JP2002274317A - 乗員拘束装置 - Google Patents

乗員拘束装置

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JP2002274317A
JP2002274317A JP2001080679A JP2001080679A JP2002274317A JP 2002274317 A JP2002274317 A JP 2002274317A JP 2001080679 A JP2001080679 A JP 2001080679A JP 2001080679 A JP2001080679 A JP 2001080679A JP 2002274317 A JP2002274317 A JP 2002274317A
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    • B60R2021/01115Transmission method specific data frames

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度に乗員拘束具を作動させることのでき
る乗員拘束装置を提供することが課題である。 【解決手段】 衝撃検知ユニット3は、衝撃を検知する
2個の衝撃センサ6a,6bを有し、該衝撃センサ6
a,6bにて検知される衝撃の状態を、作動要求時期判
断、演算開始判断、及び作動可否判断の3つの判断要素
に区分し、且つ、各判断要素のオン、オフ状態を示すデ
ータを出力する。また、コントロールユニット4は、衝
撃検知ユニットより出力される判断要素のオン、オフ状
態を示すデータを受信し、このデータの遷移過程を検知
し、検知された遷移過程が正しい場合に、乗員拘束具に
作動信号を出力する。従って、ノイズ等の影響を受ける
ことなく、高精度に乗員拘束具の作動を制御することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
エアバッグやシートベルトのプリテンショナー等の乗員
拘束装置に係り、特に、誤動作の発生を防止する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されるエアバッグ等の乗員拘
束装置は、衝突を検知する衝突検知部と、乗員拘束具の
作動制御を行う制御部とが分離されており、該衝突検知
部と制御部とは通信線により接続されている。そして、
衝突検知部が衝突を検知し、乗員拘束具の作動が必要と
判断した場合には、衝突検知部は通信線を介して制御部
に作動要求信号を送信する。制御部は作動要求信号の受
信した場合、直ちに乗員拘束具を作動させ、乗員を拘束
して安全を確保する。
【0003】この際、衝突検知部と、制御部とは通信線
を介して連結されてるので、該通信線にノイズが混入し
た場合には、乗員拘束具を誤作動させる場合がある。そ
こで、このような問題を解決するため、特開平9−24
0419号公報(以下、従来例という)に記載された技
術が開示されている。
【0004】該従来例に記載された技術は、衝突検知部
にて通信信号を周波数変換し、更に衝突判断し、乗員拘
束具の作動判断をする過程を複数段階に分け、それぞれ
の段階に異なる周波数を割り当てる。そして、衝突検知
部は、各判断過程に対する周波数の信号を制御部に送信
する。制御部では受信した信号の周波数を識別し、予め
定められた順序で信号を受信した場合に乗員拘束装置を
作動させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、制御部にお
いて、衝突検知部より乗員拘束具の作動信号を受信した
場合、直ちに乗員拘束具を作動させることが望ましい
が、上記した従来例では、制御部において、受信した信
号の周波数を識別する為には所定時間信号を受信する必
要があり、ノイズ混入による受信信号の周波数の一時的
な変化による影響を防ぐためには、より長い時間信号を
受信する必要がある。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
ノイズによる誤作動を防止すると共に、制御手段におい
て、衝撃検知手段からの乗員拘束具の作動信号を受信し
た場合には、直ちに乗員拘束具を作動させることのでき
る乗員拘束装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、乗員拘束具を具備
し、自車両へ加えられる衝撃が検知された際に、前記乗
員拘束具を作動させて自車両内の乗員を拘束する乗員拘
束装置において、自車両に加えられる衝撃を検知する衝
撃センサを具備し、該衝撃センサにて検知される衝撃の
状態を、2以上の判断要素に区分し、前記判断要素に基
づき、前記乗員拘束具を作動させるに至る2以上の遷移
過程が設定され、前記遷移過程を示す遷移過程情報を含
む前記判断要素のオン、オフを示す情報を出力する衝撃
検知手段と、前記衝撃検知手段から入力された前記判断
要素のオン、オフを示す情報の変化が、前記判断要素の
オン、オフを示す情報に含まれている前記遷移過程情報
と一致することが確認された際に、前記乗員拘束具に作
動信号を出力する制御手段と、を具備したことが特徴で
ある。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、乗員拘束
具を具備し、自車両へ加えられる衝撃が検知された際
に、前記乗員拘束具を作動させて自車両内の乗員を拘束
する乗員拘束装置において、自車両に加えられる衝撃を
検知する2以上の衝撃センサを具備し、該各衝撃センサ
にて検知される衝撃の状態を、2以上の判断要素に区分
し、前記判断要素に基づき、前記乗員拘束具を作動させ
るに至る2以上の遷移過程が設定され、前記遷移過程を
示す遷移過程情報を含む前記判断要素のオン、オフを示
す情報を出力する衝撃検知手段と、前記衝撃検知手段か
ら入力された前記判断要素のオン、オフを示す情報の変
化が、前記判断要素のオン、オフを示す情報に含まれて
いる前記遷移過程情報と一致することが確認された際
に、前記乗員拘束具に作動信号を出力する制御手段と、
を具備したことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記衝撃検知手
段は、第1の衝撃センサ、第2の衝撃センサを具備し、
前記判断要素は、前記第1の衝撃センサの検出信号の積
分値が第1の所定値を越えたときにオンとなる作動要求
時期判断と、前記第1の衝撃センサの検知信号が第2の
所定値を越えたときにオンとなる演算開始判断と、前記
第2の衝撃センサの検知信号の積分値が第3の所定値を
越えたときにオンとなる作動可否判断と、の3つの要素
から成ることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記第1の所定
値と、前記第3の所定値は、略同一に設定されたことを
特徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記遷移過程
は、前記判断要素の状態を示す複数のステージを有し、
該各ステージは、前記各判断要素が全てオフとされたと
きに設定されるノーマルステージと、ノーマルステージ
後、作動可否判断がオンとされたときに設定される第1
−Aステージと、ノーマルステージ後、演算開始判断が
オンとされたときに設定される第1−Bステージと、第
1−Aステージを経過後、演算開始判断がオンとされた
とき、或いは第1−Bステージを経過後、作動可否判断
がオンとされたときに設定される第2−Aステージと、
第1−Bステージ経過後、作動要求時期判断がオンとさ
れたときに設定される第2−Bステージと、前記第2−
Aステージを経過後、作動要求時期判断がオンとされた
とき、或いは第2−Bステージ経過後、作動可否判断が
オンとされたときに設定される最終ステージと、から成
り、前記制御手段は、前記判断要素の状態が前記最終ス
テージに達したときに前記乗員拘束具を作動させること
を特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、前記ノーマルス
テージから第1−Aステージへの遷移、ノーマルステー
ジから第1−Bステージへの遷移、第1−Aステージか
ら第2−Aステージへの遷移、第1−Bステージから第
2−Aステージへの遷移、及び第1−Bステージから第
2−Bステージへの遷移は、それぞれ判断要素を複数回
照合することにより行い、前記第2−Aステージから最
終ステージへの遷移、及び第2−Bステージから最終ス
テージへの遷移は、判断要素を1回照合することにより
行うことを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明では、衝撃センサの検出
信号に応じて、2以上の判断要素を設定し、該判断要素
の遷移過程が正しいことが確認された際に、乗員拘束具
を作動させるべく制御している。従って、衝撃検知手段
側から制御手段側へのデータの送信時におけるノイズの
影響を防止することができ、精度良く乗員拘束具を作動
させることができる。
【0014】請求項2の発明では、衝撃センサを2個以
上設置し、各衝撃センサの検出結果に基づいて、判断要
素を設定するので、乗員拘束具の作動の精度をより一層
向上させることができる。
【0015】請求項3の発明では、判断要素として、作
動要求時期判断、演算開始判断、及び作動可否判断の、
3つの要素を用いて、衝撃の状態を判断するので、乗員
拘束具の作動の精度を向上させることができる。
【0016】請求項4の発明では、第1の所定値と第2
の所定値とが略同一に設定されるので、乗員拘束具の作
動の精度を向上させることができる。
【0017】請求項5の発明では、判断要素状態を示す
複数のステージを設定し、各ステージに基づいて、判断
要素の遷移状態を認識するので、乗員拘束具の作動の精
度を向上させることができる。
【0018】請求項6の発明では、第2−Aステージ、
或いは第2−Bステージに達するまでの過程において
は、判断要素を示すデータを複数回照合しているので、
信号伝送の精度を向上することができる第2−Aステー
ジ、或いは第2−Bステージから最終ステージに達する
過程においては、判断要素を示すデータの照合を1回の
みとしているので、乗員拘束具の作動を迅速に行うこと
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
乗員拘束装置の構成を示すブロック図である。同図に示
すように、この乗員拘束装置1は、車両に搭載され、該
車両に衝撃が加えられた際に、車両の乗員を拘束して安
全を確保するための、エアバッグ、プリテンショナー
(シートベルト)等の乗員拘束具2と、車両の前方衝
突、側方衝突、或いはロールオーバー(横転)等の衝撃
を検知する衝撃検知ユニット(衝撃検知手段)3と、該
衝撃検知ユニット3にて衝撃の発生が検知された際に、
乗員拘束具2に作動信号を出力するコントロールユニッ
ト4とを具備している。更に、衝撃検知ユニット3と、
コントロールユニット4とは通信線5で連結されてい
る。
【0020】衝撃検知ユニット3は、自車両に加えられ
る衝撃を検知する第1の加速度センサ(衝撃センサ)6
a、及び第2の加速度センサ(衝撃センサ)6bと、第
1の加速度センサ6aの出力信号に基づいて、乗員拘束
具2の作動時期を判断する作動時期判断部7と、第2の
加速度センサ6bの出力信号に基づいて、乗員拘束具2
の作動可否を判断する作動可否判断部8と、を具備して
いる。
【0021】更に、作動時期判断部7、及び作動可否判
断部8での判断結果に基づいて、各判断要素(後述す
る、作動要求時期判断、演算開始判断、作動可否判断)
の変化を認識し、この判断要素を示すデータを作成する
送信情報判断部9と、該送信情報判断部9にて作成され
た判断要素を示すデータを、通信線5を介してコントロ
ールユニット4へ送信する送信部10と、を有してい
る。
【0022】作動時期判断部7は、作動要求時期判断、
及び演算開始判断に2別化されている。このうち、作動
要求時期判断は、第1の加速度センサ6aの出力信号の
積分値が第1の所定値を越えたときにオンとなる。ま
た、演算開始判断は、第1の加速度センサ6aの出力信
号が第2の所定値を越えた時にオンとなる。
【0023】作動可否判断部8は、第2の加速度センサ
6bの出力信号の積分値が第3の所定値を越えたときに
オンとなるように動作する。なお、第1の所定値と、第
3の所定値とは略同一に設定されており、第1の加速度
センサ6a、及び第2の加速度センサ6bの感度等に起
因して、作動要求時期判断が先にオンとなる場合、或い
は、作動可否判断が先にオンとなる場合が存在する。
【0024】他方、コントロールユニット4は、衝撃検
知ユニット3より送信されたデータ(判断要素を示すデ
ータ)を受信する受信部11と、予め複数の遷移過程が
設定され、該受信部11で受信された判断要素を示すデ
ータの遷移過程が、設定された遷移過程と一致するかど
うかを判断する受信情報判断部12と、該受信情報判断
部12にて、遷移過程が正しいと判断された際に、乗員
拘束具2に起動信号を与える拘束具作動制御部13と、
を具備している。
【0025】次に、前述した各判断要素の変化につい
て、表1を参照しながら説明する。
【0026】
【表1】 表1には、各判断要素(作動要求時期判断、演算開始判
断、作動可否判断)のオン、オフ状態と、これに応じて
出力される送信データ(DATA1〜DATA7)、及びステージ
(後述)の状態が示されている。なお、判断要素がオフ
の状態を「0」、オンの状態を「1」で示している。
【0027】2つの加速度センサ6a,6bにて、何等
加速度の変化が検出されないときには各判断要素は全て
オフであるので、DATA0は(0,0,0)となる。なお
「(0,0,0)」は、左から順に、作動要求時期判
断、演算開始判断、作動可否判断を示す。
【0028】また、例えば、第2の加速度センサ6bの
出力信号の積分値が第3の所定値を越えた場合には、作
動可否判断がオンとなるので、DATA1は(0,0,1)
となる。以下、同様に、(0,1,0)がDATA2、
(0,1,1)がDATA3、(1,1,0)がDATA4、
(1,1,1)がDATA5〜DATA7とされている。
【0029】なお、(1,0,0)、及び(1,0,
1)は、物理的に存在しない。即ち、演算開始判断は、
作動要求時期判断よりも時間的に早くオンとなるので、
(1,0,0)、(1,0,1)のデータが発生するこ
とはあり得ない。また、上記の各判断結果は、不可逆で
あり、一度「1」(オン判断)となった場合には、全て
リセットされるまで「0」(オフ判断)には戻らない。
【0030】図2は、各判断要素の変化に伴う、状態遷
移の様子を示す説明図であり、以下、同図を参照しなが
ら、状態の変化について説明する。受信情報判断部12
には、遷移過程を示すステージとして、同図に示すよう
に、「ノーマルステージ」、「ステージ1−A」、「ス
テージ1−B」、「ステージ2−A」、「ステージ2−
B」、及び「最終ステージ」が設定されている。そし
て、正規の遷移過程(ステージを経由するルート)とし
て第1のパス、第2のパス、第3のパスが設定されてい
る。
【0031】即ち、図示のように、第1のパスは、「ノ
ーマルステージ」、「ステージ1−A」、「ステージ2
−A」、「最終ステージ」の順に移行するパスであり、
第2のパスは、「ノーマルステージ」、「ステージ1−
B」、「ステージ2−A」、「最終ステージ」の順に移
行するパスであり、第3のパスは、「ノーマルステー
ジ」、「ステージ1−B」、「ステージ2−B」、「最
終ステージ」の順に移行するパスである。また、各ステ
ージ間の遷移の様子を模式的に示すと、図8の如くとな
る。
【0032】ここで、表1において、作動判断を示すデ
ータとして、DATA5〜DATA7の3種類が用意されている
が、これはこの作動判断を示すデータに上述したパスの
情報を含ませているためであり、衝撃検知ユニットは、
「ステージ2−A」または「ステージ2−B」から「最
終ステージ」に移行する際に、それまで遷移してきた過
程に合わせてこれらのデータを使い分ける。
【0033】即ち、第1のパスで遷移してきている場合
にはDATA5を、第2のパスで遷移してきている場合にはD
ATA6を、第3のパスで遷移してきている場合にはDATA7
を使用する。
【0034】図3〜図7は、本実施形態の動作を示すフ
ローチャートであり、以下、該フローチャートを参照し
ながら、本実施形態の動作を、各パス(第1のパス〜第
3パス)別に説明する。まず、第1のパスについて説明
する。
【0035】まず、車両のイグニッションオンに伴い、
衝撃検知ユニット3、及びコントロールユニット4に電
源が供給され、処理が開始される。
【0036】車両に衝撃が発生していない場合には、作
動要求時期判断、演算開始判断、及び作動可否判断は全
てオフであるので、衝撃検知ユニット3の送信部10か
ら、DATA0(0,0,0)が出力される。そして、この
データは、コントロールユニット4の受信部11で受信
され、受信情報判断部12において、現在の状態が「ノ
ーマルステージ」であると判断される。
【0037】受信情報判断部12では、初期状態設定と
して、「STATUS=ノーマル」、「PATH=00h=000
00000(1バイトデータ)」、「NUM(DATAn)=0
0h(1バイトデータ)」とする。ここで、「STATUS」
とは、前述したステージの状態を示すパラメータであ
り、「PATH」とは、各ステージ間を移行する際に、どの
ステージを経由したかを示すパラメータであり、「NUM
(DATAn)」とは、与えられるデータ「DATAn」が照合さ
れた回数を示す。
【0038】初期状態では、「STATUS」はノーマルステ
ージであるので(図3のステップST010でYE
S)、DATA1が受信されたかどうかが判断される(ステ
ップST020)。
【0039】そして、車両が衝突、或いはロールオーバ
ー(横転)した場合等において、第2の加速度センサ6
bの出力信号の積分値が第3の所定値を越えた際には、
作動可否判断がオンとなり、衝撃検知ユニット3より、
DATA1(0,0,1)が与えられる(ステップST02
0でYES)。その後、NUM(DATA2)を「0」とし、且
つ、NUM(DATA1)をインクリメントする(ステップST
021)。
【0040】NUM(DATA1)が「3」となった場合、即
ち、DATA1(0,0,1)の受信が3回連続して照合さ
れた場合には(ステップST022でYES)、ステー
ジを「ノーマルステージ」から「ステージ1−A」へと
移行させる。即ち、「STATUS=ステージ1−A」とす
る。また、「PATH」を2進8桁で示したときの、2桁目
を「1」にセットする(ステップST023)。即ち、
PATH=(0,0,0,0,0,0,1,0)とする。な
お、2進8桁で示される「PATH」は、DATA1が与えられ
たときは2桁目が「1」となり、DATA2が与えられたと
きは3桁目が「1」となり、DATA3が与えられたときは
4桁目が「1」となり、DATA4が与えられたときは5桁
目が「1」となる。
【0041】次の処理では、「STATUS」はノーマルステ
ージではなく(ステップST010でNO)、ステージ
1−Aであるので(図4のステップST110でYE
S)、DATA3(0,1,1)が与えられたかどうかが判
断される(ステップST120)。
【0042】ここで、第1の加速度センサ6aの出力信
号が第2の所定値を越えた場合には、演算開始判断がオ
ンとなり、DATA3(0,1,1)が与えられるので(ス
テップST120でYES)、NUM(DATA3)をインクリ
メントする処理が行われる(ステップST121)。そ
して、DATA3(0,1,1)が3回与えられたことが照
合された場合には(ステップST122でYES)、ス
テージを「ステージ1−A」から「ステージ2−A」へ
と移行させる。即ち、「STATUS=ステージ2−A」とさ
れる。また、「PATH」の4桁目を「1」にセットする。
即ち、PATH=(0,0,0,0,1,0,1,0)とす
る。
【0043】次いで、「STATUS=ステージ2−A」とな
っているので、図6に示すステップST310でYES
となる。ここで、第1の加速度センサ6aの出力信号の
積分値が第1の所定値を越えた場合には、DATA5(1,
1,1)が与えられるので、このデータが与えられたこ
とが1回照合され、照合が確認された際には(ステップ
ST320でYES)、「PATH」のデータが確認され、
PATH=(0,0,0,0,1,0,1,0)である場合
には(ステップST321でYES)、正規のパス(第
1のパス)を経過したものと判断し、乗員拘束具2を作
動させる(ステップST322)。また、PATH=(0,
0,0,0,1,0,1,0)でない場合には(ステッ
プST321でNO)、エラーであると判断し、乗員拘
束具2を作動させない。
【0044】こうして、第1のパスに沿った遷移過程に
より、乗員拘束具2を高精度に作動させることができ
る。
【0045】次に、第2のパスについて説明する。ノー
マルステージ(何等衝撃が検知されていない状態)にお
いて、第1の加速度センサ6aの出力信号が第2の所定
値を越えた際には、演算開始判断がオンとなり、衝撃検
知ユニット3からコントロールユニット4へ、DATA2
(0,1,0)が出力される。即ち、図3に示すステッ
プST010でYES、ステップST020でNO、ス
テップST030でYESとなる。
【0046】この場合には、NUM(DATA1)を「0」と
し、且つ、NUM(DATA2)をインクリメントする処理を行
う(ステップST031)。そして、DATA2(0,1,
0)が3回与えられたことが照合された場合には(ステ
ップST032でYES)、ステージを「ノーマルステ
ージ」から「ステージ1−B」へ移行させる。即ち、
「STATUS=ステージ1−B」とされる。また、「PATH」
の3桁目を「1」にセットする。即ち、PATH=(0,
0,0,0,0,1,0,0)とする。
【0047】次いで、「STATUS=ステージ1−B」とな
っているので、図5に示すステップST210でYES
となる。ここで作動可否判断がオンとなり、DATA3
(0,1,1)が与えられると(ステップST220で
YES)、NUM(DATA4)を「0」とし、NUM(DATA3)を
インクリメントする(ステップST221)。次いで、
DATA3(0,1,1)が3回与えられたことが照合され
ると(ステップST222でYES)、ステージを「ス
テージ1−B」から「ステージ2−A」へ移行させる。
即ち、「STATUS=ステージ2−A」とされる。また、
「PATH」の4桁目を「1」にセットする。即ち、PATH=
(0,0,0,0,1,1,0,0)とする。
【0048】次いで、「STATUS=ステージ2−A」とな
っているので、図6に示すステップST310でYES
となる。ここで、第1の加速度センサ6aの出力信号の
積分値が第1の所定値を越えた場合には、DATA6(1,
1,1)が与えられるので、このデータが与えられたこ
とが1回照合され、照合が確認された際には(ステップ
ST320でNO、ST330でYES)、「PATH」の
データが確認され、PATH=(0,0,0,0,1,1,
0,0)である場合には(ステップST331でYE
S)、正規のパス(第2のパス)を経過したものと判断
し、乗員拘束具2を作動させる(ステップST32
2)。また、PATH=(0,0,0,0,1,1,0,
0)でない場合には(ステップST331でNO)、エ
ラーであると判断して乗員拘束具2を作動させない。
【0049】こうして、第2のパスに沿った遷移過程に
より、乗員拘束具2を高精度に作動させることができ
る。
【0050】次に、第3のパスについて説明する。第3
のパスは、ステージ1−Bに達するまでの処理は、第2
のパスと同一であるので、ステップST033までの処
理についてはその説明を省略する。
【0051】ステージ1−Bに達した後(図5のステッ
プST210でYES)、作動要求時期判断がオンとな
った場合には、DATA4(1,1,0)が与えられるので
(ステップST220でNO、ST230でYES)、
NUM(DATA3)を「0」とし、NUM(DATA4)をインクリメ
ントする(ステップST231)。次いで、DATA4
(1,1,0)が3回与えられたことが照合されると
(ステップST232でYES)、ステージを「ステー
ジ1−B」から「ステージ2−B」へ移行させる。即
ち、「STATUS=ステージ2−B」とされる。また、「PA
TH」の5桁目を「1」にセットする。即ち、PATH=
(0,0,0,1,0,1,0,0)とする(ステップ
ST233)。
【0052】そして、「STATUS=ステージ2−B」とさ
れているので、図6のステップST310でNOとな
り、図7のステップST410へと処理が進む。ここ
で、作動可否判断がオンとなると、DATA7(1,1,
1)が与えられるので(ステップST410でYE
S)、「PATH」データが確認され、PATH=(0,0,
0,1,0,1,0,0)である場合には(ステップS
T411でYES)、正規のパス(第3のパス)を経過
したものと判断し、乗員拘束具2を作動させる(ステッ
プST412)。また、PATH=(0,0,0,1,0,
1,0,0)でない場合には(ステップST411でN
O)、エラーであると判断して乗員拘束具2を作動させ
ない。
【0053】こうして、第3のパスに沿った遷移過程に
より、乗員拘束具2を高精度に作動させることができ
る。
【0054】また、ノーマルステージにて、DATA1、或
いはDATA2が受信されない場合には、NUM(DATA1)、及
びNUM(DATA2)を「0」とし(ステップST040)、
ステージ1−AにてDATA3が受信されない場合には、NUM
(DATA3)を「0」とし(ステップST130)、ステ
ージ1−BにてDATA3、或いはDATA4が受信されない場合
には、NUM(DATA3)、及びNUM(DATA4)を「0」とする
処理を行う(ステップST240)。
【0055】また、上記した各フローチャートには記載
していないが、衝撃発生前を示すDATA0以外のデータを
受信している際、所定時間、例えば150ms以上受信
データに変化が無い場合は乗員拘束具2の作動は必要な
いと判断し、ノーマルステージに遷移する処理を行う。
【0056】このようにして、本実施形態に係る乗員拘
束装置1では、車両に加えられる衝撃の状態を示す判断
要素として、作動要求時期判断、演算開始判断、及び作
動可否判断を設定し、これらのオン、オフ状態に基づい
て、各ステージの遷移過程を示すパス(第1のパス〜第
3のパス)を設定し、衝撃センサから送信される作動信
号に含まれる該パスの情報と、コントロールユニット4
内で記憶されている該パスの情報が一致したときにの
み、実際に乗員拘束具2を作動させるように構成してい
る。従って、衝撃検知ユニット3と、コントロールユニ
ット4との間の通信線5にて、通信される信号にノイズ
が重畳された場合でも、乗員拘束具2が誤動作すること
なく、確実に乗員拘束具2を作動させることができる。
【0057】また、ステージ2−A、或いはステージ2
−Bに遷移するまでの過程では、3回同一のデータが受
信されたことを確認するので、信号伝送の精度が向上す
る。更に、ステージ2−A或いはステージ2−Bから、
最終ステージに遷移するまでの過程において、データの
照合回数を1回としているので、データの照合を迅速に
行うことができ、瞬時に乗員拘束具2を作動させること
ができる。これにより、安全性をより一層向上させるこ
とができる。
【0058】以上、本発明の乗員拘束装置を図示の実施
形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意
の構成のものに置き換えることができる。
【0059】例えば、前述の実施形態では、ステージ2
−A、或いはステージ2−Bに達するまでの、データの
照合回数を3回としたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、1回、2回、或いは4回以上の照合を行う
ようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る乗員拘束装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】各ステージの遷移を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る乗員拘束装置の動作
を示すフローチャートの第1の分図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る乗員拘束装置の動作
を示すフローチャートの第2の分図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る乗員拘束装置の動作
を示すフローチャートの第3の分図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る乗員拘束装置の動作
を示すフローチャートの第4の分図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る乗員拘束装置の動作
を示すフローチャートの第5の分図である。
【図8】各ステージ間の遷移の様子を模式的に示す説明
図である。
【符号の説明】
1 乗員拘束装置 2 乗員拘束具 3 衝撃検知ユニット 4 コントロールユニット 5 通信線 6a 第1の加速度センサ 6b 第2の加速度センサ 7 作動時期判断部 8 作動可否判断部 9 送信情報判断部 10 送信部 11 受信部 12 受信情報判断部 13 拘束具作動制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員拘束具を具備し、自車両へ加えられ
    る衝撃が検知された際に、前記乗員拘束具を作動させて
    自車両内の乗員を拘束する乗員拘束装置において、 自車両に加えられる衝撃を検知する衝撃センサを具備
    し、該衝撃センサにて検知される衝撃の状態を、2以上
    の判断要素に区分し、前記判断要素に基づき、前記乗員
    拘束具を作動させるに至る2以上の遷移過程が設定さ
    れ、前記遷移過程を示す遷移過程情報を含む前記判断要
    素のオン、オフを示す情報を出力する衝撃検知手段と、 前記衝撃検知手段から入力された前記判断要素のオン、
    オフを示す情報の変化が、前記判断要素のオン、オフを
    示す情報に含まれている前記遷移過程情報と一致するこ
    とが確認された際に、前記乗員拘束具に作動信号を出力
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする乗員拘束装置。
  2. 【請求項2】 乗員拘束具を具備し、自車両へ加えられ
    る衝撃が検知された際に、前記乗員拘束具を作動させて
    自車両内の乗員を拘束する乗員拘束装置において、 自車両に加えられる衝撃を検知する2以上の衝撃センサ
    を具備し、該各衝撃センサにて検知される衝撃の状態
    を、2以上の判断要素に区分し、前記判断要素に基づ
    き、前記乗員拘束具を作動させるに至る2以上の遷移過
    程が設定され、前記遷移過程を示す遷移過程情報を含む
    前記判断要素のオン、オフを示す情報を出力する衝撃検
    知手段と、 前記衝撃検知手段から入力された前記判断要素のオン、
    オフを示す情報の変化が、前記判断要素のオン、オフを
    示す情報に含まれている前記遷移過程情報と一致するこ
    とが確認された際に、前記乗員拘束具に作動信号を出力
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする乗員拘束装置。
  3. 【請求項3】 前記衝撃検知手段は、第1の衝撃セン
    サ、第2の衝撃センサを具備し、前記判断要素は、 前記第1の衝撃センサの検出信号の積分値が第1の所定
    値を越えたときにオンとなる作動要求時期判断と、 前記第1の衝撃センサの検知信号が第2の所定値を越え
    たときにオンとなる演算開始判断と、 前記第2の衝撃センサの検知信号の積分値が第3の所定
    値を越えたときにオンとなる作動可否判断と、 の3つの要素から成ることを特徴とする請求項2に記載
    の乗員拘束装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の所定値と、前記第3の所定値
    は、略同一に設定されたことを特徴とする請求項3に記
    載の乗員拘束装置。
  5. 【請求項5】 前記遷移過程は、前記判断要素の状態を
    示す複数のステージを有し、該各ステージは、 前記各判断要素が全てオフとされたときに設定されるノ
    ーマルステージと、 ノーマルステージ後、作動可否判断がオンとされたとき
    に設定される第1−Aステージと、 ノーマルステージ後、演算開始判断がオンとされたとき
    に設定される第1−Bステージと、 第1−Aステージを経過後、演算開始判断がオンとされ
    たとき、或いは第1−Bステージを経過後、作動可否判
    断がオンとされたときに設定される第2−Aステージ
    と、 第1−Bステージ経過後、作動要求時期判断がオンとさ
    れたときに設定される第2−Bステージと、 前記第2−Aステージを経過後、作動要求時期判断がオ
    ンとされたとき、或いは第2−Bステージ経過後、作動
    可否判断がオンとされたときに設定される最終ステージ
    と、から成り、 前記制御手段は、前記判断要素の状態が前記最終ステー
    ジに達したときに前記乗員拘束具を作動させることを特
    徴とする請求項3または請求項4のいずれかに記載の乗
    員拘束装置。
  6. 【請求項6】 前記ノーマルステージから第1−Aステ
    ージへの遷移、ノーマルステージから第1−Bステージ
    への遷移、第1−Aステージから第2−Aステージへの
    遷移、第1−Bステージから第2−Aステージへの遷
    移、及び第1−Bステージから第2−Bステージへの遷
    移は、それぞれ判断要素を複数回照合することにより行
    い、 前記第2−Aステージから最終ステージへの遷移、及び
    第2−Bステージから最終ステージへの遷移は、判断要
    素を1回照合することにより行うことを特徴とする請求
    項5に記載の乗員拘束装置。
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