JP2002274718A - ウェブ端面自動揃え方法及び装置 - Google Patents
ウェブ端面自動揃え方法及び装置Info
- Publication number
- JP2002274718A JP2002274718A JP2001075595A JP2001075595A JP2002274718A JP 2002274718 A JP2002274718 A JP 2002274718A JP 2001075595 A JP2001075595 A JP 2001075595A JP 2001075595 A JP2001075595 A JP 2001075595A JP 2002274718 A JP2002274718 A JP 2002274718A
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- JP
- Japan
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- web
- support frame
- rollers
- pair
- face
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動力の削減、装置の小型低コスト化、ウェブ
への悪影響の波及防止、調整動作の即応性向上を実現し
得るウェブ端面自動揃え方法及び装置を提供する。 【解決手段】 ウェブ7を挟持する一対のローラ1、2
と、該一対のローラ1、2を回転可能に支持する支持フ
レーム3と、支持フレーム3をウェブ7の走行方向と直
交方向に移動可能に支持する直線案内機構4と、支持フ
レーム3を直線案内機構4上でウェブ7の走行方向と直
交方向に移動させる修正機構5と、定位置に設置され、
ウェブ7の端面位置が所定位置からずれたときこれを検
出して修正機構5に修正動作信号を出すセンサー6とか
らなり、ウェブ7の走行経路の終端直前又はウェブの走
行経路の途中に上記全体を設置した。
への悪影響の波及防止、調整動作の即応性向上を実現し
得るウェブ端面自動揃え方法及び装置を提供する。 【解決手段】 ウェブ7を挟持する一対のローラ1、2
と、該一対のローラ1、2を回転可能に支持する支持フ
レーム3と、支持フレーム3をウェブ7の走行方向と直
交方向に移動可能に支持する直線案内機構4と、支持フ
レーム3を直線案内機構4上でウェブ7の走行方向と直
交方向に移動させる修正機構5と、定位置に設置され、
ウェブ7の端面位置が所定位置からずれたときこれを検
出して修正機構5に修正動作信号を出すセンサー6とか
らなり、ウェブ7の走行経路の終端直前又はウェブの走
行経路の途中に上記全体を設置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブ、即ち、
紙、プラスチックフィルム、布、金属板、レザー等のシ
ート状のものの巻取り、巻き出しにおけるウェブ端面の
位置設定や蛇行修正、ラミネート加工におけるウェブ端
面位置設定、スリット切断におけるウェブ端面位置設
定、ヒートセッターやテンター入口のウェブ端面追従制
御等に適用されるウェブ端面自動揃え方法及び装置に関
する。
紙、プラスチックフィルム、布、金属板、レザー等のシ
ート状のものの巻取り、巻き出しにおけるウェブ端面の
位置設定や蛇行修正、ラミネート加工におけるウェブ端
面位置設定、スリット切断におけるウェブ端面位置設
定、ヒートセッターやテンター入口のウェブ端面追従制
御等に適用されるウェブ端面自動揃え方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、巻出しロー
ルを装着する巻出しロールスタンド側でウェブ端面のず
れを修正する第1方式と、巻取りロールを装着する巻取
りロールスタンド側でウェブ端面のずれを修正する第2
方式と、ウェブの走行経路途中でウェブ端面のずれを修
正する第3方式がある。
ルを装着する巻出しロールスタンド側でウェブ端面のず
れを修正する第1方式と、巻取りロールを装着する巻取
りロールスタンド側でウェブ端面のずれを修正する第2
方式と、ウェブの走行経路途中でウェブ端面のずれを修
正する第3方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記第1及び第2方式
は、いずれも、ウェブ端面の位置を監視するセンサーか
らの信号に応じて、ロールの自重及び巻出し動力装置や
巻取り動力装置の重量を含めたロールスタンド全体を修
正移動させるものであるため、大きな動力が必要とな
り、装置が大型で高価となる点で問題があった。
は、いずれも、ウェブ端面の位置を監視するセンサーか
らの信号に応じて、ロールの自重及び巻出し動力装置や
巻取り動力装置の重量を含めたロールスタンド全体を修
正移動させるものであるため、大きな動力が必要とな
り、装置が大型で高価となる点で問題があった。
【0004】また、前記第3方式は、一対のローラの両
端を支点としてローラをウェブ走行方向に対して傾斜さ
せる方式と、一対のローラの軸線方向中央部を支点とし
て回動させる方式とがあるが、いずれも、ローラの傾斜
により発生するウェブ自身のテンションの幅方向への案
内分力を利用してウェブ端面のずれを修正させるもので
あるため、ウェブの端縁に無理なテンションを与え有害
であり、しかも、修正動作が間接的で緩慢となり即応性
に欠ける点で問題があった。
端を支点としてローラをウェブ走行方向に対して傾斜さ
せる方式と、一対のローラの軸線方向中央部を支点とし
て回動させる方式とがあるが、いずれも、ローラの傾斜
により発生するウェブ自身のテンションの幅方向への案
内分力を利用してウェブ端面のずれを修正させるもので
あるため、ウェブの端縁に無理なテンションを与え有害
であり、しかも、修正動作が間接的で緩慢となり即応性
に欠ける点で問題があった。
【0005】本発明は、従来のこの種装置の上記問題点
に鑑みて提供されたものであって、その目的とするとこ
ろは、動力の削減、装置の小型低コスト化、ウェブへの
悪影響の波及防止、修正動作の即応性向上を実現し得る
ウェブ端面自動揃え方法及び装置を提供することにあ
る。
に鑑みて提供されたものであって、その目的とするとこ
ろは、動力の削減、装置の小型低コスト化、ウェブへの
悪影響の波及防止、修正動作の即応性向上を実現し得る
ウェブ端面自動揃え方法及び装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1は、ウェブの走行経路の終端直前又は
ウェブの走行経路の途中に、ウェブを挟持する一対のロ
ーラを設置し、ウェブの端面位置が所定位置からずれた
とき定位置に設置したセンサーでこれを検出して前記ロ
ーラをその軸線方向に沿って直線移動させてウェブのず
れを修正させたことを特徴とする。
本発明の請求項1は、ウェブの走行経路の終端直前又は
ウェブの走行経路の途中に、ウェブを挟持する一対のロ
ーラを設置し、ウェブの端面位置が所定位置からずれた
とき定位置に設置したセンサーでこれを検出して前記ロ
ーラをその軸線方向に沿って直線移動させてウェブのず
れを修正させたことを特徴とする。
【0007】本発明の請求項1は上記構成としたから、
ウェブの修正動作時、ウェブに無理なテンションがかか
らず、悪影響が波及しない。しかも、ウェブを一対のロ
ーラで挟持して直接的に移動させるものであるから、修
正動作が俊敏となる。
ウェブの修正動作時、ウェブに無理なテンションがかか
らず、悪影響が波及しない。しかも、ウェブを一対のロ
ーラで挟持して直接的に移動させるものであるから、修
正動作が俊敏となる。
【0008】本発明の請求項2は、ウェブを挟持する一
対のローラと、該一対のローラを回転可能に支持する支
持フレームと、該支持フレームをウェブの走行方向と直
交方向に移動可能に支持する直線案内機構と、前記支持
フレームを前記直線案内機構上でウェブの走行方向と直
交方向に移動させる修正機構と、定位置に設置され、ウ
ェブの端面位置が所定位置からずれたときこれを検出し
て前記修正機構に修正動作信号を出すセンサーとからな
り、ウェブの走行経路の終端直前又はウェブの走行経路
の途中に上記全体を設置したことを特徴とする。
対のローラと、該一対のローラを回転可能に支持する支
持フレームと、該支持フレームをウェブの走行方向と直
交方向に移動可能に支持する直線案内機構と、前記支持
フレームを前記直線案内機構上でウェブの走行方向と直
交方向に移動させる修正機構と、定位置に設置され、ウ
ェブの端面位置が所定位置からずれたときこれを検出し
て前記修正機構に修正動作信号を出すセンサーとからな
り、ウェブの走行経路の終端直前又はウェブの走行経路
の途中に上記全体を設置したことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2は上記構成としたから、
ウェブの端面位置が定位置からずれると、センサーがウ
ェブの端面のずれを検出し、そのずれ量に応じた信号を
修正機構に出して、該修正機構により支持フレームを介
してウェブを挟持する一対のローラを前記ずれ量に対応
した量だけ直線案内機構上でウェブの走行方向と直交方
向に移動させる。これにより、ウェブの端面位置は定位
置に戻される。この動作は、ウェブを挟持する一対のロ
ーラをウェブの走行方向と直交方向に移動させるだけで
あるから、ウェブに無理なテンションがかからず、修正
移動の悪影響が波及することはない。また、上記修正動
作は、一対のローラと、これを支持する支持フレームを
含めた重量を移動させればよいため、小さな動力で済
み、装置全体を小型安価とすることができる。しかも、
ウェブを一対のローラで挟持して直接移動させて調整さ
せるものであるから、修正動作がウェブに直接的に加え
られ、即応性に優れたものとなる。
ウェブの端面位置が定位置からずれると、センサーがウ
ェブの端面のずれを検出し、そのずれ量に応じた信号を
修正機構に出して、該修正機構により支持フレームを介
してウェブを挟持する一対のローラを前記ずれ量に対応
した量だけ直線案内機構上でウェブの走行方向と直交方
向に移動させる。これにより、ウェブの端面位置は定位
置に戻される。この動作は、ウェブを挟持する一対のロ
ーラをウェブの走行方向と直交方向に移動させるだけで
あるから、ウェブに無理なテンションがかからず、修正
移動の悪影響が波及することはない。また、上記修正動
作は、一対のローラと、これを支持する支持フレームを
含めた重量を移動させればよいため、小さな動力で済
み、装置全体を小型安価とすることができる。しかも、
ウェブを一対のローラで挟持して直接移動させて調整さ
せるものであるから、修正動作がウェブに直接的に加え
られ、即応性に優れたものとなる。
【0010】また、本発明の請求項3は、前記センサー
がウェブの両側端面に対応させて設置してあることを特
徴とする。この構成によって、ウェブの端面の位置ずれ
が両側いずれの端面で発生しても直ちにそれを検出して
修正動作させることができる。
がウェブの両側端面に対応させて設置してあることを特
徴とする。この構成によって、ウェブの端面の位置ずれ
が両側いずれの端面で発生しても直ちにそれを検出して
修正動作させることができる。
【0011】さらに、本発明の請求項4は、前記修正機
構がサーボモータと、該サーボモータを駆動源とするボ
ールねじとで構成されていることを特徴とする。この構
成によって、ウェブの端面位置のずれに対して、俊敏か
つ高精度に修正動作を行わせることができ、ミクロンオ
ーダーの精度が要求される分野においても十分対応可能
となる。
構がサーボモータと、該サーボモータを駆動源とするボ
ールねじとで構成されていることを特徴とする。この構
成によって、ウェブの端面位置のずれに対して、俊敏か
つ高精度に修正動作を行わせることができ、ミクロンオ
ーダーの精度が要求される分野においても十分対応可能
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1は本発明の実施の形態の要部概
略縦断側面、図2はその概略正面を示している。図1及
び図2において、1と2は上下一対のローラ、3は支持
フレーム、4は直線案内機構、5は修正機構、6はセン
サー、7はウェブ、8はローラ上下用シリンダ、9は巻
取りロール、10はロールスタンド、11は設置床面を
示している。
に基いて説明する。図1は本発明の実施の形態の要部概
略縦断側面、図2はその概略正面を示している。図1及
び図2において、1と2は上下一対のローラ、3は支持
フレーム、4は直線案内機構、5は修正機構、6はセン
サー、7はウェブ、8はローラ上下用シリンダ、9は巻
取りロール、10はロールスタンド、11は設置床面を
示している。
【0013】上下一対のローラ1、2は、両端を支持フ
レーム3に回転可能に支持されており、ウェブ7を上下
から挟持させるために、上部ローラ1の両端軸受部をロ
ーラ上下用シリンダ8により支持フレーム3に上下動可
能に支持され、該支持フレーム3に上下動不能に支持さ
れた下部ローラ2に対して接近離隔可能とされている。
レーム3に回転可能に支持されており、ウェブ7を上下
から挟持させるために、上部ローラ1の両端軸受部をロ
ーラ上下用シリンダ8により支持フレーム3に上下動可
能に支持され、該支持フレーム3に上下動不能に支持さ
れた下部ローラ2に対して接近離隔可能とされている。
【0014】支持フレーム3は、図2に示すように、両
側板部3a、3bと底部連結板部3cとからなる略U字
形の枠体で構成され、底部連結板部3cを設置床面11
に直線案内機構4を介して上下一対のローラ1、2の軸
線方向、即ち、ウェブ7の走行方向と直交方向に移動可
能に支持されている。
側板部3a、3bと底部連結板部3cとからなる略U字
形の枠体で構成され、底部連結板部3cを設置床面11
に直線案内機構4を介して上下一対のローラ1、2の軸
線方向、即ち、ウェブ7の走行方向と直交方向に移動可
能に支持されている。
【0015】直線案内機構4は、公知のLMガイドが適
用可能とされ、複数の直線レール部4aが設置床面11
に固設され、その上で摺動するスライダー部4bに支持
フレーム3の底部連結板部3cが固着されるものであ
る。
用可能とされ、複数の直線レール部4aが設置床面11
に固設され、その上で摺動するスライダー部4bに支持
フレーム3の底部連結板部3cが固着されるものであ
る。
【0016】修正機構5は、支持フレーム3を直線案内
機構4上でウェブ7の走行方向と直交方向に移動させる
ものであり、設置床面11に直線案内機構4の直線レー
ル部4aと共に取付けられるサーボモータ5aと、該サ
ーボモータ5aを駆動源とするボールねじ5bとで構成
され、支持フレーム3には、ボールねじ5bと螺合する
ボールナット5cが装着されている。なお、修正機構5
は上記以外の適宜の機構、例えば、油圧サーボ機構を適
用してもよい。
機構4上でウェブ7の走行方向と直交方向に移動させる
ものであり、設置床面11に直線案内機構4の直線レー
ル部4aと共に取付けられるサーボモータ5aと、該サ
ーボモータ5aを駆動源とするボールねじ5bとで構成
され、支持フレーム3には、ボールねじ5bと螺合する
ボールナット5cが装着されている。なお、修正機構5
は上記以外の適宜の機構、例えば、油圧サーボ機構を適
用してもよい。
【0017】センサー6は、一対のローラ1、2に近接
して設置床面11等の定位置に適宜の支持部材(図示省
略)を介して設置され、ウェブ7の両側端面位置を監視
して修正機構5のサーボモータ5aに修正動作信号を出
すもので、例えば、投光器と受光器とを対向設置した透
過型投受光センサーや反射型投受光センサー等の光学方
式、レーザ方式、電磁誘導方式、静電容量型方式等の近
接型センサー、または、接触型センサーのいずれを使用
してもよく、適用しようとするウェブ7の物性や用途目
的等を考慮して適宜決定すればよい。このセンサー6の
設置位置は、ローラ1、2の設置位置に対してウェブ7
の走行方向前方が好ましいが、後方でもよい。
して設置床面11等の定位置に適宜の支持部材(図示省
略)を介して設置され、ウェブ7の両側端面位置を監視
して修正機構5のサーボモータ5aに修正動作信号を出
すもので、例えば、投光器と受光器とを対向設置した透
過型投受光センサーや反射型投受光センサー等の光学方
式、レーザ方式、電磁誘導方式、静電容量型方式等の近
接型センサー、または、接触型センサーのいずれを使用
してもよく、適用しようとするウェブ7の物性や用途目
的等を考慮して適宜決定すればよい。このセンサー6の
設置位置は、ローラ1、2の設置位置に対してウェブ7
の走行方向前方が好ましいが、後方でもよい。
【0018】本発明の実施の形態は以上の構成からな
り、これを巻取りロール9のロールスタンド10の設置
位置の直前に設置するのが好ましい。即ち、本発明の実
施の形態は、ウェブ7の走行経路の終端直前又はウェブ
7の走行経路の途中(ウェブ7の端面位置を一定位置に
揃える必要のある位置の直前)に設置するものである。
例えば、ウェブ7を細幅に裁断する場合(スリット切
断)では、裁断カッターの直前に設置し、また、テンタ
ーに適用する場合には、テンタークリップ等に供給する
直前に設置し、ラミネート工程に適用する場合には、ラ
ミネート開始位置の直前に設置するものである。
り、これを巻取りロール9のロールスタンド10の設置
位置の直前に設置するのが好ましい。即ち、本発明の実
施の形態は、ウェブ7の走行経路の終端直前又はウェブ
7の走行経路の途中(ウェブ7の端面位置を一定位置に
揃える必要のある位置の直前)に設置するものである。
例えば、ウェブ7を細幅に裁断する場合(スリット切
断)では、裁断カッターの直前に設置し、また、テンタ
ーに適用する場合には、テンタークリップ等に供給する
直前に設置し、ラミネート工程に適用する場合には、ラ
ミネート開始位置の直前に設置するものである。
【0019】次に、本発明の実施の形態の動作を説明す
る。図示例は、ウェブ7を巻取りロール9に端面を揃え
て巻き取る場合を示しており、ウェブ7の端面の位置が
ずれると、センサー6がこれを検出し、そのずれ量に応
じた信号を修正機構5のサーボモータ5aに出す。これ
により、サーボモータ5aが所定方向に回転し、ボール
ねじ5bとボールナット5cの螺合部を介して支持フレ
ーム3を前記ウェブ7のずれ量を修正する方向に移動さ
せてずれを解消させることができる。
る。図示例は、ウェブ7を巻取りロール9に端面を揃え
て巻き取る場合を示しており、ウェブ7の端面の位置が
ずれると、センサー6がこれを検出し、そのずれ量に応
じた信号を修正機構5のサーボモータ5aに出す。これ
により、サーボモータ5aが所定方向に回転し、ボール
ねじ5bとボールナット5cの螺合部を介して支持フレ
ーム3を前記ウェブ7のずれ量を修正する方向に移動さ
せてずれを解消させることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、ウェブの修
正動作時、ウェブに無理なテンションがかからず、悪影
響が波及しない。しかも、ウェブを一対のローラで挟持
して直接的に移動させるものであるから、修正動作が俊
敏となる。
正動作時、ウェブに無理なテンションがかからず、悪影
響が波及しない。しかも、ウェブを一対のローラで挟持
して直接的に移動させるものであるから、修正動作が俊
敏となる。
【0021】本発明の請求項2によれば、ウェブの修正
動作時、一対のローラと、これを支持する支持フレーム
を含めた重量を移動させればよいため、小さな動力で済
み、装置全体を小型安価とすることができる。
動作時、一対のローラと、これを支持する支持フレーム
を含めた重量を移動させればよいため、小さな動力で済
み、装置全体を小型安価とすることができる。
【0022】また、本発明の請求項3によれば、ウェブ
の端面の位置ずれが両側いずれの端面で発生しても直ち
にそれを検出して修正動作させることができる。
の端面の位置ずれが両側いずれの端面で発生しても直ち
にそれを検出して修正動作させることができる。
【0023】さらに、本発明の請求項4によれば、ウェ
ブの端面位置のずれに対して、俊敏かつ高精度に修正動
作を行わせることができ、ミクロンオーダーの精度が要
求される分野においても十分対応可能となる。
ブの端面位置のずれに対して、俊敏かつ高精度に修正動
作を行わせることができ、ミクロンオーダーの精度が要
求される分野においても十分対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部概略縦断側面図。
【図2】図1の概略正面図。
1、2ローラ 3 支持フレーム 4 直線案内機構 5 修正機構 6 センサー 7 ウェブ 8 ローラ上下用シリンダ 9 巻取りロール 10 ロールスタンド 11 設置床面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫛野 隆弘 大阪府大阪市淀川区西中島7−1−3 第 8チサンビル1109号 有限会社ツーエス機 械製作所内 Fターム(参考) 3F104 AA01 AA03 AA05 AA07 BA01 CA07 CA36 4E026 GA06
Claims (4)
- 【請求項1】 ウェブの走行経路の終端直前又はウェブ
の走行経路の途中に、ウェブを挟持する一対のローラを
設置し、ウェブの端面位置が所定位置からずれたとき定
位置に設置したセンサーでこれを検出して前記ローラを
その軸線方向に沿って直線移動させてウェブのずれを修
正させたことを特徴とするウェブ端面自動揃え方法。 - 【請求項2】 ウェブを挟持する一対のローラと、該一
対のローラを回転可能に支持する支持フレームと、該支
持フレームをウェブの走行方向と直交方向に移動可能に
支持する直線案内機構と、前記支持フレームを前記直線
案内機構上でウェブの走行方向と直交方向に移動させる
修正機構と、定位置に設置され、ウェブの端面位置が所
定位置からずれたときこれを検出して前記修正機構に修
正動作信号を出すセンサーとからなり、ウェブの走行経
路の終端直前又はウェブの走行経路の途中に上記全体を
設置したことを特徴とするウェブ端面自動揃え装置。 - 【請求項3】 前記センサーがウェブの両側端面に対応
させて設置してあることを特徴とする請求項2に記載の
ウェブ端面自動揃え装置。 - 【請求項4】 前記修正機構がサーボモータと、該サー
ボモータを駆動源とするボールねじとで構成されている
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のウェブ端面自
動揃え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001075595A JP2002274718A (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | ウェブ端面自動揃え方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001075595A JP2002274718A (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | ウェブ端面自動揃え方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002274718A true JP2002274718A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18932648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001075595A Pending JP2002274718A (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | ウェブ端面自動揃え方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002274718A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101879994A (zh) * | 2010-07-13 | 2010-11-10 | 山东太平洋光缆有限公司 | 一种钢/铝带自动纠偏装置 |
CN103710895A (zh) * | 2013-12-30 | 2014-04-09 | 吴江市菀坪铭正缝纫机零件厂 | 一种防偏卷布装置 |
CN105692300A (zh) * | 2016-04-06 | 2016-06-22 | 浙江卡嘉莉鞋业有限公司 | 一种滚筒压紧式制鞋用皮革缠绕装置 |
CN108069273A (zh) * | 2018-01-07 | 2018-05-25 | 佛山市南海祥懋科技设备有限公司 | 一种具有自动纠编功能的中心收卷机构 |
CN109748128A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-05-14 | 宁波昌祺氟塑料制品有限公司 | 一种ptfe材料扁宽型坯膜直线运行装置及其纠偏方法 |
-
2001
- 2001-03-16 JP JP2001075595A patent/JP2002274718A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101879994A (zh) * | 2010-07-13 | 2010-11-10 | 山东太平洋光缆有限公司 | 一种钢/铝带自动纠偏装置 |
CN103710895A (zh) * | 2013-12-30 | 2014-04-09 | 吴江市菀坪铭正缝纫机零件厂 | 一种防偏卷布装置 |
CN105692300A (zh) * | 2016-04-06 | 2016-06-22 | 浙江卡嘉莉鞋业有限公司 | 一种滚筒压紧式制鞋用皮革缠绕装置 |
CN108069273A (zh) * | 2018-01-07 | 2018-05-25 | 佛山市南海祥懋科技设备有限公司 | 一种具有自动纠编功能的中心收卷机构 |
CN109748128A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-05-14 | 宁波昌祺氟塑料制品有限公司 | 一种ptfe材料扁宽型坯膜直线运行装置及其纠偏方法 |
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