JP2002270856A - 集積型マルチセンサ - Google Patents

集積型マルチセンサ

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 小型で多機能、低消費電力のマルチセンシン
グシステムを構築し、携帯型情報収集機構を実現する。 【解決手段】 集積型マルチセンサはSOIウエハを初
期材料として用い、この上に各種センサ30,32,3
4,39とその周辺回路31,33,35,36,3
7,38,310を集積する。シリコン支持層、中間酸
化膜及び活性層の3層で構成されるシリコンオンインシ
ュレータウエハが複数のプラットフォーム11〜13に
区画され、該複数の各プラットフォーム11〜13には
環境パラメータに応動するセンサ部又は環境パラメータ
を検知するセンサ回路と上記センサ部又はセンサ回路の
信号を処理する周辺回路が集積回路構造に形成されてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は環境センシングに最
適な集積型マルチセンサに関し、特に低消費電力化を実
現して超小型・低コスト化を図ったセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】環境センシングは運輸・物流、気象・地
震検知、生体観測、医療分野等、さまざまな領域で求め
られている。
【0003】例えば、運輸・物流の分野では輸送・搬送
中における環境の情報化の研究が行われ、環境センシン
グシステムの試作・検討が行われている。現在の輸送シ
ステムでは荷物にバーコード等でナンバリングし、荷物
の発着状況の管理は行われているが、その途中経路の荷
物の状態については管理されておらず、輸送状況の詳細
な環境データが必要とされている。輸送・搬送中におけ
る環境の情報化とは輸送又は搬送中における荷物の状
態、例えば温度、気圧、衝撃、天地、湿度等をリアルタ
イムでモニタし、その観測データを蓄積して輸送・搬送
の品質を向上させようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】環境センシングシステ
ムの例としては、2つの基板と電源とを組み合わせて構
成し、一方の基板上には温度センサ、湿度センサ、圧力
センサ、加速度/衝撃センサ等の市販パッケージセンサ
を密集実装し、ディスクリート部品による周辺回路でア
ナログ処理を行い、他方の基板には測定データのA/D
変換、マイコン処理、メモリによるストレージ、通信を
行う機能回路を搭載するようにした方式が考えられる。
【0005】しかし、かかる環境センシングシステムは
その構造上、消費電力が比較的大きく、電源として比較
的容量の大きなバッテリを用いる必要があり,大きさ及
びコストの点でプロトタイプの域を脱しておらず、実用
上はより一層の小型化及び低コスト化が要求されてい
た。
【0006】本発明はかかる状況において、低消費電力
化を実現して超小型・低コスト化を図った集積型マルチ
センサを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る集
積型マルチセンサは、シリコン支持層、中間酸化膜及び
活性層の3層で構成されるシリコンオンインシュレータ
ウエハが複数のプラットフォームに区画され、該複数の
各プラットフォームには環境パラメータに応動するセン
サ部又は環境パラメータを検知するセンサ回路と上記セ
ンサ部又はセンサ回路の信号を処理する周辺回路が集積
回路構造に形成されていることを特徴とする。
【0008】本発明の特徴の1つはシリコンオンインシ
ュレータウエハ(以下、SOIウエハという)の特性、
即ち均一な膜厚の単結晶シリコン構造が無応力で得ら
れ、マイクロマシニング材料に最適であるという特性に
着目し、SOIウエハ上にセンサ部又はセンサ回路とそ
の周辺回路とを集積回路構造に形成するようにした点に
ある。
【0009】これにより、環境パラメータに応動するセ
ンサ部をSOIウエハを微細加工して作り込むことがで
き、しかも中間酸化膜をエッチングストップとして利用
して微細加工を高精度に行うことができる。
【0010】また、センサ部又はセンサ回路とその周辺
回路を集積回路構造に構成しているので、消費電力を大
幅に低減できるとともに、マルチセンサの小型化及び低
コスト化を実現でき、さまざまな領域における環境セン
シングに実用的に用いることが可能となる。
【0011】即ち、本発明に係る集積型マルチセンサは
輸送・移動中におけるデータ収録・通信、人体等に対す
る環境負荷のデータ収録・通信又は携帯型装置の一部と
して用いられることが期待される。
【0012】環境パラメータとは温度、湿度、圧力及び
加速度・衝撃の物理量の他、赤外線、超音波、ガス濃度
等、センシングを求められるあらゆるパラメータを含
む。
【0013】例えば、物理量をセンシングするマルチセ
ンサを構成する場合、SOIウエハ上には温度、湿度、
圧力及び加速度/衝撃力のうちの少なくとも2つの環境
パラメータを検知するセンサ回路とその周辺回路を集積
回路として構成することができる。
【0014】周辺回路はセンサ部やセンサ回路の特性や
機能に応じて適宜選択するが、例えば低消費電流化を可
能にするパワーダウン機能、増幅機能、信号補償機能、
信号処理機能を実現する周辺回路を含むことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1ないし図13は本発明
に係る集積型マルチセンサの好ましい実施形態を示す。
図1及び図2に示されるように、本例のマルチセンサ1
0は横10mm、縦15mm、厚さ1.6mmの大きさ
を有し、SOIウエハ20が3つのプラットフォーム1
1、12、13に区画され、プラットフォーム11には
加速度・衝撃センサ部30と周辺回路31、36が集積
回路構造に構成され、プラットフォーム12には圧力セ
ンサ部32、温度センサ回路33と周辺回路37、39
が集積回路構造に構成され、プラットフォーム13には
湿度センサ回路34と周辺回路35、38、310が集
積回路構造に構成され、いずれも基本的にはバイポーラ
集積回路プロセルを用いて構成されている。
【0016】SOIウエハ20はシリコン支持層21、
中間酸化膜22及び活性層23の3層構造をなしてい
る。なお、本例のウエハ20では厚さ625μmのシリ
コン支持層21厚さ1μmの中間酸化膜22及び厚さ8
μmの活性層23の貼り合わせたSOIウエハ上に埋込
みパターン拡散後、17μm厚のエピタキシャル成長を
行っている。エピタキシャル工程の条件は通常のウエハ
と同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0017】プラットフォーム11〜13は図3に示さ
れるように、縦5mm、横10mmの大きさをなし、左
側のセンサブロック14と右側の回路ブロック15の2
つの基本チップに区画されている。右側の回路ブロック
15では同一構成の4つのセル18からなり、1セル当
たりオペアンプ1個分程度を作製可能な回路規模の素子
数が配置されるようになっている。
【0018】左側のセンサブロック14では縦3mm、
横4mm程度のセンサ作製領域16がレイアウトされ、
その上方には回路ブロック15の1セル分程度の素子を
配置できる回路作製領域17が設けられ、センサと密接
した信号処理を行えるようになっている。なお、基本チ
ップは自由にダイシング可能で、回路規模やセンサ数に
応じてブロックを選択することにより、汎用的な集積型
センサを容易に構築できる。
【0019】プラットフォーム11ではセンサブロック
14にピエゾ抵抗型3軸加速度(衝撃)センサ30とオ
フセット調整回路36、回路ブロック15に4回路の加
速度センサ用差動増幅器31・・・が設けられている。
【0020】プラットフォーム12ではセンサブロック
14にピエゾ抵抗型メンブレン式圧力センサ32とオフ
セット調整回路37、回路ブロック15に圧力センサ用
差動増幅器33とバンドギャップ型温度センサ39が設
けられている。
【0021】プラットフォーム13ではセンサブロック
14に湿度センサ用感湿ポリイミド膜34とオフセット
調整回路38、回路ブロック15に湿度センサ用発振器
35と2回路の標準オペアンプ310が設けられてい
る。
【0022】図4に本例のバンドギャップ型温度センサ
33の回路構成例を示し、温度変化に対するトランジス
タのバンドギャップ電圧を差動増幅し、温度変化から直
接電圧出力が得られる構成となっている。なお、センサ
感度の決定に拡散抵抗を用いており、拡散抵抗の温度計
数の大きさが問題となるので、薄膜抵抗等も検討する必
要がある。また、回路規模としては回路ブロック15の
1セルに収まるものであるが、高抵抗を必要とし、他セ
ルの抵抗を使用する必要があるので、3セル分の面積を
使用している。さらに、温度センサは他のセンサ(圧力
センサや湿度センサ)の温度補償に必要不可欠であり、
温度特性に優れた回路構成にするのが望ましい。
【0023】図5は湿度センサ部34の構造を示し、S
OIウエハ20上には第1層目アルミ配線340、ポリ
イミド層間絶縁膜341、メッシュ状の第2層目アルミ
配線342が形成されている。即ち、本例では集積回路
の2層配線構造を利用し、中間絶縁膜であるポリイミド
341の誘電率が吸湿によって変化することを利用し、
湿度検出を行うようになっている。高感度化のためには
広い面積を必要とするので、本例てはセンサ作製領域1
65の全体にポリイミド層間絶縁膜341を形成してい
る。
【0024】図6はポリイミド層間絶縁膜341を湿度
センサとして利用するための回路構成例を示す。本例で
は簡易なインピーダンス測定回路を用いている。発振器
35の出力をポリイミド層間絶縁膜341のキャパシタ
に入力し、出力電流を電流入力型絶対値アンプ312で
電圧に変換し整流し、湿度に対するインピーダンス変化
の非線形性を補償するために疑似対数アンプ311で増
幅し、湿度変化に対してリニアな電圧出力を得るように
なっている。
【0025】図7は加速度センサ部30の構造例を示
す。本例ではSOIウエハ20の膜厚25μmの活性層
23を十字形状のメンブレン梁300として用い、IC
P−RIE加工で形成された膜厚625μmの支持層2
1のクローバー型プルーフマス301を支持した構造と
なっている。プローフマス301は十字梁300のみで
支えられ、加速度の印加によって自由に変位できるよう
になっている。この変位を支持梁300に形成された歪
みゲージ302で検出し、加速度を測定するのが基本動
作原理である。
【0026】応力が最大となる点は、十字梁300とプ
ローフマス301の接合部、十字梁300と周囲の支持
フレームの接合部であるので、その近傍に歪みゲージ3
02を形成している。本例では90°直交対称であるの
で、x軸方向及びy軸方向の加速度について応動する。
【0027】図8は加速度センサの検出回路の構成例を
示す。差動変化を行う4組みのピエゾ抵抗(歪みゲージ
302)の対が2組みずつxy軸直交に配置された回路
を表している。本センサは一般的な3軸加速度センサの
構造を踏襲しており、3軸の加速度変化に対して4出力
となるが、各々の出力を加減算することにより、xyz
の3軸の加速度を検出することができる。歪み検出は抵
抗ブリッジに電圧を印加し、加速度で作用すると中間電
位が変化することを利用している。この変化は直接出力
するのではなく、固定リファレンス抵抗との電位差とし
て出力して、ピエゾ抵抗の温度特性をキャンセルするよ
うにしている。固定リファレンス抵抗はピエゾ抵抗の面
方位依存性を考慮して、x軸、y軸それぞれに対応した
方向に同一形状で形成している。抵抗ブリッジに常時電
圧を印加するのは電力消費の点から好ましくないので、
正電圧印加部にトランジスタスイッチを設け、間欠的な
通電・検出ができるようにしている。また、負電圧印加
部は0電位に固定するのではなく、ピエゾ抵抗のバラツ
キによるオフセットを調整できるようにバッファアンプ
を介した電圧コントロール端子を設けている。
【0028】図9は歪みゲージ302とリファレンス抵
抗の差動増幅に利用する回路の例を示す。
【0029】図10は圧力センサ部32の構造例を示
す。本例の圧力センサ部32ではSOIウエハ20の厚
さ25μmの活性層23をメンブレンとし、ガラス基板
24との接合でチャンバを形成している。その構造上、
メンブレン中央部と周囲フレーム端部で大きな応力が発
生するので、加速度センサの場合と同様に、リファレン
ス抵抗との差動抵抗変化を検出する回路(図11参照)
を用い、温度補償をおこなっている。なお、圧力センサ
部32はチャンバ内気体の熱膨張によってオフセット出
力が大きく変化するので、チャンバ形成工程、即ちシリ
コン・ガラス基板の接合工程を真空中で行うか、又は温
度センサの観測データから計算によって補正を行うのが
よい。なお、図中、320は歪みゲージである。
【0030】図12はピエゾ抵抗の作製プロセスを示
す。ピエゾ抵抗はシリコン基板上の抵抗がシリコン応力
に応じて変化するピエゾ抵抗効果を利用して歪み測定を
行うものである。標準バイポーラ工程ではエミッタリン
拡散後にリンガラス除去、ウエット酸化、最終拡散を行
うが、本例のピエゾ抵抗を作製する場合にはリンガラス
除去後に、ピエゾ抵抗形成用イオン注入の工程を挿入し
ている。注入完了後のウエハはレジスト除去後に通常の
バイポーラプロセスに戻し、ウエット酸化、最終拡散を
行う。
【0031】図13はICP−RIEポストプロセスに
よるマイクロマシニング工程を示している。ICP−R
IEプロセスはドライエッチングで非常にアスペクト比
の高い加工を行え、高精度のマイクロセンサの作製に適
している。
【0032】バイポーラ集積回路工程を完了したSOI
ウエハ20の回路面をレジストにより保護し、裏面のマ
イクロマシン面のフォトリソを行う。フォトリソには厚
膜レジストを用い、10μmのポジレジストマスクで6
25μmの貫通エッチングを行っている。エッチングが
中間酸化膜22まで達すると、保護レジストを剥離し、
基板ガラス24に接合する。ガラス基板・シリコンの接
合にはCYTOP(アサヒガラス社、商品名)の熱圧着
プロセスを用いる。ガラス基板にCYTOPをプリベー
クした後、加工したSOIウエハとアライメントして密
着させ、160°C、60分の熱処理によって接合す
る。陽極接合とは異なり、低温かつ高電圧を加えること
なく接合できるので、集積回路を損傷することなく接合
できる。最後に、集積回路面のフォトリソを行い、RI
Eで活性層を貫通エッチングし、中間酸化膜をウエット
エッチングにより除去して完成する。
【0033】次に、本例の集積型マルチセンサの用途に
ついて説明する。 〔輸送中情報の記録装置の一部として〕海運、空輸、陸
送、いずれの輸送であっても輸送中、あるいは荷役等
で、衝撃や多湿、高温などの環境にさらされ、運搬物の
破損、腐敗などが発生することが運輸界では大きな問題
になっている。本例の集積化マルチセンサは小型軽量で
あり、低消費電力化が可能であるので、ディジタルプロ
セッサやメモリと組み合わせ、輸送荷物に取り付けるこ
とにより、輸送中における環境負荷を逐次記録し、どの
時点で破損や腐敗の原因が生じたかを特定することがで
きる。また、携帯電話などの移動端末と組み合わせる事
によって、実時間で現在の(あるいはそれまでに発生し
た)環境をモニタすることが可能である。
【0034】〔要介護者、徘徊者などの遠隔モニタ〕小
型軽量化が可能であるため、本例の集積型マルチセンサ
を身体に取り付けることにより、身体がどのような環境
下(例えば、寝ている、起きている、歩いている、寒い
部屋にいる等)にあるかを収録しあるいは携帯端末と組
み合わせ、実時間モニタすることが可能である。
【0035】〔レンタカーなどの使用記録〕本例の集積
型マルチセンサを乗用車の室内に搭載しておくことによ
り、加速度(加減速、悪路など)、気圧(海抜、トンネ
ル通過など)、温度などの変化から乗用車使用中にどの
ような経緯をとったかを知ることができる。また、これ
はレンタカーに限らず、一般車に取り付けておくことに
よって事故の直前の状況や経緯(休息はとったか否かな
ども含む)を知ることができ、事故の責任の明確化、防
止を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る集積型マルチセンサの好ましい
実施形態を示す平面構成図である。
【図2】 上記実施形態における3つの各プラットフォ
ームを示す断面構成図である。
【図3】 上記実施形態におけるプラットフォームを示
す平面図である。
【図4】 上記実施形態におけるバンドギャップ型温度
センサの回路構成例を示す図である。
【図5】 上記実施形態における湿度センサ部の構造を
示す斜視図である。
【図6】 上記実施形態においてポリイミド層間絶縁膜
を湿度センサとして利用するための回路構成例を示す図
である。
【図7】 上記実施形態における加速度センサ部の構造
例を示す斜視図である。
【図8】 上記実施形態における加速度センサの検出回
路の構成例を示す図である。
【図9】 上記実施形態において歪みゲージとリファレ
ンス抵抗の差動増幅に利用する回路例を示す図である。
【図10】 上記実施形態における圧力センサ部の構造
例を示す図である。
【図11】 上記実施形態においてピエゾ抵抗とリファ
レンス抵抗との差動抵抗変化を検出する回路例を示す図
である。
【図12】 上記実施形態におけるピエゾ抵抗の作製プ
ロセスを示す図である。
【図13】 上記実施形態におけるマイクロマシニング
工程を示す図である。
【符号の説明】
10 集積型マルチセンサ 11〜13 プラットフォーム 20 SOIウエハ 21 支持層 22 中間酸化膜 23 活性層 30 ピエゾ抵抗型3軸加速度センサ(加速度・衝
撃センサ部) 31 加速度センサ用差動増幅器(周辺回路) 32 ピエゾ抵抗型メンブレン式圧力センサ(圧力
センサ部) 33 圧力センサ用差動増幅器(周辺回路) 34 湿度センサ部 341 湿度センサ用感湿ポリイミド膜 35 湿度センサ用発振器(周辺回路) 36、37、38 オフセット調整回路(周辺回
路) 39 バンドギャップ型温度センサ(センサ回路) 310 標準オペアンプ(周辺回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/04 G01K 7/00 391S 5F082 21/822 H01L 27/04 F 21/8222 27/06 101D 27/06 Fターム(参考) 2F055 AA01 BB03 CC02 DD05 EE14 FF31 FF49 GG01 GG11 GG32 2F056 JT01 JT08 2F076 BD01 BD07 BD11 BD13 4M112 AA01 AA02 BA01 CA24 CA26 CA28 CA30 CA32 CA33 CA46 CA58 DA12 EA11 EA14 FA20 5F038 AR29 AR30 DF08 DF20 EZ06 EZ12 EZ13 EZ15 EZ16 EZ20 5F082 BA00 BA06 BC03 BC15 BC20 FA03 GA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン支持層、中間酸化膜及び活性層
    の3層で構成されるシリコンオンインシュレータウエハ
    が複数のプラットフォームに区画され、該複数の各プラ
    ットフォームには環境パラメータに応動するセンサ部又
    は環境パラメータを検知するセンサ回路と上記センサ部
    又はセンサ回路の信号を処理する周辺回路が集積回路構
    造に形成されていることを特徴とする集積型マルチセン
    サ。
  2. 【請求項2】 上記シリコンオンインシュレータウエハ
    には温度、湿度、圧力及び加速度・衝撃に応動し又は検
    知する少なくとも2つのセンサ部又はセンサ回路が集積
    回路構造に構成されている請求項1記載の集積型マルチ
    センサ。
  3. 【請求項3】 上記周辺回路は低消費電流化を可能にす
    るパワーダウン機能、増幅機能、信号補償機能、信号処
    理機能を実現する回路である請求項1又は2記載の集積
    型マルチセンサ。
  4. 【請求項4】 上記センサ部は上記シリコンオンインシ
    ュレータウエハを微細加工して構成されている請求項1
    又は2記載の集積型マルチセンサ。
  5. 【請求項5】 輸送・移動中におけるデータ収録・通
    信、人体等に対する環境負荷のデータ収録・通信又は携
    帯型装置の一部として用いられるようになした請求項1
    ないし4のいずれかに記載の集積型マルチセンサ。
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