JP2002272371A - 異物除去装置 - Google Patents

異物除去装置

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JP2002272371A
JP2002272371A JP2001083137A JP2001083137A JP2002272371A JP 2002272371 A JP2002272371 A JP 2002272371A JP 2001083137 A JP2001083137 A JP 2001083137A JP 2001083137 A JP2001083137 A JP 2001083137A JP 2002272371 A JP2002272371 A JP 2002272371A
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JP2001083137A
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Susumu Masuda
進 増田
Taizan Uchida
太山 内田
Hiroshi Fujita
浩史 藤田
Yoshimi Yamada
好美 山田
Yasunari Kojima
康成 小島
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Kawasaki Kiko Co Ltd
Original Assignee
Kawasaki Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異物除去を十分に行うことができるとともに、
金属類に限らず他の種々の材質から成る異物をも除去す
ることができる異物除去装置を提供する。 【解決手段】仕上げ工程における乾燥機から排出された
茶葉を搬送しつつ当該茶葉に混入した異物を除去する異
物除去手段を具備した異物除去装置であって、異物除去
手段は、前記茶葉に対して正圧又は負圧を付与し、茶葉
より軽い異物又は重い異物を取り除く風圧選別手段(吸
引手段又は風力選別手段)と、茶葉よりサイズが大きな
異物を取り除く篩い手段と、磁力で金属類から成る異物
を取り除く磁力選別手段と、茶葉に対して静電気を付与
して静電気により帯電した異物を取り除く静電選別手段
とが選択的に配設されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕上げ工程におけ
る乾燥機から排出された茶葉から、混入してしまった異
物を除去するための異物除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な製茶加工ラインは、生茶葉を製
品茶(緑茶)に加工するために複数の製茶機から構成さ
れており、例えば茶園から運搬された生茶葉を受け入れ
る受入部、生葉を適度な温度及び湿度条件にて一時貯留
するための生葉自動コンテナを有する生葉管理部、生葉
を蒸すための蒸機を有する蒸熱システム、各種揉乾機が
配設された中火システム、揉み上げた茶を十分に乾燥さ
せるための乾燥機等を有する仕上げシステムを備え、こ
れらが成す工程を経ることにより、所望品質の緑茶を得
ている。
【0003】ところで、上記工程を経る過程において、
茶葉に金属類等の異物が混入する可能性が指摘されてお
り、かかる異物を除去するための従来の手段として、実
開平1−163447号公報で開示されているような異
物除去装置が提案されている。当該従来の異物除去装置
は、所定間隔離間した2つのプーリ間に無端ベルトを懸
架させたベルトコンベア内に略平面状の磁石を配設して
おき、無端ベルト上を流れる茶葉のうち混入した金属類
のみを吸引して茶葉から金属類を除去するよう構成され
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の異物除去装置においては、上記した製茶工程のいず
れの工程に配設されるべきかが明示されておらず、当該
製茶工程の上流側(例えば、生葉管理部と蒸熱システム
との間等)に配設された場合、その後の工程で異物が混
入してしまう虞があり、異物除去効果が十分に発揮され
得ないという問題があった。
【0005】また、上記従来の異物除去装置において
は、金属類から成る異物を磁石で吸引して除去すること
を目的としており、他の材質から成る異物を除去するこ
とができず、かかる異物をも一括して除去する装置が望
まれていた。即ち、茶葉に混入する異物は、非鉄の大型
異物や羽根や毛或いは石、ビニール等の如く磁力で吸引
されないものが多種考えられ、金属類から成る異物はそ
の一部に過ぎないのである。
【0006】また、磁石に吸引された異物を取り除くに
は、ベルトコンベアの駆動を一旦停止させる必要があっ
たため、その停止時間が製茶ライン全体に悪影響を及ぼ
す虞があるとともに、吸引された異物を頻繁に取り除か
なければならず、作業効率が悪化する原因となる問題も
あった。
【0007】尚、お茶の見栄えを良くして商品価値を高
める目的から、従来より一部の荒茶工場において、篩い
や色彩選別機等を用いて茶葉の大きな頭や赤茎等を選別
していたが、異物を除去するという積極的なものには至
っていなかった。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、異物除去を十分に行うことができるととも
に、金属類に限らず他の種々の材質から成る異物をも除
去することができる異物除去装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
仕上げ工程における乾燥機から排出された茶葉を搬送し
つつ当該茶葉に混入した異物を除去する異物除去手段を
具備した異物除去装置であって、前記異物除去手段は、
前記茶葉に対して正圧又は負圧を付与し、茶葉より軽い
異物又は重い異物を取り除く風圧選別手段と、篩いによ
る選別で、茶葉よりサイズが大きな異物を取り除く篩い
手段と、前記茶葉に対して磁力による吸引力を付与し、
金属類から成る異物を取り除く磁力選別手段と、前記茶
葉に対して静電気を付与し、当該静電気により帯電した
異物を取り除く静電選別手段とが選択的に配設されたも
のであることを特徴とする。
【0010】かかる構成によれば、乾燥機から排出され
た茶葉とそれに混入した異物は、乾燥機以降に選択的に
配設された風圧選別手段、篩い手段、磁力選別手段又は
静電選別手段により選別されることとなり、袋詰め工程
等茶葉の仕上げ工程において異物が除去された状態とさ
れる。即ち、茶葉より重量の重いもの或いは軽いもの
(ケバ等)は、風圧選別手段にて除去され、茶葉よりサ
イズが大きいものは篩い手段にて除去され、金属類は磁
力選別手段にて除去され、茶葉より帯電し易いものは静
電選別手段にて除去される。ここで、各種異物除去手段
を選択的に配設するとは、全ての手段を配設する場合
と、任意の手段(一であっても複数であってもよい)の
みを配設する場合との双方を含む。
【0011】請求項2記載の発明は、前記風圧選別手段
が、前記茶葉に対し負圧による吸引力を付与し、茶葉よ
り軽い異物を取り除く吸引手段と、前記茶葉を正圧によ
る風力で飛ばし、茶葉より軽い異物又は重い異物を取り
除く風力選別手段とが選択的に配設されたものであるこ
とを特徴とする。
【0012】かかる構成によれば、乾燥機から排出され
た茶葉及び異物のうち当該茶葉より軽い異物は、吸引手
段によって吸引除去される一方、風力選別手段によって
異物を含んだ茶葉に風圧を付与して飛ばせば、茶葉より
重量が重いものは茶葉の落下位置よりも手前に落下し、
茶葉より重量が軽いものは遠くへ落下することとなり、
茶葉と異物との選別が行われる。
【0013】請求項3記載の発明は、前記磁力選別手段
が、所定間隔離間して配設された駆動プーリ及び従動プ
ーリに無端ベルトを無端状に懸架して成るベルトコンベ
アから構成され、当該ベルトコンベアの終端側に位置す
る駆動プーリ又は従動プーリが磁石から成ることを特徴
とする。
【0014】かかる構成によれば、無端ベルトの搬送面
上をその始端側から終端側へ搬送された茶葉は、当該終
端から落下して更に搬送されるのに対し、茶葉に混入し
た異物は、当該位置では落下せず、別の位置(即ち、茶
葉の落下位置より始端側)で落下して回収されることと
なる。
【0015】請求項4記載の発明は、床面上に載置され
る基台を有し、前記篩い手段が前記基台の上段に配設さ
れるとともに、前記磁力選別手段が前記基台の下段に配
設され、前記篩い手段による異物の選別と、前記磁力選
別手段による異物の選別とを連続して行うことを特徴と
する。
【0016】請求項5記載の発明は、搬送される茶葉の
色を監視し、該色に基づいて異物を選別する色選別手段
を選択的に配設したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら具体的に説明する。本発明の第1の
実施形態に係る異物除去装置は、乾燥機から排出された
茶葉を次工程へ搬送しつつ異物を除去するものであり、
図1で示すように、振動コンベア25、垂直バケットコ
ンベア27、29から成る茶葉の搬送経路中に、吸引手
段としてのケバ取り装置26と、コンベア一体型篩分機
(篩い手段及び磁力選別手段の一体構成)28とが配設
されて構成されている。ここで、まず本発明が適用され
る乾燥機1について説明する。
【0018】乾燥機1は、製茶工程における仕上げ工程
に配設され、中火工程で揉み上げた茶を十分に乾燥させ
るためのものであり、図7に示すように、乾燥機本体2
と熱風発生装置3とで主に構成されている。このうち乾
燥機本体2は、内部の乾燥室4内に4台のキャタピラ5
がそれぞれ略水平状態にて配設され、この各キャタピラ
5の上下の搬送面5a、5bが各段を形成している。
【0019】そして、各キャタピラ5の搬送面5a、5
bは、茶葉が通過しない内径の孔を有する多孔板又は金
網で形成されるとともに、各キャタピラ5の上段の下流
側と下段の下流側には茶葉を下段に排出するための排出
機構部6、7がそれぞれ設けられている。また、最下段
のキャタピラ5の下方には、粉取装置8が傾斜した状態
で配設され、該粉取装置8の一端側(最下段の搬送面5
bの下流側)には、茶葉を排出する吐出口としてのチャ
ージングバルブ9が配設されている。
【0020】更に、最上段のキャタピラ5の他端側(最
上段の搬送面5aの下流側)上方には、排気ファン10
とサイクロン11及び排気フード12が配設され、最上
段のキャタピラ5の一端側の上部には、投入口13を介
して昇降機14が連結されている。なお、乾燥室4の昇
降機14下部の側壁には、キャタピラ5や昇降機21を
作動させるインバータ15及び駆動部16が配設され、
乾燥室4の側壁内面には各キャタピラ5に対応してジャ
マ板17がそれぞれ配設されている。
【0021】また、この乾燥機2における側板には丸型
温度計18が配設されており、乾燥室4内の温度を計測
している。かかる丸型温度計18により、乾燥室4内が
設定温度に達したことを検知して茶葉の投入を行うよう
制御したり、製茶中の乾燥室4内の温度をモニタリング
することができる。
【0022】一方、熱風発生装置3は、熱風ダクト21
を介して乾燥室4内に熱風を供給するガンタイプのバー
ナ20と、冷風ダクト22を介して乾燥室4内に冷風を
供給する冷却ファン23と、バーナ20及び冷却ファン
23を制御するバーナ制御部24等を有している。ま
た、熱風ダクト21の下流側は、4台のキャタピラ5の
うち下方の2台のキャタピラ5の上面側及び粉取装置8
の上面側に連通し、冷風ダクト22の下流側は熱風ダク
ト21と同一のキャタピラ5の上面側に連通した状態と
なっており、同図中の入口a、bにおける温度が略同一
となるように設定されている。
【0023】また、熱風ダクト21の下流入口b近傍に
は、乾燥室4内に供給する熱風の温度を計測するための
サーミスタ型温度センサ19が配設されており、該サー
ミスタ型温度センサ19で検知された熱風温度の検知信
号はバーナ制御部24に送信され、この信号に基づいて
熱風発生装置3内に配設されたバーナ20の燃焼量が調
整され得るよう構成されている。
【0024】上記構成により、昇降機14を介して投入
口13から投入された茶葉は、各段のキャタピラ5にお
ける搬送面5a、5bを経てチャージングバルブ9から
排出されるまでの間に、所望水分に乾燥されることとな
る。尚、茶葉の搬送経路については、同図において実線
の矢印で示しており、熱風の流路については破線の矢印
で示している。
【0025】チャージングバルブ9から排出された茶葉
は、図1に示すように、同図紙面垂直方向に延びる振動
コンベア25を経て垂直バケットコンベア27に搬送さ
れるのであるが、その途中において、ケバ取り装置26
によってケバ等を吸引して除去するよう構成されてい
る。当該ケバ取り装置26は、茶葉の搬送面に対して開
口した吸引フードと該吸引フードに負圧を生じさせるブ
ロアとがダクトによって連結された構成とされており、
ブロアによって生じる負圧が茶葉より軽い異物を吸引す
るよう調整されているので、茶葉内のケバ等から成る異
物を選別し除去することができる。
【0026】上記ケバ取り装置26によって混入してい
たケバが取り除かれた茶葉は、垂直バケットコンベア2
7によって上方へ更に搬送され、コンベア一体型篩分機
28に投入される。かかるコンベア一体型篩分機28
は、図2に示すように、床面上に載置される基台32を
有し、篩い手段30が基台32の上段に配設されるとと
もに、磁力選別手段31が基台32の下段に配設され、
篩い手段30による異物の選別と磁力選別手段31によ
る異物の選別とを連続して行うものである。
【0027】即ち、茶葉が通過し得る程度の径の網目を
有する篩い30bに対し、図示しない駆動源を駆動して
板ばね30aによる振動を付与すると、茶葉よりサイズ
が大きいものは篩い30bの網目を通過せず、その先端
側から図示しない回収箱内へ落下し除去されるのであ
る。一方、篩い30bの網目を通過した茶葉は、磁力選
別手段31が構成するベルトコンベアの始端側へ落下し
て搬送される。尚、篩い30bは、着脱自在とされると
ともに、網目の径が互いに異なる篩いを数種類用意して
おき、茶葉の状態や茶期等に応じて交換して使用可能な
ように構成されている。
【0028】磁力選別手段31は、図3に示すように、
所定間隔離間して配設された駆動プーリ31a及び従動
プーリ31bに無端ベルト31cを無端状に懸架して成
るベルトコンベアから構成され、当該ベルトコンベアの
終端側に位置する従動プーリ31bが磁石から成るもの
である。かかる構成により、篩い30bを通過した茶葉
のうち、混入していた金属類は仕切板35より手前側へ
落下して回収箱33で回収されるとともに、他の茶葉は
シュート34に沿って落下し、垂直バケットコンベア2
9にて次工程へ搬送される。
【0029】また、無端ベルト31cの搬送面には、そ
の幅方向に延びる複数の棧31caが形成されている。
これにより、従動プーリ31bの磁力が強力で大きな異
物を強固に引き付けた場合、無端ベルト31cが回転す
る一方で当該異物が静止した状態となってしまうが、か
かる静止した異物を棧31caによって強制的に落下さ
せ、回収箱33にて回収することを可能としている。
尚、無端ベルト31cに棧31caを形成するのに代
え、所望位置にスクレーパ等を配設して、磁力で強固に
引き付けられた異物を強制的に落下させるようにしても
よい。
【0030】尚、磁力選別手段31におけるベルトコン
ベアの始端側を従動プーリとし、終端側を駆動プーリと
するとともに、当該駆動プーリが磁石から成るものであ
ってもよい。上記したコンベア一体型篩分機28によれ
ば、篩い手段30で茶葉より大きな異物を除去し、続い
て磁力選別手段31で金属類から成る異物を除去するこ
とができるので、異物除去を十分に行うことができると
ともに、基台32に篩い手段30と磁力選別手段31と
が配設されているので、製茶工程への設置を容易とする
ことができる。
【0031】本実施形態においては、茶葉の搬送経路途
中に吸引手段(ケバ取り装置26)、篩い手段30及び
磁力選別手段31が配設されているので、乾燥機1から
排出された茶葉を次工程へ搬送しつつ当該茶葉より重量
の軽い異物、サイズの大きな異物、金属類から成る異物
のそれぞれを除去することができる。
【0032】尚、本実施形態に係るケバ取り装置26
は、茶葉に対して負圧による吸引力を付与し、ケバ等茶
葉より軽い異物を取り除くものであるが、これに代えて
又はこれと併用して、茶葉を正圧による風力で飛ばし、
茶葉より軽い異物又は重い異物を選別して取り除く風力
選別手段を配設するようにしてもよい。
【0033】かかる風力選別手段は、例えば図4に示す
ように、中空状のフレームF内に茶葉を投入するための
投入ホッパHと、フレームF内に正圧(即ち風力)を付
与し得るブロアBと、フレームFの先端側に形成された
排出口P1、P2及びP3(ブロアBから近い順)とを
有するものである。ブロアBにより発生される風力は、
茶葉(本茶)が排出口P2まで飛ばされ、当該排出口P
2から排出され得るよう調整されている。
【0034】かかる構成によれば、投入ホッパHからフ
レームF内に投入された茶葉は、ブロアBによる風力で
飛ばされ、排出口P2から落下される一方、当該茶葉よ
り重い異物は排出口P1から排出され、茶葉より軽い異
物は排出口P3から排出される。よって、茶葉と、茶葉
より重い異物及び軽い異物とを選別することができ、こ
れら異物を除去することができる。尚、上記風力選別手
段に代えて、汎用の農具である唐箕により風力で異物を
選別してもよい。
【0035】次に、本発明の第2の実施形態に係る異物
除去装置について説明する。本実施形態に係る異物除去
装置は、図5で示すように、乾燥機1から排出された茶
葉を次工程へ搬送しつつ異物を除去するものであり、振
動コンベア25、40及び垂直バケットコンベア36、
41から成る茶葉の搬送経路中に、磁力選別手段として
の磁石付コンベア37と、篩い手段38及び静電選別機
39とが配設されて構成されている。尚、乾燥機1につ
いては第1の実施形態において詳細に説明したので説明
を省略する。
【0036】チャージングバルブ9から排出された茶葉
は、同図に示すように、紙面垂直方向に延びる振動コン
ベア25を経て垂直バケットコンベア34に搬送され、
その後、磁石付コンベア37に投入される。かかる磁石
付コンベア37は、第1実施形態で示したコンベア一体
型篩分機28における磁力選別手段31と同様の構成の
ものとしてもよいし、ベルトコンベア又は振動コンベア
の搬送面に単に磁石を配設したものとしてもよい。
【0037】そして、磁石付コンベア37にて金属類か
ら成る異物が除去された茶葉は、篩い手段38に投入さ
れ、サイズの大きい異物が除去される。かかる篩い手段
38は、茶葉よりもサイズの大きな異物の除去を行い得
る網目を有するものであれば、篩いを同一平面内で平行
移動又は回動させるものであっても、上下方向の振動を
付与するものとしてもよい。
【0038】その後、篩い手段38でサイズの大きな異
物が除去された茶葉は、静電選別機39内に投入され、
静電気の作用により異物が除去され、垂直バケットコン
ベア41にて次工程へ搬送される。この静電選別機39
は、内部にプラス電荷を帯びたドラムを有するととも
に、該プラス電荷に基づく静電気で帯電する異物をドラ
ムに付着させて選別するものであり、例えば茶葉に混入
したビニールやナイロン等を除去し得るものである。
尚、静電気によりドラムに付着した異物は、別途配設さ
れたエア吹付け手段等で吹き飛ばされ、除去されるよう
に構成するのが好ましいが、他の手段でドラムに付着し
た異物を除去するよう構成してもよい。
【0039】本実施形態においては、茶葉の搬送経路途
中に磁力選別手段(磁石付コンベア37)、篩い手段3
8及び静電選別機39が配設されているので、乾燥機1
から排出された茶葉を次工程へ搬送しつつ金属類から成
る異物、当該茶葉よりサイズの大きな異物、帯電し易い
異物を除去することができる。
【0040】尚、磁力選別手段は、ベルトコンベアや振
動コンベアの搬送面に磁力を生じさせ得る磁石が配設さ
れていれば足りるが、例えば、図6に示すように、コン
ベアC(ベルトコンベア及び振動コンベア等を含むコン
ベア)の搬送面に抜き差し自在な磁石Mを有する抜差し
型磁力選別機とするのが好ましい。即ち、当該抜差し型
磁力選別機によれば、磁石Mに金属類から成る異物が多
く付着した場合であっても、当該磁石Mを抜いて異物を
取り除くことができ、異物の清掃を容易にすることがで
きるのである。
【0041】また、磁力選別手段として、例えば垂直バ
ケットコンベアの吐出口に磁石を配設しておき、金属類
から成る異物を除去するよう構成してもよく、更に、乾
燥機1の後における茶葉の搬送経路途中に、他の異物除
去手段を配設するように構成してもよい。
【0042】他の異物除去手段として、例えば茶葉中の
色を監視しておき該色に基づいて異物を除去する色選別
手段が挙げられる。この場合、搬送される茶葉を監視し
て、光の反射の強さや光を赤外線や可視光線に分解して
強さの割合を検出する光学的手段により異物を検知する
とエアノズルからエアを噴射して異物を除去する構成、
及び搬送される茶葉をモニタリングして画像処理し、茶
葉の色とは異なる範囲を識別して当該範囲を除去する構
成等が考えられるが、他の構成により色を識別して異物
を特定及び除去するようにしてもよい。
【0043】ここで、本発明に係る異物除去装置におけ
る各異物除去手段は、上記2つの実施形態で示した配設
位置に限定されず、茶葉の搬送経路途中における任意の
位置に配設することができる。また、茶葉の摘採地域又
は時期等に応じて各種異物除去手段を選択的に配設する
のが好ましく、例えばある地域の製茶工場においては、
第1の実施形態の如き装置構成とし、他の地域の製茶工
場においては第2の実施形態の如き装置構成とする等、
地域毎の特質(混入し易い異物等)に応じた異物除去を
行うようにしてもよい。
【0044】更に、茶葉を篩いにより選別した後、その
選別によるサイズに応じた異物除去を行うよう構成して
もよく、この場合、図8に示すような構成とするのが好
ましい。かかる異物除去装置は、茶葉のサイズにより選
別する平行篩機42と、茶葉に対して磁力による吸引力
を付与し、金属類から成る異物を取り除く磁力選別手段
43(上述の抜差し型磁力選別手段等が好ましいが磁石
が単に固定されたものでもよい)或いは磁石付コンベア
46、47と、茶葉に対して静電気を付与し、当該静電
気により帯電した異物を取り除く静電選別手段44、4
5と、茶葉を切断する切断機48と、ベルトコンベア4
9、50とが配設されている。
【0045】上記異物除去装置によれば、乾燥機から排
出された茶葉は、まず、平行篩機42にて篩いにかけら
れ、粉茶、本茶及び茶葉の頭等の3種類に選別される。
即ち、粉茶選別部と本茶選別部とで網目の径を異ならせ
ているので、これら網目を通過するもの及び通過しない
ものの3種類に選別されるのである。粉茶は、磁石付コ
ンベア46の始端側に落下され、その終端側で金属類か
ら成る異物が磁石46aに引き付けられてベルトコンベ
ア49側に落下して回収される一方、鉄分を含まないク
リーン茶はベルトコンベア50に落下し、次工程へ搬送
される。
【0046】平行篩機42の篩いの目から落下した本茶
は、静電選別手段44内に投入され、混入したビニー
ル、ナイロン及びピンチ等帯電し易い異物が除去された
後、磁石付コンベア47の始端側に落下する。かかる静
電選別手段44は、静電気を生じさせるべくプラスの電
荷が付与された帯電ドラム44aを内部に具備し、かか
る帯電ドラム44aによる静電気にて帯電した異物を選
別し除去するものである。尚、上段側の帯電ドラム44
aと下段側の帯電ドラム44aとに互いに異なる電荷を
それぞれ付与しておいてもよい。
【0047】静電選別手段44によって帯電した異物が
除去された本茶は、磁石付コンベア47の始端側に落下
され、その終端側で金属類から成る異物が磁石47aに
引き付けられてベルトコンベア49側に落下し回収され
る一方、鉄分を含まないクリーン茶はベルトコンベア5
0に落下し、次工程へ搬送される。
【0048】茶葉の頭等比較的サイズが大きなものは、
平行篩機42の篩いの目からは落下できず、当該平行篩
機42の先端からホッパ42a内へ搬送される。このホ
ッパ42aには、磁力選別手段43が配設されており、
茶葉の頭等に混入した金属類から成る異物を磁力で吸引
することにより、当該茶葉の頭等と異物とを選別し得る
よう構成されている。
【0049】ホッパ42aから吐出された茶葉は、静電
選別手段45内に投入され、混入したビニール、ナイロ
ン及びピンチ等帯電し易い異物が除去された後、切断機
48にて切断され、切断茶としてクリーン茶に混入され
る。かかる静電選別手段45は、既述の静電選別機44
と同様、静電気を生じさせるべくプラスの電荷が付与さ
れた帯電ドラム45aを内部に具備し、かかる帯電ドラ
ム45aによる静電気にて帯電した異物を選別し除去す
るものである。尚、静電選別機44と同様、上段側の帯
電ドラム45aと下段側の帯電ドラム45aとに互いに
異なる電荷をそれぞれ付与しておいてもよい。
【0050】上記構成の異物除去装置によれば、乾燥機
で乾燥された茶葉を、まずサイズで選別し、それぞれに
含まれる異物を静電気や磁力を利用して選別することが
できるので、茶葉に含まれる種々の異物を確実に除去す
ることができ、十分な異物除去効果を発揮することがで
きる。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、乾燥機以降に
選択的に配設された風圧選別手段、篩い手段、磁力選別
手段又は静電選別手段により茶葉と異物とを選別するの
で、異物除去を十分に行うことができるとともに、金属
類に限らず他の種々の材質から成る異物をも除去するこ
とができる。
【0052】請求項2の発明によれば、ケバ等茶葉より
軽いものを当該茶葉から選別することができ、特に風力
選別手段によれば、茶葉より重い異物及び軽い異物を選
別することができ、十分な異物の除去を行うことができ
る。
【0053】請求項3の発明によれば、茶葉の落下位置
と異物の落下位置とを異ならせて金属類から成る異物を
除去するので、ベルトコンベアを停止させることなく、
且つ作業効率を維持しつつ異物除去を十分に行うことが
できる。
【0054】請求項4の発明によれば、篩い手段で茶葉
よりサイズの大きな異物を除去し、続いて磁力選別手段
で金属類から成る異物を除去することができるので、異
物除去を十分に行うことができるとともに、基台に篩い
手段と磁力選別手段とが配設されているので、製茶工程
への設置を容易とすることができる。
【0055】請求項5の発明によれば、茶葉と異物とを
色によって選別し得るので、磁力や静電気等の作用が及
ばず、サイズや重さでも茶葉と選別できない異物をも除
去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る異物除去装置を
示す模式図
【図2】本発明の第1の実施形態に係る異物除去装置に
おけるコンベア一体型篩分機を示す斜視図
【図3】本発明の第1の実施形態に係る異物除去装置に
おけるコンベア一体型篩分機の下段に配設された磁力選
別手段を示す模式図
【図4】本発明に適用し得る風力選別手段を示す模式図
【図5】本発明の第2の実施形態に係る異物除去装置を
示す模式図
【図6】本発明に適用し得る抜差し型磁力選別装置を示
す模式図
【図7】本発明の実施形態に係る異物除去装置が適用さ
れるライン構成中に設置された乾燥機を示す模式図
【図8】本発明の他の実施形態に係る異物除去装置を示
す模式図
【符号の説明】
1…乾燥機 2…乾燥機本体 3…熱風発生装置 4…乾燥室 5…キャタピラ 5a、5b…搬送面 6、7…排出機構部 8…粉取装置 9…チャージングバルブ 10…排気ファン 11…サイクロン 12…排気フード 13…投入口 14…昇降機 15…インバータ 16…駆動部 17…ジャマ板 18…丸型温度計 19…サーミスタ型温度センサ 20…バーナ 21…熱風ダクト 22…冷風ダクト 23…冷却ファン 24…バーナ制御部 25…振動コンベア 26…ケバ取り装置 27…垂直バケットコンベア 28…コンベア一体型篩分機 29…垂直バケットコンベア 30…篩い手段 30a…板ばね 30b…篩い 31…磁力選別機 31a…駆動プーリ 31b…従動プーリ 31c…無端ベルト 32…基台 33…回収箱 34…シュート 35…仕切板 36…垂直バケットコンベア 37…磁石付コンベア 38…篩い手段 39…静電選別機 40…振動コンベア 41…垂直バケットコンベア 42…平行篩機 43…磁力選別手段 44、45…静電選別手段 46、47…磁石付コンベア 48…切断機 49、50…ベルトコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 浩史 静岡県榛原郡金谷町金谷河原347番地の8 カワサキ機工株式会社内 (72)発明者 山田 好美 静岡県榛原郡金谷町金谷河原347番地の8 カワサキ機工株式会社内 (72)発明者 小島 康成 静岡県榛原郡金谷町金谷河原347番地の8 カワサキ機工株式会社内 Fターム(参考) 4B027 FB01 FC10 FP78

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仕上げ工程における乾燥機から排出された
    茶葉を搬送しつつ当該茶葉に混入した異物を除去する異
    物除去手段を具備した異物除去装置であって、 前記異物除去手段は、 前記茶葉に対して正圧又は負圧を付与し、茶葉より軽い
    異物又は重い異物を取り除く風圧選別手段と、 篩いによる選別で、茶葉よりサイズが大きな異物を取り
    除く篩い手段と、 前記茶葉に対して磁力による吸引力を付与し、金属類か
    ら成る異物を取り除く磁力選別手段と、 前記茶葉に対して静電気を付与し、当該静電気により帯
    電した異物を取り除く静電選別手段と、が選択的に配設
    されたものであることを特徴とする異物除去装置。
  2. 【請求項2】前記風圧選別手段は、 前記茶葉に対し負圧による吸引力を付与し、茶葉より軽
    い異物を取り除く吸引手段と、 前記茶葉を正圧による風力で飛ばし、茶葉より軽い異物
    又は重い異物を取り除く風力選別手段と、が選択的に配
    設されたものであることを特徴とする請求項1記載の異
    物除去装置。
  3. 【請求項3】前記磁力選別手段は、 所定間隔離間して配設された駆動プーリ及び従動プーリ
    に無端ベルトを無端状に懸架して成るベルトコンベアか
    ら構成され、当該ベルトコンベアの終端側に位置する駆
    動プーリ又は従動プーリが磁石から成ることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の異物除去装置。
  4. 【請求項4】床面上に載置される基台を有し、前記篩い
    手段が前記基台の上段に配設されるとともに、前記磁力
    選別手段が前記基台の下段に配設され、前記篩い手段に
    よる異物の選別と、前記磁力選別手段による異物の選別
    とを連続して行うことを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれか1つに記載の異物除去装置。
  5. 【請求項5】搬送される茶葉の色を監視し、該色に基づ
    いて異物を選別する色選別手段を選択的に配設したこと
    を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載
    の異物除去装置。
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