JP2002268739A - 温度管理システム - Google Patents

温度管理システム

Info

Publication number
JP2002268739A
JP2002268739A JP2001064027A JP2001064027A JP2002268739A JP 2002268739 A JP2002268739 A JP 2002268739A JP 2001064027 A JP2001064027 A JP 2001064027A JP 2001064027 A JP2001064027 A JP 2001064027A JP 2002268739 A JP2002268739 A JP 2002268739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
memory
history
recording device
checker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001064027A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kurihara
弘行 栗原
Isao Shibata
勲男 柴田
Moichi Kawai
茂一 川合
Tsutomu Ishikura
勉 石倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2001064027A priority Critical patent/JP2002268739A/ja
Publication of JP2002268739A publication Critical patent/JP2002268739A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現場において確認作業に要する手間と負担を
増大させることなく、温度管理を要する物資の経緯、温
度履歴等を容易かつ簡易に確認することのできる温度管
理システムを提供する。 【解決手段】 温度チェッカー1を用いて温度記録装置
10のチェック動作を実行した際に操作モードおよび温
度履歴を温度チェッカー1のメモリ20Aに転送して格
納するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度管理が必要な
物資の輸送において、物資が適正な温度で管理されたか
否かを管理する温度管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生鮮食品等の物資の輸送需要が増
大し、かつ、その迅速化が要求されており、行先、時間
指定、温度管理の必要性の有無等について分類された物
資を効率良く輸送する種々の輸送形態が提案されてい
る。
【0003】例えば、海産物等の低温管理が必要な物資
を市場に輸送する場合、産地で水揚げされた海産物を低
温庫に収容し、トラック等で一定の低温に保った状態で
市場に輸送しており、物資によっては複数の中継地およ
び輸送機関を経て市場に輸送される。
【0004】このような物資の温度を一定時間間隔で測
定するものとして、温度センサ、メモリ、および電池を
本体内に収容した携帯型の温度記録装置がある。
【0005】この温度記録装置は、所定の時間間隔で温
度センサを駆動して測定した測定温度を測定時刻ととも
に温度履歴としてメモリに記録するものであり、低温庫
の内部等に固定して用いる。温度履歴の収集は、例え
ば、産地からの出発時に温度計測を開始させ、中継地で
温度確認を行い、市場に到着すると温度確認を行うとと
もに温度計測を停止させることにより行う。市場到着後
にパソコン等の端末装置と温度記録装置とを接続して温
度履歴をメモリから読み取り、温度履歴を解析すること
によって物資が適正な温度で管理されたか否かを知るこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の温度管
理システムによると、物資の到着および出発管理とは別
に温度履歴の確認作業が必要になるため、作業者の確認
作業に要する手間と負担が増加する。特に、物流の現場
においては物資の取り扱い量の増大等により確認作業に
時間がかかると輸送遅延の原因になるという問題があ
る。
【0007】従って、本発明の目的は、現場において確
認作業に要する手間と負担を増大させることなく、温度
管理を要する物資の経緯、温度履歴等を容易かつ簡易に
確認することのできる温度管理システムを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、監視対象の温度を検出して温度検出信号
として出力する温度センサと、前記温度検出信号を時刻
等の情報とともに温度履歴として格納する第1のメモリ
と、前記温度履歴についての実行動作を制御する第1の
制御部とを第1の接続部を有する第1の本体に収容した
温度記録装置と、前記第1の接続部と接続する第2の接
続部を有する第2の本体と、前記第2の接続部と前記第
1の接続部との接続動作に基づいて前記温度記録装置の
操作モードに応じた制御信号を前記第1の制御部に出力
する第2の制御部と、前記操作モードに応じた制御信号
に基づいて前記第1のメモリから転送される転送データ
を前記温度履歴とともに格納する第2のメモリを有する
温度記録検査装置より構成され、前記温度記録装置は、
前記操作モードに応じた制御信号に基づく動作内容を含
んだ温度履歴を前記第1のメモリに格納するとともに前
記転送データとして前記温度記録検査装置の前記第2の
メモリに転送する温度管理システムを提供する。
【0009】本発明によると、温度記録検査装置は、操
作モードに応じた制御信号を温度記録装置に出力し、温
度記録装置に操作モードに応じた動作を行わせる。これ
らの操作は第1の接続部と第2の接続部との接続動作に
基づいて行われるとともに、時刻情報を含む各操作モー
ドについての温度記録装置の動作内容が第1のメモリと
温度記録検査装置の第2のメモリに格納される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
温度記録装置と温度チェッカーを示し、(a)は温度記
録装置および温度チェッカーの全体構成、(b)は温度
チェッカーの部分構成を示す。温度チェッカー1は、把
持可能なサイズを有する本体1Aに温度記録装置10と
接合可能に設けられる接合部2と、読取り動作の実行中
を示す読取りランプ3と、読取り動作の完了時等にブザ
ー音を出力するブザー4と、温度記録装置10のチェッ
ク時に温度警報履歴が格納されているとき点灯する異常
ランプ5と、温度記録装置10のチェック時に温度警報
履歴が格納されていないとき点灯する正常ランプ6と、
温度履歴に基づく温度表示、制御情報、操作モード等の
種々の表示を行う液晶ディスプレイ7と、温度チェッカ
ー1の操作モード(計測開始、温度確認、保存、計測停
止)を切り替える押しボタン型の切替スイッチ8を有す
る。接合部2の内部には、温度記録装置2の表面に当接
する中心電極9が設けられている。読取りランプ3、異
常ランプ5、および正常ランプ6はLEDより構成され
ている。
【0012】温度記録装置10は、内部に温度センサ、
時計回路、メモリ、電池、および制御部を有し、温度セ
ンサで測定した測定温度と測定時刻を温度履歴としてメ
モリに記録する。温度記録装置10は、プラスチック等
の樹脂材料で形成されるホルダ11に着脱自在に保持さ
れている。
【0013】図2は、温度チェッカー1の制御ブロック
を示し、符号は、図1のものに対応している。液晶ディ
スプレイ7は、表示データ生成部7Aより入力する表示
データに基づいて所定のセグメントを点灯させることに
より文字等の表示を行う。切替スイッチ8は、温度チェ
ッカー1の電源のON/OFFのほか、ボタンの押し込
みに基づいて操作モードを一定の順序で切り替えるよう
に形成されている。読取りランプ3、ブザー4、異常ラ
ンプ5、正常ランプ6、表示データ生成部7A、液晶デ
ィスプレイ7、および切替スイッチ8は制御部20によ
って制御される。制御部20は、温度チェッカー1に固
有に与えられるID(チェッカーナンバー)、および温
度記録装置10から読み取った温度履歴等の読取りデー
タを格納するメモリ20Aを有し、電池21から供給さ
れる電力に基づいて各部を制御する。
【0014】図3(a)から(c)は、温度記録装置1
0を示し、図3(a)は温度記録装置10を保持したホ
ルダ11、図3(b)は固定系に取り付けられる取付ホ
ルダ12、図3(c)は、ホルダ11を取付ホルダ12
に取り付けた状態を示す。取付ホルダ12は、プラスチ
ック等の樹脂材料からなり、例えば、冷凍・冷蔵食品を
収納する低温庫等の内部に取り付けられる。
【0015】温度記録装置10は、有底筒状の金属ケー
ス10Aの中に温度センサ,CPU,メモリ,電池等を
収容しており、金属ケース10Aと電気的に絶縁させて
蓋材10Bで塞ぐことによりボタン型形状を有する。金
属ケース10Aおよび蓋材10Bは温度チェッカー1と
の接合時に電極として機能するように形成されており、
金属ケース10Aが接地電極、蓋材10Bが信号端子と
なる。
【0016】ホルダ11は、先端下部に係止鍔11Aを
有する。また、上面に温度記録装置10の用途や設置場
所、識別番号等の情報を記載したシールを貼り付ける表
示部11Cを有する。
【0017】取付ホルダ12は、ホルダ11と係合一体
化する形状を有し、ホルダ11の係止鍔11Aを取付ホ
ルダ12の差込部12Aに差し込み、ホルダ11の上部
を押し込んで取付ホルダ12の係合部12Bにホルダ1
1の係止部11Bを係合させる。このようにホルダ11
および取付ホルダ12によって温度記録装置10を保持
することにより、例えば、温度確認を行う際に温度記録
装置10を保持したホルダ11を取付ホルダ12から取
り外し、温度チェッカー1と温度記録装置10を手操作
によって接合させて温度確認を行うことも可能である。
また、取付ホルダ12の上部には壁面等の固定系にネジ
固定するためのネジ孔12Cが設けられている。
【0018】図4(a)は、温度記録装置10の制御ブ
ロックを示し、測定温度に応じた温度信号を出力する温
度センサ10Cと、温度測定時に時刻信号を出力する時
計回路10Dと、測定温度と測定時刻からなる温度履歴
等のデータ、温度チェッカー1から入力するチェッカー
ナンバー等のデータを格納するメモリ10Eと、温度履
歴の収集および温度チェッカー1とのデータ入出力動作
を制御するCPU10Fと、電源としての電池10Gを
有する。
【0019】温度センサ10Cは、Dallas Semiconduct
or社がMicroLANの商品名で販売しているもので、半導体
の物性変化に基づいて温度を検知してデジタル信号とし
て出力する温度検知部、温度検知部の出力等を保持する
RAMやE2ROM、それらを制御する制御回路等を一
つの半導体チップ上に集積して形成されている。
【0020】図4(b)は、メモリ10Eを示し、温度
履歴を時系列に温度履歴データとして格納する記録領域
10Iと、温度分布データを格納する記録領域10J
と、適正温度範囲を外れた測定温度が得られたときの温
度履歴を時系列に温度警報履歴データとして格納する記
録領域10Kとを有する。
【0021】図5(a)は、温度センサ10Cの制御ブ
ロックを示し、温度チェッカー1と信号線DQを介して
データの入出力を行う入出力ポートを備えた入出力回路
100と、温度チェッカー1との通信時にデータを保持
するスクラッチパッド・メモリ101と、温度チェッカ
ー1から信号線DQを介して伝送されるコマンドに応じ
てデータ等の伝送を行う制御回路102と、半導体の物
性変化に基づいて検知した温度を2バイトの温度データ
として内部の温度レジスタに格納する温度検知部103
と、高温側温度アラーム用の閾値を保持する高温閾値レ
ジスタ104と、低温側温度アラーム用の閾値を保持す
る低温閾値レジスタ105と、測定温度の分解能と最大
温度変換時間とを決定するための環境設定データを保持
する環境設定レジスタ106と、データのエラーチェッ
ク用のCRCコードを生成してデータ伝送時に温度チェ
ッカー1に出力するCRC生成回路107と、電力の供
給状態を検知する電源検知回路108を有する。
【0022】温度センサ10Cの動作用電源は、電源線
DDを介して供給することのほかに、信号線DQを一定
時間以上継続させてハイにすることによりコンデンサC
を充電し、充電されたコンデンサCから電力の供給が可
能である。
【0023】入出力回路100は、温度センサ固有の識
別番号をレーザで刻印した64ビットのマスクROMを
有する。温度検知部103は、例えば、0.5℃ステッ
プで−55℃から+125℃の範囲で温度計測が可能で
ある。高温閾値レジスタ104および低温閾値レジスタ
105は、例えば、パソコン等の外部の機器からの指令
により閾値の書換えが可能な構成を有する。
【0024】図5(b)は、スクラッチパッド・メモリ
101を示し、8バイトのRAMで構成されて最初の2
バイトには温度検知部103で計測された温度データ
が、下位桁と上位桁とに分けて格納される。3バイトめ
と4バイトめには、電源ON毎に、E2ROM上の高温
閾値レジスタ104と低温閾値レジスタ105とから、
温度アラーム用の高温閾値と低温閾値が入力する。そし
て、5バイトめには、電源ON毎に、E2ROM上の環
境設定レジスタ106から環境設定データが入力する。
6バイトめから8バイトめは機能拡張用の予備領域であ
る。
【0025】図6は、温度記録装置10の装着例を示
し、輸送用トラック22の貨物室23内に冷蔵品を収容
した低温庫C1およびC2を積載しており、低温庫C1
よびC2に温度記録装置CM1およびCM2を設置してい
る。温度記録装置CM1およびCM2は、前述の温度記録
装置10をホルダ11および取付ホルダ12を介して冷
蔵用低温庫C1およびC2の内部に固定したものである。
【0026】図7は、温度チェッカー1の各操作モード
における液晶ディスプレイ7の表示を示し、(a)は、
温度記録装置10(図示せず)の計測開始指令を入力す
る計測開始モードにおける表示例(SET)、(b)
は、温度記録装置10のメモリ10Eから読み取った温
度履歴に基づく温度表示を行う温度確認モードにおける
表示例(15℃)、(c)は、温度記録装置10のメモ
リ10Eから温度履歴を読み取って保存する保存モード
における表示例(SAV)、(d)は、温度記録装置1
0の計測停止指令を入力する計測停止モードにおける表
示例(OFF)であり、切替スイッチ8を押すことによ
り操作モードを切り替えることができる。
【0027】以下、第1の実施の形態における温度管理
システムの動作を、海産物の輸送に基づき図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0028】図8は、海産物のトラック輸送経路におけ
る各処理を体系的に示し、産地、集荷拠点、中継点A、
中継点B、および市場にはそれぞれ固有のチェッカーナ
ンバーをメモリ20Aに格納した温度チェッカー1が設
けられている。
【0029】産地では、作業者は出発時に計測開始モー
ドで温度記録装置10に計測開始指令を入力する。作業
者は、温度チェッカー1を把持して切替スイッチ8を所
定時間押しつづけることにより電源をONにする。次
に、液晶ディスプレイ7を見ながら切替スイッチ8を押
して計測開始モード(SET)にセットする。次に、温
度チェッカー1の接合部2を温度記録装置10の蓋材1
0Bに一定の時間(例えば、1秒間)接合させる。この
動作において温度チェッカー1の読取りランプ3が点灯
する。温度チェッカー1は、計測開始指令および産地に
応じたチェッカーナンバーを温度記録装置10のCPU
10Fに転送する。CPU10Fは、計測開始指令に基
づいて温度測定を開始するとともに、メモリ10Eにチ
ェッカーナンバーと計測開始時刻における温度履歴を格
納する。CPU10Fは、メモリ10Eへの格納動作が
終了すると温度センサ10Cに固有の識別番号と計測開
始時刻における温度履歴を温度チェッカー1に転送す
る。温度チェッカー1は、転送された温度センサ10C
の識別番号と計測開始時刻における温度履歴をメモリ2
0Aに格納する。このようにして温度チェッカー1によ
る温度記録装置10の計測開始動作を行った後に輸送を
開始する。
【0030】図9は、温度記録装置10に格納される温
度履歴を示し、(a)に示すように温度センサ10Cに
よる測定温度が低温閾値から高温閾値の間の適正温度範
囲から外れた場合に温度警報状態となる。温度記録装置
10は、(b)に示すように温度警報を高温警報と低温
警報に分類してメモリ10Eの記録領域10Kに温度警
報履歴データとして格納する。同図においては、各警報
の開始時刻と終了時刻を時系列に示している。また、適
正温度範囲にある温度履歴を記録領域10Iに格納す
る。
【0031】図10は、温度確認モードにおける温度記
録装置10の処理フローを示し、集荷拠点では、海産物
の到着時に温度確認モードで温度記録装置10のメモリ
10Eに格納された温度履歴に基づく温度確認を行う。
作業者は、温度チェッカー1を把持して切替スイッチ8
を所定時間押しつづけることにより電源をONにする。
次に、液晶ディスプレイ7を見ながら切替スイッチ8を
押して温度確認モードにセットする。次に、温度チェッ
カー1の接合部2を温度記録装置10の蓋材10Bに一
定の時間(例えば、1秒間)接合させる(S1)。この
動作において温度チェッカー1の読取りランプ3が点灯
する。温度チェッカー1は、温度確認指令および集荷拠
点に応じたチェッカーナンバーを温度記録装置10のC
PU10Fに転送する。CPU10Fは、温度確認指令
に基づいて温度確認動作を実行する。温度チェッカー1
の制御部20は、温度記録装置10のメモリ10Eから
温度警報履歴データを読み取り(S2)、高温閾値ある
いは低温閾値から外れて警報状態にあった時間を計算す
る。制御部20は、警報時間の積算値が設定値、例え
ば、60分を超えないとき緑色の正常ランプ6を点灯さ
せる(S3)。この計算時に用いる設定値は、制御部2
0のメモリ20Aに設定されているものを用いる。次
に、温度記録装置10のメモリ10Eに格納されている
温度履歴データのうち、最新の時刻における温度履歴デ
ータを記録領域10Iから読み出し、表示データ生成部
7Aで温度表示信号に変換して液晶ディスプレイ7に出
力する。液晶ディスプレイ7は、温度表示信号に応じた
温度表示を行う(S4)。また、制御部20は、警報時
間の積算値が設定値を超えているとき、赤色の異常ラン
プ5を点灯させるとともに、温度記録装置10のメモリ
10Eに格納されている温度警報履歴データのうち、高
温閾値以上で最も高い温度の温度警報履歴データを記録
領域10Kから読み出し、表示データ生成部7Aで温度
表示信号に変換して液晶ディスプレイ7に出力する。液
晶ディスプレイ16は、温度表示信号に応じた温度表示
を行う(S5)。
【0032】このように、警報時間の積算値が設定値を
超えたことを条件にして異常ランプ5を点灯させるよう
にした理由は、荷物の積み下ろし等のため低温庫のドア
を開けて温度が一時的に上昇した時に温度計測が行われ
た場合に、本来異常ではない温度を異常とみなしてしま
うことを防止するためである。
【0033】温度記録装置10のCPU10Fは、温度
確認動作が終了すると温度センサ10Cに固有の識別番
号と温度確認時刻における温度履歴を温度チェッカー1
に転送する。温度チェッカー1は、転送された温度セン
サ10Cの識別番号と温度確認時刻における温度履歴を
メモリ20Aに格納する。
【0034】また、海産物が集荷拠点から出発する前に
温度確認モードで温度記録装置10のメモリ10Eに格
納された温度履歴に基づく温度確認を行う。この出発時
の温度確認動作については上記した温度確認モードと同
様の処理フローによって温度確認を行う。
【0035】更に、中継点Aおよび中継点Bについても
同様であることから、処理フローについて重複する説明
を省略する。
【0036】市場では、作業者は到着時に保存モードで
温度記録装置10に保存指令を入力する。作業者は、温
度チェッカー1を把持して切替スイッチ8を所定時間押
しつづけることにより電源をONにする。次に、液晶デ
ィスプレイ7を見ながら切替スイッチ8を押して保存モ
ード(SAV)にセットする。次に、温度チェッカー1
の接合部2を温度記録装置10の蓋材10Bに一定の時
間接合させる。この動作において温度チェッカー1の読
取りランプ3が点灯する。温度チェッカー1は、保存指
令および産地に応じたチェッカーナンバーを温度記録装
置10のCPU10Fに転送する。CPU10Fは、保
存指令に基づいて温度測定を停止するとともに、メモリ
10Eにチェッカーナンバーと計測停止時刻における温
度履歴を格納する。CPU10Fは、メモリ10Eへの
格納動作が終了すると温度センサ10Cに固有の識別番
号とメモリ10Eに格納されたすべての温度履歴を温度
チェッカー1に転送し、保存指令に基づいて温度測定を
停止する。温度チェッカー1は、転送された温度センサ
10Cの識別番号とすべての温度履歴をメモリ20Aに
格納する。
【0037】また、温度記録装置10の計測開始後に温
度測定を停止したいとき、作業者は、温度チェッカー1
を把持して切替スイッチ8を所定時間押しつづけること
により電源をONにする。次に、液晶ディスプレイ7を
見ながら切替スイッチ8を押して計測停止モード(OF
F)にセットする。次に、温度チェッカー1の接合部2
を温度記録装置10の蓋材10Bに一定の時間接合させ
る。この動作において温度チェッカー1の読取りランプ
3が点灯する。温度チェッカー1は、計測停止指令およ
びチェッカーナンバーを温度記録装置10のCPU10
Fに転送する。温度記録装置10は、計測停止指令を入
力した時刻における温度履歴を収集した後に温度測定を
停止する。
【0038】図11は、温度チェッカー1のメモリ20
Aに格納された温度履歴を項目毎に示し、温度センサの
識別番号、時刻、測定温度、良否判定(OK/NG)、
および操作モードが表示されており、温度チェッカー1
は、パソコン等の端末装置とインターフェース装置を介
して接続し、データ転送操作を実行することによって、
複数の温度記録装置10に対して行った温度チェッカー
1の操作記録をメモリ20Aから端末装置に出力する。
【0039】図12は、温度チェッカー1のメモリ20
Aに格納された温度履歴を管理する管理装置を概略的に
示し、温度チェッカー1に格納された温度履歴等の操作
記録を一括的に管理するホスト装置30Aと、ホスト装
置30Aと通信ネットワーク31を介して接続されるパ
ソコン等の端末装置30Bと、温度チェッカー1の接合
部2と接合して温度履歴等のデータ入出力を行うインタ
ーフェース部32を有する。ホスト装置30Aおよび端
末装置30Bは、CPU、メモリ等の制御機器を収容し
た本体33と、制御情報等の画面表示を行うディスプレ
イ34と、文字列入力等のキー操作を行うキーボード3
5と、通信ネットワークを介して相互にデータ入出力を
行うための通信制御機器(図示せず)を備えている。
【0040】インターフェース部32は、温度チェッカ
ー1の接合部2に接続可能な端子部(図示せず)を有し
ている。
【0041】現場の作業者は、温度チェッカー1を用い
て温度記録装置10に対する操作を行った後、温度チェ
ッカー1をインターフェース部32に接続し、端末装置
30Bを操作してメモリ20Aに格納された操作記録の
端末装置30Bへのデータ出力操作を行い、通信ネット
ワーク31を介してホスト装置30Aに操作記録を伝送
する。
【0042】ホスト装置30Aは、産地、集荷拠点、中
継点A、中継点B、および市場に接地された端末装置3
0Bから入力する温度チェッカー1の操作記録を一括管
理することによって、海産物の所在や温度状態を把握す
る。
【0043】上記した第1の実施の形態の温度管理装置
によると、温度チェッカー1を用いて温度記録装置10
のチェック動作を実行した際に操作モードおよび温度履
歴を温度チェッカー1のメモリ20Aに転送して格納す
るようにしたので、面倒な操作手順を要することなく温
度管理の必要な物資についての確認作業を容易に行うこ
とができる。また、メモリ20Aに転送された温度履歴
を管理することで測定時刻に基づく物資の到着および出
発時刻管理を行うことが可能であり、このような確認作
業に要する操作手順を簡略化できる。このことにより物
流の現場における作業者の作業負担を軽減し、輸送遅延
の発生を防止することができる。
【0044】なお、第1の実施の形態では、温度管理が
必要な物資の輸送について説明したが、温度管理を必要
としない物資の輸送に用いることも可能であり、例え
ば、物資の到着および出発時刻を温度チェッカー1によ
るチェック動作が行われた時刻で温度記録装置10に履
歴データとして格納し、この履歴データを温度チェッカ
ー1のメモリ20Aに格納することも可能である。
【0045】また、一定の輸送ルートで輸送される物資
については、温度記録装置10のメモリ10Eに経由地
毎に温度履歴を格納する記憶領域を設けておき、温度チ
ェッカー1でチェック動作を実行して事前の経由地の温
度履歴を確認することによって、正規の輸送ルートを経
由しているか否かを確認することも可能である。
【0046】また、上記した温度記録装置10に対する
各操作は、温度チェッカー1以外の機器で行うこともで
きる。この場合、温度記録装置10の接合部2を介して
データ入出力が可能なインターフェース装置を携帯型情
報端末装置と接続して行う。
【0047】図13は、本発明の第2の実施の形態に係
る携帯型情報端末装置40を示し、PDA(PersonalDa
ta Assistant)として知られている。この携帯型情報端
末装置40は、手で保持可能なサイズを有する本体41
と、本体41に設けられて操作内容等の表示を行うとと
もに入力ペン42によってデータの入力操作を行うペン
入力機能を備えた液晶ディスプレイ43と、電源のON
/OFFを行う電源ボタン44と、画面表示に基づく入
力操作を行うための操作ボタン45Aおよび45Bと、
本体41にコネクタ46Aで接続可能な信号ケーブル4
6Bを有する温度記録装置接続部46と、本体41の側
部に設けられてICカード47を挿入するカード挿入部
48を有する。以下の第2の実施の形態においては、説
明を容易にするために第1の実施の形態と相違する構成
および動作について説明する。
【0048】本体41は、ICカード47から入力する
プログラムに基づく制御動作を行うCPU、電源として
の電池等を内蔵している。また、カード挿入部48は、
ICカード47のほかに通信機器として用いるためのモ
デム等のカードを用途に応じて挿入して使用することが
できる。
【0049】図14は、携帯型情報端末装置40の制御
ブロックを示し、図13と同一の構成については同一の
引用数字を付している。操作ボタン45Aおよび45B
を有するスイッチ部45、記録装置接続部46、電池に
よって電力を供給する電源部49、本体41内に設けら
れてデータおよびプログラムを格納するメモリ50、ペ
ン入力部43Aおよび液晶ディスプレイ43をCPU5
1によって制御する。カード挿入部48は、I/F部5
2を介してCPU51に接続されている。
【0050】図15(a)から(e)は、液晶ディスプ
レイ43の画面表示を示し、温度管理プログラムを格納
したICカード47をカード挿入部48に挿入し、電源
ボタン44を操作して携帯型情報端末装置40をONに
すると、CPU51は、(a)に示すように操作モード
として計測スタート表示53、温度確認表示54、保存
表示55、および計測ストップ表示56を液晶ディスプ
レイ43に表示する。作業者は、希望する操作モードの
表示部分を入力ペン42で触れることによって操作モー
ドを選択する。液晶ディスプレイ43は、選択された操
作モードを反転表示させる。
【0051】また、携帯型情報端末装置40は、入力ペ
ン42を用いずに操作ボタン45Aおよび45Bを操作
することによって、操作モードを選択して反転表示させ
ることも可能である。このとき、操作ボタン45Aを押
すことにより操作モードを画面下方向に選択し、操作ボ
タン45Bを押すことにより操作モードを画面上方向に
選択する。
【0052】図15(b)は、(a)において計測スタ
ート表示53を選択したときの表示画面を示し、携帯型
情報端末装置40は、液晶ディスプレイ43に操作モー
ド(計測スタート)57を表示させた状態で記録装置接
続部46を温度記録装置10(図示せず)に一定時間接
続させると温度計測を開始させる。このとき、液晶ディ
スプレイ43の中央部に開始表示(開始)58を表示す
るとともに左下部に温度記録装置10の稼動中を示す稼
動表示(稼動)59を表示する。また、液晶ディスプレ
イ43の右下部に温度記録装置10との交信回数表示
(10000)60を表示する。
【0053】図15(c)は、(a)において温度確認
表示54を選択したときの表示画面を示し、携帯型情報
端末装置40は、液晶ディスプレイ43に操作モード
(温度確認)57を表示させた状態で記録装置接続部4
6を温度記録装置10(図示せず)に一定時間接続させ
ると、温度記録装置10のメモリ10Eに格納されてい
る温度履歴に基づいて温度が適正であるか否かを判断
し、液晶ディスプレイ43に良否判定表示(OK)61
を表示するとともにメモリ10Eに格納されている最新
の温度履歴に基づく測定温度(5℃)を中央部に表示す
る。また、温度記録装置10の稼動中を示す稼動表示5
9を左下部に表示する。また、温度記録装置10との交
信回数表示(10010)60を右下部に表示する。
【0054】図15(d)は、(a)において保存表示
55を選択したときの表示画面を示し、携帯型情報端末
装置40は、液晶ディスプレイ43に操作モード(保
存)57を表示させた状態で記録装置接続部46を温度
記録装置10(図示せず)に一定時間接続させると、温
度記録装置10のメモリ10Eに格納されているすべて
の温度履歴をメモリ50に読み取り、読み取った温度履
歴に基づいて温度が適正であるか否かを判断し、液晶デ
ィスプレイ43に良否判定表示(OK)61を表示する
とともにメモリ10Eに格納されている最新の温度履歴
に基づく測定温度(5℃)を中央部に表示する。また、
温度記録装置10の保存中を示す保存表示59を左下部
に表示する。また、温度記録装置10との交信回数表示
(10020)60を右下部に表示する。
【0055】図15(e)は、(a)において計測スト
ップ表示56を選択したときの表示画面を示し、携帯型
情報端末装置40は、液晶ディスプレイ43に操作モー
ド(停止)57を表示させた状態で記録装置接続部46
を温度記録装置10(図示せず)に一定時間接続させる
と温度計測を停止させる。このとき、液晶ディスプレイ
43の中央部に停止表示(停止)58を表示するととも
に左下部に温度記録装置10が停止していることを示す
停止表示(停止)59を表示する。また、液晶ディスプ
レイ43の右下部に温度記録装置10との交信回数表示
(10030)60を表示する。
【0056】上記した第2の実施の形態に係る携帯型情
報端末装置によると、温度管理プログラムを格納したI
Cカード47をカード挿入部48に挿入してプログラム
を実行することにより専用のチェッカーを使用しなくと
も温度記録装置10の計測開始、温度確認、保存、およ
び計測停止の各操作を行うことができるので、温度チェ
ッカーを新規に購入しなくとも既存の端末機器を温度チ
ェッカーとして使用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の温度管理シ
ステムによると、監視対象についての温度履歴を格納す
る第1のメモリと、温度履歴についての実行動作を制御
する第1の制御部とを第1の接続部を有する第1の本体
に収容した温度記録装置と、操作モードに応じた制御信
号を温度記録装置に出力し、温度記録装置に操作モード
に応じた動作を行わせる温度記録検査装置とを有するよ
うにしたため、現場において確認作業に要する手間と負
担を増大させることなく、温度管理を要する物資の経
緯、温度履歴等を容易かつ簡易に確認することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る温度記録装置
と温度チェッカーの全体図
【図2】第1の実施の形態に係る温度チェッカーの制御
ブロック図
【図3】(a)から(c)は、本発明の第1の実施の形
態に係る温度記録装置を示す説明図
【図4】(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る温
度記録装置の制御ブロック図(b)は、温度記録装置の
メモリに設けられる記録領域の構成図
【図5】(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る温
度センサの制御ブロック図(b)は、温度センサに設け
られるスクラッチパッド・メモリの構成図
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る温度記録装置
の装着例を示す側面図
【図7】(a)から(d)は、本発明の第1の実施の形
態に係る温度チェッカーの液晶ディスプレイにおける動
作説明図
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るトラック輸送
経路で行われる処理の体系図
【図9】(a)および(b)は、温度警報履歴の判定お
よび格納形態の説明図
【図10】本発明の第1の実施の形態に係る温度記録装
置での温度確認処理を示すフローチャート
【図11】本発明の第1の実施の形態に係る温度履歴の
出力形態を示す説明図
【図12】本発明の第1の実施の形態に係る温度履歴の
管理装置を示す概略説明図
【図13】本発明の第2実施の形態に係る携帯型情報端
末装置を示す全体図
【図14】本発明の第2実施の形態に係る携帯型情報端
末装置の制御ブロック図
【図15】(a)から(e)は、本発明の第2実施の形
態に係る携帯型情報端末装置の表示例を示す動作説明図
【符号の説明】
1,温度チェッカー 1A,本体 2,接合部 3,ラ
ンプ 4,ブザー 5,異常ランプ 6,正常ランプ 7,液晶ディスプレ
イ 7A,表示データ生成部 8,切替スイッチ 9,中心
電極 10,温度記録装置 10A,金属ケース 10B,蓋
材 10C,温度センサ 10D,時計回路 10E,メモ
リ 10F,CPU 10G,電池 10I,記録領域 1
0J,記録領域 10K,記録領域 11,ホルダ 11A,係止鍔 1
1B,係止部 11C,表示部 12,取付ホルダ 12A,差込部
12B,係合部 12C,ネジ孔 16,液晶ディスプレイ 20,制御
部 20A,メモリ 21,電池 22,輸送用トラック
23,貨物室 30A,ホスト装置 30B,端末装置 31,通信ネ
ットワーク 32,インターフェース部 33,本体 34,ディス
プレイ 35,キーボード 40,携帯型情報端末装置 41,
本体 42,入力ペン 43,液晶ディスプレイ 43A,ペ
ン入力部 44,電源ボタン 45,スイッチ部 45A,操作ボ
タン 45B 操作ボタン 46,温度記録装置接続部 46
A,コネクタ 46B,信号ケーブル 47,ICカード 48,カー
ド挿入部 49,電源部 50,メモリ 51,CPU 52,I
/F部 53,計測スタート表示 54,温度確認表示 55,
保存表示 56,計測ストップ表示 59,稼動表示 100,入
出力回路 101,スクラッチパッド・メモリ 102,制御回路 103,温度検知部 104,高温閾値レジスタ 105,低温閾値レジスタ 106,環境設定レジスタ 107,CRC生成回路 108,電源検知回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川合 茂一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石倉 勉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H223 AA09 BB02 CC08 DD03 EE06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象の温度を検出して温度検出信号
    として出力する温度センサと、前記温度検出信号を時刻
    等の情報とともに温度履歴として格納する第1のメモリ
    と、前記温度履歴についての実行動作を制御する第1の
    制御部とを第1の接続部を有する第1の本体に収容した
    温度記録装置と、 前記第1の接続部と接続する第2の接続部を有する第2
    の本体と、前記第2の接続部と前記第1の接続部との接
    続動作に基づいて前記温度記録装置の操作モードに応じ
    た制御信号を前記第1の制御部に出力する第2の制御部
    と、前記操作モードに応じた制御信号に基づいて前記第
    1のメモリから転送される転送データを前記温度履歴と
    ともに格納する第2のメモリを有する温度記録検査装置
    より構成され、 前記温度記録装置は、前記操作モードに応じた制御信号
    に基づく動作内容を含んだ温度履歴を前記第1のメモリ
    に格納するとともに前記転送データとして前記温度記録
    検査装置の前記第2のメモリに転送することを特徴とす
    る温度管理システム。
  2. 【請求項2】 前記温度記録装置は、前記温度センサに
    ついて固有の識別番号を含む温度履歴を前記転送データ
    として前記温度記録検査装置の前記第2のメモリに転送
    することを特徴とする請求項第1項記載の温度管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記温度記録検査装置は、前記第2の本
    体に温度計測の開始、前記温度履歴の確認、前記第1の
    メモリから前記第2のメモリへの前記温度履歴の保存、
    および温度計測の停止について設けられる操作モードを
    選択的に切り替えるスイッチを有することを特徴とする
    請求項第1項記載の温度管理システム。
  4. 【請求項4】 前記温度記録検査装置は、前記第2の本
    体に前記操作モードに基づく実行動作画面を表示する表
    示器を有することを特徴とする請求項第1項記載の温度
    管理システム。
  5. 【請求項5】 前記温度記録検査装置は、前記第2のメ
    モリについて固有の識別番号を含む前記操作モードに応
    じた制御信号を前記第1の制御部に出力することを特徴
    とする請求項第1項記載の温度管理システム。
  6. 【請求項6】 前記第2の本体は、把持可能なサイズを
    有し、前記第2の接続部を外部に一体的に形成されてい
    ることを特徴とする請求項第1項記載の温度管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記温度記録検査装置は、前記第2の本
    体とケーブル接続される前記第2の接続部を有した携帯
    型情報端末装置であることを特徴とする請求項第1項記
    載の温度管理システム。
  8. 【請求項8】 前記温度記録検査装置は、前記第2のメ
    モリに格納された前記温度履歴を通信ネットワークを介
    して接続されるパーソナル・コンピュータ等の端末装置
    に前記第2の接続部を介して出力することを特徴とする
    請求項第1項記載の温度管理システム。
JP2001064027A 2001-03-07 2001-03-07 温度管理システム Pending JP2002268739A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001064027A JP2002268739A (ja) 2001-03-07 2001-03-07 温度管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001064027A JP2002268739A (ja) 2001-03-07 2001-03-07 温度管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002268739A true JP2002268739A (ja) 2002-09-20

Family

ID=18922919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001064027A Pending JP2002268739A (ja) 2001-03-07 2001-03-07 温度管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002268739A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006349393A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Dainippon Printing Co Ltd センサ装置
JP2006350488A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Dainippon Printing Co Ltd センサ装置
US20110276297A1 (en) * 2005-09-20 2011-11-10 Novarus Corporation System and method for food safety inspection

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006349393A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Dainippon Printing Co Ltd センサ装置
JP2006350488A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Dainippon Printing Co Ltd センサ装置
US20110276297A1 (en) * 2005-09-20 2011-11-10 Novarus Corporation System and method for food safety inspection
US8864042B2 (en) 2005-09-20 2014-10-21 Novarus Corporation System and method for food safety inspection
US9696215B2 (en) 2005-09-20 2017-07-04 Novarus Corporation System and method for food safety inspection

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10467444B2 (en) Apparatus and method for monitoring and communicating data associated with a product/item
CN111065871B (zh) 保冷箱和保冷箱管理系统
US7140768B2 (en) System and method of monitoring temperature
US20070008119A1 (en) Temperature recording system having user selectable temperature ranges with radio frequency data transfer and G.P.S. based monitoring and communication capabilities
US20100271184A1 (en) Apparatus and Method for Monitoring and Communicating Data Associated with a Product
CN106845883A (zh) 冷链物流实时监测系统
JP6444217B2 (ja) データロガーおよび輸送状況把握方法
JP2002039659A (ja) 運行・温度管理システム
JP2001213503A (ja) 物流管理システム
CN106845603A (zh) 冷链物品电子标签
JP2002268739A (ja) 温度管理システム
JP2004251507A (ja) 物流サイクルにおける配送装置の管理システムおよび管理方法
US20120092265A1 (en) Apparatus for retrieval, storage, and display of data from data recording systems
JP2002372460A (ja) 温度管理システム
JP2001215136A (ja) 記録・表示システム
JP2004251508A (ja) 配送装置の管理システムおよび管理プログラム
JP2003287335A (ja) 低温輸送・温度管理評価システム
CN104236727A (zh) 容置箱控制系统及方法
JP3885742B2 (ja) 物流サイクルの保冷庫管理システム
CN211148800U (zh) 物流监控设备和具有其的集装箱
JP4822594B2 (ja) 温度管理システム
JP4841602B2 (ja) 温度管理システム
JP2005201554A (ja) 運行管理システム
JP2001208615A (ja) 温度記録システム
JP2002005554A (ja) 低温庫