を濾波する、同調可能なコーナ周波数を有するアナロ
    グ低域通過フィルタと、 IおよびQチャネル信号をそのディジタル表示に変換す
    るIおよびQチャネルのアナログ・ディジタル変換器
    と、 IおよびQチャネル信号のディジタル表示をディジタル
    領域でベースバンドに直交ダウンミックスすることによ
    って互いのイメージである副搬送波を分離するIおよび
    Qチャネル直交ダウンミキサと、 前記副搬送波のうち望ましいものを含む上側波帯および
    下側波帯の一方または両方を得るために、結果として得
    られるIおよびQ信号を選択的に加算または減算するデ
    ィジタル加算論理回路とを備えることを特徴とする移動
    局受信機。
  21. 【請求項21】 対称型多重搬送波受信の場合、前記ダ
    ウンコンバート回路が、局部発振器を副搬送波のグルー
    プの中心周波数に同調することによって動作する、請求
    項20に記載の移動局受信機。
  22. 【請求項22】 非対称型多重搬送波受信の場合、前記
    ダウンコンバート回路が、局部発振器を一番真ん中の副
    搬送波とその干渉隣接チャネルとの間に同調することに
    よって動作する、請求項20に記載の移動局受信機。
  23. 【請求項23】 多重搬送波受信の場合、前記アナログ
    低域通過フィルタが各々、個々の副搬送波の帯域幅によ
    って帯域幅が設定されるとともに中心周波数が固定式ま
    たは同調可能である少なくとも1つの狭帯域幅フィルタ
    によって置換される、請求項20に記載の移動局受信
    機。
  24. 【請求項24】 単一搬送波および多重搬送波の両方の
    受信に対応するため、前記アナログ低域通過フィルタの
    コーナ周波数と前記アナログ・ディジタル変換器の帯域
    幅およびダイナミックレンジとが調整可能であり、前記
    ディジタル・ダウンミックスおよび加算論理回路が不必
    要な時、非活性化される、請求項20に記載の移動局受
    信機。
  25. 【請求項25】 単一搬送波および多重搬送波の両方の
    受信に対応するため、前記受信機が、単一搬送波受信用
    に使用されるRFミキサとIFフィルタとをバイパスす
    るスイッチ構造をさらに備える、請求項20に記載の移
    動局受信機。
  26. 【請求項26】 ディジタルIおよびQ信号の間の振幅
    および位相の不平衡を補償するディジタル論理回路をさ
    らに備える、請求項20に記載の移動局受信機。
  27. 【請求項27】 多重搬送波受信の場合、全ての前記副
    搬送波の電力を測定するディジタル論理回路をさらに備
    える、請求項20に記載の移動局受信機。
  28. 【請求項28】 多重搬送波受信の場合、前記受信機
    が、各前記副搬送波について、前記副搬送波の電力を個
    々に調整するディジタル利得ブロックをさらに備える、
    請求項20に記載の移動局受信機。
  29. 【請求項29】 単一搬送波受信用に使用される受信機
    において、多重搬送波受信を行う方法であって、 各々低中間周波数(低IF)の複数の副搬送波を備える
    同相(I)および(Q)チャネル信号に、受信RF信号
    をダウンコンバートするステップと、 IおよびQチャネル信号をそのディジタル表示に変換す
    るステップと、 IおよびQチャネル信号のディジタル表示をディジタル
    領域でベースバンドに直交ダウンミックスすることによ
    って互いのイメージである副搬送波を分離するステップ
    と、 副搬送波のうち望ましいものを含む上側波帯および下側
    波帯の少なくとも1つを得るためにIおよびQ信号の結
    果として得られるダウンミックス・ディジタル表示を選
    択的に加算または減算するステップと、を備えることを
    特徴とする、多重搬送波受信を行う方法。
  30. 【請求項30】 前記受信RF信号をダウンコンバート
    するステップがまた、0Hz付近を中心とする副搬送波
    を生成する、請求項29に記載の方法。
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