JP2002271106A - 積層型誘電体フィルタ及びその製造方法 - Google Patents

積層型誘電体フィルタ及びその製造方法

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JP2002271106A
JP2002271106A JP2001061976A JP2001061976A JP2002271106A JP 2002271106 A JP2002271106 A JP 2002271106A JP 2001061976 A JP2001061976 A JP 2001061976A JP 2001061976 A JP2001061976 A JP 2001061976A JP 2002271106 A JP2002271106 A JP 2002271106A
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resonance element
output electrode
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JP2001061976A
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Toshihiro Yasuda
寿博 安田
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特性のばらつきが少ない積層型誘電体フィル
タを提供する。 【解決手段】 第2共振素子片132,134と入出力
端子102とを入出力電極135,136で電気的に接
続する。該入出力電極135,136は、入出力端子1
02側の第1入出力電極135a,136aと、第2共
振素子片132,134側の第2入出力電極135b,
136bとからなる。ここで、第2入出力電極135
b,136bのインピーダンス値を、第1入出力電極1
35a,136aのインピーダンス値より小さくする。
これにより、積層ずれや裁断ずれが生じても入出力電極
135,136のインピーダンス値の変動を小さく抑え
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波回路に好適
な積層型誘電体フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の積層型誘電体フィルタに
ついて図17及び図18を参照して説明する。図17は
従来の積層型誘電体フィルタの外観斜視図、図18は共
振素子の形成層で切断した積層型フィルタの断面図であ
る。
【0003】図17に示すように、従来の積層型誘電体
フィルタ10は、誘電体と導体とを積層してなる積層体
11と、積層体11の両端部に付設した一対の入出力端
子12と、積層体11の外面に形成したグランド端子1
3とを備えている。
【0004】入出力端子12は、積層体11の積層方向
に平行な両端面11aの中央部において積層方向に直交
する上下面11bの端部に亘り線状に形成されている。
グランド端子13は、積層体11の積層方向に平行な側
面11cの全面から端面11a及び上下面11bの端部
に亘り形成されている。
【0005】図18に示すように、積層体11には3つ
のストリップライン型の共振素子14が互いに平行とな
るように形成されている。各共振素子14の一端側はグ
ランド端子13と接続し、他端側は開放端となってい
る。入力側及び出力側の共振素子14には、入出力端子
12と接続する入出力電極15が形成されている。
【0006】この積層型誘電体フィルタ10の製造方法
について説明する。まず、共振素子14などを形成する
ための導電性ペーストをグリーンシートに印刷する。次
に、このグリーンシートを所定順序で積層・圧着してシ
ート積層体を得る。次に、このシート積層体を単位部品
大に裁断して積層チップを得る。次に、この積層チップ
を所定温度で焼成して前記積層体10を得る。次に、入
出力端子12及びグランド端子13を形成するための導
電性ペーストを積層体10の外面に塗布する。次に、こ
の積層体10を焼成することにより積層型誘電体フィル
タ10を得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の積層
型誘電体フィルタ10では周波数特定など各種特性を安
定させることが困難であった。その要因の一つとして、
誘電体シートの積層精度や裁断精度の影響で積層体11
の入出力端子12を形成した端面11aと共振素子14
との距離が安定しないことが挙げられる。例えば、所望
の位置と比較して、入力側の共振素子14が入出力端子
12に近づくとともに出力側の共振素子14が入出力端
子12から離れる場合がある。これにより前記入出力電
極15の長さが変動する。したがって、この入出力電極
15によるインダクタンス値が変動するので、結果とし
て積層型誘電体フィルタ10の特性が変動する。この問
題を解決するためには積層精度や裁断精度を向上させれ
ばよいが、この精度向上には限界があった。
【0008】以上のように、従来の積層型誘電体フィル
タ10では周波数特定など各種特性を安定させることが
困難であった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、特性のばらつきが少
ない積層型誘電体フィルタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、誘電体と導体とを積層した積
層体と、該積層体の外面に形成された入出力端子及びグ
ランド端子とを備えた積層型誘電体フィルタにおいて、
前記積層体は、一端が前記グランド端子に短絡したスト
リップライン型の共振素子と、一端が前記共振素子と電
気的に接続し他端が前記入出力端子と接続するとともに
前記入出力端子近傍のインダクタンス値が前記共振素子
近傍のインダクタンス値よりも小さい入出力電極を備え
たことを特徴とするものを提案する。
【0011】本発明によれば、入出力端子近傍における
入出力電極のインダクタンス値が共振素子近傍における
入出力電極のインダクタンス値よりも小さいので、積層
ずれや裁断ずれが生じても、入出力電極の長さの変動に
よるインダクタンス値の変動を小さく抑えることができ
る。すなわち、積層ずれや裁断ずれにより入出力電極の
長さが変動しても、該変動により増減した部分のインダ
クタンス値を小さく抑えることができる。これにより、
積層精度や裁断精度を上げることなく、積層ずれや裁断
ずれによる特性の変動を抑制し、特性のばらつきが小さ
い積層型誘電体フィルタを得られる。
【0012】本発明の好適な態様の一例として、請求項
2では、請求項1記載の積層型誘電体フィルタにおい
て、前記入出力電極は、前記入出力端子近傍の幅が前記
共振素子近傍の幅よりも広い線状の導体からなることを
特徴とするものを提案する。
【0013】また、請求項3では、請求項1記載の積層
型誘電体フィルタにおいて、前記入出力電極は、一端が
前記共振素子と接続した第1入出力電極片と、一端が該
第1入出力電極片の他端に接続され他端が入出力端子に
接続し互いに並列接続された複数の第2入出力電極片と
を備えたことを特徴とするものを提案する。
【0014】さらに、請求項4では、請求項3記載の積
層型誘電体フィルタにおいて、全ての前記第2入出力電
極片が前記第1入出力電極片と同層に形成されたことを
特徴とするものを提案する。
【0015】さらに、請求項5では、請求項3又は4何
れか1項記載の積層型誘電体フィルタにおいて、前記第
1入出力電極片と異なる層に形成された第2入出力電極
片を有することを特徴とするものを提案する。
【0016】これら請求項2乃至5の発明によれば、入
出力端子近傍における入出力電極のインダクタンス値
を、確実に、共振素子近傍における入出力電極のインダ
クタンス値よりも小さくすることができる。
【0017】また、請求項6では、請求項1記載の積層
型誘電体フィルタにおいて、前記入出力電極は、前記共
振素子と異なる層に形成され、且つ、一端が誘電体層を
介して前記共振素子と重なり合うことを特徴とするもの
を提案する。
【0018】本発明によれば、入出力端子と共振素子と
の結合を容量結合とした積層型誘電体フィルタの特性を
安定させることができる。
【0019】さらにまた、請求項7では、共振素子及び
一端が該共振素子に接続した第1入出力電極片を誘電体
シートに形成する工程と、前記共振素子を形成した誘電
体シート又は他の誘電体シートに一端が前記第1入出力
電極片と接続し互いに並列接続となる複数の第2入出力
電極片を形成する工程と、前記工程で得られた各誘電体
シートを含む複数の誘電体シートを積層してシート積層
体を得る工程と、前記第2入出力電極片が露出するよう
に前記シート積層体を単位部品毎に裁断して積層体を作
成する工程と、前記積層体の外面に露出した前記第2入
出力電極片と接続する入出力端子を形成する工程と、積
層型誘電体フィルタが所望の特性となるように必要に応
じて前記入出力端子と前記第2入出力電極片との接続数
を減らすように前記入出力端子の一部を除去する工程と
を備えたことを特徴とする積層電子部品の製造方法を提
案する。
【0020】本発明によれば、前記入出力端子の形成工
程までで、積層体には前記請求項3で記載した構造の入
出力電極が形成される。すなわち、入出力電極は入出力
端子に対して複数の個所で接続している。したがって、
前述したように、積層精度や裁断精度を上げることな
く、特性のばらつきを小さくすることができる。また、
前記除去工程により前記接続個所の幾つかの接続状態を
解くと、入出力電極による入出力端子と共振素子間のイ
ンダクタンス値が大きくなる。これにより、積層型誘電
体フィルタが所望の特性となるように、必要に応じて除
去工程により入出力端子と共振素子間のインダクタンス
値が調整され、所望の特性を有する積層型誘電体フィル
タが得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態に係る積層
型誘電体フィルタについて図1〜図5を参照して説明す
る。図1は積層型誘電体フィルタの外観斜視図、図2は
積層型誘電体フィルタの積層構造を説明する図、図3は
積層型誘電体フィルタの図2におけるA−A’線断面
図、図4は共振素子の形成層で切断した積層型フィルタ
の断面図、図5は積層型誘電体フィルタの等価回路図で
ある。
【0022】図1に示すように、この積層型誘電体フィ
ルタ100は、誘電体と導体を積層してなる積層体10
1と、積層体101の両端部に付設した一対の入出力端
子102と、積層体101の外面に形成したグランド端
子103とを備えている。
【0023】入出力端子102は、積層体101の積層
方向に平行な両端面101aの中央部において、該端面
101aから積層方向に直交する上下面101bの端部
に亘り線状に形成されている。
【0024】グランド端子103は、積層体101の積
層方向に平行な側面101cの全面から端面101a及
び上下面101bの端部に亘り形成されている。すなわ
ち、グランド端子103は、積層体101の積層方向に
平行な側面101cの全面に形成された主部103a
と、該側面101cから端面101a及び上下面101
bの端部に回り込んで形成された回り込み部103bと
からなる。
【0025】図2乃至図4に示すように、積層体101
は、導体が形成されていない誘電体層110と所定パタ
ーンの導体を形成した複数の誘電体層111〜119を
積層した一体構造となっている。各誘電体層110〜1
19は、例えばBaTiO3系の誘電性を有するセラミ
ック焼結体からなる。
【0026】誘電体層111には、第1のグランド電極
121が形成されている。第1のグランド電極121
は、誘電体層111の長辺側に露出しており、グランド
端子103の主部103aと接続している。また、第1
のグランド電極121は、誘電体層111の短辺側の端
部には形成されていない。これは、第1には、誘電体層
111の全面に第1のグランド電極121を形成する
と、誘電体層111と誘電体層110との接着強度が低
下するためである。また、第2には、グランド端子10
3と入出力端子102との短絡を防止するためである。
【0027】また、第1のグランド電極121は、誘電
体層111の短辺と対向する辺の中央部が誘電体層11
1の中心方向に向かって引き込んだ形状となっている。
これは、第1のグランド電極121と後述する入出力電
極135及び136との間に浮遊容量が生じることを防
ぐためである。
【0028】誘電体層112には、互いに平行に形成さ
れた矩形の波長短縮用電極122,123,124が形
成されている。この波長短縮用電極122〜124は、
誘電体層112の短手方向に延びている。すなわち、各
波長短縮用電極122〜124は、前記一対の入出力端
子102を結ぶ方向と直交する方向に延びている。波長
短縮用電極122〜124の一方の端部は、誘電体層1
12の一方の長辺に露出し、前記グランド端子103の
主部103aに接続している。この波長短縮用電極12
2〜124は、誘電体層112を介して後述する第1共
振素子片125〜127と重なるように配置されてい
る。これにより、波長短縮用電極122〜124と第1
共振素子片125〜127とが容量結合するので、共振
素子の波長短縮効果が得られる。
【0029】誘電体層113には、矩形の第1共振素子
片125,126,127が形成されている。この第1
共振素子片125〜127は、前記一対の入出力端子1
02を結ぶ方向と直交する方向に延びている。また、第
1共振素子片125〜127は、誘電体層113におい
て、前記波長短縮用電極122が形成されている側に配
置されている。さらに、第1共振素子片125〜127
は、誘電体層113を介して後述する第2共振素子片1
32〜134と重なるように配置されている。さらに、
第1共振素子片125〜127の一方の端部にはビアホ
ール151(図3参照)が形成されている。第1共振素
子片125〜127は、このビアホール151(図3参
照)を介して第2共振素子片132〜134及び第3共
振素子片143〜145と接続している。
【0030】誘電体層114には、結合用電極128が
形成されている。結合用電極128は、誘電体層114
のほぼ中央付近において誘電体層114の長手方向に延
びて形成されている。結合用電極128は、両端部に形
成された矩形の結合部128aと、両結合部128aを
結び該結合部128aよりも幅の狭い接続線部128b
からなる。結合用電極128の一方の結合部128a
は、第1共振素子片125及び第2共振素子片132の
中央部付近と誘電体層113及び114を挟んで重なる
位置に配置されている。結合用電極128の他方の結合
部128aは、第1共振素子片126及び第2共振素子
片133の中央部付近と誘電体層113及び114を挟
んで重なると位置に配置されている。また、誘電体層1
14には、誘電体層113のビアホール151(図3参
照)と接続するランド129〜131が形成されてい
る。各ランド129〜131の形成位置には前記ビアホ
ール151(図3参照)が形成されている。
【0031】誘電体層115には、第2共振素子片13
2,133,134が互いに平行となるように形成され
ている。各第2共振素子片132〜134は、前記一対
の入出力端子102を結ぶ方向と直交する方向に延びて
いる。各第2共振素子片132〜135の一端側は、前
記波長短縮用電極122〜124が接続していない側の
グランド端子103の主部103aに接続している。各
第2共振素子片132〜134の他端側は、前記波長短
縮用電極122〜124が接続している側のグランド端
子103と所定の距離をおいて対向している。各第2共
振素子片132〜134の開放端側には前記ビアホール
151(図3参照)が形成されている。
【0032】図2及び図4に示すように、3つの第2共
振素子片132〜134のうち入出力側の第2共振素子
片132及び134には、前記入出力端子102と接続
する入出力電極135及び136が接続されている。入
出力電極135及び136は、一端が第2共振素子片1
32,134のほぼ中央部に接続した第1入出力電極片
135a,136aと、一端が第1入出力電極片135
a,136aと接続し他端が入出力端子102に接続し
た第2入出力電極片135b,136bとからなる。第
1入出力電極片135a,136a及び第2入出力電極
片135b,136bは線状の導体からなる。ここで、
第2入出力電極片135a,136aの幅は、第1入出
力電極片135b,136bよりも広い。したがって、
第2入出力電極片135a,136aによるインダクタ
ンス値は、第1入出力電極片135b,136bのイン
ダクタンス値よりも小さい。
【0033】また、誘電体層115には、図2及び図4
に示すように、第2共振素子片132,134とグラン
ド端子103の回り込み部103bとの容量結合を制御
する結合制御電極137,138が形成されている。各
結合制御電極137,138は、誘電体層115におい
て第2共振素子片132〜134が短絡しているグラン
ド端子103の主部103aと回り込み部103bが隣
接する角部に形成されている。各結合制御電極137,
138は、グランド端子103の主部103a及び回り
込み部103bに接続している。ここで、結合制御電極
137及び138の、第2共振素子片132,134が
延びる方向の長さは、少なくとも同方向における回り込
み部103bの長さよりも大きい。つまり、結合制御電
極137,138は、第2共振素子片132,134と
グランド端子103の回り込み部103bとの間に介在
ししてる。これにより、結合制御電極137,138
は、第2共振素子片132,134とグランド端子10
3の回り込み部103bとが直接に容量結合することを
抑制している。そして、結合制御電極137,138は
第2共振素子片132,134との間で容量結合してい
る。
【0034】誘電体層116には、結合用電極139が
形成されている。結合用電極139は、誘電体層116
のほぼ中央付近において誘電体層116の長手方向に延
びて形成されている。結合用電極139は、両端部に形
成された矩形の結合部139aと、両結合部139aを
結び該結合部139aよりも幅の狭い接続線部139b
からなる。結合用電極139の一方の結合部139a
は、第2共振素子片133及び後述する第3共振素子片
144の中央部付近と誘電体層115及び116を挟ん
で重なる位置に配置されている。結合用電極139の他
方の結合部139aは、第2共振素子片134及び後述
する第3共振素子片145の中央部付近と誘電体層11
5及び116を挟んで重なると位置に配置されている。
また、誘電体層116には、誘電体層115のビアホー
ル151(図3参照)と接続するランド140〜142
が形成されている。各ランド140〜142の形成位置
にはビアホール151(図3参照)が形成されている。
【0035】誘電体層117には、矩形の第3共振素子
片143〜145が形成されている。この第3共振素子
片143〜145は、形状及び配置は前記第1共振素子
片125〜127と同様である。第3共振素子片125
〜127の一方の端部は、誘電体層116のビアホール
151(図3参照)と接続している。これにより、第1
共振素子片125〜127,第2共振素子片132〜1
34,第3共振素子片143〜145の端部が接続され
る。
【0036】誘電体層118には、互いに平行に形成さ
れた矩形の波長短縮用電極146〜148が形成されて
いる。各波長短縮用電極146〜146の形状及び配置
は前記波長短縮用電極122〜124と同様である。
【0037】誘電体層119には、第2のグランド電極
149が形成されている。第2のグランド電極149
は、前記第1のグランド電極121と同一の形状を有す
る。
【0038】図5に積層型誘電体フィルタ100の等価
回路を示す。図において、インダクタ161は、入出力
電極135によるインダクタ成分であり、詳しくは第1
入出力電極片135a及び第2入出力電極片135bの
合成インダクタ成分である。ここで、第2入出力電極片
135bのインダクタンス値は第1入出力電極片135
aのインダクタンス値より小さい。同様に、インダクタ
162は、入出力電極136によるインダクタ成分であ
り、詳しくは第1入出力電極片136a及び第2入出力
電極片136bの合成インダクタ成分である。ここで、
第2入出力電極片136bのインダクタンス値は第1入
出力電極片136aのインダクタンス値より小さい。
【0039】キャパシタ163は、波長短縮用電極12
2と第1共振素子片125との間に生じるキャパシタ成
分である。キャパシタ164は、波長短縮用電極146
と第1共振素子片143との間に生じるキャパシタ成分
である。キャパシタ165は、波長短縮用電極123と
第1共振素子片126との間に生じるキャパシタ成分で
ある。キャパシタ166は、波長短縮用電極147と第
1共振素子片144との間に生じるキャパシタ成分であ
る。キャパシタ167は、波長短縮用電極124と第1
共振素子片127との間に生じるキャパシタ成分であ
る。キャパシタ168は、波長短縮用電極148と第1
共振素子片145との間に生じるキャパシタ成分であ
る。
【0040】キャパシタ169は、第1共振素子片12
5及び第2共振素子片132と結合用電極128の一方
の結合部128aとの間に生じるキャパシタ成分であ
る。インダクタ170は、結合用電極128の接続線部
128bにより生じるインダクタ成分である。キャパシ
タ171は、第1共振素子片125及び第2共振素子片
133と結合用電極128の他方の結合部128aとの
間に生じるキャパシタ成分である。
【0041】キャパシタ172は、第2共振素子片13
3及び第3共振素子片144と結合用電極139の一方
の結合部139aとの間に生じるキャパシタ成分であ
る。インダクタ173は、結合用電極139の接続線部
139bにより生じるインダクタ成分である。キャパシ
タ174は、第2共振素子片134及び第3共振素子片
145と結合用電極139の他方の結合部139aとの
間に生じるキャパシタ成分である。
【0042】キャパシタ175は、第2共振素子片13
2と結合制御電極137との間に生じるキャパシタ成分
である。キャパシタ176は、第2共振素子片134と
結合制御電極138との間に生じるキャパシタ成分であ
る。
【0043】この積層型誘電体フィルタ100では、こ
の等価回路に示すように、共振素子は、各1共振素子片
125〜127と第3共振素子片143〜145の並列
回路に、第2共振素子片132〜134を直列に接続し
た構成となる。
【0044】次に、この積層型誘電体フィルタ100の
製造方法について説明する。ここでは、多数の積層型誘
電体フィルタを同時に製造する場合について説明する。
【0045】まず、例えばBaTiO3などを主原料と
し添加物としてSiO2などを混合した誘電体セラミッ
ク材料に、有機バインダ、有機溶剤又は水を所定量混合
・撹拌してセラミックスラリーを得る。次に、このセラ
ミックスラリーをドクターブレード法等のテープ成型法
によりセラミックグリーンシートを形成する。
【0046】次に、このセラミックグリーンシートに、
必要に応じてパンチやレーザなどで穿孔した後に、スク
リーン印刷法、凹版印刷法、凸版印刷法などにより所定
形状で導電性ペーストを印刷する。ここで、導電性ペー
ストの塗布パターンは、前述した各種電極及びランドに
対応する。
【0047】次いで、セラミックグリーンシートをプレ
ス装置を用いて積層及び圧着してシート積層体を得る。
ここで、セラミックグリーンシートの積層順序は、図2
を参照して説明した構成となるように実施する。
【0048】次に、シート積層体を部品単位あたりの大
きさに裁断して積層チップを得る。次に、この積層チッ
プを、所定の温度条件及び雰囲気条件で焼成して積層体
101を得る。
【0049】次に、この積層体101の外面に入出力端
子102用の導電性ペーストを転写法にて塗布する。具
体的には、まず入出力端子102の幅に対応した溝を形
成したシリコンゴムなどの弾性体を用意する。そして、
該弾性体の溝に導電性ペーストを充填させる。次いで、
積層体101の端面101aを弾性体に押し当てる。こ
の時弾性体がやや弾性変形して溝に充填された導電性ペ
ーストが端面101aに隣接する上下面101bに付着
するようにする。
【0050】次に、積層体101の外面にグランド端子
103用の導電性ペーストをディップ法にて塗布する。
具体的には、まず、支持台の平面上に導電性ペーストを
所定厚みで塗布する。この導電性ペーストの厚みにより
グランド端子103の回り込み部103bの回り込み長
さが決定される。そして、積層体101の側面101c
側を平面上の導電性ペーストに浸漬させる。これによ
り、側面101cのみならず隣接する端面101a及び
上下面101bにも導電性ペーストが付着する。
【0051】次に、積層体101を所定温度の炉に投入
することにより外面に付着した導電性ペーストを焼成さ
せる。最後に、入出力端子102及びグランド端子10
3の表面をメッキ処理して積層型誘電体フィルタ100
を得る。
【0052】このような積層型誘電体フィルタ100で
は、入出力電極135,136が、第2共振素子13
2,134側の第1入出力電極片135a,136a
と、入出力端子102側の第2入出力電極片135b,
136bとからなり、しかも第2入出力電極片135
b,136bのインダクタンス値が、第2入出力電極片
135b,136bのインダクタンス値は第1入出力電
極片135a,136aのインダクタンス値より小さ
い。したがって、積層工程において積層ずれが生じた
り、裁断工程において裁断ずれが生じても、入出力電極
135,136のインダクタンス値への変動は少ない。
これにより、積層型誘電体フィルタの特性ばらつきを小
さく抑えることができる。
【0053】図6は、この積層型誘電体フィルタ100
について一方の入出力端子側における定在波比(VSW
R)をシミュレートしたグラフである。図6において横
軸は周波数、縦軸は定在波比を表している。また、図6
において、実線は、積層ずれや裁断ずれが発生せず、所
望の位置に各電極が形成された場合を示しており、点線
は、第2共振素子片132〜134の形成層が入出力端
子102を結ぶ方向に50μmずれた場合を示してい
る。また、図6では、比較対象として、従来の積層型誘
電体フィルタにおいて第2共振素子片の形成層が入出力
端子を結ぶ方向に50μmずれた場合を一点鎖線で示し
た。
【0054】このグラフが示すように、本実施の形態に
係る積層型誘電体フィルタ100では、積層ずれ等が生
じた場合の特性(点線)が所望の特性(実線)とほぼ等
しくなることが分かる。一方、従来の積層型誘電体フィ
ルタでは、積層ずれ等が生じた場合の特性(一点鎖線)
が所望の特性(実線)と大きく異なるものとなる。この
ように、本実施の形態に係る積層型誘電体フィルタ10
0は、従来のものと比較して、特性のばらつきという点
で大きな効果を有していることが分かった。
【0055】以上本発明の一実施の形態について説明し
たが本発明はこれに限定されるものではない。本発明の
範囲は特許請求の範囲によって示されており、各請求項
の意味の中に入るすべての変形例は本発明に含まれるも
のである。
【0056】例えば、図7に示すように、第1入出力電
極片135a,136aが蛇行するように形成してもよ
い。この場合には、第1入出力電極片135a,136
aのインダクタンス値が大きくなる。
【0057】また、図8に示すように、第1入出力電極
片135a,136aに対して複数の第2入出力電極片
135c,136cを並列に接続するようにしてもよ
い。この場合には、第2入出力電極片135c,136
cが並列に接続しているので、第1入出力電極片135
a,136aと幅が同一であっても、合成インダクタン
ス値を小さくすることができる。また、このような積層
型誘電体フィルタでは、図9に示すように、入出力端子
102を形成した後に、必要に応じて第2入出力電極片
135c,136cと入出力端子102との接続個所に
おける入出力端子102を除去することにより、入出力
電極135,136のインダクタンス値を調整すること
ができる。この調整により、積層ずれや裁断ずれなどが
生じても所望の特性を有する積層型誘電体フィルタを得
られる。なお、この入出力端子102の除去は、具体的
にはレーザやリュータなどを用いて行えばよい。
【0058】また、図8で示した変形例では、第2入出
力電極片135c,136cを第1入出力電極片135
a,136aと同層に形成したが、図10に示すよう
に、異なる誘電体層115a,115bに形成して互い
に並列接続するようにしてもよい。なお、この場合に
は、層間の接続はビアホールにより行えばよい。そし
て、この積層型誘電体フィルタであっても、図9を参照
して説明したように、入出力端子102の形成後に、入
出力端子102の一部を除去することにより、特性の調
整を行うことができる。
【0059】さらに、図11に示すように、第2入出力
電極片135d,136dを入出力端子102に近づく
ほど幅が広くなるように形成してもよい。
【0060】さらにまた、本実施の形態では、図5の等
価回路で示したように、共振素子と入出力端子102と
の接続をインダクタで接続するようにしたが、図12に
示すように、入出力電極135,136を他の誘電体層
115cに形成し、入出力電極135,136と第2共
振素子片132,134を容量結合するようにしてもよ
い。この場合には、第2共振素子片132,134と入
出力端子102は、インダクタとキャパシタの直列回路
で接続される。また、入力側と出力側で接続回路を異な
るようにしてもよい。
【0061】さらにまた、ビアホール151による各共
振素子片の接続位置や接続個数などを、所望の特性を得
るために適宜変更してもよい。これにより、各共振素子
の特性インピーダンスを制御できるので、所望の特性を
有する積層型誘電体フィルタを得ることができる。例え
ば、図13に示すように、ビアホール151を第2共振
素子片の短絡側及び中央部付近に形成してもよい。ま
た、図14に示すように、ビアホール151を第2共振
素子片の中央部付近にのみ形成してもよい。さらに、図
15に示すように、波長短縮用電極を設けなくてもよ
い。さらに、図16に示すように、一の共振素子片によ
り各共振素子を構成してもよい。
【0062】なお、図7〜図16において、上記実施の
形態と同一の要素には同一の符号を付した。
【0063】さらにまた、本実施音形態では、グランド
端子をディップ法にて形成したが転写法など他の手法に
より形成してもよい。
【0064】さらにまた、本実施の形態では、積層体内
に共振回路が3段構成になるものを例示したが2段であ
っても4段以上であってもよい。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
入出力端子近傍における入出力電極のインダクタンス値
が共振素子近傍における入出力電極のインダクタンス値
よりも小さいので、積層ずれや裁断ずれが生じても、入
出力電極の長さの変動によるインダクタンス値の変動を
小さく抑えることができる。すなわち、積層ずれや裁断
ずれにより入出力電極の長さが変動しても、該変動によ
り増減した部分のインダクタンス値を小さく抑えること
ができる。これにより、積層精度や裁断精度を上げるこ
となく、積層ずれや裁断ずれによる特性の変動を抑制
し、特性のばらつきが小さい積層型誘電体フィルタを得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層型誘電体フィルタの外観斜視図
【図2】積層型誘電体フィルタの積層構造を説明する図
【図3】積層型誘電体フィルタの図2におけるA−A’
線断面図
【図4】共振素子の形成層で切断した積層型フィルタの
断面図
【図5】積層型誘電体フィルタの等価回路図
【図6】積層型誘電体フィルタの特性を説明するグラフ
【図7】共振素子の形成層で切断した他の例に係る積層
型フィルタの断面図
【図8】共振素子の形成層で切断した他の例に係る積層
型フィルタの断面図
【図9】図8の積層型誘電体フィルタの特性の調整方法
を説明する図
【図10】他の例に係る積層型誘電体フィルタの積層体
の分解斜視図
【図11】共振素子の形成層で切断した他の例に係る積
層型フィルタの断面図
【図12】他の例に係る積層型誘電体フィルタの積層体
の分解斜視図
【図13】他の例に係る積層型誘電体フィルタの断面図
【図14】他の例に係る積層型誘電体フィルタの断面図
【図15】他の例に係る積層型誘電体フィルタの断面図
【図16】他の例に係る積層型誘電体フィルタの断面図
【図17】従来の積層型誘電体フィルタの外観斜視図
【図18】共振素子の形成層で切断した積層型フィルタ
の断面図
【符号の説明】
100…積層型誘電体フィルタ、101…積層体、10
2…入出力端子、103…グランド端子、103a…主
部、103b…回り込み部、110〜119…誘電体
層、121…第1のグランド電極、122〜124,1
46〜148…波長短縮用電極、125〜127…第1
共振素子片、128,139…結合電極、132〜13
4…第2共振素子片、135,136…入出力電極、1
35a,136a…第1入出力電極片、135b,13
6b…第2入出力電極片、137,138…結合制御電
極、143〜145…第3共振素子片、149…第2の
グランド電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01P 1/205 H01F 15/00 D H01L 41/08 U 5/02 603 41/22 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体と導体とを積層した積層体と、該
    積層体の外面に形成された入出力端子及びグランド端子
    とを備えた積層型誘電体フィルタにおいて、 前記積層体は、一端が前記グランド端子に短絡したスト
    リップライン型の共振素子と、一端が前記共振素子と電
    気的に接続し他端が前記入出力端子と接続するとともに
    前記入出力端子近傍のインダクタンス値が前記共振素子
    近傍のインダクタンス値よりも小さい入出力電極を備え
    たことを特徴とする積層型誘電体フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記入出力電極は、前記入出力端子近傍
    の幅が前記共振素子近傍の幅よりも広い線状の導体から
    なることを特徴とする請求項1記載の積層型誘電体フィ
    ルタ。
  3. 【請求項3】 前記入出力電極は、一端が前記共振素子
    と接続した第1入出力電極片と、一端が該第1入出力電
    極片の他端に接続され他端が入出力端子に接続し互いに
    並列接続された複数の第2入出力電極片とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の積層型誘電体フィルタ。
  4. 【請求項4】 全ての前記第2入出力電極片が前記第1
    入出力電極片と同層に形成されたことを特徴とする請求
    項3記載の積層型誘電体フィルタ。
  5. 【請求項5】 前記第1入出力電極片と異なる層に形成
    された第2入出力電極片を有することを特徴とする請求
    項3又は4何れか1項記載の記載の積層型誘電体フィル
    タ。
  6. 【請求項6】 前記入出力電極は、前記共振素子と異な
    る層に形成され、且つ、一端が誘電体層を介して前記共
    振素子と重なり合うことを特徴とする請求項1記載の積
    層型誘電体フィルタ。
  7. 【請求項7】 共振素子及び一端が該共振素子に接続し
    た第1入出力電極片を誘電体シートに形成する工程と、 前記共振素子を形成した誘電体シート又は他の誘電体シ
    ートに一端が前記第1入出力電極片と接続し互いに並列
    接続となる複数の第2入出力電極片を形成する工程と、 前記工程で得られた各誘電体シートを含む複数の誘電体
    シートを積層してシート積層体を得る工程と、 前記第2入出力電極片が露出するように前記シート積層
    体を単位部品毎に裁断して積層体を作成する工程と、 前記積層体の外面に露出した前記第2入出力電極片と接
    続する入出力端子を形成する工程と、 積層型誘電体フィルタが所望の特性となるように必要に
    応じて前記入出力端子と前記第2入出力電極片との接続
    数を減らすように前記入出力端子の一部を除去する工程
    とを備えたことを特徴とする積層電子部品の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006173348A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Tdk Corp 積層型圧電素子の製造方法
JP2011101105A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Tdk Corp 積層型バンドパスフィルタ
CN108352244B (zh) * 2015-12-18 2023-09-05 英特尔公司 用于封装上电压调节器的磁性小占用面积电感器阵列模块

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