JP2002264581A - 伸縮可能筆記具 - Google Patents

伸縮可能筆記具

Info

Publication number
JP2002264581A
JP2002264581A JP2002002545A JP2002002545A JP2002264581A JP 2002264581 A JP2002264581 A JP 2002264581A JP 2002002545 A JP2002002545 A JP 2002002545A JP 2002002545 A JP2002002545 A JP 2002002545A JP 2002264581 A JP2002264581 A JP 2002264581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
writing
cap
tip
refill cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002002545A
Other languages
English (en)
Inventor
Gregor Mittersinker
ミッテルシンカー グレガー
Scott Presbrey
プレスブレイ スコット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ATX International Inc
Original Assignee
ATX International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ATX International Inc filed Critical ATX International Inc
Publication of JP2002264581A publication Critical patent/JP2002264581A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K24/00Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units
    • B43K24/02Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions
    • B43K24/023Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions with a deformable barrel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K24/00Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短い携帯状態と長い筆記状態とに簡単に伸縮
でき、尚かつ伸縮に連動して筆記先端部を出し入れす
る。 【解決手段】 ペン先60を備えた前部20を有する第
1端部と第2端部とを有するペン本体40と、ペン本体
40の第2端部に摺動可能に取り付けられると共にペン
本体40と共に中空の内部空間を形成するキャップ30
と、内部空間内で長手方向に移動可能に保持されると共
に一方の端部に筆記先端部10を有するレフィルカート
リッジ65と、キャップ30がペン本体40のペン先6
0側から離れた伸長位置まで摺動するときにレフィルカ
ートリッジ65を内部空間内でペン先60に向かって長
手方向に移動させて筆記先端部10をペン先60を通過
させて筆記可能な位置まで突出させるギア機構85とを
備えて、短い状態と長い状態とに伸縮可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は筆記具に関する。特
に、筆記具の軸部を伸長すると同時に筆記先端部を軸部
内に格納した短縮位置から筆記可能な伸長位置に引き出
す新規かつ有用な機構に関する。
【0002】
【従来の技術】小型装置は占有するスペースが小さいこ
とから通常サイズの装置よりも好まれることがある。し
かし、小型装置によっては、様々な理由から同種製品の
通常サイズの装置ほど便利でないものがある。
【0003】筆記具の場合、小型または短いサイズのペ
ンは、高齢者、子供、身体の弱い者、手の大きな人を含
んだ多数の人々にとって、握って使用するのが困難であ
る。同時に、あまりスペースを取らないペンまたは鉛筆
は、ポケットやハンドバッグに入れて非常に簡単に持ち
運ぶことができる。
【0004】ペンや鉛筆は、一緒に使用する他の製品に
適した大きさに作られることがある。例えば手帳に使用
される小型ペンや、ゴルフカートのハンドルに収納され
るゴルフ鉛筆などである。これらの小型ペンや鉛筆はレ
フィル(詰め替え芯)交換できないものであり、インク
や芯を使い果たしたときにペンや鉛筆ごと廃棄しなけれ
ばならない。これらの筆記具は小型で収納に便利なサイ
ズである一方で、書き心地はあまり良くなく、一部の人
々にとっては使用し難いという問題がある。
【0005】本体の重なり合う部分に螺旋形の溝および
従動子を有する入れ子式筆記具は、1875年という早
い時期にA.T.クロス社によって数種類製造されてい
る。これらの筆記具は少なくとも3つの移動可能な本体
部分を有している。各部分は、筆記具の長さを伸縮する
ために互いに回転および摺動可能に設けられている。一
の部分の従動ピンは他の部分の螺旋形溝に対応する。こ
のため、筆記具の両端を引っ張ることにより、中間部が
回転して筆記具の長さが伸びて筆記先端部が現れる。
【0006】2000年10月16日に出願された係続
中の米国特許出願09/688,659は、数人の共同
発明者を有すると共に、前部およびキャップ部を引き離
すと筆記先端部が伸長するカム機構を有する伸縮可能な
ペンを開示している。このカムは、キャップ部をペン本
体上の前部から長手方向に摺動させることによって作動
される。
【0007】伸縮可能な本体を有するペンを提供する他
の試みとしては、米国特許3,174,461に開示さ
れるように、使い心地の良い長さに伸縮可能な小型ボー
ルペンがある。ここでのペン先は常に露出しており、ペ
ンの本体に格納されない。この本体は、同心筒状の2つ
の重複部を離す方向にスライドさせるだけで伸長する。
重複部は摩擦しながら互いに嵌り合う。下側部は、ボー
ルペン先および本体内のインク供給部を保持している。
上側部は下側部の中を摺動する。上側部が下側部から完
全に分離してしまうのを防ぐために、上側部はインク供
給部の上部を保持するテーパ状端部を有している。キャ
ップが上側部に嵌まる。上側部の下縁は下側部の上縁に
当たって止まる。
【0008】米国特許3,709,620には、ポイン
タとして使用するために伸縮可能な本体を有するボール
ペンが開示されている。ペン本体は、ボールペン先およ
びインク供給部を内蔵して支持する一連の入れ子式管に
よって形成される。ボールペン先は、本体の上端部に設
けられたばね付勢された操作ボタンの操作により、ペン
本体から出し入れ可能にされている。ボタンは水平方向
溝を備えている。また、ボタンが押し込まれたときに上
部管の側部の開口に押し込まれてボタンの位置を保持す
ると共にペン先端部の突出状態を維持するタブを有する
ばね付勢されたスライダが、ボタンの水平方向溝に取り
付けられている。上部管の外のタブの真上に取り付けら
れたクリップの上端部を押すと、タブ付きのスライダが
軸内に押し戻され、ボタンが押し込み位置から解放され
る。その後、ボタン戻しばねはボタンを上方向に押し戻
し、ペン先端部を引っ込める。
【0009】折り畳み式ボールペンが、米国特許5,0
61,104に開示されている。このペンは中央部付近
でヒンジ結合されて成ると共に上側部に凹部が設けられ
ているので、ペン先及びインク溜めを含む下側部を上側
部の凹部に平らに折り込むことができる。ペン先は引っ
込むことができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た米国特許3,174,461に開示された小型ボール
ペンや米国特許5,061,104に開示された折り畳
み式ボールペンでは、ペン先端部が常に露出されている
ので、ペンキャップを必要としたり、あるいは誤って書
き跡を付けてしまう恐れがあるという問題を有してい
る。
【0011】また、米国特許3,709,620に開示
されたボールペンでは、ペン先端部を引き込ませること
ができるが、ばねとスライダの構成が比較的複雑になっ
てしまい、クリップを設けることが必要となる。さら
に、ペン先端部の出し入れ機構が筆記具の伸縮に連動し
ていない。管を伸長してポインタとして使用するとき
は、ペン先端部をペン先から突出させることはできな
い。
【0012】さらに、上述したいずれの筆記具もペン先
およびインク供給部を交換できないため、一度インクを
使い切ってしまうと、筆記具を廃棄して、全く新しいも
のに取り換えなければならない。
【0013】そこで本発明は、コンパクトな格納サイズ
から長い筆記サイズにまで簡単に伸長できる伸縮可能筆
記具を提供することを目的とする。また、本発明は、コ
ンパクトな格納サイズと使用時の筆記サイズとの間で筆
記具が伸縮される時に筆記先端部を出し入れする内部機
構を含む筆記具を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の伸縮可能筆記具は、ペン先を備えた
前部を有する第1端部と第2端部とを有するペン本体
と、ペン本体の第2端部に摺動可能に取り付けられると
共にペン本体と共に中空の内部空間を形成するキャップ
と、内部空間内で長手方向に移動可能に保持されると共
に一方の端部に筆記先端部を有するレフィルカートリッ
ジと、キャップがペン本体のペン先側から離れた伸長位
置まで摺動するときにレフィルカートリッジを内部空間
内でペン先に向かって長手方向に移動させて筆記先端部
をペン先を通過させて筆記可能な位置まで突出させるギ
ア機構とを備えて、短い状態と長い状態とに伸縮可能で
あるようにしている。
【0015】ここで、本明細書中での「レフィルカート
リッジ」とは、インク等の筆記材を供給する筆記材供給
部と、これにより供給される筆記材により紙や他の材料
上に目に見える書き跡を付ける筆記先端部との両方を有
する全ての内蔵式使い捨てユニットを意味する。レフィ
ルカートリッジは筆記具と共に使い捨て可能なものでも
良く、あるいは筆記具から取り外して交換可能なもので
あってもよい。
【0016】この伸縮可能筆記具は、前部とペン本体と
キャップとから成るペン軸部を備えている。キャップ
は、ペン本体の中間部を覆う短縮位置と、中間部を露出
させる伸長位置との間で長手方向に摺動する。ペン軸部
は、レフィルカートリッジを格納して保持している。ペ
ンを伸長させると、レフィルカートリッジの筆記先端部
がペン軸部内の格納位置から筆記位置まで引き出され、
同時にペン軸部は筆記に快適な最長の長さとなる。
【0017】この伸縮可能筆記具は、ペン本体に固定さ
れた前部を有する。キャップライナは、ペン本体上に摺
動可能に嵌合すると共に、ペンが短い状態にあるときは
前部に接する。このキャップライナ上に装飾的なキャッ
プを設けてペンの端を封じてキャップ部を構成しても良
い。レフィルカートリッジは、前部とペン本体とキャッ
プライナとによって形成される内部空間内に設けられ
る。
【0018】よって、この伸縮可能筆記具は、キャップ
を摺動して全長を伸縮することにより、携帯に便利な短
い状態(以下、携帯状態という)と筆記に便利な長い状
態(以下、筆記状態という)とに変更することができ
る。また、キャップを伸長位置まで摺動させることによ
りレフィルカートリッジが内側から押し出されて筆記先
端部が突出する。これにより、伸長位置の時のみ筆記先
端部が突出するようになるので、不使用時に筆記先端部
が露出していて他の物に誤って書き跡を付けてしまうこ
とや、これを防止するためにペンキャップを必要とする
ことが無い。
【0019】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の伸縮可能筆記具において、互いに係合することによ
り、ペン本体およびキャップを伸長位置および短縮位置
の少なくとも一方の位置で解放可能に維持する摺動停止
タブおよび係止溝を備えるようにしている。したがっ
て、筆記具を携帯状態と筆記状態との少なくとも一方で
固定することができるので、操作性を高めることができ
る。
【0020】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の伸縮可能筆記具において、ギア機構は、
プランジャラックを有すると共に筆記先端部と反対側の
レフィルカートリッジの端部を筆記先端部側に押圧可能
なプランジャと、キャップの内側に形成されたキャップ
ラックと、内部空間内に回転可能に設けられると共にプ
ランジャラックおよびキャップラックに噛み合うギアと
を有するようにしている。
【0021】したがって、キャップが前部から後方に離
れるように摺動されると、ギアが各ラックの間で回転す
る。この回転により、プランジャがレフィルカートリッ
ジを押し出して筆記先端部を露出させる。そして、レフ
ィルカートリッジの筆記先端部が突出して筆記できるよ
うになり、同時にペンの長さが筆記に快適な長さにな
る。
【0022】ここで、請求項4記載の発明は、請求項3
記載の伸縮可能筆記具において、ギアはペン本体に取り
付けられるようにしている。したがって、ギアはペン本
体に対して回転のみするようになる。また、レフィルカ
ートリッジはペン本体および前部に対して摺動すること
により筆記先端部をペン先から出没させるので、ギアの
回転動作によりプランジャを介してレフィルカートリッ
ジの筆記先端部をペン先から突出させることができるよ
うになる。よって、機構の簡略化と動作の確実性を図る
ことができる。
【0023】また、請求項5記載の発明は、請求項3ま
たは4記載の伸縮可能筆記具において、ギアは、プラン
ジャラックに噛み合うプランジャ歯車部と、キャップラ
ックに噛み合うキャップ歯車部とを有するようにしてい
る。キャップを前部から後方に摺動させると、ギアが一
方のラックと他方の移動の増幅されたラックとの間で回
転する。このとき、キャップの動きは、ギアの異なる歯
数の2つの歯車部により拡大または縮小されてプランジ
ャに伝達される。すなわち、各歯車部の径を異ならせて
設けることにより、プランジャとキャップとの摺動長さ
を異ならせることができる。これにより、レフィルカー
トリッジの筆記先端部がペン先から突出して筆記可能に
なり、同時にペンの長さは筆記に快適な長さとなる。
【0024】さらに、請求項6記載の発明は、請求項5
記載の伸縮可能筆記具において、キャップ歯車部の径と
プランジャ歯車部の径との比率は5:1から1:1の間
であるようにしている。したがって、プランジャとキャ
ップとの摺動長さを適切な比率に設定することができ
る。
【0025】そして、請求項7記載の発明は、請求項1
から6までのいずれか記載の伸縮可能筆記具において、
レフィルカートリッジとペン先との間に筆記先端部を内
部空間側に引き込む方向に付勢する付勢ばねを備えるよ
うにしている。したがって、レフィルカートリッジが付
勢ばねによってペン先から内部空間に引き込まれるよう
に付勢されて前部およびペン先に対して保持されるよう
になる。
【0026】さらに、請求項8記載の発明は、請求項3
から7までのいずれか記載の伸縮可能筆記具において、
レフィルカートリッジとプランジャとを固定すると共に
プランジャの摺動に伴ってレフィルカートリッジも摺動
するようにしている。したがって、ギアを回転させてプ
ランジャを引き戻すことによりレフィルカートリッジを
引き込むことができるようになる。このため、付勢ばね
を使用する必要が無いので、部品点数を減少させること
ができる。
【0027】また、請求項9記載の発明は、請求項1か
ら8までのいずれか記載の伸縮可能筆記具において、前
部はペン本体から分離可能であるようにしている。した
がって、前部をペン本体から取り外して、使用済みレフ
ィルカートリッジを取り出して、新しいレフィルカート
リッジに交換することができる。
【0028】そして、請求項10記載の発明は、請求項
1から9までのいずれか記載の伸縮可能筆記具におい
て、レフィルカートリッジは交換可能であるようにして
いる。したがって、伸縮可能筆記具をレフィルカートリ
ッジの交換により長期間に亘って使用することができ、
資源の有効利用を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。図面で
は、同一あるいは同様の要素に対しては同じ符号を使用
している。図1〜図3に本発明の伸縮可能筆記具の実施
形態を示す。ここでは、伸縮可能なボールペン50とい
う実施形態により本発明の伸縮可能筆記具を示してい
る。
【0030】このペン50は、ペン先10を備えた前部
20を有するペン本体40と、ペン本体40に取り付け
られると共にペン本体40と共に中空の内部空間を形成
するキャップ30と、内部空間内で長手方向に移動可能
に保持されるレフィルカートリッジ65と、レフィルカ
ートリッジ65を筆記可能な位置まで突出させるギア機
構85とを備えて、図2に示す短い携帯状態と図1に示
す長い筆記状態とに伸縮可能にしている。このため、こ
のペン50は、携帯に便利な短い携帯状態と筆記に便利
な長い筆記状態とに変更することができる。また、キャ
ップ30を伸長位置まで摺動させることによりレフィル
カートリッジ65が内側から押し出されて筆記先端部6
0が突出する。これにより、ペン50が筆記状態の時の
み筆記先端部60が突出するようになるので、不使用時
に筆記先端部60が露出していて他の物に誤って書き跡
を付けてしまうことや、これを防止するためにペンキャ
ップを必要とすることが無い。
【0031】レフィルカートリッジ65とペン先60と
の間には、筆記先端部10を内部空間側に引き込む方向
に付勢する付勢ばね15が設けられている。本実施形態
では、付勢ばね15は前部20の前端部とレフィルカー
トリッジ65との間に設けられている。このため、レフ
ィルカートリッジ65がペン先60から内部空間に引き
込まれるように付勢されて前部20に対して保持される
ようになる。
【0032】図1では、ペン50は伸長されて筆記状態
にある。この状態では、レフィルカートリッジ65の筆
記先端部10がペン先60を通して伸長されている。筆
記先端部10が伸長されたときは、レフィルカートリッ
ジ65は前部20の内部に対して付勢ばね15を圧縮す
る。
【0033】ペン本体40は、ペン先60を備えた前部
20を有する第1端部と第2端部とを備えている。ペン
本体40の第1端部は、ねじ接続部45により前部20
に固定されている。キャップ30は、ペン本体40の第
2端部に摺動可能に取り付けられている。本実施形態で
は、キャップ30はキャップライナとしている。このキ
ャップライナは、装飾キャップ(図示せず)で覆うか、
あるいは装飾キャップを一体化した部材として形成する
のが好ましい。キャップ30は便宜上の形状で示してあ
るが、本明細書においては、キャップ30に関するいず
れの言及も、装飾キャップを一体化したキャップライナ
について、あるいはキャップライナおよび装飾キャップ
の組み合わせについて言及していると理解されなければ
ならない。
【0034】また、前部20の周囲にはグリップカバー
22が設けられている。グリップカバー22としては、
ペン50の使用時に好触感を与えるゴムまたはその他の
弾性体を使用することが好ましい。これにより、ペン5
0の握り感を良好にして書き心地を高めることができ
る。
【0035】前部20と、ペン本体40と、ペン先60
と、キャップ30とは、レフィルカートリッジ65を保
持する中空の内部空間を形成する。付勢ばね15は、前
部20内でレフィルカートリッジ65の底端部をペン先
60の上縁に対して支持している。ボールペン50を短
縮させると、付勢ばね15はレフィルカートリッジ65
をペン先60から離れるように付勢してペン50の内部
に引き込んだ状態に維持するように作用する。
【0036】キャップ30は、ペン本体40に摺動可能
に取り付けられると共に、ペン本体40から完全に外れ
てしまうことなく短縮位置と伸長位置との間で移動する
ことができる。図2及び3に示す携帯状態では、前部2
0はキャップ30と係合してコンパクトなほぼ円筒形の
ペン50を形成する。
【0037】このペン50は、互いに係合することによ
り、ペン本体40およびキャップ30を伸長位置および
短縮位置の少なくとも一方の位置で解放可能に維持する
摺動停止タブ32および係止溝47,48を備えてい
る。このため、ペン50を携帯状態と筆記状態との少な
くとも一方で固定することができるので、操作性を高め
ることができる。
【0038】キャップ30の摺動停止タブ32は、ペン
本体40に形成された対応する係止溝47,48に係合
する。ペン50を伸長した時は、摺動停止タブ32が係
止溝48に係合することによりキャップ30及びキャッ
プがペン本体40に保持される。またペン50を短縮し
た時は、摺動停止タブ32が係止溝47に係合すること
によりペン50を携帯状態に維持する。摺動停止タブ3
2は、必要に応じてキャップ30(キャップライナおよ
び装飾キャップ)を引くか、あるいは押すことによって
係止溝47,48のいずれかとの係合から解かれる。
【0039】図1〜図3は、ペン50の構成部品とギア
機構85の内部の接続を示している。このギア機構85
は、ペン50が伸長された時および短縮された時にレフ
ィルカートリッジ65を出し入れするために使用され
る。
【0040】ギア機構85は、プランジャ90に備えら
れるラック(以下、プランジャラックと呼ぶ)95を有
すると共に筆記先端部10と反対側のレフィルカートリ
ッジ65の端部を筆記先端部10側に押圧可能なプラン
ジャ90と、キャップ30の内側に形成されたキャップ
30に備えられるラック(以下、キャップラックと呼
ぶ)35と、内部空間内に回転可能に設けられると共に
プランジャラック95およびキャップラック35に噛み
合うギア70とを有する。そして、ギア機構85は、プ
ランジャ90とギア70とキャップ30との相互作用に
より作動する。すなわち、キャップ30が前部から後方
に離れるように摺動されると、ギア70が各ラック9
5,35の間で回転する。この回転により、プランジャ
90がレフィルカートリッジ65を押し出して筆記先端
部10を露出させる。そして、レフィルカートリッジ6
5の筆記先端部10が突出して筆記できるようになり、
同時にペン50の長さが筆記に快適な長さになる。
【0041】ギア70はペン本体40に取り付けられて
いる。このため、ギア70はペン本体40に対して回転
のみする。また、レフィルカートリッジ65はペン本体
40に対して摺動することにより筆記先端部10をペン
先60から出没させるので、ギア70の回転動作により
プランジャ90を介してレフィルカートリッジ65の筆
記先端部10をペン先60から突出させることができ
る。
【0042】図4に示すように、プランジャ90は押圧
面97の反対側から伸長するプランジャラック95を有
している。押圧面97はペン本体40内に配置され、レ
フィルカートリッジ65の端を押圧する。一対のガイド
92は、プランジャ90の両側部に設けられると共に、
ペン本体40の両内側部に形成された一対の長溝43に
係合している。各ガイド92は、プランジャ90がペン
50内でプランジャラック95を回転させないように規
制している。
【0043】図5はギア70を図示している。このギア
70は、キャップラック35に噛み合う大径のキャップ
歯車部77と、プランジャラック95に噛み合う小径の
プランジャ歯車部75とを有する。これらの2つの歯車
部75,77は、ギア軸72を中心とする同心である。
各歯車部75,77の径を異ならせて設けることによ
り、プランジャ90とキャップ30との摺動長さを異な
らせることができる。
【0044】さらに、図1〜図3に示すように、ギア7
0は、ペン本体40の軸支持溝42内にギア軸72が支
持されることによってペン本体40の端に取り付けられ
ている。キャップ30が引っ張られてペン50が使用の
ために携帯状態から伸長されると、2つの歯車部75,
77と2つのラック32,95との相互作用によってプ
ランジャ90がペン先60に向かって前向きに押され
る。すると、プランジャ90は、レフィルカートリッジ
65を付勢ばね15に抗して押圧して、筆記先端部10
をペン先60から突出させる。
【0045】2つの歯車部75,77の径の比率は、格
納位置にあるキャップ30が移動して摺動停止タブ32
が係止溝48に係止する筆記状態になるまでの距離と、
格納位置にあるレフィルカートリッジ65が移動して筆
記先端部10が突出して筆記状態になるまでの距離との
比率に基づいて決定される。大径のキャップ歯車部77
と小径のプランジャ歯車部75との径の比率の好適な範
囲は5:1から1:1の間であるが、この比率は5:1
より大きくても良い。比率1:1を採用することが可能
な場合、ギア70は両方のラック35,95に噛み合う
単一の歯車部を備えるものとしても良い。
【0046】ペン50を筆記状態から短縮するには、キ
ャップ30をペン先60に向けて押し、摺動停止タブ3
2を係止溝48から外して、摺動してペン50を短縮さ
せる。キャップ30を短縮位置へ向けて摺動すると、ギ
ア70が上述とは反対方向に回転して、プランジャ90
をペン先60から離す方向に摺動させ、プランジャ90
からレフィルカートリッジ65の端への押圧力を弱め
る。すると、付勢ばね15がレフィルカートリッジ65
をペン本体40に押し戻す。これにより、キャップ30
が前部20に接すると共に、摺動停止タブ32が係止溝
47に係合してペン50を短い状態に維持する。同時
に、筆記先端部10が完全にペン先60に没入して携帯
状態になる。
【0047】ペン50を短縮するときにペン本体40内
にレフィルカートリッジ65を押し戻す付勢ばね15を
使用する代わりに、レフィルカートリッジ65の端にプ
ランジャ90の押圧面97を固定しても良い。これによ
り、プランジャ90がペン先60から離れる方向に摺動
するのに伴い、ペン本体40内にレフィルカートリッジ
65を引き込む。プランジャ90とレフィルカートリッ
ジ65との固定は、プランジャ90の開口99にレフィ
ルカートリッジ65のテーパ端を押し込んで摩擦で固定
するようにしたり、あるいはプランジャ90の押圧面9
7をレフィルカートリッジ65に接着剤により固定する
ようにできる。
【0048】ペン50を使い続けるため、前部20とペ
ン本体40の間のねじ接続部45を外して、使用済みの
レフィルカートリッジ65を取り出して、新しいレフィ
ルカートリッジ65に交換することができる。前部20
およびペン本体40を再結合させることにより、上述の
通りペン50を再び使用することができる。
【0049】ペン50を使用するときは、コンパクトな
筆記具を伸長してより長く持ち易い長さにできると同時
に、筆記先端部10が飛び出して筆記可能となる。
【0050】ペン50を使い捨てタイプにしたい場合
は、前部20とペン本体40をねじ接続部45によって
接続するのではなく、これらを単一の部材として形成す
れば良い。同様に、ペン先60と前部20を別部材とせ
ずに単一の部材として一体形成するようにしても良い。
【0051】本発明の実施形態を示し詳細に説明して本
発明の原理の適用を図示したが、これに限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形
実施可能である。
【0052】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の伸縮可能筆記具によれば、キャップを摺動して
全長を伸縮することにより、携帯に便利な短い状態と筆
記に便利な長い状態とに変更することができる。よっ
て、携帯時には短い状態にして容易に携帯することがで
きると共に、筆記時には長い状態にして好ましい書き心
地を得ることができる。
【0053】また、キャップを伸長位置まで摺動させた
時にのみ筆記先端部が突出するようになるので、携帯時
に筆記先端部が露出していて他の物に誤って書き跡を付
けてしまうことや、これを防止するためにペンキャップ
を必要とすることが無い。
【0054】また、請求項2記載の伸縮可能筆記具によ
れば、筆記具を携帯状態と筆記状態との少なくとも一方
で固定することができるので、筆記中に筆記具が誤って
縮んでしまうこと、または携帯中に筆記具が誤って伸長
して筆記先端部が飛び出すことを防止できる。
【0055】さらに、請求項3記載の伸縮可能筆記具に
よれば、キャップを前部から離すように摺動することに
より、レフィルカートリッジの筆記先端部をペン先から
突出させることができる。
【0056】ここで、請求項4記載の伸縮可能筆記具に
よれば、レフィルカートリッジはペン本体および前部に
対して摺動することにより筆記先端部をペン先から出没
させるので、ギアの回転動作によりプランジャを介して
レフィルカートリッジの筆記先端部をペン先から突出さ
せることができるようになり、機構の簡略化と動作の確
実性を高めることができる。
【0057】また、請求項5記載の伸縮可能筆記具によ
れば、各歯車部の径を異ならせて設けることにより、プ
ランジャとキャップとの摺動長さを異ならせることがで
きる。
【0058】さらに、請求項6記載の伸縮可能筆記具に
よれば、プランジャとキャップとの摺動長さを適切な比
率に設定することができる。
【0059】そして、請求項7記載の伸縮可能筆記具に
よれば、レフィルカートリッジが付勢ばねによってペン
先から内部空間に引き込まれるように付勢されてペン先
に対して保持されるようになる。
【0060】さらに、請求項8記載の伸縮可能筆記具に
よれば、付勢ばねを使用する必要が無いので、部品点数
を減少させることができる。
【0061】また、請求項9記載の伸縮可能筆記具によ
れば、前部をペン本体から取り外して、使用済みレフィ
ルカートリッジを取り出して、新しいレフィルカートリ
ッジに交換することができる。
【0062】そして、請求項10記載の伸縮可能筆記具
によれば、伸縮可能筆記具をレフィルカートリッジの交
換により長期間に亘って使用することができ、資源の有
効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筆記具が筆記状態にあるときの縦断面
左側面図である。
【図2】図1の筆記具が携帯状態にあるときの縦断面右
側面図である。
【図3】図1の筆記具の横断面平面図である。
【図4】図1の筆記具に使用されるプランジャの前部と
側部と先端部を示す斜視図である。
【図5】図1の筆記具に使用されるギアの側面図であ
る。
【符号の説明】
10 筆記先端部 15 付勢ばね 20 前部 30 キャップ 32 摺動停止タブ 35 キャップラック 40 ペン本体 47 係止溝 48 係止溝 50 ボールペン(伸縮可能筆記具) 60 ペン先 65 レフィルカートリッジ 70 ギア 75 プランジャ歯車部 77 キャップ歯車部 85 ギア機構 90 プランジャ 95 プランジャラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500195219 One Albion Road,Sui te 200,Lincoln,Rhode Island 02865 U.S.A. (72)発明者 グレガー ミッテルシンカー アメリカ合衆国 ロードアイランド州 02888 ウォリック, スプリング グリ ーン ロード 134 (72)発明者 スコット プレスブレイ アメリカ合衆国 ロードアイランド州 02876 スレイタースヴィル, メイン ストリート 111 Fターム(参考) 2C350 GA03 KC05 KF01 NA00 NA21 2C353 HA01 HA09 HC09 HG08 HL05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペン先を備えた前部を有する第1端部と
    第2端部とを有するペン本体と、前記ペン本体の第2端
    部に摺動可能に取り付けられると共に前記ペン本体と共
    に中空の内部空間を形成するキャップと、前記内部空間
    内で長手方向に移動可能に保持されると共に一方の端部
    に筆記先端部を有するレフィルカートリッジと、前記キ
    ャップが前記ペン本体の前記ペン先側から離れた伸長位
    置まで摺動するときに前記レフィルカートリッジを前記
    内部空間内で前記ペン先に向かって長手方向に移動させ
    て前記筆記先端部を前記ペン先を通過させて筆記可能な
    位置まで突出させるギア機構とを備えて、短い状態と長
    い状態とに伸縮可能であることを特徴とする伸縮可能筆
    記具。
  2. 【請求項2】 互いに係合することにより、前記ペン本
    体および前記キャップを伸長位置および短縮位置の少な
    くとも一方の位置で解放可能に維持する摺動停止タブお
    よび係止溝を備えることを特徴とする請求項1記載の伸
    縮可能筆記具。
  3. 【請求項3】 前記ギア機構は、プランジャラックを有
    すると共に前記筆記先端部と反対側の前記レフィルカー
    トリッジの端部を前記筆記先端部側に押圧可能なプラン
    ジャと、前記キャップの内側に形成されたキャップラッ
    クと、前記内部空間内に回転可能に設けられると共に前
    記プランジャラックおよび前記キャップラックに噛み合
    うギアとを有することを特徴とする請求項1または2記
    載の伸縮可能筆記具。
  4. 【請求項4】 前記ギアは前記ペン本体に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項3記載の伸縮可能筆記
    具。
  5. 【請求項5】 前記ギアは、前記プランジャラックに噛
    み合うプランジャ歯車部と、前記キャップラックに噛み
    合うキャップ歯車部とを有することを特徴とする請求項
    3または4記載の伸縮可能筆記具。
  6. 【請求項6】 前記キャップ歯車部の径と前記プランジ
    ャ歯車部の径との比率は5:1から1:1の間であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の伸縮可能筆記具。
  7. 【請求項7】 前記レフィルカートリッジと前記ペン先
    との間に前記筆記先端部を前記内部空間側に引き込む方
    向に付勢する付勢ばねを備えることを特徴とする請求項
    1から6までのいずれか記載の伸縮可能筆記具。
  8. 【請求項8】 前記レフィルカートリッジと前記プラン
    ジャとを固定すると共に前記プランジャの摺動に伴って
    前記レフィルカートリッジも摺動することを特徴とする
    請求項3から7までのいずれか記載の伸縮可能筆記具。
  9. 【請求項9】 前記前部は前記ペン本体から分離可能で
    あることを特徴とする請求項1から8までのいずれか記
    載の伸縮可能筆記具。
  10. 【請求項10】 前記レフィルカートリッジは交換可能
    であることを特徴とする請求項1から9までのいずれか
    記載の伸縮可能筆記具。
JP2002002545A 2001-01-09 2002-01-09 伸縮可能筆記具 Pending JP2002264581A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US75715201A 2001-01-09 2001-01-09
US09/757152 2001-01-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002264581A true JP2002264581A (ja) 2002-09-18

Family

ID=25046578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002002545A Pending JP2002264581A (ja) 2001-01-09 2002-01-09 伸縮可能筆記具

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1221383A1 (ja)
JP (1) JP2002264581A (ja)
KR (1) KR20020060087A (ja)
CN (1) CN1364700A (ja)
CA (1) CA2366276A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SI1329338T1 (sl) * 2002-01-18 2005-12-31 Herlitz Pbs Ag Pisalo
KR100676741B1 (ko) * 2005-01-17 2007-01-31 주식회사 모리스 조출식 신축 필기구
US9464655B2 (en) 2012-10-26 2016-10-11 United Technologies Corporation Push-lock pin
US9568036B2 (en) 2013-03-11 2017-02-14 United Technologies Corporation Push-lock pin connector
US9523502B2 (en) 2013-03-11 2016-12-20 United Technologies Corporation Low profile push-lock device
US9664389B2 (en) 2013-12-12 2017-05-30 United Technologies Corporation Attachment assembly for protective panel
US11795983B2 (en) 2017-06-30 2023-10-24 Zephyros, Inc. Pultruded telescoping arm device
CN109878245A (zh) * 2019-03-07 2019-06-14 湖北工业大学 一种可自动推出和自动收回笔芯的自动笔
CN112590424B (zh) * 2020-12-17 2021-09-10 杭州简弈科技有限公司 一种机械齿轮笔
CN114987084A (zh) * 2021-03-01 2022-09-02 许可欣 一种可适应各种笔芯长度的笔
CN116512794B (zh) * 2023-01-14 2024-04-26 温州市蓝图文具有限公司 笔芯可伸缩的笔

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB613722A (en) * 1946-06-28 1948-12-02 Stephen Arnold Marples Improvements in holders for writing implements, erasers, knife blades or other articles
US3174461A (en) 1963-05-02 1965-03-23 Joseph B Pompa Miniaturized extensible and retractable pen
US3709620A (en) 1970-04-16 1973-01-09 N Miyamoto Ball-point pen convertible for use as a pointer
US3989392A (en) * 1975-01-21 1976-11-02 Revlon, Inc. Dispensing device
DE8301410U1 (de) * 1983-01-20 1983-05-26 Berendsohn Ag, 2000 Hamburg, De Schreibgeraet
DE8901868U1 (ja) 1989-02-17 1989-04-13 Florjancic, Peter, 8109 Wallgau, De
DE9006572U1 (ja) * 1990-06-11 1990-11-15 Wilhelm Mack "Siwak System-Werbung, Herstellung, Gross- Und Einzelhandel, Im- Und Export Von Werbe- Und Geschenkartikeln Sowie Handelswaren", 6492 Sinntal, De
DE4237536C2 (de) * 1992-11-06 1997-02-06 Thomas Ophardt Schreibgerät
US6022161A (en) * 1998-06-29 2000-02-08 Choi; Man Soo Variable-length applicator

Also Published As

Publication number Publication date
KR20020060087A (ko) 2002-07-16
CN1364700A (zh) 2002-08-21
EP1221383A1 (en) 2002-07-10
CA2366276A1 (en) 2002-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6273627B1 (en) Expandable writing instrument
US7390137B1 (en) Writing instrument
CN101939174B (zh) 用于书写器具的适配器
JP2002264581A (ja) 伸縮可能筆記具
US6250828B1 (en) Offset pen
US20090136283A1 (en) Writing instrument for hand-held devices
US20110129285A1 (en) Retractable pen
US11390110B2 (en) Multi-purpose combination writing instrument
EP2563603B1 (en) Improved expandable writing instrument
US2627843A (en) Writing instrument
JP2009184298A (ja) 棒状物の繰り出し容器
JPH11129681A (ja) 棒状物の繰り出し容器
TW201109187A (en) Telescopic pen
US6095706A (en) Writing instrument operated by a finger at a holding position
US20020021290A1 (en) Input pen
JP2020055139A (ja) 棒状芯繰出具
KR200354527Y1 (ko) 샤프펜슬
KR200350227Y1 (ko) 노크식 브러쉬
JPH046957Y2 (ja)
JPS622155Y2 (ja)
KR200356746Y1 (ko) 다용도 필기구
JPH0526476U (ja) 回転繰出し式筆記具
JP2010274578A (ja) 書記具
JP2006305835A (ja) ノック式筆記具
JP2003145990A (ja) 複式筆記具