JP2002264128A - プラスチック製品リサイクル装置 - Google Patents

プラスチック製品リサイクル装置

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JP2002264128A
JP2002264128A JP2001067202A JP2001067202A JP2002264128A JP 2002264128 A JP2002264128 A JP 2002264128A JP 2001067202 A JP2001067202 A JP 2001067202A JP 2001067202 A JP2001067202 A JP 2001067202A JP 2002264128 A JP2002264128 A JP 2002264128A
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諭 相馬
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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Screw Conveyors (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 純度の高い再生材原料を安全に製造すること
のできるプラスチック素材リサイクル装置を提供する。 【解決手段】 破砕機2で破砕したプラスチック部品の
破砕片を振動ふるい5で受け止め、破砕片から微小破砕
物を振り落としながらスクリューコンベア6へ送る。そ
して、スクリューコンベア6によってバッファー容器7
に破砕片を搬送する。容器7には複数のタンクが設けら
れており、異なる種類あるいはグレードのものを処理す
る場合は、スクリューコンベア6の先端部に設けられた
搬送経路切換機構によって搬送経路を切り換え、破砕片
が搬送されるタンクを切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,プリン
タ,ファクシミリあるいはパソコン等の電子・電機機器
類を構成するプラスチック素材のリサイクル装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護、省資源が叫ばれ、環境
問題に対する取組みが益々重要な課題となっており、例
えば、オフィスで使用される各種OA機器に関しても、
例外無くその対応が求められている。OA機器の代表で
ある複写機,ファクシミリ,プリンタ等においては、市
場において使用後に回収された装置はリサイクル処理を
するに当たり、機械を金属破砕機に投入破砕処理するこ
とにより破砕減容すると共に、構成素材中の鉄やアルミ
等の金属素材を回収することが従来では一般的であっ
た。しかし、その様な処理(金属素材の回収)では他の
素材物質はシュレッダーダストとして廃棄埋立てされて
しまい、資源活用することは不可能であった。これら製
品の破砕と減容処理に伴い発生し廃棄処理されるシュレ
ッダーダストは膨大な量にのぼり、埋立てする処分場も
満杯となり社会問題となってきている。特に製品を構成
する機構フレームや外装カバーの構成素材であるプラス
チック材料は技術の発達により年々製品に占める重量比
率を高め、複写機,FAX,プリンター,パソコン等の
電子・電機機器製品の重量の半分近くを占めると共に、
それら製品から多量に排出廃棄され、地球環境に大きく
悪影響を及ぼしている。
【0003】回収製品からの再資源化処理に当たり、こ
のプラスチック素材の有効活用が製品リサイクルと再資
源化活用における大きな課題となっていたが、これらの
有効な利用技術は存在せず、破砕減容後に山の中の埋立
て処分場に埋め立て処理しているのが実状である。また
食器等の一部の単体商品においては限定的に原料化再生
処理され、他の製品用途向けに再生材としてリペレット
処理され利用されることはあったが、埃まみれに汚れた
使用済み一般電機機器製品部品が再び同一製品用に原料
化され、再び同一部品に生まれ変わる様な、所謂クロー
ズドループに資源活用されることはことはなかった。そ
れは処理によってリサイクル材料を製造する際にも、製
造後のリサイクル材料の品質においても種々の難点が多
く、バージン材料に対して劣るため実施メリットが少な
かったからである。
【0004】図3は、従来のプラスチック素材のリサイ
クル装置(システム)の一例を示すもので、この図に示
すリサイクル装置は、ステップ作業台101,スタンド
式制御盤102,シュレッダー投入ホッパー103,ホ
ッパー開閉用シリンダー104,開閉シリンダー操作ハ
ンドル105,シュレッダー(粗砕機本体)106,シ
ュレッダーフレーム(架台)107,連結シューター1
08,粉砕機109,材料受けシューター110,ブロ
アー111,給送ダクト112,フィルター113,サ
イクロン114,ストックタンク115及び材料受けキ
ャリアタンク116等で構成されている。
【0005】このリサイクル装置において、破砕機のホ
ッパー105から投入される使用済みプラスチック製品
は粗砕機106で粗破砕され、下の粉砕機109に落下
する。一般的に、粗砕機は二軸せん断機で構成され、せ
ん断破砕後の粗破砕片は木の葉状である。粉砕機109
では更に細破砕が行われ、破砕片は、粉砕機の回転刃外
周にあるドラム状のスクリーンに設けられたメッシュ孔
径以下に破砕された粒状の破砕片だけが上記スクリーン
の外に飛び出し、材料受けシューター110によって受
けとめられる。
【0006】しかし、リサイクル装置に投入されるプラ
スチック材料は複写機の外装カバーの様に長年の使用に
伴う埃や汚れが付着している他、トラックによる回収運
搬に伴う砂塵等を多く含んでいる。従って、これらの破
砕片には、汚れた複写機に付着するすべての砂塵,汚
れ,シール剥がし後の接着剤,スポンジ,糸クズ等の付
着異物質がそのまま破砕片と共に排出される。どんなに
小さな異物質でも次工程における再生時には数10ミク
ロンレベルのフィルターを備えているリペレット製造装
置のフィルターに引っ掛かかってしまい機械を止めてし
まう原因となる。
【0007】また、同質材料であっても異グレード材質
が混じると次工程の再生調合工程では不良品扱いとなっ
てしまい生産システムを止めてしまう。これら異物質を
含む限り、それらを含むロットは不合格となり再生原料
には適さない。しかし、回収されトラック輸送されてく
る複写機の様な機械カバーでは、長年の使用に伴う汚れ
や埃に加えて輸送中や荷役作業中に付着し貯まる砂塵が
含まれることを避けることは出来ない。また破砕排出さ
れた破砕片は比較的大きさは揃ってはいるものの均一の
大きさではなく、粉末状に砕かれたものも多く、大きさ
にはバラツキがある。細粒状・粉末状に砕かれたものは
微小異物質と共に大きな破砕片に付着してミックス状に
排出される。山の処分場に埋め立てするか、他の用途が
あれば異物質が含まれていても良いが、植木鉢、擬木等
の材料品質の低いものに用途は限られてしまう。再生材
料に加工する場合にはこれら微小異物質と微粉末は加工
工程上の阻害要因となる。異物質は溶融再生機のフィル
ターの目詰まりを起こし、微小粉末は再生材料の製造工
程能力を減衰させてしまう。
【0008】そして、材料受けシューター110によっ
て受け止められた細破砕片の大きさはその後の用途によ
って大きさは異なるが、通常数mmから10mm程度の
大きさが一般的であり、その位の大きさが再生材料に加
工しやすい。材料メ−カーにおけるこの再生加工は、こ
れら破砕片を加熱溶融すると共に成分調合することによ
って再生材料に生まれ変わる。材料受けシューター11
0に落ちた細破砕片は更にブロアー111によって次の
装置であるサイクロン114に強制的に空送される。し
かしその給送ダクト112内面は破砕片の高速空送によ
り激しく摩耗し、その摩耗片が不純物となって再生材料
の品質を落とすと共に、破砕の材料替えを行おうとして
も、前の破砕材料粉がダクト内壁に付着しているため完
全除去は極めて困難であった。また破砕片の給送をベル
トコンベアで行うにしても埃や異物混入を招くと共に、
急角度の立体給送には無理があり、狭小場所での設置稼
動には無理があった。
【0009】サイクロン114では、ブロアー111か
らの吹き込みエアーとプラスチック破砕片がサイクロン
のドラム上部に旋回状に吹き込まれ、遠心力によってド
ラム内壁面を回転すると共に重力により次第に螺旋状に
下方のストックタンク115へと落下する。比重の重い
物質ほど強い遠心力が働き外側壁面を落下するが、空気
の様に軽いもの程中心部に集まる。中心部に集まった空
気成分には埃や粉状の軽量物質が多く、それを補集する
フィルター113は欠かせない。しかしこのフィルター
には大きな問題があり、補集能力を高めると目詰まりを
起こしブロアー111による給送能力は下がってしまい
破砕片を送れなくなる。逆にブロアー111による材料
給送出来るだけの空気流を確保するとフィルター113
の漏れ物質量を増加させる二律背反の関係にある。つま
り空気だけを逃し粉成分だけを補集することは極めて困
難であり不可能である。通常は相応のバグフィルターに
よって補集するがミクロンレベルの微細な粉成分は補集
できない。結果として有害物質を含んだ多量の破砕粉が
機械周辺に蒔き散らされることになる。多量の補集され
ない粉成分はフィルター外に飛び出し機械周辺の工場内
に激しく飛散し機械周辺を汚ごす。
【0010】ところが、OA機器や電気製品に使われる
プラスチックの外装カバーや部品の破砕材料中には火災
時の難燃焼化を目的に難燃添加剤等の有害物質が多量に
含まれており、それが破砕時には微粉末となって舞い上
がるため従業員の肺に侵入し、その結果従業員の健康を
損ねる危険を避けることができなかった。難燃添加剤に
は燃焼時に不燃ガスを発生させるなどして燃焼を遅らせ
る物質が添加されるが、一般的にはハロゲン系、臭素系
の有機物質や酸化アンチモン等の無機物質を組み合わせ
て添加されていることが一般的である。これら物質はU
L規格等世界各国の厳しい規制規格を満たすため殆どの
プラスティック製品には適用されていたことになる。し
かし三酸化アンチモンに代表されるこれら物質は人体に
とっては非常に危険であり、これらプラスチックの破砕
粉が呼吸により肺に侵入した場合には非常に強い発癌性
を引き起こすことが指摘されている。従ってブロアーに
よって破砕材料を空気送りすることは作業環境を著しく
汚染し、それによる作業従事者の健康への影響を避けら
れなかった。またベルトコンベア等開放型の搬送手段を
用いた場合でも、埃等成型製品のコンタミ(砂塵粒子や
金属微粒子、微細ゴミ粒子等の外観上・物性上問題とな
る異物質)不良要因となる異物質が混入しやすく安定し
た品質の確保が容易ではなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のプラスチック素材リサイクル装置(システ
ム)においては下記に列挙するような問題があった。こ
の問題の解決無くして使用済み電子・電気機器のプラス
チック部品からバージン材料レベルの純度の高い純粋な
再生用原料を製造することはできない。
【0012】:異物混じり 破砕後の破砕片には部品を製造する際に問題となるコン
タミ物質(砂塵粒子や金属微粒子、微細粒子ゴミ、糸ク
ズ等外観上・物性上問題となる微小異物質)や破砕材料
に付着する異グレード物質がそのまま破砕片の中に交じ
り再生材として成型するとコンタミ及びムラとして成型
品表面に不純物が現われ商品価値を落としてしまい、そ
れらの混じったものは再生材料として使うことは出来な
かった。また、混入する異物質は除去困難であり、一度
混じったものは完全除去することは不可能であった。ま
た、破砕材質切り変えに伴う異グレード材質の混入も避
けることが困難であった。更には、再生対象材質そのも
のであっても規定サイズ以下の小サイズ破砕片や粉成分
はその後の調合再生工程において工程処理能力を低下す
る要因となるが、破砕時の粉成分発生と破砕片に付着す
る粉成分除去は困難であった。
【0013】:金属検知精度と不良除去 金属検知は、破砕片の輸送手段によって通過中の破砕片
群の中に潜む金属微粒子を磁気手段によって検出しその
部分を除こうとするため、付近を通過中の良品破砕片と
共にそれを除去することになる。検出精度を上げ良品通
過率を高くすると、良品の除去量が多くなり歩留まりが
悪く非経済的となり、逆に検出精度を緩めるとコンタミ
物質の通過量が多くなり次工程における不良品の増加を
招く。良品だけの破砕片を無駄無く得ることは出来なか
った。
【0014】:有害物発生と作業員の疾病 設備稼動に伴う破砕粉に含まれる三酸化アンチモン等の
有害物質の飛散とそれによる作業者の健康への影響を避
けられなかった。これらの物質は製品に使われるプラス
チック素材を火災時に燃えにくくすることを目的として
PL法等の各国で定められている厳しい安全規格基準を
を満足するためにプラスチック素材内に混入されてい
る。混入されていても成型素材単体では害毒は無いが、
破砕することにより微粉末となって飛散し、人の肺に吸
い込まれた場合に強い毒性を示しその発癌性が指摘され
ている。これら製品をそのまま廃棄処分または焼却処分
する限りはこの問題は発生しないが、資源・環境面の改
善のためにこれら製品材料を再利用しようとする際に、
破砕することによって始めて発生する困難な問題であ
る。またこれら酸化アンチモン等の難燃剤は万が一の火
災時には臭素系ガスを発生しそのガスのバリア層によっ
て空気層を遮断することにより、自己消火又は難燃焼の
機能を発揮する特性を持つ故多く多用されてきた。これ
ら破砕粉に含まれる難燃剤の影響問題は、使用済み製品
から原料を調達せねばならなくなった今日初めて直面す
る問題である。リサイクル時代に入って始めて直面した
問題であり、それ以前は問題そのものも存在しなかっ
た。三酸化アンチモンは毒物の最上位クラスにランクさ
れる物質であり前記の様な影響を避けるため使用を減ら
す傾向があるが未だ製造は続いている。それら物質を含
んだ製品をリサイクル処理しなくてはならない社会環境
に入ってきたが、安全処理の有効な決め手は無かった。
【0015】:破砕材質切り替えに伴う設備清掃の困
難性 破砕材質切り替えに伴う清掃が非常に困難であった。基
本的には同じ材質であっても異なるメーカーの異グレー
ド材質の混入は即不良に直結するため、破砕材質グレー
ドの切り替え毎に工程の全てにわたり付着する残留破砕
物質を粉レベルまで完全清掃除去する必要があり、不良
品を出さないためのための清掃は非常に困難であった。
【0016】:複数異種グレード破砕の困難性 一式の設備で複数種の異種グレード材を破砕・製造する
ことは極めて困難であった。清掃の困難性と共にす工程
の範囲における処理プロセスと作業に伴うコンタミ要因
となる異物混入を防止ことは困難であり、全く純粋なバ
ージン材レベルの品質を確保することは至難なことでで
あった。
【0017】本発明は、従来のプラスチック素材リサイ
クル装置における上述の問題を解決し、純度の高い再生
材原料を安全に製造することのできるプラスチック素材
リサイクル装置を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、プラスチック部品を破砕する破砕機と、該破砕機
によって破砕されたプラスチック破砕片を搬送する搬送
手段とを有するプラスチック製品のリサイクル装置にお
いて、前記搬送手段が搬送経路切換機構を備えることに
より解決される。
【0019】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記搬送手段がスクリューコンベアであることを提
案する。また、前記の課題を解決するため、本発明は、
前記搬送経路切換機構が、前記スクリューコンベア先端
部の首振り機構であることを提案する。
【0020】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記搬送経路切換機構が、前記スクリューコンベア
先端部に設けた複数個の排出孔を切り換える排出孔切換
機構であることを提案する。
【0021】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記複数個の排出孔それぞれに開閉可能なシャッタ
手段を設けたことを提案する。また、前記の課題を解決
するため、本発明は、前記スクリューコンベアの給送室
が、コンベア給送方向に略2分割に構成されていること
を提案する。
【0022】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記搬送経路切換機構を制御して、搬送経路を所定
の経路に切り換える搬送経路切換制御手段を有すること
を提案する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明に係るプ
ラスチック素材リサイクル装置の一例を中心とするリサ
イクルシステム全体を示すもので、図1は側面図、図2
は平面図である。本システムを構成する各部に符号を付
すと次のようになる。 1:選別テーブル 11:不良物質排出装置 2:プラスチック破砕機 12:排出スクリューコンベア 3:リフター(リフト) 13:吊り架台 4:ホッパー 14:リフター 5:振動ふるい 15:点検架台 6:スクリューコンベア 16:操作盤 7:バッファー容器 17:排出用コンベア 8:マグネット棒 18:表示灯 9:ベルトコンベア 19:点検架台 10:金属検知器 20:操作盤 21:制御盤
【0024】選別テーブル1では事前作業により金属部
品、シール、デカル、スポンジ、紙、異種グレードプラ
スチック部品、埃、汚れ物質等の除去が最終的に確認さ
れる。異物質が目視確認されたプラスチック部品はここ
で破砕対象から除かれ別処理工程に送られる。
【0025】異物質の無いことが確認された使用済み製
品からの分解プラスチックは、テーブル1に隣接するボ
ックス24に投入される。このボックス24がリフト3
によって上方に持ち上げられ、上部位置でボックス24
が傾けられて内部の分解プラスチックがホッパ4からプ
ラスチック破砕機2に投入される。手による投入を行っ
ても良い。
【0026】破砕機2に投入されたプラスチックは破砕
機2の中で破砕、粉砕され、破砕機に設定されたスクリ
ーンメッシュサイズ以下に破砕された破砕片だけが破砕
機2の破砕室外に飛び出してくる。
【0027】破砕室外へ飛び出した破砕片及び破砕片に
付着している微小破砕粉は、自然落下と共に破砕機2の
下方に配置されたバイブレーターフィーダー(振動ふる
い)5で受け止められる。
【0028】振動ふるい5は、図2に示すように、破砕
機2の下方から奥側のスクリューコンベア6の上まで延
在して設けられており、スクリューコンベア6側が低
く、反対側端部が高く、斜めに設置されているものであ
る。振動ふるい5は図示しないバイブレータによって振
動され、受け止めた破砕片をスクリューコンベア6へと
揺り動かすようにして搬送する。この振動ふるい5には
孔状のスクリーンが設けられていて、リサイクル材とし
て材料成分を再調合する際に不都合な小破砕片や粉成分
をふるい落とすと共に小サイズ異物質類をふるい落と
す。上記スクリ−ンは規定サイズ巾のスノコ状でも良
い。したがって、振動ふるい5は、破砕機2から受け止
めた破砕片(及び破砕片に付着している微小破砕粉)
を、次のスクリューコンベア6まで微小破砕物を振り落
としながら搬送する。この段階で、破砕片に付着する微
少異物質及び微少破砕片は叩き落とされ、ふるいから落
下除去される。本実施形態では、振動ふるい5では2m
m以下の微小破砕粉をふるい落とすようなスクリーンが
装着され、破砕機2から飛び出してくる2〜10mm大
の破砕片をスクリューコンベア6へ搬送するようになっ
ている。
【0029】微少異物質と微少破砕片・粉がふるい落と
され活用に適するように材料化された破砕片は引き続き
スクリューコンベア6によってバッファー容器7内に押
し上げられる。この容器7は破砕機2の破砕片排出量の
変動を吸収して常に均一一定量の活用破砕を金属検知器
10に送り出す役目を果たす。それにより後段の金属検
知器10を通過する量が一定にならされるため、検知精
度が向上し検知不良が防止できる。バッファー容器7の
底部にはスクリューコンベア22が設けられており、一
定量供給の手段としてのバッファー容器7からも(底部
のスクリューコンベア22によって)金属検知器10の
能力に応じた量がコンスタントに搬出される。
【0030】バッファー容器7には材料グレード別(リ
サイクルされるプラスチック材料は素材の違い等により
所定のグレードが設定されている)に複数の専用容器
(タンク)が設けられており、それぞれの容器へはスク
リューコンベア6の給送パイプ先端部に設けられた仕分
け機構(搬送経路切換機構)によって目的の容器に破砕
片が振り分け給送される様になっている。これにより異
種材料グレード物質の混入を防いでいる。
【0031】本実施形態では、図2に示すように、バッ
ファー容器7は2つのタンク7a,7bに仕切られてお
り、各タンクごとに送出用のスクリューコンベア22が
設けられている。また、各タンク内には強力なマグネッ
ト棒8が設けられ、搬送中の材料に付着する鉄粉を吸着
除去するようになっている。
【0032】バッファー容器7の底部からはスクリュー
コンベア22によって図の左から右方向に破砕片が給送
され、ベルトコンベア9(図2)の上に送出される。こ
のベルトコンベア9は排出コンベア17に連絡されてお
り、バッファー容器7から定量的に送り出される破砕片
は排出コンベア17によって受けとめられ次に送られ
る。
【0033】振動ふるい5及びマグネット棒8により材
料再生時に障害となる物質を除去された破砕片は、次に
金属検知器10を通過する。金属検知器10では通常
0.3mm以上の粒径の金属粒子が搬送通過した場合に
電子的にそれを感知し、その付近の破砕片と共に搬送経
路から除外する機能を持つ。金属が破砕片に付着してい
ても、破砕片中に潜っている場合でも、検知された金属
を含む破砕片は、その付近の搬送中の破砕片と共に搬送
経路外に除去される。符号11はその不良排出装置であ
る。
【0034】このようにして、再生材料としての調合再
生時に不都合な物質,素材、不純物を完全に除去処理さ
れた破砕片は、最後に排出スクリュウコンベア12によ
って吊り架台13に送られる。この吊り架台13にはフ
レコンバッグ(フレキシブルバッグ)等の包装容器23
がセッティングされ、破砕片は包装容器23に出荷詰め
されると共にその重量が計測管理される。
【0035】破砕機2からこの包装容器(吊り架台1
3)に至る全ての搬送経路・機器には防塵カバーが被せ
られ、ゴミや埃等の異物質の進入を防ぎ、再生材料物質
の純粋性を確保している。吊り架台13の下部には電動
リフター14が設けられ、懸架計測されたフレコンバッ
ク23(再生材料としての破砕片が詰められている)を
持ち上げて懸架を外すと共に架台外に移動させてフォー
クリフト搭載部(不図示)迄運び出す。
【0036】ところで、上記バッファー容器7には材料
グレード別に複数(本実施形態では2つ)のタンクが設
けられているが、破砕機2にプラスチック部品を投入す
る際に単一(同一)の材料グレードのものを投入し、そ
の破砕片をバッファー容器7の決められたタンク内に給
送することで、再生材料としての破砕片に異種材料グレ
ード物質が混入しないようにする。
【0037】仮に、材料グレード:Aのものを処理する
際には、材料グレード:Aのプラスチック部品だけを破
砕機2に投入し、その破砕片を上述のスクリューコンベ
ア6に設けられた仕分け機構によってバッファー容器7
のタンク7aに搬送する。また、材料グレード:Bのも
のを処理する際には、材料グレード:Bのプラスチック
部品だけを破砕機2に投入し、その破砕片を上述のスク
リューコンベア6に設けられた仕分け機構によってバッ
ファー容器7のタンク7bに搬送する。
【0038】そして、タンク7aに設けられた送出用ス
クリューコンベア22だけを作動させることで材料グレ
ード:Aのものだけを次工程に送り袋詰し、また、タン
ク7bに設けられた送出用スクリューコンベア22bだ
けを作動させることで材料グレード:Bのものだけを次
工程に送り袋詰することができる。このようにすること
によって、異種材料グレード物質が混入しない再生プラ
スチック用原料を容易に製造することができる。また、
材料グレードの切り換えも容易であり、切り換えに際し
て工程の全てにわたる清掃の必要も無い。
【0039】なお、本実施形態では、処理するプラスチ
ック部品の材料グレードまたは種類を切り換える際に
は、バッファー容器7前後の機器、すなわち、破砕機
2、スクリュウコンベア6、およびベルトコンベア9以
降の搬送経路を清掃するが、バッファー容器7のタンク
内及び各タンクの送出用スクリューコンベア22につい
ては清掃の必要が無い。
【0040】つまり、本システムで通常処理するものが
A又はBである場合、AからB,またはBからAへの切
り換えに際しては、バッファー容器7のタンク内及び各
タンクの送出用スクリューコンベア22については清掃
の必要が無い。しかし、Cというものに切り換える場合
には全工程にわたる清掃を行う。したがって、バッファ
ー容器7に設けた専用タンクの数の範囲内での処理の場
合には全工程清掃の必要が無いということになる。とは
いえ、バッファー容器7のタンク内及び各タンクの送出
用スクリューコンベア22の清掃が必要ないだけでも、
清掃の手間を大きく省くことができ、効率アップの効果
は大きい。
【0041】次に、スクリューコンベア6に設けられた
仕分け機構について説明する。本実施形態では、スクリ
ューコンベア6(の給送パイプ)に首振り装置が設けら
れている。この首振り装置は、スクリューコンベア6の
スクリューを内蔵する給送パイプ先端(バッファー容器
7側)の所定範囲部分を回転可能に構成したもので、モ
ータ,ソレノイド,油圧又は空圧シリンダ等任意のアク
チュエータにより当該部分を回動させ、給送パイプ先端
にある排出口の向きを変えることでバッファー容器7に
設けられたタンク7a又は7bへと破砕片の送出先を切
り換えるものである。首振り装置による排出口の角度
(向き)は予め所定の角度が設定されており、図2の制
御盤21から操作することで、破砕片の送出先タンクを
容易に切り換えることができる。
【0042】また、スクリューコンベア6に設ける仕分
け機構の別例として、スクリューコンベア6を内蔵する
給送パイプ先端(バッファー容器7側)に複数の排出孔
を備えた構成とすることもできる。各排出孔はバッファ
ー容器7に設けられたタンクに連絡し、各排出孔にはそ
れぞれ開閉可能なシャッタが設けられる。そして、所定
のシャッタだけを開くことによって、バッファー容器7
に設けられた各タンクへと破砕片の送出先を切り換え
る。各排出孔と各タンクとを専用の供給パイプで連絡す
ることにより、処理するプラスチック材の種類あるいは
グレードを変更する場合でもその部分(排出孔と各タン
クを連絡する専用パイプ)の清掃の必要がなく、手間を
省いて処理能力を高めるとともに、コスト低減にも寄与
することができる。また、各排出孔と各タンクとを専用
の供給パイプで連絡することにより、スクリューコンベ
ア6とバッファー容器7の配置レイアウトの自由度を高
めることができる。なお、図2に示す例のように、2つ
の専用タンクを有する場合には、スクリューコンベア6
の先端に設ける排出孔の数は2つでよい。
【0043】上記開閉可能なシャッタは、上記首振り装
置と同様、任意のアクチュエータにより開閉させること
ができ、例えば、タンク7aに破砕片を送る場合は、タ
ンク7aに対応するシャッタを開きタンク7bに対応す
るシャッタを閉じる。タンク7bに破砕片を送る場合
は、タンク7bに対応するシャッタを開きタンク7aに
対応するシャッタを閉じる。このような各タンクに対応
する各シャッタの開閉制御が予め設定されており、図2
の制御盤21から破砕片給送先のタンクを指定するだけ
で適切なシャッタの開閉が行われるようになっている。
これによって、破砕片の送出先タンクを容易に切り換え
るすることができる。
【0044】このように、本実施形態では、スクリュー
コンベア6に仕分け機構(搬送経路切換機構)を設ける
ことで、1本の給送経路(スクリューコンベア6)で複
数種(グレードの違いを含む)の破砕片を給送すること
ができ、破砕片を収める複数の容器(タンク)に対して
複数の搬送経路を設ける必要がなく、リサイクルシステ
ムにおけるコストを大幅に低減させることができる。
【0045】ところで、本実施形態におけるスクリュー
コンベア6は、給送パイプ内に螺旋状スクリューを配設
したものである。給送パイプ(給送室)は、上半分と下
半分に略2分割して構成され、両者の長手方向の一辺を
蝶番で連結した開閉可能な構造になっている。分割構成
された給送パイプを開くと、パイプを長手方向に縦割り
したようになり、内蔵するスクリューに付着する異種グ
レードの(グレードが異なる)破砕片や破砕粉の除去を
容易に行うことができる。この場合、スクリューを内蔵
する給送パイプがほぼ2分割して開放されるので、スク
リューに沿った給送室内壁を全開することが可能とな
り、また、清掃時にスクリューを動かす(パイプから持
ち上げる等)ことができ、破砕片や破砕粉の除去及びス
クリューの清掃が容易である。このため、処理するプラ
スチック材の種類あるいはグレード変更に伴う、次破砕
片(破砕材料)への異材質あるいは異グレード材の混入
を確実に防止できる。送出用スクリューコンベア22及
び排出スクリュウコンベア12をスクリューコンベア6
と同じ構造とすることもできる。
【0046】なお、本実施形態では、スクリューコンベ
ア6の給送パイプは上記のように上半分と下半分に略2
分割して構成されているが、それぞれの断面形状は、下
側半分が略半円形に、上側半分が屋根型(台形の底辺が
無い形状)になっている。このような断面形状の2つの
部材を開閉可能に連結することで、給送パイプをコンベ
ア給送方向に略2分割(給送方向と直交する断面におい
て給送パイプが略2分割されている)に構成している。
【0047】以上、本発明を図示の実施形態により説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。たと
えば、破砕機2の構造は任意のものを使用することがで
きる。また、図3に示す従来例のように、粗砕機と粉砕
機を組み合わせるものでも良い。また、材質グレード別
に設ける専用容器(タンク)の数も、本実施形態の2つ
に限らず、3つもしくはそれ以上でも構わない。その場
合、スクリューコンベア6に設ける仕分け機構は、容器
の数に対応する仕分けが可能に構成する。たとえば、首
振り式の場合、容器の数が3つであれば3段階に首振り
するように設定すればよい。また、複数の排出孔を備え
る方式の場合には、容器の数が3つであれば3つの排出
孔をスクリューコンベア6に設ければ良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラスチ
ック製品リサイクル装置によれば、破砕機によって破砕
されたプラスチック破砕片を搬送する搬送手段が搬送経
路切換機構を備えるので、1本の搬送手段によって異な
る搬送経路に破砕片を搬送することができる。そのた
め、種類またはグレードの異なるプラスチック製品を処
理する場合に、それぞれの破砕片を異なる搬送経路に搬
送して仕分けることができ、種類またはグレードの別に
対応すべく複数の搬送手段を設ける必要が無く、リサイ
クル装置のコストを大幅に低減させることができる。
【0049】請求項2の構成により、搬送手段がスクリ
ューコンベアであるので、破砕機によって破砕された破
砕片や破砕粉等を飛散させずに搬送することができ、有
害物質を含んだ破砕片や破砕粉等の飛散による作業者へ
の健康被害を防止することができる。また、異物質の混
入を防ぐこともできる。
【0050】請求項3の構成により、搬送経路切換機構
がスクリューコンベア先端部の首振り機構であるので、
簡単な構成で搬送経路を切り換えることができる。請求
項4の構成により、搬送経路切換機構がスクリューコン
ベア先端部に設けた複数個の排出孔を切り換える排出孔
切換機構であるので、確実な搬送経路の切り換えを行う
ことができる。
【0051】請求項5の構成により、複数個の排出孔そ
れぞれに開閉可能なシャッタ手段を設けたので、所定の
シャッタ手段のみを開いて他を閉じることにより、他の
排出孔から破砕片が排出されないようにすることができ
る。また、搬送経路の切り換えを容易に行うことができ
る。
【0052】請求項6の構成により、スクリューコンベ
アの給送室がコンベア給送方向に略2分割に構成されて
いるので、スクリューコンベア清掃時の作業が容易にな
り、清掃作業の手間を省いてコスト低減及び処理能力の
向上をはかることができる。また、清掃作業が容易なこ
とから、確実な清掃の実施が可能となり、異物質あるい
は異グレード物質の混入を防止することができる。
【0053】請求項7の構成により、搬送経路切換機構
を制御して搬送経路を所定の経路に切り換える搬送経路
切換制御手段を有するので、簡単な操作で確実に搬送経
路を切り換えることができ、作業効率の向上と異物質あ
るいは異グレード物質の混入防止を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラスチック素材リサイクル装置
の一例を中心とするリサイクルシステム全体の側面図で
ある。
【図2】そのシステムの平面図である。
【図3】従来のプラスチック素材リサイクル装置の一例
を示す側面図である。
【符号の説明】
2 破砕機 5 振動ふるい 6 スクリューコンベア 7 バッファー容器 7a 専用容器(タンク) 8 マグネット棒 10 金属検知器 22 送出用スクリューコンベア 23 包装容器
フロントページの続き (72)発明者 宮川 文宏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 相馬 諭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 岡 克之 東京都国立市富士見台3−22−7 (72)発明者 伊藤 忠敬 神奈川県横浜市緑区あざみ野3−3−1− 406 Fターム(参考) 3F040 AA08 BA01 EA03 4D067 DD02 DD14 EE04 GA16 GB05 4F301 BF08 BF12 BF31 BG16 BG34

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック部品を破砕する破砕機と、
    該破砕機によって破砕されたプラスチック破砕片を搬送
    する搬送手段とを有するプラスチック製品のリサイクル
    装置において、 前記搬送手段が搬送経路切換機構を備えることを特徴と
    するプラスチック製品リサイクル装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段がスクリューコンベアであ
    ることを特徴とする、請求項1に記載のプラスチック製
    品リサイクル装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送経路切換機構が、前記スクリュ
    ーコンベア先端部の首振り機構であることを特徴とす
    る、請求項2に記載のプラスチック製品リサイクル装
    置。
  4. 【請求項4】 前記搬送経路切換機構が、前記スクリュ
    ーコンベア先端部に設けた複数個の排出孔を切り換える
    排出孔切換機構であることを特徴とする、請求項2に記
    載のプラスチック製品リサイクル装置。
  5. 【請求項5】 前記複数個の排出孔それぞれに開閉可能
    なシャッタ手段を設けたことを特徴とする、請求項4に
    記載のプラスチック製品リサイクル装置。
  6. 【請求項6】 前記スクリューコンベアの給送室が、コ
    ンベア給送方向に略2分割に構成されていることを特徴
    とする、請求項2に記載のプラスチック製品リサイクル
    装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送経路切換機構を制御して、搬送
    経路を所定の経路に切り換える搬送経路切換制御手段を
    有することを特徴とする、請求項1に記載のプラスチッ
    ク製品リサイクル装置。
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