JP2002277392A - 微量イソプロピルアルコール測定装置 - Google Patents
微量イソプロピルアルコール測定装置Info
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- JP2002277392A JP2002277392A JP2001073879A JP2001073879A JP2002277392A JP 2002277392 A JP2002277392 A JP 2002277392A JP 2001073879 A JP2001073879 A JP 2001073879A JP 2001073879 A JP2001073879 A JP 2001073879A JP 2002277392 A JP2002277392 A JP 2002277392A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 微量IPAを含む水溶液のIPA濃度を精度
よく測定できるようにする。 【解決手段】 光束6aの光はダイクロイックミラー1
0で反射されて200nmより短波長域の光のみがセル
2中の試料水に導かれる。その光のうち190nmより
短波長側の光が試料水の水により吸収されて、190〜
200nmの波長領域の光のみが全反射ミラー14a,
14bで反射されて再びセル2中の試料水を透過し、レ
ンズ16で検出器18に集光されて検出される。このと
き、試料水中のIPAによる光吸収が起こる。光束6b
が反射ミラー12で反射された光によるIPAの吸収の
影響をほとんど受けない光源強度を表わす参照光を測定
し、それらの差(差吸光度)をもとに試料水中のIPA
濃度が定量する。
よく測定できるようにする。 【解決手段】 光束6aの光はダイクロイックミラー1
0で反射されて200nmより短波長域の光のみがセル
2中の試料水に導かれる。その光のうち190nmより
短波長側の光が試料水の水により吸収されて、190〜
200nmの波長領域の光のみが全反射ミラー14a,
14bで反射されて再びセル2中の試料水を透過し、レ
ンズ16で検出器18に集光されて検出される。このと
き、試料水中のIPAによる光吸収が起こる。光束6b
が反射ミラー12で反射された光によるIPAの吸収の
影響をほとんど受けない光源強度を表わす参照光を測定
し、それらの差(差吸光度)をもとに試料水中のIPA
濃度が定量する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水に溶解した微量の
イソプロピルアルコール(以下、IPAと称す)を測定
する装置に関するものである。
イソプロピルアルコール(以下、IPAと称す)を測定
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスにおいては、シリコ
ンウエハを洗浄する洗浄水として純水にごく僅かなIP
Aを添加した水が使用されている。その洗浄水中のIP
A濃度は一般的に数百ppm〜数十ppmである。
ンウエハを洗浄する洗浄水として純水にごく僅かなIP
Aを添加した水が使用されている。その洗浄水中のIP
A濃度は一般的に数百ppm〜数十ppmである。
【0003】このごく微量のIPAを含んだ水溶液中の
IPAを定量測定しようとした場合、一般に分光測定に
用いられている干渉フィルター方式の分光光度計や回折
格子を分光素子に用いた分光光度計では精度良く測定す
ることができない。これは次の理由による。
IPAを定量測定しようとした場合、一般に分光測定に
用いられている干渉フィルター方式の分光光度計や回折
格子を分光素子に用いた分光光度計では精度良く測定す
ることができない。これは次の理由による。
【0004】IPAは図3に示されるように250nm
より短波長側に大きな紫外線吸収帯をもっており、この
IPAが微量に水に溶解した状態では図4に示すように
その吸収スペクトルは200〜190nmを境に大きな
傾斜を持つ。図3及び図4で横軸は波長(nm)、縦軸
は空気に対する吸光度である。本発明の用途のように数
十PPM程度の微量のIPA濃度を精度よく測定しよう
とする場合、測定の感度を十分に得るためには大きな吸
収特性を持つ波長を選択するべきであるが、吸収が大き
すぎると逆に検出器の感度に対して十分な光量が得られ
ず、結果的に測定の感度が損なわれることになる。従っ
て、例えばゼロ〜百PPM程度のIPA濃度を精度良く
測定するためには、数百PPMで透過光量が数%になる
ような190nm以下の短波長光が入射するとS/N
(信号対ノイズ比)が低下して測定に悪影響を与える。
また、数PPMのIPA濃度に対して光量変化のない2
00nm以上の光も測定には余計な光であり、入射する
とその分測定の感度を低下させることになる。つまりこ
のような濃度のIPA濃度を測定するにはIPAの吸収
スペクトルのちょうど立ち上がり傾斜部分(この場合1
90〜200nm)を選択的に分光した測定光を用いる
必要がある。
より短波長側に大きな紫外線吸収帯をもっており、この
IPAが微量に水に溶解した状態では図4に示すように
その吸収スペクトルは200〜190nmを境に大きな
傾斜を持つ。図3及び図4で横軸は波長(nm)、縦軸
は空気に対する吸光度である。本発明の用途のように数
十PPM程度の微量のIPA濃度を精度よく測定しよう
とする場合、測定の感度を十分に得るためには大きな吸
収特性を持つ波長を選択するべきであるが、吸収が大き
すぎると逆に検出器の感度に対して十分な光量が得られ
ず、結果的に測定の感度が損なわれることになる。従っ
て、例えばゼロ〜百PPM程度のIPA濃度を精度良く
測定するためには、数百PPMで透過光量が数%になる
ような190nm以下の短波長光が入射するとS/N
(信号対ノイズ比)が低下して測定に悪影響を与える。
また、数PPMのIPA濃度に対して光量変化のない2
00nm以上の光も測定には余計な光であり、入射する
とその分測定の感度を低下させることになる。つまりこ
のような濃度のIPA濃度を測定するにはIPAの吸収
スペクトルのちょうど立ち上がり傾斜部分(この場合1
90〜200nm)を選択的に分光した測定光を用いる
必要がある。
【0005】特定の波長を選択的に分光する一般的な手
段として干渉フィルターがあるが、紫外領域ではその透
過率が著しく低下する。例えば図5は195nmに透過
率のピークを持つように設計された干渉フィルターであ
るが、その透過率は最大で7%余りに過ぎず、ピーク波
長の透過率が低いので透過スペクトル特性として非常に
なまったものとなっている。従って190〜200nm
という狭帯域の波長範囲のみを取り出すと言う点でその
選別性が乏しく、しかも透過率が低いことから十分な信
号検出感度が得られない。干渉フィルターの透過率が短
波長側で低くなる原因は、干渉フィルターに使用されて
いる金属蒸着膜が紫外域に吸収を持つためであり、原理
的に防ぎようのないことである。従って190〜200
nmという狭帯域の波長範囲を選択的に分光する手段と
して干渉フィルターは利用できない。
段として干渉フィルターがあるが、紫外領域ではその透
過率が著しく低下する。例えば図5は195nmに透過
率のピークを持つように設計された干渉フィルターであ
るが、その透過率は最大で7%余りに過ぎず、ピーク波
長の透過率が低いので透過スペクトル特性として非常に
なまったものとなっている。従って190〜200nm
という狭帯域の波長範囲のみを取り出すと言う点でその
選別性が乏しく、しかも透過率が低いことから十分な信
号検出感度が得られない。干渉フィルターの透過率が短
波長側で低くなる原因は、干渉フィルターに使用されて
いる金属蒸着膜が紫外域に吸収を持つためであり、原理
的に防ぎようのないことである。従って190〜200
nmという狭帯域の波長範囲を選択的に分光する手段と
して干渉フィルターは利用できない。
【0006】高い波長分解能を有する紫外域の分光測定
器として回折格子を備えた分光光度計を使用するという
手段もあるが、回折格子による分光はその条件として微
小のスリットを経由した微弱な光を回折格子によってさ
らに細かく分光するので、波長分離精度は非常に高い
が、検出素子に到達する光の透過率という概念で言うな
らば前記の紫外干渉フィルターよりさらに微弱な検出光
量となり、やはり測定安定性が得られない。
器として回折格子を備えた分光光度計を使用するという
手段もあるが、回折格子による分光はその条件として微
小のスリットを経由した微弱な光を回折格子によってさ
らに細かく分光するので、波長分離精度は非常に高い
が、検出素子に到達する光の透過率という概念で言うな
らば前記の紫外干渉フィルターよりさらに微弱な検出光
量となり、やはり測定安定性が得られない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はごく微量のI
PAを含有する試料水中に、その特性吸収のうち例えば
190nm〜200nmという狭帯域の波長の光のみ限
定して試料水に透過させることにより、IPAの濃度を
精度良く測定できる装置を提供することを目的とするも
のである。
PAを含有する試料水中に、その特性吸収のうち例えば
190nm〜200nmという狭帯域の波長の光のみ限
定して試料水に透過させることにより、IPAの濃度を
精度良く測定できる装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の微量IPA測定
装置は、試料水を収容又は流通させるセルを備えた試料
室と、紫外線光源を有し紫外線領域の波長を含む光を前
記セル中の試料水に照射する照射光学系と、紫外線検出
器を有し、前記セルの透過光を前記紫外線検出器で受光
する受光光学系と、前記照射光学系と受光光学系の少な
くとも一方に設けられ、入射光を波長180〜220n
m付近で反射光と透過光に分離する波長特性をもち、反
射光と透過光のうち波長200nmを含む光を測定光と
して選択するように配置され、測定用光路を形成するミ
ラーとを備えている。
装置は、試料水を収容又は流通させるセルを備えた試料
室と、紫外線光源を有し紫外線領域の波長を含む光を前
記セル中の試料水に照射する照射光学系と、紫外線検出
器を有し、前記セルの透過光を前記紫外線検出器で受光
する受光光学系と、前記照射光学系と受光光学系の少な
くとも一方に設けられ、入射光を波長180〜220n
m付近で反射光と透過光に分離する波長特性をもち、反
射光と透過光のうち波長200nmを含む光を測定光と
して選択するように配置され、測定用光路を形成するミ
ラーとを備えている。
【0009】IPAはセル中の試料水にごく微量含有さ
れており、試料の主成分は水である。ここで水の吸収ス
ペクトルは、図6に示されるように200nm以下の短
波長側に大きな吸収をもっている。そのため、例えば4
00mm以上のセル長では190nm以下の紫外線は試
料水を透過しない。つまりこの場合、試料中のIPAの
含有量と水の量とでは圧倒的に水の方が多いので、測定
光路で前記ミラーにより選択された200nm以下の波
長の光を選択すると、190nm以下の短波長の光が主
成分の水によってほぼ完全に吸収されるため、IPAに
よる光吸収を情報として含む190〜200nmの波長
領域の光だけを紫外線検出器に選択的に入射させて検出
することが可能となる。
れており、試料の主成分は水である。ここで水の吸収ス
ペクトルは、図6に示されるように200nm以下の短
波長側に大きな吸収をもっている。そのため、例えば4
00mm以上のセル長では190nm以下の紫外線は試
料水を透過しない。つまりこの場合、試料中のIPAの
含有量と水の量とでは圧倒的に水の方が多いので、測定
光路で前記ミラーにより選択された200nm以下の波
長の光を選択すると、190nm以下の短波長の光が主
成分の水によってほぼ完全に吸収されるため、IPAに
よる光吸収を情報として含む190〜200nmの波長
領域の光だけを紫外線検出器に選択的に入射させて検出
することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】前記ミラーは210nm付近で光
を反射光と透過光に分離するダイクロイックミラー又は
210nmから短波長側の領域を反射または透過するバ
ンドカットミラーもしくはバンドパスフィルターである
ことが好ましい。
を反射光と透過光に分離するダイクロイックミラー又は
210nmから短波長側の領域を反射または透過するバ
ンドカットミラーもしくはバンドパスフィルターである
ことが好ましい。
【0011】ダイクロイックミラーとは例えば合成石英
基板に金属薄膜を蒸着するなどして特定の波長以下の光
を反射させ、それ以上の光を透過させるという波長特性
を持ったミラーのことで、現在では仕様として波長特性
を指定することにより所望の特性を有するミラーを作成
することは容易である。
基板に金属薄膜を蒸着するなどして特定の波長以下の光
を反射させ、それ以上の光を透過させるという波長特性
を持ったミラーのことで、現在では仕様として波長特性
を指定することにより所望の特性を有するミラーを作成
することは容易である。
【0012】ダイクロイックミラーを照射光学系に使用
した場合について説明する。図7は200〜210nm
にかけて入射光を反射光と透過光に分離するダイクロイ
ックミラーの波長特性を示したものである。このダイク
ロイックミラーは200〜210nm付近の波長を境に
して、それよりも長波長側の光を透過させ、それよりも
短波長側の光を反射させる特性を持っている。このダイ
クロイックミラーで反射された200nmより短波長の
光がセル中の試料水に照射されると、190nm以下の
短波長の光が水により吸収されるため、190〜200
nmの波長領域の光だけがセル中の試料水を透過して紫
外線検出器に入射して検出される。
した場合について説明する。図7は200〜210nm
にかけて入射光を反射光と透過光に分離するダイクロイ
ックミラーの波長特性を示したものである。このダイク
ロイックミラーは200〜210nm付近の波長を境に
して、それよりも長波長側の光を透過させ、それよりも
短波長側の光を反射させる特性を持っている。このダイ
クロイックミラーで反射された200nmより短波長の
光がセル中の試料水に照射されると、190nm以下の
短波長の光が水により吸収されるため、190〜200
nmの波長領域の光だけがセル中の試料水を透過して紫
外線検出器に入射して検出される。
【0013】ダイクロイックミラーに替えてバンドカッ
トミラーを用いることもできる。たとえば、図8は18
0〜200nmの波長領域の光を反射させ、それ以外の
波長領域の光を透過させるように設計されたバンドカッ
トミラーの波長特性を示したものである。図9はその反
射領域付近の横軸(波長)を拡大して示したものであ
る。
トミラーを用いることもできる。たとえば、図8は18
0〜200nmの波長領域の光を反射させ、それ以外の
波長領域の光を透過させるように設計されたバンドカッ
トミラーの波長特性を示したものである。図9はその反
射領域付近の横軸(波長)を拡大して示したものであ
る。
【0014】バンドカットミラーとは誘電体多層膜の多
重反射を利用して特定の波長帯のみを選択的に反射させ
るミラーであるが、設計上そのカット波長は急峻にはで
きず、また反射帯の半値幅もせいぜい30nmくらいで
このミラーだけで190〜200nmの狭帯域の測定光
を得ることはできない。しかしこのバンドカットミラー
を上記測定光路に配置すると、やはり190nm以下の
短波長の光が水により吸収されるため、190〜200
nmの狭帯域の測定光だけがセル中の試料水を透過して
紫外線検出器に入射して検出される。
重反射を利用して特定の波長帯のみを選択的に反射させ
るミラーであるが、設計上そのカット波長は急峻にはで
きず、また反射帯の半値幅もせいぜい30nmくらいで
このミラーだけで190〜200nmの狭帯域の測定光
を得ることはできない。しかしこのバンドカットミラー
を上記測定光路に配置すると、やはり190nm以下の
短波長の光が水により吸収されるため、190〜200
nmの狭帯域の測定光だけがセル中の試料水を透過して
紫外線検出器に入射して検出される。
【0015】また同じ原理で200〜210nmを境に
それより短波長側を透過させるミラーをフィルターとし
て用い、その場合その透過光を測定光に利用して同様に
狭帯域の波長の光を得る事が可能であるが、先の干渉フ
ィルターでもそうであったように、今のところ都合良く
200nm以下の波長だけを透過するようなミラーが存
在しない。
それより短波長側を透過させるミラーをフィルターとし
て用い、その場合その透過光を測定光に利用して同様に
狭帯域の波長の光を得る事が可能であるが、先の干渉フ
ィルターでもそうであったように、今のところ都合良く
200nm以下の波長だけを透過するようなミラーが存
在しない。
【0016】波長を選択するためのダイクロイックミラ
ー又はバンドカットミラーは、照射光学系と受光光学系
のいずれに設けてもよく、又は両方に設けてもよい。ダ
イクロイックミラー及びバンドカットミラーは、反射波
長領域と透過波長領域の境界が急峻ではなく、波長選択
性が優れているとは言えないが、これらのミラーを測定
光路に複数枚配置することにより波長選択性を高めるこ
とができる。干渉フィルターでは波長領域190〜20
0nmにおける光の透過率は10%程度であったもの
が、本発明によりダイクロイックミラー又はバンドカッ
トミラーを使用することにより90%以上の透過率を得
ることができる。
ー又はバンドカットミラーは、照射光学系と受光光学系
のいずれに設けてもよく、又は両方に設けてもよい。ダ
イクロイックミラー及びバンドカットミラーは、反射波
長領域と透過波長領域の境界が急峻ではなく、波長選択
性が優れているとは言えないが、これらのミラーを測定
光路に複数枚配置することにより波長選択性を高めるこ
とができる。干渉フィルターでは波長領域190〜20
0nmにおける光の透過率は10%程度であったもの
が、本発明によりダイクロイックミラー又はバンドカッ
トミラーを使用することにより90%以上の透過率を得
ることができる。
【0017】光源強度の変動を補正するためには、照射
光学系及び受光光学系はダイクロイックミラー又はバン
ドカットミラーを経ないで紫外線光源からの光によるセ
ルの透過光を検出するための参照用光路も備えており、
照射光学系又は受光光学系には測定用光路と参照用光路
の一方を通過させ他方を遮光するように光路を切り替え
て選択する切替え機構を備えていることが好ましい。そ
の場合、試料水中のIPAを測定するときは測定用光路
を開き、参照用光路を遮光しておく。光源の強度を検出
するときは、逆に測定用光路を遮光し、参照用光路を開
く。参照用光路による照射光は光源からの全波長の光を
含んでいるため微量のIPAによる吸収の影響は無視で
きる。
光学系及び受光光学系はダイクロイックミラー又はバン
ドカットミラーを経ないで紫外線光源からの光によるセ
ルの透過光を検出するための参照用光路も備えており、
照射光学系又は受光光学系には測定用光路と参照用光路
の一方を通過させ他方を遮光するように光路を切り替え
て選択する切替え機構を備えていることが好ましい。そ
の場合、試料水中のIPAを測定するときは測定用光路
を開き、参照用光路を遮光しておく。光源の強度を検出
するときは、逆に測定用光路を遮光し、参照用光路を開
く。参照用光路による照射光は光源からの全波長の光を
含んでいるため微量のIPAによる吸収の影響は無視で
きる。
【0018】試料水中のIPAはごく微量であるため、
吸光度が小さい。そのため、セルでの光路長を長くして
吸光度を大きくするために、記照射光学系と受光光学系
はセルに対して同じ側に配置され、セルに対して照射光
学系及び受光光学系の反対側には、照射光学系から照射
されてセルを透過してきた光を反射させ、再びセルを透
過させて受光光学系に導くように配置されたミラーが設
けられていることが好ましい。この場合、セルに対して
照射光学系及び受光光学系の反対側に配置されたミラー
は、測定用光路においては全てダイクロイックミラー又
はバンドカットミラーであり、参照用光路においては全
て全反射ミラーであるようにすることができる。
吸光度が小さい。そのため、セルでの光路長を長くして
吸光度を大きくするために、記照射光学系と受光光学系
はセルに対して同じ側に配置され、セルに対して照射光
学系及び受光光学系の反対側には、照射光学系から照射
されてセルを透過してきた光を反射させ、再びセルを透
過させて受光光学系に導くように配置されたミラーが設
けられていることが好ましい。この場合、セルに対して
照射光学系及び受光光学系の反対側に配置されたミラー
は、測定用光路においては全てダイクロイックミラー又
はバンドカットミラーであり、参照用光路においては全
て全反射ミラーであるようにすることができる。
【0019】
【実施例】図1は本発明による微量IPA測定装置の一
実施例を概略的に表わしたものである。2は石英ガラス
製のセルであり、そのセル2には微量のIPAを含んだ
試料水が収容されている。4は紫外線光源であり、その
光源4からの光は、図示を省略している光学系によっ
て、2つの光束6aと6bとなってセル2中の試料水に
導かれる。紫外線光源4としては、水素放電管、D2ラ
ンプ又はXeランプなどを用いることができる。その2
つの光束6a,6bのうちの一方を選択して透過させ、
他方を遮光するために、セクタ8が設けられている。セ
クタ8には一方の光束を通す穴9が開けられており、セ
クタ8を回転させることにより、セル2に導かれる光束
が選択される。
実施例を概略的に表わしたものである。2は石英ガラス
製のセルであり、そのセル2には微量のIPAを含んだ
試料水が収容されている。4は紫外線光源であり、その
光源4からの光は、図示を省略している光学系によっ
て、2つの光束6aと6bとなってセル2中の試料水に
導かれる。紫外線光源4としては、水素放電管、D2ラ
ンプ又はXeランプなどを用いることができる。その2
つの光束6a,6bのうちの一方を選択して透過させ、
他方を遮光するために、セクタ8が設けられている。セ
クタ8には一方の光束を通す穴9が開けられており、セ
クタ8を回転させることにより、セル2に導かれる光束
が選択される。
【0020】一方の光束6aの光路上にはダイクロイッ
クミラー10が配置され、その反射光がセル2中の試料
水に導かれる。ダイクロイックミラー10は図6に示さ
れた波長特性をもっており、その反射光は200nm以
下の短波長域の光である。一方、光束6bの光路上には
全反射ミラー12が配置され、全反射ミラー12で反射
された光もセル2中の試料水に照射される。光源4、ダ
イクロイックミラー10、全反射ミラー12及び光束6
a,6bを作るための光学系(図示は省略されている)
は照射光学系を構成している。
クミラー10が配置され、その反射光がセル2中の試料
水に導かれる。ダイクロイックミラー10は図6に示さ
れた波長特性をもっており、その反射光は200nm以
下の短波長域の光である。一方、光束6bの光路上には
全反射ミラー12が配置され、全反射ミラー12で反射
された光もセル2中の試料水に照射される。光源4、ダ
イクロイックミラー10、全反射ミラー12及び光束6
a,6bを作るための光学系(図示は省略されている)
は照射光学系を構成している。
【0021】セル2に関し、ダイクロイックミラー10
と全反射ミラー12の反対側には、全反射ミラー14
a,14bが配置されている。これらの全反射ミラー1
4a,14bは、ダイクロイックミラー10で反射され
た光と全反射ミラー12で反射された光がともにセル2
の試料水を透過した後、全反射ミラー14aで反射さ
れ、さらに全反射ミラー14bで反射されて再びセル2
の試料水中を透過するように位置と方向が設定されてい
る。
と全反射ミラー12の反対側には、全反射ミラー14
a,14bが配置されている。これらの全反射ミラー1
4a,14bは、ダイクロイックミラー10で反射され
た光と全反射ミラー12で反射された光がともにセル2
の試料水を透過した後、全反射ミラー14aで反射さ
れ、さらに全反射ミラー14bで反射されて再びセル2
の試料水中を透過するように位置と方向が設定されてい
る。
【0022】全反射ミラー14bで反射されセル2の試
料水中を透過した光束は、レンズ16により紫外線検出
器18に集光されて検出される。紫外線検出器18とし
ては光電子増倍管や光電管を用いることができる。レン
ズ16と紫外線検出器18は受光光学系を構成してい
る。光束6aの光路が測定用光路となり、光束6bの光
路が参照用光路となる。
料水中を透過した光束は、レンズ16により紫外線検出
器18に集光されて検出される。紫外線検出器18とし
ては光電子増倍管や光電管を用いることができる。レン
ズ16と紫外線検出器18は受光光学系を構成してい
る。光束6aの光路が測定用光路となり、光束6bの光
路が参照用光路となる。
【0023】図1の実施例の動作について説明する。い
ま、セクタ8により光束6aを通過させるように選択さ
れたものとする。光束6aの光はダイクロイックミラー
10で反射されて200nmより短波長域の光のみがセ
ル2中の試料水に導かれる。その光のうち190nmよ
り短波長側の光が試料水の水により吸収されて、190
〜200nmの波長領域の光のみが全反射ミラー14
a,14bで反射されて再びセル2中の試料水を透過
し、レンズ16で検出器18に集光されて検出される。
このとき、試料水中のIPAによる光吸収が起こる。
ま、セクタ8により光束6aを通過させるように選択さ
れたものとする。光束6aの光はダイクロイックミラー
10で反射されて200nmより短波長域の光のみがセ
ル2中の試料水に導かれる。その光のうち190nmよ
り短波長側の光が試料水の水により吸収されて、190
〜200nmの波長領域の光のみが全反射ミラー14
a,14bで反射されて再びセル2中の試料水を透過
し、レンズ16で検出器18に集光されて検出される。
このとき、試料水中のIPAによる光吸収が起こる。
【0024】一方、セクタ8を切り替えて光束6bを通
過させ、光束6aを遮光するようにしたものとする。光
束6bの光は全反射ミラー12で反射されてセル2中の
試料水を透過し、ミラー14a,14bで反射されて再
びセル2中の試料水を透過し、レンズ18で検出器18
に集光されて検出される。このときも試料水中のIPA
による光吸収は起こっているが、全反射ミラー12で反
射されてセル2中の試料水に照射された光は、光源から
光で水の吸収を受けない200nmより長波長の光を全
て含んでいるので、IPAによる光吸収の影響は無視す
ることができる。
過させ、光束6aを遮光するようにしたものとする。光
束6bの光は全反射ミラー12で反射されてセル2中の
試料水を透過し、ミラー14a,14bで反射されて再
びセル2中の試料水を透過し、レンズ18で検出器18
に集光されて検出される。このときも試料水中のIPA
による光吸収は起こっているが、全反射ミラー12で反
射されてセル2中の試料水に照射された光は、光源から
光で水の吸収を受けない200nmより長波長の光を全
て含んでいるので、IPAによる光吸収の影響は無視す
ることができる。
【0025】このようにして、光束6aによる190〜
200nmの波長域の吸光度と、光束6bが反射ミラー
12で反射された光によるIPAの吸収の影響をほとん
ど受けない光源強度を表わす参照光との差(差吸光度)
が求められる。それをもとに試料水中のIPA濃度が定
量される。
200nmの波長域の吸光度と、光束6bが反射ミラー
12で反射された光によるIPAの吸収の影響をほとん
ど受けない光源強度を表わす参照光との差(差吸光度)
が求められる。それをもとに試料水中のIPA濃度が定
量される。
【0026】図2は本発明による微量IPA測定装置の
他の実施例を概略的に表わしたものである。図1の実施
例と比較すると、測定用光路において、セル2に関し、
ダイクロイックミラー10と全反射ミラー12の反対側
に配置されているミラーがダイクロイックミラー22
a,22bとなっている点が異なっている。このよう
に、測定用光路においてダイクロイックミラーを複数枚
配置することにより、測定用光路の波長選択性を向上さ
せている。IPA測定動作に関しては、図1の実施例と
同じである。
他の実施例を概略的に表わしたものである。図1の実施
例と比較すると、測定用光路において、セル2に関し、
ダイクロイックミラー10と全反射ミラー12の反対側
に配置されているミラーがダイクロイックミラー22
a,22bとなっている点が異なっている。このよう
に、測定用光路においてダイクロイックミラーを複数枚
配置することにより、測定用光路の波長選択性を向上さ
せている。IPA測定動作に関しては、図1の実施例と
同じである。
【0027】図1、図2の実施例において、ダイクロイ
ックミラー10,22a,22bをバンドカットミラー
に置き換えてもよい。実施例はセル2として試料水を収
容するセルを用いているが、試料水が流通するフローセ
ルを用いることもできる。
ックミラー10,22a,22bをバンドカットミラー
に置き換えてもよい。実施例はセル2として試料水を収
容するセルを用いているが、試料水が流通するフローセ
ルを用いることもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明では照射光学系と受光光学系の少
なくとも一方に、入射光を波長180〜220nm付近
で反射光と透過光に分離する波長特性をもち、反射光と
透過光のうち波長200nmを含む光を測定光として選
択するように配置され、測定用光路を形成するミラーを
備えたので、分光器に干渉フィルターや回折格子を用い
なくても、そのミラーの波長特性と試料水中の水の吸収
とから、微量IPAの濃度測定に必要な波長域の光を選
択的かつ効率良く利用することができるようになり、簡
便な方式の分光光度計で試料水中の微量IPAの定量を
行なうことができる。
なくとも一方に、入射光を波長180〜220nm付近
で反射光と透過光に分離する波長特性をもち、反射光と
透過光のうち波長200nmを含む光を測定光として選
択するように配置され、測定用光路を形成するミラーを
備えたので、分光器に干渉フィルターや回折格子を用い
なくても、そのミラーの波長特性と試料水中の水の吸収
とから、微量IPAの濃度測定に必要な波長域の光を選
択的かつ効率良く利用することができるようになり、簡
便な方式の分光光度計で試料水中の微量IPAの定量を
行なうことができる。
【図1】本発明による微量IPA測定装置の一実施例を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図2】本発明による微量IPA測定装置の他の実施例
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図3】IPAの吸収スペクトルを示す図である。
【図4】低濃度IPA水溶液の吸収スペクトルを示す図
である。
である。
【図5】195nmに透過率のピークをもつように設計
された干渉フィルターの透過スペクトルを示す図であ
る。
された干渉フィルターの透過スペクトルを示す図であ
る。
【図6】水の吸収スペクトルを示す図である。
【図7】一実施例で用いたダイクロイックミラーの波長
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図8】一実施例で用いることのできるバンドカットミ
ラーの波長特性を示す図である。
ラーの波長特性を示す図である。
【図9】同バンドカットミラーの波長特性の反射領域近
傍を拡大して示す図である。
傍を拡大して示す図である。
2 セル 4 紫外線光源 6a,6b 光束 8 セクタ 10,22a,22b ダイクロイックミラー 12,14a,14b 全反射ミラー 18 紫外線検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 貴之 大阪府寝屋川市下木田町14番5号 倉敷紡 績株式会社技術研究所内 (72)発明者 横田 博 大阪府寝屋川市下木田町14番5号 倉敷紡 績株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 2G059 AA01 BB05 CC15 EE01 EE11 FF09 HH03 JJ07 JJ13 JJ22 KK02
Claims (7)
- 【請求項1】 試料水を収容又は流通させるセルを備え
た試料室と、 紫外線光源を有し紫外線領域の波長を含む光を前記セル
中の試料水に照射する照射光学系と、 紫外線検出器を有し、前記セルの透過光を前記紫外線検
出器で受光する受光光学系と、 前記照射光学系と受光光学系の少なくとも一方に設けら
れ、入射光を波長180〜220nm付近で反射光と透
過光に分離する波長特性をもち、反射光と透過光のうち
波長200nmを含む光を測定光として選択するように
配置され、測定用光路を形成するミラーとを備えた水中
の微量イソプロピルアルコール測定装置。 - 【請求項2】 前記ミラーはダイクロイックミラーであ
る請求項1に記載の微量イソプロピルアルコール測定装
置。 - 【請求項3】 前記ミラーは180〜220nm付近の
波長領域を反射又は透過させるバンドカットミラーであ
る請求項1に記載の微量イソプロピルアルコール測定装
置。 - 【請求項4】 前記ミラーは前記測定用光路に沿って複
数枚が配置されている請求項1,2又は3に記載の微量
イソプロピルアルコール測定装置。 - 【請求項5】 前記照射光学系及び受光光学系は前記ミ
ラーを経ないで前記紫外線光源からの光による前記セル
の透過光を検出するための参照用光路も備えており、 前記照射光学系又は受光光学系には測定用光路と参照用
光路の一方を通過させ他方を遮光するように光路を切り
替えて選択する切替え機構を備えている請求項1から4
のいずれかに記載の微量イソプロピルアルコール測定装
置。 - 【請求項6】 前記照射光学系と前記受光光学系は前記
セルに対して同じ側に配置され、前記セルに対して前記
照射光学系及び前記受光光学系の反対側には、前記照射
光学系から照射されて前記セルを透過してきた光を反射
させ、再び前記セルを透過させて前記受光光学系に導く
ように配置されたミラーが設けられている請求項1から
5のいずれかに記載の微量イソプロピルアルコール測定
装置。 - 【請求項7】 前記セルに対して前記照射光学系及び前
記受光光学系の反対側に配置されたミラーは、測定用光
路においては全てダイクロイックミラー又はバンドカッ
トミラーであり、参照用光路においては全て全反射ミラ
ー又は測定用光路と異なる波長のバンドカットミラーで
ある請求項6に記載の微量イソプロピルアルコール測定
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001073879A JP2002277392A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 微量イソプロピルアルコール測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001073879A JP2002277392A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 微量イソプロピルアルコール測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002277392A true JP2002277392A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18931245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001073879A Pending JP2002277392A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 微量イソプロピルアルコール測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002277392A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011160187A1 (en) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | An absorption probe for measuring dissolved organic carbon in an aqueous sample |
CN107167442A (zh) * | 2017-07-10 | 2017-09-15 | 厦门华厦学院 | 一种手机分光光度计及溶液浓度测量方法 |
-
2001
- 2001-03-15 JP JP2001073879A patent/JP2002277392A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011160187A1 (en) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | An absorption probe for measuring dissolved organic carbon in an aqueous sample |
CN102947691A (zh) * | 2010-06-23 | 2013-02-27 | 联邦科学与工业研究组织 | 用于测量含水试样中溶解的有机碳的吸收探头 |
US8957387B2 (en) | 2010-06-23 | 2015-02-17 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Absorption probe for measuring dissolved organic carbon in an aqueous sample |
AU2011269660B2 (en) * | 2010-06-23 | 2015-08-13 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | An absorption probe for measuring dissolved organic carbon in an aqueous sample |
CN107167442A (zh) * | 2017-07-10 | 2017-09-15 | 厦门华厦学院 | 一种手机分光光度计及溶液浓度测量方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080201 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100517 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100622 |
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A02 | Decision of refusal |
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