JP2002271371A - ネットワークサーバおよびその制御方法 - Google Patents

ネットワークサーバおよびその制御方法

Info

Publication number
JP2002271371A
JP2002271371A JP2001063689A JP2001063689A JP2002271371A JP 2002271371 A JP2002271371 A JP 2002271371A JP 2001063689 A JP2001063689 A JP 2001063689A JP 2001063689 A JP2001063689 A JP 2001063689A JP 2002271371 A JP2002271371 A JP 2002271371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
router
packet
routers
server
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001063689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3570506B2 (ja
Inventor
Daisuke Yoshizaki
大介 吉崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2001063689A priority Critical patent/JP3570506B2/ja
Publication of JP2002271371A publication Critical patent/JP2002271371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3570506B2 publication Critical patent/JP3570506B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークサーバのフォールトトレラント
機能をより信頼性の高いものとする。 【解決手段】 ネットワークサーバである負荷分散処理
サーバ3は、各ルータ8 1〜8nに正常にパケットを送信
できるかを確認するだけでなく、それらのルータを経由
してプロバイダ21、22のサーバ111、112も正常に
パケットを送信できるかを確認している。こうすること
によって、負荷分散処理サーバ3は、公衆回線に障害が
発生している経路には、パケットを送信しないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワーク(以下、LAN)上のクライアント端末から
インターネットに接続するためのネットワークサーバお
よびその制御方法に関し、特に、複数の経路を介してイ
ンターネットに接続可能なサーバであり、クライアント
端末から断続的に送信されるパケットを複数の経路に分
散して転送する負荷分散処理サーバであるネットワーク
サーバおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、LAN上のクライアント端末か
らインターネットに接続するための従来のネットワーク
の一例を示すブロック図である。図4に示すように、こ
のネットワークは、プロバイダ21、22と、ルータ
1、42と、ネットワークサーバである負荷分散処理サ
ーバ6と、LAN7と、クライアント81〜8nと、公衆
回線91、92と、ネットワーク101、102と、サーバ
111、112とを備えている。
【0003】このネットワークでは、クライアント81
〜8nは、LAN7に接続されており、同じようにLA
N7に接続されている負荷分散処理サーバ6に第3のパ
ケットであるパケットを送信することができるようにな
っている。
【0004】ルータ41、42は、それぞれネットワーク
101、102を介して負荷分散処理サーバ6に接続され
ている。プロバイダ21は公衆回線91を介してルータ4
1に接続されており、プロバイダ22は公衆回線92を介
してルータ42に接続されている。プロバイダ21、22
は、インターネット1への接続サービスを提供するイン
ターネットサービスプロバイダである。サーバ111
112は、プロバイダ2 1、22のDNSサーバ等のサー
バである。
【0005】このネットワークでは、クライアントから
負荷分散処理サーバ6を介してインターネット1へ接続
することができる。負荷分散処理サーバ6からインター
ネット1への経路は、負荷分散処理サーバ6−ネットワ
ーク101−ルータ41−プロバイダ21−インターネッ
ト1の経路と、負荷分散処理サーバ6−ネットワーク1
2−ルータ42−プロバイダ22−インターネット1の
経路とがある。すなわち、このネットワークではインタ
ーネット1への経路が冗長に構成されており、負荷分散
処理サーバ6は、クライアント81〜8nから断続的に送
信される各パケットを各経路に分散して送信することに
よって、各経路上のルータ等の負荷を分散している。
【0006】負荷分散処理サーバ6は、各経路が正常に
動作しているか否かを監視するフォールトトレラント機
能を有している。しかし、負荷分散処理サーバ6の従来
のフォールトトレラント機能は、ルータ41、42の状態
と、負荷分散処理サーバ6とルータ41、42との間のネ
ットワーク101、102の状態としか監視しておらず、
ルータ41、42とプロバイダ21、22との間の公衆回線
1、92の状態を監視していなかった。そのため、公衆
回線91、92のいずれかの回線が動作していなくても、
負荷分散処理サーバ6はそのことを検知していないの
で、負荷分散処理サーバ6は、動作していない公衆回線
に接続されているルータにもパケットを転送してしま
い、最終的にパケットを通信先へ届けることができなく
なってしまうという事態を招いていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のネットワークサーバのフォールトトレラント機能
は、各ルータの状態と、ネットワークサーバと各ルータ
との間のネットワークの状態としか監視しておらず、各
ルータと各プロバイダとの間の各公衆回線の状態を監視
していなかった。そのため、各公衆回線のいずれかの回
線が動作していなくても、ネットワークサーバがそのこ
とを検知していないので、ネットワークサーバは、動作
していない公衆回線に接続されているルータにもパケッ
トを転送してしまい、最終的にパケットを通信先へ届け
ることができなくなってしまうという問題があった。
【0008】本発明は、フォールトトレラント機能を、
より信頼性の高いものとすることができるネットワーク
サーバおよびその制御方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明のネットワークサーバでは、少なくとも1つ
のクライアント端末が接続されるLANに接続され、複
数のルータのうちの少なくとも1つのルータとインター
ネットサービスプロバイダとを経由する複数の経路によ
ってインターネットに接続可能なネットワークサーバで
あって、定期的に前記各ルータに第1のパケットを送信
し、前記第1のパケットに対する応答が前記各ルータか
らあるか否かを確認するネットワークサーバにおいて、
前記各ルータのうち、前記第1のパケットに対して応答
があったルータを経由する経路によって前記インターネ
ットサービスプロバイダのサーバへ定期的に第2のパケ
ットを送信し、前記第2のパケットに対する前記インタ
ーネットサービスプロバイダのサーバの応答が有るか否
かを確認し、前記各ルータのうち、前記インターネット
サービスプロバイダのサーバからの応答があった経路上
のルータだけに、前記クライアント端末からの第3のパ
ケットを転送することを特徴とする。
【0010】本発明のネットワークサーバは、各ルータ
に正常にパケットを送信できるかを確認するだけでな
く、それらのルータを経由してインターネットサービス
プロバイダへも正常にパケットを送信できるかを確認し
ている。こうすることによって、本発明のネットワーク
サーバでは、インターネットにクライアントからの第3
のパケットを送信できない経路には、第3のパケットを
送信しないようにすることができる。そのため、本発明
のネットワークサーバでは、そのフォールトトレラント
機能を、より信頼性の高いものとすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態のネッ
トワークサーバおよびその制御方法を図面を参照して詳
細に説明する。図1は、本実施形態のネットワークサー
バを中心とするネットワークの構成を示すブロック図で
ある。図1に示すように、このネットワークは、負荷分
散処理サーバ6の代わりに、本実施形態のネットワーク
サーバである負荷分散処理サーバ3を備えている点が、
図4のネットワークと異なっている。図1、図4におい
て、同一の符号がつけられている構成要素は、すべて同
一の構成要素を示す。
【0012】ルータ41、42は、フォールトトレラント
機能の対象となるルータRとして、負荷分散処理サーバ
3に登録されている。図1には、説明を簡単にするため
に、ルータRとしてルータ41、42の2つしか示されて
いないが、ルータRの数は3つ以上であってもよい。
【0013】また、負荷分散処理サーバ3には、ルータ
1、42のIPアドレス、ポート番号、優先順位、サー
バ111、112等のIPアドレス等が登録されている。
ルータ41、42の優先順位とは、負荷分散処理サーバ3
がクライアント81〜8nからのパケットを受信したとき
に、そのパケットをルータ41、42に分散して送信する
ときの転送先としての優先順位である。ルータ41より
もルータ42の方が優先順位が高い場合には、そのパケ
ットは、まず、ルータ41に送信され、その後受信した
各パケットは、ルータ42、ルータ41…の順に交互に送
信される。なお、これらの登録は、負荷分散処理サーバ
3の管理者によって実行される。
【0014】また、負荷分散処理サーバ3は、第1のパ
ケットであるARPリクエスト等を定期的にルータ
1、42へ送信し、そのリクエストに対するルータ
1、42の応答の有無で、ルータ41、42が動作してい
るか、ネットワーク101、102のケーブルが断線して
いないかをチェックしている。なお、このルータ41
2、ネットワーク101、102のチェックに用いられ
るARP等のプロトコルをプロトコルPrとする。この
ようなプロトコルPrとして用い得る他のプロトコルに
は、PINGコマンドを用いたプロトコル等がある。プ
ロトコルPrとして、どのプロトコルを用いるかは、負
荷分散処理サーバ3に予め登録しておく必要がある。
【0015】さらに、負荷分散処理サーバ3は、自身の
OS等がサポートしているPINGコマンドを実行して
サーバ111、112を監視する、すなわち、サーバ11
1、112へ第2のパケットを送信し、その第2のパケッ
トに応答があるか否かを確認することで、公衆回線
1、92が正常に動作しているか否かを定期的にチェッ
クする。このような、サーバ111、112をサーバSi
pとする。この公衆回線91、92のチェックに用いられ
るPINGコマンドを用いたプロトコルをプロトコルP
sとする。このようなプロトコルPsとして用い得る他
のプロトコルには、ARP等がある。プロトコルPsと
して、どのプロトコルを用いるかは、予め負荷分散処理
サーバ3に登録しておく必要がある。なお、このネット
ワークでは、各ルータR(ルータ41、42)につき、サ
ーバSipとしてのサーバ(ルータ41にはサーバ1
1、ルータ42にはサーバ112)がそれぞれ1つずつ
しか示されていないが、各ルータR(ルータ41、42
につき、サーバSipは複数個あってもよい。この場
合、各サーバSipは、当然、それぞれ異なるIPアド
レスを有しており、各ルータRのルーティングテーブル
には、各サーバSip毎にIPアドレスが設定される。
【0016】また、負荷分散処理サーバ3は、上述のプ
ロトコルPrおよびプロトコルPsによるチェックによ
り、正常に動作していると見なされたルータR(ルータ
1、42)の動作レベルAを決定する。この動作レベル
Aは、そのルータを経由する各経路がどのような動作状
態にあるかを示すレベルであり、そのルータを前述のパ
ケットの分散の対象とするか否かを決定するために設定
されるレベルである。
【0017】プロトコルPrによるチェックでルータR
から応答が無かった場合には、ルータRまたはルータR
と負荷分散処理サーバ3との間のネットワークに何らか
の障害があると見なされ、ルータRの動作レベルAは第
1のレベル「0」に設定される。
【0018】また、プロトコルPsによるチェックでサ
ーバから応答がなかった場合には、ルータRとプロバイ
ダとの間の公衆回線に何らかの障害があると見なされ、
ルータRの動作レベルAは第2のレベル「1」に設定さ
れる。
【0019】プロトコルPrおよびプロトコルPsによ
るチェックにより、正常に動作していると見なされた場
合には、ルータRの動作レベルAは第3のレベル「2」
に設定される。
【0020】なお、本実施形態のネットワークサーバで
は、3つの動作レベルAを「0」〜「2」としている
が、本発明のネットワーク制御システムはこれに限定さ
れるものではなく、3つの動作レベルAはどのような形
式で表現されていてもよい。また、動作レベルAは、何
らかの障害があること示すレベルと、転送可能を示すレ
ベルの2段階のレベルとしてもよいが、動作レベルを3
段階とするした方が、ネットワークサーバがインターネ
ットの経路のその部分で障害が発生しているかを把握す
ることができるので、より良好な実施形態となる。
【0021】クライアント81〜8nが、インターネット
1にアクセスするために負荷分散処理サーバ3のデフォ
ルトルートへ断続的にパケットを送信すると、負荷分散
処理サーバ3は、その動作レベルAが「2」であったル
ータRへ、それらのパケットを送信する。例えば、各ル
ータ41の動作レベルAだけが「2」であった場合に
は、負荷分散処理サーバ3は、ルータ41だけにそれら
のパケットを転送する。また、各ルータ41、42の動作
レベルAがともに「2」であった場合には、負荷分散処
理サーバ3は、予め設定されている前述の優先順位に従
って、各ルータ4 1、42に、それらのパケットを転送す
る。もし、ルータRが3個以上あり、そのうち動作レベ
ルAが「2」であるルータRが2個以上であった場合に
は、負荷分散処理サーバ3は、予め設定されている前述
の優先順位に従って、動作レベルAが「2」であった各
ルータRに、順々にそれらのパケットを転送する。パケ
ットを受信したルータRは、公衆回線を介して接続され
るプロバイダにパケットを転送する。そのパケットはそ
のプロバイダを介してインターネット1上に転送され
る。
【0022】したがって、このネットワークでは、例え
ば、公衆回線91がシステムダウンしても、公衆回線92
が正常であれば、負荷分散処理サーバ3はルータ42
けにパケットを転送するので、クライアント81〜8
nは、正常にインターネット1上の通信先との通信を行
うことができる。
【0023】次に、本実施形態のネットワークサーバの
動作、すなわちネットワークサーバの制御方法について
説明する。図2は、本実施形態のネットワークサーバで
ある負荷分散処理サーバ3のフォールトトレラント機能
の動作を示すフローチャートである。
【0024】図2に示すように、まず、負荷分散処理サ
ーバ3は、接続されるルータRについての設定を行う
(ステップA0)。前述のとおり、接続されるルータR
とは、図1であれば、ルータ41、42のいずれかのルー
タのことである。なお、ステップA1において設定され
るのは、各ルータRの優先順位、プロトコルPrの設
定、各サーバSip(サーバ111、112)のIPアド
レス、プロトコルPsの設定等である。なお、各ルータ
の優先順位は、重複して設定しないようにする。
【0025】また、各サーバSipのIPアドレスは、
各ルータRのルーティングテーブルに設定され、プロト
コルPsは、各サーバSipのIPアドレス毎に設定可
能であるとする。次に、負荷分散処理サーバ3は、ルー
タRのうち1つのルータRを選択する(ステップA
1)。
【0026】さらに、負荷分散処理サーバ3は、プロト
コルPrによって、プロトコルPrに基づいたパケット
をステップA1において選択されたルータR(以下、単
にルータRと記す。)に送信し、ルータRからそのパケ
ットに対する応答があるか否かをチェックする(ステッ
プA2)。ステップA2において、ルータRから応答が
あった場合には、ルータRと負荷分散処理サーバ3との
間のネットワークは動作していると見なし、ルータRの
動作レベルAを1に設定する(ステップA3)。また、
ステップA2において、ルータRから応答がなかった場
合には、ルータRの動作レベルAを「0」に設定する
(ステップA4)。ステップA3実行後、ルータRに設
定されたサーバSipのIPアドレスを宛先とするプロ
トコルPsのパケットをルータRへ送信し、サーバSi
pから応答があるか否かをチェックする(ステップA
5)。
【0027】ステップA5において、サーバSipから
応答があった場合には、ルータRの動作レベルAを
「2」に設定する(ステップA7)。ステップA4にお
いて、サーバSipから応答がなかった場合には、全て
のサーバSipのチェックが終了したか否かチェックす
る(ステップA6)。ステップA6において、全てのサ
ーバSipについてチェックが終了していない場合に
は、ステップA5に戻る。ステップA6において、すべ
てのサーバSipから応答がないまま、全てのサーバS
ipについてチェックが終了した場合には、そのルータ
Rの公衆回線には何らかの不具合が発生していると考え
られ、ルータRの動作レベルAの設定は「1」のままと
なっている。
【0028】ステップA4、ステップA7の実行後、あ
るいは、ステップA6において全てのサーバSipにつ
いてのチェックが終了した場合には、負荷分散処理サー
バ3は、全てのルータRの状態のチェックが終了したか
否かを判断する(ステップA8)。ステップA8におい
て、まだ、全てのルータRの状態のチェックが終了して
いない場合には、負荷分散処理サーバ3の処理はステッ
プA2に戻り、全てのルータRの状態のチェックが終了
した場合には、負荷分散処理サーバ3の処理は終了す
る。なお、ステップA2に戻る場合には、負荷分散処理
サーバ3は、一定の間隔をおいてステップA2からステ
ップA8を実行する。前述の通り、プロトコルPr、プ
ロトコルPsによるチェックは、定期的に行われるもの
だからである。
【0029】図3は、クライアント81〜8nからパケッ
トを受信した際の、本実施形態のネットワークサーバで
ある負荷分散処理サーバ3の動作を示すフローチャート
である。図3に示すように、ステップB1において、ク
ライアント81〜8nからパケットを受信すると、負荷分
散処理サーバ3は、すべてのルータRの動作レベルAの
チェックが終了するまで、優先順位が高い順にルータR
を選択し(ステップB2)、選択されたルータR(以
下、単にルータRと記す。)の動作レベルAをチェック
し、その動作レベルAが「2」であるか否かをチェック
する(ステップB3、B4)。ステップB3において、
そのルータRの動作レベルAが「2」であった場合に
は、そのルータRに対し、クライアント81〜8nから受
信したパケットを転送し(ステップB5)、ステップB
1に戻る。ステップB4において、すべてのルータRの
動作レベルAが「2」でなかった場合には、クライアン
ト81〜8nから受信したパケットを破棄し(ステップB
6)、ステップB1に戻る。
【0030】以上述べたように、本実施形態のネットワ
ークサーバでは、フォールトトレラントの対象となって
いる各ルータに正常にパケットを送信できるかを確認す
るだけでなく、それらのルータを経由してインターネッ
トサービスプロバイダ21、22へも正常にパケットを送
信できるかを確認している。こうすることによって、本
実施形態のネットワークサーバでは、インターネット1
にクライアント81〜8nからのパケットを送信できない
経路には、パケットを送信しないようにすることができ
る。そのため、ネットワークサーバでは、そのフォール
トトレラント機能を、より信頼性の高いものとすること
ができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のネットワー
ク制御システムでは、各ルータに正常にパケットを送信
できるかを確認するだけでなく、それらのルータを経由
してインターネットサービスプロバイダへも正常にパケ
ットを送信できるかを確認している。こうすることによ
って、本発明のネットワークサーバでは、インターネッ
トにクライアントからのパケットを送信できない経路に
は、パケットを送信しないようにすることができる。そ
のため、本発明のネットワークサーバでは、そのフォー
ルトトレラント機能をより信頼性の高いものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のネットワークサーバを中
心としたネットワークの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態のネットワークサーバであ
る負荷分散処理サーバのフォールトトレラント機能の動
作を示すフローチャートである。
【図3】クライアントからパケットを受信した際の、本
発明の一実施形態のネットワークサーバである負荷分散
処理サーバの動作を示すフローチャートである。
【図4】従来のネットワークサーバを中心とした従来の
ネットワークの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 インターネット 21、22 プロバイダ 3、6 負荷分散処理サーバ 7 LAN 81、8n クライアント 91、92 公衆回線 101、102 ネットワーク 111、112 サーバ A0〜A8、B1〜B6 ステップ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのクライアント端末が接
    続されるLANに接続され、複数のルータのうちの少な
    くとも1つのルータとインターネットサービスプロバイ
    ダとを経由する複数の経路によってインターネットに接
    続可能なネットワークサーバであって、定期的に前記各
    ルータに第1のパケットを送信し、前記第1のパケット
    に対する応答が前記各ルータからあるか否かを確認する
    ネットワークサーバにおいて、 前記各ルータのうち、前記第1のパケットに対して応答
    があったルータを経由する経路によって前記インターネ
    ットサービスプロバイダのサーバへ定期的に第2のパケ
    ットを送信し、前記第2のパケットに対する前記インタ
    ーネットサービスプロバイダのサーバの応答が有るか否
    かを確認し、前記各ルータのうち、前記インターネット
    サービスプロバイダのサーバからの応答があった経路上
    のルータだけに、前記クライアント端末からの第3のパ
    ケットを転送することを特徴とするネットワークサー
    バ。
  2. 【請求項2】 前記各ルータのうち、前記第1のパケッ
    トに対して応答がなかったルータの動作レベルを第1の
    レベルとし、 前記各ルータのうち、前記第1のパケットに対して応答
    があったルータであって、前記インターネットサービス
    プロバイダのサーバの応答がなかったルータの動作レベ
    ルを第2のレベルとし、 前記各ルータのうち、前記インターネットサービスプロ
    バイダのサーバの応答があった経路上のルータの動作レ
    ベルを第3のレベルとし、 前記各ルータのうち、動作レベルを該第3のレベルとし
    たルータを、前記各クライアント端末からの第3のパケ
    ットを転送するルータとして選択する請求項1記載のネ
    ットワークサーバ。
  3. 【請求項3】 前記第3のパケットを断続的に受信した
    場合、前記動作レベルを前記第3のレベルとしたルータ
    に対し、予め設定された前記各ルータの優先順位の順に
    前記第3のパケットを転送する請求項2記載のネットワ
    ークサーバ。
  4. 【請求項4】 前記各サーバの動作レベルのうち、全て
    のルータの動作レベルが、前記第3のレベルでない場合
    には、前記第3のパケットを破棄する請求項2または3
    記載のネットワークサーバ。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つのクライアント端末が接
    続されるLANに接続され、複数のルータのうちの少な
    くとも1つのルータとインターネットサービスプロバイ
    ダとを経由する複数の経路によってインターネットに接
    続可能なネットワークサーバの制御方法であって、定期
    的に前記各ルータに第1のパケットを送信し、前記第1
    のパケットに対する応答が前記各ルータからあるか否か
    を確認するステップを有する、ネットワークサーバの制
    御方法において、 前記各ルータのうち、前記第1のパケットに対して応答
    があったルータを経由する経路によって前記インターネ
    ットサービスプロバイダのサーバへ定期的に第2のパケ
    ットを送信し、前記第2のパケットに対する前記インタ
    ーネットサービスプロバイダのサーバの応答が有るか否
    かを確認するステップと、 前記各ルータのうち、前記インターネットサービスプロ
    バイダのサーバからの応答があった経路上のルータだけ
    に、前記クライアント端末からの第3のパケットを転送
    することを特徴とするステップとをさらに有する、ネッ
    トワークサーバの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記各ルータのうち、前記第1のパケッ
    トに対して応答がなかったルータの動作レベルを第1の
    レベルとするステップと、 前記各ルータのうち、前記第1のパケットに対して応答
    があったルータであって、前記インターネットサービス
    プロバイダのサーバの応答がなかったルータの動作レベ
    ルを第2のレベルとするステップと、 前記各ルータのうち、前記インターネットサービスプロ
    バイダのサーバの応答があった経路上のルータの動作レ
    ベルを第3のレベルとするステップと、 前記各ルータのうち、動作レベルを該第3のレベルとし
    たルータを、前記各クライアント端末からの第3のパケ
    ットを転送するルータとして選択するステップとを有す
    る、請求項5記載のネットワークサーバの制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第3のパケットを断続的に受信した
    場合、前記動作レベルを前記第3のレベルとしたルータ
    に対し、予め設定された前記各ルータの優先順位の順に
    前記第3のパケットを転送するステップをさらに有す
    る、請求項6記載のネットワークサーバの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記各ルータの動作レベルのうち、全て
    のルータの動作レベルが、前記第3のレベルでない場合
    には、前記ネットワークサーバによって前記第3のパケ
    ットを破棄するステップをさらに有する、請求項6また
    は8記載のネットワークサーバの制御方法。
JP2001063689A 2001-03-07 2001-03-07 ネットワークサーバおよびその制御方法 Expired - Fee Related JP3570506B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001063689A JP3570506B2 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 ネットワークサーバおよびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001063689A JP3570506B2 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 ネットワークサーバおよびその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002271371A true JP2002271371A (ja) 2002-09-20
JP3570506B2 JP3570506B2 (ja) 2004-09-29

Family

ID=18922636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001063689A Expired - Fee Related JP3570506B2 (ja) 2001-03-07 2001-03-07 ネットワークサーバおよびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3570506B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040027026A (ko) * 2002-09-27 2004-04-01 주식회사 케이티 엘엔에스 접속 수용 용량에 따른 가입자의 접속 부하를분산하는 시스템 및 그 방법
JP2006285377A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fujitsu Ltd 故障監視プログラム及び負荷分散装置
JP2006319683A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Mitsubishi Electric Corp ネットワークシステム監視方式およびネットワークシステム監視装置
KR100729507B1 (ko) 2004-12-23 2007-06-15 주식회사 케이티 종합 통신망 운용관리 시스템용 실시간 관제 시스템 및 그방법
JP2011234153A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Mitsubishi Electric Corp 通信装置、通信システムおよび着信制御方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10303913A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Hitachi Ltd Atmネットワークにおける経路切り替え方式
JP2000209278A (ja) * 1999-01-12 2000-07-28 Fujitsu Ltd ル―タ及びル―タを用いたパケット中継システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10303913A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Hitachi Ltd Atmネットワークにおける経路切り替え方式
JP2000209278A (ja) * 1999-01-12 2000-07-28 Fujitsu Ltd ル―タ及びル―タを用いたパケット中継システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040027026A (ko) * 2002-09-27 2004-04-01 주식회사 케이티 엘엔에스 접속 수용 용량에 따른 가입자의 접속 부하를분산하는 시스템 및 그 방법
KR100729507B1 (ko) 2004-12-23 2007-06-15 주식회사 케이티 종합 통신망 운용관리 시스템용 실시간 관제 시스템 및 그방법
JP2006285377A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fujitsu Ltd 故障監視プログラム及び負荷分散装置
JP2006319683A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Mitsubishi Electric Corp ネットワークシステム監視方式およびネットワークシステム監視装置
JP2011234153A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Mitsubishi Electric Corp 通信装置、通信システムおよび着信制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3570506B2 (ja) 2004-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3898498B2 (ja) サーバ負荷分散システム
EP1763204B1 (en) System and method for redundant switches taking into account learning bridge functionality
JP3850391B2 (ja) VRRP(VirtualRouterRedundancyProtocol)によるルータ・インターフェース・バックアップ実行方法
EP1556778B1 (en) Methods and systems for exchanging reachability information and switching between redundant interfaces in a network cluster
US7693045B2 (en) Verifying network connectivity
US6047330A (en) Virtual router discovery system
US7639624B2 (en) Method and system for monitoring network connectivity
US7739384B2 (en) System and method for load balancing
JP3583049B2 (ja) ホスト・クラスタのためのネットワーク・ディスパッチャを利用するデータ伝送システムにおけるルータ監視システム
US6061728A (en) Arrangement for controlling network proxy device traffic on a transparently-bridged local area network using a master proxy device
US8891358B2 (en) Method for application broadcast forwarding for routers running redundancy protocols
US8509059B2 (en) Method for operating a virtual router redundancy protocol router and communication system therefor
US20060171303A1 (en) Method, apparatus and program storage device for providing mutual failover and load-balancing between interfaces in a network
US20040105390A1 (en) Method and system for implementing a fast recovery process in a local area network
EP1006702A2 (en) Method and apparatus providing for an improved VRRP (Virtual Router Redundancy Protocol)
US20080285436A1 (en) Methods, systems, and computer program products for providing site redundancy in a geo-diverse communications network
WO2004082222A1 (fr) Procede de communication ayant la fonction de partage de charge de reseau
US6389550B1 (en) High availability protocol computing and method
US7561587B2 (en) Method and system for providing layer-4 switching technologies
JP3570506B2 (ja) ネットワークサーバおよびその制御方法
US20060098665A1 (en) Systems and methods for communicating with bi-nodal network elements
JP2007274635A (ja) アドレス通知システム、アドレス通知方法
KR20200072941A (ko) 실시간 오류 감지를 통한 vrrp 기반의 네트워크 장애 대응 방법 및 장치
Cisco AppleTalk Commands
Cisco AppleTalk Commands

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040423

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070702

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110702

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110702

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120702

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120702

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees