JP2002279015A - 農林水産業作業受委託融通サーバ、農林水産業作業受委託融通システム、農林水産業作業受委託融通端末装置、農林水産業作業受委託融通方法、およびプログラム - Google Patents

農林水産業作業受委託融通サーバ、農林水産業作業受委託融通システム、農林水産業作業受委託融通端末装置、農林水産業作業受委託融通方法、およびプログラム

Info

Publication number
JP2002279015A
JP2002279015A JP2001073944A JP2001073944A JP2002279015A JP 2002279015 A JP2002279015 A JP 2002279015A JP 2001073944 A JP2001073944 A JP 2001073944A JP 2001073944 A JP2001073944 A JP 2001073944A JP 2002279015 A JP2002279015 A JP 2002279015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
outsourcing
agriculture
forestry
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001073944A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Sakai
正信 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2001073944A priority Critical patent/JP2002279015A/ja
Publication of JP2002279015A publication Critical patent/JP2002279015A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 農林水産業における作業の受託・委託を効率
よく融通することは困難であった。 【解決手段】 農業における作業の受託・委託を融通す
るための農耕作業受委託融通サーバ3であって、少なく
とも、(1)作業の受託を希望する受託希望者が入力し
た受託に関する情報、および(2)作業の委託を希望す
る委託希望者が入力した委託に関する情報の全部または
一部に基づいて、作業の受託・委託の融通を行うための
演算を行う演算手段を備えた農林水産業作業受委託融通
サーバ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農林水産業作業受
委託融通サーバ、農林水産業作業受委託融通システム、
農林水産業作業受委託融通端末装置、農林水産業作業受
委託融通方法、およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】農業を例にとると、平成12年2月1日
現在の総農家数(312万戸)の内、販売農家は約八割
であるが、農業以外からの所得の多い第二種兼業農家は
総農家数の五割を占める。
【0003】販売を行わない自家消費農家や第二種兼業
農家には零細農家が多く、これらの農家は、実際の農耕
作業(たとえば米作の場合には、代作り、田植え、稲刈
り、脱穀など)を農耕用機械を所有する近隣農家に委託
している。なお、このような委託および受託は、口頭や
人伝によって行われているのが実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような実状からも明らかなように、委託側の農家は土曜
・日祝日にのみ農業に従事可能であることが多く、受託
側の農家において作業日の重複などが頻繁に起こる。そ
のため、農耕用機械の使用日程などの調整は、極めて困
難であった。
【0005】また、農業就業人口に占める65歳以上の
人口の割合は大変高く、販売農家と自家消費農家をあわ
せると農業就業人口の半数以上が高齢者である。そのた
め、過酷な肉体労働をともなう農作業の日程調整は、受
委託の双方にとってますます困難であった。
【0006】本発明は、上記従来のこのような課題を考
慮し、農林水産業における作業の受託・委託を効率よく
融通するための、農林水産業作業受委託融通サーバ、農
林水産業作業受委託融通システム、農林水産業作業受委
託融通端末装置、農林水産業作業受委託融通方法、およ
びプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に対応)は、農林水産業における作業の受託・委託を融
通するための農林水産業作業受委託融通サーバであっ
て、少なくとも、(1)前記作業の受託を希望する受託
希望者が入力した受託に関する情報、および(2)前記
作業の委託を希望する委託希望者が入力した委託に関す
る情報の全部または一部に基づいて、前記作業の受託・
委託の融通を行うための演算を行う演算手段を備えた農
林水産業作業受委託融通サーバである。
【0008】第二の本発明(請求項2に対応)は、前記
演算手段は、気象に関する情報を加味して前記演算を行
う第一の本発明の農林水産業作業受委託融通サーバであ
る。
【0009】第三の本発明(請求項3に対応)は、前記
気象に関する情報を加味する演算とは、前記作業の受託
・委託の融通を行うための演算を行う際、気象データを
提供するセンタ装置から前記気象データを得、それを加
味して行われる演算である第二の本発明の農林水産業作
業受委託融通サーバである。
【0010】第四の本発明(請求項4に対応)は、前記
演算手段は、前記作業の対象となる生産物に関する情報
を加味して前記演算を行う第一の本発明の農林水産業作
業受委託融通サーバである。
【0011】第五の本発明(請求項5に対応)は、前記
演算の結果に基づいて、前記作業の受託・委託の融通に
関する情報を提供するための提供手段を備えた第一の本
発明の農林水産業作業受委託融通サーバである。
【0012】第六の本発明(請求項6に対応)は、前記
農林水産業作業受委託融通サーバは、各地域ごとに設け
られていて互いに連絡可能であり、(1)通常の場合に
は、前記各地域ごとに独立して前記作業の受託・委託の
融通を行い、(2)前記受託と前記委託との隔たりが所
定の基準以上である場合には、他の地域に設けられた前
記農林水産業作業受委託融通サーバとの間で前記作業の
受託・委託の融通を行う第一の本発明の農林水産業作業
受委託融通サーバである。
【0013】第七の本発明(請求項7に対応)は、農林
水産業における作業の受託・委託を融通するための農林
水産業作業受委託融通システムであって、前記作業の受
託を希望する受託希望者が受託に関する情報を入力する
ための第一の入力手段と、前記作業の委託を希望する委
託希望者が委託に関する情報を入力するための第二の入
力手段と、少なくとも前記委託情報および前記受託情報
の一部に基づいて、前記作業の受託・委託の融通を行う
ための演算を行う演算手段とを備えた農林水産業作業受
委託融通システムである。
【0014】第八の本発明(請求項8に対応)は、農林
水産業における作業の受託・委託を融通するための農林
水産業作業受委託融通端末装置であって、前記作業の受
託を希望する受託希望者が受託に関する情報を入力す
る、および/または前記作業の委託を希望する委託希望
者が委託に関する情報を入力するための入力手段を備
え、少なくとも前記委託情報および前記受託情報の一部
に基づいて、前記作業の受託・委託の融通を行うための
演算が行われる農林水産業作業受委託融通端末装置であ
る。
【0015】第九の本発明(請求項9に対応)は、農林
水産業における作業の受託・委託を融通するための農林
水産業作業受委託融通方法であって、前記作業の受託を
希望する受託希望者が受託に関する情報を入力するステ
ップと、前記作業の委託を希望する委託希望者が委託に
関する情報を入力するためのステップと、少なくとも前
記委託情報および前記受託情報の一部に基づいて、前記
作業の受託・委託の融通を行うための演算を行うステッ
プとを備えた農林水産業作業受委託融通方法である。
【0016】第十の本発明(請求項10に対応)は、第
一の本発明の農林水産業作業受委託融通サーバの、少な
くとも、(1)前記作業の受託を希望する受託希望者が
入力した受託に関する情報、および(2)前記作業の委
託を希望する委託希望者が入力した委託に関する情報の
全部または一部に基づいて前記作業の受託・委託の融通
を行うための演算を行う演算手段としてコンピュータを
機能させるためのプログラムである。
【0017】第十一の本発明(請求項11に対応)は、
第七の本発明の農林水産業作業受委託融通システムの、
前記作業の受託を希望する受託希望者が受託に関する情
報を入力するための第一の入力手段と、前記作業の委託
を希望する委託希望者が委託に関する情報を入力するた
めの第二の入力手段と、少なくとも前記委託情報および
前記受託情報の一部に基づいて、前記作業の受託・委託
の融通を行うための演算を行う演算手段との全部または
一部としてコンピュータを機能させるためのプログラム
である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下では、本発明にかかる実施の
形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
【0019】(実施の形態1)はじめに、本実施の形態
における農耕作業受委託融通システムのブロック図であ
る図1を主として参照しながら、本実施の形態の農耕作
業受委託融通システムの構成について説明する。
【0020】本実施の形態の農耕作業受委託融通システ
ムは、大阪地域の米作に関する農耕作業の受委託を融通
するためのシステムであって、受委託を希望する受委託
希望者が情報を入出力するためのパーソナルコンピュー
タ(パーソナルコンピュータ1a〜1d)、受委託希望
者によって入力された情報に基づいて受委託の融通を行
うための農耕作業受委託融通サーバ3、および気象(予
測)データを提供する気象情報提供サーバ4が、通信網
2を介して接続された構成を有している。
【0021】つぎに、本実施の形態の農耕作業受委託融
通システムの構成について、さらに詳しく説明する。
【0022】パーソナルコンピュータ1aは、農家A側
のユーザaが農耕作業の受託をオンラインで行うため
の、通信網2に接続されたパーソナルコンピュータであ
る。なお、パーソナルコンピュータ1aは、ディスプレ
イモニタ1a’(図2参照)、キーボード(図示省
略)、マウス(図示省略)などを有し、HTMLなどの
言語で記述されたホームページ上の情報をビジュアルに
利用するためのWebブラウザがインストールされてい
る。
【0023】後に詳述されるように、ユーザaは、所定
のホームページ上で、(1)お名前、(2)電子メイル
アドレス、(3)希望日、(4)希望機械、(5)台
数、および(6)お天気の各項目を通常のGUIを利用
してデータ記入することにより、農耕作業の受託を行う
ことができる。ここに、第六番目の項目(お天気)は、
ユーザaが第三番目の項目(希望日)で記入した月日の
天気として都合のよい天気を指定するための項目であ
る。
【0024】パーソナルコンピュータ1bは、農家B側
のユーザbが農耕作業の委託をオンラインで行うため
の、通信網2に接続されたパーソナルコンピュータであ
る。なお、パーソナルコンピュータ1bは、パーソナル
コンピュータ1aと同様、ディスプレイモニタ1b’
(図9参照)、キーボード(図示省略)、マウス(図示
省略)などを有し、Webブラウザをインストールされ
ている。また、ユーザbは、農耕作業の受託を行うユー
ザaと同様、所定のホームページ上で前述のような6つ
の項目をデータ記入することにより、農耕作業の委託を
行うことができる。
【0025】通信網2は、公衆回線、CATV網、およ
びインターネットなどから構成された広域通信網であ
る。
【0026】農耕作業受委託融通サーバ3は、メインプ
ログラムにしたがって動作し、通信網2を介しホームペ
ージから入力される前述のようなデータを受理して農耕
作業の受委託を融通するための、農耕作業受委託融通サ
ービス提供者によって運営されるサーバである。なお、
メインプログラムは、受委託の登録者に関するデータを
格納しているデータベース(図示省略)や気象情報提供
サーバ4から必要な情報を抽出するための検索プログラ
ム、農耕作業の受委託を先着順で融通するための演算プ
ログラム、および受委託の融通などに際して電子メイル
の送受信を行うための電子メイル送受信プログラムなど
から構成されている。
【0027】気象情報提供サーバ4は、随時アップデー
トされる大阪地域などの気象情報を、通信網2を介して
提供するためのサーバである。
【0028】なお、本実施の形態の農耕作業受委託融通
システムは、本発明の農林水産業作業受委託融通システ
ムに対応する。また、パーソナルコンピュータ1aは、
本発明の第一の入力手段を含む手段に対応し、本発明の
農林水産業作業受委託融通端末装置に対応する。また、
パーソナルコンピュータ1bは、本発明の第二の入力手
段を含む手段に対応し、本発明の農林水産業作業受委託
融通端末装置に対応する。また、農耕作業受委託融通サ
ーバ3は、本発明の演算手段および提供手段を含む手段
に対応し、本発明の農林水産業作業受委託融通サーバに
対応する。また、気象情報提供サーバ4は、本発明の気
象データを提供するセンタ装置に対応する。
【0029】つぎに、図2〜8を主として参照しなが
ら、本実施の形態の農耕作業受委託融通システムの動作
について説明する。なお、本実施の形態の農耕作業受委
託融通システムの動作について説明しながら、本発明の
農林水産業作業受委託融通方法の一実施の形態について
も説明する。
【0030】以下では、はじめに(a)ユーザaが農耕
作業の受託を行う場合について述べ、つぎに(b)ユー
ザbが農耕作業の委託を行う場合について述べる。
【0031】(a)ユーザaが農耕作業の受託を行う場
合;パーソナルコンピュータ1aから農耕作業受委託融
通サーバ3(図1参照)への通信網2(図1参照)を介
したアクセスが、ユーザaの指示による通常のダイアル
アップIP接続を利用して行われる。
【0032】パーソナルコンピュータ1aのディスプレ
イモニタ1a’には、図2に示されているような農耕作
業受委託融通サービス提供者(大阪農業)による受委託
融通サービスオンライン登録を行うためのトップページ
(http://www.osakanogyo.c
o.jp/jyuitaku)が表示され、受託を行う
ためのボタンB1のクリックが、ユーザaのマウス(図
示省略)操作によってポインタPから行われる。なお、
図2は、農耕作業受委託融通サービス提供者による受委
託融通サービスオンライン登録を行うためのトップペー
ジの説明図である。
【0033】ディスプレイモニタ1a’には、図3に示
されているような受託登録を行うための設定画面が表示
され、(1)お名前(大阪太郎)、(2)電子メイルア
ドレス(abc12345@pop06.obn.n
e.jp)、および(3)希望日(6−5、6(6月5
日および6日の意))の三項目の記入が、ユーザaのキ
ーボード(図示省略)操作によってカーソルCから行わ
れる。なお、図3は、第一から第三の三項目の記入が行
われた受託登録設定画面の説明図である。
【0034】続いて、図4に示されているように、
(4)希望機械(除草機)の項目の記入が、ユーザaの
マウス操作によってプルダウンメニューPMを利用して
行われる。なお、図4は、プルダウンメニューPMを利
用した第四の項目の記入が行われている受託登録設定画
面の説明図である。
【0035】さらに、(5)台数(3(前述の除草機3
台の意))の項目の記入が、ユーザaのキーボード操作
によって第一から第三の項目の記入と同様に行われる。
【0036】ここで、ヘルプ機能を利用するためのボタ
ンB2のクリックが、ユーザaのマウス操作によって行
われた(ユーザaは、PC操作に習熟していない高齢者
であったため、第六の項目である(6)お天気の項目に
どのような記入を行うべきかがよく理解できなかったの
である)。
【0037】すると、図5に示されているように、ポイ
ンタPは、ヘルプ機能が有効となったことを示す疑問符
つきポインタP’に変化し、第六の項目の近傍に移動さ
れると、メッセージM1「希望日にご都合のよろしいお
天気のチェックボックスにクリックで印を付けて下さ
い。」をバルーンヘルプとして表示した。なお、図5
は、メッセージM1が表示されている受託登録設定画面
の説明図である。
【0038】かくして、(6)お天気の項目の記入(晴
れおよび曇の各チェックボックスへのチェックの記入)
が、メッセージM1を読解したユーザaのマウス操作に
よって行われる(ユーザaは、自らも除草作業を行うつ
もりであったため、体力を消耗する快晴や雨を避けて晴
れおよび曇を選択したのである)。
【0039】そして、図6に示されているように、受託
を確認するためのボタンB3のクリックが、ユーザaの
マウス操作によって行われると、これまでに入力された
データは、通信網2(図1参照)を介してパーソナルコ
ンピュータ1aから農耕作業受委託融通サーバ3(図1
参照)へ送信される。なお、図6は、第一から第六の全
項目の記入が行われた受託登録設定画面の説明図であ
る。
【0040】農耕作業受委託融通サーバ3は、送信され
てきたユーザaの入力データを受信および分析し、6月
5日および6日(ユーザaの希望日である)の天気を検
索するために気象情報提供サーバ4(図1参照)へのア
クセスを行って、両日の天気がともに雨であることを認
識する。
【0041】この認識の結果は、通信網2を介して農耕
作業受委託融通サーバ3からパーソナルコンピュータ1
aへ送信される。
【0042】かくして、パーソナルコンピュータ1aの
ディスプレイモニタ1a’には、図7に示されているよ
うなメッセージM2「6月5日および6日のお天気は雨
です。登録されますか。」が表示される。なお、図7
は、メッセージM2の表示されている画面の説明図であ
る。
【0043】その後、受託の登録続行を行うためのボタ
ンB4のクリックが、メッセージM2を読解したユーザ
aのマウス操作によって行われ(ユーザaは、雨中での
作業はかえって体に楽と考えたため、登録取消を行うた
めのボタンB4’のクリックで設定画面に戻り希望日を
変更しようとはしなかったのである)、ユーザaのレス
ポンスは、パーソナルコンピュータ1aから農耕作業受
委託融通サーバ3へ送信される。
【0044】農耕作業受委託融通サーバ3は、このレス
ポンスを受理し、受委託の登録者に関するデータを格納
しているデータベース(図示省略)へのアクセスを行っ
て、ユーザaからの受託を融通すべき委託を検索する。
この場合はその時点では該当する委託は行われていない
とする。従って農耕作業受委託融通サーバ3は、該当す
る委託が無いことを算出(演算)する。
【0045】この算出の結果は、農耕作業受委託融通サ
ーバ3からパーソナルコンピュータ1aへ送信される。
【0046】そして、ディスプレイモニタ1a’には、
図9に示されているようなメッセージM3「受託の登録
が完了しました。なお、現在ご紹介の対象となる委託者
の登録はされておりませんが、後日ご紹介をさせていた
だく場合がございます。ご利用ありがとうございまし
た。」が表示(提供)され、受託の最終的な登録確認を
行うためのボタンB5のクリックが、メッセージM3を
読解したユーザaのマウス操作によって行われる。な
お、図8は、メッセージM3の表示されている画面の説
明図である。
【0047】ユーザaからのこの最終のレスポンスは、
パーソナルコンピュータ1aから農耕作業受委託融通サ
ーバ3へ送信され、すでに受信済みであるユーザaの入
力データなどは、前述されたデータベースに格納され
る。
【0048】なお、ユーザaからの受託を融通すべき委
託が後日行われた場合には、農耕作業受委託融通サーバ
3は、受委託の融通を行うとともに、前述の電子メイル
アドレスを利用してそれをユーザa側にも通知(提供)
する。
【0049】(b)ユーザbが農耕作業の委託を行う場
合;パーソナルコンピュータ1b(図1参照)から農耕
作業受委託融通サーバ3への通信網2を介したアクセス
が、ユーザbの指示によって行われる。
【0050】パーソナルコンピュータ1bのディスプレ
イモニタ1b’には、図2に示されているようなページ
が表示され、委託を行うためのボタンB1’のクリック
が、ユーザbによって行われる。
【0051】ディスプレイモニタ1b’には、図9に示
されているような委託登録を行うための設定画面が表示
され、(1)お名前(瓦斯花子)、(2)電子メイルア
ドレス(bcd12345@mifty.ne.j
p)、(3)希望日(6−9)、(4)希望機械(噴霧
器)、(5)台数(2)、および(6)お天気(快晴お
よび晴れの各チェックボックスへのチェック)の全項目
の記入が、ユーザaが農耕作業の受託を行った前述の場
合と同様に行われる。なお、図9は、第一から第六の全
項目の記入が行われた委託登録設定画面の説明図であ
る。
【0052】そして、委託を確認するためのボタンB6
のクリックが、ユーザbによって行われると、これまで
に入力されたデータは、通信網2(図1参照)を介して
パーソナルコンピュータ1bから農耕作業受委託融通サ
ーバ3(図1参照)へ送信される。
【0053】農耕作業受委託融通サーバ3は、送信され
てきたユーザbの入力データを受信および分析し、6月
9日(ユーザbの希望日である)の天気を検索するため
に気象情報提供サーバ4(図1参照)へのアクセスを行
って、同日の天気がユーザbに都合のよい天気として指
定されている快晴であることを認識する。
【0054】かくして、農耕作業受委託融通サーバ3
は、受委託の登録者に関するデータを格納しているデー
タベース(図示省略)へのアクセスを行って、ユーザb
からの委託を融通すべき受託登録者がユーザcであるこ
とを算出する(ユーザbの要望満たすことができる受託
登録者の内、最も早く受託登録を行っていた先着者は、
ユーザcであった場合である)。なお、ユーザcの入力
していたデータの内容は、(1)お名前(林内次郎)、
(2)電子メイルアドレス(jlinnai@sci.
osaka−cu.ac.jp)、(3)希望日(6−
9、10)、(4)希望機械(噴霧器)、(5)台数
(3)、および(6)お天気(晴れおよび雨の各チェッ
クボックスへのチェック)であった。
【0055】この算出の結果は、農耕作業受委託融通サ
ーバ3からパーソナルコンピュータ1bへ送信される。
【0056】そして、ディスプレイモニタ1b’には、
図10に示されているようなメッセージM4「受託を御
希望のお客様を下記の通りご紹介をさせていただきま
す。ご利用ありがとうございました(ユーザcの入力し
たデータの一部である(1)お名前(林内次郎)および
(2)電子メイルアドレス(jlinnai@sci.
osaka−cu.ac.jp))。」が表示(提供)
され、委託の最終的な登録確認を行うためのボタンB7
のクリックが、ユーザbによって行われる。なお、図1
0は、メッセージM4の表示されている画面の説明図で
ある。
【0057】ユーザbからのレスポンスは、パーソナル
コンピュータ1bから農耕作業受委託融通サーバ3へ送
信され、すでに受信済みであるユーザbの入力データや
受委託の融通結果などは、前述されたデータベースに格
納される。
【0058】なお、農耕作業受委託融通サーバ3は、受
託の融通を行ったことを、前述の電子メイルアドレスを
利用してユーザc側にも通知(提供)する。
【0059】以上では、本実施の形態1について詳細に
説明を行った。
【0060】なお、本発明の受託に関する情報は、上述
された本実施の形態においては、お名前、電子メイルア
ドレス、希望日、希望機械、台数、およびお天気の六項
目からなっていた。しかし、これに限らず、本発明の受
託に関する情報は、たとえば、耕作業受委託融通サービ
ス提供者への仲介料および/または委託者からの作業料
などの項目を含んでいてもよいし、受託者が農耕を行う
または居住する地域などの項目を含んでいてもよい。要
するに、本発明の受託に関する情報は、本発明の作業の
受託を希望する受託希望者が入力する受託に関する情報
であればよい。
【0061】また、本発明の委託に関する情報は、上述
された本実施の形態においては、受託に関する情報と同
様、お名前、電子メイルアドレス、希望日、希望機械、
台数、およびお天気の六項目からなっていた。しかし、
これに限らず、本発明の委託に関する情報は、たとえ
ば、耕作業受委託融通サービス提供者への仲介料および
/または受託者への作業料などの項目を含んでいてもよ
いし、委託者が農耕を行うまたは居住する地域などの項
目を含んでいてもよく、要するに、本発明の作業の委託
を希望する委託希望者が入力する委託に関する情報であ
ればよい。
【0062】なお、前述した希望機械の入力は、上述さ
れた本実施の形態においては、プルダウンメニューPM
(図4参照)を利用して行われた。しかし、これに限ら
ず、前述した希望機械の入力は、たとえば、テーブルT
を利用した記入が行われている登録設定画面の説明図で
ある図11に示されているように、複数の希望機械の指
定を同一画面において容易に行えるテーブルTを利用し
て行われてもよいことは、いうまでもない。
【0063】また、本発明の作業の受託・委託の融通
は、上述された本実施の形態においては、先着順で(す
なわち、データベースにデータが格納されている受委託
登録者の内でより早く登録を行った者が優先されるよう
に)行われた。しかし、これに限らず、本発明の作業の
受託・委託の融通は、たとえば、前述した委託者からの
および/または受託者への作業料などを考慮して行われ
てもよいし、前述した受委託者が農耕を行うまたは居住
する地域などを考慮して行われてもよい。
【0064】また、本発明の演算は、上述された本実施
の形態においては、気象に関する情報を加味して行われ
た。しかし、これに限らず、本発明の演算は、たとえば
特定農産物の収穫適正時期を考慮するなど、本発明の作
業の対象となる栽培推奨農産物などの生産物に関する情
報を加味して行われてもよい。要するに、本発明の演算
は、少なくとも、(1)作業の受託を希望する受託希望
者が入力した受託に関する情報、および(2)作業の委
託を希望する委託希望者が入力した委託に関する情報の
全部または一部に基づいて、作業の受託・委託の融通を
行うために行われればよい。
【0065】なお、前述した気象に関する情報を加味す
る演算は、上述された本実施の形態においては、農耕作
業の受委託の融通を行うための演算を行う際、気象情報
提供サーバ4から気象(予測)データをリアルタイムで
得、それを加味して行われた。しかし、これに限らず、
前述した気象に関する情報を加味する演算は、たとえ
ば、民間の気象予報士によって毎日提供される天気予報
などを加味して行われてもよいことは、いうまでもな
い。
【0066】また、本発明の作業は、上述された本実施
の形態においては、大阪地域の米作に関する農耕作業で
あった。しかし、これに限らず、本発明の作業は、たと
えば、林業に関する森林管理作業であってもよいし、水
産業に関する漁労作業であってもよい。要するに、本発
明の作業は、農林水産業における作業であればよい。
【0067】また、本発明の農林水産業作業受委託融通
端末装置は、上述された本実施の形態においては、通信
網2を介して農耕作業受委託融通サーバ3と接続された
パーソナルコンピュータ(パーソナルコンピュータ1
a、1b)であった。しかし、これに限らず、本発明の
農林水産業作業受委託融通端末装置は、たとえば、WA
N(Wide Area Network)やLANな
どから構成される通信網2’を利用した農耕作業受委託
融通システムのブロック図である図12に示されている
ように、専用のWANやLANを介して農耕作業受委託
融通サーバ3と接続された、農協などの共有施設に設置
される専用端末装置1Cなどであってもよい。要する
に、本発明の農林水産業作業受委託融通端末装置は、農
林水産業における作業の受託・委託を融通するための端
末装置であって、作業の受託を希望する受託希望者が受
託に関する情報を入力する、および/または作業の委託
を希望する委託希望者が委託に関する情報を入力するた
めの入力手段を備え、少なくとも委託情報および受託情
報の一部に基づいて、作業の受託・委託の融通を行うた
めの演算が行われる端末装置であればよい。
【0068】また、本発明の第一の入力手段は、上述さ
れた本実施の形態においては、パーソナルコンピュータ
1aに接続されたマウスおよびキーボードであった。し
かし、これに限らず、本発明の第一の入力手段は、たと
えば、高齢者などIT(Information Te
chnology)弱者にとっても利用の容易な、表示
ディスプレイと一体化されたタッチパネルなどであって
もよい。要するに、本発明の第一の入力手段は、本発明
の作業の受託を希望する受託希望者が受託に関する情報
を入力するための手段であればよい。
【0069】また、本発明の第二の入力手段は、上述さ
れた本実施の形態においては、第一の入力手段と同様、
パーソナルコンピュータ1bに接続されたマウスおよび
キーボードであった。しかし、これに限らず、本発明の
第二の入力手段は、たとえば、タッチパネルなどであっ
てもよく、要するに、本発明の作業の委託を希望する委
託希望者が委託に関する情報を入力するための手段であ
ればよい。
【0070】また、本発明の農林水産業作業受委託融通
サーバは、上述された本実施の形態においては、通信網
2を介してパーソナルコンピュータ1a、1bと接続さ
れた農耕作業受委託融通サーバ3であった。しかし、こ
れに限らず、本発明の農林水産業作業受委託融通サーバ
は、要するに、農林水産業における作業の受託・委託を
融通するためのサーバであって、少なくとも、(1)作
業の受託を希望する受託希望者が入力した受託に関する
情報、および(2)作業の委託を希望する委託希望者が
入力した委託に関する情報の全部または一部に基づい
て、作業の受託・委託の融通を行うための演算を行う演
算手段を備えたサーバであればよい。
【0071】また、本発明の農林水産業作業受委託融通
サーバは、各地域ごとに設けられていて互いに連絡可能
であり、(1)通常の場合には、各地域ごとに独立して
作業の受託・委託の融通を行い、(2)受託の需要と委
託の供給との間の隔たりが所定の基準以上である場合に
は、近隣地域など他の地域に設けられた農林水産業作業
受委託融通サーバとの間で作業の受託・委託の融通を行
う農林水産業作業受委託融通サーバも、本発明に含まれ
る。通常、農林水産業の受委託は、一定の比較的狭い地
域内で行うことが、顔見知り等の理由から、受委託者の
心情に適しており、このような実施の形態はそれに適し
た態様である。
【0072】また、農林水産業における作業の受託・委
託を融通するための農林水産業作業受委託融通システム
であって、作業の受託を希望する受託希望者が受託に関
する情報を入力するための第一の入力手段と、作業の委
託を希望する委託希望者が委託に関する情報を入力する
ための第二の入力手段と、少なくとも委託情報および受
託情報の一部に基づいて、作業の受託・委託の融通を行
うための演算を行う演算手段とを備えた農林水産業作業
受委託融通システムも、本発明に含まれる。
【0073】本発明は、上述した本発明の農林水産業作
業受委託融通サーバ、農林水産業作業受委託融通システ
ム、農林水産業作業受委託融通端末装置の全部または一
部の手段(または、装置、素子、回路、部など)の機能
をコンピュータにより実行させるためのプログラムであ
って、コンピュータと協働して動作するプログラムであ
る。なお、本発明のコンピュータは、CPUなどの純然
たるハードウェアに限らず、ファームウェアやOS、さ
らに周辺機器を含むものであっても良い。
【0074】なお、本発明の一部の手段(または、装
置、素子、回路、部など)は、それらの複数の手段の内
の幾つかの手段を意味する、あるいは一つの手段の内の
一部の機能を意味するものである。
【0075】また、本発明の一部の装置(または、素
子、回路、部など)は、それら複数の装置の内の幾つか
の装置を意味する、あるいは一つの装置の内の一部の手
段(または、素子、回路、部など)を意味する、あるい
は一つの手段の内の一部の機能を意味するものである。
【0076】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピ
ュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コン
ピュータと協働して動作する態様であっても良い。ま
た、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を
伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータ
と協働して動作する態様であっても良い。また、記録媒
体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、イ
ンターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等が含まれ
る。
【0077】なお、本発明の構成は、ソフトウェア的に
実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
【0078】このように、本発明は、たとえば、個人経
営農家において保有する農耕機械や人材を地域で互いに
融通する農耕作業融通システムであって、農耕用機械の
保有者とその使用希望者の登録を行い、使用期間や価格
について調整する農耕作業融通システムである。
【0079】また、本発明は、たとえば、上述の農耕作
業融通システムにおいて、作業人材の提供可能者とその
雇い入れ希望者の登録を行い、雇用期間や価格について
調整する農耕作業融通システムである。
【0080】また、本発明は、たとえば、上述の農耕作
業融通システムにおいて、各農家の生産物の登録を行
い、販売を行う農耕作業融通システムである。
【0081】また、本発明は、たとえば、上述の農耕作
業融通システムにおいて、各農家を含む地区ごとの農耕
作業の受容と供給の実態を整理し、地区の実状にあった
農業経営を推進するシステムである。
【0082】より具体的に述べると、本発明は、たとえ
ば、機械や労働力を提供できる複数の農家とそれらを提
供してほしい複数の農家、または数件から数十件をとり
まとめることのできる農家の間で構成され、余剰機械や
余剰労働力を融通する農耕作業融通システムであって、
提供可能農家の機械名、能力、労働力や日程などの登録
を行うための第一の登録手段と、提供希望農家の必要場
所、面積や日程などの登録を行うための第二の登録手段
と、必要費用の算出とその伝達を行うための算出・伝達
手段と、安価なところを探索し、そこに登録を行うため
の探索・登録手段とを備えた農耕作業融通システムであ
る(これらの登録を行う場合には、希望の順に数カ所の
農家や必要経費を選択できる構成になっていてもよ
い)。なお、機械や労働力を提供できる農家とそれを受
託したい農家との間に、機械品目や労働力についての登
録や必要経費の算出と順位付けなどを行えるようにした
解析手段を設けることで、個々の農家に頼っていた農業
経営を効率的かつ計画的に運営できるほか、コストダウ
ンが可能になり、我が国の農業の維持や発展に大きく寄
与できる。
【0083】また、本発明は、たとえば、農耕作業によ
って得られた生産物の登録を行い、産地や産物の偏りを
是正して、適正価格による産地直結の販売を行うことが
できる農耕作業融通システムであって、提供可能農家の
産物や価格の登録手段と、販売のための販売手段とを備
えた農耕作業融通システムである(これらの登録を行う
場合には、各農家が販売希望価格や最低価格を選択でき
る構成になっていてもよい)。なお、特に自家消費農家
や農耕作業により得られた余剰生産物の販売を確立する
ための解析手段を設けることで、第二種兼業農家や自家
消費農家の農業経営に貢献できる。
【0084】また、本発明は、たとえば、機械や労働力
の需給バランス情報から地区ごとの農業経営や農業指導
を行うことができる農耕作業融通システムであって、農
業情報の登録を行うための農業情報登録手段と、農業情
報に関する意見交換を可能にするための意見交換可能手
段とを備えた農耕作業融通システムである。なお、地区
ごとの農業の実態を把握するための解析手段を設けるこ
とで、地区の実状にあった農業経営を推進することがで
きる。
【0085】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、農林水産業における作業の受託・委託を効率
よく融通することができるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における農耕作業受委託融
通システムのブロック図
【図2】本発明の実施の形態における農耕作業受委託融
通サービス提供者による受委託融通サービスオンライン
登録を行うためのトップページの説明図
【図3】本発明の実施の形態における第一から第三の項
目の記入が行われた受託登録設定画面の説明図
【図4】本発明の実施の形態におけるプルダウンメニュ
ーPMを利用した第四の項目の記入が行われている受託
登録設定画面の説明図
【図5】本発明の実施の形態におけるメッセージM1が
表示されている受託登録設定画面の説明図
【図6】本発明の実施の形態における第一から第六の全
項目の記入が行われた受託登録設定画面の説明図
【図7】本発明の実施の形態におけるメッセージM2の
表示されている画面の説明図
【図8】本発明の実施の形態におけるメッセージM3の
表示されている画面の説明図
【図9】本発明の実施の形態における第一から第六の全
項目の記入が行われた委託登録設定画面の説明図
【図10】本発明の実施の形態におけるメッセージM4
の表示されている画面の説明図
【図11】本発明の、テーブルTを利用した記入が行わ
れている登録設定画面の説明図
【図12】本発明の、WANやLANなどから構成され
る通信網2’を利用した農耕作業受委託融通システムの
ブロック図
【符号の説明】
1a〜1d パーソナルコンピュータ(PC) 2 通信網 3 農耕作業受委託融通サーバ 4 気象情報提供サーバ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農林水産業における作業の受託・委託を
    融通するための農林水産業作業受委託融通サーバであっ
    て、 少なくとも、(1)前記作業の受託を希望する受託希望
    者が入力した受託に関する情報、および(2)前記作業
    の委託を希望する委託希望者が入力した委託に関する情
    報の全部または一部に基づいて、前記作業の受託・委託
    の融通を行うための演算を行う演算手段を備えた農林水
    産業作業受委託融通サーバ。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、気象に関する情報を加
    味して前記演算を行う請求項1記載の農林水産業作業受
    委託融通サーバ。
  3. 【請求項3】 前記気象に関する情報を加味する演算と
    は、前記作業の受託・委託の融通を行うための演算を行
    う際、気象データを提供するセンタ装置から前記気象デ
    ータを得、それを加味して行われる演算である請求項2
    記載の農林水産業作業受委託融通サーバ。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、前記作業の対象となる
    生産物に関する情報を加味して前記演算を行う請求項1
    記載の農林水産業作業受委託融通サーバ。
  5. 【請求項5】 前記演算の結果に基づいて、前記作業の
    受託・委託の融通に関する情報を提供するための提供手
    段を備えた請求項1記載の農林水産業作業受委託融通サ
    ーバ。
  6. 【請求項6】 前記農林水産業作業受委託融通サーバ
    は、各地域ごとに設けられていて互いに連絡可能であ
    り、(1)通常の場合には、前記各地域ごとに独立して
    前記作業の受託・委託の融通を行い、(2)前記受託と
    前記委託との隔たりが所定の基準以上である場合には、
    他の地域に設けられた前記農林水産業作業受委託融通サ
    ーバとの間で前記作業の受託・委託の融通を行う請求項
    1記載の農林水産業作業受委託融通サーバ。
  7. 【請求項7】 農林水産業における作業の受託・委託を
    融通するための農林水産業作業受委託融通システムであ
    って、 前記作業の受託を希望する受託希望者が受託に関する情
    報を入力するための第一の入力手段と、 前記作業の委託を希望する委託希望者が委託に関する情
    報を入力するための第二の入力手段と、 少なくとも前記委託情報および前記受託情報の一部に基
    づいて、前記作業の受託・委託の融通を行うための演算
    を行う演算手段とを備えた農林水産業作業受委託融通シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 農林水産業における作業の受託・委託を
    融通するための農林水産業作業受委託融通端末装置であ
    って、 前記作業の受託を希望する受託希望者が受託に関する情
    報を入力する、および/または前記作業の委託を希望す
    る委託希望者が委託に関する情報を入力するための入力
    手段を備え、 少なくとも前記委託情報および前記受託情報の一部に基
    づいて、前記作業の受託・委託の融通を行うための演算
    が行われる農林水産業作業受委託融通端末装置。
  9. 【請求項9】 農林水産業における作業の受託・委託を
    融通するための農林水産業作業受委託融通方法であっ
    て、 前記作業の受託を希望する受託希望者が受託に関する情
    報を入力するステップと、 前記作業の委託を希望する委託希望者が委託に関する情
    報を入力するためのステップと、 少なくとも前記委託情報および前記受託情報の一部に基
    づいて、前記作業の受託・委託の融通を行うための演算
    を行うステップとを備えた農林水産業作業受委託融通方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の農林水産業作業受委託
    融通サーバの、少なくとも、(1)前記作業の受託を希
    望する受託希望者が入力した受託に関する情報、および
    (2)前記作業の委託を希望する委託希望者が入力した
    委託に関する情報の全部または一部に基づいて前記作業
    の受託・委託の融通を行うための演算を行う演算手段と
    してコンピュータを機能させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の農林水産業作業受委託
    融通システムの、前記作業の受託を希望する受託希望者
    が受託に関する情報を入力するための第一の入力手段
    と、前記作業の委託を希望する委託希望者が委託に関す
    る情報を入力するための第二の入力手段と、少なくとも
    前記委託情報および前記受託情報の一部に基づいて、前
    記作業の受託・委託の融通を行うための演算を行う演算
    手段との全部または一部としてコンピュータを機能させ
    るためのプログラム。
JP2001073944A 2001-03-15 2001-03-15 農林水産業作業受委託融通サーバ、農林水産業作業受委託融通システム、農林水産業作業受委託融通端末装置、農林水産業作業受委託融通方法、およびプログラム Pending JP2002279015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001073944A JP2002279015A (ja) 2001-03-15 2001-03-15 農林水産業作業受委託融通サーバ、農林水産業作業受委託融通システム、農林水産業作業受委託融通端末装置、農林水産業作業受委託融通方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001073944A JP2002279015A (ja) 2001-03-15 2001-03-15 農林水産業作業受委託融通サーバ、農林水産業作業受委託融通システム、農林水産業作業受委託融通端末装置、農林水産業作業受委託融通方法、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002279015A true JP2002279015A (ja) 2002-09-27

Family

ID=18931299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001073944A Pending JP2002279015A (ja) 2001-03-15 2001-03-15 農林水産業作業受委託融通サーバ、農林水産業作業受委託融通システム、農林水産業作業受委託融通端末装置、農林水産業作業受委託融通方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002279015A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005056314A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Nissan Motor Co Ltd 機材/人材有効活用システム
JP2020027371A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 トヨタ自動車株式会社 営農支援システム
WO2021033562A1 (ja) * 2019-08-19 2021-02-25 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業代行者斡旋システムおよび農機シェア者斡旋システム
JP7332255B1 (ja) 2022-03-29 2023-08-23 株式会社オプティム プログラム、方法、情報処理装置、及びシステム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005056314A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Nissan Motor Co Ltd 機材/人材有効活用システム
JP2020027371A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 トヨタ自動車株式会社 営農支援システム
JP7006535B2 (ja) 2018-08-09 2022-01-24 トヨタ自動車株式会社 営農支援システム
WO2021033562A1 (ja) * 2019-08-19 2021-02-25 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業代行者斡旋システムおよび農機シェア者斡旋システム
JP2021033427A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業代行者斡旋システムおよび農機シェア者斡旋システム
JP7281144B2 (ja) 2019-08-19 2023-05-25 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業代行者斡旋システムおよび農機シェア者斡旋システム
JP7332255B1 (ja) 2022-03-29 2023-08-23 株式会社オプティム プログラム、方法、情報処理装置、及びシステム
JP2023147058A (ja) * 2022-03-29 2023-10-12 株式会社オプティム プログラム、方法、情報処理装置、及びシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9002934B1 (en) Metasearch engine for ordering at least one travel related item returned in combined search results and database results using at least one unstructured query and at least one structured query on multiple unique hosts and at least one database query on at least one database
US20030036963A1 (en) Method and system for aggregating real estate information content in an on-line computing environment
US20120296682A1 (en) Real time e-commerce user interface for monitoring and interacting with consumers
US20010047270A1 (en) Customer service system and method
WO2008077074A2 (en) Determining and presenting product market prices
US20030088479A1 (en) Online scheduling system
US20090150387A1 (en) Guided research tool
US20140195546A1 (en) Selective Push System For User Data And Confidential Information Management With High Precision Matching
KR20190142508A (ko) 상품 정보 제공 방법 및 장치
JP2017078985A (ja) M&a候補表示方法及びm&a候補表示装置並びにスコアリング方法及びスコアリング装置
JP6865195B2 (ja) 技術情報提供システム
JP2007148963A (ja) 営業支援方法、営業支援システム及びコンピュータプログラム
US6965877B2 (en) Brokering and facilitating consumer projects in an e-commerce system
JP2005250841A (ja) 専門家と見込み客とのマッチング方法
WO2013046465A1 (ja) 価格分析処理システム、およびコンピュータプログラム
JP2002279015A (ja) 農林水産業作業受委託融通サーバ、農林水産業作業受委託融通システム、農林水産業作業受委託融通端末装置、農林水産業作業受委託融通方法、およびプログラム
US20020024531A1 (en) Method for evaluating employees and aggregating their respective skills and experience in a searchable database for sharing knowledge resources
JP2008287508A (ja) ポイント情報統合サービスシステム
KR20200113699A (ko) Ui개발 툴을 이용한 지능형 입찰분석 시스템 및 방법
JP7354085B2 (ja) ビジネス支援装置、ビジネス支援方法、及びビジネス支援プログラム
JP6924309B2 (ja) コンピュータプログラム、出力方法及び出力装置
JP2004318379A (ja) 合併買収支援システム
US20030101082A1 (en) Systems and methods for managing customer-related communications
KR20030016544A (ko) 보험 역경매 방법 및 시스템
JP7217097B2 (ja) 照会確率提示装置、照会確率提示プログラム、照会確率提示方法、及び情報提供システム