JPS622155Y2 - - Google Patents

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JPS622155Y2
JPS622155Y2 JP5735680U JP5735680U JPS622155Y2 JP S622155 Y2 JPS622155 Y2 JP S622155Y2 JP 5735680 U JP5735680 U JP 5735680U JP 5735680 U JP5735680 U JP 5735680U JP S622155 Y2 JPS622155 Y2 JP S622155Y2
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JP
Japan
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barrel
length
cylinder
guide groove
axis
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Expired
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JP5735680U
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English (en)
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JPS56159287U (ja
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Priority to JP5735680U priority Critical patent/JPS622155Y2/ja
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Publication of JPS622155Y2 publication Critical patent/JPS622155Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は物差しとしても利用できるようにし
たボールペンに関するものである。
これまでに、ボールペンにおいて軸筒部を伸縮
自在となし、ボールペン以外の用途(教べん)に
も使用できるようにしたものは実開昭51−114152
号として提案されているが、このものは物の長さ
を測りうるようにしたものではなく、そして、軸
筒部の伸縮機構とレフイールのくり出し、収納機
構とが別個になつているばかりでなく、軸筒部の
伸長時の保持手段と縮小時の保持手段が異なつて
いて、構成が複雑で操作し難いものであり、ま
た、ボールペン以外の筆記具すなわちシヤープペ
ンシルまたはクリツプでは、本体の長さを変更可
能にすると共に本体の外面に目盛を設けて物差し
として利用するようにしたものが知られている
(例えば実公昭14−1758号、実開昭52−3742号参
照)が、いずれも本体の伸長状態を部材相互の摩
擦で保持しようとするものであつて、保持手段が
不確実で縮小し易く、物の長さを正しく測りえな
い欠点がある。
この考案は上記のような実情に鑑み案出された
もので、その目的とするところは、軸筒部の長さ
を変更可能とし、より広い範囲の物の長さを測り
うるようになすと共に簡単な構成によつて軸筒部
の伸縮と、レフイールのくり出し、収納が一連の
操作で容易に行われ、かつ伸縮状態ならびにくり
出し、収納状態を確実に維持できるようにしたボ
ールペンを提供することにあり、外部軸筒の内側
に、所要長さの軸線に平行な直線部と軸線に直交
する前端の二段の段部と該段部と同じ側で軸線に
直交する後端の折曲部とからなる案内みぞを備え
た案内筒を装着し、該案内筒の内側には前端部上
に上記案内みぞに係合するピンを備え上記外部軸
筒とほぼ長さを同じくする内部軸筒を回動且つ出
入自在に嵌挿し、内部軸筒の内側にはインキ収容
部とボール筆記部とからなるレフイールを突出状
態に装着し、前記外部軸筒と上記内部軸筒の外側
面には内部軸筒を外部軸筒から伸長させた際互い
に連続する長さ目盛りをそれぞれ施したことを特
徴としている。
図面参照の上その実施例について説明すれば、
第1図において1は標準の長さで全長等径の外部
軸筒であつて、その外側面には長さ目盛2が軸線
に沿つて後端一ぱいに施されており、前端(図で
は下端)にはテーパ先具3が着脱自在に螺合され
ると共に後端正面部(図では左側面になつてい
る)にはクリツプ4が定着され、内側には外部軸
筒1と長さをほぼ同じくする内部軸筒5が次に述
べるように出入自在に嵌挿されていて、この内部
軸筒5の外側面にも第2図のようにこれを伸長さ
せた際外部軸筒1の長さ目盛りに整列して連続す
るような長さ目盛2′が施されている。
第3図は内部構造を示すものであり、外部軸筒
1の内側には案内筒6が圧入状態に取付けられて
おり、この案内筒6の壁面には第4図イのように
軸線に平行な直線部7aと、前端において軸線に
直交するように折曲された前後の二段の段部7
b,7cと、後端において該段部7b,7cと同
方向に折曲された折曲部7dとで形成された案内
みぞ7が穿設され、その直線部7aの長さは単位
長さすなわち1cmの数倍になつている。
そして、案内筒6の内側には前記のように外側
面に長さ目盛り2′を備えた内部軸筒5が回動且
つ摺動可能に嵌挿され、その前端部に植設された
ピン5aは案内筒6の案内みぞ7に嵌合してい
る。
この内部軸筒5の内側後半部には中子8が収納
され、前半部にはインキ収容部9aとボール筆記
部9bとからなるレフイール9が突出状態に嵌挿
され、インキ収容部9aの後端部は内部軸筒5の
中央部内面に形成された複数の小突起5bによつ
て抑止されており、またインキ収容部9aの前端
と軸筒1に螺合されたテーパ先具3の内側段部と
の間にはスプリング10が配設され、通常はこの
スプリング10のばね力によつてレフイール9と
もども内部軸筒5は後方に付勢されている。
第1図、第3図は内部軸筒5上のピン5aが案
内みぞ7の前端後側の段部7cに係合し、ボール
筆記部9bがテーパ先具3中に引き込められたボ
ールペン携帯時の状態を示しており、この際には
内部軸筒5も外部軸筒1の後端より単位長さだけ
突出し、その長さ目盛2は外部軸筒1の長さ目盛
2より反時計方向に若干ずれている。
この状態で、内部軸筒5の突出部をスプリング
10のばね力に抗して押し込みつつこれを僅かに
時計方向に回動させれば、内部軸筒5上のピン5
aが案内みぞ7の前端前側の段部7bに係合する
ことになると共にボール筆記部9bが第3図点線
のようにテーパ先具3から所要量突出して筆記可
能の状態になる。
また、上記携帯時の状態または筆記可能の状態
において、内部軸筒5の後端突出部を反時計方向
に回動させれば、ピン5aが案内みぞ7前端の段
部7bまたは7cから外れてスプリング10の作
用で直線部7aに入るので、内部軸筒5を後方に
引き出し、ピン5aが直線部7aの後端縁に当接
したところで再び内部軸筒5を時計方向に回動し
てピン5aを今度は案内みぞ7の後端の折曲部7
dに係止させれば、第5図のように内部軸筒5が
伸長した状態となり、このときには外部軸筒1お
よび内部軸筒5の外側面に設けた長さ目盛2,
2′が第2図のように整列することになる。
そこで、ラケツトを選ぶに当たつて、第2図の
ように購入者の手の平の上に内外の軸筒部5およ
び1を当てがい、親指の付け根の部分から中指の
先端までの寸法を測ることにより、購入者に適し
た握り太さのラケツトを容易に選定することがで
きる。
しかし、このような使用方法は一例であつて、
種々のものの長さや太さなどの測定に使用しうる
ことおよび短いものは外部軸筒だけで測りうるこ
とは勿論である。
次に、第2図および第5図の状態で、内部軸筒
5を反時計方向に回動し、ピン5aを案内みぞ7
の後端折曲部7dから外して直線部7aに一致さ
せ、内部軸筒5を外部軸筒1中に押し込み、ピン
5aが案内みぞ7の直線部7aの前端に当接した
ところで内部軸筒5を若干時計方向に回せば、ピ
ン5aが案内みぞ7の前端後側の段部7cに係合
し、ボール筆記部9aがテーパ先具3中に収容さ
れた第1図、第3図の状態に戻る。
以上のようにこの考案によれば、軸筒部の伸縮
動作とレフイールのくり出し、収納動作を、途中
で手を持ち換えることなく、一つの内部軸筒を操
作するだけで容易に行うことができ、部品点数が
少なく構成が甚だ容易であり、しかも筆記状態す
なわちレフイールのくり出し状態、収納状態なら
びに軸筒部の伸長状態は案内みぞ両端部の軸線に
直交する二段の段部および折曲部と内部軸筒上の
ピンとの係止によつて保持されるので、保持状態
が確実で、使用時にレフイールや軸筒が妄りに引
き込むことなく、物の長さを正しく測定すること
ができ、また、軸筒部を伸長させた際には、ボー
ル筆記部は軸筒内に完全に収納されており、手や
指などに触れて怪我をしたり、衣服に触つてこれ
を汚したりしないなどの実用的な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の携帯時における側
面図。第2図は内部軸筒を引き出した状態の側面
図。第3図は第1図の断面図。第4図イは案内筒
の斜視図。同図ロは内部軸筒の斜視図。第5図は
第2図に対する断面図。 図中、1……外部軸筒、2,2′……長さ目盛
り、3……テーパ先具、5……内部軸筒、5a…
…ピン、6……案内筒、7……案内みぞ、7a…
…直線部、7b,7c……段部、7d……折曲
部、9……レフイール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部軸筒1の内側に、所要長さの軸線に平行な
    直線部7aと軸線に直交する前端の二段の段部7
    b,7cと該段部7b,7cと同じ側で軸線に直
    交する後端の折曲部7dとからなる案内みぞ7を
    備えた案内筒6を装着し、該案内筒6の内側には
    前端部上に上記案内みぞ7に係合するピン5aを
    備え上記外部軸筒1とほぼ長さを同じくする内部
    軸筒5を回動且つ出入自在に嵌挿し、内部軸筒5
    の内側にはインキ収容部9aとボール筆記部9b
    とからなるレフイール9を突出状態に装着し、前
    記外部軸筒1と上記内部軸筒5の外側面には内部
    軸筒5を外部軸筒1から伸長させた際互いに連続
    する長さ目盛り2および2′をそれぞれ施してな
    るボールペン。
JP5735680U 1980-04-28 1980-04-28 Expired JPS622155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5735680U JPS622155Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28

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JP5735680U JPS622155Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56159287U JPS56159287U (ja) 1981-11-27
JPS622155Y2 true JPS622155Y2 (ja) 1987-01-19

Family

ID=29651855

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JP5735680U Expired JPS622155Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28

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JPS56159287U (ja) 1981-11-27

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