JP2002271076A - 電気機器収納箱の冷却装置 - Google Patents

電気機器収納箱の冷却装置

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JP2002271076A
JP2002271076A JP2001071416A JP2001071416A JP2002271076A JP 2002271076 A JP2002271076 A JP 2002271076A JP 2001071416 A JP2001071416 A JP 2001071416A JP 2001071416 A JP2001071416 A JP 2001071416A JP 2002271076 A JP2002271076 A JP 2002271076A
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JP
Japan
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heat
panel
heat exchange
outside
cooling device
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JP2001071416A
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English (en)
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Masakatsu Arakane
昌克 荒金
Minoru Watanabe
稔 渡邊
Yoshikazu Watanabe
義和 渡辺
Koji Kanai
孝治 金井
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Nitto Kogyo Corp
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Nitto Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盤内外の温度状況により3又は4種類の運転
方法を行うことができる電気機器収納箱の冷却装置を提
供する。 【解決手段】盤内で熱交換を行う盤内熱交換部1とヒー
トパイプ3で汲み上げた前記盤内熱交換部1で交換され
た熱を外気に放熱する盤外熱交換部2の少なくとも一方
即ち盤外熱交換部2にペルチェ素子4を配設して、熱交
換による冷却とペルチェ素子4による冷却を選択または
組み合わせて、盤内外の温度状況により3又は4種類の
運転方法を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分電盤、配電盤、
通信盤、制御盤等の電気機器収納箱内に設置した内部機
器を冷却する電気機器収納箱の冷却装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の電気機器収納箱の冷却装置として
は、盤外部の温度が内部温度より低い場合にその温度差
を利用して冷却する熱交換式が主に使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来の熱交換式のものにあっては、盤外部の温度と内
部温度の差がない場合や盤外部の温度が盤内部の温度よ
り高い場合には的確な冷却ができないものであり、盤外
部の温度に関係なく強制冷却するクーラを併設する必要
がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めになされた電気機器収納箱の冷却装置は、盤内熱交換
部と盤外熱交換部を備えるとともに、該盤内熱交換部と
盤外熱交換部の少なくともどちらか一方にペルチェ素子
を配設したことを特徴とするものである。また、複数本
のヒートサイフォンを盤内熱交換部と盤外熱交換部との
間に配設して、少なくとも1本のヒートサイフォンの盤
内熱交換部側と盤外熱交換部側のうち少なくともどちら
か一方にペルチェ素子を配設したものであってもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づき説明する。 〔第1の実施形態〕先ず、図1に示す第1の実施形態に
あって、1は盤内で熱交換を行う盤内熱交換部、2はヒ
ートパイプ3で汲み上げた前記盤内熱交換部1で交換さ
れた熱を外気に放熱する盤外熱交換部である。そして、
盤内熱交換部1と盤外熱交換部2の少なくともどちらか
一方即ち盤外熱交換部2にペルチェ素子4を配設してあ
る。即ち盤外熱交換部2の端部に配置した前記ヒートパ
イプ3の端部を嵌合した穴部を形成した銅ブロック又は
アルミブロック製の吸熱シンク5にペルチェ素子4の一
面側をもって取り付け、該ペルチェ素子4の他面側にヒ
ートシンク6を配置している。
【0006】このように構成された第1の実施形態の電
気機器収納箱の冷却装置は、盤内熱交換部1と盤外熱交
換部2の他にペルチェ素子4が盤外熱交換部2に配置さ
れているので、熱交換による冷却とペルチェ素子4によ
る冷却を選択または組み合わせて、盤内外の温度状況に
より4種類の運転方法を行うことができ的確な電気機器
収納箱の冷却ができるものである。先ず、盤内温度が盤
外温度より高く、その温度差が10℃以上の場合には熱
交換のみで充分に盤内の熱を汲み上げることができるの
で、盤内熱交換部1のファン7と盤外熱交換部2のファ
ン8のみを運転すればよいので、僅かな電力で済む。
【0007】次に、盤内温度が盤外温度より高く、その
温度差が10℃より低い場合には、熱交換のみでは充分
に盤内の熱を汲み上げることができないので、盤内熱交
換部1のファン7と盤外熱交換部2のファン8を運転し
て熱交換を行うとともに、ペルチェ素子4の吸熱シンク
5に取り付けた一面側を吸熱側とする運転を行いヒート
パイプ3を冷却して、効率よく盤内の熱を汲み上げて的
確に電気機器収納箱の冷却ができる。
【0008】続いて、盤内温度が盤外温度より低い場合
には、盤外熱交換部2のファン8の運転を停止して、熱
交換を行わず、ペルチェ素子4の吸熱シンク5に取り付
けた一面側を吸熱側とする運転及びファン9の運転を行
いヒートパイプ3を冷却して、盤内の熱を汲み上げ盤内
熱交換部1のファン7の運転で盤内空気を循環させるも
のである。なお、盤外熱交換部2のファン8の運転を停
止させるのは吸熱シンク5が外気により暖められてこれ
によりペルチェ素子4の冷却効果が低下するのを防止す
るためである。
【0009】さらに、寒冷時における凍結防止用とし
て、ペルチェ素子4の吸熱シンク5に取り付けた一面側
を放熱側となるように直流電源の極性を逆にした運転を
行うことによりヒートパイプ3を暖める。したがって、
ペルチェ素子4をヒータとして盤内を暖房することがで
きるものとなる。
【0010】〔第2の実施形態〕図2は第2の実施形態
を示すものであり、1はヒートシンク11とファン12
とよりなる盤内で熱交換を行う盤内熱交換部、2はヒー
トシンク21とファン22とよりなる盤外熱交換部であ
る。13は盤内熱交換部1と盤外熱交換部2との間に配
設した複数本のヒートサイフォンであり、この複数本の
ヒートサイフォン13の少なくとも1本に盤内熱交換部
側と盤外熱交換部側の一方又は両方にペルチェ素子4が
配設してある。即ち、この少なくとも1本のヒートサイ
フォン13aをヒートシンク11とヒートシンク21の
間にペルチェ素子4を挟持して取り付け、他のヒートサ
イフォン13bは直接ヒートシンク11とヒートシンク
21に取り付けている。なお、ヒートサイフォン13は
ヒートシンク11の側面と密接させるために角形が好ま
しい。また、この実施形態では盤内熱交換部1と盤外熱
交換部2の両方にペルチェ素子4を配置してあるが、少
なくともどちらか一方に配設すれば同様の機能は満足す
るものである。
【0011】このように構成された第2の実施形態の電
気機器収納箱の冷却装置は、盤内熱交換部1と盤外熱交
換部2との間に配設した複数本のうち少なくとも1本の
ヒートサイフォン13には盤内熱交換部側と盤外熱交換
部側のうち少なくともどちらか一方にペルチェ素子4が
配設されているので、第1の実施形態と同様に盤内外の
温度状況により3種類の運転方法を行うことができ的確
な電気機器収納箱の冷却ができるものである。先ず、盤
内温度が盤外温度より高く、その温度差が10℃以上の
場合には、盤内熱交換部1のファン12と盤外熱交換部
2のファン22のみを運転すれば、ペルチェ素子4が配
設されていないヒートサイフォン13bが熱交換器とし
て充分に盤内の熱を汲み上げて電気機器収納箱内を冷却
できるものであり、ファンを運転するのみの僅かな電力
で消費で済むものである。
【0012】次に、盤内温度が盤外温度より高く、その
温度差が10℃より低い場合には、熱交換のみでは充分
に盤内の熱を汲み上げることができないので、盤内熱交
換部1と盤外熱交換部2のファン12、22を運転して
熱交換を行うとともに、ペルチェ素子4を配設したヒー
トサイフォン13aの盤外熱交換部2のペルチェ素子4
をヒートシンク21に取り付けた面側を放熱側とする運
転を、盤内熱交換部1のペルチェ素子4のヒートサイフ
ォン13aの面側を放熱側とする運転を行う。また、外
気との熱交換によるペルチェ素子4の配設されていない
ヒートサイフォン13bの冷却と組み合わせて盤内の熱
を汲み上げて的確に電気機器収納箱の冷却ができる。
【0013】続いて、盤内温度が盤外温度より低い場合
には、ヒートサイフォン13bの熱交換では冷却不能と
なるので、ペルチェ素子4を配設したヒートサイフォン
13aの盤外熱交換部2のペルチェ素子4のヒートシン
ク21に取り付けた面側を放熱側とする運転を、盤内熱
交換部1のペルチェ素子4のヒートサイフォン13aの
面側を放熱側とする運転を行い盤外熱交換部2側からヒ
ートサイフォン13aを冷却して、盤内の熱を汲み上げ
て電気機器収納箱の冷却を行う。この場合にペルチェ素
子4を配設していないヒートサイフォン13bは盤外熱
交換部2の加熱されたヒートシンク21の熱伝導による
影響を受けるが、ヒートサイフォン13b自体がアップ
ヒートモードであるから、盤内への熱リークは無視でき
るものである。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電気機
器収納箱の冷却装置は、盤内熱交換部と盤外熱交換部の
他にペルチェ素子を配設したものであるから、熱交換に
よる冷却とペルチェ素子による冷却を選択または組み合
わせて盤内外の温度状況により3又は4種類の運転方法
を行うことができ的確な電気機器収納箱の冷却及び暖房
ができるものである。従って、従来の電気機器収納箱の
冷却装置の問題点を解決したものとして業界にもたらす
益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す一部切欠斜視
図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 盤内熱交換部 2 盤外熱交換部 4 ペルチェ素子 13 ヒートサイフォン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E322 AA01 AA11 BB03 DB10 DC01 EA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盤内熱交換部と盤外熱交換部を備えると
    ともに、該盤内熱交換部と盤外熱交換部の少なくともど
    ちらか一方にペルチェ素子を配設したことを特徴とする
    電気機器収納箱の冷却装置。
  2. 【請求項2】 盤外熱交換部にペルチェ素子を配設した
    請求項1に記載の電気機器収納箱の冷却装置。
  3. 【請求項3】 複数本のヒートサイフォンを盤内熱交換
    部と盤外熱交換部との間に配設して、少なくとも1本の
    ヒートサイフォンの盤内熱交換部側と盤外熱交換部側の
    うち少なくともどちらか一方にペルチェ素子を配設した
    ことを特徴とする電気機器収納箱の冷却装置。
JP2001071416A 2001-03-14 2001-03-14 電気機器収納箱の冷却装置 Withdrawn JP2002271076A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR100687280B1 (ko) 2006-03-03 2007-02-27 주식회사 창조이십일 통신장비용 냉방장치의 이중 열교환 구조
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