JP2001208615A - 温度記録システム - Google Patents

温度記録システム

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JP2001208615A
JP2001208615A JP2000020493A JP2000020493A JP2001208615A JP 2001208615 A JP2001208615 A JP 2001208615A JP 2000020493 A JP2000020493 A JP 2000020493A JP 2000020493 A JP2000020493 A JP 2000020493A JP 2001208615 A JP2001208615 A JP 2001208615A
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memory
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Tsutomu Ishikura
勉 石倉
Hiroyuki Kurihara
弘行 栗原
Isao Shibata
勲男 柴田
Moichi Kawai
茂一 川合
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度記録装置の使用限界を容易且つ的確に判
別可能とした温度記録システムを提供する。 【解決手段】 記録対象の温度を検出する温度検出手段
と、時計手段と、温度検出手段にて検出された温度デー
タを時刻に対応させて記録する記録手段と、外部との間
でデータの授受を行う記録側送受信手段と、記録側電源
とを備えた温度記録装置と、この温度記録装置が着脱自
在に接続される収納部11を備えたボタンリーダ2と、
CRTディスプレイ6及び主制御手段とを備えたパソコ
ン1とから構築され、このパソコン1の主制御手段は、
各送受信手段を介して、収納部11に接続された温度記
録装置との間でデータの授受を行うと共に、温度記録装
置から読み取ったデータから記録側電源の寿命を判別可
能な情報をCRTディスプレイ6に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品などの監視対
象の温度を検出し、記録・管理を行うための温度記録シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の物流システムの進歩により、冷
蔵、或いは、冷凍された食品の輸送が活発化している
が、これまでは輸送中の食品などの温度変化に関してま
で注意が払われていなかったのが実状である。そのた
め、例えば冷凍車で冷凍食品を輸送している間に解凍さ
れてしまい、その後、再び凍結された場合などには、事
後にそれを把握することは困難であった。
【0003】また、近年調理食品による殺菌感染が問題
とされており、調理から包装、冷蔵・冷凍までの一環し
た食品の温度管理も重要視されるに至っている。他方、
宇宙食などの場合の如く、食品の温度管理は温度と時間
が重要とされている(NASAで開発されたHACCP
(Hazard Analysis Critical
Con−trol Point)方式など)。
【0004】そこで、このような食品の輸送或いは保
管、若しくは、調理時における経時的な温度変化の履歴
を検出し、記録しておくための温度記録装置が提案され
ている。この温度記録装置は内蔵電池を電源とし、小型
で長期的に温度を測定可能なものであるので、食品の容
器内或いは梱包容器内などに収納して置くことにより、
食品の輸送後、或いは、調理後などに取り出してデータ
を出力させることで、食品の温度変化の履歴を把握する
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような温度記録装
置においては、主に測定した温度のA/D変換時に電力
が消費されることになるので、使用により測定回数が多
くなれば内蔵電池の蓄電量も減少して来る。しかしなが
ら、従来ではこの内蔵電池の寿命を把握する手段が無か
ったため、温度記録装置の使用限界を判断することが困
難な状況であった。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、温度記録装置の使用限界
を容易且つ的確に判別可能とした温度記録システムを提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の温度記録
システムは、記録対象の温度を検出する温度検出手段
と、時計手段と、温度検出手段にて検出された温度デー
タを時刻に対応させて記録する記録手段と、外部との間
でデータの授受を行う記録側送受信手段と、記録側電源
とを備えた温度記録装置と、この温度記録装置が着脱自
在に接続される接続部を備えた読取側送受信手段と、表
示手段及び主制御手段とを備えた主制御装置とから構築
され、この主制御装置の主制御手段は、各送受信手段を
介して、接続部に接続された温度記録装置との間でデー
タの授受を行うと共に、温度記録装置から読み取ったデ
ータから記録側電源の寿命を判別可能な情報を表示手段
に表示することを特徴とする。
【0008】請求項2の発明の温度記録システムは、上
記において主制御手段は、温度記録装置が実行した温度
測定回数を表示手段に表示することを特徴とする。
【0009】請求項3の発明の温度記録システムは、上
記各発明において主制御手段は、記録側電源の寿命が末
期に近づいていることを識別可能に表示することを特徴
とする。
【0010】請求項4の発明の温度記録システムは、上
記各発明において主制御手段は、温度記録装置が記録側
電源の寿命に悪影響を及ぼす危険性のある温度を測定し
たことを識別可能に表示することを特徴とする。
【0011】請求項5の発明の温度記録システムは、上
記各発明において温度記録装置は、ケース内に、温度検
出手段と、自らのIDコードを保有する記録側記憶手段
と、時計手段と、記録側送受信手段と、記録手段と、記
録側電源とを収納して構成されていることを特徴とす
る。
【0012】本発明によれば、記録対象の温度を検出す
る温度検出手段と、時計手段と、温度検出手段にて検出
された温度データを時刻に対応させて記録する記録手段
と、外部との間でデータの授受を行う記録側送受信手段
と、記録側電源とを備えた温度記録装置と、この温度記
録装置が着脱自在に接続される接続部を備えた読取側送
受信手段と、表示手段及び主制御手段とを備えた主制御
装置とから温度記録システムを構築しているので、温度
記録装置を読取側送受信手段の接続部に接続することに
より、それが検出して記録した記録対象の温度データを
主制御装置は支障なく取り込み、表示・管理などを行う
ことができるようになる。
【0013】これにより、調理・加工、輸送、保管など
の各工程において食品などの温度記録と管理を円滑に行
うことができるようになる。特に、主制御手段は、温度
記録装置から読み取ったデータから記録側電源の寿命を
判別可能な情報を表示手段に表示するので、記録側電源
の寿命を判別して温度記録装置の使用限界を容易に認識
することができるようになるものである。
【0014】また、請求項2の発明によれば、これに加
えて主制御手段は、温度記録装置が実行した温度測定回
数を表示手段に表示するので、温度測定回数から温度記
録装置の使用限界を判別できるようになる。これによ
り、記録側電源の蓄電量をデータ化する格別な手段を付
加するなどの温度記録装置の設計変更も不要となるもの
である。
【0015】更に、請求項3の発明によれば、これらに
加えて主制御手段は、記録側電源の寿命が末期に近づい
ていることを識別可能に表示するようにしたので、使用
者は温度記録装置が使用限界に近づいていることをより
明確に認識することができるようになる。
【0016】また、請求項4の発明によれば、主制御手
段は温度記録装置が記録側電源の寿命に悪影響を及ぼす
危険性のある温度を測定したことを識別可能に表示する
ので、例えば著しく高い温度環境下に置かれたなど、記
録側電源の自己放電によって寿命が著しく短縮されるよ
うな状況が生じたことを使用者に報知し、使用限界が短
くなる可能性のあることを認識させることが可能となる
ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。実施例では例えばコンビニエンススト
アチェーンにおいて低温物品を低温配送車で配送する際
に使用される温度記録システムを例に採って説明する。
この場合、システムは主制御装置としてのパーソナルコ
ンピュータ(以下、単にパソコンと称する)1と、温度
記録装置としてのボタン型温度メモリ(以下、クールメ
モリと称する)3などから構築される。
【0018】即ち、図1はパソコン1と読取側送受信手
段となるボタンリーダ2の斜視図、図2はパソコン1の
機能ブロック図、図3はクールメモリ3の斜視図、図4
はクールメモリ3の機能ブロック図をそれぞれ示してい
る。図1において、パソコン1は本体に入力手段として
のキーボード4及びマウス9(図2)と、表示手段とし
てのCRTディスプレイ6を備えて構成されている。
【0019】このパソコン1には信号線17がコネクタ
により接続されており、この信号線17にはカプラによ
り前記ボタンリーダ2が接続されている。このボタンリ
ーダ2には後述するクールメモリ3を着脱自在に収納し
て接続する接続部としての収納部11・・・が複数(実
施例では四箇所)形成されている。そして、実施例のボ
タンリーダ2には1箇所をパソコン1の接続部として、
一度に三個のクールメモリ3を装着することができる。
【0020】次に、図2においてパソコン1は例えばコ
ンビニエンスストアチェーンの配送本部に設置されたパ
ーソナルコンピュータであり、主制御手段としてのCP
U(マイクロコンピュータ)31と、RAMなどから構
成されるメモリ32やハードディスク7(これはフラッ
シュメモリなどでも良い。また、これらメモリ32やハ
ードディスク7が何れも読取側記憶手段となる)と、I
/Oインターフェース33及び読取側送受信手段として
のバスI/Oインターフェース34などから構成されて
いる。そして、前記CRTディスプレイ6、キーボード
4、マウス9はI/Oインターフェース33に接続され
る。
【0021】バスI/Oインターフェース34は信号線
17に接続されており、この信号線17を介して前記ボ
タンリーダ2とデータの授受を行う。パソコン1のハー
ドディスク7には前記ボタンリーダ2(実際には後述す
るクールメモリ3)とデータ通信を行うためのプロトコ
ル及び当該データをCRTディスプレイ6に表示するソ
フトウエア、警報確認のソフトウエアを含む読み取りプ
ログラムや、それを識別するためのソフトウエアなどの
制御プログラムなどが設定されている。
【0022】次に、図3、図4を参照してボタンリーダ
2に取り付けられるクールメモリ3について説明する。
クールメモリ3は図3に示す如くボタン電池形状を呈し
たケース3Aを備え、このケース3A内部には記録側送
受信手段となるインターフェース132、自らのIDコ
ードを保持するID部(記録側記憶手段)133、メモ
リ制御部136、メモリ137、138、発信器13
9、時計制御部141およびそのレジスタ142、温度
警報メモリ143、ヒストグラムメモリ144、温度履
歴メモリ146(これらで記録手段が構築される)、記
録側電源としての電池(リチウム電池)147、計測制
御部148及びセンサ部(温度検出手段)149が内蔵
されている。
【0023】このクールメモリ3は、例えばコンビニエ
ンスストアに配送される弁当や飲料などの冷蔵食品を収
納したコンテナ(記録対象)内に投入され、当該食品の
温度を検出して記録するために用いられる。この場合、
計測制御部148はセンサ部149により所定のサンプ
リング周期(測定間隔)で上記食品温度(コンテナ内の
温度)を計測する。この場合、計測制御部148はセン
サ部149からのアナログデータをA/D変換して温度
データとすることになる。そして、計測制御部148は
このように計測された温度データを、時計制御部141
から送られる時刻データと共に三種類の形式で記録す
る。
【0024】即ち、計測制御部148は温度データを温
度履歴メモリ146に書き込む。この温度履歴メモリ1
46内の温度データには、後述する如くパソコン1によ
りクールメモリ3からデータが読み出される際に、測定
開始日時と測定間隔から演算されたタイムスタンプが付
加される。また、計測制御部148は食品温度をゾーン
分けし(例えば、0℃以下のゾーン、0℃〜+5℃のゾ
ーン、+5℃〜+10℃のゾーン、+10℃〜+15℃
のゾーン、+20℃以上のゾーンなど)、計測した温度
データを各ゾーンに振り分けて計数化することにより、
ヒストグラムを作成してヒストグラムメモリ144に書
き込む。
【0025】この場合、例えば食品温度が0℃以下とな
ったことが1回あれば0℃以下のゾーンを1とし、0℃
〜+5℃であったことが100回あれば0℃〜+5℃の
ゾーンを100とし、+5℃〜+10℃であったことが
10000回あれば+5℃〜+10℃のゾーンを100
00とし、+10℃〜+15℃であったことが10回あ
れば+10℃〜+15℃のゾーンを10とし、+20℃
以上となったことが1回あれば+20℃以上のゾーンを
1とする。
【0026】また、温度警報メモリ143には、温度警
報のデータが記録される。この場合、温度警報には後述
する如く温度警報上限を越えた場合の高温警報と温度警
報下限を下回った場合の低温警報とがあり、温度警報メ
モリ143には各警報が発生した日時と終了した日時が
記録される。
【0027】そして、店舗に食品が配送された場合、ク
ールメモリ3をコンテナから取り出してボタンリーダ2
の収納部11・・に収納装着する。これによって、クー
ルメモリ3は信号線17に接続され、パソコン1との間
でデータの送受信が可能となる。
【0028】ここで、クールメモリ3に内蔵されている
ID部133にはクールメモリ3自体のIDコードやク
ールメモリ3である旨の識別データが書き込まれ、メモ
リ138にはパソコン1との間でデータ通信を行うため
の通信プロトコルなどが記憶されている。また、例えば
メモリ137には後述する各種設定データが書き込まれ
る。尚、メモリ138はユーザーが使用できるメモリで
あり、このメモリ138に上記各メモリ143、14
4、146内のデータをパソコン1に表示させるための
ソフトウエアを予め書き込んでおいても良く、その場合
にはパソコン1側の負担が軽減される。
【0029】以上の構成で、上記パソコン1とクールメ
モリ3間における実際のデータの読み取り及びデータの
設定手順について説明する。先ず、クールメモリ3から
のデータの読み取り作業の開始に当たって、パソコン1
の制御プログラムを起動する。そして、CRTディスプ
レイ6に表示されたクールメモリ3を使用する図示しな
いアイコンをマウス9でクリックすると、CPU31は
CRTディスプレイ6に図5に示す状態表示画面を表示
する。
【0030】次に、ボタンリーダ2の各収納部11・・
にクールメモリ3・・を三個装着して、図5の状態表示
画面の「検索」枠をマウス9でクリックすると、CPU
31はボタンリーダ2に接続されたクールメモリ3・・
をスキャン(検索)する。
【0031】このスキャン動作は各クールメモリ3・・
のID部133に書き込まれたIDコードを読み出すこ
とによって行われる。CPU31はスキャンして収集し
たIDコードにより、三個のクールメモリ3・・の接続
状況を識別し、これらIDコードを一旦メモリ32に保
有すると共に、以後はこのIDコードを用いて各クール
メモリ3・・との間でデータの送受信を行う。また、収
集されたIDコードは図5の状態表示画面の「クールメ
モリの選択」欄にリストアップ表示される。
【0032】そして、この「クールメモリの選択」欄の
下矢印ボタンをマウス9でクリックすれば、図6に示す
如く検索された各クールメモリ3・・のIDコードが並
べてウィンドウ表示されるので、このIDコードをクリ
ックすることにより、データの読み取り、書き込みを行
うクールメモリ3を選択できる。
【0033】このようにしてボタンリーダ2に接続され
た何れかのクールメモリ3を選択すると、CPU31は
図5の表示画面の「稼動状態」枠に当該クールメモリ3
の稼働状態を表示する。このとき、CPU31は選択さ
れたクールメモリ3にポーリングを行い、当該クールメ
モリ3の動作に関する各種設定データの送信を要求す
る。
【0034】クールメモリ3のメモリ制御部136は、
係るパソコン1からのポーリングに応えてメモリ137
内に書き込まれている各種設定データや時計制御部14
1の時刻データをインターフェース132により信号線
17を介し、パソコン1に送信する。
【0035】パソコン1のCPU31はクールメモリ3
から送信されたデータを一旦メモリ32に書き込んだ
後、CRTディスプレイ6に表示された図5の状態表示
画面の「稼動状態」枠に当該クールメモリ3の稼動状態
を表示する。この場合、CPU31は「稼動状態」枠の
「稼動状態」欄に現在クールメモリ3が稼動中か停止中
かを表示する。
【0036】また、「残り待機時間」欄には温度測定を
開始するまでの残り待機時間を表示すると共に、「測定
開始時間」欄には温度の測定開始日時を表示する。ま
た、「測定間隔」欄には温度測定の間隔(サンプリング
周期)を表示すると共に、「測定データ数」欄には測定
を開始してから現在までに測定したデータの総数を表示
し、「保持データ数」欄には各メモリ146に保存され
ているデータの個数を表示する。
【0037】更に、「メモリ上書き」欄には、上記各メ
モリのデータ量が飽和した場合に新たなデータを上書き
するか(或いは、しないか)の設定状態を表示する。即
ち、上書き「する」と設定されると、データ量が満杯と
なった場合には古いデータは捨てていき、新しいデータ
を書き込んで行く動作となり、「しない」と設定される
と、満杯となった時点でクールメモリ3は記録動作を停
止することになる。そして、「メモリ上書き発生」欄に
は測定中に上記各メモリのデータの上書きが発生したか
否か(有・無)を表示する。
【0038】更にまた、「温度警報上限」欄には温度警
報の上限温度を表示すると共に、「温度警報下限」欄に
は温度警報の下限温度を表示する。そして、「現在の時
間」欄にはクールメモリ3の時計制御部141が保持し
ている時刻データ(日時と時刻)を表示すると共に、
「トータル測定カウント」欄には現在までのトータルの
温度測定回数を表示する。
【0039】ここで、クールメモリ3による温度測定に
おいて、最も電力を消費する作業は計測制御部148に
おけるA/D変換である。従って、このトータルの測定
回数によって電池147の寿命を判断することができ
る。
【0040】即ち、電池147の寿命が測定可能回数に
換算して例えば50万回に規定されているものとすると
(実際には更に多くの回数使用可能とされる)、このC
RTディスプレイ6の「トータル測定カウント」欄に表
示されたトータルの測定回数がこの50万回に近いか遠
いかによって、後どの位当該クールメモリ3を使用でき
るか(使用限界)を判断することができる。
【0041】そして、CPU31は、トータルの測定回
数が例えば49万回を越えると、「トータル測定カウン
ト」欄の数字を例えば黄色で表示すると共に、更に50
万回を越えた場合には、当該数字を例えば赤色でCRT
ディスプレイ6に表示する。これによって、使用者はク
ールメモリ3の電池147の寿命が末期に近づいたこと
を確実且つ的確に判断できるようになる。
【0042】ここで、例えば周囲温度+50℃以上の高
温度環境でクールメモリ3が使用されると、電池147
の自己放電によって寿命が短くなる可能性が生じる。そ
こで、クールメモリ3の計測制御部148は、+50℃
以上の温度の測定回数をメモリ138に書き込む。そし
て、CPU31はクールメモリ3のメモリ138に+5
0℃以上の温度の測定回数が一回でも書き込まれている
場合には、「トータル測定カウント」欄の数字に隣接し
て例えば「!」を表示する。
【0043】これによって、使用者は規定の上記50万
回の測定回数分クールメモリ3が使用できない可能性が
生じていることを的確に認識することができるようにな
る。尚、この表示記号に関しては他の記号でも良く、ま
た、記号に限らず表示色で識別できるようにしても良
い。また、「メモ」欄には後述する如く書き込まれた測
定個所などの所定のメモ内容を表示する。
【0044】次に、図5の表示画面において「測定結
果」枠をクリックすると、CPU31はCRTディスプ
レイ6に図8の稼動結果表示画面をダイアログで表示す
る。このとき、CPU31は選択されたクールメモリ3
にポーリングを行い、当該クールメモリ3が記録した温
度データの送信を要求する。クールメモリ3のメモリ制
御部136は、係るパソコン1からのポーリングに応え
て温度警報メモリ143、ヒストグラムメモリ144、
温度履歴メモリ146内のデータをインターフェース1
32により信号線17を介し、パソコン1に送信する。
【0045】パソコン1のCPU31はクールメモリ3
から送信されたデータを一旦メモリ32に書き込んだ
後、CRTディスプレイ6に表示された図8の稼動結果
表示画面に表示する。この場合、CPU31は温度履歴
メモリ146内の温度データ(前述の如くタイムスタン
プが付加されたデータ)を「温度データ」欄に数値で表
示すると共に、ヒストグラムメモリ144内のヒストグ
ラムデータを「温度分布」欄に数値で表示し、温度警報
メモリ143内のデータも警報欄に表示(高温と低温の
開始日時と終了日時で表示)する。
【0046】この状態で、「温度データ」欄の「グラ
フ」枠をマウス9でクリックすると、CPU31はCR
Tディスプレイ6に図9に示す温度データグラフ表示画
面を表示する。この画面では横軸が時刻(実施例では5
月11日5時18分〜5月15日5時18分)、縦軸が
温度(実施例では最高目盛30℃、最低目盛0℃)のグ
ラフで、記録された温度の推移(履歴)がラインL1で
表示される。これにより、クールメモリ3が投入された
搬送食品などの温度推移が把握できる。
【0047】また、CPU31はこのグラフ表示画面に
おいて、前記温度警報上限以上の高温警報領域の背景色
を例えば赤、温度警報下限以下の低温警報領域の背景色
を例えば青とする。それによって、温度推移の過程で温
度警報上限・下限を越えた時間帯を簡単に識別可能とな
る。
【0048】次に、図9の表示画面の「縦軸変更」枠を
クリックすると、CPU31は図10の縦軸変更画面を
CRTディスプレイ6に表示する。この画面では図9の
画面に加えて「縦軸変更:どこから」の表示が成され
る。この図10の画面で例えば21℃付近をマウス9で
クリックすると、CPU31は図11の画面をCRTデ
ィスプレイ6に表示する。この図11の画面ではグラフ
上の21℃のところに横ラインL2が表示されると共
に、「縦軸変更:どこまで」の表示が成される。
【0049】次に、この図11の画面で例えば14度付
近をクリックすると、CPU31は図12の画面をCR
Tディスプレイ6に表示する。この図12の画面では縦
軸の最高目盛が21℃、最低目盛が14℃として表示さ
れる。これにより、図9に表示されたグラフの14℃〜
21℃の範囲が拡大されて表示されることになる。尚、
図12の画面表示の「初期描画に戻す」の枠をクリック
すればCPU31は画面表示を図9と同様の画面(図1
3に示す)に戻す。
【0050】次に、この図13の表示画面の「横軸変
更」枠をクリックすると、CPU31は図14の横軸変
更画面をCRTディスプレイ6に表示する。この画面で
は図13の画面に加えて「横軸変更:どこから」の表示
が成される。この図14の画面で例えば5月13日5時
18分の少許手前付近をマウス9でクリックすると、C
PU31は図15の画面をCRTディスプレイ6に表示
する。この図15の画面ではグラフ上の5月13日の手
前付近に縦ラインL3が表示されると共に、「横軸変
更:どこまで」の表示が成される。
【0051】次に、この図15の画面で例えば5月14
日5時18分の少許手前付近をクリックすると、CPU
31は図16の画面をCRTディスプレイ6に表示す
る。この図16の画面では横軸の左端が5月12日4時
30分、右端が5月14日4時30分として表示され
る。これにより、図13(図9と同様)に表示されたグ
ラフの5月12日4時30分から5月14日4時30分
の範囲が拡大されて表示されることになる。尚、図16
の画面表示の「初期描画に戻す」の枠をクリックすれば
CPU31は画面表示を図9と同様の画面(図13に示
す)に戻す。
【0052】次に、図8の「温度分布」欄の「グラフ」
枠をマウス9でクリックすると、CPU31はCRTデ
ィスプレイ6に図17に示す温度分布グラフ表示画面を
表示する。この画面では横軸が温度(実施例では−40
℃〜+70℃)、縦軸が回数(実施例では0回〜200
回)の棒グラフで、記録されたヒストグラムが表示され
る。これにより、クールメモリ3が投入された搬送食品
などの温度履歴をヒストグラムにて把握できる。
【0053】次に、図17の表示画面の「縦軸変更」枠
をクリックすると、CPU31は図18の縦軸変更画面
をCRTディスプレイ6に表示する。この画面では図1
7の画面に加えて「縦軸変更:最大値位置指定」の表示
が成される。この図18の画面で例えば100回付近を
クリックすると、CPU31は図19の画面をCRTデ
ィスプレイ6に表示する。この図19の画面では縦軸の
最大値が100回(最小値は0回)として表示される。
これにより、図17に表示された棒グラフの0回〜10
0回の範囲が拡大されて表示されることになる。尚、図
19の画面表示の「初期描画に戻す」の枠をクリックす
ればCPU31は画面表示を図17に戻す。
【0054】このように、時刻に対応させて記録された
温度データをCRTディスプレイ6に表示する際、グラ
フ表示の任意の範囲を指定して拡大表示できるので、モ
バイルパソコンの如くCRTディスプレイ6が小さい場
合でも、長期間記録された温度データのグラフ表示を容
易に確認・分析することができるようになり、特に、低
温食品の搬送中においては極めて利便性の大なるものと
なる。特に、マウス9のクリックによって拡大する範囲
の指定や、その他の入力操作を行うことができるように
なるので、操作性が著しく向上する。
【0055】尚、前記図12、図16或いは図19の表
示画面においては、同様の操作で任意の範囲を指定する
ことにより、CPU31は当該範囲を更に拡大表示す
る。即ち、係る拡大表示は再帰的に実行可能である。但
し、「初期画面に戻す」の枠がマウス9でクリックされ
た場合には、一回で必ず図9、図13或いは図17の画
面に復帰するものである。
【0056】次に、図5の表示画面において「設定」枠
をマウス9でクリックすると、CPU31はCRTディ
スプレイ6に図7のスタート設定画面を表示する。この
とき、CPU31は前述の如く読み込んだクールメモリ
3の時刻データを図7の「現在の時間」欄に表示する。
これはクールメモリ3の時計制御部141の時刻であ
る。また、「PCの設定時間」欄にはパソコン1の時刻
を表示する。
【0057】そして、図7の表示画面の「日付と時刻」
の枠をクリックすると、クールメモリ3の時計制御部1
41の時刻をパソコン1の時刻に合わせる。ここで、ク
ールメモリ3は温度変化の激しい環境に置かれるため、
発振器139の周波数変動などにより、時刻データが狂
ってくる場合がある。そこで、新たに温度記録を開始す
る際、図7の画面に表示された「現在の時間」と「PC
の設定時間」に食い違いが生じている場合には、「日付
と時刻」の枠をマウス9でクリックすることにより、ク
ールメモリ3の時刻をパソコン1の時刻に合わせること
ができる。
【0058】また、図7の表示画面の「測定開始日時」
欄では、温度測定の開始日時を西暦何年、何月、何日、
何時、何分の数値で設定できる。この測定開始日時が設
定されると、CPU31は現在の時刻から測定開始まで
の待機時間をその下側に表示する。
【0059】更に、「測定間隔」欄では、温度測定の間
隔を分単位で設定できる。この測定間隔が設定される
と、CPU31は最大メモリ容量の右隣にクールメモリ
3のメモリ146のデータ量が飽和するまでの測定期間
を表示する。また、「メモリ上書き」欄には前述の如く
メモリの上書きを実行するかしないかをクリック設定で
きる。尚、この「メモリ上書き」欄の右隣にも前記トー
タル測定カウント数が表示される。
【0060】また、「温度警報」欄では前述の高温警報
を発する上限温度と低温警報を発する下限温度とを設定
できる。更に、「メモ入力」欄をクリックすると、前述
の如く測定個所などの所定のメモ内容を書き込むことが
できる。
【0061】そして、全ての設定項目を設定し終えた
ら、図7の表示画面の「設定終了」枠をクリックする。
CPU31はこの「設定終了」枠がクリックされると、
図7で設定された各種設定データをバスI/Oインター
フェース34により当該クールメモリ3のIDコードと
共に信号線17に送信する。
【0062】クールメモリ3はインターフェース132
により自らのIDコードを付された各種設定データを受
信すると、メモリ制御部136によってこれをメモリ1
37に書き込む。以後はこの各種設定データに従ってク
ールメモリ3は動作することになる。
【0063】ここで、この種コンビニエンスストアチェ
ーンなどにおける低温物品の配送の際には、測定開始日
時や測定間隔などの同一の設定データを複数のクールメ
モリ3・・に設定する必要が生じる。係る場合には、図
7の表示画面において「一括設定」枠をマウス9でクリ
ックする。CPU31はこの「一括設定」枠がクリック
されると、その上方の画面で設定された各種設定データ
を、予め検索されている全てのクールメモリ3・・(こ
こでは三個)に送信する。
【0064】この場合、CPU31は各クールメモリ3
・・のIDコードを順次付して各種設定データを各クー
ルメモリ3・・宛送信して行く。これにより、複数のク
ールメモリ3・・に対して同一の設定を一括して行うこ
とができるようになるので、設定作業性が著しく改善さ
れる。
【0065】また、このような低温物品の配送において
は、例えば朝・昼・晩の配送時間や配送距離、常温・冷
凍・冷蔵の保存温度によって設定内容がパターン化する
場合が多い。係る場合には、図7のスタート設定画面で
各種項目を上述の如くパターン化して設定した後、「記
憶」枠をマウス9でクリックする。CPU31はこの
「記憶」枠がクリックされた場合、設定内容をファイル
形式でハードディスク7に書き込む。このときファイル
名も付して記憶する。
【0066】そして、図7の表示画面の「参照」枠がク
リックされると、CPU31は前述の如くハードディス
ク7に書き込まれた設定内容ファイル名をCRTディス
プレイ6にウィンドウ表示するので、設定したいファイ
ル名を選択すれば、図7の表示画面には予め記憶された
各種設定内容が表示される。この状態で「一括設定」
枠、若しくは、「設定完了」枠をクリックすることによ
り、CPU31により予め記憶された設定内容が前述同
様に各クールメモリ3に送信されることになる。これに
より、クールメモリ3の設定作業性は尚一層向上する。
【0067】次に、図5の表示画面において「ファイ
ル」枠をマウスでクリックすると、CPU31は図20
に示す如く「ファイル出力」枠を表示する。そして、こ
の「ファイル出力」枠をクリックすると、CPU31は
CRTディスプレイ6に図21のファイル名を付けて保
存画面を表示する。この画面でファイル場所とファイル
名を入力し、「保存」枠をクリックすれば、CPU31
は選択されたクールメモリ3から読み取られた温度デー
タや警報のデータをハードディスク7にファイル形式で
保存する。
【0068】ここで、パソコン1の前記警報確認のソフ
トウエアを起動すると、CPU31はCRTディスプレ
イ6に図22の警報確認ダイアログ「クールメモリをセ
ットしてください。」を表示する。この状態でボタンリ
ーダ2の収納部11にクールメモリ3を一つ収納接続す
ると、CPU31は自動的に当該クールメモリ3にポー
リングを行い、当該クールメモリ3の温度警報メモリ1
43内のデータの送信を要求する。
【0069】クールメモリ3のメモリ制御部136は、
係るパソコン1からのポーリングに応えて温度警報メモ
リ143内のデータをインターフェース132により信
号線17を介し、パソコン1に送信する。パソコン1の
CPU31はクールメモリ3から送信されたデータ中に
高温或いは低温の温度警報のデータが一つでも存在する
場合、即ち、当該クールメモリ3において温度データが
一回でも上限温度を越え、或いは、下限温度を下回った
経歴がある場合、CRTディスプレイ6の警報確認ダイ
アログに図23に示す如く当該クールメモリ3のIDコ
ード(ID番号)及びメモと共に「異常」の表示を行
う。
【0070】また、温度警報メモリ143内に温度警報
のデータが存在しない場合には、CPU31は警報確認
ダイアログに「正常」の表示を行う。これにより、使用
者は当該クールメモリ3において温度警報が生じている
ことを簡単且つ迅速に確認することが可能となる。そし
て、詳しい稼動結果は稼動結果表示画面にて確認すれば
良い。
【0071】尚、例えば低温配送車の運転開始直後など
のプルダウン中や、低温配送車に積み込んでいる最中な
どの期間には、クールメモリ3の周囲も一時的ではある
が比較的高い温度(例えば常温)となる。係る場合にも
クールメモリ3内の温度警報メモリ143には温度警報
のデータが書き込まれることになるが、上記の如き警報
確認作業において、係る状況における警報を発すること
は却って混乱を来すことになる。
【0072】そこで、図7のスタート設定の表示画面に
おいて、「警報遅延」欄に分単位で時間を設定すること
により、測定開始から、及び、異常発生からの警報遅延
時間を設定することができる。即ち、この「警報遅延」
欄にて例えば10分(1分〜10分の範囲で設定可能)
の遅延時間が設定されると、この設定値はパソコン1の
メモリ32若しくはハードディスク7に記憶される。そ
して、パソコン1はクールメモリ3からのデータを読み
出した場合、クールメモリ3の温度警報メモリ143に
温度警報のデータが書き込まれていた場合にも、当該デ
ータが例えば上限温度を越え、若しくは、下限温度を下
回り、係る状態の開始から10分以内に正常範囲(上限
温度より低く、下限温度より高い温度範囲)内に復帰し
たものである場合には、CPU31は当該警報のデータ
を無視する。
【0073】これにより、前述の如きプルダウン中や積
み込み途中における温度異常や一時的な温度異常が警報
確認作業において発報されることを未然に阻止すること
ができるようになる。
【0074】尚、実施例では係る警報遅延時間をパソコ
ン1側に設定して温度警報のデータを無視するようにし
たが、それに限らず、クールメモリ3のメモリ137に
設定するようにしても良い。その場合には、クールメモ
リ3において温度データが前記上限温度を越え、若しく
は、下限温度を下回り、係る状態の開始から10分以内
に正常範囲内に復帰した場合には、クールメモリ3の計
測制御部148が温度警報メモリ143に温度警報のデ
ータを書き込まないようにすることになる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、記録
対象の温度を検出する温度検出手段と、時計手段と、温
度検出手段にて検出された温度データを時刻に対応させ
て記録する記録手段と、外部との間でデータの授受を行
う記録側送受信手段と、記録側電源とを備えた温度記録
装置と、この温度記録装置が着脱自在に接続される接続
部を備えた読取側送受信手段と、表示手段及び主制御手
段とを備えた主制御装置とから温度記録システムを構築
しているので、温度記録装置を読取側送受信手段の接続
部に接続することにより、それが検出して記録した記録
対象の温度データを主制御装置は支障なく取り込み、表
示・管理などを行うことができるようになる。
【0076】これにより、調理・加工、輸送、保管など
の各工程において食品などの温度記録と管理を円滑に行
うことができるようになる。特に、主制御手段は、温度
記録装置から読み取ったデータから記録側電源の寿命を
判別可能な情報を表示手段に表示するので、記録側電源
の寿命を判別して温度記録装置の使用限界を容易に認識
することができるようになるものである。
【0077】また、請求項2の発明によれば、これに加
えて主制御手段は、温度記録装置が実行した温度測定回
数を表示手段に表示するので、温度測定回数から温度記
録装置の使用限界を判別できるようになる。これによ
り、記録側電源の蓄電量をデータ化する格別な手段を付
加するなどの温度記録装置の設計変更も不要となるもの
である。
【0078】更に、請求項3の発明によれば、これらに
加えて主制御手段は、記録側電源の寿命が末期に近づい
ていることを識別可能に表示するようにしたので、使用
者は温度記録装置が使用限界に近づいていることをより
明確に認識することができるようになる。
【0079】また、請求項4の発明によれば、主制御手
段は温度記録装置が記録側電源の寿命に悪影響を及ぼす
危険性のある温度を測定したことを識別可能に表示する
ので、例えば著しく高い温度環境下に置かれたなど、記
録側電源の自己放電によって寿命が著しく短縮されるよ
うな状況が生じたことを使用者に報知し、使用限界が短
くなる可能性のあることを認識させることが可能となる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度記録システムを構成する機器の実
施例としてのパソコンとボタンリーダの斜視図である。
【図2】パソコンの電気回路のブロック図である。
【図3】クールメモリの斜視図である。
【図4】クールメモリの電気回路のブロック図である。
【図5】パソコンのCRTディスプレイに表示された状
態表示画面を示す図である。
【図6】パソコンのCRTディスプレイに表示された状
態表示画面を示すもう一つの図である。
【図7】パソコンのCRTディスプレイに表示されたス
タート設定画面を示す図である。
【図8】パソコンのCRTディスプレイに表示された稼
動結果表示画面を示す図である。
【図9】パソコンのCRTディスプレイに表示された温
度データグラフ表示画面を示す図である。
【図10】同じくパソコンのCRTディスプレイに表示
された温度データグラフ表示画面を示す図である。
【図11】同じくパソコンのCRTディスプレイに表示
された温度データグラフ表示画面を示す図である。
【図12】同じくパソコンのCRTディスプレイに表示
された温度データグラフ表示画面を示す図である。
【図13】同じくパソコンのCRTディスプレイに表示
された温度データグラフ表示画面を示す図である。
【図14】同じくパソコンのCRTディスプレイに表示
された温度データグラフ表示画面を示す図である。
【図15】同じくパソコンのCRTディスプレイに表示
された温度データグラフ表示画面を示す図である。
【図16】同じくパソコンのCRTディスプレイに表示
された温度データグラフ表示画面を示す図である。
【図17】パソコンのCRTディスプレイに表示された
温度分布グラフ表示画面を示す図である。
【図18】同じくパソコンのCRTディスプレイに表示
された温度分布グラフ表示画面を示す図である。
【図19】同じくパソコンのCRTディスプレイに表示
された温度分布グラフ表示画面を示す図である。
【図20】パソコンのCRTディスプレイに表示された
状態表示画面を示す更にもう一つの図である。
【図21】パソコンのCRTディスプレイに表示された
温度データ保存表示画面を示す図である。
【図22】パソコンのCRTディスプレイに表示された
警報確認画面を示す図である。
【図23】パソコンのCRTディスプレイに表示された
警報確認画面を示すもう一つの図である。
【符号の説明】
1 パソコン(主制御装置) 2 ボタンリーダ(読取側送受信手段) 3 クールメモリ(温度記録装置) 4 キーボード(入力手段) 6 CRTディスプレイ(表示手段) 7 ハードディスク 9 マウス(入力手段) 11 収納部(接続部) 17 信号線 31 CPU(読取側制御手段) 32 メモリ 34 バスI/Oインターフェース 132 インターフェース(記録側送受信手段) 136 メモリ制御部 139 発振器 141 時計制御部 143 温度警報メモリ 144 ヒストグラムメモリ 146 温度履歴メモリ 147 電池(記録側電源) 149 センサ部(温度検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 勲男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 川合 茂一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2F076 BA01 BA18 BD07 BE04 BE06 BE13 BE17 BE19 5C086 AA07 CA30 DA10 EA41

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録対象の温度を検出する温度検出手段
    と、時計手段と、前記温度検出手段にて検出された温度
    データを時刻に対応させて記録する記録手段と、外部と
    の間でデータの授受を行う記録側送受信手段と、記録側
    電源とを備えた温度記録装置と、 この温度記録装置が着脱自在に接続される接続部を備え
    た読取側送受信手段と、表示手段及び主制御手段とを備
    えた主制御装置とから構築され、 この主制御装置の主制御手段は、前記各送受信手段を介
    して、前記接続部に接続された前記温度記録装置との間
    でデータの授受を行うと共に、前記温度記録装置から読
    み取ったデータから前記記録側電源の寿命を判別可能な
    情報を前記表示手段に表示することを特徴とする温度記
    録システム。
  2. 【請求項2】 主制御手段は、温度記録装置が実行した
    温度測定回数を表示手段に表示することを特徴とする請
    求項1の温度記録システム。
  3. 【請求項3】 主制御手段は、記録側電源の寿命が末期
    に近づいていることを識別可能に表示することを特徴と
    する請求項1又は請求項2の温度記録システム。
  4. 【請求項4】 主制御手段は、温度記録装置が記録側電
    源の寿命に悪影響を及ぼす危険性のある温度を測定した
    ことを識別可能に表示することを特徴とする請求項1、
    請求項2又は請求項3の温度記録システム。
  5. 【請求項5】 温度記録装置は、ケース内に、温度検出
    手段と、自らのIDコードを保有する記録側記憶手段
    と、時計手段と、記録側送受信手段と、記録手段と、記
    録側電源とを収納して構成されていることを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4の温度記録
    システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006092885A1 (ja) * 2005-03-03 2006-09-08 Advansense Corporation 薬剤容器の連続殺菌処理システム
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