JP2002266804A - アクチュエータ装置 - Google Patents

アクチュエータ装置

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JP2002266804A
JP2002266804A JP2001069352A JP2001069352A JP2002266804A JP 2002266804 A JP2002266804 A JP 2002266804A JP 2001069352 A JP2001069352 A JP 2001069352A JP 2001069352 A JP2001069352 A JP 2001069352A JP 2002266804 A JP2002266804 A JP 2002266804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動流体として機能性流体を用いたアクチュ
エータ装置の動作性能を向上させる。 【解決手段】 本発明に係るアクチュエータ装置におい
ては、アクチュエータ1と第1及び第2のポンプ21,
22とを配管系3によって接続し、該配管系3に介在す
る第1〜第8のバルブ41〜48の開閉を制御すること
によって、第1及び第2のポンプ21,22から吐出さ
れる機能性流体をアクチュエータ1に供給し、ピストン
12を駆動する。ここで、第1のポンプ21と第2のポ
ンプ22は、互いに位相をずらして駆動することによ
り、両ポンプ21,22からアクチュエータ1へ供給す
る機能性流体の流量を一定とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁気的なエネル
ギーを受けて粘性が変化する機能性流体を動作流体とし
て使用したアクチュエータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、動作流体を用いたアクチュエー
タとしては、油圧式のものが多く用いられている。この
油圧式のアクチュエータは、ポンプから供給される油等
の動作流体をシリンダ内へ送り込んで、ピストンを移動
させるものである。この種のアクチュエータにおいて
は、ピストンを往復移動させるために、ピストンの両側
に形成された一対のシリンダ室に動作流体を交互に供給
するべく、動作流体の供給経路を切り換えるための弁機
構が配備されている。この弁機構としては、通常、複数
の電磁弁を組み合わせて用いることが多く、各電磁弁を
開閉制御することによって、ピストンの移動方向が切り
換えられる。
【0003】しかしながら、このような従来の油圧式の
アクチュエータにおいては、圧油を送るために油圧ポン
プや油タンク等が必要となるため、大きく複雑な構造と
なる問題がある。又、機械的な弁機構を用いるため、負
荷側からアクチュエータを動作させることが出来ず、然
も、電磁弁の反応速度が遅いため、高速で駆動されるポ
ンプの動作に追従することが出来ず、高速できめ細かい
制御を行なうことが困難である問題があった。この問題
を解決するべく、動作流体として電気粘性流体を用いた
アクチュエータ装置が提案されている(特開平11−3
03804号参照)。該アクチュエータ装置によれば、
油圧式のアクチュエータと比較して高い応答速度を実現
することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該アク
チュエータ装置においては、電気粘性流体を送り出すポ
ンプの動作に、流量が変化しない死点が存在するため、
アクチュエータが動作しない死点が存在することとな
り、そのため、アクチュエータの動作が脈動的となっ
て、速度制御が困難となる問題点がある。本発明は、こ
のような問題に鑑みてなされたものであり、動作流体と
して機能性流体を用いたアクチュエータ装置において動
作性能を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るアクチュエー
タ装置は、電磁気的なエネルギーを受けて粘性が変化す
る機能性流体を動作流体として、シリンダ内のピストン
を往復移動させるアクチュエータと、前記アクチュエー
タに対して並列に接続され、該アクチュエータのシリン
ダ内にピストンを隔てて形成される一対のシリンダ室の
内、何れか一方のシリンダ室へ機能性流体を吐出すると
共に他方のシリンダ室の機能性流体を吸入するための第
1及び第2の流体供給装置と、前記第1及び第2の流体
供給装置の動作を制御する制御回路とを具えている。
【0006】前記第1及び第2の流体供給装置はそれぞ
れ、前記アクチュエータの両シリンダ室に繋がる配管系
と、前記配管系に介在し、シリンダ内におけるピストン
の往復移動によって機能性流体を吐出/吸入するポンプ
手段と、前記配管系の複数箇所に配備されて、配管系を
流れる機能性流体に電磁気的なエネルギーを与えること
によって配管系の複数箇所で機能性流体の流れを阻止
し、前記ポンプ手段の吐出口から前記アクチュエータの
一方のシリンダ室へ至る流路と、前記アクチュエータの
他方のシリンダ室から前記ポンプ手段の吸入口へ戻る流
路とを形成するためのバルブ手段とを具えている。
【0007】前記制御回路は、前記第1及び第2の流体
供給装置に装備されたポンプ手段のピストンの移動方向
を検出する第1及び第2の検出手段と、前記第1及び第
2の検出手段からの検出信号に基づいて、前記バルブ手
段の動作を制御する制御手段とを具え、前記制御手段
は、前記ポンプ手段のピストン移動方向の切り替わりに
伴う吐出口の切り替わりに拘わらず、該吐出口から前記
アクチュエータの同じシリンダ室へ至る流路を形成する
と共に、前記ポンプ手段のピストン移動方向の切り替わ
りに伴う吸入口の切り替わりに拘わらず、前記アクチュ
エータの同じシリンダ室から該吸入口へ戻る流路を形成
する様、前記バルブ手段の動作を制御する。又、前記第
1の流体供給装置に装備された第1のポンプ手段と前記
第2の流体供給装置に装備された第2のポンプ手段と
は、それぞれのピストンの変位位相を互いにずらして駆
動される。
【0008】上記本発明のアクチュエータ装置において
は、第1の流体供給装置に装備されている第1のポンプ
手段と、第2の流体供給装置に装備されている第2のポ
ンプ手段を、互いに位相をずらして駆動する。この過程
で、制御回路は、各ポンプ手段の動作方向(ピストン移
動方向)に応じて、各検出手段からの検出信号に基づい
て、各バルブ手段の動作を制御する。これによって、前
記ポンプ手段のピストン移動方向の切り替わりに伴う吐
出口の切り替わりに拘わらず、その吐出口から前記アク
チュエータの同じシリンダ室へ至る流路が形成されると
共に、前記ポンプ手段のピストン移動方向の切り替わり
に伴う吸入口の切り替わりに拘わらず、前記アクチュエ
ータの同じシリンダ室からその吸入口へ戻る流路が形成
される。この結果、第1及び第2の流体供給装置の両方
からアクチュエータの一方のシリンダ室へ機能性流体が
吐出されると共に、アクチュエータの他方のシリンダ室
から第1及び第2の流体供給装置の両方へ機能性流体が
吸入されて、アクチュエータのピストンは同じ方向へ移
動する。
【0009】この過程で、第1のポンプ手段と第2のポ
ンプ手段は、互いに位相をずらして動作するので(図6
(a)(b)参照)、第1のポンプ手段から吐出される機能
性流体の流量の変化と、第2のポンプ手段から吐出され
る機能性流体の流量の変化も、同様に位相がずれること
になる(図6(c)参照)。ところが、上述の如く各ポンプ
手段の動作方向(ピストン移動方向)が逆転しても、バル
ブ手段の切替えによって、各ポンプ手段から吐出される
機能性流体はアクチュエータの同じシリンダ室へ送り込
まれるので、第1のポンプ手段からアクチュエータへ供
給される機能性流体の流量と第2のポンプ手段からアク
チュエータへ供給される機能性流体の流量とは、互いに
逆の位相で変動することになる(図6(d)参照)。この結
果、第1のポンプ手段からアクチュエータへ供給される
機能性流体の流量と第2のポンプ手段からアクチュエー
タへ供給される機能性流体の流量の合計は略一定の値と
なって(図6(e)参照)、アクチュエータのピストンは略
等しい速度で一方向へ移動するのである。
【0010】具体的構成において、前記機能性流体は電
気粘性流体であって、前記バルブ手段は、電気粘性流体
の流路を挟んで両側に配置された一対の電極を具えてい
る。該具体的構成においては、一つの電極間に電圧を印
加すると、これによって形成される電界中の電気粘性流
体の粘性が増大して、流れに対する抵抗が増大し、流れ
が殆ど止まることになる。これによって、バルブを閉じ
たような状態とすることが出来る。
【0011】又、具体的構成において、前記第1の検出
手段は、第1のポンプ手段が介在する配管内の機能性流
体の流れ方向を検出することによってピストン移動方向
を検出するものであり、前記第2の検出手段は、第2の
ポンプ手段が介在する配管内の機能性流体の流れ方向を
検出することによってピストン移動方向を検出するもの
である。
【0012】又、具体的構成において、前記配管系は閉
ループを形成する環状配管を具え、該環状配管の2箇所
が2本の配管を経て前記アクチュエータの両シリンダ室
に繋がると共に、該環状配管の前記2箇所と交差関係の
2箇所が1本の配管を経て互いに繋がっており、該1本
の配管に前記ポンプ手段が介在すると共に、該環状配管
の他の配管との連結点に挟まれた4箇所に前記バルブ手
段が配備されている。該具体的構成によれば、環状配管
に配備された4つのバルブ手段の内、互いに対角位置に
配備された2つのバルブ手段を開くと共に、互いに対角
位置に配備された他の2つのバルブ手段を閉じることに
よって、ポンプ手段の動作方向(ピストンの移動方向)に
応じて、ポンプ手段の吐出口からアクチュエータの一方
のシリンダ室へ至る流路が形成されると共に、アクチュ
エータの他方のシリンダ室からポンプ手段の吸入口へ至
る流路が形成される。そして、ポンプ手段の動作方向
(ピストンの移動方向)が逆転したときは、開くべき対角
位置の2つのバルブ手段と閉じるべき対角位置の2つの
バルブ手段を入れ替えることによって、ポンプ手段の吐
出口からアクチュエータの一方のシリンダ室へ至る流路
が形成されると共に、アクチュエータの他方のシリンダ
室からポンプ手段の吸入口へ至る流路が形成される。こ
の様にバルブ手段の開閉を切り替えることによって、ポ
ンプ手段の動作方向に拘わらず、常に、ポンプ手段から
アクチュエータの同じシリンダ室へ機能性流体を吐出す
る共に、アクチュエータの同じシリンダ室からポンプ手
段へ機能性流体を吸入することが出来る。
【0013】又、具体的構成において、前記制御手段
は、前記第1及び/又は第2の検出手段によって検出さ
れる第1及び/又は第2のポンプ手段のピストン移動方
向が逆転するタイミングに同期して、前記バルブ手段の
動作を制御する。これによって、機能性流体の逆流が防
止される。
【0014】又、具体的構成において、前記制御手段
は、第1のポンプ手段が第1の方向へ動作しているとき
に該ポンプ手段から吐出される機能性流体をアクチュエ
ータへ送り込むと共に、第2のポンプ手段が第1の方向
へ動作しているときに該ポンプ手段から吐出される機能
性流体をアクチュエータへ送り込むべく、バルブ手段を
制御する第1モードと、第1のポンプ手段が第1の方向
へ動作しているときに該ポンプ手段から吐出される機能
性流体をアクチュエータへ送り込むと共に、第2のポン
プ手段が第2の方向へ動作しているときに該ポンプ手段
から吐出される機能性流体をアクチュエータへ送り込む
べく、バルブ手段を制御する第2モードと、第1のポン
プ手段が第2の方向へ動作しているときに該ポンプ手段
から吐出される機能性流体をアクチュエータへ送り込む
と共に、第2のポンプ手段が第1の方向へ動作している
ときに該ポンプ手段から吐出される機能性流体をアクチ
ュエータへ送り込むべく、バルブ手段を制御する第3モ
ードと、第1のポンプ手段が第2の方向へ動作している
ときに該ポンプ手段から吐出される機能性流体をアクチ
ュエータへ送り込むと共に、第2のポンプ手段が第2の
方向へ動作しているときに該ポンプ手段から吐出される
機能性流体をアクチュエータへ送り込むべく、バルブ手
段を制御する第4モードとを繰り返す。
【0015】上記の第1〜第4モードを繰り返すことに
よって、第1及び第2の流体供給装置の両方からアクチ
ュエータの一方のシリンダ室へ機能性流体を吐出すると
共に、アクチュエータの他方のシリンダ室から第1及び
第2の流体供給装置の両方へ機能性流体を吸入すること
が出来、この結果、アクチュエータのピストンは同じ方
向へ移動する。この過程で、第1のポンプ手段と第2の
ポンプ手段は、互いに90度の位相差で動作することに
なり(図6(a)(b)参照)、この結果、第1のポンプ手段
から吐出される機能性流体の流量の変化と、第2のポン
プ手段から吐出される機能性流体の流量の変化も、互い
に90度の位相差となる(図6(c)参照)。ところが、上
述の如く各ポンプ手段の動作方向が逆転しても、バルブ
手段の切替えによって、各ポンプ手段から吐出される機
能性流体はアクチュエータの同じシリンダ室へ送り込ま
れるので、第1のポンプ手段からアクチュエータへ供給
される機能性流体の流量と第2のポンプ手段からアクチ
ュエータへ供給される機能性流体の流量とは、互いに逆
の位相で変動することになる(図6(d)参照)。この結
果、第1のポンプ手段からアクチュエータへ供給される
機能性流体の流量と第2のポンプ手段からアクチュエー
タへ供給される機能性流体の流量の合計は一定値となっ
て(図6(e)参照)、アクチュエータのピストンは等速で
一方向へ移動するのである。
【0016】又、具体的構成において、前記第1及び第
2のポンプ手段はそれぞれ、ピストンが一方向へ移動す
る過程で、該ピストンの速度を時間に対して直線的に変
化させる。これによって、第1のポンプ手段からアクチ
ュエータへ供給される機能性流体の流量と第2のポンプ
手段からアクチュエータへ供給される機能性流体の流量
の合計は厳密に一定の値となって、アクチュエータのピ
ストンは厳密に一定の速度で移動することになる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るアクチュエータ装置によれ
ば、第1及び第2の流体供給装置からアクチュエータへ
供給する機能性流体の総流量を、ポンプ手段の動作方向
の切り替わりに拘わらず、一定値若しくは略一定の値に
設定することが出来るので、アクチュエータの脈動的な
動作を防止して、アクチュエータの動作が止まる死点を
なくすことが出来る。これによって、アクチュエータの
速度制御が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係るアク
チュエータ装置は、図1に示す様に、電圧を印加するこ
とによって粘性が高くなる電気粘性流体を動作流体とす
る直動式のアクチュエータ1と、アクチュエータ1へ向
けて電気粘性流体を吐出し、或いはアクチュエータ1か
ら電気粘性流体を吸入する第1及び第2のポンプ21,
22と、アクチュエータ1と両ポンプ21,22を所定
の経路で接続する配管系3と、その配管系3の8箇所に
設けられたバルブ41〜48とを具えており、配管系3
の内部には電気粘性流体が充填されている。
【0019】配管系3は、第1〜第8の部分配管301
〜308を具えており、第1〜第4の部分配管301〜
304を順次接合して1つの環状の配管を構成すると共
に、第5〜第8の部分配管305〜308を順次接合し
て1つの環状の配管を構成している。
【0020】第1及び第2の部分配管301,302の
接合部分に第1のバルブ41が配置され、第2及び第3
の部分配管302,303の接合部分に第2のバルブ4
2が配置され、第3及び第4の部分配管303,304
の接合部分に第3のバルブ43が配置され、第4及び第
1の部分配管304,301の接合部分に第4のバルブ
44が配置され、第5及び第6の部分配管305,30
6の接合部分に第5のバルブ45が配置され、第6及び
第7の部分配管306,307の接合部分に第6のバル
ブ46が配置され、第7及び第8の部分配管307,3
08の接合部分に第7のバルブ47が配置され、第8及
び第5の部分配管308,305の接合部分に第8のバ
ルブ48が配置されている。
【0021】更に、配管系3は、第1の部分配管301
と第5の部分配管305とを繋ぐ第9の部分配管309
と、第3の部分配管303と第7の部分配管307とを
繋ぐ第10の部分配管310とを具えている。尚、第1
〜第10の部分配管301〜310で構成される配管の
内部には電気粘性流体が充填されている。
【0022】第1のバルブ41は、陰極電極41aと陽
極電極41bとからなる電極対を具え、該電極対によっ
て流路を挟み込んで構成されている。同様に、第2のバ
ルブ42は、陰極電極42aと陽極電極42bとからな
る電極対で構成され、第3のバルブ43は、陰極電極4
3aと陽極電極43bとからなる電極対で構成され、第
4のバルブ44は、陰極電極44aと陽極電極44bと
からなる電極対で構成され、第5のバルブ45は、陰極
電極45aと陽極電極45bとからなる電極対で構成さ
れ、第6のバルブ46は、陰極電極46aと陽極電極4
6bとからなる電極対で構成され、第7のバルブ47
は、陰極電極47aと陽極電極47bとからなる電極対
で構成され、第8のバルブ48は、陰極電極48aと陽
極電極48bとからなる電極対で構成されている。そし
て、これら第1〜第8のバルブ41〜48は、それぞれ
を構成する電極対間に電圧を印加することにより、電極
対で挟み込まれた流路内の機能性流体の粘性を高めて、
バルブを閉じたような状態とすることが出来る。
【0023】又、配管系3は、アクチュエータ1と第9
の部分配管309とを繋ぐ第11の部分配管311と、
アクチュエータ1と第10の部分配管310とを繋ぐ第
12の部分配管312とを具えている。アクチュエータ
1は、円筒形状のシリンダ11と、そのシリンダ11内
において移動可能に配置され、シリンダ11内のシリン
ダ室を分割するピストン12とを具えている。ピストン
12は、断面積の等しい第1のピストンロッド12aと
第2のピストンロッド12bとを具えており、両ピスト
ンロッド12a、12bは、シリンダ11の外部に繋が
っており、外部に出力を伝達する。尚、シリンダ11の
内部においてピストン12により隔てられた一対のシリ
ンダ室には、それぞれ電気粘性流体が充填されている。
【0024】シリンダ11の一端11aには、第11の
部分配管311の一端が接続され、この第11の部分配
管311の他端は、第9の部分配管309に接続されて
いる。シリンダ11の他端11bには、第12の部分配
管312の一端が接続され、この第12の部分配管31
2の他端は、第10の部分配管310に接続されてい
る。そして、シリンダ11の内部においてピストン12
により隔てられた一対のシリンダ室の内、一方のシリン
ダ室に機能性流体が流入すると共に、他方のシリンダ室
から機能性流体が流出することによって、ピストン12
が往復移動することになる。
【0025】更に、配管系3は、第1のポンプ21と第
2の部分配管302とを繋ぐ第13の部分配管313
と、第1のポンプ21と第4の部分配管304とを繋ぐ
第14の部分配管314とを具えると共に、第2のポン
プ22と第6の部分配管306とを繋ぐ第15の部分配
管315と、第2のポンプ22と第8の部分配管308
とを繋ぐ第16の部分配管316とを具えている。
【0026】第1のポンプ21の内部は、図2に示す様
に、第1のシリンダ室211と第2のシリンダ室212
とに分割されており、両シリンダ室211,212内に
は、電気粘性流体が充填されている。ポンプ21の第1
のシリンダ室211には、第13の部分配管313の一
端が接続され、この第13の部分配管313の他端は、
第2の部分配管302の中央部に接続されている。ポン
プ21の第2のシリンダ室212には、第14の部分配
管314の一端が接続され、この第14の部分配管31
4の他端は、第4の部分配管304の中央部に接続され
ている。又、第1のポンプ21はシリンダ214の原動
ピストン213を具えており、該原動ピストン213の
一方向への移動によって、第1のシリンダ室211内の
電気粘性流体を第13の部分配管313に吐出すると共
に、第14の部分配管314内の電気粘性流体を第2の
シリンダ室212内に吸入し、該原動ピストン213の
他方向への移動によって、第2のシリンダ室212内の
電気粘性流体を第14の部分配管314に吐出すると共
に、第13の部分配管313内の電気粘性流体を第1の
シリンダ室211内に吸入する。
【0027】原動ピストン213は磁化されており、シ
リンダ214の周囲にピストン213を包囲する様にリ
ング状の磁石215が配備され、該磁石の磁力によって
原動ピストン213の軸方向の位置決めが可能である。
リング状磁石215は、溝カム216を介してモータ2
17に繋がっている。溝カム216には、モータ217
が定速回転を行なうことによってリング状磁石215が
一定速度で往復運動する様にカム溝が切られている。モ
ータ217が定速回転することにより、リング状磁石2
15が第13の部分配管313側へ移動し、これによっ
て、原動ピストン213が第13の部分配管313側へ
移動し、第1のシリンダ室211内の電気粘性流体を第
13の部分配管313へ吐出すると共に、第14の部分
配管314内の電気粘性流体を第2のシリンダ室212
内に吸入する。逆に、リング状磁石215が第14の部
分配管314側へ移動することによって、原動ピストン
213が第14の部分配管314側へ移動し、第2のシ
リンダ室212内の電気粘性流体を第14の部分配管3
14へ吐出すると共に、第13の部分配管313内の電
気粘性流体を第1のシリンダ室211内に吸入する。第
2のポンプ22の構成も、第1のポンプ21の構成と同
様のため、その図示及び説明を省略する。尚、第1及び
第2のポンプ21,22は後述の如く位相を90度ずら
して動作する(図6(a)(b)参照)。
【0028】又、本発明のアクチュエータ装置は、図1
に示す如く、第1のポンプ21の原動ピストン位置を検
出する第1の位置検出器51を具えると共に、第2のポ
ンプ22の原動ピストンの位置を検出する第2の位置検
出器52を具えており、これら第1及び第2の位置検出
器51,52の出力は、制御回路6に入力される。制御
回路6は、マイクロコンピュータ61と、マイクロコン
ピュータ61から出力される制御信号を増幅する第1〜
第4の増幅器62〜65とを具えている。マイクロコン
ピュータ61は、第1及び第2の位置検出器51,52
によって検出された位置を読み込むことにより、各位置
検出器51,52の出力の微分係数や両位置検出器5
1,52間の位置信号の差を演算するものであり、その
演算結果と、操作者から入力されたアクチュエータ1の
駆動方向を指示する指令信号とに基づいて、第1〜第8
のバルブ41〜48に対して制御信号を出力するもので
ある。第1の増幅器62はその制御信号を増幅して第1
及び第3のバルブ41,43に伝達し、第2の増幅器6
3はその制御信号を増幅して第2及び第4のバルブ4
2,44に伝達し、第3の増幅器64はその制御信号を
増幅して第5及び第7のバルブ45,47に伝達し、第
4の増幅器65はその制御信号を第6及び第8のバルブ
46,48に伝達するものである。
【0029】第1〜第4の各バルブ41〜44は、マイ
クロコンピュータ61からの制御信号に基づき、原動ピ
ストン213が上死点又は下死点の位置にあるタイミン
グ、即ち吐出と吸入の切替えのタイミングに同期して、
配管内の機能性流体に電圧を印加した状態と、電圧を印
加していない状態とが切り替えられる。第5〜第8の各
バルブ45〜48は、マイクロコンピュータ61からの
制御信号に基づき、原動ピストン223が上死点又は下
死点の位置にあるタイミング、即ち吐出と吸入の切替え
のタイミングに同期して、配管内の機能性流体に電圧を
印加した状態と、電圧を印加していない状態とが切り替
えられる。電圧が印加された部分では、配管内の電気粘
性流体のせん断応力が高くなって、電気粘性流体の流動
が規制され、これによって、電圧が印加された配管は、
弁を閉じたような状態となる。
【0030】このような構成のアクチュエータ装置にお
いて、アクチュエータ1のピストン12を、図5中に矢
印Aで示す方向(図の上方向)へ移動させる場合の動作に
ついて、図3のフローチャートに沿って説明する。先
ず、図3のステップS1にて、マイクロコンピュータ6
1から第1〜第8のバルブ41〜48に対して全てのバ
ルブ41〜48を開放、即ち、電圧を印加しない様に制
御する制御信号が出力される。この制御信号を受けて、
第1〜第8のバルブ41〜48が開放される。又、併せ
て、第1及び第2のポンプ21,22の原動ピストンの
往復駆動が開始される。ここで、第1及び第2のポンプ
21,22の原動ピストンは、図6(a)(b)に示す様に
互いに位相が90度ずれた状態で、360度を1周期と
する三角波状に速度が変化する様、駆動される。
【0031】次に図3のステップS2では、第1の位置
検出器51によって検出される第1のポンプ21の原動
ピストンの位置を表わす位置信号C1と、第2の位置検
出器52によって検出される第2のポンプ22の原動ピ
ストンの位置を表わす位置信号C2とが、マイクロコン
ピュータ61に入力される。
【0032】これに応じてマイクロコンピュータ61
は、ステップS3にて、両位置信号C1,C2の微分係
数△C1、△C2を算出する。そして、ステップS4で
は、両位置信号C1,C2の微分係数△C1、△C2の
何れか一方の値がゼロとなり、符号が変わったかどうか
を判断する。ここでイエスと判断されたときは、ステッ
プS5に移行して、第1及び第2のポンプ21,22の
原動ピストンの移動方向(動作方向)を判断する。次に、
ステップS6では、判断された第1及び第2のポンプ2
1,22の動作方向に応じて、図4に示すモードA〜D
を識別し、そのモードに対応して8つのバルブ制御信号
を作成し、各バルブに出力する。
【0033】例えば、第1及び第2のポンプ21,22
の動作方向が共に図5に矢印Bで示す如く左方向である
とき、図4に示すモードAが識別され、該モードに対応
した8つのバルブ制御信号が出力される。即ち、モード
Aにおいては、マイクロコンピュータ61から増幅器6
2を介して第1及び第3のバルブ41,43を閉鎖、即
ち電圧を印加するという制御信号が出力されると共に、
増幅器63を介して第2及び第4のバルブ42,44を
開放、即ち電圧を印加しないという制御信号が出力され
る。又、マイクロコンピュータ61から増幅器64を介
して第5及び第7のバルブ45,47を閉鎖、即ち電圧
を印加するという制御信号が出力されると共に、増幅器
65を介して第6及び第8のバルブ46,48を開放、
即ち電圧を印加しないという制御信号が出力される。
【0034】この結果、第1のポンプ21から第13の
部分配管313に電気粘性流体が吐出され、該電気粘性
流体は、図5に矢印で示す様に、第2の部分配管30
2、第2のバルブ42、第3の部分配管303、第10
の部分配管310、及び第12の部分配管312を経
て、シリンダ11の一端11bからシリンダ室内に送り
込まれる。又、第2のポンプ22から第15の部分配管
315に電気粘性流体が吐出され、該電気粘性流体は、
図5に矢印で示す様に、第6の部分配管306、第6の
バルブ46、第7の部分配管307、第10の部分配管
310、及び第12の部分配管312を経て、シリンダ
11の一端11bからシリンダ室内に送り込まれる。こ
れに伴って、ピストン12が図5の上方へ移動すること
になる。
【0035】一方、図3のステップS4にてノーと判断
されたときは、各ピストンが一方向へ移動している途中
であるので、ステップS6へ移行して、そのモードに応
じた制御信号の出力を継続する。そして、ステップS6
を経た後、ステップS2に戻って、位置信号C1,C2
の検出〜制御信号の出力を繰り返す。この様にして、第
1及び第2の位置検出器51,52にて検出される位置
信号C1,C2の微分係数△C1、△C2の何れか一方
の値がゼロとなる毎に、モードを切り替えることによ
り、アクチュエータのピストン12を図1の上方に移動
させることが出来る。尚、ピストン12を図1の下方に
移動させる場合にも、第1及び第2の位置検出器51,
52にて検出される位置信号C1,C2の微分係数△C
1、△C2の何れか一方の値がゼロとなる毎にモードを
切り替える同様の制御方式が採用可能である。
【0036】例えば、図6の場合、第1のポンプ21及
び第2のポンプ22の吐出量は同図(c)の如く三角波状
に変動するが、両ポンプの動作方向に応じ、図4に示す
モード切替え方式に従って、第1〜第8のバルブ41〜
48の開閉を切り替えることによって、第1及び第2の
各ポンプからアクチュエータへ供給される電気粘性流体
の流量は、図6(d)の如く変動し、第1のポンプからの
供給流量と第2のポンプからの供給流量とは、互いに逆
位相で変動することになる。従って、両ポンプによって
アクチュエータへ供給される電気粘性流体の総流量は、
各ポンプの動作方向の切り替わりに拘わらず、図6(e)
の如く一定の値となる。
【0037】上述の如く、本発明に係るアクチュエータ
装置においては、第1及び第2の位置検出器51,52
によって検出される微分係数△C1、△C2の何れか一
方がゼロとなったときに、第1〜第8のバルブ41〜4
8の開放/閉鎖を切り替える制御方式を採用しているた
め、バルブ切替え時に電気粘性流体の逆流が生じること
がない。又、第1及び第2のポンプ21,22の原動ピ
ストンを、位相を90度ずらして移動させる制御方式の
採用によって、図6(e)に示す様に、アクチュエータの
シリンダ11に流入する電気粘性流体の流量は、脈動す
ることなく常に一定となるので、アクチュエータのピス
トン12を一定速度で移動させることが可能となり、ア
クチュエータ装置の運転性能を向上させることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアクチュエータ装置の構成を表わ
す系統図である。
【図2】該アクチュエータ装置に配備されているポンプ
の構成を説明する図である。
【図3】該アクチュエータ装置の動作を表わすフローチ
ャートである。
【図4】該アクチュエータ装置におけるモードの切り替
わりを説明する図表である。
【図5】1つのモードにおける流体の流れ方向を説明す
る系統図である。
【図6】該アクチュエータ装置の動作を説明するタイム
チャートである。
【符号の説明】
1 :アクチュエータ 11 :シリンダ 12 :ピストン 21 :第1のポンプ 22 :第2のポンプ 3 :配管系 41 :第1のバルブ 42 :第2のバルブ 43 :第3のバルブ 44 :第4のバルブ 45 :第5のバルブ 46 :第6のバルブ 47 :第7のバルブ 48 :第8のバルブ 51 :第1の位置検出器 52 :第2の位置検出器 6 :制御回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁気的なエネルギーを受けて粘性が変
    化する機能性流体を動作流体として、シリンダ内のピス
    トンを往復移動させるアクチュエータと、 前記アクチュエータに対して並列に接続され、該アクチ
    ュエータのシリンダ内にピストンを隔てて形成される一
    対のシリンダ室の内、何れか一方のシリンダ室へ機能性
    流体を吐出すると共に他方のシリンダ室の機能性流体を
    吸入するための第1及び第2の流体供給装置と、 前記第1及び第2の流体供給装置の動作を制御する制御
    回路とを具え、前記第1及び第2の流体供給装置はそれ
    ぞれ、 前記アクチュエータの両シリンダ室に繋がる配管系と、 前記配管系に介在し、シリンダ内におけるピストンの往
    復移動によって機能性流体を吐出/吸入するポンプ手段
    と、 前記配管系の複数箇所に配備されて、配管系を流れる機
    能性流体に電磁気的なエネルギーを与えることによって
    配管系の複数箇所で機能性流体の流れを阻止し、前記ポ
    ンプ手段の吐出口から前記アクチュエータの一方のシリ
    ンダ室へ至る流路と、前記アクチュエータの他方のシリ
    ンダ室から前記ポンプ手段の吸入口へ戻る流路とを形成
    するためのバルブ手段とを具え、前記制御回路は、 前記第1及び第2の流体供給装置に装備されたポンプ手
    段のピストンの移動方向を検出する第1及び第2の検出
    手段と、 前記第1及び第2の検出手段からの検出信号に基づい
    て、前記バルブ手段の動作を制御する制御手段とを具
    え、前記制御手段は、前記ポンプ手段のピストン移動方
    向の切り替わりに伴う吐出口の切り替わりに拘わらず、
    該吐出口から前記アクチュエータの同じシリンダ室へ至
    る流路を形成すると共に、前記ポンプ手段のピストン移
    動方向の切り替わりに伴う吸入口の切り替わりに拘わら
    ず、前記アクチュエータの同じシリンダ室から該吸入口
    へ戻る流路を形成する様、前記バルブ手段の動作を制御
    すると共に、前記第1の流体供給装置に装備された第1
    のポンプ手段と前記第2の流体供給装置に装備された第
    2のポンプ手段とは、それぞれのピストンの変位位相を
    互いにずらして駆動されることを特徴とするアクチュエ
    ータ装置。
  2. 【請求項2】 前記機能性流体は電気粘性流体であっ
    て、前記バルブ手段は、機能性流体の流路を挟んで両側
    に配置された一対の電極を具えている請求項1に記載の
    アクチュエータ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の検出手段は、第1のポンプ手
    段が介在する配管内の機能性流体の流れ方向を検出する
    ことによってピストン移動方向を検出するものであり、
    前記第2の検出手段は、第2のポンプ手段が介在する配
    管内の機能性流体の流れ方向を検出することによってピ
    ストン移動方向を検出するものである請求項1又は請求
    項2に記載のアクチュエータ装置。
  4. 【請求項4】 前記配管系は閉ループを形成する環状配
    管を具え、該環状配管の2箇所が2本の配管を経て前記
    アクチュエータの両シリンダ室に繋がると共に、該環状
    配管の前記2箇所と交差関係の2箇所が1本の配管を経
    て互いに繋がっており、該1本の配管に前記ポンプ手段
    が介在すると共に、該環状配管の他の配管との連結点に
    挟まれた4箇所に前記バルブ手段が配備されている請求
    項1又は請求項3の何れかに記載のアクチュエータ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記第1及び/又は第
    2の検出手段によって検出される第1及び/又は第2の
    ポンプ手段のピストン移動方向が逆転するタイミングに
    同期して、前記バルブ手段の動作を制御する請求項1乃
    至請求項4の何れかに記載のアクチュエータ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、第1のポンプ手段が第
    1の方向へ動作しているときに該ポンプ手段から吐出さ
    れる機能性流体をアクチュエータへ送り込むと共に、第
    2のポンプ手段が第1の方向へ動作しているときに該ポ
    ンプ手段から吐出される機能性流体をアクチュエータへ
    送り込むべく、バルブ手段を制御する第1モードと、 第1のポンプ手段が第1の方向へ動作しているときに該
    ポンプ手段から吐出される機能性流体をアクチュエータ
    へ送り込むと共に、第2のポンプ手段が第2の方向へ動
    作しているときに該ポンプ手段から吐出される機能性流
    体をアクチュエータへ送り込むべく、バルブ手段を制御
    する第2モードと、 第1のポンプ手段が第2の方向へ動作しているときに該
    ポンプ手段から吐出される機能性流体をアクチュエータ
    へ送り込むと共に、第2のポンプ手段が第1の方向へ動
    作しているときに該ポンプ手段から吐出される機能性流
    体をアクチュエータへ送り込むべく、バルブ手段を制御
    する第3モードと、 第1のポンプ手段が第2の方向へ動作しているときに該
    ポンプ手段から吐出される機能性流体をアクチュエータ
    へ送り込むと共に、第2のポンプ手段が第2の方向へ動
    作しているときに該ポンプ手段から吐出される機能性流
    体をアクチュエータへ送り込むべく、バルブ手段を制御
    する第4モードとを繰り返す請求項1乃至請求項5の何
    れかに記載のアクチュエータ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のポンプ手段と前記第2のポン
    プ手段は、それぞれのピストンの往復移動の位相を互い
    に90度ずらして駆動される請求項6に記載のアクチュ
    エータ装置。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2のポンプ手段はそれぞ
    れ、ピストンが一方向へ移動する過程で、該ピストンの
    速度を時間に対して直線的に変化させる請求項1乃至請
    求項7の何れかに記載のアクチュエータ装置。
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