JP2002271399A - 電話システム及び電話接続監視方法 - Google Patents
電話システム及び電話接続監視方法Info
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Abstract
音圧縮によって音声パケットの受信が無いのか、インタ
ーネット内で異常が発生したために音声パケットが受信
できないのかの区別ができない。 【解決手段】 電話機1と電話機2の間で通話状態が確
立すると、発呼側メディアゲートウェイ5は、監視パケ
ットを周期的に着呼側メディアゲートウェイ6にインタ
ーネット7経由で送信する。メディアゲートウェイ6は
監視パケットを受信すると、インターネット7経由で応
答パケットをメディアゲートウェイ5へ送信する。メデ
ィアゲートウェイ5、6は受信する応答パケット、監視
パケットが周期的に入力されない回数が、所定のしきい
値に達した時に、コールエージェント9にパケット非受
信通知を行う。コールエージェント9は、パケット非受
信通知を受けたときは、メディアゲートウェイ5及び6
を制御して切断処理を行わせる。
Description
話接続監視方法に係り、特に加入者電話機を収容する交
換機がゲートウェイ装置を介して、インターネットなど
の通信ネットワークに接続される電話システム及び電話
接続監視方法に関する。
ターネットに接続されVoIP(Voice over Internet
Protocol)ゲートウェイ機能を有するメディアゲートウ
ェイと、交換機とNo.7共通線信号方式(SS7:Si
gnalling System No.7)によって接続され、インター
ネット経由でメディアゲートウェイを制御するコールエ
ージェントとにより構成されるインターネット電話シス
テムが従来より知られている。
1の交換機に収容された第1の加入者電話機から、第2
の交換機に収容された第2の加入者電話機に発呼した場
合、第1の交換機がSS7経由でコールエージェントに
対して発呼を通知し、これによりコールエージェントが
所定のメディアゲートウェイ制御用プロトコルを使用し
てインターネット経由で第1の交換機に接続された第1
のメディアゲートウェイに対しては発呼処理を行わせ、
第2の交換機に接続された第2のメディアゲートウェイ
に対しては着呼処理を行わせる。その後、第1の加入者
電話機と第2の加入者電話機との間で、第1、第2の交
換機、第1、第2のメディアゲートウェイ、インターネ
ットを介して通話状態が確立する。
ネット電話システムでは、メディアゲートウェイで音声
が無音時にインターネットに音声パケットを送信しなく
する無音圧縮を行う。しかし、この無音圧縮中に、イン
ターネット内で異常が発生した場合、インターネットか
らの音声パケットの受信が無いのは、無音圧縮によって
音声パケットの受信が無いのか、インターネット内で異
常が発生したために音声パケットが受信できないのかの
区別ができないため、サービス上は音声は無音となり、
通話ができなくなるが、メディアゲートウェイは音声パ
ケットをインターネットに送信し続ける。
るまで継続し、この間、交換機の通信路は捕捉されたま
まとなり、その解放は加入者電話機の判断に委ねられて
しまう。
無音圧縮を実行中においてインターネットなどの通信ネ
ットワークでの異常を検出したときには、自動的に切断
処理し得る電話システム及び電話接続監視方法を提供す
ることを目的とする。
め、本発明の電話システムは、第1及び第2の加入者電
話機を各々収容する第1及び第2の交換機と、通信ネッ
トワークプロトコルにより呼を接続する相互接続通信網
と、第1の交換機における呼と相互接続通信網における
呼を相互に接続する第1の網接続装置と、第2の交換機
における呼と相互接続通信網における呼を相互に接続す
る第2の網接続装置と、第1及び第2の交換機からの信
号に基づき、第1及び第2の網接続装置を制御する制御
手段とからなる電話システムにおいて、第1及び第2の
網接続装置は、第1及び第2の加入者電話機との間の通
話確立状態において、接続された第1及び第2の交換機
が発呼側のときには一定周期で監視パケットを、相互接
続通信網を介して対向する着呼側の網接続装置へ送信す
る監視パケット送信手段と、監視パケット送信後に予め
定めた第1の時間内に、着呼側の網接続装置から相互接
続通信網を介して応答パケットが受信されるかどうか監
視し、第1の時間内に応答パケットが受信されないとき
は、その回数を計測する応答パケット監視手段と、応答
パケット監視手段により、第1の時間内に応答パケット
が受信されない回数が第1のしきい値に達したときは、
制御手段へ応答パケット非受信通知をする第1の通知手
段と、接続された第1及び第2の交換機が着呼側のとき
には、発呼側の網接続装置から相互接続通信網を介して
送信された監視パケットを受信したときは、応答パケッ
トを生成して相互接続通信網を介して対向する発呼側の
網接続装置へ送信する応答パケット送信手段と、監視パ
ケット受信後に予め定めた第2の時間内に、発呼側の網
接続装置から相互接続通信網を介して監視パケットが受
信されたかどうか監視し、第2の時間内に監視パケット
が受信されないときは、その回数を計測する監視パケッ
ト監視手段と、監視パケット監視手段により、第2の時
間内に監視パケットが受信されない回数が第2のしきい
値に達したときは、制御手段へ監視パケット非受信通知
をする第2の通知手段とを有し、制御手段は、第1又は
第2の網接続装置から応答パケット非受信通知又は監視
パケット非受信通知を受けたときは、第1及び第2の網
接続装置を制御して第1及び第2の交換機の間の通話路
を切断する切断処理を行うことを特徴とする。
1及び第2の網接続装置が、それぞれ応答パケット又は
監視パケットが相互接続通信網を介して周期的に入力さ
れるかどうか監視し、周期的に入力されないことの検出
回数が第1のしきい値又は第2のしきい値に達したとき
に、第1又は第2の網接続装置から応答パケット非受信
通知又は監視パケット非受信通知を制御手段に供給する
ことにより、第1及び第2の網接続装置を制御して第1
及び第2の交換機の間の通話路を切断する切断処理を行
うものである。
め、上記の監視パケット送信手段は、一定周期で順次値
が変化するシーケンス番号を付加した監視パケットを、
一定周期で相互接続通信網を介して対向する着呼側の網
接続装置へ送信する手段であり、応答パケット送信手段
は、受信した監視パケットに付加されているシーケンス
番号と同じシーケンス番号の応答パケットを相互接続通
信網を介して対向する発呼側の網接続装置へ送信する手
段であることを特徴とする。
手段を、監視パケット送信毎に起動され、応答パケット
受信時にクリアされる第1の時間の第1のタイマと、第
1のタイマのタイムアウト時に所定値カウントアップす
る第1のカウンタとよりなり、第1の通知手段は、第1
のカウンタの値が第1のしきい値に達したときは、制御
手段へ応答パケット非受信通知をする手段とし、上記の
監視パケット監視手段を、監視パケット受信時にクリア
された後起動される第2の時間の第2のタイマと、第2
のタイマのタイムアウト時に所定値カウントアップする
第2のカウンタとよりなり、第2の通知手段は、第2の
カウンタの値が第2のしきい値に達したときは、制御手
段へ監視パケット非受信通知をする手段であることを特
徴とする。
方法は、第1及び第2の加入者電話機を各々収容する第
1及び第2の交換機と、通信ネットワークプロトコルに
より呼を接続する相互接続通信網と、第1の交換機にお
ける呼と相互接続通信網における呼を相互に接続する第
1の網接続装置と、第2の交換機における呼と相互接続
通信網における呼を相互に接続する第2の網接続装置
と、第1及び第2の交換機からの信号に基づき、第1及
び第2の網接続装置を制御する制御手段とからなる電話
システムの電話接続監視方法であって、第1及び第2の
加入者電話機との間の通話確立状態において、第1及び
第2の網接続装置のうち発呼側の交換機に接続された一
方の網接続装置から一定周期で監視パケットを、相互接
続通信網を介して対向する着呼側の網接続装置へ送信す
る第1のステップと、監視パケットを受信した着呼側の
網接続装置が、応答パケットを生成して相互接続通信網
を介して対向する発呼側の網接続装置へ送信する第2の
ステップと、発呼側の網接続装置が、第1のステップに
より監視パケットの送信後に予め定めた第1の時間内
に、着呼側の網接続装置から相互接続通信網を介して応
答パケットが受信されるかどうか監視し、第1の時間内
に応答パケットが受信されないときは、その回数を計測
する第3のステップと、着呼側の網接続装置が、監視パ
ケット受信後に予め定めた第2の時間内に、発呼側の網
接続装置から相互接続通信網を介して監視パケットが再
び受信されたかどうか監視し、第2の時間内に監視パケ
ットが受信されないときは、その回数を計測する第4の
ステップと、第3のステップにより第1の時間内に応答
パケットが受信されない回数が第1のしきい値に達した
とき、又は第4のステップにより第2の時間内に監視パ
ケットが受信されない回数が第2のしきい値に達したと
きは、制御手段へパケット非受信通知をする第5のステ
ップと、制御手段が、非受信通知を受けたときは、第1
及び第2の網接続装置を制御して第1及び第2の交換機
の間の通話路を切断する第6のステップとを含むことを
特徴とする。
第1及び第2の網接続装置が、それぞれ応答パケット又
は監視パケットが相互接続通信網を介して周期的に入力
されるかどうか監視し、周期的に入力されないことの検
出回数が第1のしきい値又は第2のしきい値に達したと
きに、第1又は第2の網接続装置からパケット非受信通
知を制御手段に供給することにより、第1及び第2の網
接続装置を制御して第1及び第2の交換機の間の通話路
を切断する切断処理を行うものである。
て図面と共に説明する。図1は本発明になる電話システ
ムの一実施の形態のシステム構成図、図2は図1中のメ
ディアゲートウェイの一実施の形態のブロック図を示
す。図1に示す電話システムは、インターネット電話シ
ステムで、加入者の電話機1、2を別々に収容するする
交換機3、4と、インターネット7を使用したVoIP
による電話サービスを行うために交換機3、4とインタ
ーネット7に接続された網接続装置であるメディアゲー
トウェイ5、6と、交換機3及び4とNo.7共通線信
号方式の共通線信号網(SS7網)8を介して接続さ
れ、インターネット7経由でメディアゲートウェイ5、
6を制御するコールエージェント9とよりなる構成とさ
れている。コールエージェント9は、交換機3と4の間
でSS7網8を経由して、IAM(Initial Address Me
ssage)などの交換機−交換機間で使用される回線制御
用のISUP(ISdn User Part)信号を送受信する。
話システムと同様であるが、本実施の形態は、メディア
ゲートウェイ5及び6をそれぞれ図2のブロック図に示
す構成とした点に特徴がある。すなわち、メディアゲー
トウェイ5及び6はそれぞれ同一構成であり、図2に示
すように、交換機インタフェース部11、パケッタイジ
ング処理部12、音声パケット処理部13、制御パケッ
ト処理部14、制御部15、リード・オンリ・メモリ
(ROM)16及びランダム・アクセス・メモリ(RA
M)17が互いにバス18を介して接続されている。
又は4との間で音声のパルス符号変調(PCM:Pulse
Code Modulation)データの送受信を行う。パケッタイ
ジング処理部12は、受信した音声のPCMデータのパ
ケッタイジング及びその逆変換を行う。音声パケット処
理部13は、パケッタイジング処理部12でパケット化
したデータを、インターネット7に送信できるデータフ
ォーマットへ変換し、またその逆変換を行う。制御パケ
ット処理部14は、コールエージェント9と呼制御用の
データを送受信する。制御部15は、制御プログラムに
より、このメディアゲートウェイ5又は6内の各部の制
御を行う。ROM16は、制御プログラムを格納してい
る不揮発性メモリであり、RAM17は、制御データ及
び送受信データの一時蓄積に使用される揮発性メモリで
ある。
及び図2と共に説明する。電話機1から電話機2に発呼
した場合、交換機3はSS7網8を経由してコールエー
ジェント9に対して発呼を通知する。コールエージェン
ト9は、MGCP(Media Gateway Control Protocol)
又はMEGACO(Media Gateway Control Protocol)
等のメディアゲートウェイ制御用プロトコルを使用し
て、インターネット7経由でメディアゲートウェイ5及
び6を制御する。コールエージェント9からの制御によ
り、メディアゲートウェイ5は発呼処理を、メディアゲ
ートウェイ6は着呼処理を行う。
の音声データを図2に示した交換機インタフェース部1
1で受信し、その受信音声データをパケッタイジング処
理部12に渡す。パケッタイジング処理部12は、入力
された音声データを固定長、例えば160バイトのパケ
ットデータに変換して、その音声パケットデータを音声
パケット処理部13に渡す。音声パケット処理部13
は、入力された音声パケットデータにRTP(Real-tim
e Transport Protocol)ヘッダを付け、RTPフォーマ
ットのパケットデータにし、更にIP(Internet Proto
col)パケットフォーマットのパケットに変換して、イ
ンターネット7に送信する。
ーネット7から受信したパケットデータは、音声パケッ
ト処理部13で受信してIPパケットフォーマットから
RTPフォーマットのパケットデータに変換し、パケッ
タイジング処理部12に渡す。パケッタイジング処理部
12は、固定長の音声パケットを音声データに変換し、
変換後の音声データを交換機インタフェース部11に渡
す。メディアゲートウェイ5内の交換機インタフェース
部11は、電話機2からの音声データを交換機3へ送信
する。
コールエージェント9からの制御用パケットデータを制
御パケット処理部14で受信し、その受信制御用パケッ
トデータを制御部15で解析して各処理部の制御を行
う。この動作は、メディアゲートウェイ5内のROM1
6内に格納された制御プログラムが、制御部15によっ
て実行されることにより行われる。また、インターネッ
ト7からの受信データは、RAM17内に設定されたバ
ッファに蓄積され、制御部15によって解析される。
メディアゲートウェイ5の動作と同様な動作が行われ
る。上記の手順により、電話機1と電話機2は通話状態
となる。電話機1と電話機2の間で通話状態が確立する
と(図3のステップ21)、発呼側メディアゲートウェ
イ5は、インターネット7上の伝送路を監視するために
シーケンス番号を付与した監視パケットを周期的に、例
えば5秒周期で音声パケット処理部13より着呼側メデ
ィアゲートウェイ6にインターネット7経由で送信する
(図3のステップ22、24)。
アゲートウェイ5からの監視パケットを受信すると、受
信した監視パケットのシーケンス番号と同じシーケンス
番号を付与して応答パケットを送信する(図3のステッ
プ23、25)。発呼側メディアゲートウェイ5は、イ
ンターネット7経由で送信されてきた着呼側メディアゲ
ートウェイ6からの応答パケットを、音声パケット処理
部13で受信して監視する。一方、着呼側メディアゲー
トウェイ6は、インターネット7経由で送信されてきた
発呼側メディアゲートウェイ5からの監視パケットを受
信して監視を行うことにより、それぞれインターネット
7上に設定された音声パケットの伝送路の監視を行う。
5と着呼側メディアゲートウェイ6とによる伝送路の監
視動作について、更に詳細に説明する。電話機1と電話
機2との間で発呼側メディアゲートウェイ5、インター
ネット7、着呼側メディアゲートウェイ6とを介して通
話中の状態において、着呼側メディアゲートウェイ6
は、発呼側メディアゲートウェイ5からの最初の監視パ
ケットを受信すると、予め設定された監視パケットの送
信周期より大きい時間の監視パケット受信待ちタイマ、
例えば送信周期の2倍の時間のタイマを起動する。監視
パケット受信待ちタイマの起動中に再び監視パケットを
受信すると、監視パケット受信待ちタイマはクリアさ
れ、再起動される。
監視パケットが受信されず、監視パケット受信待ちタイ
マがタイムアウトした場合、監視パケット喪失カウンタ
が”1”だけカウントアップされる。監視パケット喪失
カウンタの値がしきい値、例えば”3”を越えた場合、
着呼側メディアゲートウェイ6は、インターネット7内
の異常と判断し、コールエージェント9に対して通知す
る。通知を受けたコールエージェント9は、切断処理を
行い、交換機3及び4内の通話路は解放、メディアゲー
トウェイ5及び6で使用していたリソースは解放され
て、電話機1と電話機2間の通話路は解放される。
着呼側メディアゲートウェイ6に対して監視パケットを
送信すると、着呼側メディアゲートウェイ6からの応答
パケット受信待ちタイマ、例えば送信周期の2倍の時間
のタイマを起動する。応答パケット受信待ちタイマの起
動中に、着呼側メディアゲートウェイ6から送信した監
視パケットのシーケンス番号と同じシーケンス番号の応
答パケットが受信された場合、応答パケット受信待ちタ
イマと応答パケット喪失カウントはそれぞれクリアさ
れ、応答パケット受信待ちタイマは再起動される。
ケット受信待ちタイマ起動中に送信した監視パケットの
シーケンス番号と同じシーケンス番号の応答パケットが
受信されず、応答パケット受信待ちタイマがタイムアウ
トした場合、応答パケット喪失カウンタが”1”だけカ
ウントアップされる。応答パケット喪失カウンタの値が
しきい値、例えば”3”を越えた場合、発呼側メディア
ゲートウェイ5は、インターネット7内の異常と判断
し、コールエージェント9に対して通知する。通知を受
けたコールエージェント9は、切断処理を行い、交換機
3及び4内の通話路は解放、メディアゲートウェイ5及
び6で使用していたリソースは解放されて、電話機1と
電話機2間の通話路は解放される。
動作は、メディアゲートウェイ5内のROM16に格納
されている制御部15によって実行されることによって
行われる。また、インターネット7から受信する応答パ
ケットは、RAM17内に設定されたバッファに一時蓄
積され、制御部15によって解析される。メディアゲー
トウェイ6内でもメディアゲートウェイ5と同様の動作
が行われる。
立の状態においてメディアゲートウェイ5及び6が、そ
れぞれ応答パケット又は監視パケットが周期的に入力さ
れるかどうか監視するようにしたため、メディアゲート
ウェイ5及び6が無音圧縮中においても、インターネッ
ト7内の異常発生を検出でき、メディアゲートウェイ5
及び6のうちのどちらか一方でも異常を検出した場合
は、通話が成立しないため切断処理を行うことができ
る。
れるものではなく、例えば、メディアゲートウェイ5内
の応答パケット喪失カウンタ、メディアゲートウェイ6
内の監視パケット喪失カウンタをそれぞれ設定せず、メ
ディアゲートウェイ5及び6に設定したパケットの受信
待ちタイマのタイムアウトにより、直ちにコールエージ
ェント9に通知して切断処理を行わせるようにしてもよ
い。
S7網8に接続されたシステムに限定されるのものでは
なく、例えば、SS7網8を使用していた信号をIP網
で使用して送受信できるような規格を用いることによ
り、IP網を使用してもよい。更には、インターネット
7の代わりに、インターネットと同様の他のネットワー
ク通信プロトコルを有する相互接続網(LAN、WAN
等)に適用可能である。
通話路確立の状態において第1及び第2の網接続装置
が、それぞれ応答パケット又は監視パケットが相互接続
通信網(例えば、インターネット)を介して周期的に入
力されるかどうか監視し、周期的に入力されないことの
検出回数が第1のしきい値又は第2のしきい値に達した
ときに、第1及び第2の交換機の間の通話路を切断する
切断処理を行うようにしたため、網接続装置(例えば、
メディアゲートウェイ)が無音圧縮を実施中においても
相互接続通信網内での異常を検出したときに切断処理を
直ちに実行することができる。
る。
のブロック図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 第1及び第2の加入者電話機を各々収容
する第1及び第2の交換機と、通信ネットワークプロト
コルにより呼を接続する相互接続通信網と、前記第1の
交換機における呼と前記相互接続通信網における呼を相
互に接続する第1の網接続装置と、前記第2の交換機に
おける呼と前記相互接続通信網における呼を相互に接続
する第2の網接続装置と、前記第1及び第2の交換機か
らの信号に基づき、前記第1及び第2の網接続装置を制
御する制御手段とからなる電話システムにおいて、 前記第1及び第2の網接続装置は、 前記第1及び第2の加入者電話機との間の通話確立状態
において、接続された前記第1及び第2の交換機が発呼
側のときには一定周期で監視パケットを、前記相互接続
通信網を介して対向する着呼側の網接続装置へ送信する
監視パケット送信手段と、 前記監視パケット送信後に予め定めた第1の時間内に、
前記着呼側の網接続装置から前記相互接続通信網を介し
て応答パケットが受信されるかどうか監視し、該第1の
時間内に該応答パケットが受信されないときは、その回
数を計測する応答パケット監視手段と、 前記応答パケット監視手段により、前記第1の時間内に
前記応答パケットが受信されない回数が第1のしきい値
に達したときは、前記制御手段へ応答パケット非受信通
知をする第1の通知手段と、 接続された前記第1及び第2の交換機が着呼側のときに
は、発呼側の網接続装置から前記相互接続通信網を介し
て送信された前記監視パケットを受信したときは、前記
応答パケットを生成して前記相互接続通信網を介して対
向する発呼側の網接続装置へ送信する応答パケット送信
手段と、 前記監視パケット受信後に予め定めた第2の時間内に、
前記発呼側の網接続装置から前記相互接続通信網を介し
て前記監視パケットが受信されたかどうか監視し、該第
2の時間内に該監視パケットが受信されないときは、そ
の回数を計測する監視パケット監視手段と、 前記監視パケット監視手段により、前記第2の時間内に
前記監視パケットが受信されない回数が第2のしきい値
に達したときは、前記制御手段へ監視パケット非受信通
知をする第2の通知手段とを有し、 前記制御手段は、前記第1又は第2の網接続装置から前
記応答パケット非受信通知又は前記監視パケット非受信
通知を受けたときは、前記第1及び第2の網接続装置を
制御して前記第1及び第2の交換機の間の通話路を切断
する切断処理を行うことを特徴とする電話システム。 - 【請求項2】 前記監視パケット送信手段は、前記一定
周期で順次値が変化するシーケンス番号を付加した監視
パケットを、該一定周期で前記相互接続通信網を介して
対向する着呼側の網接続装置へ送信する手段であり、前
記応答パケット送信手段は、受信した前記監視パケット
に付加されている前記シーケンス番号と同じシーケンス
番号の応答パケットを前記相互接続通信網を介して対向
する発呼側の網接続装置へ送信する手段であることを特
徴とする請求項1記載の電話システム。 - 【請求項3】 前記応答パケット監視手段は、前記監視
パケット送信毎に起動され、前記応答パケット受信時に
クリアされる前記第1の時間の第1のタイマと、前記第
1のタイマのタイムアウト時に所定値カウントアップす
る第1のカウンタとよりなり、前記第1の通知手段は、
前記第1のカウンタの値が前記第1のしきい値に達した
ときは、前記制御手段へ応答パケット非受信通知をする
手段であり、前記監視パケット監視手段は、前記監視パ
ケット受信時にクリアされた後起動される前記第2の時
間の第2のタイマと、前記第2のタイマのタイムアウト
時に所定値カウントアップする第2のカウンタとよりな
り、前記第2の通知手段は、前記第2のカウンタの値が
前記第2のしきい値に達したときは、前記制御手段へ監
視パケット非受信通知をする手段であることを特徴とす
る請求項1記載の電話システム。 - 【請求項4】 前記相互接続通信網はインターネットで
あり、前記第1及び第2の網接続装置は第1及び第2の
メディアゲートウェイであり、前記制御手段は前記第1
及び第2の交換機に接続された共通線信号網及びコール
エージェントからなり、前記コールエージェントは、前
記共通線信号網と前記インターネットとを接続すると共
に、前記第1及び第2の交換機のうち発呼側の交換機か
ら前記共通線信号網を介して通知された発呼に基づき、
前記第1及び第2のメディアゲートウェイのうち発呼側
の交換機に接続されたメディアゲートウェイに対して発
呼処理を行わせ、着呼側の交換機に接続されたメディア
ゲートウェイに対して着呼処理を行わせ、前記第1又は
第2のメディアゲートウェイから前記応答パケット非受
信通知又は前記監視パケット非受信通知を受けたとき
は、前記第1及び第2のメディアゲートウェイを制御し
て前記第1及び第2の交換機の間の通話路を切断する切
断処理を行わせることを特徴とする請求項1乃至3のう
ちいずれか一項記載の電話システム。 - 【請求項5】 第1及び第2の加入者電話機を各々収容
する第1及び第2の交換機と、通信ネットワークプロト
コルにより呼を接続する相互接続通信網と、前記第1の
交換機における呼と前記相互接続通信網における呼を相
互に接続する第1の網接続装置と、前記第2の交換機に
おける呼と前記相互接続通信網における呼を相互に接続
する第2の網接続装置と、前記第1及び第2の交換機か
らの信号に基づき、前記第1及び第2の網接続装置を制
御する制御手段とからなる電話システムの電話接続監視
方法であって、 前記第1及び第2の加入者電話機との間の通話確立状態
において、前記第1及び第2の網接続装置のうち発呼側
の交換機に接続された一方の網接続装置から一定周期で
監視パケットを、前記相互接続通信網を介して対向する
着呼側の網接続装置へ送信する第1のステップと、 前記監視パケットを受信した着呼側の網接続装置が、応
答パケットを生成して前記相互接続通信網を介して対向
する前記発呼側の網接続装置へ送信する第2のステップ
と、 前記発呼側の網接続装置が、前記第1のステップにより
前記監視パケットの送信後に予め定めた第1の時間内
に、前記着呼側の網接続装置から前記相互接続通信網を
介して前記応答パケットが受信されるかどうか監視し、
該第1の時間内に該応答パケットが受信されないとき
は、その回数を計測する第3のステップと、 前記着呼側の網接続装置が、前記監視パケット受信後に
予め定めた第2の時間内に、前記発呼側の網接続装置か
ら前記相互接続通信網を介して前記監視パケットが再び
受信されたかどうか監視し、該第2の時間内に該監視パ
ケットが受信されないときは、その回数を計測する第4
のステップと、 前記第3のステップにより前記第1の時間内に前記応答
パケットが受信されない回数が第1のしきい値に達した
とき、又は前記第4のステップにより前記第2の時間内
に前記監視パケットが受信されない回数が第2のしきい
値に達したときは、前記制御手段へパケット非受信通知
をする第5のステップと、 前記制御手段が、前記非受信通知を受けたときは、前記
第1及び第2の網接続装置を制御して前記第1及び第2
の交換機の間の通話路を切断する第6のステップとを含
むことを特徴とする電話接続監視方法。 - 【請求項6】 前記第1のステップは、前記一定周期で
順次値が変化するシーケンス番号を付加した監視パケッ
トを、該一定周期で前記相互接続通信網を介して対向す
る着呼側の網接続装置へ送信し、前記第2ステップは、
受信した前記監視パケットに付加されている前記シーケ
ンス番号と同じシーケンス番号の応答パケットを前記相
互接続通信網を介して対向する発呼側の網接続装置へ送
信することを特徴とする請求項5記載の電話接続監視方
法。
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