JP2002276567A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
- F01C17/066—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スクロール圧縮機において、オルダム継手と
その相手部材の耐摩耗性向上を図る。 【解決手段】 固定スクロールと旋回スクロールを備
え、旋回スクロールに旋回運動をさせるためのオルダム
継手が設けられたスクロール圧縮機において、オルダム
継手は、その相手部材との摺動面が母材31にシリコン
32を含有させた材料で構成され、かつ摺動面に表出す
るシリコン32の表面32Aが平面に形成されて、その
平面に形成されたシリコン32の摺動面積に占める割合
が3〜20%、好ましくは5〜15%に設定されてい
る。
その相手部材の耐摩耗性向上を図る。 【解決手段】 固定スクロールと旋回スクロールを備
え、旋回スクロールに旋回運動をさせるためのオルダム
継手が設けられたスクロール圧縮機において、オルダム
継手は、その相手部材との摺動面が母材31にシリコン
32を含有させた材料で構成され、かつ摺動面に表出す
るシリコン32の表面32Aが平面に形成されて、その
平面に形成されたシリコン32の摺動面積に占める割合
が3〜20%、好ましくは5〜15%に設定されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒または空気等
を圧縮するスクロール圧縮機に係り、特に、旋回スクロ
ールに旋回運動を与えるためのオルダム継手について、
その摺動部の耐摩耗性向上を図ったスクロール圧縮機に
関するものである。
を圧縮するスクロール圧縮機に係り、特に、旋回スクロ
ールに旋回運動を与えるためのオルダム継手について、
その摺動部の耐摩耗性向上を図ったスクロール圧縮機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクロール圧縮機は、他形態の圧縮機に
比べて高効率、高信頼性、静音などの優位性を備えてい
るので、冷凍・空調機器やその他様々な分野で広く利用
されている。
比べて高効率、高信頼性、静音などの優位性を備えてい
るので、冷凍・空調機器やその他様々な分野で広く利用
されている。
【0003】このようなスクロール圧縮機は、フレーム
に固定された固定スクロールと、この固定スクロールに
対向配置された旋回スクロールとを備えている。固定ス
クロールは円板状の台板を有し、この台板には渦巻状ラ
ップが形成されている。また、旋回スクロールも円板状
の台板を有し、この台板には渦巻状ラップが形成されて
いる。そして、固定スクロールと旋回スクロールはそれ
ぞれの渦巻状ラップが互いに噛み合う状態に配置され、
固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回運動させ
ることにより、流体を連続的に圧縮して吐出する。
に固定された固定スクロールと、この固定スクロールに
対向配置された旋回スクロールとを備えている。固定ス
クロールは円板状の台板を有し、この台板には渦巻状ラ
ップが形成されている。また、旋回スクロールも円板状
の台板を有し、この台板には渦巻状ラップが形成されて
いる。そして、固定スクロールと旋回スクロールはそれ
ぞれの渦巻状ラップが互いに噛み合う状態に配置され、
固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回運動させ
ることにより、流体を連続的に圧縮して吐出する。
【0004】一般にスクロール圧縮機においては、旋回
スクロールを旋回運動させるために、旋回スクロールの
台板背面にはクランク軸を介してモータが連結され、ま
た旋回スクロールの台板背面とフレームとの間にオルダ
ム継手が設けられている。このオルダム継手はリング状
部材からなり、そのリング状部材の両面にはリング状部
材の直径方向に沿って2個の突起(キー)がそれぞれ設
けられている。なお、リング状部材の一方の面に設けら
れた2個の突起と他方の面に設けられた2個の突起は、
リング状部材の円周方向に沿って互いに90度ずれた位
置に形成されている。
スクロールを旋回運動させるために、旋回スクロールの
台板背面にはクランク軸を介してモータが連結され、ま
た旋回スクロールの台板背面とフレームとの間にオルダ
ム継手が設けられている。このオルダム継手はリング状
部材からなり、そのリング状部材の両面にはリング状部
材の直径方向に沿って2個の突起(キー)がそれぞれ設
けられている。なお、リング状部材の一方の面に設けら
れた2個の突起と他方の面に設けられた2個の突起は、
リング状部材の円周方向に沿って互いに90度ずれた位
置に形成されている。
【0005】一方、旋回スクロールの台板背面とフレー
ムには溝が形成され、リング状部材の一方の面に設けら
れた2個の突起は台板背面の溝に、リング状部材の他方
の面に設けられた2個の突起はフレームの溝にそれぞれ
摺動自在に嵌合されている。そして、モータによってク
ランク軸を回転駆動すると、オルダム継手の各突起が台
板背面やフレームの溝内を往復移動し、これによって、
旋回スクロールが旋回運動をする。
ムには溝が形成され、リング状部材の一方の面に設けら
れた2個の突起は台板背面の溝に、リング状部材の他方
の面に設けられた2個の突起はフレームの溝にそれぞれ
摺動自在に嵌合されている。そして、モータによってク
ランク軸を回転駆動すると、オルダム継手の各突起が台
板背面やフレームの溝内を往復移動し、これによって、
旋回スクロールが旋回運動をする。
【0006】ところで、オルダム継手の各突起は、上記
のように台板背面やフレームの溝内を往復移動するので
摩耗しやすい。特に、突起部に加わる荷重(キー荷重)
が大きい場合、台板背面やフレームの溝内を摺動する突
起部の面圧が増大し、突起部の摺動面に油膜が形成され
にくくなって、突起部が摩耗する恐れがある。
のように台板背面やフレームの溝内を往復移動するので
摩耗しやすい。特に、突起部に加わる荷重(キー荷重)
が大きい場合、台板背面やフレームの溝内を摺動する突
起部の面圧が増大し、突起部の摺動面に油膜が形成され
にくくなって、突起部が摩耗する恐れがある。
【0007】また、近年では、インバータ制御された可
変速スクロール圧縮機によりON/OFF頻度を少なく
し、負荷に応じて吐出量を連続的に制御することによ
り、省エネ化を図る試みがなされており、このような状
況の下で、スクロール圧縮機を低速回転させると突起部
の摺動速度が低下するので、突起部の摺動面には油膜が
更に形成されにくくなり、突起部の摩耗が加速される。
変速スクロール圧縮機によりON/OFF頻度を少なく
し、負荷に応じて吐出量を連続的に制御することによ
り、省エネ化を図る試みがなされており、このような状
況の下で、スクロール圧縮機を低速回転させると突起部
の摺動速度が低下するので、突起部の摺動面には油膜が
更に形成されにくくなり、突起部の摩耗が加速される。
【0008】さらに、塩素分子を含まないHFC冷媒の
場合、突起部の摺動面の潤滑性が低下するため、特にキ
ー荷重が大きく摺動速度が小さい条件下では突起部の摩
耗量が増大する。
場合、突起部の摺動面の潤滑性が低下するため、特にキ
ー荷重が大きく摺動速度が小さい条件下では突起部の摩
耗量が増大する。
【0009】そこで、従来では、アルミニウム製のオル
ダム継手の場合は、突起部の摺動面にSiC分散形の電
気メッキなどの処理を施して、突起部の耐摩耗性を向上
させることが提案されている(特開平3−206383
号公報)。また、鉄系焼結製のオルダム継手の場合は、
突起部の摺動面にホウ化鉄を生成する表面処理を施し
て、突起部の耐摩耗性を向上させることが提案されてい
る(特開平6−81779号公報)。
ダム継手の場合は、突起部の摺動面にSiC分散形の電
気メッキなどの処理を施して、突起部の耐摩耗性を向上
させることが提案されている(特開平3−206383
号公報)。また、鉄系焼結製のオルダム継手の場合は、
突起部の摺動面にホウ化鉄を生成する表面処理を施し
て、突起部の耐摩耗性を向上させることが提案されてい
る(特開平6−81779号公報)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のうちSiC分散形の電気メッキなどの処理を施
したものでは、電気メッキの厚さの寸法管理が必要な
上、メッキ層が剥離、脱落等した場合は突起部の摩耗を
避けることができない。
来技術のうちSiC分散形の電気メッキなどの処理を施
したものでは、電気メッキの厚さの寸法管理が必要な
上、メッキ層が剥離、脱落等した場合は突起部の摩耗を
避けることができない。
【0011】また、突起部の摺動面にホウ化鉄を生成す
る表面処理を施したものでは、突起部の硬度は増加する
が、その突起部が摺動する相手部材、つまり旋回スクロ
ールの台板背面やフレームに形成された溝部が摩耗する
恐れがある。
る表面処理を施したものでは、突起部の硬度は増加する
が、その突起部が摺動する相手部材、つまり旋回スクロ
ールの台板背面やフレームに形成された溝部が摩耗する
恐れがある。
【0012】なお、突起部の摺動面積を拡大して耐摩耗
性を向上させることも考えられるが、摺動面積を拡大さ
せると、オルダム継手が大型化し、それによって、スク
ロール圧縮機の構造を大幅に変更しなければならず、現
実的ではない。
性を向上させることも考えられるが、摺動面積を拡大さ
せると、オルダム継手が大型化し、それによって、スク
ロール圧縮機の構造を大幅に変更しなければならず、現
実的ではない。
【0013】本発明は、スクロール圧縮機において、オ
ルダム継手とその相手部材の耐摩耗性向上を図ることを
課題とする。
ルダム継手とその相手部材の耐摩耗性向上を図ることを
課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、台板に渦巻状ラップを有し該台板がフレ
ームに固定された固定スクロールと、台板に渦巻状ラッ
プを有し、該渦巻状ラップと固定スクロールの渦巻状ラ
ップとが互いに噛み合った状態で設置された旋回スクロ
ールと、旋回スクロールの台板背面とフレームとの間に
設けられたオルダム継手と、旋回スクロールの台板背面
にクランク軸を介して連結され、オルダム継手と協働し
て旋回スクロールに旋回運動をさせる駆動部とを備え、
オルダム継手は、少なくとも旋回スクロールの台板背面
およびフレームとの摺動面が母材にシリコンを含有させ
た材料で構成され、かつ摺動面に表出するシリコンの表
面が平面に形成されて、その平面に形成されたシリコン
の摺動面積に占める割合が3〜20%、好ましくは5〜
15%であることを特徴としている。
に、本発明は、台板に渦巻状ラップを有し該台板がフレ
ームに固定された固定スクロールと、台板に渦巻状ラッ
プを有し、該渦巻状ラップと固定スクロールの渦巻状ラ
ップとが互いに噛み合った状態で設置された旋回スクロ
ールと、旋回スクロールの台板背面とフレームとの間に
設けられたオルダム継手と、旋回スクロールの台板背面
にクランク軸を介して連結され、オルダム継手と協働し
て旋回スクロールに旋回運動をさせる駆動部とを備え、
オルダム継手は、少なくとも旋回スクロールの台板背面
およびフレームとの摺動面が母材にシリコンを含有させ
た材料で構成され、かつ摺動面に表出するシリコンの表
面が平面に形成されて、その平面に形成されたシリコン
の摺動面積に占める割合が3〜20%、好ましくは5〜
15%であることを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、摺動面の耐摩耗性が向
上するとともに、摺動面に表出するシリコンの表面を平
面に形成する際に、母材が僅かに削り取られるので、こ
の削り取られたへこんだ部分に油膜が形成され、潤滑油
の保持性がよくなって、オルダム継手の相手部材である
旋回スクロールの台板背面やフレームの摩耗も抑制する
ことができる。この場合、シリコンの割合が多すぎる
と、削り取られてへこんだ部分の面積が小さくなって、
潤滑油の保持性が低下し、またシリコンの割合が少なす
ぎると、摺動面の耐摩耗性を維持できない。したがっ
て、平面に形成されたシリコンの摺動面積に占める割合
を3〜20%、好ましくは5〜15%に設定している。
上するとともに、摺動面に表出するシリコンの表面を平
面に形成する際に、母材が僅かに削り取られるので、こ
の削り取られたへこんだ部分に油膜が形成され、潤滑油
の保持性がよくなって、オルダム継手の相手部材である
旋回スクロールの台板背面やフレームの摩耗も抑制する
ことができる。この場合、シリコンの割合が多すぎる
と、削り取られてへこんだ部分の面積が小さくなって、
潤滑油の保持性が低下し、またシリコンの割合が少なす
ぎると、摺動面の耐摩耗性を維持できない。したがっ
て、平面に形成されたシリコンの摺動面積に占める割合
を3〜20%、好ましくは5〜15%に設定している。
【0016】また、本発明では、シリコンは、その最大
粒径が100μm以下、好ましくは50μm以下の初晶
ケイ素であることを特徴としている。この場合も、シリ
コンの最大粒径が大きすぎると、削り取られてへこんだ
部分の面積が小さくなって、潤滑油の保持性が低下する
ので、最大粒径が100μm以下、好ましくは50μm
以下に設定している。なお、初晶ケイ素は高硬度で、耐
摩耗性に優れている。
粒径が100μm以下、好ましくは50μm以下の初晶
ケイ素であることを特徴としている。この場合も、シリ
コンの最大粒径が大きすぎると、削り取られてへこんだ
部分の面積が小さくなって、潤滑油の保持性が低下する
ので、最大粒径が100μm以下、好ましくは50μm
以下に設定している。なお、初晶ケイ素は高硬度で、耐
摩耗性に優れている。
【0017】オルダム継手の母材はアルミニウムを含む
金属で形成することができる。
金属で形成することができる。
【0018】上記オルダム継手は鍛造またはダイカスト
にて成形されたものである。このようにすれば、オルダ
ム継手のコスト低減と量産性の向上を図ることができ
る。
にて成形されたものである。このようにすれば、オルダ
ム継手のコスト低減と量産性の向上を図ることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明に係るスクロール圧
縮機の構成を示している。一般にスクロール圧縮機10
は、主要部品として、フレーム11に固定された固定ス
クロール12と、この固定スクロール12に対向配置さ
れた旋回スクロール13と、旋回スクロール13とフレ
ーム11との間に設けられたオルダム継手14と、旋回
スクロール13にクランク軸15を介して連結され、オ
ルダム継手14と協働して旋回スクロール13に旋回運
動をさせる駆動部(図示省略)とを備えている。固定ス
クロール12は円板状の台板12Aを有し、その台板1
2Aには渦巻状ラップ12Bが設けられている。同様
に、旋回スクロール13も円板状の台板13Aを有し、
その台板13Aには渦巻状ラップ13Bが設けられてい
る。そして、固定スクロール12と旋回スクロール13
は、渦巻状ラップ12Bと渦巻状ラップ13Bとが互い
に噛み合うよう配置され、旋回スクロール13が旋回運
動をすることにより、吸入管16から吸入ポート17を
介して吸い込んだ流体を圧縮し、圧縮後の流体を台板1
2A中央の吐出ポート18から上部空間19に吐出す
る。上部空間19に吐出された流体は、吐出管20から
外部に導き出される。
に従って説明する。図1は、本発明に係るスクロール圧
縮機の構成を示している。一般にスクロール圧縮機10
は、主要部品として、フレーム11に固定された固定ス
クロール12と、この固定スクロール12に対向配置さ
れた旋回スクロール13と、旋回スクロール13とフレ
ーム11との間に設けられたオルダム継手14と、旋回
スクロール13にクランク軸15を介して連結され、オ
ルダム継手14と協働して旋回スクロール13に旋回運
動をさせる駆動部(図示省略)とを備えている。固定ス
クロール12は円板状の台板12Aを有し、その台板1
2Aには渦巻状ラップ12Bが設けられている。同様
に、旋回スクロール13も円板状の台板13Aを有し、
その台板13Aには渦巻状ラップ13Bが設けられてい
る。そして、固定スクロール12と旋回スクロール13
は、渦巻状ラップ12Bと渦巻状ラップ13Bとが互い
に噛み合うよう配置され、旋回スクロール13が旋回運
動をすることにより、吸入管16から吸入ポート17を
介して吸い込んだ流体を圧縮し、圧縮後の流体を台板1
2A中央の吐出ポート18から上部空間19に吐出す
る。上部空間19に吐出された流体は、吐出管20から
外部に導き出される。
【0020】旋回スクロール13とフレーム11との間
に設けられたオルダム継手14は、図4に示すようにリ
ング状部材で構成され、その一方の面(上面)に2個の
突起(キー)14A,14Aが、他方の面(下面)に2
個の突起(キー)14B,14Bがそれぞれ設けられて
いる。突起14A,14Aはリングの直径方向に沿って
形成され、突起14B,14Bもリングの直径方向に沿
って形成されている。また、突起14A,14Aと突起
14B,14Bは、リングの円周方向に沿って互いに9
0度ずれた位置に形成されている。すなわち、図5に示
すように、突起14A,14Aを結ぶ直線L1と突起1
4B,14Bを結ぶ直線L2の交わる角度は90度であ
る。
に設けられたオルダム継手14は、図4に示すようにリ
ング状部材で構成され、その一方の面(上面)に2個の
突起(キー)14A,14Aが、他方の面(下面)に2
個の突起(キー)14B,14Bがそれぞれ設けられて
いる。突起14A,14Aはリングの直径方向に沿って
形成され、突起14B,14Bもリングの直径方向に沿
って形成されている。また、突起14A,14Aと突起
14B,14Bは、リングの円周方向に沿って互いに9
0度ずれた位置に形成されている。すなわち、図5に示
すように、突起14A,14Aを結ぶ直線L1と突起1
4B,14Bを結ぶ直線L2の交わる角度は90度であ
る。
【0021】また、旋回スクロール13の台板13Aの
背面には、図2に示すように、溝(キー溝)13Cが形
成され、この溝13C内にオルダム継手14の突起14
Aが摺動自在に嵌合する。一方、フレーム11には、図
3に示すように、フレーム台座11Aに溝(キー溝)1
1Bが形成され、この溝11B内にオルダム継手14の
突起14Bが摺動自在に嵌合する。また図1に示すよう
に、旋回スクロール13の台板13Aの背面には、その
偏心位置にボス部13Dが形成され、クランク軸15先
端のクランクピン15Aはボス部13Dに僅かな遊びを
有して嵌合されている。
背面には、図2に示すように、溝(キー溝)13Cが形
成され、この溝13C内にオルダム継手14の突起14
Aが摺動自在に嵌合する。一方、フレーム11には、図
3に示すように、フレーム台座11Aに溝(キー溝)1
1Bが形成され、この溝11B内にオルダム継手14の
突起14Bが摺動自在に嵌合する。また図1に示すよう
に、旋回スクロール13の台板13Aの背面には、その
偏心位置にボス部13Dが形成され、クランク軸15先
端のクランクピン15Aはボス部13Dに僅かな遊びを
有して嵌合されている。
【0022】なお、図1において、21はクランク軸1
5を回転自在に支持する軸受、22はクランク軸15に
設けられたバランスウエイトである。また、23は密閉
容器であり、スクロール圧縮機を構成する上記各要素は
密閉容器23内に収納されている。
5を回転自在に支持する軸受、22はクランク軸15に
設けられたバランスウエイトである。また、23は密閉
容器であり、スクロール圧縮機を構成する上記各要素は
密閉容器23内に収納されている。
【0023】上記構成において、旋回スクロール13に
は、運転時、自転トルクが作用する。オルダム継手14
は、この自転トルクをオルダム継手14の突起14A,
14Bと、相手部材であるフレーム11に設けられた溝
11B、及び旋回スクロール13の台板13A背面に設
けられた溝13Cとの係合で受け止めることによって、
旋回スクロール13の自転を阻止している。このため、
オルダム継手14の突起14A,14Bには自転トルク
を受け止めるための力として、図5に示すように、ガス
荷重及び遠心荷重(図中のF)が突起14A,14Bの
摺動方向と直角の方向に作用する。
は、運転時、自転トルクが作用する。オルダム継手14
は、この自転トルクをオルダム継手14の突起14A,
14Bと、相手部材であるフレーム11に設けられた溝
11B、及び旋回スクロール13の台板13A背面に設
けられた溝13Cとの係合で受け止めることによって、
旋回スクロール13の自転を阻止している。このため、
オルダム継手14の突起14A,14Bには自転トルク
を受け止めるための力として、図5に示すように、ガス
荷重及び遠心荷重(図中のF)が突起14A,14Bの
摺動方向と直角の方向に作用する。
【0024】本実施の形態では、上記ガス荷重及び遠心
荷重が突起14A,14Bに作用して、突起14A,1
4B、フレーム11の溝11B、または旋回スクロール
13の溝13Cが摩耗するのを抑制するために、突起1
4A,14Bが図6のように構成されている。すなわ
ち、突起14A,14Bは、母材31にシリコン32を
含有させた材料で構成され、相手部材との摺動面に表出
するシリコン32の表面32Aが平面に形成され、その
平面に形成されたシリコン32の摺動面積に占める割合
が3〜20%、好ましくは5〜15%に設定されてい
る。摺動面に表出したシリコン32は最大粒径が100
μm以下、好ましくは50μm以下の高硬度である初晶
ケイ素からなっている。また、母材31はアルミニウム
とシリコンとの共晶アルミからなっている。
荷重が突起14A,14Bに作用して、突起14A,1
4B、フレーム11の溝11B、または旋回スクロール
13の溝13Cが摩耗するのを抑制するために、突起1
4A,14Bが図6のように構成されている。すなわ
ち、突起14A,14Bは、母材31にシリコン32を
含有させた材料で構成され、相手部材との摺動面に表出
するシリコン32の表面32Aが平面に形成され、その
平面に形成されたシリコン32の摺動面積に占める割合
が3〜20%、好ましくは5〜15%に設定されてい
る。摺動面に表出したシリコン32は最大粒径が100
μm以下、好ましくは50μm以下の高硬度である初晶
ケイ素からなっている。また、母材31はアルミニウム
とシリコンとの共晶アルミからなっている。
【0025】摺動面に表出するシリコン32の表面32
Aを平面に形成する際、母材31はシリコンに比べて柔
らかいので、母材31の部分が削り取られ、図6のよう
にシリコン32の部分が母材31よりも僅かに突出す
る。そして、母材31が削り取られてへこんだ部分には
潤滑油を保持させることができ、突起14A,14Bは
勿論、相手部材である旋回スクロール13の溝13C及
びフレーム11の溝11Bの摩耗も抑制できる。この場
合、シリコンの割合が多すぎると、削り取られてへこん
だ部分の面積が小さくなって、潤滑油の保持性が低下
し、またシリコンの割合が少なすぎると、摺動面の耐摩
耗性を維持できない。したがって、本実施の形態では、
平面に形成されたシリコンの摺動面積に占める割合を3
〜20%、好ましくは5〜15%に設定している。
Aを平面に形成する際、母材31はシリコンに比べて柔
らかいので、母材31の部分が削り取られ、図6のよう
にシリコン32の部分が母材31よりも僅かに突出す
る。そして、母材31が削り取られてへこんだ部分には
潤滑油を保持させることができ、突起14A,14Bは
勿論、相手部材である旋回スクロール13の溝13C及
びフレーム11の溝11Bの摩耗も抑制できる。この場
合、シリコンの割合が多すぎると、削り取られてへこん
だ部分の面積が小さくなって、潤滑油の保持性が低下
し、またシリコンの割合が少なすぎると、摺動面の耐摩
耗性を維持できない。したがって、本実施の形態では、
平面に形成されたシリコンの摺動面積に占める割合を3
〜20%、好ましくは5〜15%に設定している。
【0026】また、シリコンの最大粒径が100μm以
下、好ましくは50μm以下とした理由は、最大粒径が
大きすぎると、削り取られてへこんだ部分の面積が小さ
くなって、潤滑油の保持性が低下するからである。ま
た、初晶ケイ素は高硬度で、耐摩耗性に優れている。
下、好ましくは50μm以下とした理由は、最大粒径が
大きすぎると、削り取られてへこんだ部分の面積が小さ
くなって、潤滑油の保持性が低下するからである。ま
た、初晶ケイ素は高硬度で、耐摩耗性に優れている。
【0027】上記オルダム継手14は鍛造またはダイカ
スト等の成形法を用いて製作することができる。このよ
うにすれば、材料の歩留まりを向上させ、オルダム継手
を低コストで量産できる。
スト等の成形法を用いて製作することができる。このよ
うにすれば、材料の歩留まりを向上させ、オルダム継手
を低コストで量産できる。
【0028】なお、上記実施の形態では、図6のような
構成をオルダム継手14の突起14A,14Bだけ適用
したが、オルダム継手14全体を図6のような構成にし
ても良い。また、突起14A,14Bのうち、相手部材
との摺動面だけを図6のような構成にしても良い。
構成をオルダム継手14の突起14A,14Bだけ適用
したが、オルダム継手14全体を図6のような構成にし
ても良い。また、突起14A,14Bのうち、相手部材
との摺動面だけを図6のような構成にしても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オルダム継手とその相手部材の耐摩耗性向上を図ること
ができる。
オルダム継手とその相手部材の耐摩耗性向上を図ること
ができる。
【図1】スクロール圧縮機の構成図である。
【図2】旋回スクロールの縦断面図である。
【図3】図1の状態から旋回スクロールやオルダム継手
等を取り外し、フレームをA−A線に沿って見たときの
矢視図である。
等を取り外し、フレームをA−A線に沿って見たときの
矢視図である。
【図4】オルダム継手の斜視図である。
【図5】オルダム継手の上面図である。
【図6】オルダム継手に設けられた突起の組成を示した
拡大断面図である。
拡大断面図である。
10 スクロール圧縮機 11 フレーム 12 固定スクロール 12B 渦巻状ラップ 13 旋回スクロール 13B 渦巻状ラップ 14 オルダム継手 14A,14B 突起 15 クランク軸 31 母材 32 シリコン 32A シリコンの表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 和夫 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 (72)発明者 田中 慶治 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 (72)発明者 大石 康郎 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 (72)発明者 深津 清 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 (72)発明者 林 元司 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 (72)発明者 中村 真也 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 (72)発明者 竹中 章 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 Fターム(参考) 3H029 AA02 AA14 AB03 BB44 CC05 CC08 CC16 CC38 3H039 AA03 AA04 AA12 BB04 BB07 CC02 CC08 CC10 CC16 CC36
Claims (6)
- 【請求項1】 台板に渦巻状ラップを有し該台板がフレ
ームに固定された固定スクロールと、台板に渦巻状ラッ
プを有し、該渦巻状ラップと前記固定スクロールの渦巻
状ラップとが互いに噛み合った状態で設置された旋回ス
クロールと、前記旋回スクロールの台板背面と前記フレ
ームとの間に設けられたオルダム継手と、前記旋回スク
ロールの台板背面にクランク軸を介して連結され、前記
オルダム継手と協働して旋回スクロールに旋回運動をさ
せる駆動部とを備え、 前記オルダム継手は、少なくとも前記旋回スクロールの
台板背面および前記フレームとの摺動面が母材にシリコ
ンを含有させた材料で構成され、かつ前記摺動面に表出
するシリコンの表面が平面に形成されて、その平面に形
成されたシリコンの摺動面積に占める割合が3〜20
%、好ましくは5〜15%であることを特徴とするスク
ロール圧縮機。 - 【請求項2】 請求項1に記載のスクロール圧縮機にお
いて、 前記シリコンは、その最大粒径が100μm以下、好ま
しくは50μm以下の初晶ケイ素であることを特徴とす
るスクロール圧縮機。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のスクロール圧縮
機において、 前記シリコンの表面は、母材よりも突出していることを
特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のス
クロール圧縮機において、 前記オルダム継手の母材はアルミニウムを含むことを特
徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のス
クロール圧縮機において、 前記オルダム継手は鍛造にて成形されたものであること
を特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のス
クロール圧縮機において、 前記オルダム継手はダイカストにて成形されたものであ
ることを特徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001077926A JP2002276567A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | スクロール圧縮機 |
KR10-2002-0014442A KR100436837B1 (ko) | 2001-03-19 | 2002-03-18 | 스크롤압축기 |
US10/099,970 US6634875B2 (en) | 2001-03-19 | 2002-03-19 | Scroll compressor having an Oldham's ring containing silicon particles |
CNB021192340A CN1219155C (zh) | 2001-03-19 | 2002-03-19 | 涡卷压缩机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001077926A JP2002276567A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002276567A true JP2002276567A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18934606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001077926A Withdrawn JP2002276567A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | スクロール圧縮機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6634875B2 (ja) |
JP (1) | JP2002276567A (ja) |
KR (1) | KR100436837B1 (ja) |
CN (1) | CN1219155C (ja) |
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US20080085204A1 (en) * | 2006-10-06 | 2008-04-10 | Scroll Technologies | Scroll compressor with titanium Oldham coupling |
DE102006055158A1 (de) * | 2006-11-22 | 2008-05-29 | Siemens Ag | Pumpe mit Statorabschnitt und Verfahren zur Fertigung des Statorabschnitts |
KR20170018718A (ko) | 2015-08-10 | 2017-02-20 | 삼성전자주식회사 | 비정질 합금을 이용한 투명 전극 및 그 제조 방법 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6013991A (ja) | 1983-07-06 | 1985-01-24 | Taiho Kogyo Co Ltd | 斜板式コンプレツサ |
JPS6019972A (ja) | 1983-07-13 | 1985-02-01 | Taiho Kogyo Co Ltd | 斜板式コンプレツサ |
JPH03206383A (ja) | 1990-01-08 | 1991-09-09 | Hitachi Ltd | スクロール圧縮機 |
DE4009714A1 (de) * | 1990-03-27 | 1991-10-02 | Kolbenschmidt Ag | Einzelzylinder bzw. mehrzylinderblock |
JPH0681779A (ja) | 1992-09-04 | 1994-03-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スクロール圧縮機 |
JPH09176770A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-08 | Daikin Ind Ltd | 代替冷媒対応圧縮機部材 |
US6511226B2 (en) * | 2000-09-05 | 2003-01-28 | Federal-Mogul World Wide, Inc. | Aluminum thrust washer |
-
2001
- 2001-03-19 JP JP2001077926A patent/JP2002276567A/ja not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-03-18 KR KR10-2002-0014442A patent/KR100436837B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2002-03-19 US US10/099,970 patent/US6634875B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-03-19 CN CNB021192340A patent/CN1219155C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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CN1219155C (zh) | 2005-09-14 |
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US20020131883A1 (en) | 2002-09-19 |
CN1376864A (zh) | 2002-10-30 |
KR20020074404A (ko) | 2002-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060314 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060515 |