JP2002278742A - 画像形成システム、情報処理装置、画像出力装置及び画像形成処理方法並びにコンピュータ・ソフトウエア - Google Patents

画像形成システム、情報処理装置、画像出力装置及び画像形成処理方法並びにコンピュータ・ソフトウエア

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JP2002278742A
JP2002278742A JP2001082373A JP2001082373A JP2002278742A JP 2002278742 A JP2002278742 A JP 2002278742A JP 2001082373 A JP2001082373 A JP 2001082373A JP 2001082373 A JP2001082373 A JP 2001082373A JP 2002278742 A JP2002278742 A JP 2002278742A
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JP
Japan
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image
information
image data
timing
output device
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JP2001082373A
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English (en)
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Osamu Fujimoto
修 藤本
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 第三者に見られては不都合な画像データを出
力装置に長時間格納したまま放置されることを防ぐ。 【解決手段】 情報処理装置1と、情報処理装置1と接
続される画像出力装置とからなり、そして、情報処理装
置1からの指示に従って転送される画像データに基づい
て画像形成を行う画像形成システムにおいて、情報処理
装置1は、画像データのユーザに関する情報を指定する
ユーザ指定手段と、画像形成を開始可能とするタイミン
グを指定する開始タイミング指定手段と、ユーザに関す
る情報、画像形成開始可能とするタイミングに関する情
報及び画像データのデータ量からなる画像形成情報を転
送する画像形成情報転送手段と、画像データを転送する
画像データ転送手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成システ
ム、情報処理装置、画像出力装置及び画像形成処理方法
並びにコンピュータ・ソフトウエアであり、特に情報処
理装置、画像出力装置等のプリンタ、デジタル複合機な
どの周辺機器を含む画像形成システム及びその画像形成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複合機や、プリンタ、フ
ァクシミリ等の出力装置では、受信した画像データが極
秘や親展等の発信人あるいは受取人以外の第三者に見ら
れると不都合な画像データの場合には、周辺端末より画
像形成指示を行った後にすぐに画像データが送信され出
力装置のハードディスク等に記憶される。その後、ユー
ザが装置本体の所に行き出力装置に発信人あるいは受取
人であることを示す、パスワードやID等を入力するこ
とにより画像形成を行い画像形成物を第三者に見られな
いようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、発信人ある
いは受取人が画像形成出力を忘れたり、予約された出力
までに長時間を要する場合等で、周辺機器より画像デー
タを受信した時点より画像データを出力装置より画像形
成出力する時点までの時間が長時間に及ぶ場合には、出
力装置のハードディスク等の記憶装置内に極秘や親展等
の発信人あるいは受取人以外の第三者に見られると不都
合な画像データが、格納されたまま長時間放置されるこ
とになる。そのため、不正なアクセスにより勝手に画像
データを盗み取られたり、ハードディスク等の記憶装置
を出力装置から盗み取られ、情報が漏れる危険があると
いう問題がある。
【0004】この問題を解決する方法として、画像デー
タを受信せずに出力時に出力装置から画像データを周辺
機器に発信指示をして画像データを受信し画像形成処理
をする方法もあるが、ユーザが出力装置を操作してから
画像形成物を得るために、発信から画像形成処理までの
すべての処理を行わなければならないために長い時間を
要してしまうという問題がある。
【0005】本発明は、上記の問題に臨み、第三者に見
られては不都合な画像データを出力装置に長時間格納し
たまま放置されることがなく、しかもユーザが出力機で
画像形成指示をするとすぐに画像形成でき処理時間の短
い画像形成システム、情報処理装置、画像出力装置及び
画像形成処理方法並びにコンピュータ・ソフトウエアを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報処理装置
と、該情報処理装置と接続される画像出力装置とからな
り、そして、前記情報処理装置からの指示に従って転送
される画像データに基づいて画像形成を行う画像形成シ
ステムにおいて、前記情報処理装置は、画像データのユ
ーザに関する情報を指定するユーザ指定手段と、画像形
成を開始可能とするタイミングを指定する開始タイミン
グ指定手段と、ユーザに関する情報、画像形成開始可能
とするタイミングに関する情報及び画像データのデータ
量からなる画像形成情報を転送する画像形成情報転送手
段と、画像データを転送する画像データ転送手段とを有
するとともに、画像形成指示により画像形成情報を画像
出力装置に転送する機能と、その後所定のタイミングに
て画像データを画像出力装置に転送する機能を有し、一
方、画像出力装置は、画像形成を画像形成開始可能タイ
ミング経過後に行う機能を有する画像形成システムであ
る。
【0007】これにより、画像形成装置(画像出力装
置)で画像を形成して出力する場合で、第三者に見られ
ては不都合な画像形成出力をする場合に、ユーザを特定
する情報と、画像形成装置の画像形成開始可能時刻の情
報と、画像形成出力を行う画像データのデータ量を先に
転送し、画像開始可能時刻に間に合うタイミングにて画
像データを転送することにより、画像形成装置の画像デ
ータ記憶装置内に第三者に見られると不都合な画像デー
タが長時間に渡って保留されないため、画像データ記憶
装置を画像形成装置より取外されて、極秘情報が盗難に
遭うことを防止できる。また、画像形成物が画像形成装
置の出力トレイ等に放置されることがないので、第三者
に画像形成物を見られて情報が漏れたり、画像形成物が
盗難に遭うことがないようにすることができる。
【0008】また、本発明は、上記所定のタイミングと
は、画像形成開始可能タイミングの直前に画像出力装置
の記憶手段への画像データの格納が終了するタイミング
である画像形成システムである。
【0009】これにより、画像形成開始可能タイミング
までに、画像データを画像形成装置に転送でき、画像形
成物を取りに来た人が、画像開始可能タイミング後であ
れば画像形成をすぐに開始でき、画像形成が完了するま
での待ち時間を最小限にすることができる。
【0010】そして、本発明は、上記画像出力装置は、
画像データについて予め設定した時刻から所定時間を経
過すると、該画像データの形成出力を行わない機能を有
する画像形成システムである。
【0011】これにより、極秘の画像データの画像形成
出力は、予め(画像形成要求時に)設定された時刻から
短い所定の時間内しか画像形成装置で画像出力できない
ので、極秘の画像データが第三者に見られたり、盗難に
遭うことはほとんどなくなるようにすることができる。
【0012】更に、本発明は、上記画像出力装置は、出
力ユーザ情報を入力する手段と、入力された出力ユーザ
情報と予め転送されたユーザ情報とを照合する手段とを
有し、出力ユーザ情報が予め転送されたユーザ情報と一
致すると、該当する画像データの画像出力を許可する機
能を有する画像形成システムである。
【0013】これにより、操作するユーザが第三者でな
いことを確認でき、受取人でなければ画像形成を開始で
きないため、第三者に画像形成物を見られて情報が漏れ
たり、画像形成物が盗難に遭うことがないようにするこ
とができる。
【0014】また、本発明は、上記画像出力装置は、画
像形成開始可能タイミングから所定の時間を経過する
と、該当する画像データを消去する機能を有する画像形
成システムである。
【0015】これにより、画像形成物を受取る人による
画像形成操作がなされない場合は、画像形成装置の画像
データ記憶部に長時間極秘の画像データが保留されるた
め、所定の時間経過後に画像データを消去し長時間保留
させないので、画像データ記憶部を取外され極秘画像デ
ータが盗難に遭うことを防止し易くなるようにすること
ができる。
【0016】そして、本発明は、上記画像出力装置は、
画像データを消去した後、さらに所定の時間後に該当す
る画像形成情報を消去する機能を有する画像形成システ
ムである。
【0017】これにより、画像形成物を受取る人が、画
像データが消去されるまでの時刻に遅れても、画像形成
情報が残っており、所定の時間内であれば再度画像情報
を要求することができ、再び、転送先に帰り最初からの
同一の操作を行わなくとも、極秘の画像形成物を形成出
力させることができる。
【0018】更に、本発明は、情報処理装置と、該情報
処理装置と接続される複数の画像出力装置とからなり、
そして、前記情報処理装置からの指示に従って転送され
る画像データに基づいて選択された画像出力装置にて画
像形成を行う画像形成システムにおいて、前記情報処理
装置は、画像データのユーザに関する情報を指定するユ
ーザ指定手段と、画像データのデータ量及び選択された
画像出力装置の状況により画像形成開始可能タイミング
を算出する手段とを有し、そして、画像形成開始指示後
に、ユーザに関する情報及び画像データのデータ量を選
択された画像出力装置に転送する機能と、前記転送され
た情報により画像出力装置で決定される画像開始可能タ
イミングの受信に応じた所定のタイミングにて画像デー
タを画像出力装置に転送する機能を有し、一方、選択さ
れた画像出力装置は、前記画像形成開始可能タイミング
後の特定の操作により画像形成を可能とする機能を有す
る画像形成システムである。
【0019】これにより、画像形成装置(画像出力装
置)で画像を形成して出力する場合で、第三者に見られ
ては不都合な画像形成出力をする場合に、ユーザを特定
する情報と、画像形成出力を行う画像データのデータ量
を先に転送し、選択された画像形成装置で算出した画像
開始可能タイミングに応じて、画像開始可能時刻に間に
合うタイミングにて画像データを転送することと、特定
の画像形成装置に対する操作により、画像形成装置の画
像データ記憶装置内に第三者に見られると不都合な画像
データが長時間に渡って保留されないため、画像データ
記憶装置を画像形成装置より取外されて、極秘情報が盗
難に遭うことを防止できる。また、画像形成物が画像形
成装置の出力トレイ等に放置されることがないので、第
三者に画像形成物を見られて情報が漏れたり、画像形成
物が盗難に遭うことがないようにすることができる。
【0020】また、本発明は、上記所定のタイミングと
は、算出された前記画像形成開始可能タイミングから、
前記画像データ量より展開処理及び画像出力装置の記憶
手段への転送の時間の予測時間を逆算したタイミングで
ある画像形成システムである。
【0021】これにより、画像形成開始可能タイミング
までに、画像データを画像形成装置に転送でき、画像形
成物を取りに来た人が、画像開始可能タイミング後であ
れば画像形成をすぐに開始でき、画像形成が完了するま
での待ち時間を最小限にすることができる。
【0022】そして、本発明は、算出された画像形成開
始可能時刻からの所定時間を経過すると、画像の形成出
力を行わない機能を有する画像形成システムである。
【0023】これにより、極秘の画像データの画像形成
出力は、算出された画像形成開始可能時刻から短い所定
の時間内しか画像形成装置で画像出力できないので、極
秘の画像データが第三者に見られたり、盗難に遭うこと
はほとんどなくなるようにすることができる。
【0024】更に、本発明は、上記画像出力装置は、ユ
ーザ情報を入力する手段と、入力されたユーザ情報と予
め転送されたユーザ情報とを照合する手段とを有すると
ともに、画像形成開始可能タイミングより後に、入力さ
れたユーザ情報が予め転送されたユーザ情報と一致する
と、該当する画像データの画像形成を許可する機能を有
する画像形成システムである。
【0025】これにより、操作するユーザが第三者でな
いことを確認でき、受取人でなければ画像形成を開始で
きないため、第三者に画像形成物を見られて情報が漏れ
たり、画像形成物が盗難に遭うことがないようにするこ
とができる。
【0026】また、本発明は、上記画像出力装置は、画
像形成開始可能タイミングから所定の時間を経過しても
画像形成処理がなされないと、記憶装置に格納されてい
る画像データを消去する機能を有する画像形成システム
である。
【0027】これにより、画像形成物を受取る人による
画像形成操作がなされない場合は、画像形成装置の画像
データ記憶部に長時間極秘の画像データが保留されるた
め、所定の時間経過後に画像データを消去し長時間保留
させないので、画像データ記憶部を取外され極秘画像デ
ータが盗難に遭うことを防止し易くなるようにすること
ができる。
【0028】そして、本発明は、上記画像出力装置は、
タイムアップにより画像データが消去された後、さらに
所定の時間後に前記画像形成情報を消去する機能を有す
る画像形成システムである。
【0029】これにより、画像形成物を受取る人が、画
像データが消去されるまでの時刻に遅れても、画像形成
情報が残っており、所定の時間内であれば再度画像情報
を要求することができ、再び、転送先に帰り最初からの
同一の操作を行わなくとも、極秘の画像形成物を形成出
力させることができる。
【0030】更に、本発明は、情報処理装置と、該情報
処理装置と接続される画像出力装置とからなり、そし
て、前記情報処理装置からの指示に従って転送される画
像データに基づいて画像形成を行う画像形成システムに
使用される情報処理装置であって、画像データのユーザ
に関する情報を指定するユーザ指定手段と、画像形成を
開始可能とするタイミングを指定する開始タイミング指
定手段と、ユーザに関する情報、画像形成開始可能とす
るタイミングに関する情報及び画像データのデータ量か
らなる画像形成情報を転送する画像形成情報転送手段
と、画像データを転送する画像データ転送手段とを有す
るとともに、画像形成指示により画像形成情報を画像出
力装置に転送する機能と、その後所定のタイミングにて
画像データを画像出力装置に転送する機能を有する情報
処理装置である。
【0031】また、本発明は、情報処理装置と、該情報
処理装置と接続される画像出力装置とからなり、そし
て、前記情報処理装置からの指示に従って転送される画
像データに基づいて画像形成を行う画像形成システムに
使用される画像出力装置であって、画像形成を画像形成
開始可能タイミング経過後に行う機能を有する画像出力
装置である。
【0032】そして、本発明は、情報処理装置と、該情
報処理装置と接続される複数の画像出力装置とからな
り、そして、前記情報処理装置からの指示に従って転送
される画像データに基づいて選択された画像出力装置に
て画像形成を行う画像形成システムに使用される情報処
理装置であって、画像データのユーザに関する情報を指
定するユーザ指定手段と、画像データのデータ量及び選
択された画像出力装置の状況により画像形成開始可能タ
イミングを算出する手段とを有し、そして、画像形成開
始指示後に、ユーザに関する情報及び画像データのデー
タ量を選択された画像出力装置に転送する機能と、前記
転送された情報により画像出力装置で決定される画像開
始可能タイミングの受信に応じた所定のタイミングにて
画像データを画像出力装置に転送する機能を有する情報
処理装置である。
【0033】更に、本発明は、情報処理装置と、該情報
処理装置と接続される複数の画像出力装置とからなり、
そして、前記情報処理装置からの指示に従って転送され
る画像データに基づいて選択された画像出力装置にて画
像形成を行う画像形成システムに使用される画像出力装
置であって、画像形成開始可能タイミング後の特定の操
作により画像形成を可能とする機能を有する画像出力装
置である。
【0034】また、本発明は、情報処理装置と画像出力
装置が接続され、前記情報処理装置からの指示に従って
画像形成を行う画像形成処理方法において、第三者に対
して秘密である画像データを処理するモードである場合
に、ユーザに関するユーザ情報を指定し、画像形成を開
始可能とする画像形成開始可能タイミングを指定し、前
記情報処理装置からの画像形成指示に応じて前記ユーザ
情報と前記画像形成開始可能タイミング情報と画像デー
タのデータ量とからなる画像形成情報を転送し、その
後、所定のタイミングにて画像データを画像出力装置に
転送し、画像形成を可能とする画像形成処理方法であ
る。
【0035】これにより、画像形成装置(画像出力装
置)で画像を形成して出力する場合で、第三者に見られ
ると不都合な画像形成出力をする場合に、ユーザを特定
する情報と、画像形成装置の画像形成開始可能時刻の情
報と、画像形成出力を行う画像データのデータ量を先に
転送し、画像開始可能時刻に間に合うタイミングにて画
像データを転送することにより、画像形成装置の画像デ
ータ記憶装置内に第三者に見られては不都合な画像デー
タが長時間に渡って保留されないため、画像データ記憶
装置を画像形成装置より取外されて、極秘情報が盗難に
遭うことを防止できる。また、画像形成物が画像形成装
置の出力トレイ等に放置されることがないので、第三者
に画像形成物を見られて情報が漏れたり、画像形成物が
盗難に遭うことがないようにすることができる。
【0036】そして、本発明は、前記所定のタイミング
とは、前記画像形成開始可能タイミングと前記画像デー
タ量より算出されるタイミングで、前記画像データ量よ
り展開処理及び画像出力装置の記憶手段への転送の時間
を予測し、前記画像形成開始可能タイミングよりも前
で、画像形成開始可能タイミングの直前に画像出力装置
の記憶手段への画像データの格納が終了することができ
るタイミングである画像形成処理方法である。
【0037】これにより、画像形成開始可能タイミング
までに、画像データを画像形成装置に転送でき、画像形
成物を取りに来た人が、画像開始可能タイミング後であ
れば画像形成をすぐに開始でき、画像形成が完了するま
での待ち時間を最小限にすることができる。
【0038】更に、本発明は、前記画像形成システム
は、ユーザ情報を入力する手段と、入力されたユーザ情
報と予め転送されたユーザ情報とを照合する手段とを有
し、画像形成可能開始タイミングより後に、入力された
ユーザ情報が予め転送されたユーザ情報と一致した場合
に、該当する画像データの画像形成を許可する画像形成
処理方法である。
【0039】これにより、操作するユーザが第三者でな
いことを認識でき、受取人でなければ画像形成を開始で
きないため、第三者に画像形成物を見られて情報が漏れ
たり、画像形成物が盗難に遭うことがないようにするこ
とができる。
【0040】また、本発明は、情報処理装置及び画像出
力装置が接続され、前記情報処理装置からの指示に従っ
て転送される画像データに基づいて選択された画像出力
装置にて画像形成を行う画像形成処理方法において、第
三者に対して秘密である画像データを処理するモードで
ある場合に、ユーザに関する情報を指定するユーザ情報
指定し、前記画像データのデータ量と選択された画像形
成装置の状況より画像形成開始可能タイミングを算出
し、画像形成開始指示後に、前記ユーザ情報と画像デー
タのデータ量とを選択された画像出力装置に転送し、前
記の転送された情報により画像出力装置で決定される画
像開始可能タイミングの受信に応じた所定のタイミング
にて画像データを画像出力装置に転送し、前記画像形成
開始可能タイミング後の特定の操作により前記画像出力
装置の画像形成を可能とする画像形成処理方法である。
【0041】これにより、画像形成装置(画像出力装
置)で画像を形成して出力する場合で、第三者に見られ
ては不都合な画像形成出力をする場合に、ユーザを特定
する情報と、画像形成出力を行う画像データのデータ量
を先に転送し、選択された画像形成装置で算出した画像
開始可能タイミングに応じて、画像開始可能時刻に間に
合うタイミングにて画像データを転送することと、特定
の画像形成装置に対する操作により、画像形成装置の画
像データ記憶装置内に第三者に見られると不都合な画像
データが長時間に渡って保留されないため、画像データ
記憶装置を画像形成装置より取外されて、極秘情報が盗
難に遭うことを防止できる。また、画像形成物が画像形
成装置の出力トレイ等に放置されることがないので、第
三者に画像形成物を見られて情報が漏れたり、画像形成
物が盗難に遭うことがないようにすることができる。
【0042】そして、本発明は、前記所定のタイミング
とは、算出された前記画像形成開始可能タイミングか
ら、前記画像データ量より展開処理及び画像出力装置の
記憶手段への転送の時間の予測時間を逆算したタイミン
グである画像形成処理方法である。
【0043】これにより、画像形成開始可能タイミング
までに、画像データを画像形成装置に転送でき、画像形
成物を取りに来た人が、画像開始可能タイミング後であ
れば画像形成をすぐに開始でき、画像形成が完了するま
での待ち時間を最小限にすることができる。
【0044】更に、本発明は、前記画像形成システム
は、ユーザ情報を入力する手段と、入力されたユーザ情
報と予め転送されたユーザ情報とを照合する手段とを有
し、画像形成開始可能タイミングより後に、入力された
ユーザ情報が予め転送されたユーザ情報と一致した場合
に、該当する画像データの画像形成を許可する画像形成
処理方法である。
【0045】これにより、操作するユーザが第三者でな
いことを確認でき、受取人でなければ画像形成を開始で
きないため、第三者に画像形成物を見られて情報が漏れ
たり、画像形成物が盗難に遭うことがないようにするこ
とができる。
【0046】また、本発明は、情報処理装置と、該情報
処理装置と接続される画像出力装置とからなり、そし
て、前記情報処理装置からの指示に従って転送される画
像データに基づいて画像形成を行う画像形成システム、
あるいは、情報処理装置と、該情報処理装置と接続され
る複数の画像出力装置とからなり、そして、前記情報処
理装置からの指示に従って転送される画像データに基づ
いて選択された画像出力装置にて画像形成を行う画像形
成システムに使用されるコンピュータ・ソフトウエアで
あって、画像データのユーザに関する情報を指定する機
能、画像形成を開始可能とするタイミングを指定する機
能、ユーザに関する情報、画像形成開始可能とするタイ
ミングに関する情報及び画像データのデータ量からなる
画像形成情報を転送する機能、画像データを転送する機
能、画像形成指示により画像形成情報を画像出力装置に
転送する機能及びその後所定のタイミングにて画像デー
タを画像出力装置に転送する機能、又は、画像形成を画
像形成開始可能タイミング経過後に行う機能、あるい
は、画像データのユーザに関する情報を指定する機能、
画像データのデータ量及び選択された画像出力装置の状
況により画像形成開始可能タイミングを算出する機能、
画像形成開始指示後に、ユーザに関する情報及び画像デ
ータのデータ量を選択された画像出力装置に転送する機
能、前記転送された情報により画像出力装置で決定され
る画像開始可能タイミングの受信に応じた所定のタイミ
ングにて画像データを画像出力装置に転送する機能、又
は、前記画像形成開始可能タイミング後の特定の操作に
より画像形成を可能とする機能をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムからなるコンピュータ・ソフトウ
エアである。
【0047】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を説明する。本
発明の画像形成システム、情報処理装置、画像出力装置
及び画像形成処理方法並びにコンピュータ・ソフトウエ
アの実施の形態について、図1〜図6を用いて説明す
る。図1は、実施形態1の画像形成システムの説明図で
ある。図2は、実施形態1の画像形成システムの内部構
成の説明図である。図3は、実施形態1における画像形
成処理のフローチャートの一例の前半の説明図である。
図4は、実施形態1における画像形成処理のフローチャ
ートの一例の後半の説明図である。図5は、実施形態2
における画像形成処理のフローチャートの一例の前半の
説明図である。図6は、実施形態2における画像形成処
理のフローチャートの一例の後半の説明図である。
【0048】実施形態1を説明する。本実施形態の画像
形成システムは、図1に基本構成を示すように、情報処
理装置1と画像形成装置2とからなり、これらは、それ
ぞれネットワーク3に接続される。情報処理装置1は、
画像データのユーザに関する情報を指定するユーザ指定
手段と、画像形成を開始可能とするタイミングを指定す
る開始タイミング指定手段と、ユーザに関する情報、画
像形成開始可能とするタイミングに関する情報及び画像
データのデータ量からなる画像形成情報を転送する画像
形成情報転送手段と、画像データを転送する画像データ
転送手段とを有するとともに、画像形成指示により画像
形成情報を画像出力装置に転送する機能と、その後所定
のタイミングにて画像データを画像出力装置に転送する
機能を有しており、具体的にはパーソナルコンピュータ
(PC)等である。画像出力装置2は、画像形成を画像
形成開始可能タイミング経過後に行う機能を有してお
り、具体的には、プリンタ2a、ファクシミリ2b、デ
ジタル複合機2c等であり、情報処理装置1からの指示
に従って転送される画像データに基づいて画像形成を行
う。ネットワーク3として、有線のネットワークで接続
しているが、無線によるネットワークで構成してもよ
い。
【0049】実施形態1における各デジタル機器2は、
その主要部の基本ブロックを図2に示すように、制御部
21、計時部22、記憶部23、画像データ記憶部2
4、ネットワークI/F(インターフェイス)25、表
示部26、操作部27、エンジン部28等からなり、そ
れぞれのデジタル機器2はほぼ同様な構成で形成されて
いる。制御部21は、CPU(中央処理装置)により装
置全体の制御及び演算処理を行っている。記憶部23
は、色々な処理ごとのプログラムやデータを一時的に記
憶されて使用される作業用のメモリで一般的にRAMに
より構成される。画像データ記憶部24は、例えばHD
D(ハードディスクドライブ)等で構成され、画像形成す
るための画像データを記憶する。この画像データ記憶部
24は、HDDでなくとも記憶部23の容量を大きくす
ることにより別に設ける必要はないが、多くの画像デー
タを記憶しジョブの効率を上げ画像形成の生産性を上げ
るために最近よく使用される。表示部26は、液晶等の
表示パネルよりなり、操作に必要となる案内表示や装置
の動作状態を表示する。操作部27は、入力キーやボタ
ンにより装置に対しての指示を行う。エンジン部28
は、実際に作業を行う部分であり、それぞれの装置ごと
に作業を行う。例えばプリンタでは画像を形成しシート
上に画像を印刷し、読取装置では原稿を読み取り画像デ
ータに変換する。ネットワークI/F25は、これを介
して各デジタル機器を通信可能にするためのものであ
る。なお、計時部22は、装置全体の時間の計測等を行
う。
【0050】画像データは、PC1等で作成された後、
PC1からの画像形成指示によりネットワーク3を介し
て画像データが転送され、デジタル複合機2cやプリン
タ2aにて画像データに基づいて画像形成が行われる。
通常は、PC1で作成した画像データを画像形成出力す
る場合に、出力する画像形成装置2を選択し画像形成を
指示すると、即画像データが選択された画像形成装置2
に転送されて画像が形成され、画像形成装置2の出力ト
レイに出力されることになる。しかし、この場合に出力
される画像データが極秘画像データや親展の画像データ
等の第三者に見られては不都合なときに、本実施形態で
は、画像データは画像形成指示後にすぐに転送せずに、
出力画像を受取る人が画像形成装置2の所に来る直前に
画像データの転送を行うようにしている。
【0051】実施形態1において、極秘画像や親展等の
画像データを画像形成出力する場合は、使用する画像形
成装置2を選択し、画像形成開始指示をする前に、画像
データを送信する機器側(例えばPC)で、例えば極秘ボ
タン(図示せず)を押すことにより、極秘、あるいは親
展モードとなり、画像形成装置2で画像の形成を可能に
するためのユーザID及びパスワード入力要求に応じて
ユーザID及びパスワードを入力し、さらに画像形成を
可能にする時刻の入力要求に応じて時刻を入力すると、
画像形成開始指示が可能となる。
【0052】画像形成開始指示がなされると、画像デー
タを送信する機器側(例えばPC)より選択された画像
形成装置2に対してユーザID及びパスワード、画像形
成を可能にする時刻、画像データのデータ量、PCのI
Dからなる画像形成情報が転送され、画像形成装置2の
記憶部23に格納される。なお、ユーザID及びパスワ
ードは、この時点で転送しないで、画像データと共に転
送してもよい。このとき、画像データは、PC1の記憶
装置にも保持される。更にこのとき、画像処理装置2の
画像データ記憶部24に転送したデータ量の情報により
画像データが格納できる領域を確保しておくことによ
り、確実に目標とする時刻までに画像データを転送させ
ることができるようにしておくことが望ましい。画像デ
ータの画像形成装置2への転送は、指定された画像形成
開始時刻と画像データのデータ量からPC1により演算
され、画像形成開始可能時刻となる直前までに展開処理
され、ネットワーク3により転送され、画像形成装置2
のRAM等の記憶部23やHDD等の画像データ記憶部
24に格納を完了させることができるように、先の演算
で予測された時間にある程度の余裕を与えた時間だけ前
の時刻に展開処理及び転送を開始し、画像形成装置2の
画像データ記憶部24に格納される。このときの演算処
理や画像データの展開処理は、PC1または画像形成装
置2の何れで行ってもよい。出力される画像を受取る人
は、画像形成開始が可能となる時刻までに選択した画像
形成装置2の所に行き、画像形成開始可能時刻になれば
(このとき、画像形成装置で極秘画像データの画像形成
開始可能になったことを報知する手段を画像形成装置に
設けておくと画像形成が可能となったことがよく分か
る)、画像形成装置2の操作部27よりユーザID及び
パスワードを入力する。画像形成装置2の制御部21で
予め転送されてきたユーザID及びパスワードと、入力
されたユーザID及びパスワードとを照合し一致すれ
ば、直前に画像データ記憶部24に格納された画像デー
タに基づいて画像形成処理が実行され画像形成物を得る
ことができる。さらにこのとき、画像形成を実行すると
共にあるいは、実行後すぐに画像形成した画像データを
画像データ記憶部24から消去する。こうすることによ
り、画像形成装置2の出力部に画像形成物が長時間保持
され、第三者の目に触れたり盗難に遭って秘密情報が漏
れることを防止できる。また、画像データ記憶部24内
に画像データが格納されている時間が短いために、画像
データ記憶部24を取外されて極秘の情報が盗難に遭う
ことを防止することも出来る。
【0053】出力される画像を受取る人が、画像形成出
力を忘れたり遅れたりする場合もあるため、その場合を
考慮し、画像開始可能時間から例えば5分を経過したの
に画像形成が実施されなかった場合にも、画像データ記
憶部24の画像データを消去するようになっている。こ
の時間は、実施例では5分と設定しているが、故意に情
報を盗むために要する時間に応じて装置ごとに設定され
るものであって、この限りではないし、そして、設定時
間を管理者が変更可能できるようにしておいてもよい
し、極秘のレベルに応じて自動的に設定されるようにし
てもよい。したがって、画像形成装置2の画像データ記
憶部24に長時間極秘の画像データが格納されたままで
保留されることがなく極秘データを盗むことを困難にす
ることができる。
【0054】さらに、画像形成開始可能時間からタイム
アップし画像データ記憶部24の画像データが消去され
てしまっていても、画像形成情報が記憶されて残ってい
るため、この情報を基に画像形成装置2にパスワードや
IDを入力することにより、画像データを再度、転送元
から転送して画像形成を行えるようにしてもよい、その
ため、画像形成情報を画像データよりも後に、例えば更
に15分後に消去するようにしている。
【0055】実施形態1における画像形成処理方法の一
例について、図3及び図4のフローチャートにより説明
する。 S100)画像形成開始指示がなされ、スタートする。 S101)画像データを送信する機器側(例えばPC)
1より画像形成装置2が選択される。 S102)通常処理か極秘(親展)かが選択される。 S103)極秘(親展)か判断され、極秘(親展)では
ないとステップS111に進み、極秘(親展)であると
ステップS121に進む。 S111)選択された画像形成装置2に画像形成情報と
画像データが転送される。 S112)画像形成が行われる。 S113)画像形成処理は終了となる。 S121)ユーザID及びパスワードの入力を指示す
る。 S122)ユーザID及びパスワードの入力を待機して
おり、入力されると次に進む。 S123)印刷開始可能となる時刻の入力を指示する。 S124)時刻の入力を待機しており、入力されると次
に進む。 S125)画像形成開始ボタンが押されるのを待機して
おり、押されると次に進む。 S131)選択された画像形成装置2に画像形成情報を
転送する。 S132)画像データ転送開始時刻を算出する。 S133)画像データの転送開始時刻に、画像データを
選択された画像形成装置2に転送する。 S134)画像を展開処理して画像データ記憶部24に
格納する。 S135)画像形成可能時刻になるのを待機しており、
画像形成可能時刻になると次に進む。 S136)ユーザID及びパスワードの入力を許可す
る。 S141)5分経過したか判断され、5分経過していな
いとステップS151に進み、5分経過しているとステ
ップS181に進む。 S151)ユーザID及びパスワードが入力されたか判
断し、入力されるとステップS161に進み、未入力で
あるとステップS141に戻る。 S161)ユーザID及びパスワードを照合して正しい
か判断し、正しいとステップS171に進み、正しくな
いとステップS141に戻る。 S171)直前に画像データ記憶部24に格納された画
像データに基づいて画像形成処理が実行され、画像形成
物を得ることができる。 S172)画像形成装置2の画像データ記憶部24の画
像データを消去し、ステップS231に進む。 S181)画像形成装置2の画像データ記憶部24の画
像データを消去する。 S182)15分経過したか判断され、15分経過して
いないとステップS191に進み、15分経過している
とステップS231に進む。 S191)ユーザID及びパスワードが入力されたか判
断し、入力されるとステップS201に進み、未入力で
あるとステップS182に戻る。 S201)ユーザID及びパスワードを照合して正しい
か判断し、正しいとステップS221に進み、正しくな
いとステップS211に進む。 S211)ユーザID及びパスワードの入力を許可し、
そして、ステップS182に戻る。 S221)転送先に印字データの転送を指示し、そし
て、ステップS171に戻る。 S231)画像形成情報を消去する。 S232)画像形成処理が終了する。 このようにして、実施形態1における画像形成処理を行
うことができる。
【0056】実施形態2を説明する。本実施形態の画像
形成システムは、実施形態1(図1参照)とほぼ同じで
あって、情報処理装置1と画像形成装置2とからなり、
これらは、それぞれネットワーク3に接続される。実施
形態1と相違する点は、実施形態2の画像形成システ
ムは、情報処理装置1からの指示に従って転送される画
像データに基づいて選択された画像出力装置2にて画像
形成を行う。実施形態2における情報処理装置1は、
画像データのユーザに関する情報を指定するユーザ指定
手段と、画像データのデータ量及び選択された画像出力
装置の状況により画像形成開始可能タイミングを算出す
る手段とを有し、そして、画像形成開始指示後に、ユー
ザに関する情報及び画像データのデータ量を選択された
画像出力装置に転送する機能と、前記転送された情報に
より画像出力装置で決定される画像開始可能タイミング
の受信に応じた所定のタイミングにて画像データを画像
出力装置に転送する機能を有している。実施形態2に
おける画像出力装置2は、画像形成開始可能タイミング
後の特定の操作により画像形成を可能とする機能を有し
ている。
【0057】実施形態2の画像形成システムにおいて、
極秘画像や親展等の画像データを画像形成出力する場
合、使用する画像形成装置2を選択し、画像形成開始指
示をする前に、画像データを送信する機器側(例えばP
C)1で、例えば極秘ボタン(図示せず)を押すことに
より、極秘、あるいは親展モードとなり、画像形成装置
2で画像の形成を可能にするためのユーザID及びパス
ワード入力要求に応じてユーザID及びパスワードを入
力する。ユーザID及びパスワードが入力されると画像
形成開始指示を促す案内が表示部に表示され、画像形成
開始を指示すると、画像データを送信する機器側(例え
ばPC)1より選択された画像形成装置2に対してユー
ザID及びパスワード、画像データのデータ量、PCの
IDからなる画像形成情報が転送され、画像形成装置2
の記憶部23に格納される。なお、ユーザID及びパス
ワードは、この時点で転送しなくても画像データと共に
転送してもよい。このとき、画像データはPC1の記憶
装置にも保持される。さらにこのとき、画像処理装置2
の記憶部23に転送したデータ量の情報により画像デー
タが格納できる領域を確保しておくことにより、確実に
目標とする時刻までに画像データを転送させることがで
きるようにしておくことが望ましい。画像形成装置2で
は、画像形成情報が転送された時点の状況を考慮し、画
像データのデータ量より、画像形成が開始可能となる時
刻と画像データの転送開始時刻を制御部21で算出し、
その結果を画像データの転送元であるPC1に返信す
る。PC1では、画像形成開始可能となる時刻を表示部
に表示し、画像形成を受付が完了したことを操作者に報
知する。画像データの画像形成装置2への転送は、算出
された画像データ転送開始時刻になるとPC1より転送
され画像形成装置2のRAM等の記憶部23やHDD等
の画像データ記憶部24に格納を完了させることができ
る。このときの画像データの展開処理等の画像形成のた
めの処理は、PC1または画像形成装置2の何れで行っ
てもよい。但しどちらで処理するか、又は両方で分担処
理するか等について、転送開始時刻を算出する時に考慮
しておく必要がある。出力される画像を受取る人は、画
像形成開始が可能となる時刻までに選択した画像形成装
置2の所に行き、画像形成開始可能時刻になれば(この
とき、画像形成装置2で極秘画像データの画像形成開始
可能になったことを報知する手段を画像形成装置2に設
けておくと画像形成が可能となったことがよく分か
る)、画像形成装置2の操作部27よりユーザID及び
パスワードを入力する。画像形成装置2の制御部21で
予め転送されてきたユーザID及びパスワードと、入力
されたユーザID及びパスワードとを照合し一致すれ
ば、直前に画像データ記憶部24に格納された画像デー
タに基づいて画像形成処理が実行され、画像形成物を得
ることができる。さらにこのとき、画像形成を実行する
と共にあるいは、実行後すぐに画像形成した画像データ
を画像データ記憶部24から消去する。こうすることに
より、画像形成装置の出力部に画像形成物が長時間保持
され、第三者の目に触れたり盗難に遭って秘密情報が漏
れることを防止できる。また、画像データ記憶装置内に
画像データが格納されている時間が短いために、画像デ
ータ記憶部24を取外されて極秘の情報が盗難に遭うこ
とを防止することも出来る。
【0058】出力される画像を受取る人が画像形成出力
を忘れたり遅れたりする場合もあるため、その場合を考
慮し、画像開始可能時刻から例えば5分を経過したのに
画像形成が実施されなかった場合にも、画像データ記憶
部24の画像データを消去するようになっている。この
時間は、実施例では5分と設定しているが、故意に情報
を盗むために要する時間に応じて装置ごとに設定される
ものでありこの限りではないし、設定時間を管理者が変
更可能できるようにしておいてもよい、極秘のレベルに
応じて自動的に設定されるようにしてもよい。したがっ
て、画像形成装置24の画像データ記憶部24に長時間
極秘の画像データが格納されたままで保留されることが
なく極秘データを盗むことを困難にすることができる。
【0059】さらに、画像形成開始可能時刻からタイム
アップし画像データ記憶部24の画像データが消去され
てしまっていても、画像形成情報が記憶されて残ってい
るため、この情報を基に画像形成装置2にパスワードや
IDを入力することにより、画像データを再度、転送元
から転送して画像形成を行えるようにしてもよい、その
ため、画像形成情報を画像データよりも後に例えば更に
15分後に消去するようにしている。
【0060】実施形態2における画像形成処理方法の一
例について、図5及び図6のフローチャートにより説明
する。 S300)画像形成開始指示がなされ、スタートする。 S301)画像データを送信する機器側(例えばPC)
1より使用する画像形成装置2が選択される。 S302)通常処理か極秘(親展)かが選択される。 S303)極秘(親展)か判断され、極秘(親展)では
ないとステップS311に進み、極秘(親展)であると
ステップS321に進む。 S311)選択された画像形成装置2に画像形成情報と
画像データが転送される。 S312)画像形成が行われる。 S313)画像形成処理は終了となる。 S321)ユーザID及びパスワードの入力を指示す
る。 S322)ユーザID及びパスワードの入力を待機して
おり、入力されると次に進む。 S323)画像形成開始を指示する。 S324)画像形成開始が指示されるのを待機してお
り、指示されると次に進む。 S325)画像形成情報を画像形成装置2に転送する。 S326)画像形成開始可能時刻と画像データ転送開始
時刻を算出する。 S327)算出された画像形成開始可能時刻を返信して
表示する。 S328)画像データの転送開始時刻に画像データを選
択された画像形成装置2に転送する。 S329)画像を展開処理して画像データ記憶部24に
格納する。 S330)画像形成可能時刻になるのを待機しており、
時刻になると次に進む。 S331)ユーザID及びパスワードの入力を許可す
る。 S332)5分経過したか判断され、5分経過していな
いとステップS341に進み、5分経過しているとステ
ップS371に進む。 S341)ユーザID及びパスワードが入力されたか判
断し、入力されるとステップS351に進み、未入力で
あるとステップS332に戻る。 S351)ユーザID及びパスワードを照合して正しい
か判断し、正しいとステップS361に進み、正しくな
いとステップS331に戻る。 S361)画像データ記憶部24に格納された画像デー
タに基づいて画像形成処理が実行され、画像形成物を得
ることができる。 S362)画像形成装置2の画像データ記憶部24の画
像データを消去し、ステップS421に進む。 S371)画像形成装置2の画像データ記憶部24の画
像データを消去する。 S372)15分経過したか判断され、15分経過して
いないとステップS381に進み、15分経過している
とステップS421に進む。 S381)ユーザID及びパスワードが入力されたか判
断し、入力されるとステップS391に進み、未入力で
あるとステップS372に戻る。 S391)ユーザID及びパスワードを照合して正しい
か判断し、正しいとステップS411に進み、正しくな
いとステップS401に進む。 S401)ユーザID及びパスワードの入力を許可し、
そして、ステップS372に戻る。 S411)転送先に印字データの転送を指示し、そし
て、ステップS361に戻る。 S421)画像形成情報を消去する。 S422)画像形成処理は終了する。 このようにして、実施形態2における画像形成処理を行
うことができる。
【0061】なお、上記実施形態では、画像形成システ
ム、情報処理装置、画像出力装置及び画像形成処理方法
について説明したが、画像データのユーザに関する情報
を指定する機能、画像形成を開始可能とするタイミング
を指定する機能、ユーザに関する情報、画像形成開始可
能とするタイミングに関する情報及び画像データのデー
タ量からなる画像形成情報を転送する機能、画像データ
を転送する機能、画像形成指示により画像形成情報を画
像出力装置に転送する機能及びその後所定のタイミング
にて画像データを画像出力装置に転送する機能、又は、
画像形成を画像形成開始可能タイミング経過後に行う機
能、あるいは、画像データのユーザに関する情報を指定
する機能、画像データのデータ量及び選択された画像出
力装置の状況により画像形成開始可能タイミングを算出
する機能、画像形成開始指示後に、ユーザに関する情報
及び画像データのデータ量を選択された画像出力装置に
転送する機能、前記転送された情報により画像出力装置
で決定される画像開始可能タイミングの受信に応じた所
定のタイミングにて画像データを画像出力装置に転送す
る機能、又は、前記画像形成開始可能タイミング後の特
定の操作により画像形成を可能とする機能をコンピュー
タに実行させるためのプログラムからなるコンピュータ
・ソフトウエア又はこのコンピュータ・ソフトウエアを
格納したコンピュータ読取可能な記録媒体(例えば、C
D−ROM)を使用して、情報処理装置又は画像出力装
置を本発明の画像形成システムに使用することは可能で
ある。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、第三者に見られては不
都合な画像データを出力装置に長時間格納したまま放置
されることがなく、しかもユーザが出力機で画像形成指
示をするとすぐに画像形成でき処理時間の短い画像形成
システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の画像形成システムの説明図。
【図2】実施形態1の画像形成システムの内部構成の説
明図。
【図3】実施形態1における画像形成処理のフローチャ
ートの一例の前半の説明図。
【図4】実施形態1における画像形成処理のフローチャ
ートの一例の後半の説明図。
【図5】実施形態2における画像形成処理のフローチャ
ートの一例の前半の説明図。
【図6】実施形態2における画像形成処理のフローチャ
ートの一例の後半の説明図。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 画像出力装置 2a プリンタ 2b ファクシミリ 2c デジタル複合機 3 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 BA03 BC05 BC07 BD41 DA13 DA14 2C187 AD03 GD01 GD02 2H027 EE07 EE08 EJ03 EJ15 FD08 ZA07 5B021 AA01 AA19 BB00 5C062 AA05 AA13 AB22 AB38 AB42 AC23 AC41 AC42 AF00 BA04

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置と、該情報処理装置と接続
    される画像出力装置とからなり、そして、前記情報処理
    装置からの指示に従って転送される画像データに基づい
    て画像形成を行う画像形成システムにおいて、 前記情報処理装置は、画像データのユーザに関する情報
    を指定するユーザ指定手段と、画像形成を開始可能とす
    るタイミングを指定する開始タイミング指定手段と、ユ
    ーザに関する情報、画像形成開始可能とするタイミング
    に関する情報及び画像データのデータ量からなる画像形
    成情報を転送する画像形成情報転送手段と、画像データ
    を転送する画像データ転送手段とを有するとともに、画
    像形成指示により画像形成情報を画像出力装置に転送す
    る機能と、その後所定のタイミングにて画像データを画
    像出力装置に転送する機能を有し、一方、画像出力装置
    は、画像形成を画像形成開始可能タイミング経過後に行
    う機能を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 上記所定のタイミングとは、画像形成開
    始可能タイミングの直前に画像出力装置の記憶手段への
    画像データの格納が終了するタイミングである請求項1
    記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 上記画像出力装置は、画像データについ
    て予め設定した時刻から所定時間を経過すると、該画像
    データの形成出力を行わない機能を有する請求項1記載
    の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 上記画像出力装置は、出力ユーザ情報を
    入力する手段と、入力された出力ユーザ情報と予め転送
    されたユーザ情報とを照合する手段とを有し、出力ユー
    ザ情報が予め転送されたユーザ情報と一致すると、該当
    する画像データの画像出力を許可する機能を有する請求
    項1記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 上記画像出力装置は、画像形成開始可能
    タイミングから所定の時間を経過すると、該当する画像
    データを消去する機能を有する請求項1記載の画像形成
    システム。
  6. 【請求項6】 上記画像出力装置は、画像データを消去
    した後、さらに所定の時間後に該当する画像形成情報を
    消去する機能を有する請求項1記載の画像形成システ
    ム。
  7. 【請求項7】 情報処理装置と、該情報処理装置と接続
    される複数の画像出力装置とからなり、そして、前記情
    報処理装置からの指示に従って転送される画像データに
    基づいて選択された画像出力装置にて画像形成を行う画
    像形成システムにおいて、 前記情報処理装置は、画像データのユーザに関する情報
    を指定するユーザ指定手段と、画像データのデータ量及
    び選択された画像出力装置の状況により画像形成開始可
    能タイミングを算出する手段とを有し、そして、画像形
    成開始指示後に、ユーザに関する情報及び画像データの
    データ量を選択された画像出力装置に転送する機能と、
    前記転送された情報により画像出力装置で決定される画
    像開始可能タイミングの受信に応じた所定のタイミング
    にて画像データを画像出力装置に転送する機能を有し、
    一方、選択された画像出力装置は、前記画像形成開始可
    能タイミング後の特定の操作により画像形成を可能とす
    る機能を有することを特徴とする画像形成システム。
  8. 【請求項8】 上記所定のタイミングとは、算出された
    前記画像形成開始可能タイミングから、前記画像データ
    量より展開処理及び画像出力装置の記憶手段への転送の
    時間の予測時間を逆算したタイミングである請求項7記
    載の画像形成システム。
  9. 【請求項9】 算出された画像形成開始可能時刻からの
    所定時間を経過すると、画像の形成出力を行わない機能
    を有する請求項7記載の画像形成システム。
  10. 【請求項10】 上記画像出力装置は、ユーザ情報を入
    力する手段と、入力されたユーザ情報と予め転送された
    ユーザ情報とを照合する手段とを有するとともに、画像
    形成開始可能タイミングより後に、入力されたユーザ情
    報が予め転送されたユーザ情報と一致すると、該当する
    画像データの画像形成を許可する機能を有する請求項7
    記載の画像形成システム。
  11. 【請求項11】 上記画像出力装置は、画像形成開始可
    能タイミングから所定の時間を経過しても画像形成処理
    がなされないと、記憶装置に格納されている画像データ
    を消去する機能を有する請求項7記載の画像形成システ
    ム。
  12. 【請求項12】 上記画像出力装置は、タイムアップに
    より画像データが消去された後、さらに所定の時間後に
    前記画像形成情報を消去する機能を有する請求項7記載
    の画像形成システム。
  13. 【請求項13】 情報処理装置と、該情報処理装置と接
    続される画像出力装置とからなり、そして、前記情報処
    理装置からの指示に従って転送される画像データに基づ
    いて画像形成を行う画像形成システムに使用される情報
    処理装置であって、 画像データのユーザに関する情報を指定するユーザ指定
    手段と、画像形成を開始可能とするタイミングを指定す
    る開始タイミング指定手段と、ユーザに関する情報、画
    像形成開始可能とするタイミングに関する情報及び画像
    データのデータ量からなる画像形成情報を転送する画像
    形成情報転送手段と、画像データを転送する画像データ
    転送手段とを有するとともに、画像形成指示により画像
    形成情報を画像出力装置に転送する機能と、その後所定
    のタイミングにて画像データを画像出力装置に転送する
    機能を有することを特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 情報処理装置と、該情報処理装置と接
    続される画像出力装置とからなり、そして、前記情報処
    理装置からの指示に従って転送される画像データに基づ
    いて画像形成を行う画像形成システムに使用される画像
    出力装置であって、 画像形成を画像形成開始可能タイミング経過後に行う機
    能を有することを特徴とする画像出力装置。
  15. 【請求項15】 情報処理装置と、該情報処理装置と接
    続される複数の画像出力装置とからなり、そして、前記
    情報処理装置からの指示に従って転送される画像データ
    に基づいて選択された画像出力装置にて画像形成を行う
    画像形成システムに使用される情報処理装置であって、 画像データのユーザに関する情報を指定するユーザ指定
    手段と、画像データのデータ量及び選択された画像出力
    装置の状況により画像形成開始可能タイミングを算出す
    る手段とを有し、そして、画像形成開始指示後に、ユー
    ザに関する情報及び画像データのデータ量を選択された
    画像出力装置に転送する機能と、前記転送された情報に
    より画像出力装置で決定される画像開始可能タイミング
    の受信に応じた所定のタイミングにて画像データを画像
    出力装置に転送する機能を有することを特徴とする情報
    処理装置。
  16. 【請求項16】 情報処理装置と、該情報処理装置と接
    続される複数の画像出力装置とからなり、そして、前記
    情報処理装置からの指示に従って転送される画像データ
    に基づいて選択された画像出力装置にて画像形成を行う
    画像形成システムに使用される画像出力装置であって、 画像形成開始可能タイミング後の特定の操作により画像
    形成を可能とする機能を有することを特徴とする画像出
    力装置。
  17. 【請求項17】 情報処理装置と画像出力装置が接続さ
    れ、前記情報処理装置からの指示に従って画像形成を行
    う画像形成処理方法において、 第三者に対して秘密である画像データを処理するモード
    である場合に、ユーザに関するユーザ情報を指定し、画
    像形成を開始可能とする画像形成開始可能タイミングを
    指定し、前記情報処理装置からの画像形成指示に応じて
    前記ユーザ情報と前記画像形成開始可能タイミング情報
    と画像データのデータ量とからなる画像形成情報を転送
    し、その後、所定のタイミングにて画像データを画像出
    力装置に転送し、画像形成を可能とすることを特徴とす
    る画像形成処理方法。
  18. 【請求項18】 前記所定のタイミングとは、前記画像
    形成開始可能タイミングと前記画像データ量より算出さ
    れるタイミングで、前記画像データ量より展開処理及び
    画像出力装置の記憶手段への転送の時間を予測し、前記
    画像形成開始可能タイミングよりも前で、画像形成開始
    可能タイミングの直前に画像出力装置の記憶手段への画
    像データの格納が終了することができるタイミングであ
    る請求項13記載の画像形成処理方法。
  19. 【請求項19】 前記画像形成システムは、ユーザ情報
    を入力する手段と、入力されたユーザ情報と予め転送さ
    れたユーザ情報とを照合する手段とを有し、画像形成可
    能開始タイミングより後に、入力されたユーザ情報が予
    め転送されたユーザ情報と一致した場合に、該当する画
    像データの画像形成を許可する請求項13記載の画像形
    成処理方法。
  20. 【請求項20】 情報処理装置及び画像出力装置が接続
    され、前記情報処理装置からの指示に従って転送される
    画像データに基づいて選択された画像出力装置にて画像
    形成を行う画像形成処理方法において、 第三者に対して秘密である画像データを処理するモード
    である場合に、ユーザに関する情報を指定するユーザ情
    報指定し、前記画像データのデータ量と選択された画像
    形成装置の状況より画像形成開始可能タイミングを算出
    し、画像形成開始指示後に、前記ユーザ情報と画像デー
    タのデータ量とを選択された画像出力装置に転送し、前
    記の転送された情報により画像出力装置で決定される画
    像開始可能タイミングの受信に応じた所定のタイミング
    にて画像データを画像出力装置に転送し、前記画像形成
    開始可能タイミング後の特定の操作により前記画像出力
    装置の画像形成を可能とすることを特徴とする画像形成
    処理方法。
  21. 【請求項21】 前記所定のタイミングとは、算出され
    た前記画像形成開始可能タイミングから、前記画像デー
    タ量より展開処理及び画像出力装置の記憶手段への転送
    の時間の予測時間を逆算したタイミングである請求項1
    6記載の画像形成処理方法。
  22. 【請求項22】 前記画像形成システムは、ユーザ情報
    を入力する手段と、入力されたユーザ情報と予め転送さ
    れたユーザ情報とを照合する手段とを有し、画像形成開
    始可能タイミングより後に、入力されたユーザ情報が予
    め転送されたユーザ情報と一致した場合に、該当する画
    像データの画像形成を許可する請求項16記載の画像形
    成処理方法。
  23. 【請求項23】 情報処理装置と、該情報処理装置と接
    続される画像出力装置とからなり、そして、前記情報処
    理装置からの指示に従って転送される画像データに基づ
    いて画像形成を行う画像形成システム、あるいは、情報
    処理装置と、該情報処理装置と接続される複数の画像出
    力装置とからなり、そして、前記情報処理装置からの指
    示に従って転送される画像データに基づいて選択された
    画像出力装置にて画像形成を行う画像形成システムに使
    用されるコンピュータ・ソフトウエアであって、 画像データのユーザに関する情報を指定する機能、画像
    形成を開始可能とするタイミングを指定する機能、ユー
    ザに関する情報、画像形成開始可能とするタイミングに
    関する情報及び画像データのデータ量からなる画像形成
    情報を転送する機能、画像データを転送する機能、画像
    形成指示により画像形成情報を画像出力装置に転送する
    機能及びその後所定のタイミングにて画像データを画像
    出力装置に転送する機能、又は、画像形成を画像形成開
    始可能タイミング経過後に行う機能、あるいは、画像デ
    ータのユーザに関する情報を指定する機能、画像データ
    のデータ量及び選択された画像出力装置の状況により画
    像形成開始可能タイミングを算出する機能、画像形成開
    始指示後に、ユーザに関する情報及び画像データのデー
    タ量を選択された画像出力装置に転送する機能、前記転
    送された情報により画像出力装置で決定される画像開始
    可能タイミングの受信に応じた所定のタイミングにて画
    像データを画像出力装置に転送する機能、又は、前記画
    像形成開始可能タイミング後の特定の操作により画像形
    成を可能とする機能をコンピュータに実行させるための
    プログラムからなるコンピュータ・ソフトウエア。
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