JP2002264040A - ハンマドリル - Google Patents

ハンマドリル

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JP2002264040A
JP2002264040A JP2001065864A JP2001065864A JP2002264040A JP 2002264040 A JP2002264040 A JP 2002264040A JP 2001065864 A JP2001065864 A JP 2001065864A JP 2001065864 A JP2001065864 A JP 2001065864A JP 2002264040 A JP2002264040 A JP 2002264040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
tool holder
tool
hammer drill
slide sleeve
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001065864A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Haga
博 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ハンマドリルの空打ち防止に関する
ものであり、その目的は、機体の質量低減と耐久性の向
上である。 【解決手段】回転するシリンダ1にピン締結しシリンダ
1と共に回転する工具ホルダ15に切欠部18を設け、
シリンダ1と切欠部18の間にスライドスリーブ3を軸
方向移動可能に設け、スライドスリーブ3により空気孔
6の開閉を行う構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無負荷空転時にお
ける打撃動作の防止装置を有するハンマドリルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無負荷空転時の打撃動作(以下、
空打ちと呼ぶ)の防止装置を備えた電気ハンマドリルと
して、特開平9−136273号公報にあるように、シ
リンダに工具ホルダを同軸で外嵌し、そのシリンダと工
具ホルダとの径方向間に軸方向移動可能なスライドスリ
ーブを前方に付勢して設け、シリンダには空気室とシリ
ンダ外部とを通気させる空気孔を形成し、打撃作動時に
はスライドスリーブは後退して空気孔を閉塞し、空打ち
時にはスライドスリーブは前進して空気孔を開放する構
成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
おいては、スライドスリーブをシリンダと工具ホルダの
間に配設しているので、工具ホルダの外径が大きくな
り、工具本体が大型化してしまい、これに伴い工具重量
が重量化してしまうという欠点があった。また、シリン
ダと工具ホルダとの径方向間にスライドスリーブを介在
させるために、シリンダと工具ホルダにスリットを設け
る必要が有り、このため肉厚が薄くなり、耐久性の低下
を招くことになる。
【0004】本発明の目的は、上記欠点を解消し、小
型、軽量化を図ることができ、耐久性の良いハンマドリ
ルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、工具ホル
ダのシリンダ側端部に軸方向に延びる複数の切欠部を設
けると共に、工具ホルダとシリンダとの間に、シリンダ
外周に位置する複数の腕部と、シリンダの外径よりも小
さい内径及び工具ホルダ内径よりも小さい外径を持つ円
形端部とを有したスライドスリーブを設け、かつ切欠部
内に腕部を位置させることで達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明ハンマドリルの一実
施形態を図1から図4を用いて説明する。
【0007】図1は本発明ハンマドリルの一実施形態を
示す縦断側面図である。先端工具4側を前方、ピストン
2側を後方として説明する。
【0008】図示しない電動機の回転は、クランクシャ
フト7とコンロッド8によりピストン2の往復運動に変
換される。ピストン2の往復運動は、ピストン2と打撃
子9との間の空気ばねを介し、打撃子9を駆動させる。
更に電動機の回転はべベルピニオン10と、シリンダ1
に外嵌しキー12によりシリンダ1に結合されたべベル
ギヤ11にも伝達され、電動機の回転を受けシリンダ1
は回転する。べベルギヤ11の外周にはニードルベアリ
ング13が設けられており、これによりべベルギヤ11
とシリンダ1とは軸支されている。
【0009】更にべベルギヤ11の前方にはボールベア
リング14で軸支された工具ホルダ15がシリンダ1に
外嵌しており、シリンダ1と工具ホルダ15とはピン1
6によって締結されている。なお、ピン16の抜け止め
は工具ホルダ15に外嵌されたホルダ17により行われ
ている。
【0010】工具ホルダ15とシリンダ1との間には、
シリンダ1外周に位置する3個の腕部3bと、シリンダ
1の外径よりも小さい内径及び工具ホルダ15内径より
も小さい外径を持つ円形端部3aとを有したスライドス
リーブ3がシリンダ1の軸方向に移動可能に設けられて
いる。
【0011】図2に示すように工具ホルダ15のシリン
ダ1側端部には、軸方向に延びた切欠部18が3個設け
られており、この工具ホルダ15の切欠部18には、ス
ライドスリーブ3の夫々の腕部3bが位置している。
【0012】スライドスリーブ3は円形端部3aがシリ
ンダ1の端面に突き当たるまで後退可能で、逆に前方に
はワッシャ19、ダンパ20が工具ホルダ15の内端面
部21に突き当たるまで前進可能である。スライドスリ
ーブ3の後方には一端がべベルギヤ11の端面に当接し
たスプリング23により常に前方側に付勢されたスリー
ブ22が当接しており、スリーブ22はスライドスリー
ブ3の軸方向移動に追従してシリンダ1上を軸方向移動
する。シリンダ1にはピストン2と打撃子9の間に空気
孔6が設けられており、この空気孔6はスリーブ22に
より閉塞可能となっている。
【0013】以上のように構成されたハンマドリルの動
作を説明する。先端工具4を被削材に押し付けると、先
端工具4は後退し、先端工具4に当接している中間子2
4が後退し、ワッシャ19、ダンパ20、スライドスリ
ーブ3、スリーブ22も圧縮スプリング23の押圧力に
抗して後退する。この時、スリーブ22により空気孔6
は閉塞されているため、空気室5の空気ばね作用によ
り、ピストン2の往復運動が打撃子9に伝達し、打撃子
9が中間子24を打撃し、先端工具4へ打撃が伝達され
る。
【0014】また、ベベルピニオン10と結合したべベ
ルギヤ11の回転により、シリンダ1が回転し、シリン
ダ1とピン締結している工具ホルダ15が回転し、先端
工具4へ回転が伝達される。
【0015】次に先端工具4を被削材から離した時、つ
まり空打ち状態の時を図4を用いて説明する。打撃子9
によって中間子24が工具ホルダ15の内端面部25に
突き当たるまで前進する。中間子24が前進することに
よって、スプリング23の前方への押圧力により、ワッ
シャ19、ダンパ20、スライドスリーブ3、スリーブ
22が前進すると、空気孔6が開放され、空気室5の空
気ばね作用がなくなり、ピストン2の往復運動に打撃子
9が追従しなくなり、打撃子9は停止する。これにより
空打ちが発生しなくなる。
【0016】以上のように本発明によれば、工具の径方
向寸法を大きくすることなく空打ち防止機構を構成する
ことができるため、工具の小型化及び軽量化を図ること
ができるようになる。
【0017】なお、本実施例ではスライドスリーブ3の
後方にスリーブ22を設け、このスリーブ22が空気孔
6の開閉を行っているが、スライドスリーブ3のみで空
気孔6の開閉を行うようにした構成でもよい。
【0018】また、工具ホルダ15をシリンダ1に外嵌
しているが、工具ホルダ15にシリンダ1を外嵌する構
成も可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、工具ホルダのシリンダ
側端部に軸方向に延びる複数の切欠部を設けると共に、
工具ホルダとシリンダとの間に、シリンダ外周に位置す
る複数の腕部と、シリンダの外径よりも小さい内径及び
工具ホルダ内径よりも小さい外径を持つ円形端部とを有
したスライドスリーブを設け、かつ切欠部内に腕部を位
置させたことにより、小型、軽量化を図ることができ、
耐久性の良いハンマドリルを提供することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ハンマドリルの一実施形態を示す縦断側
面図。
【図2】本発明ハンマドリルを構成する工具ホルダ、ス
ライドスリーブ、シリンダを示す図1の要部拡大組立
図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】空打ち時の縦断側面図。
【符号の説明】
1はシリンダ、2はピストン、3はスライドスリーブ、
3aは円形端部、3bは腕部4は先端工具、5は空気
室、6は空気孔、7はクランクシャフト、8はコンロッ
ド、9は打撃子、10はべベルピニオン、11はべベル
ギヤ、12はキー、13はニードルベアリング、14は
ボールベアリング、15は工具ホルダ、16はピン、1
7はホルダ、18は切欠部、19はワッシャ、20はダ
ンパ、21は内端面部、22はスリーブ、23は圧縮ス
プリング、24は中間子、25は内端面部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機からの回転伝達により回転するシ
    リンダ内をピストンの往復運動により空気ばねを介し打
    撃子を駆動させ、その前方で工具ホルダに装着された先
    端工具に打撃を与える一方、工具ホルダをシリンダと連
    結し、シリンダの回転を先端工具に伝達するハンマドリ
    ルにおいて、前記工具ホルダのシリンダ側端部に軸方向
    に延びる複数の切欠部を設けると共に、前記工具ホルダ
    と前記シリンダとの間に、前記シリンダ外周に位置する
    複数の腕部と、前記シリンダの外径よりも小さい内径及
    び前記工具ホルダ内径よりも小さい外径を持つ円形端部
    とを有したスライドスリーブを設け、かつ前記切欠部内
    に前記腕部を位置させたことを特徴とするハンマドリ
    ル。
JP2001065864A 2001-03-09 2001-03-09 ハンマドリル Withdrawn JP2002264040A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102200149A (zh) * 2011-06-14 2011-09-28 常熟市迅达粉末冶金有限公司 一种气缸装置
WO2016002818A1 (ja) * 2014-07-03 2016-01-07 株式会社マキタ 打撃工具

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WO2016002818A1 (ja) * 2014-07-03 2016-01-07 株式会社マキタ 打撃工具
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Effective date: 20080513