JP2002271439A - データ転送装置、データ転送方法、及び通信装置 - Google Patents

データ転送装置、データ転送方法、及び通信装置

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JP2002271439A
JP2002271439A JP2001061978A JP2001061978A JP2002271439A JP 2002271439 A JP2002271439 A JP 2002271439A JP 2001061978 A JP2001061978 A JP 2001061978A JP 2001061978 A JP2001061978 A JP 2001061978A JP 2002271439 A JP2002271439 A JP 2002271439A
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JP2001061978A
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Teruyuki Hasegawa
輝之 長谷川
Atsushi Tagami
敦士 田上
Toru Hasegawa
亨 長谷川
Koji Nakao
康二 中尾
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Original Assignee
KDDI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ転送バスと通信回線との間でデータを
転送する場合に、転送速度の高速化が可能なデータ転送
装置を実現する。 【解決手段】 少なくとも二つ以上のバンクを有する記
憶手段(RAM24−1〜4)とこの記憶手段のバンク
毎にアクセス可能な転送処理部23とを備え、転送処理
部23が転送データ保持用に記憶手段のバンクを使用
し、該バンクを介してデータの転送を行うことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等に
おいて通信回線との間のデータ転送に用いられるデータ
転送装置、データ転送方法、及び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ通信においては、一般的に
コンピュータ内のCPU(中央処理装置)がCPU用メ
モリを介してデータの授受を行う。通信ボード(通信装
置)は、そのCPU用メモリ等と通信回線の間のデータ
転送に使用されるものである。また、通信ボードとCP
U用メモリは、一般的にデータ転送バスで接続されてお
り、このデータ転送バスとしては、PCI(Peripheral
Component Interconnect)バス規格に準拠したバス
(以下、PCIバスと称する)などが利用されている。
【0003】PCIバス規格においては、バス幅と伝送
クロック周波数により最大転送速度が規定されており、
例えば、バス幅が64ビットで伝送クロック周波数が6
6MHzの場合は、その最大転送速度は毎秒約4Gビッ
トとなる。また、PCIバスを介したデータ転送におい
ては、一転送当り所定のオーバヘッド処理が必要であ
る。このオーバヘッド処理とは、バス使用権の調停、転
送先アドレスの提示、転送先の応答待ちなどに係る処理
のことをいう。
【0004】一方、コンピュータネットワークに使用さ
れる通信回線においてはその通信速度の高速化が急速に
進んでいる。例えば、OC48c POS(Packet Over Sonet)と
呼ばれる通信規格では、毎秒約2.5Gビットのデータ
伝送が可能である。この通信規格でデータを送受する光
モジュールや回線終端等の回線処理用の電子部品は実現
されており、該通信規格を用いた通信ネットワークの構
築が可能となってきている。このような状況において、
コンピュータに搭載し、該通信規格で高速なコンピュー
タ通信が可能な通信ボードの実現が望まれている。
【0005】また、コンピュータを用いて通信ネットワ
ーク内のトラヒック情報を収集したり、トラヒック試験
用のパケットを生成して通信ネットワークへ送出するこ
とが行われている。トラヒック情報の収集及び解析にお
いては通信ネットワーク内で伝送されているパケットを
CPU用メモリへ転送し、CPUが各種情報の収集及び
解析を行う。このような、トラヒックに関連する試験及
び解析を行う機能(以下、トラヒック関連機能と称す
る)に適した通信ボードの実現も望まれている。
【0006】また、通信ボードによってTCPやIP等
のより上位レイヤの処理を含むネットワーク接続機能を
実現し、その通信ボードをネットワーク接続装置として
利用したいという要望もある。このネットワーク接続装
置としては、例えばルータやフィルタがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記最大転
送速度が毎秒約4GビットのPCIバスを用いて、OC48
c POS規格の通信回線とのデータ転送を行う場合には、
各通信速度が異なるので、通信ボード内に転送用バッフ
ァを設けて速度変換を行う。ここで、OC48c POS規格の
通信回線における送受双方向のデータ速度は毎秒約5G
ビットとなるが、従来の通信ボード(通信装置)では、
このような高速アクセスが可能なバッファは実現されて
いない。
【0008】この理由から転送データのバッファリング
速度を高速にすることができず、データ転送バスと通信
回線との間でデータを転送する場合に転送速度の高速化
が困難であるという問題が生じている。このためOC48c
POS規格のような高速な通信回線を介してコンピュータ
通信を行うことが可能な通信ボードは実現されていな
い。
【0009】また、通信ボードを利用して、コンピュー
タ通信機能に加えて上記トラヒック関連機能を実現した
り、ネットワーク接続機能を実現する場合には、それぞ
れの機能に適した構成のバッファやワークメモリを設け
た方が各機能の性能向上を図ることができる。しかしな
がら、それぞれの機能毎にバッファやワークメモリを設
けると、通信ボードの規模拡大やコストアップに繋がる
という問題が生じる。
【0010】一方、PCIバスを介したデータ転送にお
いては、一転送当り所定のオーバヘッド処理が必要であ
るが、これによりバス使用効率が低下するという問題が
ある。このため実質的なバス転送速度が低下し、これも
データ転送バスと通信回線間のデータ転送速度の高速化
を阻害する一要因となっている。
【0011】また、トラヒック情報の収集においては、
通信ネットワーク内の伝送パケットを通信回線を介して
取得しCPU用メモリへ転送するが、バス使用効率の低
下により通信回線を介して取得した全パケットをCPU
用メモリへ転送しきれず、トラヒック情報収集に不具合
が生じる場合もある。
【0012】また、コンピュータ内のCPUにおいて
は、一般的に、CPU用メモリへ転送されたパケットに
対してパケット単位でプロトコル処理を行う。この処理
は通信ボードからの転送完了割込み毎に発生するが、こ
の割込み毎の処理の負荷がCPUにとっては大きいとい
う問題がある。また、受信フレームデータの正常性判定
のために、TCPチェックサム(誤り検出用情報)を生
成する負荷や、通信ボードからの転送完了割込み自体を
処理する負荷も大きく問題となっている。このように転
送データに係る処理の負荷が大きく、他の処理に不具合
が生じる場合もある。
【0013】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、データ転送バスと通信回線と
の間でデータを転送する場合に、転送速度の高速化が可
能なデータ転送装置、及びデータ転送方法を提供するこ
とにある。
【0014】また、本発明は、アクセス速度の高速化が
可能なバッファを実現するデータ転送装置、及びデータ
転送方法を提供することも目的とする。
【0015】また、本発明は、コンピュータ通信機能、
トラヒック関連機能、ネットワーク接続機能など、それ
ぞれの機能毎にバッファやワークメモリを設けることな
く、各機能に適した構成のバッファやワークメモリを実
現し、各機能の性能向上を図ることができるデータ転送
装置、及びデータ転送方法を提供することも目的とす
る。
【0016】また、本発明は、一転送当り所定のオーバ
ヘッド処理が必要なデータ転送バスを使用して、通信回
線を介し受信したパケット等のフレームデータを転送す
る場合に、データ転送バスの使用効率を向上させること
ができるデータ転送装置、及びデータ転送方法を提供す
ることも目的とする。
【0017】また、本発明は、コンピュータ内CPU等
の転送先装置が行う転送データに係る処理の負荷を軽減
することができるデータ転送装置、及びデータ転送方法
を提供することも目的とする。
【0018】また、本発明は、データ転送バスと通信回
線間の転送速度の高速化が可能な通信装置を提供するこ
とも目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、最大転送速度が規定さ
れたデータ転送バスと通信回線との間でデータを転送す
るデータ転送装置であって、少なくとも二つ以上のバン
クを有する記憶手段と、前記記憶手段のバンク毎にアク
セス可能な転送処理手段とを備え、前記転送処理手段
は、転送データ保持用に前記記憶手段のバンクを使用
し、該バンクを介して前記データの転送を行うことを特
徴とする。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記転送処理手段は、通信回線に対し
て送受別に、前記記憶手段のバンクを使用することを特
徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載の発明において、前記転送処理手段は、前
記転送データ保持用バンクとは異なるバンクをワークメ
モリ用に使用することを特徴とする。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれかの項に記載の発明において、前記転送
処理手段は、複数の前記バンクに対して同じタイミング
でアクセスすることを特徴とする。
【0022】請求項5に記載の発明は、一転送当り所定
のオーバヘッド処理が必要なデータ転送バスを使用し
て、通信回線を介し受信されたフレームデータを転送す
るデータ転送装置であって、前記フレームデータを記憶
する記憶手段と、前記記憶手段にアクセス可能な転送処
理手段とを備え、前記転送処理手段は、少なくとも二つ
以上の前記フレームデータを前記記憶手段に記憶させ、
それら記憶されたフレームデータを一括して前記データ
転送バスにより転送することを特徴とする。
【0023】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、前記転送処理手段は、前記データ転送
バスにより転送するフレームデータ毎に所定部分を抽出
して前記記憶手段に記憶させ、該記憶されたデータを転
送データとすることを特徴とする。
【0024】請求項7に記載の発明は、請求項5または
請求項6に記載の発明において、時間情報を発生する時
間情報発生手段を備え、前記転送処理手段は、前記時間
情報に基づいて前記通信回線からフレームデータを受信
した受信時刻を求め、該受信時刻を付加して前記フレー
ムデータの転送を行うことを特徴とする。
【0025】請求項8に記載の発明は、請求項5乃至請
求項7のいずれかの項に記載の発明において、前記通信
回線を介し受信されるフレームデータは受信フレームデ
ータの正常性判定用の誤り検出用比較情報を含み、前記
転送処理手段は、前記誤り検出用比較情報との照合に用
いられる誤り検出用情報を生成し、この誤り検出用情報
を付加して前記フレームデータの転送を行うことを特徴
とする。
【0026】請求項9に記載の発明は、請求項5乃至請
求項8のいずれかの項に記載の発明において、前記転送
処理手段は、前記データ転送バスにより転送するフレー
ムデータの転送先装置へ転送完了を通知する割込みを発
生し、また、前記転送先装置への転送回数または転送間
隔に基づいて前記割込みの発生を制御することを特徴と
する。
【0027】請求項10に記載の発明は、最大転送速度
が規定されたデータ転送バスと通信回線との間でデータ
を転送するデータ転送装置におけるデータ転送方法であ
って、記憶手段の少なくとも二つ以上のバンクを使用し
て転送データを保持する過程と、該バンクを介して前記
データの転送を行う過程とを含むことを特徴とする。
【0028】請求項11に記載の発明は、一転送当り所
定のオーバヘッド処理が必要なデータ転送バスを使用し
て、通信回線を介し受信されたフレームデータを転送す
るデータ転送装置におけるデータ転送方法であって、少
なくとも二つ以上の前記フレームデータを記憶する記憶
過程と、それら記憶されたフレームデータを一括して前
記データ転送バスにより転送する転送過程とを含むこと
を特徴とする。
【0029】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の発明において、前記記憶過程は、前記データ転送
バスにより転送するフレームデータ毎に所定部分を抽出
して記憶する処理を含み、前記転送過程は、該記憶され
たデータを転送データとする処理を含むことを特徴とす
る。
【0030】請求項13に記載の発明は、通信回線を確
立し、該通信回線を介してデータ通信を行う通信装置で
あって、請求項1乃至請求項4のいずれかの項に記載の
データ転送装置を備え、該データ転送装置が前記通信回
線とデータ転送バスとの間でデータを転送することを特
徴とする。
【0031】請求項14に記載の発明は、通信回線を確
立し、該通信回線を介してデータ通信を行う通信装置で
あって、請求項5乃至請求項9のいずれかの項に記載の
データ転送装置を備え、該データ転送装置が前記通信回
線を介し受信されたフレームデータをデータ転送バスを
使用して転送することを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。図1は、コンピュータネッ
トワークシステムの構成例を示すブロック図である。こ
のコンピュータネットワークシステムは、コンピュータ
1と、サーバ2と、端末3と、通信ネットワーク4とか
ら構成される。コンピュータ1は、コンピュータソフト
ウェアを実行するCPU11及びこのCPU11からア
クセスされデータを記憶するホストメモリ12を備えた
ホスト処理部10と、本発明の一実施形態による通信装
置13を備えている。この通信装置13は、ホストメモ
リ12とPCIバス14を介して接続されており、ま
た、光ファイバケーブル15により通信ネットワーク4
とも接続されている。コンピュータ1、サーバ2、及び
端末3は、それぞれに通信ネットワーク4と接続されて
おり、この通信ネットワーク4を介して相互に接続可能
である。
【0033】コンピュータ1は通信ネットワーク4を介
してサーバ2または端末3とコンピュータ通信を行う。
このコンピュータ通信においては、コンピュータ1のC
PU11がホストメモリ12を介して通信装置13とデ
ータの授受を行い、通信装置13が通信回線を確立し、
該通信回線を介してデータ通信を行う。この通信回線は
OC48c POS規格に準拠した通信回線であり、通信装置1
3と通信ネットワーク4は当該通信回線で接続される。
【0034】また、コンピュータ1において通信装置1
3は、通信ネットワーク4から受信したデータのホスト
メモリ12への転送が完了すると、割込み信号16を出
力してCPU11へ転送完了を通知する。
【0035】図2は、図1に示す通信装置13の構成を
示すブロック図である。この図2において、符号21は
光ファイバケーブル15を介して入出力する光信号と電
気信号の変換処理などを行う光モジュールである。符号
22は光モジュール22との間で信号Rx1,Tx1を
入出力し、OC48c POS規格準拠の通信回線の回線終端処
理を行い、信号Rx2,Tx2を入出力する回線処理部
である。信号Rx2,Tx2は、TCP/IPパケット
のフレーム構成のデータ(以下、フレームデータと称す
る)である。
【0036】符号23は回線処理部22との間で信号R
x2,Tx2を入出力し、PCIバス14との間で信号
Rx3,Tx3を入出力してデータ転送を行う転送処理
部である。符号24−1〜4はRAM(Random Access
Memory)であり、転送処理部23はこれらRAM24−
1〜4に対してそれぞれ個別にアクセス可能である。ま
た、転送処理部23はRAM24−1〜4に各々対応す
るバンク(記憶領域)1〜4)へのアクセス制御(以
下、バンク制御と称する)も行う。符号25は人工衛星
からの信号を受信し、この受信信号により時間情報を発
生するGPS(Global Positioning System)モジュー
ルである。このGPSモジュール25は時間情報とし
て、1秒周期でPPS(Pulse Per Second)信号を出力
する。
【0037】なお、本実施形態においては、上記図2の
転送処理部23とRAM24−1〜4とGPSモジュー
ル25がデータ転送装置に対応しており、PCIバス1
4(データ転送バス)と回線処理部22により確立され
た通信回線との間でデータを転送する。
【0038】上記転送処理部23は、自己の動作モード
として通常モード、フレーム収集モード、フレーム生成
モード、及びTCP/IPフィルタモードを有する。通
常モードとは、回線処理部22により通信回線を介して
受信されたフレームデータをPCIバス14を介して図
1のホストメモリ12に転送し、また、ホストメモリ1
2からPCIバス14を介して転送されたフレームデー
タを回線処理部22により通信回線へ送信させるデータ
転送処理を行うモードである。フレーム収集モードと
は、トラヒック情報を収集するために通信回線を介して
受信されたフレームデータをPCIバス14を介してホ
ストメモリ12に転送するデータ転送処理を行うモード
である。
【0039】フレーム生成モードとは、トラヒック試験
用に生成されたフレームデータをホストメモリ12から
PCIバス14を介して取得し、回線処理部22により
通信回線へ送信させるデータ転送処理を行うモードであ
る。TCP/IPフィルタモードとは、ネットワーク接
続機能を実現する動作モードであり、回線処理部22に
より通信回線を介して受信されたフレームデータのTC
P/IPヘッダ情報を参照し、所定のフィルタリング情
報に合致したフレームデータのみを回線処理部22によ
り通信回線へ送信させるデータ転送処理を行うモードで
ある。
【0040】以下、転送処理部23が行うデータ転送処
理(1)〜(6)について詳細に説明する。 (1)バンク制御処理 転送処理部23は、回線処理部22により通信回線を介
して受信されたフレームデータをPCIバス14を介し
てのホストメモリ12に転送する。また、ホストメモリ
12からPCIバス14を介して転送されたフレームデ
ータを回線処理部22により通信回線へ送信させる。こ
のデータ転送処理において、転送処理部23は、RAM
24−1〜4(バンク1〜4)の内、いずれか単数また
は複数のバンクを受信バッファまたは送信バッファとし
て使用する。ここで、受信バッファとは通信回線を介し
て受信されたフレームデータを一旦保持するバッファの
ことをいう。また、送信バッファとは通信回線を介して
送信するフレームデータを一旦保持するバッファのこと
をいう。また、転送処理部23は、RAM24−1〜4
(バンク1〜4)の内、いずれか単数または複数のバン
クを自己のワークメモリとしても使用する。
【0041】図3は、上記バンク1〜4の割当例を示す
図である。この図3に示すように、各動作モードに対し
てそれぞれ送信バッファ用、受信バッファ用、ワークメ
モリ用にバンクが割当てられる。なお、これら各動作モ
ードのバンク割当ては転送処理部23に予め設定され
る。
【0042】通常モードにおいては通信回線への送受が
行われるので、送信バッファと受信バッファにバンク1
〜4を割当てる。ここで、各バッファへの割当て数につ
いては通信回線とPCIバス14の通信速度や送受各方
向のトラヒック量などに応じて決定する。例えば、OC48
c POS規格の通信回線の通信速度は送受それぞれ毎秒約
2.5Gビットであるのに対して、PCIバス14の通
信速度は最大毎秒約4Gビットであり送受半々でこの帯
域を使用したとすると送受それぞれ毎秒約2Gビットと
なる。したがって、通信回線への送信帯域としては問題
ないが通信回線からの受信帯域としては少ない。このた
めに、送信バッファよりも受信バッファに多くのバンク
を割当てる。図3の例では送信バッファに1バンクを割
当て、受信バッファに3バンクを割当てている。
【0043】フレーム収集モードにおいては通信回線か
らの受信のみが行われるので、全バンクを受信バッファ
に割当てる。また、フレーム生成モードでは通信回線へ
の送信のみが行われるので、全バンクを送信バッファに
割当てる。
【0044】TCP/IPフィルタモードにおいては通
信回線から受信したフレームデータを折り返して通信回
線へ送信するので、受信したフレームデータを一旦保持
するための受信バッファにバンクを割当てる。さらに、
折り返すフレームデータの選択条件であるフィルタリン
グ情報を保持するワークメモリにもバンクを割当てる。
図3の例では受信バッファに2バンクを割当て、ワーク
メモリに2バンクを割当てている。
【0045】このように、送信バッファや受信バッファ
に使用するバンク(転送データ保持用バンク)とは異な
るバンクをワークメモリ用に使用するようにしたので、
ネットワーク接続機能などに必要なワークメモリも送信
バッファや受信バッファと兼用可能なRAMで実現する
ことができる。これにより、コンピュータ通信機能、ト
ラヒック関連機能、ネットワーク接続機能など、それぞ
れの機能毎にバッファやワークメモリを設けることな
く、各々の機能に適した構成のバッファやワークメモリ
を実現し、各機能の性能向上を図ることができるという
効果が得られる。この結果、それぞれの機能毎にバッフ
ァやワークメモリを設けると通信ボードの規模拡大やコ
ストアップに繋がるという問題も解消される。
【0046】なお、転送処理部23は、複数のバンクを
一バンクとして使用することも可能である。例えば、上
記図3の通常モードにおいて受信バッファに割当てられ
た3バンクを一バンクとしてアクセスすれば、そのアク
セス速度はRAMのアクセス速度の3倍となり、バッフ
ァに対するアクセス速度の高速化を実現することができ
る。
【0047】また、転送処理部23は、複数のバンクに
対して同じタイミングで、リードアクセスまたはライト
アクセスを行うことが可能である。このように複数のバ
ンクに対して同じタイミングでアクセスするようにすれ
ば、複数のバンクを一バンクとして使用する際のRAM
アクセス制御処理が簡易に実現できるという効果が得ら
れる。
【0048】また、上記通常モードのように送受別にバ
ンクを使用するようにしたので、より高速なアクセスが
必要なバッファに対してはより多数のバンクを割当てて
アクセス速度の高速化を図るといったバンクの効率的使
用を行うことができる。なお、送受で同一のバンクを使
用するようにしてもよいが、バンクの効率的使用が可能
であるという理由に加えて、バンク制御を簡易に実現可
能であるという理由からも送受別にバンクを使用するほ
うが望ましい。
【0049】(2)一括転送処理 転送処理部23は、回線処理部22により通信回線を介
して受信されたフレームデータを受信バッファに保持さ
せる。ここで、転送処理部23は、少なくとも二つ以上
のフレームデータを受信バッファに保持させた後、それ
ら保持されたフレームデータを一括してPCIバス14
によりホストメモリ12に転送する。なお、一括して転
送する最少フレーム数は予め転送処理部23に設定され
る。あるいは、転送処理部23に周期タイマを備え、タ
イムアウト毎に保持されているフレームデータを一括し
て転送するようにしてもよい。
【0050】これにより一転送当り所定のオーバヘッド
処理が必要なデータ転送バスの使用効率を向上させるこ
とが可能となり、実質的なバス転送速度が上昇する。こ
の結果、データ転送バスと通信回線との間でデータを転
送する場合に転送速度の高速化が可能となる。
【0051】(3)抽出転送処理 転送処理部23がフレーム収集モードにおいて行う処理
である。図1のコンピュータ1においてCPU11はホ
ストメモリ12に転送されたフレームデータに基づいて
トラヒック情報を収集する。ここで、CPU11はフレ
ームデータの部分的な情報(例えばヘッダ情報)に基づ
いてトラヒック情報を収集する。そこで、本実施形態に
おいて転送処理部23は、回線処理部22により通信回
線を介して受信されたフレームデータから所定部分を抽
出して受信バッファに保持させる。この保持された抽出
データは上記(1)の一括転送処理により、一括してP
CIバス14を介してホストメモリ12に転送される。
なお、抽出対象の所定部分は予め転送処理部23に設定
される。
【0052】(4)受信時刻付加処理 転送処理部23は上記(1)の一括転送処理により受信
バッファに複数のフレームデータを保持する。このた
め、ホストメモリ12にフレームデータが転送された時
刻は受信時刻とは異なってしまう。したがって、CPU
11は正確な受信時刻を知ることができず、トラヒック
情報収集において不具合が生じる。この解決手段とし
て、転送処理部23はGPSモジュール25から出力さ
れたPPS信号に基づいて通信回線からフレームデータ
を受信した受信時刻を求め、該受信時刻を転送するフレ
ームデータに付加する。
【0053】(5)誤り検出補助処理 TCP/IPパケットのTCPヘッダには、受信フレー
ムデータの正常性判定用の誤り検出用比較情報としてチ
ェックサムが含まれている。CPU11は、受信フレー
ムデータのチェックサム(誤り検出用情報)を計算し、
TCPヘッダのチェックサムと照合することにより受信
フレームデータの正常性を判定する。そこで、本実施形
態において転送処理部23に受信フレームデータのチェ
ックサム計算機能を備え、転送処理部23はこのチェッ
クサム計算機能により算出されたチェックサムを転送す
るフレームデータに付加する。
【0054】(6)割込み発生制御処理 転送処理部23は、通信回線から受信したフレームデー
タのホストメモリ12への転送が完了すると、割込み信
号16を出力してCPU11へ転送完了を通知する。C
PU11はこの割込みを受けると、ホストメモリ12へ
転送されたフレームデータに対してプロトコル処理を行
う。しかし、この割込み処理が多いほど転送データに係
る処理の負荷が大きくなり、他の処理に不具合が生じて
くる。そこで、本実施形態において転送処理部23は、
ホストメモリ12への転送回数または転送間隔に基づい
て割込みの発生を制御する。例えば、所定回数の転送後
に割込みを一回発生する。あるいは、転送処理部23に
タイマを備え、転送間隔が所定時間を超えた時に割込み
を一回発生する。
【0055】図4は、上記データ転送処理によりホスト
メモリ12に転送されたフレームデータの構成例を示す
図であって、抽出転送処理が行われたものとなってい
る。この図4の1〜8行目の第1のフレームデータにお
いては、「snapフィールド」に、フレームデータか
ら抽出されたデータが格納される。「tlenフィール
ド」には「snapフィールド」のフィールド長(バイ
ト数)が格納される。このフィールド長は転送処理部2
3により求められたものである。「cksumフィール
ド」には誤り検出補助処理により求められた受信フレー
ムデータのチェックサムが格納される。「flenフィ
ールド」には実際の受信フレーム長(バイト数)が格納
される。この受信フレーム長は転送処理部23により求
められたものである。「tsフィールド」には受信時刻
付加処理により求められた受信時刻が格納される。「r
srvdフィールド」は空きの領域であり、特にデータ
は格納されない。
【0056】また、図4の9〜12行目の第2のフレー
ムデータにおいても、上記1〜8行目と同様に各種デー
タが格納される。ただし、11、12行目の「snap
フィールド」には有効データが9バイト分(11行目と
12行目の1バイト目)だけ格納されており、残りの領
域(12行目の2〜8バイト目)はpadとして所定の
無効データが格納される。このpadding(余白埋
め)処理は転送処理部23により行われる。このpad
dingによって、後段(13行目)のデータとの境界
を8バイト単位のバイト境界とすることができる。これ
により、CPU11のプロトコル処理やバッファ管理処
理を簡易に実現可能である。
【0057】なお、転送処理部23の一括転送処理によ
り、上記図4の第1、第2など複数のフレームデータが
一括してホストメモリ12へ転送される。
【0058】上述した実施形態においては、RAM24
−1〜4が記憶手段に対応し、転送処理部23が転送処
理手段に対応する。また、GPSモジュールが時間情報
発生手段に対応する。
【0059】以上、本発明の実施形態を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等も含まれる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ転
送装置によれば、少なくとも二つ以上のバンクを有する
記憶手段とこの記憶手段のバンク毎にアクセス可能な転
送処理手段とを備え、この転送処理手段が転送データ保
持用に記憶手段のバンクを使用し、該バンクを介してデ
ータの転送を行うようにしたので、複数のバンクを一バ
ンクとして使用しバッファに対するアクセス速度の高速
化を実現することができる。これにより、データ転送バ
スと通信回線との間でデータを転送する場合に、複数の
バンクを同時に使用して転送データのバッファリングを
行い、転送データのバッファリング速度を高速にするこ
とができるので、転送速度の高速化を実現することがで
きるという効果が得られる。
【0061】また、このデータ転送装置を通信装置に備
え、該データ転送装置が通信回線とデータ転送バスとの
間でデータを転送するようにすれば、データ転送バスと
通信回線間の転送速度の高速化が可能な通信装置を実現
することができる。
【0062】さらに、通信回線に対して送受別に、記憶
手段のバンクを使用するようにすれば、より高速なアク
セスが必要なバッファ(送信バッファまたは受信バッフ
ァ)に対して多数のバンクを割当ててアクセス速度の高
速化を実現することが可能となり、バンクの効率的使用
を行うことができるという効果が得られる。
【0063】また、転送データ保持用バンクとは異なる
バンクをワークメモリ用に使用するようにすれば、ネッ
トワーク接続機能などに必要なワークメモリも送信バッ
ファや受信バッファと兼用可能な記憶手段で実現するこ
とができる。これにより、コンピュータ通信機能、トラ
ヒック関連機能、ネットワーク接続機能など、それぞれ
の機能毎にバッファやワークメモリを設けることなく、
各々の機能に適した構成のバッファやワークメモリを実
現し、各機能の性能向上を図ることができるという効果
が得られる。この結果、それぞれの機能毎にバッファや
ワークメモリを設けると通信ボードの規模拡大やコスト
アップに繋がるという問題も解消される。
【0064】また、複数のバンクに対して同じタイミン
グでアクセスするようにすれば、複数のバンクを一バン
クとして使用する際のRAMアクセス制御処理が簡易に
実現できるという効果が得られる。
【0065】また、本発明の他のデータ転送装置によれ
ば、フレームデータを記憶する記憶手段とこの記憶手段
にアクセス可能な転送処理手段とを備え、この転送処理
手段が少なくとも二つ以上のフレームデータを記憶手段
に記憶させ、それら記憶されたフレームデータを一括し
てデータ転送バスにより転送するようにしたので、デー
タ転送バスの使用効率を向上させることが可能となり、
実質的なバス転送速度が上昇する。これによってもデー
タ転送バスと通信回線との間でデータを転送する場合に
転送速度の高速化が可能である。
【0066】また、このデータ転送装置を通信装置に備
え、該データ転送装置が通信回線を介し受信されたフレ
ームデータをデータ転送バスを使用して転送するように
しても、データ転送バスと通信回線間の転送速度の高速
化が可能な通信装置を実現することができる。
【0067】さらに、トラヒック情報の収集において
は、バス使用効率の向上により通信回線を介して取得し
た全パケットの内、CPU用メモリへ転送不可となるパ
ケット数を低減可能であり、より安定したトラヒック情
報収集を実現可能である。
【0068】さらに、データ転送バスにより転送するフ
レームデータ毎に所定部分を抽出して記憶手段に記憶さ
せ、該記憶されたデータを転送データとするようにすれ
ば、トラヒック情報収集に必要なデータのみをCPU用
メモリへ転送することが可能となるので、情報転送効率
がよくなりCPU用メモリへ転送不可となるパケット情
報をさらに低減可能である。この結果、より一層安定し
たトラヒック情報収集を行うことができるようになる。
【0069】また、時間情報を発生する時間情報発生手
段を備え、転送処理手段がその時間情報に基づいて通信
回線からフレームデータを受信した受信時刻を求め、該
受信時刻を付加してフレームデータの転送を行うように
すれば、一括転送することによって受信バッファに複数
のフレームデータが保持され、CPU用メモリにフレー
ムデータが転送された時刻が受信時刻とは異なっても、
フレームデータに付加された受信時刻によりCPUは正
確な受信時刻を知ることができる。したがって、トラヒ
ック情報収集において不具合が生じることもない。
【0070】また、通信回線を介し受信されるフレーム
データが受信フレームデータの正常性判定用の誤り検出
用比較情報を含んでおり、転送処理手段がその誤り検出
用比較情報との照合に用いられる誤り検出用情報を生成
し、この誤り検出用情報を付加してフレームデータの転
送を行うようにすれば、CPU(転送先装置)は受信フ
レームデータの正常性判定のためにTCPチェックサム
(誤り検出用情報)を生成する必要がなくなり、転送デ
ータに係る処理の負荷を軽減することができるという効
果が得られる。
【0071】また、データ転送バスにより転送するフレ
ームデータの転送先装置へ転送完了を通知する割込みを
発生し、また、その転送先装置への転送回数または転送
間隔に基づいて割込みの発生を制御するようにすれば、
転送先装置への割込み回数を低減し、転送完了割込み毎
に発生するプロトコル処理や転送完了割込み自体の処理
など、転送先装置が行う転送データに係る処理の負荷を
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による通信装置13を適
用したコンピュータネットワークシステムの構成例を示
すブロック図である。
【図2】 図1に示す通信装置13の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 図1に示すRAM24−1〜4(バンク1〜
4)の割当例を示す図である。
【図4】 図2に示す転送処理部23のデータ転送処理
により図1に示すホストメモリ12に転送されたフレー
ムデータの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 サーバ 3 端末 4 通信ネットワーク 10 ホスト処理部 11 CPU 12 ホストメモリ 13 通信装置 14 PCIバス 15 光ファイバケーブル 16 割込み信号 21 光モジュール 22 回線処理部 23 転送処理部 24−1〜4 RAM(バンク1〜4) 25 GPSモジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 亨 埼玉県上福岡市大原2丁目1番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 (72)発明者 中尾 康二 埼玉県上福岡市大原2丁目1番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 Fターム(参考) 5B077 AA04 AA14 BA02 DD03 DD22 5K032 AA02 AA03 AA07 CD01 5K034 AA01 AA05 AA07 DD03 EE11 HH01 HH02 HH21 MM08 5K047 AA11 AA16 HH01 LL01 MM05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最大転送速度が規定されたデータ転送バ
    スと通信回線との間でデータを転送するデータ転送装置
    であって、 少なくとも二つ以上のバンクを有する記憶手段と、 前記記憶手段のバンク毎にアクセス可能な転送処理手段
    とを備え、 前記転送処理手段は、転送データ保持用に前記記憶手段
    のバンクを使用し、該バンクを介して前記データの転送
    を行うことを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 前記転送処理手段は、 前記通信回線に対して送受別に、前記記憶手段のバンク
    を使用することを特徴とする請求項1に記載のデータ転
    送装置。
  3. 【請求項3】 前記転送処理手段は、 前記転送データ保持用バンクとは異なるバンクをワーク
    メモリ用に使用することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 前記転送処理手段は、 複数の前記バンクに対して同じタイミングでアクセスす
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの
    項に記載のデータ転送装置。
  5. 【請求項5】 一転送当り所定のオーバヘッド処理が必
    要なデータ転送バスを使用して、通信回線を介し受信さ
    れたフレームデータを転送するデータ転送装置であっ
    て、 前記フレームデータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段にアクセス可能な転送処理手段とを備え、 前記転送処理手段は、少なくとも二つ以上の前記フレー
    ムデータを前記記憶手段に記憶させ、それら記憶された
    フレームデータを一括して前記データ転送バスにより転
    送することを特徴とするデータ転送装置。
  6. 【請求項6】 前記転送処理手段は、前記データ転送バ
    スにより転送するフレームデータ毎に所定部分を抽出し
    て前記記憶手段に記憶させ、該記憶されたデータを転送
    データとすることを特徴とする請求項5に記載のデータ
    転送装置。
  7. 【請求項7】 時間情報を発生する時間情報発生手段を
    備え、 前記転送処理手段は、前記時間情報に基づいて前記通信
    回線からフレームデータを受信した受信時刻を求め、該
    受信時刻を付加して前記フレームデータの転送を行うこ
    とを特徴とする請求項5または請求項6に記載のデータ
    転送装置。
  8. 【請求項8】 前記通信回線を介し受信されるフレーム
    データは受信フレームデータの正常性判定用の誤り検出
    用比較情報を含み、 前記転送処理手段は、 前記誤り検出用比較情報との照合に用いられる誤り検出
    用情報を生成し、この誤り検出用情報を付加して前記フ
    レームデータの転送を行うことを特徴とする請求項5乃
    至請求項7のいずれかの項に記載のデータ転送装置。
  9. 【請求項9】 前記転送処理手段は、前記データ転送バ
    スにより転送するフレームデータの転送先装置へ転送完
    了を通知する割込みを発生し、また、前記転送先装置へ
    の転送回数または転送間隔に基づいて前記割込みの発生
    を制御することを特徴とする請求項5乃至請求項8のい
    ずれかの項に記載のデータ転送装置。
  10. 【請求項10】 最大転送速度が規定されたデータ転送
    バスと通信回線との間でデータを転送するデータ転送装
    置におけるデータ転送方法であって、 記憶手段の少なくとも二つ以上のバンクを使用して転送
    データを保持する過程と、 該バンクを介して前記データの転送を行う過程と、を含
    むことを特徴とするデータ転送方法。
  11. 【請求項11】 一転送当り所定のオーバヘッド処理が
    必要なデータ転送バスを使用して、通信回線を介し受信
    されたフレームデータを転送するデータ転送装置におけ
    るデータ転送方法であって、 少なくとも二つ以上の前記フレームデータを記憶する記
    憶過程と、 それら記憶されたフレームデータを一括して前記データ
    転送バスにより転送する転送過程と、を含むことを特徴
    とするデータ転送方法。
  12. 【請求項12】 前記記憶過程は、前記データ転送バス
    により転送するフレームデータ毎に所定部分を抽出して
    記憶する処理を含み、 前記転送過程は、該記憶されたデータを転送データとす
    る処理を含むことを特徴とする請求項11に記載のデー
    タ転送方法。
  13. 【請求項13】 通信回線を確立し、該通信回線を介し
    てデータ通信を行う通信装置であって、 請求項1乃至請求項4のいずれかの項に記載のデータ転
    送装置を備え、 該データ転送装置が前記通信回線とデータ転送バスとの
    間でデータを転送することを特徴とする通信装置。
  14. 【請求項14】 通信回線を確立し、該通信回線を介し
    てデータ通信を行う通信装置であって、 請求項5乃至請求項9のいずれかの項に記載のデータ転
    送装置を備え、 該データ転送装置が前記通信回線を介し受信されたフレ
    ームデータをデータ転送バスを使用して転送することを
    特徴とする通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2016147650A1 (ja) * 2015-03-19 2018-01-11 日本電気株式会社 送信装置およびその制御方法、通信システム、並びに通信制御プログラム

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