JP2002270559A - 炭化珪素半導体装置の製造方法 - Google Patents

炭化珪素半導体装置の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SiC層の平坦化の際の平坦化位置の検出を
行えるようにし、SiC層の厚さ制御が行えるようにす
る。 【解決手段】 SiC基板1に対して不純物層形成用の
トレンチ2を形成すると共に、トレンチ2よりも十分に
浅いマーカー3を形成する。このとき、トレンチ2の深
さとマーカー3の深さ差分が、不純物層として必要とさ
れる厚みと一致するようにする。続いて、トレンチ2及
びマーカー3を埋め込むようにSiC層4をエピ成長さ
せたのち、SiC層4を表層部から順に除去していき、
SiC基板1の表面が露出するまで平坦化を進める。こ
のとき、SiC基板1もSiC層4も共に透明もしくは
半透明であることから、平坦化の開始時点から常にマー
カー3の輪郭が見えた状態になる。そして、平坦化が進
み、マーカー3が消失すると、その消失を確認できるた
め、確認された時点で平坦化を止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化珪素(以下、
SiCという)からなる半導体基板を用いた半導体装置
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SiCは、Siと比べて硬度が高く、ま
た、拡散しにくい材質であることから、SiC基板に拡
散層を形成する場合にイオン注入法を用いても、高濃度
で深い拡散層を形成することが困難であった。また、形
成した拡散層に結晶欠陥が生じ、PNジャンクションで
リーク電流が発生するという問題もあった。
【0003】これらの問題を解決するものとして、Si
C基板にトレンチを形成したのち、トレンチ内が埋め込
まれるようにSiCをエピタキシャル成長させることに
より、拡散層と同様の不純物層を形成する方法が挙げら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記エピタキシャル成
長による不純物層形成を行う場合には、後処理として平
坦化工程を行わなければならない。すなわち、図7
(a)〜(d)に示すように、SiC基板J1を用意
し、SiC基板J1にトレンチJ2を形成したのち、ト
レンチJ2を埋め込むようにSiC層J3がエピタキシ
ャル成長され、その後、表面平坦化によってSiC層J
3の不要部分を除去することになる。
【0005】しかしながら、この表面平坦化の際に、S
iC層J3とSiC基板J1とが同じ透明材料(透明も
しくは半透明)であるSiCで構成されていることか
ら、SiC基板J1の表面と同じ位置まで平坦化が行わ
れたことを検知することができない。例えば、平坦化の
際にSiC基板J1に形成されたトレンチJ2の輪郭を
認識することが可能であるが、このトレンチJ2の輪郭
はSiC基板J1の表面が露出するまで平坦化が進む前
であったも、その後であっても常に認識可能な状態とな
っていることから、トレンチJ2の輪郭に基づいて平坦
化の位置を検知することができない。このため、精度よ
くSiC層J3の厚さを制御することが困難であった。
【0006】本発明は上記点に鑑みて、SiC基板に形
成したトレンチに、SiC層を埋め込むことで不純物層
を形成する場合において、SiC層の平坦化の際の平坦
化位置の検出を行えるようにし、SiC層の厚さ制御が
行えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1ないし15に記載の発明では、炭化珪素半
導体基板(1)を用意する工程と、炭化珪素半導体基板
に対してトレンチ(2)を形成する工程と、炭化珪素半
導体基板のうち、トレンチが形成されていない領域にマ
ーカー(3、5)を形成する工程と、トレンチを埋め込
むように、不純物がドーピングされた炭化珪素層(4)
を成膜する工程と、炭化珪素層を平坦化する工程とを含
み、マーカーが無くなったことを確認した時に、平坦化
工程を止めるようにすることを特徴とする。
【0008】このように、マーカーを形成しておき、マ
ーカーが無くなったことを確認することで、炭化珪素層
の平坦化位置の検出を行うことができ、炭化珪素層の厚
さ制御を行えるようにできる。例えば、請求項2に示す
ように、炭化珪素半導体基板のうち、トレンチが形成さ
れていない領域を部分的に除去することによってマーカ
ーを形成しても良いし、請求項5に示すように、炭化珪
素半導体基板のうち、トレンチが形成されていない領域
にマーカー用膜(5)を形成するようにしても良い。な
お、マーカー用膜としては、請求項6に示すように、グ
ラファイト層、エピタキシャル成長させた炭化珪素膜、
炭化珪素層と異なる不純物がドーピングされた炭化珪素
膜のいずれか1つを用いることができる。
【0009】請求項3に記載の発明では、トレンチ形成
工程及びマーカー形成工程では、トレンチの深さとマー
カーの深さとの差分が、炭化珪素半導体基板に形成され
る不純物層として必要な厚みとなるように、トレンチ及
びマーカーの深さを設定することを特徴とする。このよ
うにすれば、平坦化工程を止めたときに残る炭化珪素層
の厚みが、不純物層として必要とされる厚みとなるよう
にできる。
【0010】請求項6に記載の発明において、トレンチ
形成工程では、トレンチ深さが、炭化珪素半導体基板に
形成される不純物層として必要な厚みとなるように、ト
レンチの深さを設定することを特徴とする。このように
することで、請求項3と同様の効果を得ることができ
る。
【0011】また、請求項7に示すように、炭化珪素半
導体基板のうち、トレンチが形成されていない領域に不
純物をイオン注入することで、拡散層からなるマーカー
を形成することもできる。この場合、請求項8に示すよ
うに、マーカーとなる拡散層を形成するための不純物と
して、炭化珪素層にドーピングされた不純物とは異なる
ものを用いる。
【0012】請求項9に記載の発明においては、平坦化
工程では、炭化珪素層を研磨することによって平坦化を
行うことを特徴とする。このように、研磨によって平坦
化工程を行うことができる。この場合、請求項10に示
すように、マーカーが無くなったことの確認を、炭化珪
素半導体基板の裏面からSiC基板を透過させて行うこ
とができ、また、請求項11に示すように、マーカーが
無くなったことの確認を、炭化珪素層を除去しながら行
うことができる。
【0013】請求項12に記載の発明においては、平坦
化工程では、炭化珪素層をエッチングすることによって
平坦化を行うことを特徴とする。このように、エッチン
グによって平坦化工程を行うことができる。この場合、
マーカーが無くなったことの確認を、請求項13に示す
ように平坦化の際のエッチング表面の発光状態の変化に
よって行ったり、請求項14に示すようにマーカーから
の反射光の変化によって行ったり、請求項15に示すよ
うにマーカーへの透過光の変化によって行ったりするこ
とができる。
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1(a)〜
(d)に、本発明の第1実施形態における炭化珪素半導
体装置の製造工程を示す。この図は、不純物層が形成さ
れる炭化珪素半導体装置の不純物製造工程を示したもの
である。なお、図1の各図において、紙面左側が半導体
装置の上面図、紙面右側が半導体装置の断面図を示して
いるものとする。
【0016】まず、図1(a)に示すように、SiC基
板1を用意する。そして、図1(b)に示すように、S
iC基板1に対して不純物層形成用のトレンチ2を形成
すると共に、トレンチ2よりも十分に浅いマーカー3を
形成する。例えば、フォトリソグラフィによる選択エッ
チングにより、トレンチ2やマーカー3を形成すること
ができる。このとき、トレンチ2の深さとマーカー3の
深さ差分が、不純物層として必要とされる厚みと一致す
るように(もしくは、それ以上となるように)する。
【0017】続いて、図1(c)に示すように、トレン
チ2及びマーカー3を埋め込むようにSiC層4をエピ
タキシャル成長させる。そして、例えば、CMP(Chem
icalMecanical Polish)等により、図1(d)に示す
ように、SiC層4を平坦化する。具体的には、SiC
層4を表層部から順に除去していき、SiC基板1の表
面が露出するまで平坦化を進めたのち、さらに、SiC
基板1と共にSiC層4を除去していく。このとき、S
iC基板1もSiC層4も共に透明もしくは半透明であ
ることから、平坦化の開始時点から常にマーカー3の輪
郭が見えた状態になる。そして、平坦化が進み、マーカ
ー3の深さ分だけSiC基板1と共にSiC層4が除去
されるとマーカー3が消失するため、マーカー3が消失
したことが確認された時点で平坦化を止める。
【0018】このようにすれば、所望の位置で平坦化を
止めることができ、トレンチ2の深さとマーカー3の深
さの差分が平坦化後のSiC層4の厚さとなる。従っ
て、本実施形態のようにトレンチ2の深さとマーカー3
の深さとの差分、つまり、平坦化後に残るSiC層4の
厚み分を不純物層として必要とされる厚みと一致させる
ことで、狙った厚みの不純物層を形成することができ
る。これにより、SiC層4の平坦化の際の平坦化位置
の検出を行うことができ、精度良くSiC層4の厚さ制
御を行うことができる。
【0019】(第2実施形態)図2に、本発明の第2実
施形態における炭化珪素半導体装置の製造工程を示す。
この図に基づき、本実施形態における炭化珪素半導体装
置の製造方法について説明する。なお、図2の各図にお
いて、紙面左側が半導体装置の上面図、紙面右側が半導
体装置の断面図を示しているものとする。
【0020】まず、図2(a)に示すように、SiC基
板1を用意する。そして、図2(b)に示すように、S
iC基板1に対して不純物層形成用のトレンチ2を形成
すると共に、SiC基板1の表面のうち、トレンチ2を
形成しない部分にマーカー用膜5を形成する。例えば、
マーカー用膜5としてグラファイト膜、SiC層4とは
異なる導電型の不純物をドーピングしたSiC膜、もし
くはイオン注入層(つまり、SiC層4とは異なる色と
なる膜)等を採用することができる。これらトレンチ2
の形成とマーカー用膜5の形成はいずれが先であっても
良い。そしてこのとき、トレンチ2の深さが不純物層と
して必要とされる厚みと一致するようにする。
【0021】続いて、図2(c)に示すように、トレン
チ2を埋め込むようにSiC層4をエピタキシャル成長
させる。このとき、マーカー用膜5としてグラファイト
膜等を用いると、エピタキシャル成長が選択的に行われ
る。そして、例えばCMP等により、図2(d)に示す
ように、SiC層4を平坦化する。具体的には、SiC
層4を表層部から順に除去していき、マーカー用膜5の
表面が露出するまで平坦化を進めたのち、さらに、マー
カー用膜5と共にSiC層4を除去していく。このと
き、SiC層4が透明もしくは半透明であることから、
平坦化の開始時点から常にマーカー用膜5の輪郭が見え
た状態になる。そして、平坦化が進み、マーカー用膜5
の厚み分除去されると、マーカー用膜5が消失するた
め、マーカー用膜5が消失したことが確認された時点で
平坦化を止める。
【0022】このようにすれば、SiC基板1の表面で
平坦化を止めることができ、トレンチ2の深さ分が平坦
化後のSiCの厚さとなる。このようにしても、第1実
施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施
形態の場合にはSiC基板1側を平坦化する必要がない
ため、スループットが良い。
【0023】(第3実施形態)図3に、本発明の第3実
施形態における炭化珪素半導体装置の製造工程を示す。
この図に基づき、本実施形態における炭化珪素半導体装
置の製造方法について説明する。
【0024】まず、図3(a)に示すように、SiC基
板1を用意する。そして、図3(b)に示すように、S
iC基板1に対して不純物層形成用のトレンチ2を形成
すると共に、SiC基板1の表面のうち、トレンチ2を
形成しない部分にマーカー用膜5を形成する。例えば、
マーカー用膜5としてSiC層4とは異なる導電型の不
純物をドーピングしたSiC膜、もしくはイオン注入層
等を採用することができる。これらトレンチ2の形成と
マーカー用膜5の形成はいずれが先であっても良い。そ
してこのとき、トレンチ2の深さが不純物層として必要
とされる厚みと一致するようにする。
【0025】続いて、図3(c)に示すように、トレン
チ2を埋め込むようにSiC層4をエピタキシャル成長
させる。そして、例えばドライエッチングによるエッチ
バックにより、図3(d)に示すように、SiC層4を
平坦化する。例えば、光の強度、波長等のモニタリング
を行う発光状態モニタ部10により、SiC基板1の上
面側における発光状態をモニタリングしつつ、SiC層
4を表層部から順に除去していき、マーカー用膜5の表
面が露出するまで平坦化を進めたのち、さらに、マーカ
ー用膜5と共にSiC層4を除去していく。そして、平
坦化が進み、マーカー用膜5の厚み分除去されると、マ
ーカー用膜5が消失するため、マーカー用膜5が消失し
たことによって発光状態が変化する。従って、このよう
に発光状態が変化したことが確認された時点で平坦化を
止める。
【0026】このようにすれば、SiC基板1の表面で
平坦化を止めることができ、トレンチ2の深さ分が平坦
化後のSiCの厚さとなる。このようにしても、第2施
形態と同様の効果を得ることができる。
【0027】なお、マーカー用膜5としては、上記した
一例以外のものを用いても良いが、少なくともSiC層
4と発光状態が異なるものを採用する必要があり、ま
た、できるだけエッチバック速度がSiC層4と同じも
のを選択することが望まれる。
【0028】(第4実施形態)図4に、本発明の第4施
形態における炭化珪素半導体装置の製造工程を示す。上
記第3実施形態では、平坦化のためのエッチング時にお
ける発光状態をモニタリングすることによってエッチン
グの終点検出を行っているが、本実施形態では、マーカ
ー用膜5へ発光を行うと共にマーカー用膜5での反射光
を検出する反射光モニタ部11を設け、マーカー用膜5
からの反射光に基づいてエッチングの終点検出を行う。
このとき、SiC層4が透明もしくは半透明であること
から、平坦化の開始時点から発光状態が一定となる。
【0029】このようにマーカー用膜5からの反射光に
基づいてエッチングの終点検出を行うようにしても第3
実施形態と同様の効果を得ることができる。また、Si
C層4が透明もしくは半透明であることから、平坦化の
開始時点から発光状態が一定となる。このような発光状
態に基づいてエッチングの終点検出を行う場合には、発
光状態の変化を検出するために、マーカー用膜5がある
程度の面積必要とされるが、本実施形態のようにすれ
ば、マーカー用膜5の面積は小さなものですむ。
【0030】(第5実施形態)図5に、本発明の第5実
施形態における炭化珪素半導体装置の製造工程を示す。
上記第3実施形態では、平坦化のためのエッチング時に
おける発光状態をモニタリングすることによってエッチ
ングの終点検出を行っているが、本実施形態では、Si
C基板1の上面側若しくは裏面側に発光源12を配置す
ると共にSiC基板1を挟んで発光源の反対側に透過光
モニタ部13を設け、マーカー用膜5を通過する透過光
に基づいてエッチングの終点検出を行う。なお、この他
の概要に関しては、第3実施形態と同様であるため、こ
こでは省略する。
【0031】このようにマーカー用膜5からの透過光に
基づいてエッチングの終点検出を行うようにしても第
3、第4実施形態と同様の効果を得ることができる。ま
た、第3実施形態のように、発光状態に基づいてエッチ
ングの終点検出を行う場合には、発光状態の変化を検出
するために、マーカー用膜5がある程度の面積必要とさ
れるが、本実施形態のようにすれば、マーカー用膜5の
面積は小さなものですむ。
【0032】(第6実施形態)図6に、本発明の第6実
施形態における炭化珪素半導体装置の製造工程を示す。
なお、図6の各図において、紙面左側が半導体装置の上
面図、紙面中央が半導体装置の断面図、紙面右側が半導
体装置の底面図を示しているものとする。
【0033】本実施形態では、半導体装置の裏面側に、
マーカー用膜5と対応した部位において開口部6aが形
成されたステージ6を配置し、マーカー検出部14によ
って開口部6aからマーカー用膜5をモニタリングしつ
つ平坦化を行う。なお、この他の概要に関しては、第3
実施形態と同様であるため、ここでは省略する。
【0034】このように、半導体装置の裏面側からマー
カー用膜5をモニタリングすることでエッチングの終点
検出を行うようにしても第3実施形態と同様の効果を得
ることができる。さらに、この場合、平坦化を実施する
装置から半導体装置を取り出すこと無くマーカー用膜5
のモニタリングを行うことができるため、平坦化中にも
マーカー用膜5のモニタリングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における炭化珪素半導体
装置の製造工程を示す図である。
【図2】本発明の第2実施形態における炭化珪素半導体
装置の製造工程を示す図である。
【図3】本発明の第3実施形態における炭化珪素半導体
装置の製造工程を示す図である。
【図4】本発明の第4実施形態における炭化珪素半導体
装置の製造工程を示す図である。
【図5】本発明の第5実施形態における炭化珪素半導体
装置の製造工程を示す図である。
【図6】本発明の第6実施形態における炭化珪素半導体
装置の製造工程を示す図である。
【図7】従来の炭化珪素半導体装置の製造工程を示す図
である。
【符号の説明】
1…SiC基板、2…トレンチ、3…マーカー、4…S
iC層、5…マーカー用膜、6…ステージ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭化珪素半導体基板(1)を用意する工
    程と、 前記炭化珪素半導体基板に対してトレンチ(2)を形成
    する工程と、 前記炭化珪素半導体基板のうち、前記トレンチが形成さ
    れていない領域にマーカー(3、5)を形成する工程
    と、 前記トレンチを埋め込むように、不純物がドーピングさ
    れた炭化珪素層(4)を成膜する工程と、 前記炭化珪素層を平坦化する工程とを含み、 前記マーカーが無くなったことを確認した時に、前記平
    坦化工程を止めるようにすることを特徴とする炭化珪素
    半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記マーカー形成工程では、前記炭化珪
    素半導体基板のうち、前記トレンチが形成されていない
    領域を部分的に除去することによって前記マーカーを形
    成することを特徴とする請求項1に記載の炭化珪素半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記トレンチ形成工程及び前記マーカー
    形成工程では、前記トレンチの深さと前記マーカーの深
    さとの差分が、前記炭化珪素半導体基板に形成される不
    純物層として必要な厚みとなるように、前記トレンチ及
    び前記マーカーの深さを設定することを特徴とする請求
    項2に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記マーカー形成工程は、前記炭化珪素
    半導体基板のうち、前記トレンチが形成されていない領
    域にマーカー用膜(5)を形成する工程であることを特
    徴とする請求項1に記載の炭化珪素半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記マーカー用膜として、グラファイト
    層、エピタキシャル成長させた炭化珪素膜、前記炭化珪
    素層と異なる不純物がドーピングされた炭化珪素膜のい
    ずれか1つを用いることを特徴とする請求項4に記載の
    炭化珪素半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記トレンチ形成工程では、前記トレン
    チ深さが、前記炭化珪素半導体基板に形成される不純物
    層として必要な厚みとなるように、前記トレンチの深さ
    を設定することを特徴とする請求項4又は5に炭化珪素
    半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記マーカー形成工程では、前記炭化珪
    素半導体基板のうち、前記トレンチが形成されていない
    領域に不純物をイオン注入することで、拡散層からなる
    マーカーを形成することを特徴とする請求項1に記載の
    炭化珪素半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記マーカーとなる拡散層を形成するた
    めの不純物として、前記炭化珪素層にドーピングされた
    不純物とは異なるものを用いることを特徴とする請求項
    7に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記平坦化工程では、前記炭化珪素層を
    研磨することによって前記平坦化を行うことを特徴とす
    る請求項1ないし8のいずれか1つに記載の炭化珪素半
    導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記マーカーが無くなったことの確認
    を、前記炭化珪素半導体基板の裏面から前記SiC基板
    を透過させて行うことを特徴とする請求項9に記載の炭
    化珪素半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記マーカーが無くなったことの確認
    を、前記炭化珪素層を除去しながら行うこと特徴とする
    請求項10に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記平坦化工程では、前記炭化珪素層
    をエッチングすることによって前記平坦化を行うことを
    特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の炭
    化珪素半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記マーカーが無くなったことの確認
    を、前記平坦化の際のエッチング表面の発光状態の変化
    によって行うことを特徴とする請求項12に記載の炭化
    珪素半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記マーカーが無くなったことの確認
    を、前記マーカーからの反射光の変化によって行うこと
    を特徴とする請求項12に記載の炭化珪素半導体装置の
    製造方法。
  15. 【請求項15】 前記マーカーが無くなったことの確認
    を、前記マーカーへの透過光の変化によって行うことを
    特徴とする請求項12に記載の炭化珪素半導体装置の製
    造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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