JP2002273446A - 汚水処理装置用電解槽 - Google Patents

汚水処理装置用電解槽

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JP2002273446A
JP2002273446A JP2001077388A JP2001077388A JP2002273446A JP 2002273446 A JP2002273446 A JP 2002273446A JP 2001077388 A JP2001077388 A JP 2001077388A JP 2001077388 A JP2001077388 A JP 2001077388A JP 2002273446 A JP2002273446 A JP 2002273446A
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blower
sewage
pipe
electrode unit
electrolytic cell
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JP2001077388A
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Takeshi Fukunaga
武士 福永
Kenji Oda
謙治 小田
Akihiro Fukumoto
明広 福本
Toshiki Okumi
敏喜 奥見
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブロワーの圧力を調整可能とし、ブロワーの破
損を防止できるとともにブロワーの異常状態の検知精度
を向上し安全性を確保できる汚水処理装置用電解槽を提
供することを課題とする。 【解決手段】汚水を収容するタンク本体1と、タンク本
体1内に配設される電極ユニット51と、タンク本体1
内に配設されて汚水中に空気を供給する配管と、該配管
に空気を送り込むブロワーとを備え、前記配管に、ブロ
ワーの吐出圧力を調整するための絞り管Sを配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭排水または工
場排水などを処理する汚水処理装置用電解槽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の汚水処理装置、例えば工
場等の事業場用排水や家庭用排水に含まれるリン化合物
の除去を目的とした汚水処理装置としては、例えば、特
開平3−89998号公報、特開平6−254584号公報、特開平1
0−192869号公報、特開平10−258283号公報、特開2000
−176456号公報、特開2000−189977号公報等に記載され
ている電解溶出法が知られている。
【0003】この技術は、電極を用いた電解反応によ
り、鉄イオンまたはアルミニウムイオン等の金属イオン
を排水中に溶出させ、この金属イオンを排水中のリン酸
イオンと反応させることにより不溶性の塩(例えば、F
ePO4、Fe(OH)X(PO4Y)として凝集沈殿さ
せ、リンを除去処理しようとするものである。
【0004】即ち、処理槽内に配設された陰陽一対の電
極からなる電極ユニットから汚水中に溶出させた鉄イオ
ンと汚水中のリン酸イオンとを結合させて汚水中のリン
を除去し、処理槽の他端部に形成した流出口から排水す
るものである。
【0005】上記のような電解反応において、電極ユニ
ットの陽極から2価の鉄イオン(Fe2+)が溶出される
が、この2価の鉄イオンを、汚水中のリン酸イオン(P
4 3-)と反応させるため3価の鉄イオン(Fe3+)に酸
化させる必要があり、鉄イオンを酸化させるため、処理
槽内に散気管を配設するとともにこの散気管から処理槽
内に空気を送り込むためのブロワーを配設している。こ
のブロワーは一般に家庭用の合併浄化槽等に使用される
ため、ブロワーの標準仕様は、散気管が所定の水深(合
併浄化槽の水深1.5〜1.7m)位置に配設されると、ブロ
ワーの標準となる吐出圧力(常用圧力)が約17Kpaに
なるように設定されている。ブロワーの吐出圧力と水深
とは比例関係にあり、水深が深くなればなるほど、ブロ
ワーの吐出圧力は上昇する。逆に水深が浅くなれば、ブ
ロワーの吐出圧力は低下する従って、水深の浅い位置
(例えば水深50cm)に散気管を配置する場合にこの
ブロワーを使用すると、ブロワーの常用圧力が約5Kpa
しかかからないため、ブロワー内に配設された永久磁石
の運動量(ストローク)が大きくなり、ダイヤフラムの
寿命が短くなる問題がある。
【0006】一方、処理槽内の電解反応において、電極
ユニットの陰極からは、水素ガスが発生し、この水素ガ
ス濃度の上昇による爆発を防止するため、散気管から空
気を供給して水素ガスを薄めるよう構成されているが、
散気管の目詰まりやブロワーのダイヤフラムの破損等に
より汚水中に空気が供給されない場合、電解反応が継続
されることにより、水素ガス濃度が上昇し爆発等のおそ
れが生じる。
【0007】従って、散気管の目詰まりやダイヤフラム
の破損等により汚水中に空気が供給されない状態を検知
するため、圧力スイッチを設けてブロワーの吐出圧力を
検出し、異常を検出した場合には電極ユニットへの電源
を切断して電解反応を中断するようになっている。
【0008】しかしながら、上記のごとく、水深の浅い
位置(例えば水深50cm)に散気管を設置した場合にこの
ブロワーを使用すると、常用圧力が約5Kpaしかかから
ないため、ダイヤフラムが破損した場合など、ブロワー
の吐出圧力がゼロになった場合でも、その差が小さいた
めに圧力スイッチにより異常圧力の検出が難しい問題が
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、ブロワーの圧力を調整可能とし、
ブロワーの破損を防止できるとともにブロワーの異常状
態の検知精度を向上し安全性を確保できる汚水処理装置
用電解槽を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、汚水を収容す
る処理槽と、該処理槽に配設される少なくとも一対の電
極と、前記処理槽内の汚水中に配設され、散気孔を有す
る配管と、該配管に空気を送り込むブロワーとを備え、
前記配管に、ブロワーの吐出圧力を調整するための圧力
調整手段を設けたことを特徴とする。また、本発明は、
汚水を収容する処理槽と、該処理槽に配設される少なく
とも一対の電極と、前記処理槽内の汚水中に配設され、
散気孔を有する配管と、該配管に空気を送り込むブロワ
ーとを備え、前記配管内に、ブロワーの吐出圧力を調整
するための絞り装置を配設したことを特徴とする。さら
に、前記ブロワーの吐出圧力を検知する検知部を設ける
ことが好ましい。また、前記配管を分解可能に構成する
ことをが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面に基
づいて以下に詳述する。
【0012】まず、本実施の形態に係る汚水処理装置用
電解槽の概略構成を説明する。電解槽の容器は、平面形
状が略長方形を成す箱型の容器であり、所定の深さを有
するタンク本体1、2箇所の電極ユニットサービス口3
1を設けた所定の高さを有する中蓋3、該中蓋3の電極
ユニットサービス口31を閉塞するための、比較的高さ
寸法が小さい上蓋4から構成されている。
【0013】そして、中蓋3における上蓋4の下方部に
は、電極ユニット装着用の開口部32を底面に有する凹
部33が形成されており、開口部32の周辺部は電極ユ
ニット51の支持部材として機能している。
【0014】さらに、前記凹部33から電極ユニット5
1が挿入され、電極ユニット列5を構成しており、前記
電極ユニット51は、電極板51aの上面における長手
方向(以下、単に電極板51aの長手方向という)がタ
ンク本体1の長辺と同一方向であって、電極板51aの
長手方向と直交する方向に一定の間隔を置いて列をなす
ように配置されている。
【0015】また、タンク本体1の短辺を成す側壁の上
部には汚水流出口11が設けられるとともに、前記中蓋
3の、前記汚水流出口11が設けられた側壁と対向する
側壁上部に対応する位置に、電解槽内に汚水を流入させ
るように汚水流入口35が設けられている。
【0016】次に、上記に説明した電解槽の各部につい
てより具体的に説明する。
【0017】タンク本体1は、汚水を流入させ電極から
汚水中に金属イオンを溶出させるところであり、この処
理に必要な高さ容積に形成されている。
【0018】そして、短辺を成す一側壁の上部に前述の
ように汚水流出口11として配管が水平方向に導出する
ように設けられている。尚、この汚水流出口11にはパ
ッキン11aが設けられている。
【0019】この側壁の汚水流出口11の下方には、底
部がタンク本体1の中央部に位置するように傾斜する傾
斜面部12が形成されている。また、この傾斜面部12
に対向する側壁にも前記傾斜面部12と対称的な形状を
なすように傾斜面部13が形成されている。
【0020】これら傾斜面部12、13は、電解槽内に
汚水の対流を発生させるように、電極ユニット列5の下
部近傍位置に形成されている。また、これら傾斜面部1
2、13の頂部には外方向に張り出す棚部14、15が
形成され、この棚部14、15の下面が、この電解槽を
据え付ける際の固定面として機能するようになってい
る。尚、汚水流入口35側の棚部15は、電解槽に流入
する汚水分散面として機能するように、汚水流出口11
側の棚部14よりも大きな面積に形成されており、この
棚部15の上方部を中蓋3に取り付けられた汚水流入口
35からの汚水を受け入れるスペースとしている。
【0021】また、タンク本体1の底面における電極ユ
ニット列5の中間部には、前記傾斜面部12、13と同
様の傾斜角度を備えた滑らかな山形部16を形成し、こ
の山形部16と前記傾斜面部12、13とで挟まれるス
ペースの中央部が電極ユニット列5の中央となるように
構成され、この部分(すなわち電極ユニット列5の下
方)に汚泥排出口17が設けられている。この汚泥排出
口17は、ゴム栓17aにより閉塞され、またこの汚泥
排出口17の外側面には配管継ぎ手17bがボルト17
c及びナット17dによりパッキン17e、17fを介
して取り付けられている。
【0022】また、前記タンク本体1底部には、汚泥排
出口17を挟むように散気管固定用のリブ19が形成さ
れている(本実施の形態では、計8箇所)形成されてい
る。このリブ19は、散気管25を底面から少し浮かせ
た状態で固定するように、リブ19上端部に散気管嵌め
込み用の切り欠き19aを設けたものである。
【0023】タンク本体1の底面には4箇所に支持脚2
2が形成されており、この電解槽はこの支持脚22を利
用して設置することも可能である。
【0024】また、タンク本体1の上端縁部にはフラン
ジ部23が形成されているとともに、端縁部の強度を向
上させるため下向きの補強リブ24が形成されている。
【0025】中蓋3は、電極ユニット列5の上方部に電
極ユニット51の電源ケーブル用中継ターミナルボック
ス6や電源ケーブル62の配線スペースを確保するなど
のために必要な高さを有し、その上面が電解槽の上面を
構成している。
【0026】また、中蓋3の周縁下端は前記タンク本体
1の上端縁のフランジ部23に当接するフランジ部34
を有し、さらにこのフランジ部34の先端が下方に折り
曲げられた折り曲げ片34aとして構成され、タンク本
体1の上端に被さるように形成されている。そして、中
蓋3とタンク本体1とはこのフランジ部23、34にお
いてビス34bによりビス止め等され固定されている。
【0027】また、中蓋3における前記棚部15の上方
には、上面から少しくぼませた小スペースの平面部30
を形成し、この平面部30に汚水流入口35が取り付け
られている。前記平面部30の高さ、すなわち汚水流入
口35の接続部の高さ位置は、中蓋3の凹部33上端よ
りも低く形成されており、汚水流入口35からの汚水が
漏れた場合に、汚水が凹部33内に侵入するのを防止
し、凹部33内に配設されている中継ターミナルボック
ス6等の電装部の浸水によるショート等を防止できるよ
うになっている。
【0028】この汚水流入口35は、下方に取り付け用
フランジを備えたフランジ付き配管35a、このフラン
ジ付き配管35aに接続される直管35b、この直管3
5bに対し回転自在に取り付けられた90度エルボ管3
5cからなり、この90度エルボ管35cに対し、前工
程から汚水を供給する連絡配管35dが取り付けられて
いる。尚、この汚水流入口35の部分は、この中蓋3及
び前述のタンク本体1ともに平面形状が先細に形成され
ている。
【0029】また、中蓋3の汚水流入口35から、この
汚水流入口35に対向する側壁側にかけての部分には、
電解槽の長辺と直交する方向を長辺とする平面形状が略
長方形の凹部33が2つ形成されている。この凹部33
の深さは中蓋3の周縁部よりも下方で、且つタンク本体
1内の汚水面よりやや上方となる位置に設定されてい
る。そして、この凹部33底面に、電極ユニット挿入用
開口部32が形成されている。
【0030】また、前記各凹部33のタンク本体1外側
には、前記開口部32位置よりも高く棚状に形成され、
中継ターミナルボックス6を配置するための取付部33
aが形成されている。
【0031】電極ユニット51は、長方形の鉄製の平板
電極(電極板51a)2枚一組とした電極であり、これ
ら2枚の電極板51aは上部のホルダー51bにより所
定の間隔に保持されたものである。このホルダー51b
の上面には電源ケーブル62を接続するための端子51
cが設けられ、ホルダー51b内にてこの端子51cと
電極板51aとが結線されている。
【0032】この電極ユニット51は、電極板51aの
長手方向が電解槽の長手方向(すなわち汚水流入口35
と汚水流出口11とを結ぶ線)と平行となるよう配置さ
れるとともに、電極板51aの長手方向と直交する方向
に、互いに間隔を存して複数配置している。
【0033】ホルダー51bは電極板51aの幅(長手
方向の寸法)よりも大きな幅を有し、この電極板51a
からはみ出した両部分には、中蓋3の電極ユニット挿入
用開口部32の周辺に配置されたピン36と係合するピ
ン穴51eが1個ずつ設けられている。このピン穴51
aは、下方がピン36の挿入が容易なように大径部とす
るとともに、上方部は固定位置の正確度を高めるために
小径部とされている。また、ホルダー51bの上面部に
は取っ手51dが設けられている。
【0034】電極ユニット51の間にはセパレータ52
が取り付けられている。このセパレータ52は、絶縁材
料であるプラスチックからなるものであって、平板部5
2aの大きさは電極板51aの大きさに略等しく、その
上部を電極のホルダーと同様に幅広の支持部52bとし
て、両側に、中蓋3の電極ユニット挿入用開口部32の
周辺に配置されたピン36'または中蓋3に取り付けら
れているボルト38と係合する穴52cが1個ずつ設け
られており、支持部52bの上面部には取っ手52dが
設けられている。尚、ピン36'とボルト38とは交互
に配置されている。また、汚泥排出口17の上に位置す
る中央のセパレータ52の下部には汚泥排出口17を閉
塞するゴム栓17aが鎖55を介して接続されている。
【0035】このセパレータ52と電極ユニット51と
をタンク本体1に装着する際には、まずセパレータ52
を、その支持部52bの穴52cを各々ピン36'また
はボルト38に係合させながら挿入する。ついで、電極
ユニット51を、そのホルダー51bのピン穴51eを
ピン36に係合させながら挿入する。この時、電極ユニ
ット51のホルダー51bがセパレータ52の支持部5
2bの上に載る形となる。
【0036】次に、断面略L字状の固定板53をボルト
38に係合させながら、電極ユニット51のホルダー5
1b上に載置し、サービスナット39をボルト38に締
め付け、最終的に固定する。尚、53aは、固定板53
に取り付けられている緩衝材兼絶縁材である。
【0037】これにより、汚水流入口35側と汚水流出
口11側とを結ぶ線と、電極板51aの長手方向が一
致、すなわち平行となり、この電極板51aの長手方向
に直交する方向に電極ユニット51とセパレータ52と
が交互に配列され、各8個の電極ユニット51と7個の
セパレータ52とを配列した電極ユニット列5がそれぞ
れ形成される。尚、この電極ユニット列5の中央ライン
は、前述の汚泥排出口17の中心を通るように構成され
ている。
【0038】各中継ターミナルボックス6は、略矩形状
をなし、4個の中継端子61を長手方向に配設してい
る。そして、中継ターミナルボックス6は、その長手方
向が電極ユニット列5の列方向となるように2個配設さ
れている。したがって、4個の中継端子61の配列方向
と電極ユニット列5の列方向とが一致している。
【0039】前記中継端子61と電極ユニット51と
は、電源ケーブル62にて接続されているとともに、電
源と中継ターミナルボックス6とは電源ケーブル63に
て接続されている。
【0040】各電極ユニット列5の下方部には、各々2
本の散気管25が一組の散気装置として配設されてい
る。
【0041】図11乃至図17に示すごとく、散気管2
5には、ブロワー80から送風される空気を汚水内に供
給するための散気孔25aが形成されるとともに、この
散気管25の先端部は連絡管28により連絡されてい
る。
【0042】この散気管25は、外部のブロワ−80と
接続するための連絡配管26、27を電解槽の長辺を成
す側壁に沿って立ち上げ、該連絡配管26、27の上端
に曲管26a、27aを接続し、該曲管26a、27a
を、中蓋の上端部の切り欠き37に配置して外部に導出
している。
【0043】さらに、2列の電極ユニット列5それぞれ
に対応して設けられている上記構成の散気装置は、中央
よりの連絡配管26が各々別々のブロワー80に接続さ
れている。
【0044】そして、中央部の連絡配管26が曲管26
a、該曲管26aに連結される接続管26b、連絡配管
81を介してブロワー80に接続され、反中央側の連絡
配管27の先端には栓29が取り付けられていることに
より、中央よりの連絡配管26から両散気管25に空気
を供給している。
【0045】前記曲管26a、27aのうち、ブロワー
80に接続される曲管26aに接続された接続管26b
開口端には、絞り装置として絞り管Sが配設されてい
る。本実施の形態では、前記接続管26bの内径は13
mm、前記絞り管Sの開口寸法は、直径5.5mmに形成さ
れており、接続管26bに絞り管Sを装着することによ
り、ブロワー80の吐出圧力を高めるようになってお
り、散気管25の配設される水深が浅く、ブロワー80
の能力に対してかかる圧力が低い場合でも、該絞り管S
を装着することにより、ブロワー80のダイヤフラムの
破損等を防止しブロワー80の寿命を長くすることがで
きるようになっている。
【0046】また、接続管26bに絞り管Sを装着して
ブロワー80の吐出圧力を高めることにより、散気管2
5の配設される水深が浅く、ブロワー80の能力に対し
てかかる圧力が低い場合においてブロワー80のダイヤ
フラムが破損してブロワー80の吐出圧力がゼロになっ
た場合でも、圧力スイッチ75が異常圧力を検出しやす
くなり、汚水中に空気が供給されない状況のまま電解反
応が継続されて水素ガス濃度の上昇により爆発する等の
危険を防止できる。
【0047】中蓋3において、底面に電極ユニット挿入
用開口部32を備えた凹部33は、上蓋4によりカバー
され、ビス41にて中蓋3に固定されるようになってい
る。この上蓋4は、人が電極ユニット51の端子51c
に不用意に触れて感電しないように保護するものであ
り、通常使用時には閉塞されており、電極ユニット51
の交換時に開放される。また、前記上蓋4上面には2個
の取っ手42が形成されている。
【0048】次に、前記二つの凹部33の隣接する一側
の隅部間にまたがって、凹部をなす平面部分70が2箇
所形成されている。そして、この平面部分のいずれか一
方において、上蓋4との間に、上蓋4の開閉により作動
する蓋スイッチ71と、ブロワー80の吐出圧力の変動
により作動する圧力スイッチ75とを収納したセンサー
ユニット7が設置されている。このセンサーユニット7
について、図8及び図9を用いて説明する。図8はこの
センサーユニット7の拡大図であり、図9は電極ユニッ
トの制御回路である。なお、簡略化のため、図9には一
方の電極ユニット列5のみが示されているが、実際には
他方の電極ユニット列も同様に接続される。
【0049】図8に示すように、蓋スイッチ71は、ス
イッチボックス79の内部に取り付けられたスイッチ本
体72と上蓋4の内部に取り付けられたマグネット73
とから構成されており、上蓋3が閉じられているときは
マグネット73の作用によりスイッチ本体72内のリー
ドスイッチがONとなり、上蓋4が開放されたときに
は、マグネット73がスイッチ本体72に作用しなくな
ることにより、スイッチ本体72内のリードスイッチが
OFFとなるように設計されている。尚、この蓋スイッ
チ71は二つの上蓋4それぞれの開閉を検知するよう
に、2つの上蓋4の角部に対応して2個取り付けられて
いる。
【0050】一方、圧力スイッチ75は、散気管25の
散気孔25aが目詰まりを起こしブロワー80の吐出側
の圧力が異常に上昇し、汚水中に空気が供給されないよ
うな場合、あるいはブロワー80としてダイヤフラム式
のものを使用しているような場合であってブロワー80
を構成するダイヤフラムが破損したような場合、つま
り、ブロワー80吐出側の圧力が異常に低く汚水中に空
気が供給されないような場合を異常圧力として検出す
る。尚、図8において、76、77はブロワー80の吐
出圧力を圧力スイッチ75に導入するための配管であ
る。78は制御回路用電線である。
【0051】図9に示すように、1列の電極ユニット列
5に配列された8個の電極ユニット51は、二つの中継
ターミナルボックス6を介し、更に制御盤8を経由して
電源9に接続されている。そして、制御盤8には2つの
蓋スイッチ71及び二つの圧力スイッチ75のON、O
FF情報が入力されている。いずれか一方の蓋スイッチ
71により上蓋4の開放が検知されたとき、あるいはい
ずれか一方の圧力スイッチ75の作動により散気管25
から空気が正常に供給されていないことが検知されたと
きに、電極ユニット51の電源ラインをOFFするよう
に構成されている。
【0052】上記のように構成された電解槽は、次のよ
うなシステムとして構成される。用途が事業場用の排水
処理の場合には、例えば図10に示されるように、汚水
が活性汚泥槽A及び中間流量調整槽Bを経て電解槽Cに
導かれ、電解槽Cの後段側に凝集沈殿槽Dが設けられ
る。
【0053】一方、家庭用の合併処理浄化槽の場合に
は、特開平10−192869号公報、特開平10−2
58283号公報、特開平2000−189977号公
報等に記載されているようなシステムに構成されて使用
される。
【0054】以下、事業場用廃水処理システムとして利
用される場合について、本電解槽を用いる場合の動作に
ついて説明する。
【0055】事業場から排水される汚水は、まず、活性
汚泥槽AにてBOD成分が微生物により分解され、活性
汚泥槽A内の汚水が中間流量調整槽Bを介して一定量の
汚水として電解槽Cに導入される。このとき汚水は、電
解槽Cの上部に形成した汚水流入口35からタンク本体
1の棚部15に落下して分散され、ほぼ均一な流れとな
って電極ユニット51間を通して汚水流出口11側へ流
れる。
【0056】特に本実施の形態では、電極ユニット列5
を汚水の流れる方向に対し略直行する方向に2列とし、
槽の幅方向の寸法を小さくしているので、槽の幅方向端
部で汚水がよどむことが防止される。従って、槽端部の
電極ユニットから溶出するイオンによるリン捕捉効率が
低下してリン除去効率が低下するのを防止することがで
きる。
【0057】このとき電極ユニット51の電解作用によ
り電極ユニット51の陽極から2価の鉄イオンが溶出さ
れ、陰極からは水素ガスが発生する。一方、散気管25
からのばっ気により2価の鉄イオンは3価の鉄イオンに
酸化される。また、この散気管25から噴出される空気
により水素ガス濃度が薄められ、爆発の危険が回避され
ている。
【0058】3価の鉄イオンは、汚水中のオルトリン酸
と反応し、難溶性のリン化合物に生成される。このリン
化合物を含む汚泥は、散気管25からのばっ気により積
極的に電解槽C内を浮遊し、汚水流出口11から次の工
程である凝集沈殿槽Dに汚泥を排出させる。そして、こ
の凝集沈殿槽Dでリン化合物を含む浮遊物を沈殿除去す
る。
【0059】また、電解槽C内に汚水が導入されると、
散気管25からタンク本体1の底面に向けて空気が噴出
され、泡状の気泡が上方に立ち上るとともにタンク本体
1の汚水流入側及び汚水流出側の側壁に設けられた傾斜
面部12、13及び電極ユニット列5の中間となるタン
ク本体1の底面中央部に山形部16の傾斜形状が電極ユ
ニット列5の下部近傍に形成されていることにより、汚
水は散気管25周囲からタンク本体1の底部に向けて引
き込まれ、汚水が電解槽C内で効果的に対流を起こし、
浮遊物の排出がスムーズに行われる。
【0060】また、電極板の長手方向が、汚水流入口3
5と汚水流出口11とを結ぶ線と平行(本実施の形態で
は槽の長手方向と同一)とされていること、つまり、汚
水が電極板の板状表面に沿って流れるとともに前記槽内
で発生する対流も電極板の板状表面に沿って流れること
により、この対流の流速を速くすることができ、効率よ
くリン化合物を浮遊させることができる。
【0061】また、このような対流及びばっ気による電
極板51a表面の洗浄作用により、電極ユニット51の
電極板51a間における汚泥の滞留が防止され、電極の
短絡などの事故が回避される。
【0062】上記のように、この電解槽Cは汚泥を自身
の槽内に溜め込まないので、通常、電解槽C内の汚泥の
排出は特別に行う必要がなく、電極ユニット51を交換
する時にあわせて行う程度で済ますことができる。電極
ユニット51の交換は、陽極から鉄イオンを溶出させる
ことにより、電極板51aが溶けて消耗するために必要
となるものである。
【0063】尚、本実施の形態においては、陽極、陰極
いずれも鉄製とされ、一方の電極のみが消耗するのを避
けるため、定期的に極性転換が行われる。また、隣接す
る電極ユニット51間にはセパレータ52が配置されて
いるため、各電極板51aの消耗は略均一化される。仮
にセパレータ52がない場合には、中間に位置する電極
板51aは両面で電解作用が行われ、最外側の電極板5
1aに比べて略2倍の速さで溶けていくことになり、電
極板51aの消耗の均一化を図ることができなくなる。
【0064】以上のように動作する電解槽Cにおいて、
電極板51aが消耗する時期をあらかじめ算出してお
き、定期的に電極ユニット51を交換するようにする。
このときは、先ず上蓋4を開放し、中継ターミナルボッ
クス6の中継端子61に接続されている電源ケーブル6
2を取り外し、また、電極ユニット51及びセパレータ
52を固定している固定板53を取り外す。
【0065】この場合において、中継ターミナルボック
ス6と電極ユニット51とは、ほぼ隣り合わせの形で接
続されているため、電源ケーブル62の配線を整然とす
ることができ、電極ユニット51の着脱作業を容易に行
うことができる。尚、電極ユニット51は上蓋4が開放
されると上蓋4に埋め込まれていたマグネット73がス
イッチ本体72内のスイッチ部に作用しなくなり、両電
極ユニット列5の電源回路がOFFされるので、作業者
が誤って感電するというようなことがなく、安全性を確
保できる。
【0066】また、このセパレータ52の下部が鎖55
を介してゴム栓17aに接続されているため、電極ユニ
ット51を交換するときに、中央のセパレータ52を取
り外すと同時にゴム栓17aを引き抜くことができる。
【0067】電極ユニット51の作動中に、前述のよう
な理由によりブロワー80の系統に異常が発生してばっ
気が正常に行われなくなった場合に、そのまま運転が継
続されると電解反応が引き続きほぼ正常に継続されるこ
とにより、陰極から発生した水素ガスがばっ気により希
釈されなくなり、電解槽内で水素ガス濃度が上昇して爆
発の危険が生じたり、槽内の汚水の対流、ばっ気による
電極表面部の洗浄を行うことができなくなるため、汚泥
の排出が困難となり、電極板51a間がショートするな
どのリスクも発生するが、本実施の形態においては、圧
力スイッチ75により散気装置の異常を検出した場合に
は電極ユニット列5の電源が切断されるので、このよう
な危険を回避することができる。
【0068】また、本実施の形態のごとく、ブロワー8
0の能力に対して、散気管25の配設される水深が浅く
ブロワー80に対してかかる圧力が低い場合、ブロワー
80内に配設された永久磁石の運動量(ストローク)が
大きくなり、ダイヤフラムの寿命が短くなるおそれがあ
るが、本実施の形態のごとく、ブロワー80から散気管
25までの途中(本実施の形態では接続管26b)に絞
り管Sを装着することにより、ブロワー80の吐出圧力
を高めることができ、ブロワー80のダイヤフラムの破
損等を防止しブロワー80の寿命を長くすることができ
るようになっている。さらに、ブロワー80の能力に対
して、散気管25の配設される水深が浅くブロワー80
に対してかかる圧力が低い場合、万が一、ブロワー80
のダイヤフラムが破損するなど、ブロワー80の吐出圧
力がゼロになった場合でも、ブロワー80から散気管2
5までの途中(本実施の形態では接続管26b)に絞り
管Sを装着することにより、ブロワー80の吐出圧力を
高め、圧力スイッチ75による異常圧力の検出を確実に
できるため、汚水中に空気が供給されない状況のまま電
解反応が継続されて水素ガス濃度の上昇により爆発する
等の危険を防止でき、安全性を確保できる。また、絞り
管Sはジョイント部材(ユニオン)J1の近傍に配設し
ているため、絞り管Sの装着作業性が向上する。尚、上
記実施の形態においては、散気管25、連絡配管26、
27、及び曲管26a、27a等、複数箇所にて折り曲
げた形状に形成されており、散気管25の散気孔25a
が目詰まりした場合、連絡配管26、27と曲管26
a、27aとの接続部分に設けられたジョイント部材
(ユニオン)J1を緩めることにより取り外し、連絡配
管26、27の一方から水を流し水圧にて散気孔25a
に詰まった汚泥を排出する必要があるが、図18乃至図
21に示すごとく、散気管25と連絡管28との接続部
にジョイント部材(ユニオン)J2を設けることによ
り、散気管25と連絡管28とを取り外すことができ、
散気管25に詰まった汚泥を容易に取り除くことができ
る。また、本実施の形態においては、電極板51aとし
て鉄材を用いたが、これに限定されるものではなく、リ
ン酸イオンと反応するイオンを溶出するその他の金属、
例えば、アルミニウム等を電極板に使用してもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、配管に絞り
装置を設けることにより、ブロワーの能力に対して、配
管の水深が浅くブロワーに対してかかる圧力が低い場合
でも、ブロワーの吐出圧力を高めてブロワーのダイヤフ
ラムの破損等を防止しブロワーの寿命を長くすることが
できる。また、本発明の請求項2によると、配管の途中
に絞り装置を配設することにより、ブロワーの能力に対
して、配管の水深が浅くブロワーに対してかかる圧力が
低い場合でも、ブロワーの吐出圧力を高めてブロワーの
ダイヤフラムの破損等を防止しブロワーの寿命を長くす
ることができる。さらに、本発明の請求項3によると、
ブロワーのダイヤフラムが破損するなど、ブロワーの吐
出圧力がゼロになった場合、検知部により異常圧力を確
実に検出することができるため、汚水中に空気が供給さ
れない状態のまま電解反応が継続されて水素ガス濃度の
上昇により爆発する等の危険を防止でき、安全性を確保
できる。また、本発明の請求項4によると、配管内に絞
り装置を容易に装着することができ、絞り装置の装着作
業性を向上させることができると共に、配管内の清掃を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電解槽の平面図であ
る。
【図2】同電解槽の上蓋を取り外した状態における平面
図である。
【図3】同電解槽の上蓋及び電極ユニットを取り外した
状態における平面図である。
【図4】同図1におけるIV−IV断面図であり、汚水
流出口の電極ユニット列はセパレータが見える状態と
し、汚水流入口側の電極ユニット列は電極ユニットの側
面が見える状態で示している。
【図5】同図2におけるV−V断面図である。
【図6】同図5におけるA部拡大図である。
【図7】同電解槽の汚泥排出口部分の拡大図である。
【図8】同電解槽のセンサーユニットの拡大図である。
【図9】同電解槽の電極ユニットの制御回路図である。
【図10】同電解槽を事業場用排水処理に応用する場合
のシステム例である。
【図11】同散気管とブロワーとを接続する連絡配管の
要部拡大図である。
【図12】同散気管及び連絡配管の上面図である。
【図13】同側面図である。
【図14】同散気管及び連絡配管の側面図である。
【図15】同他の方向から見た側面図である。
【図16】同散気管の上面図である。
【図17】同底面図である。
【図18】同他の実施の形態の散気管及び連絡配管の側
面図である。
【図19】同他の方向から見た側面図である。
【図20】同散気管の上面図である。
【図21】同底面図である。
【符号の説明】
1 タンク本体(処理槽) 25 散気管(配管) 26 連絡配管(配管) 26a 曲管(配管) 26b 接続管(配管) 27 連絡配管(配管) 27a 曲管(配管) 28 連絡管(配管) 51 電極ユニット(電極) 75 圧力スイッチ(検知部) 80 ブロワー 81 連絡配管(配管) S 絞り管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 明広 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 奥見 敏喜 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4D061 DA08 DB11 EA06 EB01 EB19 EB20 EB27 EB28 ED06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚水を収容する処理槽と、該処理槽に配
    設される少なくとも一対の電極と、前記処理槽内の汚水
    中に配設され、散気孔を有する配管と、該配管に空気を
    送り込むブロワーとを備え、前記配管に、ブロワーの吐
    出圧力を調整するための圧力調整手段を設けたことを特
    徴とする汚水処理装置用電解槽。
  2. 【請求項2】汚水を収容する処理槽と、該処理槽に配設
    される少なくとも一対の電極と、前記処理槽内の汚水中
    に配設され、散気孔を有する配管と、該配管に空気を送
    り込むブロワーとを備え、前記配管内に、ブロワーの吐
    出圧力を調整するための絞り装置を配設したことを特徴
    とする汚水処理装置用電解槽。
  3. 【請求項3】 前記ブロワーの吐出圧力を検知する検知
    部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の汚水処理装置用電解槽。
  4. 【請求項4】 前記配管を分解可能に構成したことを特
    徴とする請求項2記載の汚水処理装置用電解槽。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7253418B2 (en) 2000-12-01 2007-08-07 Yeda Research And Development Co. Ltd. Device and method for the examination of samples in a non vacuum environment using a scanning electron microscope

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7253418B2 (en) 2000-12-01 2007-08-07 Yeda Research And Development Co. Ltd. Device and method for the examination of samples in a non vacuum environment using a scanning electron microscope

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