JP2002272778A - おしめ用吸水性布帛 - Google Patents

おしめ用吸水性布帛

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JP2002272778A
JP2002272778A JP2001077925A JP2001077925A JP2002272778A JP 2002272778 A JP2002272778 A JP 2002272778A JP 2001077925 A JP2001077925 A JP 2001077925A JP 2001077925 A JP2001077925 A JP 2001077925A JP 2002272778 A JP2002272778 A JP 2002272778A
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fabric
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fibers
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Naomiki Horikawa
直幹 堀川
由和 ▲タカ▼寺
Yoshikazu Takadera
Norio Yoshida
典雄 吉田
Yuji Ike
優治 池
Hirohiko Michihara
博彦 道原
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NICHIMEN GOOSEN KK
Teijin Ltd
Original Assignee
NICHIMEN GOOSEN KK
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い保水性を有し、風合いが良好で湾曲した
臀部にも柔軟にフィットするとともに、洗濯時のエネル
ギー消費量が少なく、耐洗濯性の良好なおしめ用の吸水
布帛を提供すること。 【解決手段】 布帛を構成する構成繊維中のポリエステ
ル繊維含有量が70%以上であり、該構成繊維の単繊維
繊度が2.0dtex以下であって、かつ布帛の嵩高性
が1.5〜6.5cm3/gであることを特徴とする。
さらに構成繊維が、ポリエステル長繊維からなる糸条で
あり、単繊維繊度が0.6dtex未満の細繊度繊維
と、単繊維繊度が0.6〜2.0dtexの太繊度繊維
とからなり、少なくとも一方の布帛面が主として太繊度
繊維で形成されていることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量で取扱易いお
しめ用吸水性布帛に関し、特に介護用品、布おしめなど
に好適に使用することができるおむつ用吸水性布帛に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、人口構成の高齢化などの要因によ
り介護用品やおしめの需要が急増しているが、環境問題
の観点からは、ディスポーザブルの紙オムツよりも布お
しめの利点が評価されてきている。しかし現在、布おし
めとしては綿を主とした織物が主流であるが、これらの
布おしめはその洗濯時に大量の水とエネルギーを消費す
るという問題があった。また工業的に洗濯される場合、
高温での乾燥処理時にしわが発生し、それを伸ばす工程
が必要であった。それらの取扱性の向上を狙って、綿6
5%とポリエステル繊維35%の混紡糸を使用した織物
も使用されてはいるが、綿の比率が高く、まだまだ洗濯
時のエネルギー消費量も多く、満足の得られるものが得
られていないのが現状である。
【0003】一方、合成繊維を用いた高吸水性の布帛
は、シーツなどとして数多くの商品が上市されてきてい
る。しかし、大量の水分を保水することができないとい
う問題があった。また、おしめのように身体の敏感な部
分に接するには風合がまだ硬く、湾曲した臀部にはフィ
ットしにくいために体液の横漏れが発生しやすいという
問題もあった。吸水性能を向上させやすいナイロン繊維
を用いた場合には、高温処理で収縮するという問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の有する問題点を解決し、高い保水性を有し、
風合いが良好で湾曲した臀部にも柔軟にフィットするお
しめ用の吸水布帛を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のおしめ用吸水性
布帛は、布帛を構成する構成繊維中のポリエステル繊維
含有量が70%以上であり、該構成繊維の単繊維繊度が
2.0dtex以下であって、かつ布帛の嵩高性が1.
5〜6.5cm3/gであることを特徴とする。さらに
該構成繊維が、ポリエステル長繊維からなる糸条である
ことが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明では、布帛を構成する構成
繊維中のポリエステル繊維含有量が70%以上であるこ
とが必要である。さらに好ましくは90%、最も好まし
くは100%をポリエステル繊維が占めることが好まし
い。ポリエステル繊維が多いほど、洗濯時の脱水がしや
すく、乾燥工程での熱収縮が起こりにくい傾向にあり、
さらに、乾燥後のしわの発生が減少し、アイロン工程が
省略できる。また、100%ポリエステル繊維製品とし
た場合、ポリマー原料としてリサイクルすることも可能
である。残りの構成繊維としては木綿などの天然繊維
や、合成繊維を用いることができるが、耐熱性、耐薬品
性の観点からは木綿を用いることが好ましい。しかし、
木綿の含有量が増加すると、同じ吸水率を得るための布
帛の目付が増加する傾向にあるため、軽量布帛とするた
めには、合成繊維含量が多いことが好ましい。
【0007】本発明で用いるポリエステル繊維として
は、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリブチレンテ
レフタレート繊維、ポリエチレンナフタレート繊維など
が挙げられるが、コストと性能のバランスなどから、ポ
リエチレンテレフタレート繊維が最適である。また親水
化成分や顔料などの他の成分を含有しても良い。
【0008】本発明の布帛を構成する構成繊維の単繊維
繊度は、2.0dtex以下であることが必要である。
さらに0.05〜1.5dtexであることが好まし
い。単繊維繊度が2.0dtexを超えると、風合いが
硬くなり、臀部にフィットしにくくなり、おしめ用に適
さない。
【0009】さらに好ましくは、該構成繊維が、単繊維
繊度が0.6dtex未満の細繊度繊維と、単繊維繊度
が0.6〜2.0dtexの太繊度繊維とからなり、少
なくとも一方の布帛面が主として太繊度繊維で形成され
ていることが好ましい。片方だけでなく両方の布帛面が
主として太繊度繊維で形成された場合には、使用する際
に裏表を気にする必要が無くなり、作業性の良いおしめ
用吸水性布帛となる。このとき布帛面の太繊度繊維の割
合は少なくとも60%以上、できれば75%以上である
ことが好ましい。このように布帛の肌に接する面を主に
構成する繊維が、肌に接しない面あるいは内部を構成す
る繊維よりも太繊度のものを用いる場合、身体から排泄
された水分は、始め太繊度繊維を主とする布帛表面で吸
い取られ、ついで隣接する細繊度繊維を主とする布帛内
部に移動する。これは、単繊維間の繊維と繊維との間隔
が、太繊度繊維よりも細繊度繊維の方が小さく、水の表
面張力による保水性が大きいことに起因する。
【0010】この保水性能は繊維と繊維との間隔におけ
る毛細管現象で説明できる。すなわち、保水性能Wは数
1で表される。
【0011】
【数1】
【0012】細繊度繊維が布帛内部に存在する場合、水
をその表面張力によって布帛内部に水分を有効に保持す
るためには、細繊度繊維の単糸繊度が0.6dtex未
満であることが好ましい。繊度を細くするほど、保水性
からは好ましいが、単糸繊度が0.05dtex以下に
なると、強力が低くなり、布帛としての実用性が低下す
る傾向にある。
【0013】一方、肌に接する面を主に構成する太繊度
繊維の単糸繊度は、肌触りや臀部へのフィット感などの
点から0.6〜2.0dtexが好ましく、さらには
1.0〜1.5dtexの範囲が好ましい。太繊度繊維
の単糸繊度が2.0dtexを超えると、臀部へのフィ
ット感が悪くなり、着用時の快適性が損なわれる。
【0014】さらに、本発明の吸水性布帛は、水が移動
し、布帛表面に接する肌を快適とするために、かかる繊
維の繊度比(太繊度/細繊度)を1.5〜3にすること
が好ましい。この繊度比が低下するといったん吸収した
水分の戻りが多くなり、表面ドライ感が減少する傾向に
ある。繊度比を高くすると、太繊度繊維が太くなり布帛
が硬くなったり、細繊度繊維が必要以上に細くなって強
度が低下する傾向にある。
【0015】上記のような繊維から得られる本発明のお
しめ用吸水性布帛は、織物、編物、不織布等のいずれで
も良く、それらを複合しても良いが、着用時の快適性、
耐洗濯耐久性、寸法安定性の観点から織物であることが
最も好ましい。
【0016】また、布帛が織編物である場合、布帛の表
面が主として太繊度繊維で形成されるために、布帛の組
織が二重織編であることが好ましい。例えば中心部に細
繊度繊維が、布帛面に太繊度繊維が配置されるように、
経糸に太繊度繊維を用い、緯糸に細繊度繊維を用いた朱
子織の経二重織とする。このとき表面の経糸比率が高い
ことが好ましいが、経糸が浮きすぎるとスナッキングな
どが発生するため、経糸の浮きは60〜80%が好まし
い。
【0017】本発明の布帛の嵩高性は1.5〜6.5c
3/gであることが必要である。さらに好ましくは
2.3〜4.3cm3/gであることが好ましい。嵩高
性が1.5cm3/g未満であると風合いが硬く、保水
量が少なくおしめ用吸水布帛に適さない。逆に6.5c
3/gより大きいと、強度的に弱いものとなる。この
とき嵩高性とは布帛を構成する繊維1gあたりの体積で
あり、布帛の目付を厚さで割った布帛密度の逆数であ
る。また本発明の吸水性布帛は、好ましくは目付けを2
80〜450g/m2、さらに好ましくは350〜42
0g/m2とし、厚さを0.7〜1.8mm、さらに好
ましくは1.0〜1.5mmとして得ることが好まし
い。
【0018】上記布帛を構成する繊維の形態としては、
織編物の場合には長繊維フィラメント加工糸、紡績糸の
いずれでも良く、不織布の場合には長繊維絡合体、短繊
維絡合体のいずれでも良いが、強度とコストの観点か
ら、長繊維フィラメント加工糸の糸条であることが最も
好ましい。構成繊維が、ポリエステル長繊維からなる糸
条である場合には、短繊維からなる紡績糸である場合と
比べ、強度が増加し、軽量化がはかれる。また、布おし
めのように洗濯回数が非常に多い製品の場合、洗濯を繰
り返すことによって繊維が脱落し目付が減少するいわゆ
る「やせ」が発生し吸水性も減少するが、ポリエステル
長繊維を用いることによって「やせ」の発生を抑え耐久
性が向上する。また、ポリエステル長繊維を用いた場
合、接触冷感が小さく、冬場でも着用した時の「ヒヤッ
ト感」が減少する。布帛を構成する繊維が長繊維フィラ
メント加工糸である場合には、例えば布帛に肉厚をもた
せるために上記の繊維を150〜250dtexの糸条
とし、150〜400T/mの甘撚をかけて使用する。
400T/mを超える強撚とすると布帛が硬くなりすぎ
る傾向にある。
【0019】吸水性布帛の繊維表面は親水化処理を行い
吸水機能をさらに促進させることが好ましい。それによ
り身体から排泄された水分をさらに早く吸水性布帛に吸
い取らせることができる。親水化処理としては、例え
ば、ポリエチレングリコールをポリエステルにブレンド
するなどして改質した繊維を用いても良いし、ポリエス
テル繊維をアルカリで処理もしくはその他の親水化処理
をするなどして繊維表面を親水化することにより、吸水
性を向上させても良い。なかでもポリエステル樹脂の水
分散物を繊維に吸尽法などで適用することが、耐久性の
点から最も好ましい。
【0020】本発明の布おしめ用吸水性布帛は、ポリエ
ステル繊維含有量が高いため、商業的に行われる熱湯で
の洗濯処理や塩素剤等をもちいた消毒処理、高温での乾
燥処理などに対する抵抗性が高い。例えばナイロンは熱
湯による洗濯で大きく収縮し、寸法安定性に劣る。ま
た、木綿を主に使用した場合と比べ、同一吸水量時の脱
水が容易で乾燥時間が短くてすむ利点がある。さらに乾
燥後のしわ伸ばし工程が不要となり、工程も簡略化され
る。
【0021】また、本発明の布おしめ用吸水布帛を用い
た布おしめは、軽量であるために1回の洗濯で洗える量
がふえ、乾燥も速いためにその製品のライフサイクルに
おけるエネルギー消費量が少なく、環境負荷が小さい製
品である。また軽量であることから輸送コスト、運搬の
労力を削減することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて説明するが、
本発明は、この実施例に限定されるものでははない。
尚、実施例中の物性は下記の方法により測定した。
【0023】(1)吸水速度 吸水速度はJIS L1907の滴下法に基づき測定し
た。
【0024】(2)布おしめのフィット感 普段から綿100%布おしめを着用している3名の成人
被験者の臀部に、圧力マッピングシステム(カナダXS
ENSOR社製、マットサイズ45cm×45cm、マ
ット内センサー数1296個)を配置した後、布帛をタ
テ110cm、ヨコ36cmに裁断し、周囲を2本針オ
ーバロックミシンで縫製した布おしめを、5名の看護婦
および介護士が被験者にそれぞれ履かせ、着用完了から
5分経過後、圧力感知のあった面積を算出することによ
り、布おしめのフィット感を評価した。
【0025】(3)表面ドライ感 布帛をタテ110cm、ヨコ36cmに裁断し、周囲を
2本針オーバロックミシンで縫製した布おしめに100
ccを滴下し5分間放置した。その後、タテヨコそれぞ
れ15cmの大きさの濾紙10枚を布おしめ上に配置
し、10g/cm 2で1分間加圧し、濾紙の重量変化を
求めることにより、水分の後戻り量を計測し、表面ドラ
イ感の評価とした。
【0026】[実施例1]経糸に56dtex/72フ
ィラメントのポリエステルマルチフィラメント4本を合
撚して用い、緯糸に56dtex/144フィラメント
のポリエステルマルチフィラメント3本を合撚して用い
て、経66本/2.54cm(1インチ)、緯76本/
2.54cm(1インチ)の密度で図1に示した組織図
の通り経二重織物を製織した。さらに、該織物をポリエ
ステル樹脂の水分散物で加工し、吸水性能を付与した。
得られた織物は、目付310g/m2、厚さ0.87m
mであった。得られた織物の物性および評価結果を表1
に示した。吸水速度は0.5秒以下で、布おしめのフィ
ット感は1516cm2で、臀部に非常によくフィット
していた。また、表面ドライ感でも、水分後戻り量が1
2.4ccと少なかった。
【0027】[実施例2]経糸に84dtex/72フ
ィラメントのポリエステルマルチフィラメント3本を合
撚して用い、緯糸に56dtex/144フィラメント
のポリエステルマルチフィラメント3本を合撚して用い
て、経65本/2.54cm(1インチ)、緯76本/
2.54cm(1インチ)の密度で図1に示した組織図
の通り経二重織物を製織した。さらに、該織物をポリエ
ステル樹脂の水分散物を用いて加工し、吸水性能を付与
した。得られた織物は、目付320g/m2、厚さ0.
92mmであった。得られた織物の物性および評価結果
を表1に示した。吸水速度は0.5秒以下で、布おしめ
のフィット感は1382cm2で、臀部へのフィット性
は良好であった。また、表面ドライ感は、水分後戻り量
が9.3ccであった。
【0028】[比較例1]経糸に84dtex/36フ
ィラメントのポリエステルマルチフィラメント3本を合
撚して用い、緯糸に56dtex/72フィラメントの
ポリエステルマルチフィラメント3本を合撚して用い
て、経63本/2.54cm(1インチ)、緯76本/
2.54cm(1インチ)の密度で図1に示した組織図
の通り経二重織物を製織した。さらに、該織物をポリエ
ステル樹脂の水分散物を用いて加工し、吸水性能を付与
した。得られた織物は、目付319g/m2、厚さ0.
90mmであった。得られた織物の物性および評価結果
を表1に示した。吸水速度は0.5秒以下で、布おしめ
のフィット感は970cm2であり、臀部へのフィット
感が劣ったものであった。また、表面ドライ感は、水分
後戻り量が9.0ccであった。
【0029】[比較例2]経糸に84dtex/36フ
ィラメントのポリエステルマルチフィラメント3本を合
撚して用い、緯糸に84dtex/72フィラメントの
ポリエステルマルチフィラメント2本を合撚して用い
て、経63本/2.54cm(1インチ)、緯76本/
2.54cm(1インチ)の密度で図1に示した組織図
の通り経二重織物を製織した。さらに、該織物をポリエ
ステル樹脂の水分散物を用いて加工し、吸水性能を付与
した。得られた織物は、目付322g/m2、厚さ0.
95mmであった。得られた織物の物性および評価結果
を表1に示した。吸水速度は0.5秒以下で、布おしめ
のフィット感は893cm2であり、臀部へのフィット
感は最も悪かった。また、表面ドライ感は、水分後戻り
量が19.4ccと多く、表面ドライ感はさほど得られ
なかった。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、高い保水性を有し、風
合が良好で湾曲した臀部にも柔軟にフィットすることに
加えて、洗濯時のエネルギー消費量が少ない介護用品、
布おしめなどに好適に使用できるおしめ用吸水性布帛が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のおしめ用吸水性布帛における織組織の
一例。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲タカ▼寺 由和 大阪府茨木市耳原3丁目4番1号 帝人株 式会社大阪研究センター内 (72)発明者 吉田 典雄 大阪府大阪市中央区南本町1丁目6番7号 帝人株式会社内 (72)発明者 池 優治 大阪府大阪市中央区南本町1丁目6番7号 帝人株式会社内 (72)発明者 道原 博彦 福井県福井市長本町804番地の1 株式会 社ニチメンゴーセン内 Fターム(参考) 3B029 BG00 HA01 HB03 4C098 AA09 CC02 CE06 DD05 DD07 DD26 4L048 AA20 AA34 AA35 AB07 AB16 BA10 CA07 CA13 CA15 DA00 EB00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布帛を構成する構成繊維中のポリエステ
    ル繊維含有量が70%以上であり、該構成繊維の単繊維
    繊度が2.0dtex以下であって、かつ布帛の嵩高性
    が1.5〜6.5cm3/gであることを特徴とするお
    しめ用吸水性布帛。
  2. 【請求項2】 該構成繊維が、ポリエステル長繊維から
    なる糸条である請求項1記載のおしめ用吸水性布帛。
  3. 【請求項3】 該構成繊維が、単繊維繊度が0.6dt
    ex未満の細繊度繊維と、単繊維繊度が0.6〜2.0
    dtexの太繊度繊維とからなり、少なくとも一方の布
    帛面が主として太繊度繊維で形成されている請求項1ま
    たは2記載のおしめ用吸水性布帛。
  4. 【請求項4】 太繊度繊維の単繊維繊度が、細繊度繊維
    の単繊維繊度の1.5〜3倍である請求項3記載のおし
    め用吸水性布帛。
  5. 【請求項5】 布帛の組織が二重織編である請求項1〜
    4のいずれか1項に記載のおむつ用吸水性布帛。
  6. 【請求項6】 布帛を構成する繊維表面が、ポリエステ
    ル樹脂系水分散物により親水化されている請求項1〜5
    のいずれか1項に記載のおしめ用吸水性布帛。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のお
    しめ用吸水性布帛を用いた布おしめ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003225253A (ja) * 2002-02-06 2003-08-12 Marusho:Kk おしめ

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JP2003225253A (ja) * 2002-02-06 2003-08-12 Marusho:Kk おしめ

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