JP2002278926A - 分散型アクセス制御システムおよび分散型アクセス制御方法、並びに携帯電子機器端末 - Google Patents
分散型アクセス制御システムおよび分散型アクセス制御方法、並びに携帯電子機器端末Info
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Abstract
とが可能な分散型アクセス制御システムおよび分散型ア
クセス制御方法、並びに携帯電子機器端末を提供する。 【解決手段】 ネットワーク上における通信制御を行う
分散型アクセス制御システムであって、携帯電子機器端
末から、前記ネットワーク上の特定のサーバにアクセス
するためのアクセス券の発行要求を、前記ネットワーク
を介して受け付ける手段と、前記発行要求されたアクセ
ス券を、前記携帯電子機器端末に対して、前記ネットワ
ークを介して発行するアクセス券発行手段と、を備える
ように構成する。
Description
S、PDAなどの移動体の通信システムにおけるトラフ
ィック量の増加に対する負荷分散を行うことが可能なシ
ステムおよび方法に関する。
しく普及し、今や数千万件の加入者数に達している。こ
のような携帯電話機のユーザは、所望の場所から所望の
者と電話通信を行うことができることに加えて、移動体
通信事業者などが管理・運営するアプリケーションサー
バから、インターネットなどのコンピュータ通信網、移
動体通信網を介して様々なサービスの提供を受けること
ができる。例えば、携帯電話機間のメール交換、携帯電
話機への各種情報の提供、さらには、携帯電話機への音
楽、映像、ゲームコンテンツの配信など、様々なサービ
スが存在する。
成例とともに、携帯電話機102がAPN104aから
サービスの提供を受ける際の流れ(〜)を示す。図
11において、インターネット1には、各種サーバのU
RL(Uniform Resource Locator)をIP(Internet P
rotocol)アドレスを変換して提供するDNS(Domain
name Server)103、携帯電話機102に対し各種サ
ービスを提供するAPN(Application Node:アプリケ
ーションノード群)104a乃至104c、携帯電話機
102のユーザに対して、サービス提供による課金を行
うBPS(Billing Provisioning System)105が接
続されている。
複数のアプリケーションサーバ(APS:Application
Server)から構成される単一アプリケーションであり、
それぞれ、固有のサービスを提供(APN104aはサ
ービスXを、APN104bはサービスYを、APN1
04cはサービスZを、それぞれ提供)する。APNに
複数のAPSを設けているのは、多くの携帯電話機から
のサービスの要求に対応するためである。また、APN
毎に共通の携帯電話加入者DB(データベース)を備え
ている。
乃至104cのそれぞれが設ける加入者DBと同様のD
Bを設けており、移動体通信事業者の店舗や代理店など
で、携帯電話利用契約を行った加入者の情報(例えば、
携帯電話機の電話番号(MSN)、加入者の住所、氏
名、上記サービス利用の有無などの情報)は、通常、B
PS105の加入者DBに最初に登録される。そして、
その後、その加入者情報は、BPS105より、インタ
ーネット1、公衆回線、専用回線などを介して各APN
の加入者DBに書き込まれる。
携帯電話機102の内部メモリにも、必要な情報が記憶
される。例えば、利用契約を行ったサービスに対応する
URLが記憶される。
ユーザが、例えば、APN104aからサービスXの提
供を受ける場合、携帯電話機102の内部メモリに記憶
されたサービスXのURLを表示部に表示させ、それ
を、操作ボタンにより選択し決定(APN104aのU
RLを指定)すると、DNS103にてURLがIPア
ドレスに変換された後、携帯電話機102は、かかるI
Pアドレスに基づき、APN104aにアクセスし、サ
ービスの要求()を行う。
報DBを参照して、アクセスしてきた携帯電話機102
のユーザの認証()、即ち、加入者情報DBに、その
ユーザがサービスXの提供を受ける者として登録され、
かつ、ブラックリスト(料金未払い等の者のリスト)に
ない場合に、その携帯電話機102にサービスの提供
()を行う。
APN104aから携帯電話機102に対し認証結果が
良好である旨の通知がなされる。
4aには、携帯電話機102のユーザに対する課金のた
めの記録としてのCDR(Call Detailed Record:何月
何日何時何分に何のサービスをどの携帯電話機のユーザ
に提供したかを示す記録)が発生し、図示しない所定の
DBに蓄積される。
われるCDRの収集により、かかるCDRが収集され
()、BPS105において、上記サービスXを利用
したユーザに対する課金処理が行なわれることとなる
()。
)は、携帯電話機102がAPN104b、APN1
04c、その他のアプリケーションサーバからサービス
提供を受ける場合にも同様である。
なサービスは、今後も趣向をこらし、益々発展していく
ことが予想され、移動体通信の加入者の増大と相まっ
て、かかるサービス利用者が益々増大してゆくことが予
想されるが、このことは、同時にトラフィック量の増加
を招き、移動体通信システムに対して、多大な負荷を与
えることを意味する。
このような負荷に対応するためには、例えば、APN内
のAPSの数を増大させるなども考えられるが、これに
も設備投資の問題でおのずと限界がある。また、同じ時
間帯に、多くのアクセスが集中した場合には、ほとんど
対応が困難となるという問題が容易に予想される。従っ
て、従来の移動体通信システムでは、今後益々高まるで
あろうトラフィック量の増加による当該システムへの負
荷を効果的に分散させ、低減することは、極めて困難で
ある。
は、上記トラフィック量の増加に伴い、以下の問題が、
一層顕在化することが予想される。
へのサービスの提供毎にAPN側で認証を行わなければ
ならないため、APN毎に、加入者DBを設ける必要が
ある。このことは、多数の箇所に重複した加入者DBを
設けることを意味するので、無駄であるばかりか、これ
らの加入者DB内のデータに整合がとれているか保証で
きないという問題がある。例えば、上述したように、新
たな加入者情報(解約する場合も同様)は、BPS10
5の加入者DBに登録された後、各APNの加入者DB
に登録されるため、かかる情報を書き込むタイミングに
ずれが生じ、それぞれの加入者DBで整合がとれていな
いこともありうる。
供毎にAPN側で認証を行わなければならないことよ
り、認証のための余分なトラフィックの発生、さらに
は、認証のためのAPNにおけるCPUの浪費、通信設
備の浪費が生じるという問題もある。
加入者情報の書き込みや、各APNで発生したCDRの
収集などのBPS105に対する負担増大という問題も
ある。
のであり、時間的に負荷を効率よく分散、軽減させるこ
とが可能な分散型アクセス制御システムおよび分散型ア
クセス制御方法、並びに携帯電子機器端末を提供するこ
とを目的とする。
め、請求項1に記載の発明は、ネットワーク上における
通信制御を行う分散型アクセス制御システムであって、
携帯電子機器端末から、前記ネットワーク上の特定のサ
ーバにアクセスするためのアクセス券の発行要求を、前
記ネットワークを介して受け付ける手段と、前記発行要
求されたアクセス券を、前記携帯電子機器端末に対し
て、前記ネットワークを介して発行するアクセス券発行
手段と、を備えるように構成する。
機、PHS、PDA等のモバイル型電子機器端末、など
が含まれる。また、ネットワーク上の特定のサーバに
は、ネットワーク上で、サービスや情報などを提供する
アプリケーションサーバが含まれる。
クセス制御システムにおいて、携帯電子機器端末から、
ネットワーク上の特定のサーバにアクセスするためのア
クセス券の発行要求が、ネットワークを介して受け付け
られる。そして、発行要求されたアクセス券が、携帯電
子機器端末に対して、ネットワークを介して発行され
る。即ち、携帯電子機器端末のユーザは、当該アクセス
券を、分散型アクセス制御システムから取得しなけれ
ば、ユーザが所望する特定のサーバにアクセスすること
ができない。従って、アクセス券を取得していない携帯
電子機器端末からの特定のサーバへのアクセスを自律的
に禁止することができる。よって、時間的に負荷を効率
よく分散、軽減させることができる。
の分散型アクセス制御システムにおいて、前記携帯電子
機器端末を利用するユーザのユーザ情報を蓄積するデー
タベースと、前記データベースに蓄積されたユーザ情報
を参照して、前記アクセス券の発行要求を行った携帯電
子機器端末のユーザ認証を行うユーザ認証手段と、をさ
らに備え、前記アクセス券発行手段は、前記ユーザ認証
の結果が妥当であった場合に、前記発行要求されたアク
セス券を、前記携帯電子機器端末に対して、前記ネット
ワークを介して発行するように構成する。
クセス制御システムで、ユーザ認証を行い、ユーザ認証
の結果が妥当であった場合に初めて当該アクセス券を発
行するので、アクセス券にてアクセス対象となるサーバ
では、ユーザ認証する必要がなくなり、その結果、各サ
ーバにおいて、ユーザ認証のために必要なユーザ情報が
蓄積されたデータベースを削減することができ、ひいて
は、各サーバ毎の当該データベースの整合性がとれない
という問題点を解消することができる。また、各サーバ
におけるユーザ認証に伴うCPUおよび通信設備の労
費、無駄なトラフィックを軽減することができる。
における通信制御を行う分散型アクセス制御システムで
あって、携帯電子機器端末から、ネットワーク上で提供
されるサービスのリストの要求を、前記ネットワークを
介して受け付ける手段と、前記要求された所定のサービ
スのリストを、前記携帯電子機器端末に対して、前記ネ
ットワークを介して提供するサービスリスト提供手段
と、前記携帯電子機器端末から、前記サービスのリスト
のうちからユーザにより選択されたサービスの提供を担
う前記ネットワーク上のサーバにアクセスするためのア
クセス券の発行要求を、前記ネットワークを介して受け
付ける手段と、前記発行要求されたアクセス券を、前記
携帯電子機器端末に対して、前記ネットワークを介して
発行するアクセス券発行手段と、を備えるように構成す
る。
クセス制御システムにおいて、携帯電子機器端末から、
ネットワーク上で提供されるサービスのリストの要求
が、ネットワークを介して受け付けられる。そして、要
求されたサービスのリストが、携帯電子機器端末に対し
て、ネットワークを介して提供される。次に、携帯電子
機器端末においてサービスのリストのうちからユーザに
より選択されたサービスの提供を担うネットワーク上の
サーバにアクセスするためのアクセス券の発行要求が、
ネットワークを介して受け付けられる。そして、発行要
求されたアクセス券が、携帯電子機器端末に対して、ネ
ットワークを介して発行される。即ち、携帯電子機器端
末のユーザは、当該アクセス券を、分散型アクセス制御
システムから取得しなければ、ユーザが所望する特定の
サーバにアクセスすることができない。
電子機器端末からの特定のサーバへのアクセスを自律的
に禁止することができる。また、ユーザは、アクセス券
を取得する前に、アクセス券でアクセス対象となるサー
バで提供されるサービスのリストを見ることができるの
で大変便利である。
の分散型アクセス制御システムにおいて、前記携帯電子
機器端末を利用するユーザのユーザ情報を蓄積するデー
タベースと、前記データベースに蓄積されたユーザ情報
を参照して、前記サービスのリストの要求を行った携帯
電子機器端末のユーザ認証を行うユーザ認証手段と、を
さらに備え、前記サービスリスト提供手段は、前記ユー
ザ認証の結果が妥当であった場合に、前記要求されたサ
ービスのリストを、前記携帯電子機器端末に対して、前
記ネットワークを介して提供するように構成する。
の分散型アクセス制御システムにおいて、前記携帯電子
機器端末を利用するユーザのユーザ情報を蓄積するデー
タベースと、前記データベースに蓄積されたユーザ情報
を参照して、前記アクセス券の発行要求を行った携帯電
子機器端末のユーザ認証を行うユーザ認証手段と、をさ
らに備え、前記アクセス券発行手段は、前記ユーザ認証
の結果が妥当であった場合に、前記発行要求されたアク
セス券を、前記携帯電子機器端末に対して、前記ネット
ワークを介して発行するように構成する。
請求項3に記載の発明と同等の効果に加えて、請求項2
に記載の発明と同等の効果を得ることができる。
の何れかに記載の分散型アクセス制御システムにおい
て、前記アクセス券の発行状況を蓄積するデータベース
と、前記データベースに蓄積されたアクセス券の発行状
況に基づいて、前記アクセス券の発行可否を決定するア
クセス可否決定手段と、をさらに備え、前記アクセス券
発行手段は、前記アクセス券の発行が可能であると決定
された場合に、前記発行要求されたアクセス券を、前記
携帯電子機器端末に対して、前記ネットワークを介して
発行するように構成する。
ースに蓄積されたアクセス券の発行状況(例えば、発行
数量)に基づいて、アクセス券発行可否を制御すること
ができるので、より一層サーバへのアクセスを事前に制
御することができ、例えば、同じ時間帯に、多くのアク
セスが集中した場合にも、サーバにて十分に対応するこ
とが可能となる。
の何れかに記載の分散型アクセス制御システムにおい
て、前記アクセス券には、当該アクセス券によりアクセ
ス可能なサーバへのアクセス回数を前記携帯電子機器端
末に対して制限する有効度数が含まれているように構成
する。
券に有効度数を設けることにより、アクセス券を使用し
てサーバにアクセスできる回数を制限できるので、より
一層サーバへのアクセスを事前に制御することができ
る。
の何れかに記載の分散型アクセス制御システムにおい
て、前記アクセス券には、当該アクセス券によりアクセ
ス可能なサーバへのアクセス期間を前記携帯電子機器端
末に対して制限する有効期間(有効期限)が含まれてい
るように構成する。
券に有効期間(有効期限)を設けることにより、アクセ
ス券を使用してサーバにアクセスできる期間を制限でき
るので、より一層サーバへのアクセスを事前に制御する
ことができる。
の何れかに記載の分散型アクセス制御システムにおい
て、前記アクセス券には、当該アクセス券によりアクセ
ス可能なサーバのアドレス情報が含まれているように構
成する。
券にサーバのアドレス情報(例えば、URL)を設ける
ことで、携帯電子機器端末はかかるアドレス情報に基づ
いてアクセスすることができる。
載の分散型アクセス制御システムにおいて、前記アクセ
ス券に含まれるアドレス情報は、特定のサーバにアクセ
スが集中しないように分散して設定されるように構成す
る。
ドレス情報を、複数のサーバのそれぞれに分散するよう
に設定することにより、サーバへの負荷分散を制御する
ことができ、同じ時間帯に、一つのサーバにアクセスが
集中することを回避することができる。
上における通信制御を行う分散型アクセス制御方法であ
って、携帯電子機器端末のユーザが、前記ネットワーク
上の特定のサーバにアクセスする際に、アクセスのため
の認証を行ったアクセス券を取得し、当該アクセス券に
基づいて前記特定のサーバにアクセスするように構成す
る。
ス券を取得していない携帯電子機器端末のユーザからの
特定のサーバへのアクセスを自律的に禁止することがで
きるので、時間的に負荷を効率よく分散、軽減させるこ
とができる。
上における通信制御を行う分散型アクセス制御方法であ
って、携帯電子機器端末から、ネットワーク上で提供さ
れるサービスのうちからユーザにより選択され登録され
たサービスに対し、サービスの提供を担う前記ネットワ
ーク上のサーバにアクセスするためのアクセス券の発行
要求を行い、アクセスのための認証として発行されたア
クセス券に基づいて前記サーバにアクセスするように構
成する。
スのための認証として発行されたアクセス券を取得して
いない携帯電子機器端末のユーザからの、サービス提供
を担うサーバへのアクセスを自律的に禁止することがで
きるので、時間的に負荷を効率よく分散、軽減させるこ
とができる。
たは12に記載の分散型アクセス制御方法において、前
記アクセス券には、前記サーバに対するアクセスを制限
する有効度数、有効期間が含まれているように構成す
る。
ス券に有効期間(有効期限)、有効度数を設けることに
より、サーバにアクセスできる期間や回数を制限するこ
とができるので、より一層サーバへのアクセスを事前に
制御することができる。
上の特定のサーバにアクセスするためのアクセス券の発
行を前記ネットワークを介して分散型アクセス制御シス
テムに要求する手段と、前記要求に対して分散型アクセ
ス制御システムから発行されたアクセス券を、前記ネッ
トワークを介して受け取る手段と、前記受け取ったアク
セス券に基づいて、前記ネットワーク上の特定のサーバ
にアクセスするアクセス手段と、を備えるように構成す
る。
子機器端末において、ネットワーク上の特定のサーバに
アクセスするためのアクセス券の発行がネットワークを
介して分散型アクセス制御システムに要求される。そし
て、要求に対して分散型アクセス制御システムから発行
されたアクセス券を、ネットワークを介して受け取られ
る。携帯電子機器端末では、ユーザの指示に応じ、受け
取ったアクセス券に基づいて、ネットワーク上の特定の
サーバにアクセスする。
該アクセス券を、分散型アクセス制御システムから取得
しなければ、ユーザが所望する特定のサーバにアクセス
することができない。従って、アクセス券を取得してい
ない携帯電子機器端末からの特定のサーバへのアクセス
を自律的に禁止することができる。
上で提供されるサービスのリストを、前記ネットワーク
を介して、分散型アクセス制御システムに要求する手段
と、前記要求に対して分散型アクセス制御システムから
提供されたサービスのリストを、前記ネットワークを介
して受け取る手段と、前記受け取ったサービスのリスト
のうち、ユーザにより選択されたサービスの提供を担う
前記ネットワーク上のサーバにアクセスするためのアク
セス券の発行を、前記ネットワークを介して分散型アク
セス制御システムに要求する手段と、前記要求に対して
分散型アクセス制御システムから発行されたアクセス券
を、前記ネットワークを介して受け取る手段と、前記受
け取ったアクセス券に基づいて、前記ネットワーク上の
サーバにアクセスするアクセス手段と、を備えるように
構成する。
子機器端末において、ネットワーク上で提供されるサー
ビスのリストが、ネットワークを介して、分散型アクセ
ス制御システムに要求される。そして、要求に対して分
散型アクセス制御システムから提供されたサービスのリ
ストが、ネットワークを介して受け取られる。次に、受
け取られたサービスのリストのうち、ユーザにより選択
されたサービスの提供を担うネットワーク上のサーバに
アクセスするためのアクセス券の発行が、ネットワーク
を介して分散型アクセス制御システムに要求される。そ
して、要求に対して分散型アクセス制御システムから発
行されたアクセス券が、ネットワークを介して受け取ら
れる。携帯電子機器端末では、ユーザの指示に応じ、受
け取ったアクセス券に基づいて、ネットワーク上の特定
のサーバにアクセスする。
ービスのリストを受け、その後アクセス券を、分散型ア
クセス制御システムから取得しなければ、ユーザが所望
する特定のサーバにアクセスすることができない。従っ
て、アクセス券を取得していない携帯電子機器端末から
の特定のサーバへのアクセスを自律的に禁止することが
できる。
たは15に記載の携帯電子機器端末おいて、前記アクセ
ス券には、前記サーバへのアクセス回数を制限する有効
度数が含まれており、前記アクセス手段は、前記有効度
数に基づいて前記サーバへのアクセスが可能であるか否
かを判断し、可能であると判断した場合には、前記ネッ
トワーク上のサーバにアクセスするように構成する。
ス券に有効度数を設けることにより、アクセス券を使用
してサーバにアクセスできる回数を制限できるので、よ
り一層サーバへのアクセスを事前に制御することができ
る。
記載の携帯電子機器端末において、前記アクセス手段
が、前記サーバにアクセスする毎に、前記有効度数を所
定数減らするように構成する。
数を携帯電子機器端末で管理することができる。
至17の何れかに記載の携帯電子機器端末において、前
記アクセス券には、前記サーバへのアクセス期間を制限
する有効期間が含まれており、前記アクセス手段は、前
記有効期間に基づいて前記サーバへのアクセスが可能で
あるか否かを判断し、可能であると判断した場合には、
前記ネットワーク上のサーバにアクセスするように構成
する。
ス券に有効期間を設けることにより、アクセス券を使用
してサーバにアクセスできる期間を制限できるので、よ
り一層サーバへのアクセスを事前に制御することができ
る。
を添付図面に基づいて説明する。以下の説明は、移動体
通信システムに対して本発明を適用した場合の実施形態
である。
テムの構成および機能について、図1乃至図3を参照し
て説明する。図1に、本実施形態にかかる移動体通信シ
ステムの構成例を示す。
動体通信システム100は、本発明の携帯電子機器端末
としての携帯電話機2a乃至2c、DNS3、APN4
a乃至4c、BPS5に加え、分散型アクセス制御シス
テム6を含んで構成されている。また、DNS3とAP
N5a乃至5cとBPS5と分散型アクセス制御システ
ム6とは、ネットワークとしてのインターネット1を介
して相互に接続されている。
成例を示す。図2に示すように、携帯電話機2a乃至2
cは、それぞれ、移動体通信手段(無線基地局、交換局
等)を介してインターネット1に接続し各種情報の送受
信を行うための通信部21、ユーザからの操作指令を入
力するための操作部22、各種情報や操作部より入力さ
れた操作内容を表示するための表示部23、ユーザ認証
に必要な情報(MSN(電話番号)やユーザIDな
ど)、分散型アクセス制御システム6の後述するIA7
のURL、さらには、本発明の「アクセス券」としての
「Token」や、Token発行に必要な後述するサ
ービスリストなどの情報を記録するクライアント記録部
24、以上の各要素の制御や、サービスリストや各種サ
ービスの提示処理、Tokenの更新処理を行うCPU
よりなる制御・処理部25を備えている。また、制御・
処理部25は、本発明のアクセス手段としての機能を有
する。なお、図1の例では、便宜上、携帯電話機2a乃
至2cを3台示しているが、実際には、これ以上の数が
存在する。
に、本発明の特徴である「アクセス券」としての「To
ken」について説明する。Tokenとは、一言でい
うと、APNにアクセスしに行くための権利を意味し、
ユーザからの要求に対して分散型アクセス制御システム
6の後述するIA7により、そのユーザの携帯電話機に
対して発行されるものである。このAPNにアクセスし
に行くための権利は、金銭のやり取りには直接関わらな
いが、何かのサービスを受け付けて貰うために必要な権
利である「整理券(但し、整理券の順番待ちをしなけれ
ばならないという性質は除く)」に似ている。
得して初めて、APNにサービスを要求を行うためのア
クセスをすることができ、Tokenを取得していない
携帯電話機は、APNにアクセスしにいくことすらでき
ない(アクセスしに行ってから認証の結果で断られるの
ではなく、断られる事になっていると想定してアクセス
しに行かない)ように制御部25により制御される。
券」の性質に加え、複数回利用することができる「回数
券」の性質と、定められた期間内は有効である「定期
券」の性質と、を含んでおり、APNにアクセスしに行
くための権利に、アクセスしに行くことができる回数
(以下「有効度数」という)と、アクセスしに行くこと
ができる期間(以下「有効期間」という)とが付加され
ている。より具体的には、携帯電話機は、Tokenを
持っていても、それを使用する毎に、その有効度数が減
っていき有効度数が「0」となった後は、APNにアク
セスしにいくことができなくなり、また、その有効期間
が経過した後は、有効度数が「0」でなくとも、APN
にアクセスしにいくことができなくなるように制御され
る。
即ち、APN毎に対応して存在するものであり、ユーザ
は、後述する分散型アクセス制御システム6のIA7か
ら提供されるサービスリストのうち、所望するサービス
に対応するTokenを分散型アクセス制御システム6
のIA7に要求することができる。これにより、Tok
enを携帯電話機で取得したユーザのみが、かかるTo
kenに対応したAPNにアクセスし、サービスの提供
を受けることができる。
例えば、「アプリケーションサーバのURL/有効度数
/有効期間」などの情報で構成される。
okenという概念を用いることにより、これを取得し
ていない携帯電話機からのAPNへのアクセスを自律的
に禁止することができるため、Tokenの発行を制御
することで、APNへのアクセスを事前に制御すること
ができる。
は、従来の移動体通信システム(図11参照)における
DNS103と同様、各種サーバのURLをIPアドレ
スを変換して提供するサーバである。APN4a乃至4
cも、従来の移動体通信システムにおけるAPN104
a乃至104cと同様、携帯電話機2a乃至2cに対し
各種サービスを提供するノード群であるが、従来の移動
体通信システムのAPN104a乃至104cとは異な
り、APN4a乃至4cには、上述したTokenを取
得している携帯電話機でなければアクセスすることがで
きない。また、従来の移動体通信システムにおけるAP
N104a乃至104cとは異なり、加入者DBが設け
られていない。これは、ユーザ認証は、後述する分散型
アクセス制御システム6のCA8により、Token発
行前に行なわれるので、APN4a乃至4cでは、携帯
電話機2a乃至2cにサービスを提供する際のユーザ認
証を行なう必要がないからである。なお、図1の例に
は、サービスXを行うAPN4a、サービスYを行うA
PN4b、サービスZを行うAPN4cが、それぞれ、
示されているが、実際には、サービスの種類は、これ以
上存在し、かかるサービス毎にAPNが設けられること
となる。
おけるBPS105と同様、携帯電話機2a乃至2cの
ユーザに対して、サービス提供による課金を行うシステ
ムである。
示すように、サービス情報提供装置(Information Agen
t:以下「IA」という)7と、加入者情報管理装置(C
lient Administrator:以下「CA」という)8と、サ
ービス内容管理装置(ServiceAdministrator:以下「S
A」という)9と、を含んで構成される。IA7、CA
8、SA9は、それぞれ、ハードウェア資源として、公
知のパーソナルコンピュータ、中型、大型コンピュー
タ、ワークステーションなどのコンピュータからなる。
図3(A)に示すように、IA7は、各種情報を記憶す
る記憶部71、インターネット1に接続し携帯電話機2
a乃至2c、CA8、SA9と各種情報の送受信を行う
ための通信部72、以上の各要素の制御や、後述するサ
ービスリストおよび、上述したTokenを携帯電話機
2a乃至2cに提供(発行)するための処理を行う制御
・処理部73を備えている。記憶部71には、サービス
情報データベース(DB)が論理的に構築されており、
かかるDBには、APN4a乃至4cから携帯電話機2
a乃至2cに対して提供することが可能なサービス情報
が、後述するユーザクラスに対応付けられて蓄積されて
いる。このサービス情報は、SA9からインターネット
1を介して定期的に送信される。制御・処理部73は、
本発明のアクセス券発行手段としての機能を有する。
ム6のうち、携帯電話機2a乃至2cが唯一アクセスす
ることが可能な装置であり、携帯電話機2a乃至2cに
対する受付窓口としての役割を担っている。IA7の制
御・処理部73は、携帯電話機2a乃至2cからのサー
ビスリストの要求を受付け、後述するCA8からのサー
ビスリスト提供可否や、ユーザ情報(後述するユーザク
ラス)に基づいて携帯電話機2a乃至2cのそれぞれに
提供可能なサービスを選定し、サービスリストを生成し
て、これを、通信部72およびインターネット1等を介
して、携帯電話機2a乃至2cに提供する。
電話機2a乃至2cからのサービスリストに基づくTo
kenの要求を受付け、これに伴なってSA9にて生成
された要求サービスに対応するTokenを、通信部7
2およびインターネット1等を介して、携帯電話機2a
乃至2cに提供する。
図3(B)に示すように、CA8は、各種情報を記憶す
る記憶部81、インターネット1に接続しBPS5、I
A7、SA9と各種情報の送受信を行うための通信部8
2、以上の各要素の制御や、ユーザ情報の登録・更新・
削除、ユーザ認証、Tokenの有効度数、有効期間の
決定、ユーザ毎のToken取得状況の記録などの処理
を行う制御・処理部83を備えている。また、制御・処
理部83は、本発明のユーザ認証手段としての機能を有
する。記憶部81には、加入者情報DBが論理的に構築
されており、かかるDBには、移動体通信事業者の店舗
や代理店などで、携帯電話利用契約を行った加入者(ユ
ーザ)情報、例えば、ユーザ毎に付与されるユーザID
に対応付けて、携帯電話機の電話番号(MSN)、ユー
ザの住所、氏名、どのサービスを利用するかを示すユー
ザクラス(ユーザの指定より設定)、Tokenについ
ての特別取極、Token取得状況、課金情報などの情
報が蓄積されている。
は、ユーザと分散型アクセス制御システム6の運営者と
の間の特別の取極めである。例えば、Tokenは、上
述したように、整理券としての性質を有するため、それ
自体を提供することで、原則として、課金はせず、一律
に有効度数、有効期間を設定するものであるが、例外と
して、ユーザからの要求に応じて有効度数を通常のもの
より高く設定したり、有効期間を通常のものより長く設
定したりする特別の取極めを行うこともできる。かかる
場合、通常よりも高く、或いは長く設定した分の料金
を、基本料金に上乗せる等を行うようにしてもよい。
否かの特別の取極めも行うことができる。APN内に複
数のアプリケーションサーバが設けられている場合、後
述するSA9において、アクセス配分を予め制御するよ
う、TokenにおけるURLを分散するように設定す
ることができるが、特別待遇用Tokenにてアクセス
可能なアプリケーションサーバに対しては、通常のTo
kenにてアクセス可能なアプリケーションサーバより
も負荷を軽くするように設定する。これにより、特別待
遇用Tokenを取得しているユーザは、通常のTok
enを取得しているユーザよりも、アクセス時間が早く
なる。かかる場合も、通常よりも高く、或いは長く設定
した分の料金を、基本料金に上乗せる等を行うようにし
てもよい。
の加入者DBに最初に登録された後、CA8の加入者情
報DBに登録するようにしても、CA8の加入者情報D
Bに最初に登録するようにしても構わない。
2a乃至2cからのサービスリストの要求がIA7にあ
った際のIA7からの通知に応じ、加入者情報DBのユ
ーザ情報に基づいて、ユーザ認証、即ち、携帯電話機2
a乃至2cのユーザ、例えば、MSNが、加入者情報D
Bに登録されているか否かを判断するとともに、そのユ
ーザの課金情報からユーザに対してサービスを提供して
も良いかどうかを判断し、その結果(サービスリスト提
供可否)をインターネット1を介してIA7に通知す
る。
電話機2a乃至2cからのサービスリストに基づくTo
kenの要求がIA7にあった際のIA7からの通知に
応じ、特別の取極めがあれば、その情報とともに、To
kenの要求があった旨の情報をインターネット1を介
してSA9に通知する。さらに、CA8の制御・処理部
83は、SA9にて生成されたTokenを、一旦受け
て、対応するユーザのユーザ情報に対応付けてToke
n取得状況を加入者情報DBに記録した後、かかるTo
kenをIA7に提供する。そして、このToken
は、上述したように、IA7から携帯電話機に対して、
発行されることとなる。
ストの提供を経た後に行なわれるものであって、このサ
ービスリストの提供は、CA7におけるユーザ認証等の
判断結果、サービス提供可能であった場合に行なわれ
る。そして、携帯電話機2a乃至2cのユーザは、To
kenが無ければ、APN4a乃至4cに対してアクセ
スすることすらできないので、APN4a乃至4c側で
サービス提供時にユーザ認証を行う必要がなくなる。
者DBを削減することができ、ひいては、加入者DB内
の情報の整合性がとれないという問題点を解消すること
ができる。また、各APN4a乃至4cにおけるユーザ
認証に伴うCPUおよび通信設備の労費、無駄なトラフ
ィックを軽減することができる。
3(C)に示すように、SA9は、各種情報を記憶する
記憶部91、インターネット1に接続しAPN4a乃至
4c、CA8、SA9と各種情報の送受信を行うための
通信部92、以上の各要素の制御や、Tokenの生
成、サービス内容の登録・更新・削除などの処理を行う
制御・処理部93を備えている。
的に構築されており、かかるDBには、APN4a乃至
4cのそれぞれにおいて提供されるサービス内容、即
ち、サービスに関する詳細内容がサービスIDに対応付
けて蓄積されている。かかるサービス内容は、例えば、
APN4a乃至4cにおいてサービス内容が追加、変更
された際、APN4a乃至4cからインターネット1を
介して送信されたり、新たなAPNが設けれた際に、そ
のAPNからインターネット1を介して送信される。ま
た、各APNで提供されるサービス内容には、上述した
ユーザクラスが設定されている。さらに、サービス内容
DBには、APN毎に対応付けてToken発行状況
(Token発行数)が蓄積されている。また、制御・
処理部93は、本発明のアクセス券発行可否決定手段と
しての機能を有する。
2a乃至2cからのTokenの要求がIA7にあった
際のCA8からの通知に応じ、先ず、発行要求があった
Tokenに対応するAPNのToken発行状況か
ら、Tokenを発行すべきか否かを決定する。これに
より、携帯電話機のAPNに対するアクセスを制御する
ことができるので、例えば、同じ時間帯に、多くのアク
セスが集中した場合にも、APNにて十分に対応するこ
とが可能となる。
okenを発行を決定した場合には、特別の取極めがあ
れば、その情報に基づいて、Token(サーバのUR
L/有効度数/有効期限)を生成し、それをインターネ
ット1を介してCA8に提供する。
ら構成されている場合には、SA9の制御・処理部93
は、その都度、TokenにおけるURLを、それぞれ
のサーバに分散するように設定する。これにより、To
kenを取得した携帯電話機は、毎回特定のアプリケー
ションサーバにアクセスを試行することとなる。この事
は、APNに対する携帯電話機のアクセス配分を予め制
御することができることを意味し、これにより、負荷分
散を行うことができるので、同じ時間帯に、一つのアプ
リケーションサーバにアクセスが集中することを回避す
ることができる。
特別待遇用Tokenを生成する場合には、Token
におけるURLを特別のURLとして設定する。
ビス内容DBにAPNのサービス内容の新規登録、追
加、変更があった場合には、その情報(サービスリスト
生成のための情報)をインターネット1を介してIA7
に送信する。
信システム100における動作について、図4乃至図1
0を参照して説明する。
サービスリスト提供時の本システム100における模式
図を、図5に、携帯電話機2a乃至2cに対するサービ
スリスト提供時の本システム100における処理の流れ
(フロー)を、それぞれ示す。
ユーザからの操作部22を介した指示に応じて、移動体
通信手段を介して、クライアント記録部24に予め登録
された分散型アクセス制御システム6のIA7のURL
を指定して、IA7とのインターネット1での接続を確
立し、サービスリストを要求する(ステップS1)。図
4の例では、3台の携帯電話機2a乃至2cが、それぞ
れ、IA7に対し、サービスリストを要求しているよう
すを示している。なお、携帯電話機2a乃至2cとIA
7との接続は、上述したように、DNS3にて、URL
からIPアドレスに変換されることにより行なわれる
が、かかるステップについては、以下の説明でも省略す
る。
るサービスリストの要求に応じ、CA8に対してユーザ
認証等をインターネット2を介して要求する(ステップ
S2)。この際、当該携帯電話機2a乃至2cのMSN
が、CA8に対して通知されることとなる。続いて、C
A8の制御・処理部83は、かかるユーザ認証等の要求
に応じ、サービスリストを要求した携帯電話機のMSN
が加入者情報DBに登録されているか否かを判断し(ス
テップS3)、登録されている場合には、その携帯電話
機のユーザの課金情報からユーザに対してサービスを提
供しても良いかどうかを判断する(ステップS4)。
ービスを提供しても良いと判断した場合には、その旨お
よび、加入者情報DBに登録されたその携帯電話機に対
応するユーザクラスを、インターネット3を介してIA
7に通知する(ステップS5)。
401部に示すように、MSNがAである携帯電話機2
aのサービスクラスは”1”、MSNがBである携帯電
話機2bのサービスクラスも”1”、MSNがCである
携帯電話機2cのサービスクラスもは”2”、としてそ
れぞれ登録されており、このような情報をIA7に通知
するのである。
ステップS4にて、携帯電話機のMSNが登録されてい
ないと判断した場合や、ステップS5において、サービ
スを提供しても良くない判断した場合、例えば、ユーザ
が通話料、サービス料等の支払いを延滞していた場合に
は、サービス提供は行わない旨をIA7に通知する。
に応じ、サービスの提供に問題ないと判断した場合に
は、携帯電話機のユーザクラスに対応する提供可能サー
ビスを、上述したように、SA9から提供された情報に
基づいて選定し、サービスリストを生成して、インター
ネット1を介して対応する携帯電話機に提供する(ステ
ップS7)。
に、ユーザクラス”1”に対して提供可能なサービス
は、サービスX、Y、Zであり、ユーザクラス”2”に
対して提供可能なサービスは、サービスX、Yである。
従って、携帯電話機2aおよび2bに対しては、ユーザ
クラスが”1”であることより、サービスX、Y、Zの
サービスリストを提供することとなる。また、携帯電話
機2cに対しては、ユーザクラスが”2”であることよ
り、サービスX、Yのサービスリストを提供することと
なる。
リスト提供時において、ユーザ認証を行うようにしたの
で、APN4a乃至4cにおけるサービス提供時には、
ユーザ認証を行う必要がなく、従って、APN4a乃至
4cにおける加入者DBを削減することができ、ひいて
は、加入者DB内の情報の整合性がとれないという問題
点を解消することができる。また、各APN4a乃至4
cにおけるユーザ認証に伴うCPUおよび通信設備の労
費、無駄なトラフィックを軽減することができる。
る通知に応答し、サービスの提供に問題があると判断し
た場合には、サービス提供ができない旨を、携帯電話機
に送信することとなる。
提供されたサービスリストをクライアント記録部24に
記憶する(ステップS8)とともに、表示部23に表示
する。こうして、各携帯電話機2a乃至2cのユーザ
は、表示部23に表示されたサービスリストから、所望
のTokenを要求するための操作を操作部22にて行
うこととなる。
Token提供時の本システム100における模式図
を、図7に、携帯電話機2a乃至2cに対するToke
n提供時の本システム100における処理の流れ(フロ
ー)を、それぞれ示す。
ユーザからの操作部22を介したToken選択指示に
応じて、インターネット1を介して、Tokenを要求
する(ステップS11)。図6の例では、携帯電話機2
aは、サービスリストの中に表示されたサービスX、
Y、Zの全てを要求しており、携帯電話機2bは、サー
ビスリストの中に表示されたサービスX、Y、Zのう
ち、サービスX、Zを要求しており、携帯電話機2c
は、サービスリストの中に表示されたサービスX、Yの
全てを要求している。かかる要求には、要求対象のサー
ビスに対応するサービスIDが含まれる。
るTokenの要求に応じ、CA8に対して、その旨お
よびサービスIDを、それを要求した携帯電話機のMS
Nに対応付けてインターネット1を介して通知する(ス
テップS12)。続いて、CA8の制御・処理部83
は、かかる通知に応じ、加入者DBを参照して、特別の
取極があるか否か判断し(ステップS13)、ある場合
には、その情報とともに、サービスID、MSNととも
にインターネット1を介してSA9に通知する(ステッ
プS14)。
に応じ、先ず、サービス内容DBを参照して、発行要求
があった(サービスIDに対応する)Tokenに対応
するAPNのToken発行状況から、Tokenを発
行すべきか否かを決定する(ステップS15)。例え
ば、発行要求があった(サービスIDに対応する)To
kenにAPNのToken発行状況から、Token
発行量とそのAPNの負荷容量とを比較して、問題が無
ければ、Tokenを発行を決定する。
アクセスを制御することができるので、例えば、同じ時
間帯に、多くのアクセスが集中した場合にも、APNに
て十分に対応することが可能となる。
okenを発行を決定した場合には、Tokenを生成
する(ステップS16)。ここで、特別の取極めがある
場合には、その情報に基づいて、Tokenを生成す
る。続いて、SA9の制御・処理部93は、そのTok
enに対応するサービス(サービスID)のToken
発行状況を更新する(ステップS17)。ここで、上述
したように、APNが複数のアプリケーションサーバか
ら構成されている場合には、SA9の制御・処理部93
は、TokenにおけるURLを、それぞれのサーバに
分散するように設定する。これにより、負荷分散を行う
ことができるので、同じ時間帯に、一つのアプリケーシ
ョンサーバにアクセスが集中することを回避することが
できる。
いて、特別待遇用Tokenを生成する場合には、SA
9の制御・処理部93は、TokenにおけるURLを
特別のURLとして設定する。これにより、特別待遇用
Tokenを取得しているユーザは、通常のToken
を取得しているユーザよりも、アクセス時間が早くな
る。
かるTokenを、MSNとともにインターネット1を
介してCA8に提供する(ステップS18)。
かるToken等を受け取り、加入者DBを参照して、
そのTokenを要求したユーザのToken取得状況
を更新し(ステップS19)後、かかるToken等を
インターネット1を介してIA8に提供する(ステップ
S20)。
かるToken等を受け取り、それを要求した携帯電話
機に対して、インターネット1を介して発行(送信)す
る(ステップS21)。
制御・処理部93が、Tokenを発行しないと決定し
た場合には、IA7の制御・処理部73は、CA8を介
して、その旨の情報を受け取り、それをインターネット
1を介して携帯電話機に通知することとなる。
発行されたTokenを受け取り、クライアント記録部
24に記憶する(ステップS22)。こうして、各携帯
電話機2a乃至2cのユーザは、取得したTokenに
基づいて、APN4a乃至4cに対してアクセスするこ
とが可能となる。
cに対する各種サービス提供時の本システム100にお
ける模式図を、図10に、携帯電話機2a乃至2cに対
する各種サービス提供時の本システム100における処
理の流れ(フロー)を、それぞれ示す。
電話機2aは、Token(X)、Token(Y)、
Token(Z)を取得しており、携帯電話機2bは、
Token(X)、Token(Z)を取得しており、
携帯電話機2cは、Token(X)、Token
(Y)を取得しており、これらのTokenは、ユーザ
が操作部22からの予定の指示に基づいて、表示部23
に表示される。
に対応するTokenを操作部22から指定すると、携
帯電話機の制御・処理部25は、かかるTokenに含
まれる有効度数、有効期間からアクセス可能か否かを判
断する(ステップS31)。携帯電話機の制御・処理部
25は、アクセス可能であると判断した場合には、To
kenに含まれるURLに基づいて、APNの特定のア
プリケーションサーバに移動体通信手段およびインター
ネット1を介して、アクセスを試行する(ステップS3
2)。
得している携帯電話機2a乃至2cは、それぞれ、AP
N4aにアクセスすることができ、Token(Y)を
取得している携帯電話機2aおよび2cは、それぞれ、
APN4bにアクセスすることができ、Token
(Z)を取得している携帯電話機2aおよび2bは、そ
れぞれ、APN4cにアクセスすることができる。
アプリケーションサーバから構成されている場合を示し
ているが、この例では、携帯電話機2a乃至2cのそれ
ぞれに発行されたサービスXのTokenにおけるUR
Lが分散するように設定されているので、携帯電話機2
a乃至2cは、それぞれ、特定のアプリケーションサー
バにアクセスすることとなる。
1)に基づき、APN4a内のアプリケーションサーバ
(APS)1に、携帯電話機2bは、Token(X
2)に基づき、APN4a内のアプリケーションサーバ
(APS)2に、携帯電話機2cは、Token(X
3)に基づき、APN4a内のアプリケーションサーバ
(APS)3に、それぞれ、アクセスすることとなる。
これにより、負荷分散を行うことができるので、同じ時
間帯に、一つのアプリケーションサーバにアクセスが集
中することを回避することができる。
の制御・処理部25は、アクセス不可であると判断した
場合、例えば、有効期間が既に経過していた場合や、有
効度数が「0」であった場合には、アクセス試行は行わ
ない。
ーネット上での接続を確立すると、携帯電話機とAPN
との間で、サービスの提供と利用が行なわれる(ステッ
プS22)こととなる。また、携帯電話機がAPNとの
インターネット上での接続の確立により、携帯電話機の
制御・処理部25は、Tokenにおける有効度数を1
つ減らし更新する(ステップS33)。
御・処理部25により、APNへのアクセスを行う度に
減算されるものであり、例えば、現在、有効度数が「1
0」であるとすると、APNのアクセスは、10回行う
ことができる。また、かかる有効度数が「0」となる
前、或いは、「0」となった時点で、携帯電話機の制御
・処理部25が、自動的に、分散型アクセス制御システ
ム6のIA7にアクセスし、かかるTokenの更新
(有効度数を増やす更新)を行うようにしてもよい。こ
の事は、Tokenの有効期限についても同様で、有効
期限が到来する数日前、或いは、有効期限が到来した
際、携帯電話機の制御・処理部25が、自動的に、分散
型アクセス制御システム6のIA7にアクセスし、かか
るTokenの更新(有効期限を延ばす更新)を行うよ
うにしてもよい。
く上述したCDRを生成する(ステップS34)。BP
S5は、インターネット1を介して、かかるCDRを収
集し(ステップS35)、当該ユーザに対する課金処理
を行う(ステップS36)。そして、BPS5は、イン
ターネット1を介して、分散型アクセス制御システム6
のCA8に対して、当該ユーザのMSNに対応付けて課
金情報を提供する(ステップS37)。そして、分散型
アクセス制御システム6のCA8では、加入者情報DB
内のかかるユーザに対応する課金情報を更新する(ステ
ップS38)。
Tokenという概念を用いることにより、これを取得
していない携帯電話機からのAPNへのアクセスを自律
的に禁止することができるようにしたので、Token
の発行を制御することで、APNへのアクセスを事前に
制御することができる。よって、時間的に負荷を効率よ
く分散、軽減させることができる。
況に基づいて、Token発行可否を制御することがで
きるので、さらにAPNへのアクセスを事前に制御する
ことができ、例えば、同じ時間帯に、多くのアクセスが
集中した場合にも、APNにて十分に対応することが可
能となる。
ーバから構成されている場合に、TokenにおけるU
RLを、それぞれのサーバに分散するように設定するこ
とができるので、APNへの負荷分散を制御することが
でき、同じ時間帯に、一つのアプリケーションサーバに
アクセスが集中することを回避することができる。
で、サービス提供にかかるユーザ認証を、一個所で行う
ことができるので、各APNにおけるサービス提供時
に、ユーザ認証を行う必要がなくなり、その結果、各A
PNおける加入者DBを削減することができ、ひいて
は、加入者DB内の情報の整合性がとれないという問題
点を解消することができる。また、各APNにおけるユ
ーザ認証に伴うCPUおよび通信設備の労費、無駄なト
ラフィックを軽減することができる。
セス制御システム6のCA8にも、BPS5が備える加
入者DBと同様のものを備えているので、BPS5が行
うCDR収集、課金処理などの役割の全部または一部
を、分散型アクセス制御システム6のCA8が行うよう
に構成してもよい。このような構成にすれば、BPS5
の負担を低減させることができる。
発行は、ユーザによるサービスリストからの選択を経て
行うように構成したが、これに限定されるものではな
く、例えば、ユーザが、分散型アクセス制御システム6
のオペレータに電話をし、口頭で所望のサービスのTo
kenを携帯電話機に対して発行するように依頼するこ
とにより、かかる携帯電話機にTokenを発行するよ
うに構成してもよい。このような構成においても、上記
実施形態の構成と同等の効果を得ることができる。
るユーザ認証は、サービスリスト提供時に1回行うよう
に構成したが、これに代えて、サービスリスト提供時に
ユーザ認証を行わずに、サービスリストを携帯電話機に
提供し、Token発行要求があった際に、かかるユー
ザ認証を行うように構成してもよい。このような構成で
も、加入者DBは、APNに設置する必要はないので、
上記実施形態の構成と同等の効果を得ることができる。
制御システム6におけるIA7とCA8とSA9とは、
インターネット1を介して相互に接続されるように構成
したが、これに限定されず、例えば、IA7とCA8と
SA9をLAN(Local AreaNetwork)、WAN(Wide
Area Network)、GAN(Global Area Network)など
のネットワークおよびHUBを介して相互に接続し、I
A7のみがインターネット1に接続されるように構成し
てもよい。かかる場合には、CA8とBPS5間の通信
や、SA9とAPN4a乃至4c間の通信は、IA7を
介して行なわれることとなる。
には、URLと有効期間と有効期限などからなることを
説明したが、このような形式に限定されず、例えば、T
okenは、有効期間と有効期限から構成されるように
し、Token発行の際、これに特定のサーバのURL
が添付されるように構成してもよい。
ば、ネットワーク上の特定のサーバにアクセスするため
のアクセス券としてのTokenという概念を用いるこ
とにより、これを取得していない携帯電子機器端末から
のサーバへのアクセスを自律的に禁止することができる
ので、Tokenの発行を制御することで、サーバへの
アクセスを事前に制御することができる。よって、時間
的に負荷を効率よく分散、軽減させることができる。
況に基づいて、Token発行可否を制御することがで
きるので、さらにサーバへのアクセスを事前に制御する
ことができ、例えば、同じ時間帯に、多くのアクセスが
集中した場合にも、サーバにて十分に対応することが可
能となる。
構成されている場合に、Tokenにおけるアドレス情
報を、それぞれのサーバに分散するように設定すること
ができるので、サーバへの負荷分散を制御することがで
き、同じ時間帯に、一つのサーバにアクセスが集中する
ことを回避することができる。
で、サービス提供にかかるユーザ認証を、一個所で行う
ことができるので、各サーバにおけるサービス提供時
に、ユーザ認証を行う必要がなくなり、その結果、各サ
ーバおけるユーザ情報に関するデータベースを削減する
ことができ、ひいては、かかるデータベース内の情報の
整合性がとれないという問題点を解消することができ
る。また、各サーバにおけるユーザ認証に伴うCPUお
よび通信設備の労費、無駄なトラフィックを軽減するこ
とができる。
例を示す図である。
である。
(B)は、CA8の概略構成例を示す図、(C)は、S
A9の概略構成例示す図である。
ト提供時の本システム100における模式図である。
ト提供時の本システム100における処理の流れを示す
フローチャートである。
供時の本システム100における模式図である。
供時の本システム100における処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
提供時の本システム100における模式図である。
提供時の本システム100における模式図である。
ス提供時の本システム100における処理の流れを示す
フローチャートである。
に、携帯電話機102がAPN104aからサービスの
提供を受ける際の流れ(〜)を示す図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 ネットワーク上における通信制御を行う
分散型アクセス制御システムであって、 携帯電子機器端末から、前記ネットワーク上の特定のサ
ーバにアクセスするためのアクセス券の発行要求を、前
記ネットワークを介して受け付ける手段と、 前記発行要求されたアクセス券を、前記携帯電子機器端
末に対して、前記ネットワークを介して発行するアクセ
ス券発行手段と、を備えることを特徴とする分散型アク
セス制御システム。 - 【請求項2】 前記携帯電子機器端末を利用するユーザ
のユーザ情報を蓄積するデータベースと、 前記データベースに蓄積されたユーザ情報を参照して、
前記アクセス券の発行要求を行った携帯電子機器端末の
ユーザ認証を行うユーザ認証手段と、をさらに備え、 前記アクセス券発行手段は、前記ユーザ認証の結果が妥
当であった場合に、前記発行要求されたアクセス券を、
前記携帯電子機器端末に対して、前記ネットワークを介
して発行することを特徴とする請求項1に記載の分散型
アクセス制御システム。 - 【請求項3】 ネットワーク上における通信制御を行う
分散型アクセス制御システムであって、 携帯電子機器端末から、ネットワーク上で提供されるサ
ービスのリストの要求を、前記ネットワークを介して受
け付ける手段と、 前記要求された所定のサービスのリストを、前記携帯電
子機器端末に対して、前記ネットワークを介して提供す
るサービスリスト提供手段と、 前記携帯電子機器端末から、前記サービスのリストのう
ちからユーザにより選択されたサービスの提供を担う前
記ネットワーク上のサーバにアクセスするためのアクセ
ス券の発行要求を、前記ネットワークを介して受け付け
る手段と、 前記発行要求されたアクセス券を、前記携帯電子機器端
末に対して、前記ネットワークを介して発行するアクセ
ス券発行手段と、を備えることを特徴とする分散型アク
セス制御システム。 - 【請求項4】 前記携帯電子機器端末を利用するユーザ
のユーザ情報を蓄積するデータベースと、 前記データベースに蓄積されたユーザ情報を参照して、
前記サービスのリストの要求を行った携帯電子機器端末
のユーザ認証を行うユーザ認証手段と、をさらに備え、 前記サービスリスト提供手段は、前記ユーザ認証の結果
が妥当であった場合に、前記要求されたサービスのリス
トを、前記携帯電子機器端末に対して、前記ネットワー
クを介して提供することを特徴とする請求項3に記載の
分散型アクセス制御システム。 - 【請求項5】 前記携帯電子機器端末を利用するユーザ
のユーザ情報を蓄積するデータベースと、 前記データベースに蓄積されたユーザ情報を参照して、
前記アクセス券の発行要求を行った携帯電子機器端末の
ユーザ認証を行うユーザ認証手段と、をさらに備え、 前記アクセス券発行手段は、前記ユーザ認証の結果が妥
当であった場合に、前記発行要求されたアクセス券を、
前記携帯電子機器端末に対して、前記ネットワークを介
して発行することを特徴とする請求項3に記載の分散型
アクセス制御システム。 - 【請求項6】 前記アクセス券の発行状況を蓄積するデ
ータベースと、 前記データベースに蓄積されたアクセス券の発行状況に
基づいて、前記アクセス券の発行可否を決定するアクセ
ス券発行可否決定手段と、をさらに備え、 前記アクセス券発行手段は、前記アクセス券の発行が可
能であると決定された場合に、前記発行要求されたアク
セス券を、前記携帯電子機器端末に対して、前記ネット
ワークを介して発行することを特徴とする請求項1乃至
5の何れかに記載の分散型アクセス制御システム。 - 【請求項7】 前記アクセス券には、当該アクセス券に
よりアクセス可能なサーバへのアクセス回数を前記携帯
電子機器端末に対して制限する有効度数が含まれている
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の分散
型アクセス制御システム。 - 【請求項8】 前記アクセス券には、当該アクセス券に
よりアクセス可能なサーバへのアクセス期間を前記携帯
電子機器端末に対して制限する有効期間が含まれている
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の分散
型アクセス制御システム。 - 【請求項9】 前記アクセス券には、当該アクセス券に
よりアクセス可能なサーバのアドレス情報が含まれてい
ることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の分
散型アクセス制御システム。 - 【請求項10】 前記アクセス券に含まれるアドレス情
報は、特定のサーバにアクセスが集中しないように分散
して設定されることを特徴とする請求項9に記載の分散
型アクセス制御システム。 - 【請求項11】 ネットワーク上における通信制御を行
う分散型アクセス制御方法であって、 携帯電子機器端末のユーザが、前記ネットワーク上の特
定のサーバにアクセスする際に、アクセスのための認証
を行ったアクセス券を取得し、当該アクセス券に基づい
て前記特定のサーバにアクセスすることを特徴とする分
散型アクセス制御方法。 - 【請求項12】 ネットワーク上における通信制御を行
う分散型アクセス制御方法であって、 携帯電子機器端末から、ネットワーク上で提供されるサ
ービスのうちからユーザにより選択され登録されたサー
ビスに対し、サービスの提供を担う前記ネットワーク上
のサーバにアクセスするためのアクセス券の発行要求を
行い、アクセスのための認証として発行されたアクセス
券に基づいて前記サーバにアクセスすることを特徴とす
る分散型アクセス制御方法。 - 【請求項13】 前記アクセス券には、前記サーバに対
するアクセスを制限する有効度数と、有効期間が含まれ
ていることを特徴とする請求項11または12に記載の
分散型アクセス制御方法。 - 【請求項14】 ネットワーク上の特定のサーバにアク
セスするためのアクセス券の発行を前記ネットワークを
介して分散型アクセス制御システムに要求する手段と、 前記要求に対して分散型アクセス制御システムから発行
されたアクセス券を、前記ネットワークを介して受け取
る手段と、 前記受け取ったアクセス券に基づいて、前記ネットワー
ク上の特定のサーバにアクセスするアクセス手段と、を
備えることを特徴とする携帯電子機器端末。 - 【請求項15】 ネットワーク上で提供されるサービス
のリストを、前記ネットワークを介して、分散型アクセ
ス制御システムに要求する手段と、 前記要求に対して分散型アクセス制御システムから提供
されたサービスのリストを、前記ネットワークを介して
受け取る手段と、 前記受け取ったサービスのリストのうち、ユーザにより
選択されたサービスの提供を担う前記ネットワーク上の
サーバにアクセスするためのアクセス券の発行を、前記
ネットワークを介して分散型アクセス制御システムに要
求する手段と、 前記要求に対して分散型アクセス制御システムから発行
されたアクセス券を、前記ネットワークを介して受け取
る手段と、 前記受け取ったアクセス券に基づいて、前記ネットワー
ク上のサーバにアクセスするアクセス手段と、を備える
ことを特徴とする携帯電子機器端末。 - 【請求項16】 前記アクセス券には、前記サーバへの
アクセス回数を制限する有効度数が含まれており、 前記アクセス手段は、前記有効度数に基づいて前記サー
バへのアクセスが可能であるか否かを判断し、可能であ
ると判断した場合には、前記ネットワーク上のサーバに
アクセスすることを特徴とする請求項14または15に
記載の携帯電子機器端末。 - 【請求項17】 前記アクセス手段が、前記サーバにア
クセスする毎に、前記有効度数を所定数減らすことを特
徴とする請求項16に記載の携帯電子機器端末。 - 【請求項18】 前記アクセス券には、前記サーバへの
アクセス期間を制限する有効期間が含まれており、 前記アクセス手段は、前記有効期間に基づいて前記サー
バへのアクセスが可能であるか否かを判断し、可能であ
ると判断した場合には、前記ネットワーク上のサーバに
アクセスすることを特徴とする請求項14乃至17の何
れかに記載の携帯電子機器端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001076111A JP3959241B2 (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | 分散型アクセス制御システムおよび分散型アクセス制御方法、並びに携帯電子機器端末 |
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JP3959241B2 JP3959241B2 (ja) | 2007-08-15 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3959241B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010020728A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | サービスコンポーネントの擾乱防止方法、およびサービスコンポーネントの擾乱制御装置 |
-
2001
- 2001-03-16 JP JP2001076111A patent/JP3959241B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010020728A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | サービスコンポーネントの擾乱防止方法、およびサービスコンポーネントの擾乱制御装置 |
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