JP2002272573A - 商品陳列用ツール - Google Patents

商品陳列用ツール

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JP2002272573A
JP2002272573A JP2001020680A JP2001020680A JP2002272573A JP 2002272573 A JP2002272573 A JP 2002272573A JP 2001020680 A JP2001020680 A JP 2001020680A JP 2001020680 A JP2001020680 A JP 2001020680A JP 2002272573 A JP2002272573 A JP 2002272573A
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resin
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Mizuto Yoshida
水人 吉田
Naohisa Yamamoto
直久 山本
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた保形力を有し、しかも、焼却時に有毒ガ
スを発生することがなく安全に処分することのできる商
品陳列用ツールを提供する。 【解決手段】樹脂材を主成分とし、紙材が組成物全体に
対し30〜60重量%の範囲で含有されている樹脂組成
物を成形してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品陳列棚等に商
品を展示する際に、商品を載置したり、その商品名や価
格等を表示したりするのに用いられる商品陳列用ツール
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、商品陳列棚等に商品を展示す
る際に、商品を載置したり、その商品名や価格等を表示
したりするのに商品陳列用ツールが用いられている。そ
して、この商品陳列用ツールとしては、各種提案されて
おり、例えば、図5に示すような形状をしたプラスチッ
ク成形品であるトレイがあげられる。このトレイは、商
品を載せうる長方形状の水平面部4と、この水平面部4
の一側端縁部から上方に垂設する帯状の側板部5と、上
記水平面部4の前端縁部から立設する立板部6と、この
立板部6の上端縁部から手前側に水平に延びる水平板部
7と、この水平板部7の前端縁部から手前側に傾斜下降
する傾斜板部8とで構成されている。また、上記商品陳
列用ツールには、紙材の折り曲げや貼り合わせによる成
形品もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラス
チック製のものは、焼却処分時において溶融し、有毒ガ
スを発生するため、環境汚染等の原因となることがあ
る。また、プラスチック製のものは燃焼カロリーが高い
ため、焼却炉を傷める原因となることがある。他方、紙
製のものは、陳列用ツールとして用いた時、貼り合わせ
部が弱いため、型崩れしやすく、所望の強度が得られな
いといった問題や、製造工程が多工程となるため、生産
コストがかかるといった問題がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、優れた保形力を有し、しかも、焼却時に有毒ガ
スを発生することがなく安全に処分することのできる商
品陳列用ツールの提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の商品陳列用ツールは、樹脂材を主成分と
し、紙材が組成物全体に対し30〜60重量%の範囲で
含有されている樹脂組成物を成形してなるという構成を
とる。
【0006】すなわち、本発明者は、前記課題を解決す
べく、鋭意研究を重ねた結果、樹脂材を主成分とし、紙
材を特定量含有した樹脂組成物を成形してなる商品陳列
用ツールは、紙材の含有によって、樹脂材のみからなる
場合よりも剛性および曲げ強度が高くなり、さらに、焼
却時に有毒ガスを発生することがなく良好に燃焼させる
ことができることを突き止め、本発明に到達した。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0008】図1は、本発明を、商品陳列用トレイに適
用した一実施の形態を示している。このトレイ1は、図
5に示す従来のプラスチック成形品と同様であり、同様
の部分には同じ符号を付している。なお、上記トレイ1
において、傾斜板部8前面には、陳列する商品の作用,
効能,宣伝広告等が印刷された表示シール(図示せず)
が貼着されている。また、上記傾斜板部8には、商品の
サンプル等(図示せず)を係合するためのT字状の貫通
孔9が形成されており、さらに、透明プレート2を固定
するための2つの切り込み10も形成されている。ま
た、上記傾斜板部8前面において、その前端縁部および
側端縁部には、凸状の枠部11が形成されている。な
お、上記透明プレート2は、図2に示すように、その両
側端縁部に差し込み部2aが形成されており、その個所
をトレイ1における切り込み10に差し込むことによ
り、図1に示すような形態となる。そして、このような
構成により、傾斜板部8と透明プレート2との間には、
商品の価格や他の宣伝広告等が表示された札(図示せ
ず)を挟持するための挟持部12が形成されている。
【0009】上記トレイ1は、樹脂材を主成分とし、紙
材が組成物全体に対し特定量含有された特殊な樹脂組成
物によって一体成形されている。そして、これが、本発
明の大きな特徴である。
【0010】上記樹脂材としては、特に限定されるもの
ではないが、ポリオレフィン系樹脂および生分解性プラ
スチックが好適に用いられる。また、上記ポリオレフィ
ン系樹脂のなかでも、ポリプロピレン,ポリエチレン,
ポリ4−メチル−ペンテン−1,ポリ−1−ブテンが、
形成しやすく、安価であり、リサイクルに適した材料で
あるため、より好ましく用いられる。そして、ポリプロ
ピレンは、充分な強度特性を備えているため、さらに好
ましく用いられる。なお、これらの樹脂は単独重合体あ
っても、共重合体であってもよい。また、2種以上をブ
レンドして用いることもできる。
【0011】上記紙材としては、特に限定されるもので
はなく、従来から紙材として用いられているどのような
ものを用いてもよい。例えば、木材繊維のみならず、わ
ら,麻,綿といった草系の繊維や、カシューナッツ殻,
クルミ殻,アーモンド殻といった種子殻の粉砕物等を用
いることができる。そして、バージンパルプ以外にも、
古紙を使用することもできるため、リサイクル紙材を活
用することができる。また、使用する古紙の種類(新聞
古紙、上質古紙等)を適宜選択することにより、白色度
の異なるトレイ1を得ることができる。
【0012】そして、上記紙材の配合割合は、組成物全
体に対し30〜60重量%の範囲に設定しなければなら
ない。より好ましくは、51〜60重量%の範囲であ
る。この範囲内であると、得られるトレイ1は、剛性お
よび曲げ強度が高くなるため、自己保形性に優れたもの
となる。しかも、熱変形が起こりにくく、一般の無機充
填材料を使用したものよりも軽量化することができる。
そして、紙材の配合割合が上記範囲内であれば、容器リ
サイクル法による一番重量比の多いところに合わせるこ
とが可能である。
【0013】さらに、上記トレイ1の形成材料である樹
脂組成物に、適宜に、酸化チタンを組成物全体に対し5
重量%程度添加することにより、得られるトレイ1の成
形色の白色度を、より上げることができる。
【0014】なお、上記トレイ1は、上記形成材料を使
用し、例えば、インジェクション成型,プッシュイン成
型,ブロー成型等の方法により成形することができる。
【0015】また、上記透明プレート2は、光透過性を
有し、かつ燃焼されやすいものであれば、その形成材料
としては特に限定されるものではなく、例えば、特許第
3020934号に示すような、紙素材等を主原料とす
る透明素材をシート状に成形し、切り取り加工すること
により得られる。そして、このものは、耐熱性,耐水
性,耐高湿性を有し、焼却時に一酸化炭素を発生するこ
とがないため、本発明の商品陳列用ツールの構成部材と
して、好適に用いることができる。
【0016】さらに、上記表示シールは、紙材からなる
シートを基材とし、その表面に印刷を施し、裏面に粘着
剤を塗布してなるものである。上記印刷に使用されるオ
フセットインキは、その組成物中に通常使用される石油
系溶剤および乾性油に代えて、大豆油が用いられてい
る。このように、大豆油をオフセットインキの組成物中
に用いることにより、石油系溶剤等を用いた場合にみら
れるような、燃焼時における揮発がほとんど生じること
がない。このため、作業環境保全において有効であり、
大気汚染を引き起こすこともない。また、大豆油の使用
により、石油系溶剤等といった有限資源の使用を節約す
ることができる。なお、上記大豆油は、石油系溶剤,乾
性油と併用してもよい。
【0017】このように構成された上記商品陳列用のト
レイ1は、その水平面部4と側板部5と立板部6とで囲
まれた枠内に、所定の商品を陳列して、用いることがで
きる。
【0018】上記実施の形態によれば、従来のプラスチ
ック製トレイと同様、インジェクション成型等によっ
て、簡単に作製することができるため、その作製コスト
を低減させることができる。また、トレイ1における表
示シールの貼着個所が、前方に突出しているため、陳列
されている商品が強くアピールされ、その商品の販売促
進に役立つ。
【0019】また、上記トレイ1は、上記特殊な形成材
料を用いていることから、焼却時において有毒ガスを発
生することなく良好に燃焼させることができ、しかも、
燃焼時の溶融もなく、完全に燃焼させることができ、灰
の出る量も少ない。さらに、燃焼カロリーが比較的低い
ため(27,300〜31,500J/kg程度)、燃
焼炉を傷めることがない。
【0020】なお、上記トレイ1は、先に述べたような
インジェクション成型等による一体的形成方法以外に
も、例えば、その形成材料として用いられる特定の樹脂
組成物をシート状に成型し、これを折り曲げたり貼り合
わせたりすることにより、所定の形状に形成してもよ
い。この場合、作製コストの低減は期待できないが、強
度的な点、処理上の点で有利であり、一定の効果を有す
る。
【0021】図3は、本発明を、商品陳列棚に適用した
一実施の形態を示している。この棚は、複数個の棚板1
3と、それらを上下方向に連結する複数本の支柱14と
からなり、図4に示すように分解できるようになってい
る。上記棚板13は、長方形の板状の底部17と、その
底部17を底にして四方を囲っている枠部15と、上記
枠部15内の四隅に形成された連結部16とで構成され
ている。なお、上記棚板13のうち、棚に組み立てた際
に最下段となる棚板13’以外のものには、その底部1
7の下面の四隅にも連結部18が形成され、上下両方向
に支柱14を連結することができるようになっている。
上記支柱14は、円筒状の棒体からなるものである。そ
して、上記最下段となる棚板13’を置き、その四隅の
連結部16に支柱14の一端をそれぞれ差し込み、さら
に、これら支柱14の他端を、上記棚板13の下面の連
結部18に差し込むことにより2段の商品陳列棚が組み
立てられる。また、この作業を繰り返すことにより、多
段の商品陳列棚が得られるようになっている。
【0022】そして、上記商品陳列棚における棚板13
および支柱14も、先に述べたようなトレイ1と同様の
形成材料、すなわち、樹脂材を主成分とし、紙材が組成
物全体に対し特定量含有された特殊な樹脂組成物によっ
て成形されている。したがって、上記トレイ1と同様、
焼却時において有毒ガスを発生することなく良好に燃焼
させることができ、しかも、燃焼時の溶融もなく、完全
に燃焼させることができ、灰の出る量も少なく、さら
に、燃焼カロリーが比較的低いため、燃焼炉を傷めるこ
とがない。
【0023】そして、本発明の商品陳列用ツールは、図
1に示すようなトレイ状のもの、および、図3に示すよ
うな棚状のものに限定されるものではなく、例えば、パ
ネルボード等のディスプレイ用の各種ツールに適用する
ことができる。
【0024】また、本発明の商品陳列用ツールは、先に
述べたような表示シールの貼着によらず、商品陳列用ツ
ールにおける所定個所に直接印刷等を施すことにより印
刷表示部を形成してもよい。その場合も、上記の例と同
様の、大豆油を含むオフセットインキを用いて印刷する
ことが、好適である。
【0025】つぎに、実施例および比較例について説明
する。
【0026】
【実施例1】ポリプロピレン42重量%と、紙材53重
量%(絶乾状態で51重量%の古紙)と、酸化チタン5
重量%とを配合し、樹脂組成物(液状組成物)を調製し
た。そして、上記液状組成物を用いて、所定の形状にイ
ンジェクション成型することにより、図1に示すような
トレイ1を作製した。
【0027】そして、このようにして得られたトレイ1
に、大豆油(ベストワンSOYA、T&K TOKA社
製)を使用したオフセットインキにより印刷された表示
シールを貼着した。さらに、上記トレイ1に、木材パル
プを原材料とする透明プレート2を配設し、商品陳列用
のトレイ1とした。
【0028】このようにして得られた商品陳列用トレイ
1は、実使用時(商品陳列時)において優れた保形力が
得られた。また、このものを燃焼したところ、燃焼カロ
リーは27,300〜29,400J/kgの値を示し
た。さらに、燃焼時に発生する煙の成分を調べたとこ
ろ、その大半は二酸化炭素および水であり、一酸化炭素
はごく微量であった。
【0029】
【実施例2】ポリプロピレン44重量%と、紙材56重
量%(絶乾状態で54重量%の古紙)とを配合し、樹脂
組成物(液状組成物)を調製した。そして、上記液状組
成物を用いて、所定の形状にインジェクション成型する
ことにより、図4に示すような棚板13および支柱14
を別々に作製し、これらを組み立てることにより、図3
のような棚を作製した。
【0030】このようにして得られた棚は、実使用時に
おいて優れた保形力が得られた。また、このものを燃焼
したところ、燃焼カロリーは24,400〜29,00
0J/kgの値を示した。さらに、燃焼時に発生する煙
の成分を調べたところ、その大半は二酸化炭素および水
であり、一酸化炭素はごく微量であった。
【0031】
【比較例1】紙材のみからなるシートを用意し、このシ
ートを所定の形状に切り取り、これを折り曲げ貼り合わ
せることにより、実施例の商品陳列用トレイ1とほぼ同
一の形状とした商品陳列用トレイを作製した。
【0032】このようにして得られた商品陳列用ツール
は、実使用時において、型崩れが生じたり、貼り合わせ
部から剥がれが生じたりした。また、このものを燃焼し
たところ、燃焼カロリーは16,800〜18,900
J/kgの値を示し、燃焼時に発生する煙の成分は、二
酸化炭素、水および微量の一酸化炭素であった。
【0033】
【比較例2】実施例で用いたのと同様のポリプロピレン
を用意し、このポリプロピレンのみからなる樹脂組成物
を、実施例と同様の形状にインジェクション成型するこ
とにより、商品陳列用トレイを作製した。
【0034】このようにして得られた商品陳列用トレイ
は、実使用に耐えうる保形力が得られた。しかしなが
ら、このものを燃焼したところ、燃焼カロリーは33,
600〜50,400J/kgの値を示し、さらに、燃
焼する際、石油臭が発生し、液垂れ現象が確認された。
そして、燃焼時に発生する煙の成分を調べたところ、二
酸化炭素および水に加え、多量の一酸化炭素が検出され
た。
【0035】
【比較例3】ポリプロピレン80重量%と、紙材20重
量%とを配合し、樹脂組成物(液状組成物)を調製し
た。そして、上記液状組成物を用いて、所定の形状にイ
ンジェクション成型することにより、図4に示すような
棚板13および支柱14を別々に作製し、これらを組み
立てることにより、図3のような棚を作製した。
【0036】このようにして得られた棚は、実使用に耐
えうる保形力が得られた。しかしながら、このものを燃
焼したところ、燃焼カロリーは32,400〜48,4
00J/kgの値を示し、さらに、燃焼する際、石油臭
が発生し、液垂れ現象が確認された。そして、燃焼時に
発生する煙の成分を調べたところ、二酸化炭素および水
に加え、多量の一酸化炭素が検出された。
【0037】
【比較例4】ポリプロピレン10重量%と、紙材90重
量%とを配合し、樹脂組成物(液状組成物)を調製し
た。そして、上記液状組成物を用いて、所定の形状にイ
ンジェクション成型することにより、図4に示すような
棚板13および支柱14を別々に作製し、これらを組み
立てることにより、図3のような棚を作製した。
【0038】このようにして得られた商品陳列用ツール
を燃焼したところ、燃焼カロリーは少なく、一酸化炭素
の発生も殆どなかったのであるが、実使用時において、
型崩れが生じたり、貼り合わせ部から剥がれが生じたり
し、所望する強度が得られなかった。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の商品陳列用ツー
ルは、その形成材料が、樹脂材を主成分とし、紙材が特
定量含有された樹脂組成物であるため、樹脂材のみから
形成されている場合よりも剛性および曲げ強度が高くな
り、商品陳列用ツールとして使用する際、自己保形性に
優れたものとなる。さらに、焼却時に有毒ガスを発生す
ることもなく、良好に燃焼させることができる。しか
も、熱変形が起こりにくく、一般の無機充填材料を使用
したものよりも軽量化することができ、紙材の配合割合
を、容器リサイクル法に適した値に設定することが可能
である。
【0040】特に、上記樹脂材として、ポリオレフィン
系樹脂および生分解性プラスチックの少なくとも一方が
用いられている場合、得られる商品陳列用ツールが好適
な剛性および曲げ強度を備えたものとすることができ
る。
【0041】また、上記商品陳列用ツールであって、そ
の少なくとも一部の面に、所定隙間をあけて透明プレー
トが取り付けられて挟持部が形成されている場合、上記
挟持部に、商品の価格や他の宣伝広告等が表示された札
を挟持することができる。そして、上記透明プレートが
紙素材等を主原料とするものであると、焼却時に一酸化
炭素を発生することがない。
【0042】さらに、上記商品陳列用ツールであって、
その少なくとも一部の面に、印刷表示部が形成されてい
る場合、陳列する商品の作用,効能,宣伝広告等を消費
者にアピールし、その商品の販売促進をすることができ
る。さらに、上記印刷表示部に使用されるオフセットイ
ンキにおいて、その材料として用いられる石油系溶剤お
よび乾性油の少なくとも一部に大豆油が用いられている
場合、石油系溶剤等を用いた場合にみられるような、燃
焼時における揮発がほとんど生じることがない。このた
め、作業環境保全において有効であり、大気汚染を引き
起こすこともない。また、大豆油の使用により、石油系
溶剤等といった有限資源の使用を節約することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品陳列用ツール(トレイ)の一実施
の形態を示す斜視図である。
【図2】上記商品陳列用ツール(トレイ)の挟持体を示
す平面図である。
【図3】本発明の商品陳列用ツール(棚)の一実施の形
態を示す斜視図である。
【図4】上記商品陳列用ツール(上記棚の一部)の分解
斜視図である。
【図5】従来の商品陳列用ツール(トレイ)を示す斜視
図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂材を主成分とし、紙材が組成物全体
    に対し30〜60重量%の範囲で含有されている樹脂組
    成物を成形してなることを特徴とする商品陳列用ツー
    ル。
  2. 【請求項2】 上記樹脂材として、ポリオレフィン系樹
    脂および生分解性プラスチックの少なくとも一方が用い
    られている請求項1記載の商品陳列用ツール。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の商品陳列用ツー
    ルであって、その少なくとも一部の面に、所定隙間をあ
    けて透明プレートが取り付けられて挟持部が形成されて
    いる請求項1または2記載の商品陳列用ツール。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の商
    品陳列用ツールであって、その少なくとも一部の面に、
    印刷表示部が形成されている請求項1記載の商品陳列用
    ツール。
  5. 【請求項5】 上記印刷表示部に使用されるオフセット
    インキにおいて、その材料として用いられる石油系溶剤
    および乾性油の少なくとも一部に大豆油が用いられてい
    る請求項4記載の商品陳列用ツール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006100793A1 (ja) 2005-03-23 2006-09-28 Hokuetsu Paper Mills, Ltd. 樹脂混合用紙粉砕物、それを含有する環境配慮型樹脂組成物及びそれを使用した環境配慮型樹脂成形物

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WO2006100793A1 (ja) 2005-03-23 2006-09-28 Hokuetsu Paper Mills, Ltd. 樹脂混合用紙粉砕物、それを含有する環境配慮型樹脂組成物及びそれを使用した環境配慮型樹脂成形物

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