JP2002265319A - 化粧料 - Google Patents
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- JP2002265319A JP2002265319A JP2001069701A JP2001069701A JP2002265319A JP 2002265319 A JP2002265319 A JP 2002265319A JP 2001069701 A JP2001069701 A JP 2001069701A JP 2001069701 A JP2001069701 A JP 2001069701A JP 2002265319 A JP2002265319 A JP 2002265319A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた保湿効果、荒れ肌改善効果、かゆみ防
止効果、皮膚状態改善効果を持つことにより、肌の乾燥
やアトピー性皮膚炎等の肌の好ましくない状態を改善す
るのに有用な皮膚化粧料を提供することを目的としたも
のである。 【解決手段】 ボラージオイルと皮膜形成成分、好まし
くはさらにグリチルリチン酸の塩またはその誘導体、グ
リチルレチン酸ステアリル、アラントイン、感光素10
1号から選ばれる一種又は二種以上を組み合わせて配合
する化粧料。
止効果、皮膚状態改善効果を持つことにより、肌の乾燥
やアトピー性皮膚炎等の肌の好ましくない状態を改善す
るのに有用な皮膚化粧料を提供することを目的としたも
のである。 【解決手段】 ボラージオイルと皮膜形成成分、好まし
くはさらにグリチルリチン酸の塩またはその誘導体、グ
リチルレチン酸ステアリル、アラントイン、感光素10
1号から選ばれる一種又は二種以上を組み合わせて配合
する化粧料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた保湿効果、
荒れ肌改善効果、かゆみ防止効果、皮膚状態改善効果を
持つことにより、肌の乾燥やアトピー性皮膚炎等の肌の
好ましくない状態を改善するのに有用な皮膚化粧料に関
するものである。
荒れ肌改善効果、かゆみ防止効果、皮膚状態改善効果を
持つことにより、肌の乾燥やアトピー性皮膚炎等の肌の
好ましくない状態を改善するのに有用な皮膚化粧料に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】環境の変化や食生活の変化に伴いアトピ
ー性皮膚炎はますます増加し、深刻化している。アトピ
ー性皮膚炎の原因については未だ明らかにされていない
が、その症状として肌の乾燥、炎症、かゆみなどが挙げ
られ、かゆみによる掻き壊し、黄色ブドウ球菌などの病
原菌が患部に繁殖することが肌の状態をさらに悪くする
ことが知られている。医学的な治療としては対処的なス
テロイド剤の投与や抗ヒスタミン剤の投与であるが、そ
れらの副作用の面でも問題があった。
ー性皮膚炎はますます増加し、深刻化している。アトピ
ー性皮膚炎の原因については未だ明らかにされていない
が、その症状として肌の乾燥、炎症、かゆみなどが挙げ
られ、かゆみによる掻き壊し、黄色ブドウ球菌などの病
原菌が患部に繁殖することが肌の状態をさらに悪くする
ことが知られている。医学的な治療としては対処的なス
テロイド剤の投与や抗ヒスタミン剤の投与であるが、そ
れらの副作用の面でも問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた保湿
効果、荒れ肌改善効果、かゆみ防止効果、皮膚状態改善
効果を持つことにより、肌の乾燥やアトピー性皮膚炎等
の肌の好ましくない状態を改善するのに有用な皮膚化粧
料を提供することを目的としたものである。
効果、荒れ肌改善効果、かゆみ防止効果、皮膚状態改善
効果を持つことにより、肌の乾燥やアトピー性皮膚炎等
の肌の好ましくない状態を改善するのに有用な皮膚化粧
料を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を重ねた結果、ボラージオイルと皮
膜形成成分を組み合わせて配合してなる化粧料に、安全
性が高く、水分保持力を高めることによりアトピー性皮
膚炎症状を持つ肌の状態を整え、乾燥やかゆみなどの症
状を改善あるいは予防する効果を見出し、本発明を完成
するに至った。
発明者らは鋭意研究を重ねた結果、ボラージオイルと皮
膜形成成分を組み合わせて配合してなる化粧料に、安全
性が高く、水分保持力を高めることによりアトピー性皮
膚炎症状を持つ肌の状態を整え、乾燥やかゆみなどの症
状を改善あるいは予防する効果を見出し、本発明を完成
するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、安全性が高く、アト
ピー肌の症状の改善あるいは予防効果の優れた化粧料で
あり、ボラージオイルと皮膜形成成分を組み合わせて配
合する化粧料とした。
ピー肌の症状の改善あるいは予防効果の優れた化粧料で
あり、ボラージオイルと皮膜形成成分を組み合わせて配
合する化粧料とした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明で用いるボラージオイルとは、ボラ
ージ草から抽出される油で、γ−リノレン酸を含有した
ものである。使用に際してはこれを濃縮してγ−リノレ
ン酸含有量を高めたもの、あるいはこれらと他の成分を
調製した油脂でも差し支えない。市販品としては、日本
合成化学工業社製のものが入手可能である。
て説明する。本発明で用いるボラージオイルとは、ボラ
ージ草から抽出される油で、γ−リノレン酸を含有した
ものである。使用に際してはこれを濃縮してγ−リノレ
ン酸含有量を高めたもの、あるいはこれらと他の成分を
調製した油脂でも差し支えない。市販品としては、日本
合成化学工業社製のものが入手可能である。
【0007】ボラージオイルの化粧料中での配合量は、
通常0.1〜30.0重量%、好ましくは0.5〜1
0.0重量%である。配合量が0.1重量%より少ない
と効果が十分でなく、また30.0重量%を超えて配合
すると、経時安定性などの点で十分でない。
通常0.1〜30.0重量%、好ましくは0.5〜1
0.0重量%である。配合量が0.1重量%より少ない
と効果が十分でなく、また30.0重量%を超えて配合
すると、経時安定性などの点で十分でない。
【0008】本発明化粧料に配合され得る皮膜形成成分
は、それを配合することにより、皮膚上に皮膜を形成す
ることが知られており、かつ、化粧料として通常用いら
れている成分であれば、特に限定されるものではない
が、具体的には、以下のものが挙げられる。
は、それを配合することにより、皮膚上に皮膜を形成す
ることが知られており、かつ、化粧料として通常用いら
れている成分であれば、特に限定されるものではない
が、具体的には、以下のものが挙げられる。
【0009】・天然由来のポリマー:コラーゲン、コラ
ーゲン誘導体、ケラチン分解物等のタンパク質、キチン
及びその誘導体、キトサン及びその誘導体、アラビアガ
ム、グアーガム、ローカストビーンガム、キサンタンガ
ム、カラギーナン、プルラン、ペクチン、デキストリ
ン、マルメロ、寒天、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫
酸、ポリグルタミン酸メチル、ポリグルタミン酸エチ
ル、アルギン酸ナトリウム及びカリウム、アルギン酸プ
ロピレングリコールエステル等
ーゲン誘導体、ケラチン分解物等のタンパク質、キチン
及びその誘導体、キトサン及びその誘導体、アラビアガ
ム、グアーガム、ローカストビーンガム、キサンタンガ
ム、カラギーナン、プルラン、ペクチン、デキストリ
ン、マルメロ、寒天、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫
酸、ポリグルタミン酸メチル、ポリグルタミン酸エチ
ル、アルギン酸ナトリウム及びカリウム、アルギン酸プ
ロピレングリコールエステル等
【0010】・セルロース類:メチルセルロース、エチ
ルセルロース、カチオン化セルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース等
ルセルロース、カチオン化セルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース等
【0011】・カルボキシビニルポリマー:カルボキシ
ビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマ
ー、それらのカルシウム塩若しくはカリウム塩等
ビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマ
ー、それらのカルシウム塩若しくはカリウム塩等
【0012】・アクリル樹脂:ポリアクリル酸、ポリア
クリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル
酸ブチル、ポリアクリル酸アミド、ポリN-イソプロピル
アクリルアミド、ポリアクリル酸アンモニウム、ポリア
クリル酸ナトリウム、架橋型ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
メタクリル酸エチル、ポリメタクリル酸ブチル、ポリメ
タクリル酸ナトリウム、アクリル酸・スチレン・メタク
リル酸アンモニウム共重合体、アクリル酸・スチレン共
重合体、アクリル酸・メタクリル酸アミド共重合体、ア
クリル酸アルキル・スチレン共重合体、アクリル酸アル
キル共重合体、アクリル酸エチル・アクリル酸アミド・
アクリル酸共重合体、アクリル酸エチル・アクリル酸ブ
チル共重合体、アクリル酸エチル・メタクリル酸エチル
共重合体、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチル・ア
クリル酸共重合体、アクリル酸エチル・メタクリル酸メ
チル共重合体、アクリル酸エチル・メタクリル酸共重合
体、アクリル酸オクチル・スチレン共重合体、アクリル
酸オクチル・酢酸ビニル共重合体、アクリル酸ヒドロキ
シプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル・アクリ
ル酸オクチルアミド共重合体、アクリル酸ブチル・ヒド
ロキシメタクリル酸エチル共重合体、アクリル酸ブチル
・ヒドロキシメタクリル酸共重合体、アクリル酸ブチル
・メタクリル酸メチル共重合体、アクリル酸ブチル・メ
タクリル酸共重合体、アクリル酸ブチル・酢酸ビニル共
重合体、アクリル酸メチル・アクリル酸エチル共重合
体、アクリル酸メチル・スチレン共重合体、アクリル酸
メトキシエチル・アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリ
ル酸ブチル共重合体、アクリル酸メトキシエチル・アク
リル酸ヒドロキシエチル共重合体、アクリル樹脂アルカ
ノールアミン、メタクリル酸・スチレン共重合体、メタ
クリル酸・メタクリル酸ブチル共重合体、メタクリル酸
・メタクリル酸メチル共重合体、メタクリル酸メチル・
アクリル酸ブチル・アクリル酸オクチル共重合体等
クリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル
酸ブチル、ポリアクリル酸アミド、ポリN-イソプロピル
アクリルアミド、ポリアクリル酸アンモニウム、ポリア
クリル酸ナトリウム、架橋型ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
メタクリル酸エチル、ポリメタクリル酸ブチル、ポリメ
タクリル酸ナトリウム、アクリル酸・スチレン・メタク
リル酸アンモニウム共重合体、アクリル酸・スチレン共
重合体、アクリル酸・メタクリル酸アミド共重合体、ア
クリル酸アルキル・スチレン共重合体、アクリル酸アル
キル共重合体、アクリル酸エチル・アクリル酸アミド・
アクリル酸共重合体、アクリル酸エチル・アクリル酸ブ
チル共重合体、アクリル酸エチル・メタクリル酸エチル
共重合体、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチル・ア
クリル酸共重合体、アクリル酸エチル・メタクリル酸メ
チル共重合体、アクリル酸エチル・メタクリル酸共重合
体、アクリル酸オクチル・スチレン共重合体、アクリル
酸オクチル・酢酸ビニル共重合体、アクリル酸ヒドロキ
シプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル・アクリ
ル酸オクチルアミド共重合体、アクリル酸ブチル・ヒド
ロキシメタクリル酸エチル共重合体、アクリル酸ブチル
・ヒドロキシメタクリル酸共重合体、アクリル酸ブチル
・メタクリル酸メチル共重合体、アクリル酸ブチル・メ
タクリル酸共重合体、アクリル酸ブチル・酢酸ビニル共
重合体、アクリル酸メチル・アクリル酸エチル共重合
体、アクリル酸メチル・スチレン共重合体、アクリル酸
メトキシエチル・アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリ
ル酸ブチル共重合体、アクリル酸メトキシエチル・アク
リル酸ヒドロキシエチル共重合体、アクリル樹脂アルカ
ノールアミン、メタクリル酸・スチレン共重合体、メタ
クリル酸・メタクリル酸ブチル共重合体、メタクリル酸
・メタクリル酸メチル共重合体、メタクリル酸メチル・
アクリル酸ブチル・アクリル酸オクチル共重合体等
【0013】・シリコーン類:アルキル変性シリコー
ン、オキサゾリン変性シリコーン、ジメチルシロキサン
・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、高重合メチ
ルポリシロキサン等
ン、オキサゾリン変性シリコーン、ジメチルシロキサン
・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、高重合メチ
ルポリシロキサン等
【0014】・アルキッド樹脂:イソフタル酸系アルキ
ッド樹脂、エポキシ変性フタル酸系アルキッド樹脂、コ
ハク酸系アルキッド樹脂、シクロヘキサン系アルキッド
樹脂、シクロヘキセン系アルキッド樹脂、フタル酸系ア
ルキッド樹脂、ロジン変性マレイン酸系アルキッド樹脂
等
ッド樹脂、エポキシ変性フタル酸系アルキッド樹脂、コ
ハク酸系アルキッド樹脂、シクロヘキサン系アルキッド
樹脂、シクロヘキセン系アルキッド樹脂、フタル酸系ア
ルキッド樹脂、ロジン変性マレイン酸系アルキッド樹脂
等
【0015】・オレフィン・無水マレイン酸共重合体又
はその塩:エチレン・無水マレイン酸共重合体、イソブ
チレン・無水マレイン酸ナトリウム共重合体等
はその塩:エチレン・無水マレイン酸共重合体、イソブ
チレン・無水マレイン酸ナトリウム共重合体等
【0016】・エポキシ樹脂:ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂オレイン酸エステル、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂ステアリン酸エステル、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂リシノレイン酸エステル、エポキシ樹脂牛脂
脂肪酸エステル、エポキシ樹脂鯨油脂肪酸エステル等
キシ樹脂オレイン酸エステル、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂ステアリン酸エステル、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂リシノレイン酸エステル、エポキシ樹脂牛脂
脂肪酸エステル、エポキシ樹脂鯨油脂肪酸エステル等
【0017】・ビニルピロリドン系ポリマー:ポリビニ
ルピロリドン、ビニルピロリドン・スチレン共重合体、
ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体、ジエチル硫酸
ビニルピロリドン・N,N′-ジメチルアミノエチルメタク
リル酸共重合体等
ルピロリドン、ビニルピロリドン・スチレン共重合体、
ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体、ジエチル硫酸
ビニルピロリドン・N,N′-ジメチルアミノエチルメタク
リル酸共重合体等
【0018】・両性高分子:N-メタクリロイルエチル-
N,N-ジメチルアンモニウム-α-N-メチルカルボキシベタ
イン・メタクリル酸ステアリル共重合体、N-メタクリロ
イルエチル-N,N-ジメチルアンモニウム-α-N-メチルカ
ルボキシベタイン・メタクリル酸ブチル共重合体等
N,N-ジメチルアンモニウム-α-N-メチルカルボキシベタ
イン・メタクリル酸ステアリル共重合体、N-メタクリロ
イルエチル-N,N-ジメチルアンモニウム-α-N-メチルカ
ルボキシベタイン・メタクリル酸ブチル共重合体等
【0019】・合成電解質ポリマー:ポリ塩化メタクリ
ロイロキシエチルトリメチルアンモニウム等
ロイロキシエチルトリメチルアンモニウム等
【0020】・その他のポリマー:ポリビニルメチルエ
ーテル、ビニルメチルエーテル・マレイン酸エチル共重
合体、ビニルメチルエーテル・マレイン酸ブチル共重合
体、スチレン・メチルスチレン・インデン共重合体、ト
ルエンスルホンアミド樹脂、ポリアミドエピクロルヒド
リン、ポリエチレンイミン、ポリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール・エピクロルヒドリン・ヤシ油
アルキルアミン・ジプロピレントリアミン縮合物、ポリ
エチレングリコール・エピクロルヒドリン・牛脂アルキ
ルアミン・ジプロピレントリアミン縮合物、ポリビニル
アセタールジエステルアミノアセテート、ポリビニルア
セタールジエチルアミノアセテート、ポリ塩化ジメチル
メチレンピペリジニウム、メトキシエチレン無水マレイ
ン酸共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・ア
クリルアミド共重合体、水素添加スチレン・メチルスチ
レン・インデン共重合体、無水マレイン酸・ジイソブチ
レン共重合体ナトリウム、ナイロン6、ナイロン6,6、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポ
リイソプレン、ポリスチレン、ポリ四フッ化エチレン、
ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラート、ポリ塩
化ビニル、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル・クロトン酸共
重合体、酢酸ビニル・スチレン共重合体、ブタジエン・
アクリロニトリル共重合体、ポリメタクリロイルオキシ
エチルホスホリルコリン液、2−メタクリロイルオキシ
エチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体
液等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を適宜
組み合せて使用することができる。
ーテル、ビニルメチルエーテル・マレイン酸エチル共重
合体、ビニルメチルエーテル・マレイン酸ブチル共重合
体、スチレン・メチルスチレン・インデン共重合体、ト
ルエンスルホンアミド樹脂、ポリアミドエピクロルヒド
リン、ポリエチレンイミン、ポリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール・エピクロルヒドリン・ヤシ油
アルキルアミン・ジプロピレントリアミン縮合物、ポリ
エチレングリコール・エピクロルヒドリン・牛脂アルキ
ルアミン・ジプロピレントリアミン縮合物、ポリビニル
アセタールジエステルアミノアセテート、ポリビニルア
セタールジエチルアミノアセテート、ポリ塩化ジメチル
メチレンピペリジニウム、メトキシエチレン無水マレイ
ン酸共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・ア
クリルアミド共重合体、水素添加スチレン・メチルスチ
レン・インデン共重合体、無水マレイン酸・ジイソブチ
レン共重合体ナトリウム、ナイロン6、ナイロン6,6、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポ
リイソプレン、ポリスチレン、ポリ四フッ化エチレン、
ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラート、ポリ塩
化ビニル、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル・クロトン酸共
重合体、酢酸ビニル・スチレン共重合体、ブタジエン・
アクリロニトリル共重合体、ポリメタクリロイルオキシ
エチルホスホリルコリン液、2−メタクリロイルオキシ
エチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体
液等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を適宜
組み合せて使用することができる。
【0021】上記皮膜形成成分のうち、プルラン、ヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、カ
ルボキシメチルセルロース、デキストラン、ローカスト
ビーンガム、ポリビニルカーボマー、アクリル酸・メタ
クリル酸アルキル共重合体、ポリメタクリロイルオキシ
エチルホスホリルコリン、2−メタクリロイルオキシエ
チルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体が
好ましい。
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、カ
ルボキシメチルセルロース、デキストラン、ローカスト
ビーンガム、ポリビニルカーボマー、アクリル酸・メタ
クリル酸アルキル共重合体、ポリメタクリロイルオキシ
エチルホスホリルコリン、2−メタクリロイルオキシエ
チルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体が
好ましい。
【0022】上記皮膜形成成分の配合量は、具体的な皮
膜形成成分の種類や、化粧料の剤型、他の配合成分との
兼ね合いにより適宜選択することが可能であるが、化粧
料全体の0.01〜20.0重量%の範囲で配合するこ
とが好ましく、0.1〜10.0重量%の範囲で配合す
ることが特に好ましい。この配合量が、化粧料全体の
0.01重量%未満では、十分な効果を発揮することが
困難であり、逆に20.0重量%を超えると製剤の粘度
が高くなりすぎて肌上で延展しにくくなる傾向がある。
また、皮膜形成成分は一種を選択して配合しても二種以
上を組み合わせて配合しても良い。
膜形成成分の種類や、化粧料の剤型、他の配合成分との
兼ね合いにより適宜選択することが可能であるが、化粧
料全体の0.01〜20.0重量%の範囲で配合するこ
とが好ましく、0.1〜10.0重量%の範囲で配合す
ることが特に好ましい。この配合量が、化粧料全体の
0.01重量%未満では、十分な効果を発揮することが
困難であり、逆に20.0重量%を超えると製剤の粘度
が高くなりすぎて肌上で延展しにくくなる傾向がある。
また、皮膜形成成分は一種を選択して配合しても二種以
上を組み合わせて配合しても良い。
【0023】更に、グリチルリチン酸の塩またはその誘
導体、グリチルレチン酸ステアリル、アラントイン、感
光素101号から選択される一種又は二種以上を配合す
ることが好ましい。
導体、グリチルレチン酸ステアリル、アラントイン、感
光素101号から選択される一種又は二種以上を配合す
ることが好ましい。
【0024】本発明の化粧料は、化粧水、乳液、美容
液、クリーム等の基礎化粧料、口紅、ファンデーション
などのメーキャップ化粧料、頭髪洗浄料、育毛剤等の頭
髪化粧料に用いられ、形態に制限があるものではない。
液、クリーム等の基礎化粧料、口紅、ファンデーション
などのメーキャップ化粧料、頭髪洗浄料、育毛剤等の頭
髪化粧料に用いられ、形態に制限があるものではない。
【0025】本発明の化粧料には、上記の必須成分の他
に通常用いられる他の成分を本発明の効果を損なわない
範囲で適宜配合することが出来、常法により製造され
る。
に通常用いられる他の成分を本発明の効果を損なわない
範囲で適宜配合することが出来、常法により製造され
る。
【0026】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいてこの発明
を詳説する。また、この発明に使用した荒れ肌改善効果
試験、官能テストは以下の通りである。
を詳説する。また、この発明に使用した荒れ肌改善効果
試験、官能テストは以下の通りである。
【0027】[荒れ肌改善効果試験]下脚部に荒れ肌を
有する中高年被験者10名を対象に4週間連続塗布し、
その効果を評価した。すなわち、被験者の左側下脚外側
試験部位に1日1回、約0.5gの試料を塗布し、試験
開始前および試験終了後の皮膚の状態を表1の判定基準
により判定した。右側下脚部は試料を塗布せずに対照と
した。
有する中高年被験者10名を対象に4週間連続塗布し、
その効果を評価した。すなわち、被験者の左側下脚外側
試験部位に1日1回、約0.5gの試料を塗布し、試験
開始前および試験終了後の皮膚の状態を表1の判定基準
により判定した。右側下脚部は試料を塗布せずに対照と
した。
【0028】
【表1】
【0029】試験前後の試験部位と対照部位の判定結果
を比較し、皮膚乾燥度が2段階以上改善された場合を有
効、1段階改善された場合をやや有効、変化が無かった
場合を無効とした。試験結果は有効、やや有効となった
被験者の人数を調査し、表2の基準で判定した。
を比較し、皮膚乾燥度が2段階以上改善された場合を有
効、1段階改善された場合をやや有効、変化が無かった
場合を無効とした。試験結果は有効、やや有効となった
被験者の人数を調査し、表2の基準で判定した。
【0030】
【表2】
【0031】[官能テスト(アトピー肌改善効果)]ア
トピー性皮膚炎による肌の乾燥、かゆみ等を訴える女子
被験者(16〜30歳)20人に試料を1日2回(朝・
夕)連続4週間塗布して4週間後の効果を評価した。試
験結果は、皮膚のカサカサ感、つっぱり感、かゆみの各
項目に対して、カサカサ感が改善した、皮膚が滑らかに
なった、かゆみが改善したと回答した人数を調査し、表
3の基準で判定した。
トピー性皮膚炎による肌の乾燥、かゆみ等を訴える女子
被験者(16〜30歳)20人に試料を1日2回(朝・
夕)連続4週間塗布して4週間後の効果を評価した。試
験結果は、皮膚のカサカサ感、つっぱり感、かゆみの各
項目に対して、カサカサ感が改善した、皮膚が滑らかに
なった、かゆみが改善したと回答した人数を調査し、表
3の基準で判定した。
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】表4の結果から基本となる比較例5に、他
の油剤を配合した比較例2、比較例3、皮膜形成剤を配
合した比較例4、ボラージオイルを配合したが皮膜形成
剤を配合していない比較例1と比べて、皮膜形成剤とボ
ラージオイル両方を配合した実施例1、実施例2の方が
荒れ肌改善効果、アトピー肌改善効果の点で優れている
ことが示された。
の油剤を配合した比較例2、比較例3、皮膜形成剤を配
合した比較例4、ボラージオイルを配合したが皮膜形成
剤を配合していない比較例1と比べて、皮膜形成剤とボ
ラージオイル両方を配合した実施例1、実施例2の方が
荒れ肌改善効果、アトピー肌改善効果の点で優れている
ことが示された。
【0035】さらに本発明についての実施例を、表5に
示す。
示す。
【表5】
【0036】
【発明の効果】以上記載のごとく、この発明は、乾燥
肌、荒れ肌改善効果、アトピー肌改善効果の優れた皮膚
化粧料を提供することができる。
肌、荒れ肌改善効果、アトピー肌改善効果の優れた皮膚
化粧料を提供することができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AA122 AC022 AC072 AC122 AC242 AC402 AC422 AC482 AC582 AC681 AC901 AD071 AD072 AD091 AD092 AD111 AD112 AD152 AD211 AD212 AD241 AD271 AD272 AD281 AD351 AD531 AD532 DD23 DD27 EE06 EE12 EE13
Claims (4)
- 【請求項1】ボラージオイル、皮膜形成成分を配合する
ことを特徴とする化粧料。 - 【請求項2】請求項1の皮膜形成成分が、プルラン、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、
カルボキシメチルセルロース、デキストラン、ローカス
トビーンガム、ポリビニルカーボマー、アクリル酸・メ
タクリル酸アルキル共重合体、ポリメタクリロイルオキ
シエチルホスホリルコリン、2−メタクリロイルオキシ
エチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体
からなる群から選ばれる一種又は2種以上である化粧
料。 - 【請求項3】請求項1乃至2の皮膜形成成分が、化粧料
全体の0.001〜20.0重量%の範囲で配合されて
いる化粧料。 - 【請求項4】請求項1乃至3の化粧料にさらにグリチル
リチン酸の塩またはその誘導体、グリチルレチン酸ステ
アリル、アラントイン、感光素101号から選ばれる一
種又は二種以上を配合することを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001069701A JP2002265319A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001069701A JP2002265319A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | 化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002265319A true JP2002265319A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18927702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001069701A Pending JP2002265319A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002265319A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005247730A (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-15 | Nippon Menaade Keshohin Kk | 油性睫毛用化粧料 |
JP2013523883A (ja) * | 2010-04-12 | 2013-06-17 | イーエルシー マネージメント エルエルシー | 皮膚細胞でのコラーゲン合成の生体力学的促進および皮膚での小じわおよびしわの出現の減少 |
JP2015516442A (ja) * | 2012-05-14 | 2015-06-11 | ジョンソン・アンド・ジョンソン・コンシューマー・カンパニーズ・インコーポレイテッドJohnson & Johnson,Consumer,Companies,Inc. | 輝きをもたらす組成物及び使用方法 |
-
2001
- 2001-03-13 JP JP2001069701A patent/JP2002265319A/ja active Pending
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
JP2005247730A (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-15 | Nippon Menaade Keshohin Kk | 油性睫毛用化粧料 |
JP2013523883A (ja) * | 2010-04-12 | 2013-06-17 | イーエルシー マネージメント エルエルシー | 皮膚細胞でのコラーゲン合成の生体力学的促進および皮膚での小じわおよびしわの出現の減少 |
JP2015516442A (ja) * | 2012-05-14 | 2015-06-11 | ジョンソン・アンド・ジョンソン・コンシューマー・カンパニーズ・インコーポレイテッドJohnson & Johnson,Consumer,Companies,Inc. | 輝きをもたらす組成物及び使用方法 |
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