JP2002267074A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002267074A
JP2002267074A JP2001066593A JP2001066593A JP2002267074A JP 2002267074 A JP2002267074 A JP 2002267074A JP 2001066593 A JP2001066593 A JP 2001066593A JP 2001066593 A JP2001066593 A JP 2001066593A JP 2002267074 A JP2002267074 A JP 2002267074A
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JP
Japan
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pipe
fixing member
connector
insertion hole
casing
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JP2001066593A
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Tomohisa Imaeda
知久 今枝
Mitsutaka Kondo
充隆 近藤
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Priority to US10/091,570 priority patent/US6616195B2/en
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/098Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks
    • F16L37/0985Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L2201/00Special arrangements for pipe couplings
    • F16L2201/10Indicators for correct coupling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S285/00Pipe joints or couplings
    • Y10S285/921Snap-fit

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ10は、パイプPとの接続を確認す
るためのチェッカなどが不要で、不十分なシール状態と
なることをなくすこと。 【解決手段】 コネクタ10は、パイプPを挿入するパ
イプ挿入孔25を有するケーシング20と、パイプPを
パイプ挿入孔25に挿入することによりスライドしてパ
イプPをケーシングに対して固定するパイプ固定部材3
0と、パイプ流路26に面して装着され、パイプPに対
してシールするシール部材40と、を備えている。パイ
プ固定部材30は、パイプ挿入孔25内で仮止めされた
仮止位置から、パイプPを挿入したときに弾性変形し
て、パイプを固定する接続位置に移動するとともに、外
部から該パイプ固定部材30が接続位置にあることを視
認できるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプをワンタッ
チで接続するコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとして、例え
ば、実開平5−34389号公報の技術が知られてい
る。この技術では、コネクタにパイプを挿入して、保持
手段によりパイプを固定するとともに、パイプが接続さ
れたときに検知体(チェッカ)が押し出されて変位する
ことで、パイプの接続を確認することができるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、接続を確認するためのチェッカが必要であり、
さらに部品点数を減らすことを要請されている。
【0004】また、保持手段が仮止位置にあるときに、
コネクタ内にパイプを挿入した場合に、シール部材によ
り不十分な状態にてシールされていることがある。
【0005】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、チェッカなどが不要で、しかも不十分な
シール状態であることが簡単に分かるコネクタを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた本発明は、パイプの外
周に形成されたパイプ側係合部に係合することで該パイ
プを接続するコネクタにおいて、パイプに接続されるパ
イプ流路と、パイプ流路に接続されかつパイプを挿入す
るパイプ挿入孔と、を有するケーシングと、パイプをパ
イプ挿入孔に挿入することによりスライドしてパイプを
ケーシングに対して固定するパイプ固定部材と、パイプ
流路に面して装着され、パイプに対してシールするシー
ル部材と、を備え、パイプ固定部材は、パイプ挿入孔内
で仮止めされた仮止位置から、パイプを挿入したときに
弾性変形して、パイプを固定する接続位置に移動すると
ともに、外部から該パイプ固定部材が接続位置にあるこ
とを視認できるように構成したこと、を特徴とする。
【0007】本発明にかかるコネクタによれば、パイプ
挿入孔にパイプを挿入すると、パイプがパイプ固定部材
を押して仮止位置からスライドさせるとともに、パイプ
のパイプ側係合部と係合して、パイプ固定部材をパイプ
挿入孔内に押し入れる。パイプ固定部材は、スライド移
動にともなって弾性変形して、パイプを固定する接続位
置に移動する。パイプ固定部材は、外部からパイプを固
定している接続位置にあることを視認することができ
る。したがって、パイプをパイプ挿入孔に挿入してパイ
プ固定部材をスライド移動させれば、パイプをワンタッ
チでコネクタに取り付けることができる。また、本発明
のコネクタによれば、パイプを接続していないときに、
パイプ固定部材がケーシングに仮止めされた状態で装着
されているから、取り扱いが容易である。
【0008】さらに、コネクタは、ケーシング、パイプ
固定部材およびシール部材の3部品で構成され、従来の
技術で説明したような、高いシール状態で接続されてい
るのを確認するためのチェッカが不要であり、部品点数
を減らすことができ、軽量化、コストダウンを実現する
ことができる。
【0009】本発明のケーシングの好適な態様として、
パイプ固定部材が接続位置にあることを確認できる視認
窓を備える構成をとることができる。この構成により、
視認窓を通じて、パイプ固定部材の接続位置を外部から
確認することができ、パイプの接続作業を確実に行なう
ことができる。
【0010】パイプ固定部材の好適な態様として、パイ
プ挿入孔にスライド可能に形成された支持基部と、支持
基部からスライド方向に延設され、パイプ側係合部を係
合するための係合凹所を有するパイプ係合片と、支持基
部からスライド方向に延設され、ケーシングに係合して
仮止位置および接続位置にてそれぞれ位置決めするスト
ッパを有するストッパ係合片と、を備え、ストッパ係合
片は、パイプ固定部材が接続位置にあるときに、視認窓
を介して外部から見えるように構成することができる。
この構成において、パイプ固定部材は、パイプをパイプ
挿入孔内に挿入すると、パイプ係合片が弾性変形して、
係合凹所でパイプのパイプ側係合部に係合して、パイプ
を止める。これと同時に、ストッパ係合片は、視認窓ま
で移動して、パイプ固定部材を接続位置に位置決めする
とともに、接続位置にあることを視認窓を通じて確認す
ることができる。
【0011】さらに、コネクタの好適な態様として、パ
イプ固定部材がパイプを固定していない状態にあるにも
かかわらず接続位置にあるときに、パイプがパイプ挿入
孔内に挿入されてもシール部材の位置まで達しない構成
とすることができる。この構成によれば、パイプ固定部
材が何らかの外力を受けて、パイプ挿入孔内の接続位置
までスライドしても、パイプがシール部材の位置まで達
しないから、不十分なシール状態になることもない。
【0012】また、コネクタの好適な態様として、パイ
プ固定部材が仮止位置にあるときに、パイプをパイプ挿
入孔内に挿入してもシール部材の位置まで達しない構成
とすることができる。この構成によれば、パイプがパイ
プ挿入孔内に挿入してもパイプ固定部材が仮止位置のま
まであるときに、パイプはシール部材にまで達しないか
ら、不十分なシール状態になることもない。
【0013】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態にかかるコネ
クタ10によりパイプPとチューブTとを接続した接続
位置にある状態を示す半断面図、図2は図1の2−2線
に沿った半断面図、図3は図1の矢印3の方向から見た
図である。図1ないし図3において、コネクタ10は、
自動車の燃料タンクからエンジンへの配管系に使用さ
れ、樹脂製のパイプPをワンタッチで締結する部材であ
る。
【0015】図1において、パイプPは、パイプ本体P
aを備えている。パイプ本体Paの外周部には、パイプ
側係合部Pcが環状に突設されている。パイプPの外周
面であって、パイプ側係合部Pcより先端側は、シール
面Pdになっている。
【0016】コネクタ10は、ケーシング20と、パイ
プ固定部材30と、シール部材40と、スペーサ42
と、シール保持部材44とを備えている。
【0017】図4は図1に対応する箇所におけるパイプ
Pをコネクタ10に挿入する前の仮止位置にある状態を
示す半断面図、図5は図2に対応する箇所におけるパイ
プPをコネクタ10に挿入する前の仮止位置にある状態
を示す半断面図である。図4および図5において、ケー
シング20は、ケーシング本体21を備えている。ケー
シング本体21は、チューブTの側に向けて縮径する縮
径部23を備え、さらに縮径部23の先端側にニップル
24が一体形成されている。ニップル24には、チュー
ブTを抜止するための抜止突起24aが3列にわたって
環状かつ山脈状に形成されている。
【0018】ケーシング本体21内には、パイプ挿入孔
25が形成されている。パイプ挿入孔25は、ニップル
24内に形成されたパイプ流路26に接続されている。
パイプ挿入孔25とパイプ流路26の間には、係止壁2
1aが形成されている。係止壁21aは、シール保持部
材44を介してパイプ固定部材30の端部を係止してパ
イプ固定部材30の移動を規制する。パイプ挿入孔25
は、パイプ流路26に接続される小径孔25aと、開口
側の大径孔25bとを備え、その間がガイドテーパ面2
5cになっている。ガイドテーパ面25cは、パイプ固
定部材30の挿入時にパイプ固定部材30を弾性変形さ
せるように押圧する斜面である。
【0019】ニップル24のパイプ流路26とパイプ挿
入孔25と間には、環状段部26aがパイプ流路26よ
り大きな径で形成されている。環状段部26aには、O
リングからなるシール部材40,40が保持されてい
る。シール部材40,40は、その間にスペーサ42を
介在させ、さらにシール保持部材44を圧入することに
より環状段部26aに保持されている。シール部材4
0,40は、パイプPのシール面Pdに押圧することに
よりシールする。なお、シール保持部材44は、環状段
部26aに圧入する構成の代わりに、パイプ挿入孔25
の内周壁から中心に向けて突設した爪(図示省略)によ
り、係止壁44aに係合して抜止めする構成であっても
よい。
【0020】ケーシング本体21の外周壁には、パイプ
挿入孔25に繋がった視認窓22,22aが対向して2
カ所形成されている。視認窓22,22は、ケーシング
20の外部からパイプ固定部材30の位置を確認するた
めの開口である。
【0021】図6はケーシング本体21の一部およびパ
イプ固定部材30を示す斜視図である。図6において、
パイプ固定部材30は、パイプP(図1参照)とケーシ
ング20との間に介在して、パイプPを固定するもので
あり、ケーシング20に対してスライド可能に形成され
ている。すなわち、パイプ固定部材30は、断面矩形の
支持基部32と、パイプ係合片34,34と、ストッパ
係合片36,36とを備え、これらを一体に形成してい
る。
【0022】パイプ係合片34,34は、支持基部32
の一端側から互いに平行に突設された片持ち片であり、
途中で折曲されて端部を外方へ広げた折曲端34aにな
っている。図4に示すように折曲端34aは、折曲され
ることによりガイドテーパ面25cに倣う形状から、図
1に示すように小径孔25aに倣うように弾性変形する
ように構成されている。各々のパイプ係合片34,34
には、その内側に係合凹所34bが形成されている。係
合凹所34bは、円弧状に形成されており、パイプPの
パイプ側係合部Pc(図1参照)に係合したときパイプ
Pを抜止する。
【0023】ストッパ係合片36,36は、互いに平行
に配置された片持ち片であり、視認窓22から見える位
置に配置されている。各々のストッパ係合片36,36
の外側には、第1ストッパ36aおよび第2ストッパ3
6bが突設されている。第1ストッパ36aおよび第2
ストッパ36bは、ケーシング20の視認窓22の固定
端22aおよび開口端21bに係合することによりパイ
プ固定部材30をケーシング20に対して位置決めする
ための凸起である。
【0024】次に、コネクタ10にパイプPを接続する
作業およびこれに伴う動作について説明する。図4およ
び図5の仮止位置から、コネクタ10のパイプ挿入孔2
5にパイプPを押し入れると、パイプPのパイプ側係合
部Pcがパイプ固定部材30の係合凹所34bに係合し
て、パイプ固定部材30がパイプ挿入孔25の奥側へス
ライドする。パイプ固定部材30のスライドに伴って、
パイプ係合片34の折曲端34aがガイドテーパ面25
cに押されて弾性変形して、パイプ固定部材30は、小
径孔25aへ移動してシール保持部材44の係止壁44
aで止められる。このとき、ストッパ係合片36は、第
2ストッパ36bの部分でケーシング20の開口端21
bで押されて、内方へ弾性変形し、さらに移動して、視
認窓22の固定端22aを越えると弾性力が釈放され
る。これにより、第2ストッパ36bがパイプ固定部材
30を位置決めする。この状態にて、パイプ先端部Pb
がシール部材40内に圧入され、シール面Pdがシール
部材40によりシールされるので、コネクタ10は、チ
ューブTとパイプPとを接続する。この接続状態にて、
視認窓22は、パイプ固定部材30のストッパ係合片3
6で閉じられるので、パイプ固定部材30がパイプPを
固定していることが確認できる。
【0025】パイプPをコネクタ10から外すには、視
認窓22を通じてストッパ係合片36を押して、パイプ
Pを引き抜く。すなわち、ストッパ係合片36は、第2
ストッパ36bにおける固定端22aに対する係合状態
を解除し、この解除状態にてパイプPを引き抜くと、パ
イプ固定部材30がパイプPと一体にケーシング20に
対して移動し、さらに、第1ストッパ36aが視認窓2
2の固定端22aに当たることによりパイプ固定部材3
0がケーシング20に保持され、パイプPだけが抜かれ
る。
【0026】上記コネクタ10によれば、次に述べる効
果を得ることができる。
【0027】(1) パイプPをパイプ挿入孔25に挿
入してパイプ固定部材30をスライド移動させれば、パ
イプPをワンタッチでコネクタ10に取り付けることが
できる。
【0028】(2) パイプPがパイプ固定部材30に
より接続位置で位置決めされていることの確認は、視認
窓22を通じてストッパ係合片36の位置にて行なうこ
とができるから、不十分なシール状態で接続されること
もない。
【0029】(3) コネクタ10は、ケーシング2
0、パイプ固定部材30およびシール部材40の3部品
で構成され、従来の技術で説明したような、高いシール
状態で接続されているのを確認するためのチェッカが不
要であり、部品点数を減らすことができ、軽量化、コス
トダウンを実現することができる。
【0030】(4) 図5に示すようにストッパ係合片
36は、第1ストッパ36aが視認窓22の固定端22
aに当たり、第2ストッパ36bが開口端21bに当た
ることにより、パイプ固定部材30がケーシング20に
仮止めされている。この仮止めにより、パイプ固定部材
30は、ケーシング20と一体に搬送・取り扱うことが
でき、取り扱いが容易になる。
【0031】(5) 図7はコネクタ10の作用を説明
する説明図である。図7に示すように、パイプ固定部材
30が何らかの外力により、パイプ挿入孔25の小径孔
25a内に押し入られる状態となる場合がある。ここ
で、パイプ固定部材30の端部からシール部材40まで
の距離をL1、パイプ側係合部Pcからパイプ先端部P
bの先端までの距離をLpとすると、L1>Lpに設定
している。このため、パイプPをパイプ挿入孔25内に
挿入すると、パイプPは、パイプ側係合部Pcがパイプ
固定部材30の端面に当たるまで挿入されるが、パイプ
先端部Pbがシール部材40まで達しない。よって、シ
ール面Pdがシール部材40によってシールされない。
この状態では、パイプPがコネクタ10に全く支持され
ていない状態であるから、接続時の感触により非接続状
態にあることが容易に分かる。
【0032】(5) 図8はコネクタ10の他の作用を
説明する説明図である。図8に示すように、パイプ固定
部材30がパイプ挿入孔25内に押し入れられていない
仮止位置にあるとする。ここで、パイプ固定部材30の
係合凹所34bからシール部材40までの距離をL2と
すると、L2>Lpに設定している。このため、仮止位
置にて、パイプPをパイプ挿入孔25内に挿入しても、
パイプPのパイプ先端部Pbがシール部材40にまで達
しない。よって、シール面Pdがシール部材40によっ
てシールされない。この状態においても、パイプPがコ
ネクタ10に全く支持されていない状態であるから、接
続時の感触により非接続状態にあることが容易に分か
る。
【0033】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0034】シール部材を取り付ける構成については、
種々の構成をとることができ、例えば、図9のコネクタ
10Bに示すように、ケーシング20Bのパイプ流路2
6Bに面して、環状凹所26Ba,26Baを2列に形
成し、環状凹所26Ba,26BaにOリングからなる
シール部材40,40をそれぞれ保持する構成をとるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるコネクタ10に
よりパイプPとチューブTとを接続した接続位置にある
状態を示す半断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った半断面図である。
【図3】図1の矢印3の方向から見た図である。
【図4】図1に対応する箇所におけるパイプPをコネク
タに挿入する前の仮止位置にある状態を示す半断面図で
ある。
【図5】図2に対応する箇所におけるパイプPをコネク
タに挿入する前の仮止位置にある状態を示す半断面図で
ある。
【図6】ケーシング本体21の一部およびパイプ固定部
材30を示す斜視図である。
【図7】コネクタ10の作用を説明する説明図である。
【図8】コネクタ10の他の作用を説明する説明図であ
る。
【図9】他の実施の形態にかかるコネクタによりパイプ
とチューブとを接続した接続位置にある状態を示す半断
面図である。
【符号の説明】
10…コネクタ 20…ケーシング 21…ケーシング本体 21a…係止壁 21b…開口端 22…視認窓 22a…固定端 23…縮径部 24…ニップル 24a…抜止突起 25…パイプ挿入孔 25a…小径孔 25b…大径孔 25c…ガイドテーパ面 26…パイプ流路 26a…環状段部 30…パイプ固定部材 32…支持基部 34…パイプ係合片 34a…折曲端 34b…係合凹所 36…ストッパ係合片 36a…第1ストッパ 36b…第2ストッパ 40…シール部材 42…スペーサ 44…シール保持部材 44a…係止壁 P…パイプ Pa…パイプ本体 Pb…パイプ先端部 Pc…パイプ側係合部 Pd…シール面 T…チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J106 AB01 BA01 BB01 BC04 BD01 BE12 BE25 BE32 EA03 EB04 EC01 EC07 ED05 ED06 EE02 EF03 EF04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの外周に形成されたパイプ側係合
    部に係合することで該パイプを接続するコネクタにおい
    て、 パイプに接続されるパイプ流路と、パイプ流路に接続さ
    れかつパイプを挿入するパイプ挿入孔と、を有するケー
    シングと、 パイプをパイプ挿入孔に挿入することによりスライドし
    てパイプをケーシングに対して固定するパイプ固定部材
    と、 パイプ流路に面して装着され、パイプに対してシールす
    るシール部材と、 を備え、 パイプ固定部材は、パイプ挿入孔内で仮止めされた仮止
    位置から、パイプを挿入したときに弾性変形して、パイ
    プを固定する接続位置に移動するとともに、外部から該
    パイプ固定部材が接続位置にあることを視認できるよう
    に構成したこと、 を特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1のコネクタにおいて、 上記ケーシングは、パイプ固定部材が接続位置にあるこ
    とを確認できる視認窓を備えたコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2のコネクタにおいて、 パイプ固定部材は、 パイプ挿入孔にスライド可能に形成された支持基部と、 支持基部からスライド方向に延設され、パイプ側係合部
    を係合するための係合凹所を有するパイプ係合片と、 支持基部からスライド方向に延設され、ケーシングに係
    合して仮止位置および接続位置にてそれぞれ位置決めす
    るストッパを有するストッパ係合片と、 を備え、 ストッパ係合片は、パイプ固定部材が接続位置にあると
    きに、視認窓を介して外部から見えるように構成したコ
    ネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかのコ
    ネクタにおいて、 パイプ固定部材は、パイプを固定していない状態で接続
    位置にあるときに、パイプをパイプ挿入孔内に挿入して
    もシール部材の位置まで達しないように構成したコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかのコ
    ネクタにおいて、 パイプ固定部材が仮止位置にあるときに、パイプをパイ
    プ挿入孔内に挿入しても、シール部材の位置まで達しな
    いように構成したコネクタ。
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