JP2002269562A - 画像照合処理装置および方法、画像照合システム - Google Patents

画像照合処理装置および方法、画像照合システム

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JP2002269562A JP2001072167A JP2001072167A JP2002269562A JP 2002269562 A JP2002269562 A JP 2002269562A JP 2001072167 A JP2001072167 A JP 2001072167A JP 2001072167 A JP2001072167 A JP 2001072167A JP 2002269562 A JP2002269562 A JP 2002269562A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像照合システムの照合性能や照合精度を同
時に向上させる。 【解決手段】 特徴点情報設定処理部n10は、ファイ
ル掌紋データの親特徴点の全特徴点範囲r1を求め、そ
れを倍率b1で縮小することによって得られる選択特徴
点座標範囲r2を求め、その選択特徴点座標範囲r2に
含まれる選択特徴点の特徴点情報を、ファイル特徴点情
報格納エリアf1に格納する。位置合わせ処理部n20
は、サーチ掌紋データの特徴点情報と、ファイル掌紋デ
ータの選択特徴点の特徴点情報とに基づいて、サーチ掌
紋データの座標とファイル掌紋データの座標との座標間
の位置合わせ処理を行い、対候補特徴点を絞り込む。掌
紋照合処理部n30は、位置合わせ処理部n20で対候
補特徴点として選択された対候補特徴点の照合を行う。
照合結果判定部n40は、掌紋照合処理部n30で得ら
れた照合結果を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指紋や掌紋等の画
像の照合を行う画像照合処理装置および方法に関し、特
に、それらの画像から得られる特徴点の特徴点情報を用
いて照合を行う画像照合処理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】指紋等の画像の照合を行う画像照合処理
装置では、指紋センサ等で採取されたサーチ画像(第1
の画像)の複数の特徴点の特徴点情報、すなわちサーチ
特徴データと、データベースに登録されたファイル画像
(第2の画像)の複数の特徴点の特徴点情報、すなわち
ファイル特徴データとを比較することによって、指紋等
の画像の照合を行っている。特徴点とは、指紋を形状を
特徴づける隆線の端点や分岐点や隆線渦の中心点などで
あり、特徴点情報とは、それらの特徴点の位置、特徴点
における隆線方向(例えば、座標軸を基準とした隆線の
流れ方向の角度、)、隆線の集密度(それらの特徴点を
中心とした半径r内に位置する特徴点の数)、隆線の曲
率(特徴点の周りにある隆線の曲がり具合)などであ
る。なお、これらの特徴点は、周辺の特徴点とともに、
マニューシャ集合体を形成する。マニューシャ集合体と
は、ある特徴点を中心とした規定範囲内の特徴点群の集
合体であり、ある特徴点を親特徴点と呼び、周辺の特徴
点を子特徴点と呼ぶ。各特徴点は、それぞれが周辺の子
特徴点を有する親特徴点となり得るし、他のマニューシ
ャ集合体の子特徴点ともなり得る。
【0003】このマニューシャ集合体は、照合を行う前
に実行される特徴抽出過程によって作成される。この特
徴抽出過程においては、各特徴点にはそれぞれ固有の特
徴点番号が付与され、各特徴点毎に上述の集合体が形成
され、各集合体毎に、親特徴点の特徴点情報と、子特徴
点の特徴点情報と、親特徴点と子特徴点の親子関係を示
すリレーション情報とが作成される。リレーション情報
とは、親特徴点と、他の子特徴点との間を横切る隆線の
数に関する情報や子特徴点となる点の特徴点番号のこと
であり、隆線の数に関する情報には、隆線数や、リレー
ション種別などが含まれる。リレーション種別には、
「隆線数が規定範囲内にある」、「隆線数が過剰であ
る」、「隆線数が不明である」、「隆線無し」などの親
特徴点と子特徴点との間の隆線の状況が示されている。
【0004】近年、このような画像照合処理装置では、
情報処理性能が向上したことによって、特徴点の数が少
ない指紋の画像データから特徴点の数が多い掌紋等の画
像データへと照合対象を拡大することが可能となってき
た。しかし、画像照合処理装置の照合性能は、照合に用
いられる特徴点の数、すなわち情報量に応じて低下する
ため、照合対象となるデータの情報量が多くなると画像
照合処理装置の照合性能は低下してしまうという問題が
あった。そのため、指紋より特徴点が多い掌紋の画像照
合処理装置では、それらの情報量を制限することを目的
として、掌紋の画像を幾つかの画像に部分分割し、ファ
イル掌紋データの特徴点の数、すなわち情報量を少なく
したうえで画像の照合を行う方式が従来から採用されて
いる。
【0005】例えば、図8に示すように、掌紋の印象画
像d1が、四指基底部画像d10と、小指球部画像d2
0と、拇指球部画像d30とに分割されているとする
と、各分割画像(第2の画像)の特徴点の特徴点情報
は、前述の特徴抽出過程によって抽出され、ファイル特
徴データとして各画像d10、d20、d30毎にデー
タベースに登録される。
【0006】このような画像照合処理装置は、犯罪現場
等に残された指紋や掌紋等の遺留部分と、過去に採取さ
れた指紋や掌紋との照合に用いられることが多い。しか
し、画像照合処理装置では、犯罪現場等に残された指紋
や掌紋等の遺留部分と図8に示す分割された部分とが必
ずしも一致せず、照合精度の低下を招くという問題があ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、指
紋や掌紋等の画像の照合を行う従来の画像照合処理装置
では、照合性能が情報量に応じて低下するため、照合に
使用する情報量が多くなると照合性能は低下してしまう
という問題があった。
【0008】そのため、従来の画像照合処理装置では、
情報量を制限することを目的として、照合対象の画像を
部分分割し、情報量を少なくしたうえで照合を行う方式
が採用されている場合もある。しかし、この場合には、
犯罪現場等に残された指紋や掌紋等の遺留部分と、デー
タベースに登録されているそれらの部位分割された部分
とが必ずしも一致せず、照合精度の低下を招くという問
題があった。
【0009】本発明は、照合性能や照合精度を同時に向
上させることができる画像照合処理装置および方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像照合処理装置では、第1の画像の複数
の特徴点の特徴点情報と、第2の画像の複数の特徴点の
特徴点情報とに基づいて前記第1の画像と前記第2の画
像との照合を行う画像照合処理装置において、前記第1
の画像の各特徴点の特徴点情報をサーチ特徴点情報格納
エリアに設定し、前記第2の画像の全ての特徴点の座標
上における全特徴点範囲を求め、該全特徴点範囲を所定
の倍率で縮小することによって得られる選択特徴点座標
範囲を求め、前記第2の画像の各特徴点のうち、該選択
特徴点座標範囲に含まれる各選択特徴点を決定し、該各
選択特徴点の特徴点情報をファイル特徴点情報格納エリ
アに設定する特徴点情報設定処理手段と、前記第1の画
像の各特徴点と前記各選択特徴点との位置合わせを、前
記サーチ特徴点情報格納エリアに設定された特徴点情報
群と前記ファイル特徴点情報格納エリアに設定された特
徴点情報群とを用いて行い、前記各選択特徴点の中か
ら、前記第1の画像の各特徴点に対応する選択特徴点で
ある対候補特徴点を絞り込む位置合わせ処理手段と、前
記第1の画像の各特徴点の特徴点情報と前記各対候補特
徴点の特徴点情報との照合を行って照合結果を出力する
照合処理手段と、該照合結果を判定する照合結果判定手
段とを備えることを特徴とする。
【0011】本発明の画像照合処理装置では、第1の画
像との照合を行う第2の画像の特徴点の座標範囲を任意
を範囲に制限する特徴点情報設定処理手段と、第1の画
像の特徴点に対応する第2の画像の選択特徴点の中から
対候補特徴点を絞り込む位置合わせ処理手段とを備えて
いる。こうすることによって、本発明の画像照合処理装
置では、照合する第2の画像の特徴点の数を制限するこ
とができるうえ、照合する第2の画像の部位を第1の画
像の部位に合わせることができるため、照合性能と照合
精度とを同時に向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態の画像
照合処理装置を図面を参照して詳細に説明する。図1
は、本実施形態の画像照合処理装置である掌紋照合処理
装置n1を備える画像照合システムの構成を示すブロッ
ク図である。本実施形態の画像照合処理装置は、掌紋の
画像を照合するための装置であるが、本発明の画像照合
処理装置はこれに限定されるものではなく、指紋等の様
々な画像の照合に適用することができるものである。
【0013】図1に示すように、掌紋照合システム1
は、掌紋照合処理装置n1と、ファイル掌紋データベー
スn2と、掌紋照合システムマネージメントサーバn3
とを備えている。ファイル掌紋データベースn2は、掌
紋照合システムマネージメントサーバn3に接続される
外部記憶装置上に構築されており、ファイル掌紋データ
を登録している。掌紋照合処理装置n1は、通信バスn
4を介して掌紋照合システムマネージメントサーバn3
に接続されている。
【0014】掌紋照合システムマネージメントサーバn
3は、ファイル掌紋データベースn2を管理し、前述の
特徴抽出過程を実行するサーバである。特徴抽出過程実
行後、掌紋照合システムマネージメントサーバn3は、
ファイル掌紋データベースn2のファイル掌紋データお
よび外部から入力されたサーチ掌紋データを通信バスn
4を介して掌紋照合処理装置n1へ送信し、それらの照
合要求を行う。
【0015】図2は、掌紋照合処理装置n1の構成を示
すブロック図である。図2に示すように、掌紋照合処理
装置n1は、特徴点情報設定処理部n10と、位置合わ
せ処理部n20と、掌紋照合処理部n30と、照合結果
判定部n40とを備えている。
【0016】特徴点情報設定処理部n10は、掌紋照合
システムマネージメントサーバn3から送信されたサー
チ掌紋データおよびファイル掌紋データを入力する。特
徴点情報設定部n10は、入力されたサーチ掌紋データ
およびファイル掌紋データのそれぞれの特徴点情報を保
持するため、メモリ上にサーチ特徴点情報格納エリアs
1、ファイル特徴点情報格納エリアf1の領域を確保
し、それらの特徴点情報をサーチ特徴点情報格納エリア
s1、ファイル特徴点情報格納エリアf1に設定する。
【0017】ファイル掌紋データは、ファイルデータと
してファイル掌紋データベースn3にデータ保存される
データであるので、特徴点の数が多く、特徴点情報の情
報量が多くなっているのが一般的である。これに対し、
サーチ掌紋データは、ファイル掌紋データに対して照合
させるデータであり、データ保存されないデータである
ので、サーチ掌紋データの特徴点の数および特徴点情報
の情報量はともにファイル掌紋データよりも少なくなっ
ているのが一般的である。したがって、本実施形態の画
像照合処理装置では、サーチ掌紋データとファイル掌紋
データとの比較を行うために、ファイル掌紋データの特
徴点の中から、特徴点を何点か選択する必要がある(選
択された特徴点を選択特徴点とする。)。特徴点情報設
定処理部n10は、ファイル掌紋データの特徴点の中か
ら選択特徴点を決定する。
【0018】図3は、ファイル掌紋データ等の掌紋デー
タの特徴点がプロットされた特徴点座標z1を示す図で
ある。図3に示すように、特徴点座標z1は、横軸をx
軸とし、縦軸をy軸とする座標系である。特徴点座標z
1上には、ファイル掌紋データの全特徴点が、特徴点座
標z1上にプロットされている。
【0019】これらの全特徴点のx座標のうち、最大の
値をxa(=xc)とし、最小の値をxb(=xd)とす
る。また、これらの全特徴点のy座標のうち、最大の値
をya(=yb)とし、最小の値をyc(=yd)とする。
特徴点情報設定処理部n10は、これらの座標に基づい
て、4点A(xa、ya)、B(xb、yb)、C(xc、
yc)、D(xd、yd)を決定する。4点A、B、C、
Dで囲まれる長方形の座標範囲には、全特徴点が含まれ
るようになる。この座標範囲を全特徴点座標範囲r1と
する。なお、wを全特徴点座標範囲r1の幅とし、hを
全特徴点座標範囲r1の高さとし、g1を座標B(x
b、yb)と座標C(xc、yc)とを結ぶ全特徴点座標範
囲r1の対角線とし、g2を座標A(xa、ya)と座標
D(xd、yd)とを結ぶ全特徴点座標範囲r1の対角線
とし、O(xo、yo)を、対角線g1と対角線g2との
交点とし、全特徴点座標範囲r1の中点とする。全特徴
点座標範囲r1の幅w、全特徴点座標範囲r1の高さh
はそれぞれ以下に示す式(1)、(2)で求められる。
【0020】 w=(|xa|+|xb|)…(1) h=(|ya|+|yc|)…(2) また、中点Oのx座標値xo、y座標値yoの値は幅w及
び高さhを用いて以下の式(3)、(4)で求められ
る。
【0021】 xo=xa−w/2…(3) yo=ya−h/2…(4) 掌紋照合処理装置n1では、全特徴点座標範囲r1に含
まれるファイル掌紋データの全特徴点を用いてサーチ掌
紋データとの比較を行うのではなく、ファイル掌紋デー
タの全特徴点のうち、全特徴点座標範囲よりも範囲が制
限された選択特徴点座標範囲r2に含まれる特徴点を用
いてサーチ掌紋データとの比較が行われる。
【0022】選択特徴点座標範囲r2は、4点A’〜
D’で囲まれる長方形の座標範囲である。A’(x
a’、ya’)は、選択特徴点座標範囲r2上の点のう
ち、x座標の値とy座標の値とがともに最大となる点で
ある。B’(xb’、yb’)は、選択特徴点座標範囲r
2上の点のうち、x座標の値が最小で、y座標の値が最
大となる点である。C’(xc’、yc’)は、選択特徴
点座標範囲r2上の点のうち、x座標の値が最大で、y
座標の値が最小となる点である。D’(xd’、yd’)
は、選択特徴点座標範囲r2上の点のうち、x座標の
値、y座標の値とが、ともに最小となる点である。
【0023】なお、w’を選択特徴点座標範囲r2の幅
とし、h’を選択特徴点座標範囲r2の高さとする。ま
た、b1を全特徴点座標範囲r1に対する選択特徴点座
標範囲r2の倍率とする。なお、b1の範囲は、0<b
1≦1である。倍率b1は、掌紋照合システムマネージ
メントサーバn3から掌紋照合処理装置n1にもたらさ
れ、特徴点情報設定処理部n10は、選択特徴点座標範
囲r2の幅w’、選択特徴点座標範囲の高さh’を以下
の(5)、(6)式を用いて求める。
【0024】 w’=w×b1…(5) h’=h×b1…(6) また、選択特徴点座標範囲r2の幅w’、選択特徴点座
標範囲の高さh’と、O(xo、yo)とによって、4点
A’、B’、C’、D’の各座標の値xa’〜xd’、y
a’〜yd’は以下の式(7)〜(10)で求められる。
【0025】 xa’=xc’=xo+(w’/2)…(7) xb’=xd’=xo−(w’/2)…(8) ya’=yb’=yo+(h’/2)…(9) yc’=yd’=yo−(h’/2)…(10) 選択特徴点座標範囲r2に含まれる特徴点数である選択
特徴点数jは、以下の式(11)、(12)の範囲を満
たす特徴点の数となる。
【0026】 xb’(=xd’)≦選択特徴点のx座標値≦xa’(=xc’)…(11) yc’(=yd’)≦選択特徴点のy座標値≦ya’(=yb’)…(12) 特徴点情報設定処理部n10は、ファイル掌紋データの
全特徴点範囲r1を求め、全特徴点範囲r1を倍率b1
で縮小することによって得られる選択特徴点座標範囲r
2を求め、その選択特徴点座標範囲r2に含まれる特徴
点を選択された特徴点すなわち選択特徴点とし、その選
択特徴点の特徴点情報を、ファイル特徴点情報格納エリ
アf1に設定する。
【0027】位置合わせ処理部n20は、サーチ掌紋デ
ータの特徴点情報群と、ファイル掌紋データの選択特徴
点の特徴点情報群とに基づいて、サーチ掌紋データの座
標とファイル掌紋データの座標との座標間の位置合わせ
処理を行い、ファイル掌紋データの各特徴点の中から、
サーチ掌紋データの各特徴点に対応する対候補特徴点を
絞り込む。具体的には、位置合わせ処理部n20は、各
特徴点の位置から所定の範囲内の特徴点群をマニューシ
ャ集合体とし、サーチ掌紋データのマニューシャ集合体
とファイル掌紋データの集合体とを、座標の回転移動や
平行移動などで調整を行いながら重ね合わせた場合の各
特徴点間の距離誤差を求め、その距離誤差が規定範囲内
のものを対候補特徴点として選択する。
【0028】掌紋照合処理部n30は、ファイル掌紋デ
ータの各特徴点の特徴点と位置合わせ処理部n20で選
択された対候補特徴点の特徴点情報との比較、すなわち
照合を行う。具体的には、掌紋照合処理部n30は、サ
ーチ掌紋データの特徴点と、対候補特徴点として選択し
たファイル掌紋データの特徴点とを重ね合わせた場合の
類似度を求め、類似度のスコアの分布をとる。そのスコ
アの分布が照合結果である。照合結果判定部n40は、
掌紋照合処理部n30で得られた照合結果に基づいて、
2つの画像の類似、非類似を判定する。
【0029】図4は、サーチ掌紋データの特徴点情報が
設定されるサーチ特徴点情報格納エリアs1の構成を示
すブロック図である。図4に示すように、サーチ特徴点
情報格納エリアs1は、サーチ掌紋データが有する全て
の特徴点の数分のサーチ特徴点情報エリアs0i(1≦
i≦サーチ掌紋データの全特徴点の数)から成る。各サ
ーチ特徴点情報エリアs0iは、1つの親特徴点情報エ
リアs10iと、親特徴点が有する子特徴点の数のリレ
ーション情報エリアs2ik(1≦k≦子特徴点の数)
と、同数の子特徴点情報エリアs3ikとから成る。親
特徴点情報エリアs10iには、親特徴点の特徴点情報
が格納される。リレーション情報エリアs2ikには、
親特徴点情報エリアs10iに特徴点情報が格納されて
いる親特徴点とそれらに対応する子特徴点とのリレーシ
ョン情報が子特徴点の数k個分だけ格納される。子特徴
点情報エリアs3ik(1≦k≦子特徴点数)には、親
特徴点情報エリアs10iに特徴点情報が格納される親
特徴点に対応する子特徴点の特徴点情報がそれぞれ格納
される。
【0030】図5は、ファイル掌紋データの特徴点情報
が設定されるファイル特徴点情報格納エリアf1の構成
を示すブロック図である。図5に示すように、ファイル
特徴点情報格納エリアf1は、ファイル掌紋データの特
徴点のうち、特徴点情報設定処理部n10によって決定
された選択特徴点の数のファイル特徴点情報エリアf0
j(1≦j≦選択特徴点の数)から成る。各ファイル特
徴点情報エリアf0jは、1つの親特徴点情報エリアf
10jと、親特徴点が有する子特徴点の数のリレーショ
ン情報エリアf2jk(1≦k≦子特徴点の数)と、同
数の子特徴点情報エリアf3jkとから成る。親特徴点
情報エリアf10jには、親特徴点の特徴点情報が格納
される。リレーション情報エリアf2jkには、親特徴
点情報エリアf10jに特徴点情報が格納されている親
特徴点とそれに対応する子特徴点とのリレーション情報
が所定の子特徴点の数だけ格納される。子特徴点情報エ
リアf3jkには、親特徴点情報エリアs10iに特徴
点情報が格納される親特徴点に対応する子特徴点の特徴
点情報がそれぞれ格納される。
【0031】次に、掌紋照合システム1の動作につい
て、図6、図7を参照して詳細に説明する。図6、図7
は、掌紋照合システム1の動作を示すフローチャートで
ある。図6に示すように、まず、掌紋照合システムマネ
ージメントサーバn3は、通信バスn4を介して掌紋照
合処理装置n1へサーチ掌紋データの送信要求を行うと
ともにサーチ掌紋データを掌紋照合処理装置n1へ出力
する(ステップS100)。サーチ掌紋データの送信要
求およびサーチ掌紋データを受信した掌紋照合処理装置
n1は、特徴点情報設定処理部n10を動作させる(ス
テップS110)。
【0032】まず、特徴点情報設定処理部n10は、サ
ーチ特徴点情報エリアs0i(1≦i≦サーチ掌紋デー
タの全特徴点数)毎に、サーチ掌紋データの全特徴点の
特徴点情報を親特徴点の特徴点情報として格納するため
の親特徴点情報エリアs10iのメモリ領域を確保する
(ステップS120)。特徴点情報設定処理部n10
は、サーチ掌紋データの全ての特徴点の特徴点情報を読
み出して、親特徴点情報エリアs10iに設定する(ス
テップS130)。
【0033】また、特徴点情報設定処理部n10は、サ
ーチ特徴点情報エリアs0i(1≦i≦サーチ掌紋デー
タの特徴点の数)毎に、親特徴点と子特徴点とのリレー
ション情報を子特徴点数分だけ格納するためのリレーシ
ョン情報エリアs2ik(1≦k≦子特徴点数)のメモ
リ領域を確保する(ステップS140)。次に、特徴点
情報設定処理部n10は、サーチ掌紋データの各特徴点
毎に、リレーション情報を読み出して、リレーション情
報エリアs2ikに設定する(ステップS150)。
【0034】さらに、特徴点情報設定処理部n10は、
サーチ特徴点情報エリアs0i(1≦i≦サーチ掌紋デ
ータの全ての特徴点数)毎に、親特徴点情報s10i、
リレーション情報s2ik(1≦k≦子特徴点数)から
リレーションの妥当性を確認し、最終的に登録する子特
徴点を決定する(ステップS160)。リレーションの
妥当性を確認するということは、その子特徴点が、親特
徴点を中心とする一定距離範囲内に含まれるかどうかを
調べることである。
【0035】そして、特徴点情報設定処理部n10は、
子特徴点データを格納するための子特徴点情報エリアs
3ik(1≦k≦子特徴点数)のメモリ領域を確保する
(ステップS170)。最後に、特徴点情報設定処理部
n10は、サーチ特徴点情報エリアs0i(1≦i≦サ
ーチ全特徴点数)毎に、子特徴点情報エリアs3ik
(1≦k≦子特徴点数)に、子特徴点数k個分の子特徴
点情報を設定する(ステップS180)。
【0036】ステップS100〜S180の動作が終了
すると、掌紋照合処理装置n1は、掌紋照合システムマ
ネージメントサーバn3にサーチ掌紋データの送信要求
に対する応答を通信バスn4を介して返信する(ステッ
プS190)。
【0037】掌紋照合処理装置n1からのサーチ掌紋デ
ータの送信要求に対する応答を受信した掌紋照合システ
ムマネージメントサーバn3は、通信バスn4を介して
掌紋照合要求と合わせてファイル掌紋データを掌紋照合
処理装置n1へ送信する(ステップS200)。この
時、掌紋照合システムマネージメントサーバn3は、倍
率情報b1(0<b1≦1)も合わせて送信する。
【0038】ファイル掌紋データの送信要求と掌紋照合
要求とを受信した掌紋照合処理装置n1は、特徴点情報
設定処理部n10を動作させる(ステップS210)。
【0039】まず、特徴点情報設定処理部n10は、フ
ァイル指紋データベースn2に登録されているファイル
掌紋データの全特徴点座標範囲r1を決定するためにフ
ァイル掌紋データの特徴点の座標を全特徴点数分だけ読
み出す(ステップS220)。
【0040】そして、特徴点情報設定処理部n10は、
x座標の値が最大となる座標値(xa(=xc))および
最小となる座標値(xb(=xd))と、y座標値が最大
となる座標の値(ya(=yb))および最小となる座標
の値(yb(=yd))とを各々求める(ステップS23
0)。
【0041】そして、特徴点情報設定処理部n10は、
ステップS230において求めたx座標の最大値、最小
値(xa(=xc)、xb(=xd))及びy座標の最大
値、最小値(ya(=yb)、yc(=yd))から4点A
(xa、ya)、B(xb、yb)、C(xc、yc)、D
(xd、yd)の座標を決定する(ステップS240)。
【0042】次に、特徴点情報設定処理部n10は、点
A〜Dを頂点とする長方形で囲まれる座標範囲を全特徴
点座標範囲r1とし、全特徴点座標範囲r1の幅w、全
特徴点座標範囲r1の高さhを上述の式(1)、(2)
を用いて求め、点B(xb、yb)と点C(xc、yc)と
を結ぶ対角線g1と、点A(xa、ya)と点D(xd、
yd)とを結ぶ対角線g2とが交わる交点である全特徴
点座標範囲r1の中点O(xo、yo)の座標値を式
(3)、(4)を用いて求める(ステップS250)。
【0043】次に、特徴点情報設定処理部n10は、全
特徴点座標範囲r1に対する選択特徴点座標範囲r2の
倍率b1を用いて、全特徴点座標範囲r1の幅wおよび
高さhから選択特徴点座標範囲r2の幅w’と高さh’
とをそれぞれ求め、式(5)、(6)を用いて選択特徴
点座標範囲r2の幅w’、選択特徴点座標範囲r2の高
さh’を求め、中点O(xo、yo)を中心とし、幅を
w’、高さをh’とする長方形の4つの各頂点A’〜
D’を式(7)〜(10)を用いて求める(ステップS
260)。特徴点情報設定処理部n10は、式(1
1)、(12)に示す条件を満たす特徴点データを全特
徴点データの中から選択し、選択された特徴点の総数を
選択特徴点数jとする(ステップS270)。
【0044】図7に示すように、選択特徴点数jが決定
した後、特徴点情報設定処理部n10は、ファイル掌紋
データ内の選択特徴点データに関するファイル特徴点情
報エリアf0j(1≦j≦ファイル選択特徴点数)毎
に、親特徴点に関する特徴点情報を格納するための親特
徴点情報エリアf10jのメモリ領域を確保する(ステ
ップS280)。次に、特徴点情報設定処理部n10
は、各親特徴点情報エリアf10jに選択特徴点の特徴
点情報を設定する(ステップS290)。
【0045】また、特徴点情報設定処理部n10は、フ
ァイル特徴点情報エリアf0j(1≦j≦ファイル選択
特徴点数)毎に、親特徴点と子特徴点とのリレーション
情報を子特徴点数分だけ格納するためのリレーション情
報エリアf2jk(1≦k≦子特徴点数)のメモリ領域
確保を行い(ステップS300)、リレーション情報エ
リアf2jkにそれぞれのリレーション情報を設定する
(ステップS310)。
【0046】さらに、特徴点情報設定処理部n10は、
ファイル特徴点情報エリアf0j(1≦j≦ファイル選
択特徴点数)毎に、親特徴点情報f10j、リレーショ
ン情報f2jk(1≦k≦子特徴点数)に格納された情
報から、各子特徴点のリレーションの妥当性を確認し
て、最終的に登録する子特徴点を決定し(ステップS3
20)、子特徴点データを格納するための子特徴点情報
エリアf3jkのメモリ領域を確保する(ステップS3
30)。最後に、特徴点情報設定処理部n10は、ファ
イル特徴点情報f0j(1≦j≦ファイル選択特徴点
数)毎に、子特徴点数分の子特徴点情報を子特徴点情報
エリアf3jk(1≦k≦子特徴点数)に設定し(ステ
ップS340)、位置合わせ処理部n20に制御を移
す。
【0047】位置合わせ処理部n20は、サーチ特徴点
情報エリアs0i(1≦i≦サーチ掌紋データの全特徴
点数)の親特徴点情報エリアに格納されている親特徴点
情報と、ファイル特徴点情報エリアf0jの親特徴点情
報エリアf10j(1≦j≦ファイル掌紋データの選択
特徴点数)に格納されている親特徴点情報とを用いて、
それらの位置合わせを行う(ステップS350)。
【0048】さらに、位置合わせ処理部n20は、サー
チ特徴点情報エリアs0i(1≦i≦サーチ掌紋データ
の全特徴点数)の子特徴点情報エリアs3ikに格納さ
れている子特徴点情報と、ファイル特徴点情報エリアf
0jの子特徴点情報エリアf3jk(1≦j≦ファイル
掌紋データの選択特徴点数)に格納されている子特徴点
情報とを1つずつ位置合わせする(ステップS36
0)。
【0049】つまり、位置合わせ処理部n20では、総
計でサーチ掌紋データの全ての特徴点数i×ファイル掌
紋データの選択特徴点数j×サーチ掌紋データの子特徴
点数k×ファイル掌紋データの子特徴点数k回の位置あ
わせを行い、対特徴点候補を選択決定する(ステップS
370)。
【0050】掌紋照合処理部n30は、位置合わせ処理
部n20において選択された対候補特徴点を用いて照合
を実行し、その照合結果を照合結果判定部n40へ照合
結果を送る(ステップS380)。照合結果判定部n4
0は、照合結果を判定し、通信バスn4を介して掌紋照
合システムマネージメントサーバn3に対してファイル
掌紋ファイルデータの送信要求と掌紋照合要求とに対す
る応答として照合結果を送信する(ステップS39
0)。
【0051】以上述べたように、本実施形態の画像照合
処理装置である掌紋照合処理装置n1では、サーチ掌紋
データとの照合を行うファイル掌紋データの特徴点の座
標範囲を任意を範囲に制限する特徴点情報設定処理部n
10と、ファイル掌紋データの選択特徴点の中からサー
チ掌紋データの特徴点に対応する対候補特徴点を絞り込
む位置合わせ処理部n20とを備えている。こうするこ
とによって、掌紋照合システム1では、照合するファイ
ル掌紋データの特徴点の数を制限することができるう
え、照合するサーチ掌紋データの部位をファイル掌紋デ
ータの部位に合わせることができるため、照合性能と照
合精度とを同時に向上させることができる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の画像照合処
理装置では、サーチ画像データとの照合を行うファイル
画像データの特徴点の座標範囲を任意を範囲に制限する
特徴点情報設定処理部と、ファイル特徴点データの選択
特徴点の中からさらにサーチ画像データの特徴点に対応
する対候補特徴点を絞り込む位置合わせ処理部とを備え
ている。こうすることによって、画像照合処理装置で
は、照合するファイル画像データの特徴点の数を制限す
ることができるうえ、照合するサーチ画像データの部位
をファイル画像データの部位に合わせることができるた
め、照合性能と照合精度とを同時に向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の画像照合処理装置を備え
る画像照合システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態の画像照合処理装置である
掌紋照合処理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】ファイル掌紋データ等の掌紋データの特徴点が
プロットされた特徴点座標を示す図である。
【図4】サーチ掌紋データの特徴点情報が設定されるサ
ーチ特徴点情報格納エリアの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】ファイル掌紋データの特徴点情報が設定される
ファイル特徴点情報格納エリアの構成を示すブロック図
である。
【図6】掌紋照合システムの動作を示すフローチャート
である。
【図7】掌紋照合システムの動作を示すフローチャート
である。
【図8】掌紋の印象画像を示す図である。
【符号の説明】
1 掌紋照合システム d1 印象画像 d10 四指基底部画像 d20 小指球部画像 d30 拇指球部画像 n1 掌紋照合処理装置 n2 ファイル指紋データベース n3 掌紋照合システムマネージメントサーバ n4 通信バス n10 特徴点情報設定処理部 n20 位置合わせ処理部 n30 掌紋照合処理部 n40 照合結果判定部 s1、f1 サーチ特徴点情報格納エリア s0i、f0i サーチ特徴点情報格納エリア s10i、f10i 親特徴点情報エリア s2ik、f2ik リレーション情報エリア s3ik、f3ik 子特徴点情報エリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像の複数の特徴点の特徴点情報
    と、第2の画像の複数の特徴点の特徴点情報とに基づい
    て前記第1の画像と前記第2の画像との照合を行う画像
    照合処理装置において、 前記第1の画像の各特徴点の特徴点情報をサーチ特徴点
    情報格納エリアに設定し、前記第2の画像の全ての特徴
    点の座標上における全特徴点範囲を求め、該全特徴点範
    囲を所定の倍率で縮小することによって得られる選択特
    徴点座標範囲を求め、前記第2の画像の各特徴点のう
    ち、該選択特徴点座標範囲に含まれる各選択特徴点を決
    定し、該各選択特徴点の特徴点情報をファイル特徴点情
    報格納エリアに設定する特徴点情報設定処理手段と、 前記第1の画像の各特徴点と前記各選択特徴点との位置
    合わせを、前記サーチ特徴点情報格納エリアに設定され
    た特徴点情報群と前記ファイル特徴点情報格納エリアに
    設定された特徴点情報群とを用いて行い、前記各選択特
    徴点の中から、前記第1の画像の各特徴点に対応する選
    択特徴点である対候補特徴点を絞り込む位置合わせ処理
    手段と、 前記第1の画像の各特徴点の特徴点情報と前記各対候補
    特徴点の特徴点情報との照合を行って照合結果を出力す
    る照合処理手段と、 該照合結果を判定する照合結果判定手段とを備えること
    を特徴とする画像照合処理装置。
  2. 【請求項2】 前記サーチ特徴点情報格納エリアおよび
    前記ファイル特徴点情報格納エリアに設定される特徴点
    情報群は、前記各選択特徴点の特徴点情報と、前記各選
    択特徴点から所定の距離の範囲内にある複数の子特徴点
    の特徴点情報と、前記各選択特徴点と前記各子特徴点と
    のリレーション情報とから構成される請求項1記載の画
    像照合処理装置。
  3. 【請求項3】 第1の画像の複数の特徴点の特徴点情報
    と、第2の画像の複数の特徴点の特徴点情報とに基づい
    て前記第1の画像と前記第2の画像との照合を行う画像
    照合システムにおいて、 前記第2の画像の特徴点情報が登録されているデータベ
    ースと、 前記データベースを管理し、外部から入力された前記第
    1の画像の各特徴点の特徴点情報と、前記データベース
    に登録されている前記第2の画像の各特徴点の特徴点情
    報と、所定の倍率とを出力する照合システムマネージメ
    ントサーバと、 前記第1の画像の各特徴点の特徴点情報をサーチ特徴点
    情報格納エリアに設定し、前記第2の画像の全ての特徴
    点の座標上における全特徴点範囲を求め、該全特徴点範
    囲を所定の倍率で縮小することによって得られる選択特
    徴点座標範囲を求め、前記第2の画像の各特徴点のう
    ち、該選択特徴点座標範囲に含まれる各選択特徴点を決
    定し、該各選択特徴点の特徴点情報をファイル特徴点情
    報格納エリアに設定し、前記第1の画像の各特徴点と前
    記各選択特徴点との位置合わせを、前記サーチ特徴点情
    報格納エリアに設定された特徴点情報群と前記ファイル
    特徴点情報格納エリアに設定された特徴点情報群とを用
    いて行い、前記各選択特徴点の中から前記第1の画像の
    各特徴点に対応する選択特徴点である対候補特徴点を絞
    り込み、前記第1の画像の各特徴点の特徴点情報と前記
    各対候補特徴点の特徴点情報との照合を行って照合結果
    を出力し、該照合結果を判定する画像照合処理装置とを
    備えることを特徴とする画像照合システム。
  4. 【請求項4】 前記サーチ特徴点情報格納エリアおよび
    前記ファイル特徴点情報格納エリアに設定される特徴点
    情報群は、前記各選択特徴点の特徴点情報と、前記各選
    択特徴点から所定の距離の範囲内にある複数の子特徴点
    の特徴点情報と、前記各選択特徴点と前記各子特徴点と
    のリレーション情報とから構成される請求項3記載の画
    像照合システム。
  5. 【請求項5】 第1の画像の複数の特徴点の特徴点情報
    と、第2の画像の複数の特徴点の特徴点情報とに基づい
    て前記第1の画像と前記第2の画像との照合を行う画像
    照合処理方法において、 前記第1の画像の各特徴点の特徴点情報をサーチ特徴点
    情報格納エリアに設定するステップと、 前記第2の画像の全ての特徴点の座標上における全特徴
    点範囲を求めるステップと、 該全特徴点範囲を所定の倍率で縮小することによって得
    られる選択特徴点座標範囲を求めるステップと、 前記第2の画像の各特徴点のうち、該選択特徴点座標範
    囲に含まれる各選択特徴点を決定するステップと、 該各選択特徴点の特徴点情報をファイル特徴点情報格納
    エリアに設定するステップと、 前記第1の画像の各特徴点と前記各選択特徴点との位置
    合わせを、前記サーチ特徴点情報格納エリアに設定され
    た特徴点情報群と前記ファイル特徴点情報格納エリアに
    設定された特徴点情報群とを用いて行うステップと、 前記各選択特徴点の中から前記第1の画像の各特徴点に
    対応する選択特徴点である対候補特徴点を絞り込むステ
    ップと、 前記第1の画像の各特徴点の特徴点情報と前記各対候補
    特徴点の特徴点情報との照合を行って照合結果を出力す
    るステップと、 該照合結果を判定するステップとを有することを特徴と
    する画像照合処理方法。
  6. 【請求項6】 前記サーチ特徴点情報格納エリアおよび
    前記ファイル特徴点情報格納エリアには、前記各選択特
    徴点の特徴点情報と、前記各選択特徴点から所定の距離
    の範囲内にある複数の子特徴点の特徴点情報と、前記各
    選択特徴点と前記各子特徴点とのリレーション情報とを
    設定する請求項5記載の画像照合処理方法。
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