JP2002263460A - 静音型ミキサー - Google Patents

静音型ミキサー

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JP2002263460A JP2001070618A JP2001070618A JP2002263460A JP 2002263460 A JP2002263460 A JP 2002263460A JP 2001070618 A JP2001070618 A JP 2001070618A JP 2001070618 A JP2001070618 A JP 2001070618A JP 2002263460 A JP2002263460 A JP 2002263460A
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竜二 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蒸気が凝縮する際の騒音がより小さい静音型ミ
キサーを提供する。 【解決手段】内径が管の長さ方向に均一な均一管部1
と、均一管部1の上流側に存在し内径が被加熱液状体の
流れ方向に向かって次第に絞られている絞り管部2と、
均一管部1の下流側に存在し内径が被加熱液状体の流れ
方向に向かって次第に拡大する拡大管部3とを有し、均
一管部1は、管内に捻り羽根エレメント4を内蔵し、均
一管部1の管壁には、周方向及び管の長さ方向に、均一
管部1の管内に高温気体を放出するための複数の高温気
体放出小孔1aが分散して設けられている静音型ミキサ
ー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静音型ミキサー、より
詳細には、水等の液状体に高温水蒸気(スチーム)等の
高温気体を吹き込み、瞬時に温水等の加温された液状体
を製造する静止型ミキサーに関する。
【0002】
【従来の技術】水に高温の水蒸気を吹き込み瞬時に温水
を製造する装置であるスチームミキサーとしては、従
来、例えば図3に示される装置があった。図3は、従来
のスチームミキサーの長手方向の概略断面図である。
【0003】図3の従来のスチームミキサーは、スタテ
ィックミキサーエレメントを内蔵する内管31と、隙間
を介して前記内管31の一部分(水の入口Aに近い部
分)を周方向に包囲する外管33を有する。前記スタテ
ィックミキサーエレメントは、右捻り羽根エレメント3
2aと左捻り羽根エレメント32bを交互に3個づつ結
合して成る。右捻り羽根エレメントと左捻り羽根エレメ
ントの結合部は、それぞれ、右捻り羽根エレメントの端
部と左捻り羽根エレメントの端部がおよそ90°で交叉
するように結合している。
【0004】内管31は、スチームミキサーを配置する
配管の端部に接合しやすくするためのフランジ31fを
両側の開口端に備えている。外管33は、蒸気供給管3
4と液抜き管35を外周壁面に備えている。蒸気供給管
34の管内の空間部と、液抜き管35の管内の空間部
は、それぞれ、内管31の外周面と外管33の内周面の
間の空間部と連通している。蒸気供給管34は、スチー
ムミキサーを配置する配管の端部に接合しやすくするた
めのフランジ34fを開口端に備えている。液抜き管3
5の先端の開口には栓36がはめ込まれており、内管の
外周面と外管の内周面の間の液抜きは前記栓を外して行
う。
【0005】空間部を介して外管33により包囲されて
いる領域の内管31の壁面には、内管の内部空間に連通
する複数の蒸気供給孔31aが設けられている。前記複
数の蒸気供給孔31aは、内管31の長手方向及び周方
向の壁面に分散して設けられている。
【0006】図3の従来のスチームミキサーにより温水
を製造する場合は、内管31の水の入口Aに水流を供給
し、蒸気供給管34の蒸気の入口Cに蒸気流(高温の水
蒸気流)を供給して行う。蒸気の入口Cから供給され蒸
気供給管34の管内を経た蒸気流は、内管31の外周面
と外管33の内周面の間の空間部に流入し複数の蒸気供
給孔31aを通過して内管31の管内に分散して供給さ
れる。そのため、水の入口Aから供給された水流は、内
管の内部で蒸気流と共にスタティックミキサーエレメン
トで混合・撹拌され、内管31の温水出口Bから温水流
として流出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3の上記従
来のスチームミキサーにより温水を製造する場合は、蒸
気が凝縮する際の騒音が大きいという問題点があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、蒸気が凝縮す
る際の騒音がより小さい静音型ミキサーを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、径方向
の流路断面積が流路の長さ方向に実質的に均一な流路を
有する均一流路部と、前記均一流路部の上流側に存在し
径方向の流路断面積が被加熱液状体の流れ方向に向かっ
て次第に絞られている流路を有する絞り流路部と、前記
均一流路部の下流側に存在し径方向の流路断面積が被加
熱液状体の流れ方向に向かって次第に拡大する流路を有
する拡大流路部とを有し、前記均一流路部の流路には、
捻り羽根エレメントが設けられていると共に高温気体用
流路が合流する静音型ミキサーにより上記目的を達成す
ることができる。
【0009】本発明の静音型ミキサーは、ヴェンチュリ
ー構造(前記特定の絞り流路部と均一流路部と拡大流路
部)を有するので、被加熱液状体を加熱するための高温
気体流が凝縮する前記均一流路部(径方向の流路断面積
が最も小さい流路)における被加熱液状体の流速が増加
し高温気体流の吸引効果が高まる。本発明の静音型ミキ
サーは、次のようにすることができる。
【0010】前記均一流路部の流路の外周側に、複数の
高温気体用小流路が分散して合流するようにすることが
できる。前記均一流路部を、内径が管の長さ方向に実質
的に均一な均一管部にし、前記絞り流路部を、内径が被
加熱液状体の流れ方向に向かって次第に絞られている絞
り管部にし、前記拡大流路部を、内径が被加熱液状体の
流れ方向に向かって次第に拡大する拡大管部にし、前記
均一管部の外周面に、高温気体を管内に放出するための
高温気体放出孔を設けることができる。
【0011】また、前記均一管部の管内に高温気体を放
出するための複数の高温気体放出小孔を、前記均一管部
の外周面に分散して設けることができる。さらに、本発
明の静音型ミキサーは、前記均一管部の外周面側から前
記高温気体放出小孔に前記高温気体が流入するように、
前記均一管部の外周面であって前記複数の高温気体放出
小孔が分散して存在する小孔分散領域から離隔して、前
記小孔分散領域を少なくとも包囲するように設けられた
外管部と、前記均一管部の外周面と前記外管部の内周面
の間の空間部に連通する内部空間を有する蒸気供給管と
を有することができる。前記捻り羽根エレメントは、捻
り羽根の捻り方向が一方向のみの捻り羽根エレメント、
又は、右捻り羽根エレメント部と左捻り羽根エレメント
部とを含む捻り羽根エレメントにすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の静音型ミキサーの均一流
路部は、径方向の流路断面積が流路の長さ方向に実質的
に均一な流路を有するものであればよく、前記流路を有
する部材の外形は任意の形状にすることができる。例え
ば、径方向の流路断面積が流路の長さ方向に実質的に均
一な流路(例えば、円柱状の内部空間部)を直方体の部
材に形成したものにすることができる。均一流路部は、
好ましくは、内径が管の長さ方向に実質的に均一な均一
管部である。
【0013】絞り流路部は、均一流路部の上流側に存在
し径方向の流路断面積が被加熱液状体の流れ方向に向か
って次第に絞られている流路を有するものであればよ
く、前記流路を有する部材の外形は任意の形状にするこ
とができる。例えば、径方向の流路断面積が被加熱液状
体の流れ方向に向かって次第に絞られている流路(内部
空間部)を直方体の部材に形成したものにすることがで
きる。絞り流路部は、好ましくは、内径が被加熱液状体
の流れ方向に向かって次第に絞られている絞り管部であ
る。
【0014】拡大流路部は、均一流路部の下流側に存在
し径方向の流路断面積が被加熱液状体の流れ方向に向か
って次第に拡大する流路を有するものであればよく、前
記流路を有する部材の外形は任意の形状にすることがで
きる。例えば、径方向の流路断面積が被加熱液状体の流
れ方向に向かって次第に拡大する流路(内部空間部)を
直方体の部材に形成したものにすることができる。拡大
流路部は、好ましくは、内径が被加熱液状体の流れ方向
に向かって次第に拡大する拡大管部である。
【0015】絞り流路部は、均一流路部の上流側におい
て均一流路部に直接接続することができる。拡大流路部
は、均一流路部の下流側において均一流路部に直接接続
することができる。均一流路部、絞り流路部及び拡大流
路部のそれぞれの流路の径方向(被加熱液状体の流れ方
向に対して垂直方向)の流路断面の形状は、好ましく
は、円にする。
【0016】均一流路部の流路の外周側に、複数の高温
気体用小流路が分散して合流する場合において、複数の
高温気体用小流路が分散して合流する小流路分散領域
は、好ましくは被加熱液状体の流れ方向における上流側
に設け、前記領域の面積は、均一流路部の流路の外周面
の全面積の10〜90%(好ましくは50〜85%、よ
り好ましくは60〜80%)にすることができる。
【0017】均一流路部の流路の外周面には、複数の高
温気体用小流路が前記均一流路部の流路の外周面の周方
向及び流路方向にそれぞれ分散して合流することができ
る。高温気体用小流路を多数設けることにより、高温気
体をスムーズに凝縮させることができる。均一流路部の
流路の外周側に、複数の高温気体用小流路が分散して合
流する場合、好ましくは次のようにする。均一流路部の
長手方向に前記小流路分散領域が存在する部分の両端を
前記均一流路部の径方向に切断して得られる部分に存在
する高温気体用小流路の本数は、好ましくは50〜50
00本/m(より好ましくは100〜3000本/m
)にする。また、前記小流路分散領域の全面積(高温
気体用小流路との合流面の面積を含む)に占める高温気
体用小流路との合流面の総面積の割合は、好ましくは
0.5〜5%(より好ましくは1〜3%)にする。
【0018】均一管部の外周面に、均一管部の管内に高
温気体を放出するための複数の高温気体放出小孔を分散
して設ける場合も、好ましくは、上述の範囲に相当する
範囲になるようにする。なお、小流路分散領域は、均一
流路部の流路を周方向に必ずしも100%包囲するよう
に設ける必要はない。また、外管部は、均一管部を周方
向に必ずしも100%包囲するように設ける必要はな
い。
【0019】均一流路部の流路、絞り流路部の流路、拡
大流路部の流路及び捻り羽根エレメントの各寸法の好ま
しい比は、均一流路部の流路の径の寸法を1とした場
合、均一流路部の流路の被加熱液状体の流れ方向の寸法
は3.5〜8(より好ましくは4〜7、さらに好ましく
は4.5〜6.5)であり、絞り流路部の流路の最大径
の寸法は1.05〜1.4(好ましくは1.1〜1.
3、より好ましくは1.1〜1.2)であり、拡大流路
部の流路の最大径の寸法は1.05〜1.4(好ましく
は1.1〜1.3、より好ましくは1.1〜1.2)で
あり、絞り流路部及び拡大流路部の流路の長さは、1.
05〜1.5(好ましくは1.1〜1.5、より好まし
くは1.2〜1.4)であり、捻り羽根エレメントの被
加熱液状体の流れ方向の寸法は3.5〜8(より好まし
くは4〜7、さらに好ましくは4.5〜6.5)であ
る。拡大流路部は、好ましくは、流路断面積が拡大する
方向が逆であること以外は、絞り流路部と同様の形状及
び寸法にする。
【0020】捻り羽根エレメントの被加熱液状体の流れ
方向の寸法は、均一流路部の流路の領域内に収まる寸法
にすることができる。被加熱液状体の流れ方向における
均一流路部の流路と捻り羽根エレメントの寸法の比は、
前記均一流路部の流路の寸法を1とした場合、前記捻り
羽根エレメントの寸法は0.5〜1(好ましくは0.6
〜1、より好ましくは0.7〜1、さらに好ましくは
0.8〜1、特に好ましくは0.9〜1)にすることが
できる。
【0021】本発明の静音型ミキサーにおける捻り羽根
エレメントは、捻り羽根の捻り方向が一方向のみの捻り
羽根エレメント、あるいは、右捻り羽根エレメント部と
左捻り羽根エレメント部とを含む捻り羽根エレメントに
することができる。
【0022】捻り羽根の捻り方向が一方向のみの捻り羽
根エレメントには、2種類のエレメントがある。第1の
種類のエレメントは、捻り羽根の捻り方向が一方向のみ
であって捻りが完全に連続したスパイラル状の捻り羽根
エレメントである。第2の種類のエレメントは、捻り羽
根の捻り方向が一方向のみであって捻りが不連続の捻り
羽根エレメント、即ち、捻り羽根の捻り方向が一方向の
みであって捻りが完全に連続したスパイラル状の捻り羽
根エレメント部が捻り羽根の捻り軸方向に2以上結合し
た形状を有するものであって、前記スパイラル状の捻り
羽根エレメント部の隣接する端部が捻り軸方向から視て
0°(又は180°)以外の角度(好ましくは80°〜
100°、より好ましくは85°〜95°、通常は90
°)で交叉しているものである。
【0023】捻り羽根の捻り方向が一方向のみの捻り羽
根エレメントの捻り角度は、360°〜1080°(好
ましくは540°〜900°、より好ましくは630°
〜810°)にすることができる。前記スパイラル状の
捻り羽根エレメント又は前記スパイラル状の捻り羽根エ
レメント部における径の寸法と、捻り角度180°まで
の部分の捻り軸方向の長さの比は、前記径の寸法が1の
場合、前記捻り軸方向の長さは1.3〜1.8(好まし
くは1.4〜1.6)にすることができる。
【0024】捻り羽根の捻り方向が一方向のみであって
捻りが不連続の捻り羽根エレメントとしては、捻り角度
150〜390°のスパイラル状の捻り羽根エレメント
を捻り軸方向に2以上結合させた形状を有するものにす
ることができる。
【0025】右捻り羽根エレメント部と左捻り羽根エレ
メント部とを含む捻り羽根エレメントは、好ましくは、
右捻り羽根エレメント部と左捻り羽根エレメント部とが
それらの捻り軸のうちのいずれか1本の捻り軸上に配設
されたものであり、右捻り羽根エレメント部と左捻り羽
根エレメント部を交互に捻り軸方向に結合させた形状を
有するものにすることができる。隣接する右捻り羽根エ
レメント部と左捻り羽根エレメント部の結合部は、右捻
り羽根エレメント部と左捻り羽根エレメント部の隣接す
る端部が捻り軸方向から視ておよそ85°〜95°(通
常は90°)で交叉するようにすることができる。右捻
り羽根エレメント部と左捻り羽根エレメント部のそれぞ
れの捻り角度は、135°〜405°にすることがで
き、例えば135°〜225°(好ましくは170°〜
190°)にすることができ、また、例えば315°〜
405°(好ましくは350°〜370°)にすること
ができる。
【0026】本発明の静音型ミキサーにおける捻り羽根
エレメントは、好ましくは、捻り羽根の捻り方向が一方
向のみの捻り羽根エレメントにする。このような捻り羽
根エレメントは、被加熱液状体の流量が少ない場合(例
えば、本発明の静音型ミキサーに流すことができる最大
流量の30%以下、さらには25%以下の少ない流量の
場合)であっても、振動の発生もハンマリング音の発生
もなく、被加熱液状体とこれを加熱するための高温気体
を安定して混合することができる。
【0027】本発明の静音型ミキサーを使用する際に用
いる高温気体、即ち、被加熱液状体を加熱するための高
温気体は、好ましくは、加熱しようとする被加熱液状体
を気化させて得られる高温気体(蒸気)にする。例え
ば、水ないし水性液体を加熱する場合は、高温の水蒸気
を用いることができる。
【0028】
【実施例】[実施例1]本発明の一実施例の静音型ミキ
サーを図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実
施例の静音型ミキサーの長手方向の概略断面図である。
図2は、本発明の一実施例の静音型ミキサーを拡大管部
側から長手方向に視た図である。
【0029】図1の静音型ミキサーは、内径が管の長さ
方向に均一な均一管部1と、均一管部1の上流側に存在
し内径が被加熱液状体の流れ方向に向かって次第に絞ら
れている絞り管部2と、均一管部1の下流側に存在し内
径が被加熱液状体の流れ方向に向かって次第に拡大する
拡大管部3とを有する。均一管部1は、管内に捻り羽根
エレメント4を内蔵する。均一管部1、絞り管部2及び
拡大管部3の流路横断面の形状は、それぞれ円である。
【0030】絞り管部2の内径が大きい側の開口端に
は、本実施例の静音型ミキサーを配置する配管の端部に
接合しやすくするためのフランジ2fが設けられてい
る。また、拡大管部3の内径が大きい側の開口端には、
本実施例の静音型ミキサーを配置する配管の端部に接合
しやすくするためのフランジ3fが設けられている。フ
ランジ3fには、ボルト等の結合部材のための貫通孔2
0が周方向にほぼ均等の間隔で8個設けられている。
【0031】捻り羽根エレメント4は、捻り羽根の捻り
方向が一方向のみであって捻りが完全に連続したスパイ
ラル状の捻り羽根エレメントであり、長方形の板状部材
を長軸の周りであってかつ同一方向におよそ720°捻
った形状をしている。均一管部1の円筒形の管壁には、
周方向及び管の長さ方向に、均一管部1の管内に高温気
体を放出するための複数の高温気体放出小孔1aが分散
して設けられている。高温気体放出小孔1aは、均一管
部1の外周面の周方向に略等間隔に8個設けられてい
る。そして、このように均一管部1の外周面に環状に設
けられた8個の高温気体放出小孔を1小孔群とすると、
均一管部1の外周面の管の長さ方向には10小孔群(8
0個の高温気体放出小孔1a)が設けられている。この
ように、図1の静音型ミキサーは、高温気体放出小孔を
多数設けているので、高温気体をスムーズに凝縮させる
ことができる。
【0032】また、図1の静音型ミキサーは、均一管部
1の外周面であって前記複数の高温気体放出小孔が分散
して存在する領域(小流路分散領域)から離隔して、前
記小流路分散領域を包囲する外管部5を有する。外管部
5は、両側の端部において円盤状の板状部材5aを介し
て均一管部1と結合する。また、外管部5は、蒸気供給
管6と液抜き管7を外周面に備えている。蒸気供給管6
の管内の空間部と、液抜き管7の管内の空間部は、それ
ぞれ、均一管部1の外周面と外管部5の内周面の間の環
状の空間部に連通している。蒸気供給管6は、本実施例
の静音型ミキサーを配置する配管の端部に接合しやすく
するためのフランジ6fを開口端に備えている。液抜き
管7の先端の開口には栓8がはめ込まれており、均一管
部1の外周面と外管部5の内周面の間の空間部における
液抜きは栓8を外して行う。
【0033】図1の静音型ミキサーにより温水を製造す
る場合は、絞り管部2の水の入口Aに水流を供給し、蒸
気供給管6の蒸気の入口Cに蒸気流(高温の水蒸気流)
を供給して行う。蒸気の入口Cから供給され蒸気供給管
6の管内を経た蒸気流は、均一管部1の外周面と外管部
5の内周面の間の空間部に流入し、複数の高温気体放出
小孔1aを通過して均一管部1の管内に分散して供給さ
れる。そのため、水の入口Aから供給された水流は、均
一管部1の管内で蒸気流と共に捻り羽根エレメント4で
混合・撹拌され、拡大管部3の温水出口Bから温水流と
して流出する。
【0034】上記実施例の静音型ミキサーは、図3に示
された従来のスチームミキサーと比較して騒音値を10
dB低下させることができた。また、前記スチームミキ
サーは、被加熱液状体を加熱するための高温気体を流す
ことができる最大流量に対して流量が少ない場合(最大
流量の25%未満の場合)は、運転(混合)が不安定
(振動の発生、ハンマリング音の発生)になる。これに
対して、上記実施例の静音型ミキサーは、このような問
題点はなく、被加熱液状体を加熱するための高温気体を
流すことができる最大流量以下のいずれの流量でも安定
して運転(混合)を行うことができる。
【0035】また、上記実施例の静音型ミキサーは、図
3に示された従来のスチームミキサーと比較すると、エ
レメント数(捻り角度180°のエレメント部の数)を
6から4に減少させかつ捻り方向が1方向のスパイラル
状の捻り羽根エレメントとしているので、圧力損失を6
5%に抑えることができ、被加熱液状体を静音型ミキサ
ーに供給するためのポンプの所要動力を低減することが
できた。
【0036】[実施例2]図4は、本発明の一実施例の
静音型ミキサーの長手方向の概略断面図である。捻り羽
根エレメント44は、捻り羽根の捻り方向が一方向のみ
であって捻りが完全に連続したスパイラル状の捻り羽根
エレメントであり、長方形の板状部材を長軸の周りであ
ってかつ同一方向におよそ720°捻った形状をしてい
る。均一管部41の円筒形の管壁には、周方向及び管の
長さ方向に、均一管部41の管内に高温気体を放出する
ための複数の高温気体放出小孔41aが分散して設けら
れている。均一管部41の内径と高温気体放出小孔41
aの直径の比率は、およそ16:2.5である。
【0037】高温気体放出小孔41aは、均一管部41
の外周面の周方向に略等間隔に2個設けられている。そ
して、このように均一管部1の外周面に設けられた2個
の高温気体放出小孔を1小孔群とすると、均一管部41
の外周面の管の長さ方向には6小孔群(12個の高温気
体放出小孔41a)が設けられている。図4の均一管部
41の外周面には、6個の高温気体放出小孔41aを1
本の直線上に形成した小孔列が均一管部41の長手方向
に2列存在するが、3個の高温気体放出小孔41aを1
本の直線上に形成した小孔列が均一管部41の長手方向
に4列存在するように、被加熱液状体の流れ方向の上流
側から数えて偶数番目の小孔群の形成位置を周方向に9
0°だけずらすこともできる。
【0038】均一管部41の外周面と外管部5の内周面
の間の環状の空間部には、蒸気供給管6から供給される
蒸気等の高温気体流の流速を緩和して高温気体流を前記
高温気体放出小孔41aに流入させやすくするための流
速緩和材として、金属製のワイヤーメッシュ(金網状部
材)40を設けている。ワイヤーメッシュは、平面状の
網状体を複数枚積層したもの、あるいは3次元の網状体
にすることができる。なお、図4において、図1と同様
の部分には、図1の符号と同じ符号を付して説明を省略
する。
【0039】[実施例3]図5は、本発明の一実施例の
静音型ミキサーの長手方向の概略断面図である。本実施
例では、捻り羽根の捻り方向が一方向のみであって捻り
が不連続の捻り羽根エレメントを用いている。即ち、捻
り羽根エレメント54は、捻り羽根の捻り方向が一方向
のみであって捻りが完全に連続したスパイラル状の捻り
羽根エレメント部(捻り角度360°)54aが捻り軸
方向に2つ結合した形状を有するものであって、前記2
つの捻り羽根エレメント部54aの隣接する端部が捻り
軸方向から視ておよそ90°の角度で交叉しているもの
である。均一管部51の円筒形の管壁には、周方向及び
管の長さ方向に、均一管部51の管内に高温気体を放出
するための複数の高温気体放出小孔51aが分散して設
けられている。均一管部51の内径と高温気体放出小孔
51aの直径の比率は、およそ35.5:7.2であ
る。
【0040】高温気体放出小孔51aは、均一管部51
の外周面の周方向に略等間隔に8個設けられている。そ
して、このように均一管部51の外周面に環状に設けら
れた8個の高温気体放出小孔を1小孔群とすると、均一
管部51の外周面の管の長さ方向には6小孔群(48個
の高温気体放出小孔51a)が設けられている。図5の
均一管部51の外周面には、6個の高温気体放出小孔5
1aを1本の直線上に形成した小孔列が均一管部51の
長手方向に8列存在するが、3個の高温気体放出小孔5
1aを1本の直線上に形成した小孔列が均一管部41の
長手方向に16列存在するように、被加熱液状体の流れ
方向の上流側から数えて偶数番目の小孔群の形成位置を
周方向に22.5°だけずらすこともできる。
【0041】均一管部51の外周面と外管部5の内周面
の間の環状の空間部には、金属製のワイヤーメッシュ
(金網状部材)50を設けている。なお、図5におい
て、図1と同様の部分には、図1の符号と同じ符号を付
して説明を省略する。
【0042】[実施例4]図6は、本発明の一実施例の
静音型ミキサーの長手方向の概略断面図である。本実施
例では、捻り羽根の捻り方向が一方向のみであって捻り
が不連続の捻り羽根エレメントを用いている。即ち、捻
り羽根エレメント64は、捻り羽根の捻り方向が一方向
のみであって捻りが完全に連続したスパイラル状の捻り
羽根エレメント部(捻り角度180°)64aが捻り軸
方向に4つ結合した形状を有するものであって、前記隣
接する捻り羽根エレメント部64aの端部が捻り軸方向
から視ておよそ90°の角度で交叉しているものであ
る。均一管部61の円筒形の管壁には、周方向及び管の
長さ方向に、均一管部61の管内に高温気体を放出する
ための複数の高温気体放出小孔61aが分散して設けら
れている。均一管部61の内径と高温気体放出小孔61
aの直径の比率は、およそ90.2:11.4である。
【0043】高温気体放出小孔61aは、均一管部61
の外周面の周方向に略等間隔に8個設けられている。そ
して、このように均一管部61の外周面に環状に設けら
れた8個の高温気体放出小孔を1小孔群とすると、均一
管部61の外周面の管の長さ方向には20小孔群(16
0個の高温気体放出小孔61a)が設けられている。図
6の均一管部61の外周面には、20個の高温気体放出
小孔61aを1本の直線上に形成した小孔列が均一管部
61の長手方向に8列存在するが、10個の高温気体放
出小孔61aを1本の直線上に形成した小孔列が均一管
部61の長手方向に16列存在するように、被加熱液状
体の流れ方向の上流側から数えて偶数番目の小孔群の形
成位置を周方向に22.5°だけずらすこともできる。
【0044】均一管部61の外周面と外管部5の内周面
の間の環状の空間部には、金属製のワイヤーメッシュ
(金網状部材)60を設けている。なお、図6におい
て、図1と同様の部分には、図1の符号と同じ符号を付
して説明を省略する。
【0045】
【発明の効果】本発明の静音型ミキサーは、径方向の流
路断面積が流路の長さ方向に実質的に均一な流路を有す
る均一流路部と、前記均一流路部の上流側に存在し径方
向の流路断面積が被加熱液状体の流れ方向に向かって次
第に絞られている流路を有する絞り流路部と、前記均一
流路部の下流側に存在し径方向の流路断面積が被加熱液
状体の流れ方向に向かって次第に拡大する流路を有する
拡大流路部とを有し、前記均一流路部の流路には、捻り
羽根エレメントが設けられていると共に高温気体用流路
が合流するので、高温気体が凝縮する際の騒音は小さ
い。また、本発明の静音型ミキサーは、被加熱液状体の
流量が少ない場合でも、運転が不安定(振動の発生、ハ
ンマリング音の発生)にならないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の静音型ミキサーの
長手方向の概略断面図である。
【図2】図2は、本発明の一実施例の静音型ミキサーを
拡大管部側から長手方向に視た図である。
【図3】図3は、従来のスチームミキサーの長手方向の
概略断面図である。
【図4】図4は、本発明の一実施例の静音型ミキサーの
長手方向の概略断面図である。
【図5】図5は、本発明の一実施例の静音型ミキサーの
長手方向の概略断面図である。
【図6】図6は、本発明の一実施例の静音型ミキサーの
長手方向の概略断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 竜二 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内 Fターム(参考) 3L036 AE25 4G035 AB05 AC08 AE13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】径方向の流路断面積が流路の長さ方向に実
    質的に均一な流路を有する均一流路部と、 前記均一流路部の上流側に存在し径方向の流路断面積が
    被加熱液状体の流れ方向に向かって次第に絞られている
    流路を有する絞り流路部と、 前記均一流路部の下流側に存在し径方向の流路断面積が
    被加熱液状体の流れ方向に向かって次第に拡大する流路
    を有する拡大流路部とを有し、 前記均一流路部の流路には、捻り羽根エレメントが設け
    られていると共に高温気体用流路が合流することを特徴
    とする静音型ミキサー。
  2. 【請求項2】前記均一流路部の流路の外周側に、複数の
    高温気体用小流路が分散して合流することを特徴とする
    請求項1に記載の静音型ミキサー。
  3. 【請求項3】前記均一流路部は、内径が管の長さ方向に
    実質的に均一な均一管部であり、 前記絞り流路部は、内径が被加熱液状体の流れ方向に向
    かって次第に絞られている絞り管部であり、 前記拡大流路部は、内径が被加熱液状体の流れ方向に向
    かって次第に拡大する拡大管部であり、 前記均一管部の外周面は、高温気体を管内に放出するた
    めの高温気体放出孔を有することを特徴とする請求項1
    〜2のいずれか一に記載の静音型ミキサー。
  4. 【請求項4】前記均一管部の管内に高温気体を放出する
    ための複数の高温気体放出小孔が前記均一管部の外周面
    に分散して設けられ、 前記均一管部の外周面側から前記高温気体放出小孔に前
    記高温気体が流入するように、前記均一管部の外周面で
    あって前記複数の高温気体放出小孔が分散して存在する
    小孔分散領域から離隔して、前記小孔分散領域を少なく
    とも包囲するように設けられた外管部と、 前記均一管部の外周面と前記外管部の内周面の間の空間
    部に連通する内部空間を有する蒸気供給管とを有するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の静音型ミキサー。
  5. 【請求項5】前記捻り羽根エレメントは、捻り羽根の捻
    り方向が一方向のみの捻り羽根エレメント、又は、右捻
    り羽根エレメント部と左捻り羽根エレメント部とを含む
    捻り羽根エレメントであることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか一に記載の静音型ミキサー。
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