JP2002279228A - インターネットを用いて特許調査の仲介を行うためのサーバ機、サーバ機の情報表示方法、及び記憶媒体 - Google Patents

インターネットを用いて特許調査の仲介を行うためのサーバ機、サーバ機の情報表示方法、及び記憶媒体

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JP2002279228A JP2001081467A JP2001081467A JP2002279228A JP 2002279228 A JP2002279228 A JP 2002279228A JP 2001081467 A JP2001081467 A JP 2001081467A JP 2001081467 A JP2001081467 A JP 2001081467A JP 2002279228 A JP2002279228 A JP 2002279228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特許調査を依頼する依頼者と特許調査を行う
調査者との間をインターネットを用いて仲介することに
より、依頼者側及び調査者側の各々にタイムリーで的確
な情報を提供することができるようにする。 【解決手段】 インターネット回線3を用いて特許調査
を依頼する依頼者と、特許調査を行う調査者との仲介を
行うにあたって、依頼者側の端末機2aを介して提示さ
れた特許調査内容に対して複数の依頼者から各々調査を
行うための条件を集め、依頼者にとって良い条件を出し
た調査者に特許調査を依頼するといったような仕組みに
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
用いた特許調査を行う調査者の落札を実施するために特
許調査の仲介を行うためのサーバ機、その情報表示方
法、及びサーバ機に用いられるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビジネスモデル関係の特許出願が
頻繁に行われており、IT関連の事業者は、自身の事業
を立ち上げる際には、あまり特許関係の知識が無い場合
であっても、ビジネスモデル特許を出願しておく必要が
あると考える場合が多くなっている。このようなビジネ
スモデル特許出願ブームは、IT関連事業のみならず他
の事業者にも波及しており、特許出願件数は増加する傾
向にある。これにともない特許出願を行う前に、無駄な
特許出願を行うことによりかかる無駄な時間と経費を削
減するべく特許調査を行うことの必要性が高まってい
る。
【0003】特許調査の方法としては、インターネット
の特許庁のホームページにおける特許電子図書館や、日
本特許情報機構(JAPIO)のパトリスなどを用いて
行う端末調査や、関西特許情報センターをはじめとする
各図書館などに置かれている特許公報を手めくりするな
どがある。
【0004】特許調査は、特許事務所や大企業などの特
許部門に在籍し特許調査を行うためのノウハウを持って
いる特許経験者により、その目的に応じた特許調査方法
を採用して行われている。
【0005】このように特許調査のノウハウは、限られ
た範囲の者しか知られておらず、仮に特許出願を行いた
い個人事業主や特許専門部門を持たない中小企業などの
出願人自身が特許調査を行うために特許知識を得るため
の努力に時間を割いたとしても、特許調査のノウハウを
マスターするためにはかなりの長時間を要するため、自
身の事業に関する業務と並行して行うことが非常に困難
である。このため、出願人は、特許事務所や特許調査会
社に有料で特許調査を依頼することが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな特許調査は、上述したように特許調査を行うための
ノウハウを持っている者が限られた範囲の者であり、こ
のノウハウを取得するために長時を間要するために、特
許調査に必要なコストが比較的高く、また、特許調査の
依頼先をどうするか見当もつかず、依頼してみないとそ
の調査結果内容が信頼できるものであるかどうかも分か
らないことが多い。ましてや、特許知識の無い者にとっ
て調査結果が信頼できるものであるかどうかを判断する
ことも難しい場合が多い。
【0007】一方、近年、各企業間における特許紛争が
多く、訴訟事件に発展する数も増加する傾向にあるが、
訴訟事件に発展する前の段階、すなわち、会社間での特
許ライセンス交渉なども増加する一方であり、このため
特許侵害を主張された企業側としてはこれを回避するた
めに非侵害であること、侵害主張された特許が無効であ
ることなどの弁明に追われることになるので、特許無効
調査を行うことが不可欠になっている。しかるに、侵害
主張された特許は、一度は特許庁の審査又は審判を経て
登録されたものであり、無効調査を行うにしても無効資
料を探し出すことが非常に困難を極める。また、このよ
うな無効調査を外部の特許調査会社などに依頼すると、
非常に高額なコストが必要になることが多く、仮に、自
身で特許調査を行うとしても限られた範囲での調査とな
ってしまいやすい。加えて、特許無効主張は各企業単位
で行われることが多く、この内容は社外秘として扱われ
他の企業に情報として伝わることが極めて少ないため、
中小企業など特許知識の少ない側では、侵害主張された
特許が実は無効であるにもかかわらず特許ライセンス料
を支払ってしまう場合もある。
【0008】本発明は、上記のような課題を解決するこ
とにより、特許調査を依頼する依頼者側と特許調査を行
う調査者側との間をインターネットを用いて仲介するこ
とにより、依頼者側及び調査者側の各々にタイムリーで
的確な情報を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、インターネッ
トを用いて特許調査を依頼する依頼者と、特許調査を行
う調査者との仲介を行うにあたって、依頼者から提示さ
れた特許調査内容に対して複数の依頼者から各々調査を
行うための条件を集め、依頼者にとって最も良い条件を
出した調査者に特許調査を依頼するといったいわば「特
許調査落札システム」の稼動を可能とする。
【0010】また、依頼者から依頼された例えば特許無
効調査内容に対して複数の調査者からの特許調査結果を
集め、その特許調査結果の一部を見せて依頼者に入手の
要否を判断させたり、あるいは特許調査結果をサーバ側
で吟味し、その吟味した結果を依頼者に提示して入手の
要否を判断させ、依頼者の入手が要と判断された調査者
に対して所定の対価を提供することを可能とした、いわ
ば「指名手配調査資料賞金提供システム」の稼動を可能
とする。
【0011】さらに、例えば、調査者が独自に行った特
許調査結果の概要を商品化してインターネット上で掲示
することにより特許調査結果を入手したいと思う依頼者
に対して幅広く紹介し、例えば、あまり特許調査などに
知識の無い依頼者に対して各特許調査結果に関するコメ
ントなどの情報を提供することにより依頼者のニーズに
合った特許調査結果を依頼者に提供するとともに、依頼
者が自身の行った特許調査結果をより多くの依頼者に提
供する機会を得ることを可能とする。
【0012】以上のように示した内容を可能にすること
を目的として、上記課題を解決するため、以下のような
手段を採用している。
【0013】すなわち、請求項1の発明は、インターネ
ットを用いて特許調査を行う調査者の落札を実施するた
めに特許調査の仲介を行うにあたって、特許調査を依頼
したい依頼者と特許調査を行いたい複数の調査者との間
を媒介するサーバ機であって、このサーバ機は、複数の
端末機の各々と個別に通信接続が可能に設けられ、該通
信接続された端末機にその表示画面に表示させる所定の
情報データを送信する一方、通信接続された端末機から
所定の情報データを受信するものであり、(1)通信接
続された前記複数の調査者の各々端末機に、前記依頼者
より依頼された特許調査内容に関する情報データを送信
させる調査内容一括送信能、(2)前記複数の調査者の
各々端末機から発信された前記特許調査内容に対し調査
を行う条件に関する情報データを受信する調査条件一括
受信能、(3)通信接続された前記依頼者の端末機に前
記調査を行う条件に関する情報データを送信させる調査
条件一括送信能、(4)通信接続された前記依頼者の端
末機から前記調査を行う条件で落札を決定したことに関
する情報データを受信する落札決定受信能、(5)通信
接続された前記特許調査依頼決定の調査者の端末機に、
特許調査の落札が決定した内容を選択的に送信する依頼
者別・落札個別送信能の各機能を備えていることを特徴
とする。
【0014】請求項1の発明によれば、依頼者から依頼
された特許調査内容を複数の調査者に各端末機を通じて
紹介することを可能とし、当該特許調査内容に関して調
査を行いたい複数の調査者から調査を行う条件を提示し
てもらい、集められた各々調査を行う条件を依頼者に各
々端末機を通じて表示させ、依頼者自身が依頼したいと
思う調査条件を決定しこれに関する情報データを受信す
ることにより、決定された調査者に特許調査内容に関す
る調査の落札を行うようにすることが可能となるので、
依頼者は一度に様々な依頼条件を確認することが可能に
なり、複数の調査者を探し出すという面倒な作業が削減
され、依頼者の調査の依頼先の幅が非常に広がる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1に記載のサー
バ機であって、調査条件一括送信能は、前記調査を行う
条件として、調査範囲、調査料金、調査納期のうち少な
くとも1つ以上に関する情報データを送信させる機能を
有することを特徴とする。
【0016】請求項2の発明によれば、依頼者は調査を
依頼する条件としての調査範囲、調査料金、調査納期な
どを確認した上で正式に調査を依頼することが可能とな
るので、より依頼者自身にとって都合のよい条件で調査
を依頼することが可能となる。
【0017】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のサーバ機であって、前記調査を行う条件に関す
る情報データを送信された依頼者の端末機の表示画面
に、当該調査を行う条件を受けて依頼者自身が望む調査
条件の入力を促す表示を行わせることを特徴とする。
【0018】請求項3の発明によれば、調査を行う条件
を複数提示された依頼者は、各内容を吟味してさらに別
の依頼者自身が依頼したいと思う調査条件を提示するこ
とが可能となるので、例えば、当該依頼者の依頼したい
調査条件を各調査者に提示させることにより、特許調査
の売り手と買い手の売買取引きのようなことが可能とな
るので、依頼者は特許調査依頼に要するコストをより低
減させることを可能とする。
【0019】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のサーバ機であって、特許調査の落札が決定され
た調査者及び/又は調査を行う条件を累積的にデータ集
計し、落札回数の多い調査者に対して優先的に依頼者よ
り依頼された特許調査内容に関する情報データをそれぞ
れ送信させることを特徴とする。
【0020】請求項4の発明によれば、落札回数の多い
調査者をリストアップして、その旨を依頼者に提示させ
ることにより、どの調査者に多く依頼されているかの検
討を依頼者自身に付けさせることを可能とするので、特
許に関する知識や情報をあまり持たない依頼者にとって
非常に便利な情報を提供させることを可能とする。
【0021】請求項5の発明は、インターネットを用い
て特許調査内容に対する特許調査結果を集め、特許調査
結果の内容が良い調査者の落札を実施するために特許調
査の仲介を行うにあたって、内容の良い特許調査結果の
入手を依頼する依頼者と特許調査結果を納入したい複数
の調査者との間を媒介するサーバ機であって、このサー
バ機は、複数の端末機の各々と個別に通信接続が可能に
設けられ、該通信接続された端末機にその表示画面に表
示させる所定の情報データを送信する一方、通信接続さ
れた端末機から所定の情報データを受信するものであ
り、(1)通信接続された前記複数の調査者の各々端末
機に向かって、前記依頼者から依頼された特許調査内容
に関する情報データをそれぞれ送信させる調査内容一括
送信能、(2)前記複数の調査者の各々端末機から発信
された前記特許調査内容に対する特許調査結果に関する
情報データを受信する調査結果一括受信能、(3)通信
接続された前記依頼者の端末機に、前記特許調査結果に
関する情報データのうちの一部を送信させる調査結果一
括送信能、(4)通信接続された前記依頼者の端末機か
ら入手したい前記特許調査結果に関する情報データを受
信する入手希望調査結果受信能、(5)前記複数の調査
者のうち、依頼者に入手希望された前記特許調査結果を
送信した調査者が通信接続されたのを受けて、特許調査
結果の入手が希望された内容を選択的に送信する調査者
別・入手希望個別送信能の各機能を備えたことを特徴と
する。
【0022】請求項5の発明によれば、依頼者が依頼す
る特許調査内容の提示を受け、複数の調査者から集めら
れた特許調査結果に関して、特許調査結果に関する情報
の一部を依頼者に提示させ、依頼者に入手の大まかな見
当をつけさせた上で入手の希望を選択的に受付けるよう
にしたので、依頼者が特許調査結果内容を見て情報を取
得した上で入手を希望しないといった調査者側にとって
非常に理不尽な状況を回避させることが可能となるとと
もに、依頼者側にとっても特許調査結果の入手の選択の
目安をある程度受けて入手判断を行うことを可能とす
る。
【0023】請求項6の発明は、請求項5に記載のサー
バ機であって、依頼者の端末機における表示画面におい
て、前記特許調査結果に関する情報データの一部とし
て、当該特許調査結果内容をその詳細度に応じて区分け
した状態で表示させることを可能とするとともに、当該
特許調査結果内容のうち入手したい詳細度の選択を依頼
者に促す表示を行わせることを特徴とする。
【0024】請求項6の発明によれば、依頼者は特許調
査結果内容をその詳細度に応じて区分けされた状態で確
認することが可能であり、どの程度まで詳細内容が開示
されている特許調査結果内容を必要としているかを考慮
に入れながら入手の選択を行うことが可能となる。上記
詳細度は、例えば、調査内容が無効調査であった場合
に、単に特許公報番号を示すもの、適用条文を記載して
いるもの、イ号特定を特許公報における特許請求の範囲
の各構成要件(発明特定事項)ごとに倣っておこなって
いるものなど、特許調査結果の記載項目の多さの度合い
などが例に上げられる。
【0025】請求項7の発明は、請求項5又は請求項6
に記載のサーバ機であって、依頼者の端末機における表
示画面において、依頼者の選択する詳細度に応じて、依
頼者への課金状況が異なることを示す情報を表示させる
ことを特徴とする。
【0026】請求項7の発明によれば、依頼者は自身の
必要としている詳細度に応じた特許調査結果内容を入手
するためには、どの程度のコストがかかるかを前もって
確認することが可能となる。
【0027】請求項8の発明は、インターネットを用い
て特許調査を行う調査者の落札を実施するために特許調
査の仲介を行うにあたって、特許調査を依頼したい依頼
者と特許調査を行いたい複数の調査者との間を媒介する
サーバ機を用い、通信接続された複数の調査者における
各々の端末機の表示画面に所定の情報表示を行わせるサ
ーバ機の情報表示方法であって、通信接続された前記複
数の調査者の各々端末機における表示画面に、前記依頼
者より依頼された特許調査内容に関する情報を表示させ
るステップと、通信接続された調査者の端末機における
表示画面に、前記特許調査内容に対して調査を行う条件
の入力を促す情報を表示させるステップと、通信接続さ
れた前記依頼者の端末機における表示画面に、前記調査
者が入力した調査を行う条件に関する情報を表示させる
ステップと、通信接続された前記依頼者の端末機におけ
る表示画面に、前記調査を行う条件に対して特許調査の
依頼を決定するかを促す情報を表示させるステップと、
特許調査の依頼が決定された調査者の端末機における表
示画面に、特許調査の依頼が決定し落札された情報を表
示させるステップとを備えたことを特徴とする。
【0028】請求項8の発明によれば、依頼者から依頼
された特許調査内容を複数の調査者に各端末機を通じて
紹介することを可能とし、また、決定された調査者に特
許調査内容に関する調査の落札を行うようにすることが
可能となり、依頼者は一度に様々な依頼条件を確認し得
るので、複数の調査者を探し出すという面倒な作業が削
減され、依頼者の調査の依頼先の幅が非常に広がる。
【0029】請求項9の発明は、インターネットを用い
て特許調査内容に対する特許調査結果を集め、特許調査
結果の内容が良い調査者の落札を実施するために特許調
査の仲介を行うにあたって、所望の特許調査結果の入手
を依頼する依頼者と特許調査結果を納入したい複数の調
査者との間を媒介するサーバ機を用い、通信接続された
前記依頼者の端末機の表示画面に所定の情報表示を行わ
せるサーバ機の情報表示方法であって、通信接続された
前記依頼者の端末機の表示画面に、依頼したい特許調査
内容の入力を促す情報を表示させるステップと、通信接
続された前記依頼者の端末機の表示画面に、前記複数の
調査者の各々端末機から発信された前記特許調査内容に
対する特許調査結果の一部を調査項目別に分けて情報を
表示させるステップと、通信接続された前記依頼者の端
末機の表示画面に、各前記特許調査結果のうち入手した
い特許調査結果の入力を促す情報を表示させるステップ
とを備えたことを特徴とする。
【0030】請求項9の発明によれば、依頼者が特許調
査結果内容を見て情報を取得した上で入手を希望しない
といった調査者にとって非常に理不尽な状況を回避させ
ることが可能となるとともに、依頼者にとっても特許調
査結果の入手の選択の目安をある程度受けて入手判断を
行うことを可能とする情報表示を提供し得る。
【0031】請求項10の発明は、インターネットを用
いて特許調査を行う調査者の落札を実施するために特許
調査の仲介を行うにあたって、特許調査を依頼したい依
頼者と特許調査を行いたい複数の調査者との間を媒介す
るサーバ機に用いられるプログラムであって、通信接続
された前記複数の調査者側の各々端末機に向かって、前
記依頼者より依頼された特許調査内容に関する情報デー
タをそれぞれ送信させる一方、当該複数の調査者側のそ
れぞれの端末機から発信された前記特許調査内容に対し
調査を行う条件に関する情報データを受信させ、通信接
続された前記依頼者側の端末機に前記調査を行う条件に
関する情報データを送信させる一方、当該通信接続され
た前記依頼者側の端末機から前記調査を行う条件で落札
を決定したことに関する情報データを受信させ、前記複
数の調査者のうち前記依頼者に落札された前記調査を行
う条件を送信した調査者が通信接続されたのを受けて前
記特許調査の落札が決定した内容を選択的に送信させる
ことを特徴とする。
【0032】請求項10の発明によれば、依頼者から依
頼された特許調査内容を複数の調査者に各端末機を通じ
て紹介することを可能とし、また、決定された調査者に
特許調査内容に関する調査の落札を行うようにすること
が可能となる。
【0033】請求項11の発明は、インターネットを用
いて特許調査内容に対する特許調査結果を集め、特許調
査結果の内容が良い調査者の落札を実施するために特許
調査の仲介を行うにあたって、内容の良い特許調査結果
の入手を依頼する依頼者と特許調査結果を納入したい複
数の調査者との間を媒介するサーバ機に用いられるプロ
グラムであって、通信接続された前記複数の調査者側の
各々端末機に向かって前記依頼者から依頼された特許調
査内容に関する情報データをそれぞれ送信させる一方、
前記複数の調査者側のそれぞれの端末機から発信された
前記特許調査内容に対する特許調査結果に関する情報デ
ータを受信させ、通信接続された前記依頼者側の端末機
に前記特許調査結果に関する情報データを送信させる一
方、通信接続された前記依頼者側の端末機から入手した
い前記特許調査結果に関する情報データを受信させ、前
記複数の調査者のうち依頼者に入手希望された前記特許
調査結果を送信した調査者が通信接続されたのを受けて
特許調査結果の入手が希望された内容を選択的に送信さ
せることを特徴とする。
【0034】請求項11の発明によれば、依頼者が特許
調査結果内容を見て情報を取得した上で入手を希望しな
いといった調査者にとって非常に理不尽な状況を回避さ
せることが可能となるとともに、依頼者にとっても特許
調査結果入手の選択の目安をある程度受けて入手判断を
行うことが可能となる。
【0035】本発明における特許調査には、特許出願前
調査、特許無効調査、特許侵害調査、研究開発の情報収
集のための特許調査、技術動向調査、会社、出願人や発
明者別調査など様々な調査が含まれている。
【0036】また、本発明における特許調査結果として
は、特許公開、公告又は登録公報や、技術文献、カタロ
グ、雑誌などの各資料の名前やページ数の記載や、各前
記資料をスキャナなどで読み取った電子データなどが用
いられる。
【0037】本発明におけるサーバ機と端末機との通信
接続は、電波などを用いた無線や、電話回線などの有線
を介して構成される。本発明における端末機は、ラップ
トップ型やデスクトップ型の種々のパソコン機、携帯電
話機、家庭用や携帯用ゲーム機などの様々な電子機器を
適用可能である。
【0038】
【発明の実施の形態】次に、本実施の形態について図を
参照しつつ説明するが、本発明は、これに限定されるも
のではない。
【0039】図1は、本実施形態におけるサーバ機1と
端末機2とを用いた通信構成を説明するための説明図で
ある。
【0040】本実施形態のサーバ機1は、インターネッ
ト回線3を用いて特許調査を行う調査者の落札を実施す
るために特許調査の仲介を行うにあたって、特許調査を
依頼したい依頼者と、特許調査を行いたい複数の調査者
との間を媒介するものである。サーバ機1は、複数の依
頼者の端末機2aの各々及び複数の調査者の端末機2b
の各々と個別に通信接続が可能に設けられ、通信接続さ
れた端末機2a、2bに表示画面に表示させる所定の情
報データを送信する一方、通信接続された端末機2a、
2bから所定の情報データを受信するものである。
【0041】図2は、本実施形態のおけるサーバ機1の
機能を示す機能ブロック図である。
【0042】本実施形態のサーバ機1は、端末機2a、
2bに対する情報のデータの出入口となる送受信部5
と、送受信部5を介して端末機2a、2bとの情報のデ
ータの送受信を行わせる制御部6としてのCPUとを備
えている。
【0043】制御部6は、通信接続された複数の調査者
の端末機2bに、特許調査の依頼者より依頼された特許
調査内容に関する情報データを送信させる調査内容一括
送信能を有するほか、各調査者の端末機2bから発信さ
れた特許調査内容に対し調査を行う条件に関する情報デ
ータを受信する調査条件一括受信能と、通信接続された
依頼者の端末機2aに、依頼した特許調査に対する調査
を行う条件に関する情報データを送信させる調査条件一
括送信能とを有する。
【0044】また、制御部6は、通信接続された依頼者
の端末機2aから調査を行う条件で落札を決定したこと
に関する情報データを受信する落札決定受信能と、特許
調査依頼が決定された調査者の端末機2bが通信接続さ
れたのを受けて、当該調査者の端末機2bに特許調査の
落札が決定した内容を選択的に送信する依頼者別・落札
個別送信能とを有する。
【0045】本実施形態における制御部6は、各調査者
の端末機2bの特定を、当該調査者が端末機2bを通じ
て入力するIDコード、パスワードに関する情報データ
を受信することにより行い、適宜必要な情報データを調
査者の端末機2bに送信させている。すなわち、特許調
査の目的が特許出願を行うための事前調査であった場合
に、特許調査内容自体が特許出願するべき新しい発明で
ある可能性があり、このような新発明をインターネット
を通じて第三者に無条件で公開してしまうことを避ける
ために、予め、特許調査を行いたい調査者に対して、特
許調査内容に関する秘密遵守及び冒認出願をしないこと
を宣誓させた上で、IDコードを提供しかつパスワード
を登録させてそれ以外の者に情報を提供しない、いわば
会員制のようなシステムを採用しているのである。従っ
て、制御部6は、各調査者の端末機2bへIDコードに
関する情報データを送信する機能を有するとともに、各
調査者の端末機2bからパスワードに関する情報データ
を受信する機能を有し、各調査者のIDコード及びパス
ワードを一時記憶手段7としてのRAMに記憶させ、各
調査者の端末機2bから受信されるIDコード及びパス
ワードと照合することにより、調査者の特定を行わせて
いる。
【0046】一時記憶手段7では、制御部6により受信
される特許調査内容に対して調査を行う条件に関する情
報のデータを順次蓄積するように記憶し、制御部6によ
り依頼者の端末機2aからの要求に応じて適宜送信され
る。
【0047】また、サーバ機1は、各端末機2a、2b
から受信される様々な情報のデータに関して独自に統計
を取ったり、データの整理を行ったり、あるいはメンテ
ナンスを行ったりするために、サーバ機1の管理者がデ
ータ処理入力を行うための入力手段8としてのキーボー
ドと、データ処理を行う際に管理者へ情報内容を表示さ
せる表示部9としてのLCD装置と、所定のタイミング
で音や音声を発生させる音再生部10としてのスピーカ
装置と、制御部6によりデータ処理を実行させるプログ
ラムなどが記憶された記憶手段11としてのROMとを
備える。また、サーバ機1には、本実施形態における端
末機2との情報のデータにおける送受信のやりとりに関
するプログラムを格納した外部記憶媒体12としてのM
Oを着脱自在に接続可能な記憶媒体読取装置13として
のMOドライブを備える。
【0048】本実施形態では、一時記憶手段7をサーバ
機1の内部に設けているが、これに限定されるものでな
く、図3は、本実施形態におけるサーバ機1の変形例で
あり、一時記憶手段をサーバ機1の外部に別途設けた場
合の通信構成を説明するための説明図に示すように、サ
ーバ機1とは別に情報のデータを記憶させる一時記憶サ
ーバ機1aを設け、制御部6により端末機2a、2bと
の情報のデータの送受信を行わせる際に一時記憶サーバ
機1aと接続し、蓄積記憶された情報のデータのうち必
要な情報のデータを送信させたり、端末機2a、2bか
ら受信した情報のデータを記憶させることも可能であ
る。
【0049】また、上記外部記憶媒体12についての詳
細を簡単に説明する。外部記憶媒体12は、通信接続さ
れた複数の調査者の各々端末機2bに向かって、依頼者
より依頼された特許調査内容に関する情報データをそれ
ぞれ送信させる一方、当該複数の調査者の各々端末機2
bから発信された特許調査内容に対し調査を行う条件に
関する情報データを受信させ、通信接続された依頼者の
端末機2aに調査を行う条件に関する情報データを送信
させる一方、当該通信接続された依頼者の端末機2aか
ら調査を行う条件で落札を決定したことに関する情報デ
ータを受信させ、複数の調査者のうち依頼者に落札され
た調査を行う条件を送信した調査者が通信接続されたの
を受けて特許調査の落札が決定した内容を選択的に送信
させるプログラムが格納されている。
【0050】また、本実施形態の外部記憶媒体12は、
通信接続された複数の調査者の各々端末機2bに向かっ
て依頼者から依頼された特許調査内容に関する情報デー
タをそれぞれ送信させる一方、複数の調査者のそれぞれ
の端末機2bから発信された特許調査内容に対する特許
調査結果に関する情報データを受信させ、通信接続され
た依頼者の端末機2aに特許調査結果に関する情報デー
タを送信させる一方、通信接続された依頼者の端末機2
aから入手したい特許調査結果に関する情報データを受
信させ、複数の調査者のうち依頼者に入手希望された特
許調査結果を送信した調査者が通信接続されたのを受け
て特許調査結果の入手が希望された内容を選択的に送信
させるプログラムを格納している。このプログラムを実
行させた場合については後述する。
【0051】なお、本実施形態では、外部記憶媒体12
に所定のプログラムを格納しサーバ機1に接続している
が、外部記憶媒体を用いずに、サーバ機1の記憶手段1
1に予め上記所定のプログラムを記憶させることも可能
である。
【0052】次に、本実施形態における端末機2a、2
bとしてのデスクトップ型パソコン機の機能について簡
単に説明する。図4は、本実施形態における端末機とし
てのパソコン機の機能を示す機能ブロック図である。端
末機2は、サーバ機1からの情報のデータを送受信する
送受信部21と、この送受信部21を介して端末機2と
の情報データの送受信を実行させる制御部22としての
CPUとを備える。また、端末機2は、様々なアプリケ
ーションソフトを読み込み制御部の命令のもと実行させ
るプログラムが記憶された記憶部23としてのROM
と、サーバ機1から受信する情報のデータを記憶する一
時記憶部24としてのRAMと、受信した情報のデータ
を情報として表示させる表示部25としてのLCD装置
と、所定の音や音声を所定のプログラムに基づき再生す
る音再生部26と、端末機2のユーザーが入力操作を行
う入力部27としてのキーボードとを備える。また、端
末機2は、様々なプログラムデータや音や画像などのデ
ータが格納されたフロッピー(登録商標)ディスクやC
D−ROM、DVD−ROMなどの外部記憶媒体28を
着脱自在に接続させる記憶媒体読取装置29が備えられ
ている。外部記憶媒体28としては、サーバ機1から受
信される情報のデータなどをその都度行わずに高速にデ
ータ処理を行わせることを目的とし、所定のプログラム
データや画像データなどが格納されたものを用いること
も可能である。
【0053】また、表示部25は、端末機2から受信さ
れた情報のデータや記憶部23、一時記憶部24などに
記憶された情報のデータのうち画像に関するデータをも
とに表示画面25aに画像を表示させる表示駆動回路2
5bを備える。音再生部26においても、音に関するデ
ータをもとにスピーカ26aを介して音や音声を再生さ
せる音再生回路26bを備える。
【0054】本実施形態では、端末機2としてデスクト
ップ型パソコン機を用いたが、これに限定されず様々な
通信可能な電子機器を用いることが可能であり、例え
ば、ラップトップ型パソコン機、携帯電話機、通信可能
な電子手帳、家庭用ゲーム機や携帯用ゲーム機など幅広
く用いることが可能である。
【0055】次に、本実施形態におけるサーバ機1と、
依頼者の端末機2a及び調査者の端末機2bとの通信接
続による情報のデータの送受信について、具体的な情報
の例をとり説明する。図5ないし図7は、本実施形態に
おいて、サーバ機1のデータの送受信と端末機2の表示
画面25aに表示される内容とを時経列的に並べ説明す
るフローチャート図である。また、図8ないし図18
は、端末機2の表示画面25aに表示される情報を具体
的に説明するための説明図である。
【0056】まず、通信接続された各端末機2の表示部
25に、ホームページのトップページを情報表示させ
る。このホームページでは、図8及び図9に示すよう
に、特許調査を依頼したい人、特許調査をしたい人、特
許調査結果を買いたい人などに対象者を分けて依頼者の
入力を促す。本実施形態では、依頼者が特許調査を依頼
したい場合について説明する。「特許調査を依頼したい
人」を選択した場合には、図10に示すように、依頼者
の端末機2aの表示部に、新規に調査依頼するか、既に
調査依頼しているかのどちらかを入力することを促す情
報が表示される。既に調査依頼している場合には、登録
番号及びパスワードを依頼者に入力を促す情報表示が行
われる。そして、新規に特許調査を依頼する場合には、
図11に示すように、氏名、電話番号及びメールアドレ
スの入力を促す情報表示が行われるとともに、調査内
容、調査年代、調査対象会社、調査目的、納品希望期日
あるいは調査料金希望価格などの入力を促す情報表示が
行われる。そして、依頼者の上記情報の入力、サーバ機
1への送信に伴い、サーバ機1は上記依頼する特許調査
に関する情報データを依頼者の端末機2aから受信す
る。
【0057】特許調査をしたい人が、図8及び図9に示
す各ページにおいて適宜入力したのを受けて、図12に
示すように、調査者の端末機2bの表示画面25aに、
会員である調査者に対してIDコード及びパスワードの
入力を促す情報表示を行わせ、会員でない調査者に対し
ては所定の位置(「会員でない方」の部分)をクリック
させることにより、会員の入会を促す情報表示を行わせ
る。
【0058】そして、サーバ機1は、調査者の端末機2
bよりIDコード及びパスワードに関する情報データを
受信し、調査者の端末機2bを特定すると、複数の調査
者の各々端末機2bに、依頼者より依頼された特許調査
内容に関する情報データを送信させ、各端末機2bの表
示画面25aに依頼者より依頼された特許調査内容に関
する情報を表示させる。すなわち、図13に示すよう
に、調査者の端末機2bの表示画面25aに調査依頼状
況として調査内容のリストを表示させるとともに、調査
落札状況として調査内容のリスト(後述する)に関する
情報表示を行わせる。調査依頼状況として表示される調
査内容の各リストには「詳細」マークが付されており、
調査者の「詳細」マークのクリック入力を受けて、調査
者の端末機2bの表示画面25aには図14に示すよう
な特許調査のより詳細な情報が表示される。上記詳細な
情報としては、調査内容、調査年代、調査対象会社、調
査目的、納品希望期日あるいは調査料金希望価格などの
情報が表示される。そして、調査者に対して、調査内容
に関する詳細な情報を表示画面25aを通じて確認させ
た結果、調査者の選択により「調査を希望する」マーク
のクリック入力を受ける。
【0059】次いで、調査者の端末機2bにおける表示
画面25aには、図15に示すように、調査を行う条
件、すなわち、調査範囲、調査料金及び調査納期の入力
を促す情報表示を行わせる。調査者が調査を行う条件を
入力するにあたって、他の調査者がどのような条件で調
査を行おうとしているかを情報として表示させるため
に、調査者の端末機2bにおける表示画面25aに「調
査条件を見る」マークを表示させる。調査者の「調査条
件を見る」マークのクリック入力を受けて、図16に示
すように、調査料金のMAX値及びMIN値、調査納期
の最短及び最長、調査範囲などが項目別に表示される。
そして、調査者はこれら調査依頼状況などの情報データ
を参考に、図15に示す調査を行う条件の入力及びその
登録を行う。そして、依頼者の端末機2aの表示画面2
5aには、図10における「既に調査依頼している」マ
ークのクリック入力を通じて、複数の調査者の各々端末
機2bから発信された特許調査内容に対して調査を行う
条件のうち、どれに調査を落札するか、特許調査の依頼
を決定するかの入力を促す情報を表示させる。さらに、
通信接続された依頼者の端末機2aから調査を行う条件
で落札を決定したことに関する情報データを受信し、後
に通信接続された特許調査依頼決定の調査者の端末機2
bに、特許調査の落札が決定した内容を選択的に送信す
る。そして、特許調査の依頼が決定された調査者の端末
機2bにおける表示画面25aに、図18に示すよう
に、特許調査の依頼が決定し落札された情報を表示させ
る。そして、図18における「確認」マークを調査者が
クリック入力するのを受けて、調査落札が完了する。
【0060】また、本実施形態のサーバ機1は、各調査
者から受信した調査を行う条件に関する情報データを、
依頼者の端末機2aに送信することが可能であるととも
に、依頼者の端末機2aの表示画面25aに、当該調査
を行う条件を受けて依頼者が満足する調査条件が無いと
きのために図19に示すような依頼者自身が望む新たな
調査条件の入力を促す表示を行わせることが可能であ
る。
【0061】さらに、本実施形態のサーバ機1は、特許
調査の落札が決定された調査者及び/又は調査を行う条
件を累積的にデータ集計し、落札回数の多い調査者に対
して優先的に依頼者より依頼された特許調査内容に関す
る情報データをそれぞれ送信させることが可能となって
いる。これは、調査者の端末機2bにおける表示画面2
5aに図12に示すように調査者に対してIDコード及
びパスワードの入力を促す表示を行わせ、これを受けて
調査者が入力したIDコード及びパスワードに関する情
報データを受信することにより調査者の端末機2bを特
定した後に、優先的に依頼者より依頼された特許調査内
容に関する情報データを送信させるものである。すなわ
ち、過去に調査条件が落札された回数の多い調査者に、
落札することなく調査を優先的に依頼するといった、い
わば優良な調査者への特典提供システムを確立するもの
である。なお、特許調査の落札が決定された調査者及び
/又は調査を行う条件は、図2に示す一時記憶手段7に
累積的に記憶され、依頼者から端末機2aにより特許調
査の依頼に関する情報データを受信することを受けて所
定期間優先的に送信することを可能とするものである。
【0062】本実施形態では、特許調査の依頼をインタ
ーネット回線3及び電話回線4を介して依頼者より受け
付けているが、これに限定されるものでなく、例えばF
AXや電話あるいは直接の面談により受け付けた特許調
査依頼の内容を、サーバ機1の管理者側が直接入力する
ようにしても、本発明に適用可能である。
【0063】次に、本実施形態のサーバ機1が、インタ
ーネット回線3及び電話回線4を介して特許調査内容に
対する特許調査結果を集め、特許調査結果の内容が良い
調査者の落札を実施するために特許調査の仲介を行うに
あたって、内容の良い特許調査結果の入手を依頼する依
頼者と特許調査結果を納入したい複数の調査者との間を
媒介する場合について説明する。この場合は、特許調査
を依頼する依頼者がある登録特許に対して無効資料を探
しているときなどに非常に有効である。無効資料として
は、特許公報のほか雑誌や本、カタログといった文献資
料、既に販売や展示された製品などの資料といったもの
が適用可能である。
【0064】サーバ機1は、通信接続された複数の調査
者の各々端末機2bに向かって、依頼者から依頼された
ある登録特許に対する無効資料の特許調査を依頼したい
という内容に関する情報データを、それぞれ送信させる
調査内容一括送信能を有し、また、複数の調査者の各々
端末機2bから発信された特許調査内容に対する特許調
査結果に関する情報データを受信する調査結果一括受信
能とを有する。
【0065】また、サーバ機1は、通信接続された依頼
者の端末機2aに、特許調査結果に関する情報データの
うちのすべてではなく一部を送信させる調査結果一括送
信能を有する。これは、依頼者に対して無条件で特許調
査結果のすべてを提供することを防止し、かつ依頼者に
対して特許調査結果の入手の要否をある程度判断可能と
させるためのものである。すなわち、サーバ機1は、依
頼者の端末機2aにおける表示画面25aにおいて、特
許調査結果に関する情報データの一部として、特許調査
結果内容をその詳細度に応じて区分けした状態で表示さ
せることを可能とするとともに、特許調査結果内容のう
ち入手したい詳細度の選択を依頼者に促す表示を行わせ
る調査結果一括送信能を有する。サーバ機1は、依頼者
の端末機2aにおける表示画面25aにおいて、依頼者
の選択する詳細度に応じて、依頼者への課金状況が異な
ることを示す情報を表示させる機能を有するので、依頼
者は、特許調査結果の入手の要否判断を課金状況も1つ
の判断材料として行うことを可能としている。
【0066】さらに、サーバ機1は、通信接続された依
頼者の端末機2aから入手したい特許調査結果に関する
情報データを受信する入手希望調査結果受信能と、複数
の調査者のうち、依頼者に入手希望された特許調査結果
を送信した調査者が通信接続されたのを受けて、特許調
査結果の入手が希望された内容を選択的に送信する調査
者別・入手希望個別送信能とを有する。
【0067】次に、本実施形態におけるサーバ機1と、
依頼者の端末機2a及び調査者の端末機2bとの通信接
続による情報のデータの送受信について、具体的な情報
の例をとり説明する。図20及び図21は、本実施形態
において、サーバ機1のデータの送受信と端末機2の表
示画面25aに表示される内容とを時経列的に並べ説明
するフローチャート図である。また、図22ないし図2
6は、端末機2の表示画面25aに表示される情報を具
体的に説明するための説明図である。
【0068】まず、先述したように、通信接続した依頼
者の端末機2aに、図8及び図9に示すホームページの
表示内容に関する情報を表示させ、図10及び図11に
示すような依頼したい特許調査内容の入力を促す情報を
依頼者の端末機2aにおける表示画面25aに表示させ
る。サーバ機1は、依頼者が入力した特許調査内容に関
する情報データを受信する。
【0069】次いで、複数の調査者の各々端末機2bに
向かって、依頼者から依頼された特許調査内容に関する
情報データをそれぞれ送信させ、図12に示すような調
査者及び調査者の端末機2bを特定するためのIDコー
ド及びパスワードの入力を促す情報の表示を行わせ、さ
らに、図22及び図23に示すような特許調査依頼内容
に関する情報を複数の調査者の各々端末機2bにおける
表示画面25aに表示させて、依頼者に対して調査内容
を把握させる。
【0070】そして、端末調査や手めくり調査などによ
り無効資料を発見した調査者が端末機2bを用いて通信
接続したのを受けて、当該調査者の端末機2bにおける
表示画面25aに、図24に示すような調査結果内容を
詳細項目に分けて入力することを促す情報の表示を行わ
せる。
【0071】さらに、複数の調査者の各々端末機2bか
ら発信された特許調査内容に対する特許調査結果に関す
る情報データを受信した後に、通信接続された依頼者の
端末機2aに特許調査結果に関する情報データのうちの
一部を送信させ、依頼者の端末機2aにおける表示画面
25aに、図25に示すように特許調査結果に関する情
報データの一部として、当該特許調査結果内容をその詳
細度に応じて区分けした状態で情報を表示させる。本実
施形態では、依頼者の端末機の表示画面において、依頼
者の選択する詳細度に応じて、依頼者への課金状況が異
なることを示す情報を表示させ、特許調査結果内容のう
ち入手したい詳細度の選択を依頼者に促す表示を行わせ
る。すなわち、特許調査結果として見つかった資料の適
用条文、論点などを無料で提供するとともに、特許公開
番号などの資料名や、請求項の各構成要件毎に実質的に
同一と思われる内容が記載されている個所を明記した構
成要件対応表や、これらの資料に関する説明書など毎
に、決められた課金状況に関する情報を表示させてい
る。このような情報表示を受けて、依頼者は入手したい
特許調査結果に関する情報にクリックし入力を行う。
【0072】そして、サーバ機1は、依頼者の端末機2
aから入手したい特許調査結果に関する情報データを受
信し、依頼者に入手希望された特許調査結果を送信した
調査者の端末機2bに、特許調査結果の入手が希望され
た内容を選択的に送信し、調査者の端末機2bにおける
表示画面に、図26に示す如く前記特許調査結果の入手
が希望された情報を表示させるのである。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、依頼者から依頼された
特許調査内容を複数の調査者に各端末機を通じて紹介す
ることを可能とするとともに、依頼者は複数の調査者か
ら一度に様々な依頼条件を確認することが可能になり、
複数の調査者から一人の調査者を選択し探し出すという
面倒な作業が削減され、依頼者が調査を依頼する依頼先
の幅を非常に広げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるサーバ機と端末機とを用
いた通信構成を説明するための説明図である。
【図2】 本実施形態のおけるサーバ機の機能を示す機
能ブロック図である。
【図3】 本実施形態におけるサーバ機の変形例であ
り、一時記憶手段をサーバ機の外部に別途設けた場合の
通信構成を説明するための説明図である。
【図4】 本実施形態における端末機としてのパソコン
機の機能を示す機能ブロック図である。
【図5】 本実施形態において、複数の調査者の各々端
末機に、依頼者より依頼された特許調査内容に関する情
報データを送信させてから、複数の調査者の各々端末機
から発信された特許調査内容に対し調査を行う条件に関
する情報データを受信するまでの流れを示すフローチャ
ート図である。
【図6】 本実施形態において、依頼者の端末機に各調
査者からの調査を行う条件に関する情報データを送信さ
せてから、調査者の端末機における表示画面に落札され
た情報を表示させるまでの流れを示すフローチャート図
である。
【図7】 本実施形態において、依頼者の端末機の表示
画面に、依頼者自身が望む調査条件の入力を促す表示を
行わせてから、各調査者の端末機から依頼者自身が望む
調査条件で調査を希望するか否かの選択に関する情報デ
ータを受信するまでの流れを示すフローチャ−ト図であ
る。
【図8】 本実施形態におけるホームページの表示内容
を説明するための説明図である。
【図9】 本実施形態におけるホームページの表示内容
であり、依頼者にその用途を選択させる表示内容を説明
するための説明図である。
【図10】 本実施形態において、依頼者に登録番号及
びパスワードの入力を促す情報が表示されていることを
説明するための説明図である。
【図11】 本実施形態において、新規に特許調査を依
頼する依頼者に対して個人情報の入力を促す情報が表示
されていることを説明するための説明図である。
【図12】 本実施形態において、特許調査をしたい調
査者に対してIDコード及び登録番号の入力を促す情報
が表示されていることを説明するための説明図である。
【図13】 本実施形態において、特許調査をしたい調
査者に対して調査依頼状況の情報を表示させていること
を説明するための説明図である。
【図14】 本実施形態において、調査者に対して調査
を行うことを希望するかの判断結果の入力を促す情報が
表示されていることを説明するための説明図である。
【図15】 本実施形態において、調査者に対して調査
を行う条件の入力を促す情報が表示されていることを説
明するための説明図である。
【図16】 本実施形態において、調査者に対して他の
調査者がどのような調査条件で調査を希望しているかに
関する情報が表示されていることを説明するための説明
図である。
【図17】 本実施形態において、依頼者に対して現在
集められている調査条件情報が表示されていることを説
明するための説明図である。
【図18】 本実施形態において、調査者に対して調査
落札状況に関する情報が表示されていることを説明する
ための説明図である。
【図19】 本実施形態において、依頼者に対してさら
に新たな調査依頼希望条件の入力を促す情報が表示され
ていることを説明するための説明図である。。
【図20】 本実施形態において、複数の調査者の各々
端末機に特許調査内容に関する情報データをそれぞれ送
信させてから、依頼者の端末機に、特許調査結果に関す
る情報データのうちの一部を送信させるまでの流れを示
すフローチャート図である。
【図21】 本実施形態において、依頼者の端末機にお
ける表示画面に特許調査結果内容をその詳細度に応じて
区分けした状態で表示させてから、調査者の端末機に特
許調査結果の入手が希望された内容を選択的に送信する
までの流れを示すフローチャート図である。
【図22】 本実施形態において、調査者に対して調査
依頼情報として「WANTED情報」が表示されている
ことを説明するための説明図である。
【図23】 本実施形態において、調査者の端末機の表
示画面に調査内容及び調査条件が表示されていることを
説明するための説明図である。
【図24】 本実施形態において、調査結果を売りたい
人に対して調査結果の入力を促す情報が表示されている
ことを説明するための説明図である。
【図25】 本実施形態において、調査結果を買いたい
人に対して買いたい調査結果及び項目の選択を促す情報
が表示されていることを説明するための説明図である。
【図26】 本実施形態において、調査結果を売りたい
人に対して調査落札状況に関する情報が表示されている
ことを説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 サーバ機 2a 依頼者の端末機 2b 調査者の端末機 3 インターネット回線 4 電話回線 5 送受信部 6 制御部 7 一時記憶手段 8 入力手段 9 表示部 10 音再生部 11 記憶手段 12 外部記憶媒体 13 記憶媒体読取装置 21 送受信部 22 制御部 23 記憶部 24 一時記憶部 25 表示部 25a 表示画面 26 音再生部 27 入力部 28 外部記憶媒体 29 記憶媒体読取装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを用いて特許調査を行う
    調査者の落札を実施するために特許調査の仲介を行うに
    あたって、特許調査を依頼したい依頼者と特許調査を行
    いたい複数の調査者との間を媒介するサーバ機であっ
    て、 このサーバ機は、複数の端末機の各々と個別に通信接続
    が可能に設けられ、該通信接続された端末機にその表示
    画面に表示させる所定の情報データを送信する一方、通
    信接続された端末機から所定の情報データを受信するも
    のであり、次の機能を有することを特徴とする。 (1)通信接続された前記複数の調査者の各々端末機
    に、前記依頼者より依頼された特許調査内容に関する情
    報データを送信させる調査内容一括送信能、(2)前記
    複数の調査者の各々端末機から発信された前記特許調査
    内容に対し調査を行う条件に関する情報データを受信す
    る調査条件一括受信能、(3)通信接続された前記依頼
    者の端末機に前記調査を行う条件に関する情報データを
    送信させる調査条件一括送信能、(4)通信接続された
    前記依頼者の端末機から前記調査を行う条件で落札を決
    定したことに関する情報データを受信する落札決定受信
    能、(5)通信接続された前記特許調査依頼決定の調査
    者の端末機に、特許調査の落札が決定した内容を選択的
    に送信する依頼者別・落札個別送信能。
  2. 【請求項2】 前記調査条件一括送信能は、前記調査を
    行う条件として、調査範囲、調査料金、調査納期のうち
    少なくとも1つ以上に関する情報データを送信させる機
    能を有することを特徴とする請求項1に記載のサーバ
    機。
  3. 【請求項3】 前記調査を行う条件に関する情報データ
    を送信された依頼者の端末機の表示画面に、当該調査を
    行う条件を受けて依頼者自身が望む調査条件の入力を促
    す表示を行わせることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載のサーバ機。
  4. 【請求項4】 特許調査の落札が決定された調査者及び
    /又は調査を行う条件を累積的にデータ集計し、落札回
    数の多い調査者に対して優先的に依頼者より依頼された
    特許調査内容に関する情報データをそれぞれ送信させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサーバ
    機。
  5. 【請求項5】 インターネットを用いて特許調査内容に
    対する特許調査結果を集め、特許調査結果の内容が良い
    調査者の落札を実施するために特許調査の仲介を行うに
    あたって、内容の良い特許調査結果の入手を依頼する依
    頼者と特許調査結果を納入したい複数の調査者との間を
    媒介するサーバ機であって、 このサーバ機は、複数の端末機の各々と個別に通信接続
    が可能に設けられ、該通信接続された端末機にその表示
    画面に表示させる所定の情報データを送信する一方、通
    信接続された端末機から所定の情報データを受信するも
    のであり、次の機能を有することを特徴とする。 (1)通信接続された前記複数の調査者の各々端末機に
    向かって、前記依頼者から依頼された特許調査内容に関
    する情報データをそれぞれ送信させる調査内容一括送信
    能、(2)前記複数の調査者の各々端末機から発信され
    た前記特許調査内容に対する特許調査結果に関する情報
    データを受信する調査結果一括受信能、(3)通信接続
    された前記依頼者の端末機に、前記特許調査結果に関す
    る情報データのうちの一部を送信させる調査結果一括送
    信能、(4)通信接続された前記依頼者の端末機から入
    手したい前記特許調査結果に関する情報データを受信す
    る入手希望調査結果受信能、(5)前記複数の調査者の
    うち、依頼者に入手希望された前記特許調査結果を送信
    した調査者が通信接続されたのを受けて、特許調査結果
    の入手が希望された内容を選択的に送信する調査者別・
    入手希望個別送信能。
  6. 【請求項6】 依頼者の端末機における表示画面におい
    て、前記特許調査結果に関する情報データの一部とし
    て、当該特許調査結果内容をその詳細度に応じて区分け
    した状態で表示させることを可能とするとともに、当該
    特許調査結果内容のうち入手したい詳細度の選択を依頼
    者に促す表示を行わせることを特徴とする請求項5に記
    載のサーバ機。
  7. 【請求項7】 依頼者の端末機における表示画面におい
    て、依頼者の選択する詳細度に応じて、依頼者への課金
    状況が異なることを示す情報を表示させることを特徴と
    する請求項5又は請求項6に記載のサーバ機。
  8. 【請求項8】 インターネットを用いて特許調査を行う
    調査者の落札を実施するために特許調査の仲介を行うに
    あたって、特許調査を依頼したい依頼者と特許調査を行
    いたい複数の調査者との間を媒介するサーバ機を用い、
    通信接続された複数の調査者における各々の端末機の表
    示画面に所定の情報表示を行わせるサーバ機の情報表示
    方法であって、 通信接続された前記複数の調査者の各々端末機における
    表示画面に、前記依頼者より依頼された特許調査内容に
    関する情報を表示させるステップと、通信接続された調
    査者の端末機における表示画面に、前記特許調査内容に
    対して調査を行う条件の入力を促す情報を表示させるス
    テップと、通信接続された前記依頼者の端末機における
    表示画面に、前記調査者が入力した調査を行う条件に関
    する情報を表示させるステップと、通信接続された前記
    依頼者の端末機における表示画面に、前記調査を行う条
    件に対して特許調査の依頼を決定するかを促す情報を表
    示させるステップと、特許調査の依頼が決定された調査
    者の端末機における表示画面に、特許調査の依頼が決定
    し落札された情報を表示させるステップと、を備えたこ
    とを特徴とするサーバ機の情報表示方法。
  9. 【請求項9】 インターネットを用いて特許調査内容に
    対する特許調査結果を集め、特許調査結果の内容が良い
    調査者の落札を実施するために特許調査の仲介を行うに
    あたって、内容の良い特許調査結果の入手を依頼する依
    頼者と特許調査結果を納入したい複数の調査者との間を
    媒介するサーバ機を用い、通信接続された複数の調査者
    における各々の端末機の表示画面に所定の情報表示を行
    わせるサーバ機の情報表示方法であって、通信接続され
    た前記複数の調査者の各々端末機における表示画面に、
    前記依頼者から依頼された特許調査内容に関する情報を
    表示させるステップと、前記複数の調査者の各々端末機
    における表示画面に、前記特許調査内容に対する特許調
    査結果の入力を促す情報を表示させるステップと、通信
    接続された前記依頼者の端末機における表示画面に、前
    記特許調査結果に関する情報のうちの一部を表示させる
    ステップと、通信接続された前記依頼者の端末機におけ
    る表示画面に、依頼者が入手したい前記特許調査結果の
    入力を促す情報を表示させるステップと、前記複数の調
    査者のうち、依頼者に入手希望された前記特許調査結果
    を送信した調査者が通信接続されたのを受けて、当該調
    査者の端末機における表示画面に、前記特許調査結果の
    入手が希望された情報を表示させるステップと、を備え
    たことを特徴とするサーバ機の情報表示方法。
  10. 【請求項10】 インターネットを用いて特許調査を行
    う調査者の落札を実施するために特許調査の仲介を行う
    にあたって、特許調査を依頼したい依頼者と特許調査を
    行いたい複数の調査者との間を媒介するサーバ機に用い
    られるプログラムであって、 通信接続された前記複数の調査者側の各々端末機に向か
    って、前記依頼者より依頼された特許調査内容に関する
    情報データをそれぞれ送信させる一方、当該複数の調査
    者側のそれぞれの端末機から発信された前記特許調査内
    容に対し調査を行う条件に関する情報データを受信さ
    せ、通信接続された前記依頼者側の端末機に前記調査を
    行う条件に関する情報データを送信させる一方、当該通
    信接続された前記依頼者側の端末機から前記調査を行う
    条件で落札を決定したことに関する情報データを受信さ
    せ、前記複数の調査者のうち前記依頼者に落札された前
    記調査を行う条件を送信した調査者が通信接続されたの
    を受けて前記特許調査の落札が決定した内容を選択的に
    送信させることを特徴とするプログラム。
  11. 【請求項11】 インターネットを用いて特許調査内容
    に対する特許調査結果を集め、特許調査結果の内容が良
    い調査者の落札を実施するために特許調査の仲介を行う
    にあたって、内容の良い特許調査結果の入手を依頼する
    依頼者と特許調査結果を納入したい複数の調査者との間
    を媒介するサーバ機に用いられるプログラムであって、 通信接続された前記複数の調査者側の各々端末機に向か
    って前記依頼者から依頼された特許調査内容に関する情
    報データをそれぞれ送信させる一方、前記複数の調査者
    側のそれぞれの端末機から発信された前記特許調査内容
    に対する特許調査結果に関する情報データを受信させ、
    通信接続された前記依頼者側の端末機に前記特許調査結
    果に関する情報データを送信させる一方、通信接続され
    た前記依頼者側の端末機から入手したい前記特許調査結
    果に関する情報データを受信させ、前記複数の調査者の
    うち依頼者に入手希望された前記特許調査結果を送信し
    た調査者が通信接続されたのを受けて特許調査結果の入
    手が希望された内容を選択的に送信させることを特徴と
    するプログラム。
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