JP2002269756A - データ記録方法及び装置 - Google Patents
データ記録方法及び装置Info
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Abstract
を削除する。 【解決手段】 データを書き換え可能なディスク状記録
媒体に記録する際、データの記録終了時のアドレスであ
る記録終了アドレスを記憶し、データの削除を行う際、
削除するデータを指定し、記録終了アドレスと指定され
たデータの末端アドレスとを比較し、記録終了アドレス
と末端アドレスとが同一の場合に、指定されたデータを
ディスク状記録媒体から物理的に削除することで実現す
る。
Description
ィスク状記録媒体にシーケンシャルライト方式でデータ
を記録し、上記データの末端に管理情報を記録するデー
タ記録方法及び装置に関し、詳しくは、最新のデータを
上記ディスク状記録媒体から物理的に削除するデータ記
録方法及び装置に関する。
CD−DA(Compact Disk Digita
l Audio)に次いで、1983年にCD−ROM
(CDRead Only Memory)を発表した。
CD−ROMは、記憶容量が大きく、非接触でデータが
読み出されるため摩耗及び損傷等がない利点がある。ま
た、CD−ROMは、接触型の磁気テープ等の記録媒体
と比べて、ヘッドクラッシュを起こすことがない。この
ようにCD−ROMは、他のメディアと比べて優れたデ
ィスク状記録媒体である。
Bookについて述べる。RedBookでは、ディ
スク状記録媒体を図5に示すとおり、「リードイン(L
ead In)情報」、「プログラム領域(Progr
am Area)」、「リードアウト(Lead Ou
t)情報」というセグメントで構成することを規定して
いる。このリードイン情報からリードアウト情報までを
Yellow Book(CD−ROMの規格書)で
は、セッションと呼んでいる。プログラム領域は、ディ
スク状記録媒体の中でコンピュータデータ及びディジタ
ルオーディオデータ(以下、データと呼ぶ。)を実際に
含んでいる部分である。Red Bookでは、このデ
ータを最高99のトラックに分割することが可能で、各
トラックの間に2秒のギャップを入れると規定してい
る。リードインは、トラックのインデックス情報である
TOC(Table Of Contents)を含んで
いる。
セクタという単位に区切ってディスク上に配置するよう
に決められている。1セクタのサイズは、2352by
tesである。これには、2048bytesのデータ
領域と、セクタのヘッダ、サブヘッダ及びエラー検出コ
ードなどが含まれている。データ領域は、論理ブロック
としても扱われるが、通常は、2048bytesのユ
ーザー領域として扱われる。各セッション内では、各論
理ブロックに一連の論理的なアドレスが付けられてい
る。ディスク状記録媒体からデータを再生する装置は、
この論理ブロック番号(LBN、Logical Bl
ock Number)を使用して各セクタにアクセス
する。
るCD−R(CD Recordable)及び書き換
え可能媒体であるCD−RW(CD Rewritab
le)が登場した。CD−Rは、記録層が有機系の光反
応色素膜でできており、この記録層に高温のレーザ光を
照射して情報の記録が行われるディスク状記録媒体であ
る。CD−Rは、データを記録した後、新規なデータを
追記することができ、また、書き換えができないたライ
トワンス(Write Once)であるため、物理デ
ータ・トラックが複数のセッションに分かれている、い
わゆるマルチセッション追記記録により情報が記録され
る。CD−RWは、例えば、記録層がAg−In−Sb
−Teの相変化材料でできており、この記録層に高温の
レーザ光を照射して情報の記録が行われるディスク状記
録媒体である。CD−RWは、具体的には、結晶質と非
結晶質との物理的移転である相変化を利用している。
媒体は、ディスクの内側から外側に向けて、連続的に螺
旋状(スパイラル)にデータを記録する。このような記
録方法をシーケンシャルライト方法と呼ぶ。シーケンシ
ャルライト方法には、DAO(Disk At Onc
e)、TAO(Track At Once)及びパケッ
トライトがある。DAOは、ディスク一枚分のデータを
一気に記録し、後でデータの追記ができない記録方法で
ある。TAOは、トラック単位でデータを記録し、後で
データの追記ができる記録方法である。パケットライト
は、TAOのトラックより更に小さな単位でデータを記
録することができ、後でデータの追記もできる記録方法
である。
により最大99トラックまでしか記録できないが、パケ
ットライトは、パケット数に制限がなく、使用上扱いや
すい記録方法である。OSTA(Optical St
orage Technology Associati
on)は、CD−R及びCD−RWの再生及び/又は記
録に関わる規格として、UDF(Universal
Disk Format)ファイルシステムを策定し
た。
に準拠したディスク状記録媒体は、CD−R/RW O
fficial Guide Book(オレンジフォー
ラム著、(株)エクシード・プレス発行)に記載されて
いるとおり、データの書き込みを行う際、パケットライ
ティングを使用している。パケットライティングに使わ
れるパケットには、固定長と可変長の2つのタイプがあ
る。データが、例えば、CD−Rに書かれるとき、1つ
のパケットに対して、1つのリンクブロックと、4つの
ランインブロックと、1つのデータと、2つのランアウ
トブロックとの4つの異なるタイプの情報が連続してC
D−R上に記録される。また、固定長と可変長のパケッ
トの違いは、データセグメント部が固定サイズか、可変
サイズかという点での相違である。
管理情報を実際の記録位置として直接管理する代わり
に、ファイル識別子(FID、File Identi
fier Descriptor)、仮想割り当てテー
ブル(VAT、VirtualAllocation
Table)、ファイルエントリICB(File E
ntry Information Control B
lock)等を用いて間接的に管理している。
ディスク状記録媒体を仮想的にランダムリードライト方
式のディスク状記録媒体のごとくに扱う技術であり、フ
ァイルが実際に記録されている論理アドレスと、上記論
理アドレスに対応する仮想アドレスとを対応テーブルと
して管理するものである。
間接的にディレクトリ及びファイルの位置情報を参照し
ている。VATの位置は、パケット構造の中で自由に配
置できるが、VATを指し示している仮想割り当てテー
ブルICB(VAT ICB)は、ディスク状記録媒体
上に記録されている最終セクタからリンキングエリア
(Linking Area)分だけ戻ったところに必
ず配置されるように決められている。リンキングエリア
とは、隣接パケット間の7ブロックの接合領域のことで
ある。
ディスクの最終アドレス位置からリンキングエリアとし
て用意されている7ブロック分だけ戻った位置に、必ず
最新のVAT ICBが記述されている。そのためUD
Fでは、まず最初に、このVAT ICBが指し示すV
ATを読み込むことによって、仮想アドレスを実アドレ
スに変換することができる。
データが記録されたディスク状記録媒体は、データを削
除する際、UDF削除情報をデータの末端に記録するこ
とにでデータの削除を行っている。
データ削除は、見かけ上の削除であり、書き換え可能な
ディスク状記録媒体を使用しても、実際にディスク状記
録媒体から部分的なデータの削除を行えず、データ領域
を有効に利用できない問題がある。
鑑みて提案されたものであり、部分的なデータの削除を
物理的に行うデータ記録方法及び装置を提供することを
目的とする。
方法は、上述の課題を解決するために、書き換え可能な
ディスク状記録媒体のデータ領域にシーケンシャルライ
ト方式でデータを記録し、上記データの末端にデータ管
理情報を記録するデータ記録方法であって、データを上
記ディスク状記録媒体に記録する際、上記データの記録
開始時のアドレスである記録開始アドレス及び記録終了
時のアドレスである記録終了アドレスを記憶し、データ
の削除を行う際、削除すべきデータを指定し、上記記録
終了アドレスと上記指定されたデータの末端アドレスと
を比較し、上記記録終了アドレスと上記末端アドレスと
が同一の場合、上記指定されたデータを上記ディスク状
記録媒体から物理的に削除する。
能なディスク状記録媒体にデータが記録される際に上記
データの記録開始時の記録開始アドレス及び記録終了時
の記録終了アドレスを記憶し、上記記録終了アドレスと
削除するデータの末端アドレスと比較し、同一ならば上
記指定されたデータを物理的に上記ディスク状記録媒体
から削除する。
題を解決するために、書き換え可能なディスク状記録媒
体のデータ領域にシーケンシャルライト方式でデータを
記録し、上記データの末端にデータ管理情報を記録する
データ記録装置であって、上記ディスク状記録媒体にデ
ータを記録する際、上記データの記録開始時のアドレス
である記録開始アドレス及び記録終了時のアドレスであ
る記録終了アドレスを記憶する記憶手段と、データの削
除を行う際、削除すべきデータを指定する削除データ指
定手段と、上記記録終了アドレスと上記削除データ指定
手段により指定されたデータの末端アドレスとを比較す
る比較手段と、上記比較手段が上記記録終了アドレスと
上記末端アドレスとが同一であると判断した場合、上記
指定されたデータを上記ディスク状記録媒体から物理的
に削除する制御を行う制御手段とを備える。
より記憶されている記録終了アドレスと削除データ指定
手段により指定されたデータの末端アドレスとを比較手
段により同一かどうか判断し、同一であると判断した場
合、上記制御手段により上記指定されたデータを物理的
に上記ディスク状記録媒体から削除する制御が行われ
る。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
ルスチルカメラ(DSC、Digital Still
Camera)1に適用される。
Disk Format)に準拠したファイルシステム
に基づいて、書き換え可能なディスク状記録媒体(以
下、ディスク状記録媒体と呼ぶ。)に対して、撮影した
画像データの記録、再生、消去及び追記録を行うもので
あって、画像データが格納されているファイルの記録、
再生、消去及び追記録の際には、ディスク状記録媒体の
最終セッションの末端に記録されたVAT(Virtu
al Allocation Table)を読み出すこ
とによって以前に記録されたデータを参照できるように
したものである。
isk Recordable)、CD−RW(Com
pact Disk Rewtitable)及びCD−
MO(Compact Disk Magnet Opt
ical)等の各種メディア間で使用できるファイルシ
ステムであり、OSTA(Optical Stora
ge Technology Associatio
n)により策定された。
ルエントリICB(File Entry Inform
ation Control Block)が用いられて
いる。また、UDFは、すべてのファイルとディレクト
リが独自のICBを持っている。
れている各ファイルに仮想参照と呼ばれるシーケンシャ
ルな番号を割り当てる、いわゆるマッピングテーブルの
ことである。ISO 9660ファイルシステムに準拠
するファイルシステムでは、ディスク状記録媒体上の各
ファイルやディレクトリを論理アドレスによって直接参
照するが、UDFでは、上述のような仮想アドレスで参
照している。仮想アドレスは、ディスク状記録媒体にパ
ケットが記録され、ファイルの論理アドレスが変わって
もVAT ICBによって参照されるので変化すること
はない。UDFにおいてVAT ICBは、ディスク状
記録媒体の最終セッションに記録された物理アドレスに
置くことが決められている。VATは、複数のエクステ
ント上に分割され配置されているが、VAT ICB
は、VATのエクステント・リストを含んでいる。従っ
てUDFでは、ファイルが何らかの方法で変更されて
も、一連のファイルポインタ全体を変更する必要がな
く、最終的にはVAT ICBのみを変更すれば、変更
されたファイルにたどり着くことができる。また、エク
ステントとは、CD−ROM等のディスク状記録媒体に
おいて、連続して書き込まれるブロック集合のことであ
る。
環境を提供するため、あらゆるのOS(Operati
ng System)による記録を可能とし、かつ、記
録したファイルを特別なリード用プログラムを使用せず
にあらゆるOS上で再生を可能とすることを目的として
いる。
処理部(Image SignalProcesso
r)11と、表示部12と、OP(Optical P
ickup)部13と、RF信号処理部14と、サーボ
信号処理部15と、アナログフィルタ処理部16と、信
号処理部17と、スピンドルドライバ18と、スレッド
ドライバ19と、トラッキングドライバ20と、フォー
カスドライバ21と、スピンドルモータ22と、スレッ
ドモータ23と、制御部24とを備え、ディスク状記録
媒体25に撮影した画像データの記録、再生、消去及び
追記録を行う。
信号演算処理部11に供給する。撮影部10は、被写体
の像を取り込むレンズ部30と、CCD31と、S/H
回路32と、A/D変換器33とを備えている。CCD
31は、レンズ部30から供給された被写体の像から画
像信号を生成し、生成した画像信号をS/H回路32に
供給する。S/H回路32は、上記画像信号をサンプリ
ング及びホールドし、A/D変換器33に供給する。A
/D変換器33は、上記画像信号をディジタル信号に変
換し、画像信号演算処理部11に供給する。
と、表示部12と、信号処理部17と、制御部24とに
接続されている。画像信号演算処理部11は、制御部2
4により制御されて、撮影部10から供給されたディジ
タル画像信号に対して、RGB信号から色差・輝度信号
への色基準形変換、ホワイトバランス、ガンマ補正及び
縮小画像処理等の画像処理を行う。処理されたディジタ
ル画像信号は、信号処理部17及び表示部12に供給さ
れる。
ら供給されるディジタル画像信号を表示する。表示部1
2は、例えば、液晶ディスプレイである。OP部13
は、RF処理部14と、信号処理部17と、トラッキン
グドライバ20と、フォーカスドライバ21とに接続さ
れている。OP部13は、対物レンズと、レーザダイオ
ードと、レーザダイオードドライバ(LDdri)と、
フォトディテクトIC(PDIC)と、ハーフミラー等
を備えており、光信号を検出してRF処理部14に供給
する。また、OP部13は、ディスク状記録媒体25に
データを記録する際、ピット形成に必要なレーザの点滅
・駆動信号及びレーザ強度と明滅の最適値を示すライト
ストラテジ信号等が信号処理部17により供給される。
また、OP部13は、トラッキングドライバ20及びフ
ォーカスドライバ21により制御される。
信号処理部15と、信号処理部17とに接続されてい
る。RF処理部14は、OP部13から検出されたビー
ムシグナル、サイド、メインからなる8系統の信号を、
サンプリング及びホールドし、演算処理を行い、8系統
の信号のうち所定の信号からフォーカスエラー(FE、
Focus Error)、トラッキングエラー(T
E、Tracking Error)、ミラー(MIR
R、Mirror)、ATIP(AbsoluteTi
me In Pregroove)、読み出し主信号等の
信号を生成する。RF処理部14は、生成した信号のう
ち、FMDT(Frequency Modulati
on Data)、FMCK(Frequency Mo
dulation Clock)、FE、TEをサーボ
信号処理部15に供給し、試し書きにより検出したレー
ザ強度の最適値(OPC、Optical Power
Calibration)信号及びレーザ点滅・駆動信
号を信号処理部17に供給し、MIRRを制御部24に
供給する。
とアナログフィルタ処理部16とに接続されており、制
御部24により制御されている。サーボ信号処理部15
は、RF処理部14からFMDT、FMCK、TE及び
FEを入力し、制御部24により制御されて各種サーボ
を制御する信号を生成し、上記信号をアナログフィルタ
処理部16に供給する。
号処理部15と、スピンドルドライバ18と、スレッド
ドライバ19と、フォーカスドライバ21と、トラッキ
ングドライバ20とに接続されている。アナログフィル
タ処理部16は、サーボ信号処理部15から供給された
各種サーボ制御信号からアナログ信号を生成し、上記ア
ナログ信号をスピンドルドライバ18、スレッドドライ
バ19、トラッキングドライバ20及びフォーカスドラ
イバ21に供給する。
部14とに接続されており、制御部24により制御され
ている。信号処理部17は、制御部24により制御され
て、RF処理部14からOPCが供給され、CIRC
(Cross Interleaved Reed−So
lomon Code)デコード及びエンコード、ライ
トストラテジ、ADDrデコード等の処理を行う。ま
た、信号処理部17は、ディスク状記録媒体25にデー
タの記録を行う際、レーザの点滅・駆動信号、レーザ強
度の最適値を示す信号等をOP部13に供給する。
ルタ処理部16とスピンドルモータ22とに接続されて
おり、アナログフィルタ処理部16から供給される信号
に基づいてスピンドルモータ22の回転を制御する。ス
レッドドライバ19は、アナログフィルタ処理部16と
スレッドモータ23とに接続されており、アナログフィ
ルタ処理部16から供給される信号に基づいてスレッド
モータ23のスレッド動作を制御する。トラッキングド
ライバ20は、アナログフィルタ処理部16とOP部1
3とに接続されており、アナログフィルタ処理部16か
ら供給される信号に基づいてOP部13を揺動し、ディ
スク状記録媒体25に照射されるビームスポットの位置
を制御する。フォーカスドライバ21は、アナログフィ
ルタ処理部16とOP部13とに接続されており、アナ
ログフィルタ処理部16から供給される信号に基づいて
OP部13をディスク状記録媒体25に対して垂直方向
に移動させることにより、ビームの焦点位置を制御す
る。
イバ18に接続されており、スピンドルドライバ18か
ら供給される信号に基づいてディスク状記録媒体25を
回転させる。スレッドモータ23は、スレッドドライバ
19に接続されており、スレッドドライバ19から供給
される信号に基づいてOP部13のスレッド動作を行
う。
リと、DRAM(DynamicRandom Acc
ess Memory)と、SRAM(Static R
andom Access Memory)とを備えてお
り、画像信号演算処理部11と、サーボ信号処理部15
と、信号処理部17とを制御する。プログラムメモリに
は、各種の処理を行うためのプログラムが格納されてい
る。DRAMには、VAT ICB及び各種データを一
時的に記憶するワークエリアが確保されている。制御部
24は、VAT ICBの読み出し及び書き込みを制御
している。
したファイルシステムに基づいてデータの記録、再生、
消去及び追記録される書き換え可能な記録媒体であり、
例えば、CD−RWである。
て、DSC1によりディスク状記録媒体25にデータを
記録する際、上記データの記録前アドレス及び記録後ア
ドレスの読み出し及び記憶動作について説明する。な
お、ディスク状記録媒体25としては、CD−RWを用
いることとする。
D−RWから記録前アドレスを読み出す。DSC1は、
CD−RWにデータを記録する際に、CD−RWからデ
ータの記録開始位置である記録前アドレスを読み出す。
D−RW上の上記記録前アドレスからデータの記録を行
う。このときデータは、UDFのファイルシステムで記
録される。
方式について説明する。CD−RW等の書き換え可能な
ディスク状記録媒体は、UDFファイルシステムにより
データを記録する場合には、固定長パケットを用いたラ
ンダムライト方式を採用するが、本例では、CD−R等
の追記型のディスク状記録媒体と同様に、可変長パケッ
トを用いたシーケンシャルライト方式を採用する。
D−RWから記録後アドレスを読み出す。DSC1は、
CD−RWにデータの記録が終了したとき、CD−RW
からデータの記録終了位置である記録後アドレスを読み
出す。
録前アドレス及び記録後アドレスを制御部24に記憶す
る。記録前アドレス及び記録後アドレスは、データがC
D−RWに記録されるごとに制御部24の例えばSRA
Mに記録される。
て、DSC1によりディスク状記録媒体25からデータ
を削除する一連の動作について説明する。なお、ディス
ク状記録媒体25としては、CD−RWを用いることと
する。
除するデータが指定される。DSC1は、例えば、CD
−RWのデータを表示部12に表示させ、表示部12上
で所定の操作により削除するデータを指定させるように
する。なお、上記以外の方法で削除するデータを指定し
てもよい。
テップST5で指定されたデータの末端アドレスをCD
−RWから読み出す。
憶部から記録後アドレスを読み出す。DSC1は、上述
のステップST4において記憶した記録後アドレスを記
憶部から読み出す。
端アドレスと記録後アドレスとを比較する。
端アドレスと記録後アドレスとが同一であるかどうかを
判断する。末端アドレスと記録後アドレスとが同一の場
合は、ステップST12に進み、末端アドレスと記録後
アドレスとが同一ではない場合は、ステップST10に
進む。
データを削除するUDF削除情報を生成する。
図4(a)に示すとおり、ステップST10で生成した
UDF削除情報をCD−RWに記録する。DSC1は、
CD−RWにシーケンシャルライト方式でデータを記録
するので、末端のデータをまたぐ形で物理的にデータを
削除することができない。そのため、DSC1は、デー
タを削除するUDF削除情報を記録することにより、削
除対象のデータ及びUDF管理情報の見かけ上のデータ
の削除を行っている。
データを削除する。DSC1は、図4(b)に示すとお
り、CD−RW上から末端のデータを物理的に削除す
る。削除対象であるデータ及びUDF管理情報は、未使
用領域となる。また、DSC1は、末端のデータから順
々に上位のデータ及びUDF管理情報の削除も行うこと
ができる。
すディレクトリICB、ファイル位置を示すファイルI
CB及びVAT ICBからなっている。また、物理的
なデータの削除には、例えば、SCSIコマンドの「B
lank」を用いることとする。SCSIコマンドの
「Blank」には、任意のアドレスから記録最終位置
までを物理的に削除するものがある。例えば、末端アド
レスと記録後アドレスが同一の場合は、ステップST4
において制御部24に記憶した記録前アドレスを読み出
し、上記記録前アドレスから記録後アドレスまでをSC
SIコマンドの「Blank」を用いてデータを削除す
る。なお、SCSIコマンド以外のコマンドにより物理
的にデータの削除を行ってもよい。
RWに記録されているデータを削除する際に、データ記
録時の記録終了アドレスと削除するデータの末端アドレ
スとを比較し、上記記録終了アドレスと上記末端アドレ
スとが同一である場合に、上記指定されたデータの削除
を物理的に行うことができる。
るデータ記録方法は、シーケンシャルライト方式でデー
タが記録されている、書き換え可能なディスク状記録媒
体から部分的にデータを削除する際に、データ記録時の
記録終了アドレスと削除するデータの末端アドレスとを
比較し、上記記録終了アドレスと上記末端アドレスとが
同一であるかどうかを判断し、同一である場合、上記指
定されたデータを物理的に削除することができ、上記書
き換え可能なディスク状記録媒体の特性を十分に利用す
ることができる。
ータの記録開始時に記録開始アドレス及び記録終了時に
記録終了アドレスを記憶する記憶手段と、削除するデー
タを指定する削除データ指定手段と、上記記録終了アド
レスと上記指定されたデータの末端アドレスとを比較す
る比較手段とを備えるので、シーケンシャルライト方式
でデータが記録されている、書き換え可能なディスク状
記録媒体から部分的にデータを削除する際に、上記比較
手段により上記記録終了アドレスと上記末端アドレスと
が同一であると判断された場合、上記指定されたデータ
を物理的に削除することができ、上記書き換え可能なデ
ィスク状記録媒体の特性を十分に利用することができ
る。
成を示す図である。
りデータを記録する際に行う、記録前アドレス及び記録
後アドレスの読み出し及び記憶動作を示すフローチャー
トである。
りディスク状記録媒体に記録されているデータを削除す
る一連の動作を示すフローチャートである。
りディスク状記録媒体に記録されているデータを、見か
け上削除したときのブロック構造と、物理的に削除した
ときのブロック構造とを示す図である。
ク構造を示す図である。
像信号演算処理部、12 表示部、13 OP部、14
RF信号処理部、15 サーボ信号処理部、16 ア
ナログフィルタ処理部、17 信号処理部、18 スピ
ンドルドライバ、19 スレッドドライバ、20 トラ
ッキングドライバ、21 フォーカスドライバ、22
スピンドルモータ、23 スレッドモータ、24 制御
部、25ディスク状記録媒体
Claims (5)
- 【請求項1】 書き換え可能なディスク状記録媒体のデ
ータ領域にシーケンシャルライト方式でデータを記録
し、上記データの末端にデータ管理情報を記録するデー
タ記録方法であって、 データを上記ディスク状記録媒体に記録する際、上記デ
ータの記録開始時のアドレスである記録開始アドレス及
び記録終了時のアドレスである記録終了アドレスを記憶
し、 データの削除を行う際、削除すべきデータを指定し、 上記記録終了アドレスと上記指定されたデータの末端ア
ドレスとを比較し、 上記記録終了アドレスと上記末端アドレスとが同一の場
合、上記指定されたデータを上記ディスク状記録媒体か
ら物理的に削除することを特徴とするデータ記録方法。 - 【請求項2】 上記記録終了アドレスと上記末端アドレ
スとが異なる場合、指定されたデータを削除するデータ
管理情報を上記ディスク状記録媒体に記録することを特
徴とする請求項1記載のデータ記録方法。 - 【請求項3】 UDF(Universal Disk
Format)ファイルフォーマットを採用して、上記
ディスク状記録媒体のデータ領域にシーケンシャルライ
ト方式でデータ及びデータ管理情報を記録することを特
徴とする請求項1記載のデータ記録方法。 - 【請求項4】 書き換え可能なディスク状記録媒体のデ
ータ領域にシーケンシャルライト方式でデータを記録
し、上記データの末端にデータ管理情報を記録するデー
タ記録装置であって、 上記ディスク状記録媒体にデータを記録する際、上記デ
ータの記録開始時のアドレスである記録開始アドレス及
び記録終了時のアドレスである記録終了アドレスを記憶
する記憶手段と、 データの削除を行う際、削除すべきデータを指定する削
除データ指定手段と、上記記録終了アドレスと上記削除
データ指定手段により指定されたデータの末端アドレス
とを比較する比較手段と、 上記比較手段が上記記録終了アドレスと上記末端アドレ
スとが同一であると判断した場合、上記指定されたデー
タを上記ディスク状記録媒体から物理的に削除する制御
を行う制御手段とを備えることを特徴とするデータ記録
装置。 - 【請求項5】 UDF(Universal Disk
Format)ファイルフォーマットを採用して、上記
ディスク状記録媒体のデータ領域にシーケンシャルライ
ト方式でデータ及びデータ管理情報を記録するデータ記
録装置であって、 上記制御手段は、上記比較手段により上記記録終了アド
レスと上記末端アドレスとが異なると判断した場合、上
記指定されたデータを削除するデータ管理情報を上記デ
ィスク状記録媒体に記録する制御を行うことを特徴とす
る請求項4記載のデータ記録装置。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|---|
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2001
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JP2007528086A (ja) * | 2003-06-19 | 2007-10-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ユニバーサル記憶装置のためのフレキシブルなフォーマット設定 |
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