JP2002262125A - デジタル映画用フイルムイメージの処理 - Google Patents

デジタル映画用フイルムイメージの処理

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JP2002262125A
JP2002262125A JP2001389194A JP2001389194A JP2002262125A JP 2002262125 A JP2002262125 A JP 2002262125A JP 2001389194 A JP2001389194 A JP 2001389194A JP 2001389194 A JP2001389194 A JP 2001389194A JP 2002262125 A JP2002262125 A JP 2002262125A
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JP2001389194A
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Ricardo R Figueroa
リカルド・アール・フィゲロア
Thomas O Maier
トーマス・オー・メイアー
John C Brewer
ジョン・シー・ブルーアー
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/11Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フイルムのデジタル化には、費用がかかり、
時間も浪費する単調な処理が必要であった。 【解決手段】 スキャナー濃度値をプリント用濃度値に
変換し、プリント用濃度値およびLADの部分をフイル
ムに書き込むことでデジタルカラーをバランス化させ、
LAD手順に従ってフイルムをプリントし、イメージを
デバイスに依存のカラー空間値からデバイスに依存しな
いカラー空間値に変換し、RGBコード値を得るため
に、デバイスに依存しないカラー空間とディスプレイデ
バイス出力との間の関係を作成し、RGBコード値とデ
ィスプレイデバイス出力との間の全ての非リニアを調節
し、そして調節後のRGBコード値を適したビット深さ
にスケール化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルイメージ
処理に関する。より詳しくは、デジタル化されるネガフ
イルムまたはポジフイルムの色調およびカラー処理に関
する。この色調およびカラー処理は、デジタルイメージ
が、デジタルプロジェクタで投影されるとき、元のフイ
ルムから動画プリントをプロジェクタが投影したときに
得られる比色性および再現性に合致するように最適化さ
れる。
【0002】
【従来の技術】デジタル映画の到来により、利用客のた
めに高いクォリティのイメージシステムを保存すること
が必要性が高まっている。大衆は、映画館へ行って見る
といった、伝統的な“フイルムの鑑賞”に慣れている。
フイルム鑑賞が楽しみでかつ広く受け入れられた来た鑑
賞なので、デジタル映画では、デジタルプロジェクタ
は、フイルム鑑賞を保護するように、スクリーン上にイ
メージを生成することが必要となる。動画フイルムのス
キャンによりデジタルイメージを入手した後、デジタル
データを円間する処理は、デジタルプロジェクタで投影
されたときに“フイルム鑑賞”と同等となるように、色
彩に卓越したプロにより極めて単調で費用もかかり、そ
して時間を浪費する処理が実行される。
【0003】1998年9月15日発効の米国特許 5,809,164
および 1993年8月24日発効の 5,239,370 は、全領域の
マッピングまたは圧縮に重点をおくことにより、“フイ
ルム鑑賞”に匹敵させるためのカラー管理システムを開
示している。両特許は、取り込みデバイスが CIE2°の
カラーマッチング機能のリニア結合であるスペクトラル
感度を持つものと仮定している。1989年6月13日発効の
米国特許 4,839,721 は、取り込み媒体と選択されたカ
ラー空間の間の変換が、選択されたカラー空間への取り
込み媒体の実質的な直線化によって実行されることを述
べている。取り込みデバイスのスペクトラルの感度また
は応答が CIE2°のカラーマッチング機能または選択さ
れたカラー空間のリニア結合を必要としないのであれ
ば、この手法は有利である。
【0004】1997年11月11日発効の米国特許 5,687,011
は、ビデオイメージとフイルムイメージが同時に取り
込まれ、そして、フイルムに記録されたイメージ内のカ
ラーの要素データのデジタルデータの再現に基づき、コ
ンピュータがカラー要素を再割り当てするシステムを開
示している。これは、フイルムとビデオイメージを同時
に記録しなければならない必要性のために実用的なアプ
ローチではない。デジタルデータをフイルムの投影結果
に適合させる変換が行われるビデオ上の場面を取り込む
必要がないならその手法は有利である。
【0005】1999年1月1日発効の米国特許 5,909,291
は、ソースおよび、ソース内に生成された着色剤の校正
されたカラー空間における座標を含む目的のカラーデバ
イス、および書くデバイスの色相再現カーブの特性を格
納することにより、変換器を初期化するカラーマッチン
グシステムを開示している。
【0006】現時点では、カラーに卓越したプロが多大
な時間を費やして、デジタル化されたフイルムイメージ
の色調およびカラーを、デジタルプロジェクター上で、
フイルムプロジェクターが同じ材料に対して生成したも
のに経験的に合致させている。投影したデジタルイメー
ジがフイルムの投影されたイメージに匹敵し、かつ、許
容できるプリントを生成するために元のフイルムがカラ
ーおよび色調を調整された後で、、デジタル化イメージ
のカラーおよび色調へのいかなる手動調の必要を排除で
きるように、元のフイルムを変換し、デジタルプロジェ
クタのためにデジタルイメージをスキャンする骨の折れ
る正確な方法が必要とされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように公知の手
法ではそれぞれ欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、スペク
トラル感度または取り込みデバイスの応答が、選択され
たカラー空間のCIE2°カラーマッチング機能によるリ
ニア結合である必要性のないデジタルイメージ処理を提
供することである。
【0009】本発明の別の目的は、フイルム生成結果に
適合させるためにデジタルデータの変換が行われるため
に、ビデオ上の場面を取り込む必要のないデジタルイメ
ージ処理を提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、ソースまたは目的の
デバイスからいかなる特徴をも格納する必要のないデジ
タルイメージ処理を提供することである。
【0011】本発明の別の目的は、イメージ“A”とイ
メージ“B”との間の比色性マッチを達成するデジタル
イメージ処理を提供し、そのイメージ“A”とは、動画
のプリントフイルム投影システムを用いた動画鑑賞状況
下で投影された動画フイルムイメージであり、イメージ
“B”は動画フイルムを元にし、動画フイルムをスキャ
ンすることにより、デジタルの領域に変換され、そして
それがデジタルプロジャクタを用い、イメージ“A”と
して同じ鑑賞環境下にて表示されたものである。
【0012】本発明の別の目的は、イメージ“A”とイ
メージ“C”との間の比色性マッチを達成するデジタル
イメージ処理を提供し、イメージ“C”は動画フイルム
を元にし、動画フイルムをスキャンすることにより、デ
ジタルの領域に変換され、そして、デジタルプロジャク
タを用いたイメージ“A”の鑑賞環境と異なる環境下に
て表示されたものである。
【0013】本発明の別の目的は、投影されたイメージ
に匹敵し、同時に、元のフイルムが許容できるプリント
となるようにカラーおよび色調が調節された後にデジタ
ル化されたイメージのカラーおよび色調を調整するいか
なる手動調節の必要性を排除できるように、元のフイル
ムを変換し、そしてデジタル投影のためにスキャンされ
たデジタルイメージを変換する、確実で正確な方法を提
供する。
【0014】本発明の別の目的は、デジタル的に投影さ
れたイメージがフイルム投影イメージに匹敵するよう
に、デジタルプロジェクタで投影されたデジタルイメー
ジとフイルムプロジェクタで投影されたフイルムイメー
ジとの間の比色性の適合を得るための確実で正確なアプ
ローチを実行することである。
【0015】この発明の別の目的は、鑑賞条件が異なる
とき、観察フイルム投影のイメージとデジタル投影のイ
メージ間の再現性適合を得るために容易に変更できるイ
メージ処理方法を提供することである。
【0016】本発明の別の目的は、デジタル化後にイメ
ージのカラーまたは色調への更なる手動調整をすべて排
除できるように、プリントからのフイルムを作るときに
行われるカラー調節の利点をもつデジタルイメージ処理
を提供することである。
【0017】本発明の特徴によれば、元のフイルムより
のデジタル化イメージのスキャナー濃度は、フイルムプ
ロジェクタが元のフイルムを投影したときに得られるイ
メージに、デジタル化イメージが密接に適合するよう
に、処理される。スキャナー濃度値をプリント用濃度値
に変換し、プリント用濃度値およびLADの部分をフイ
ルムに書き込むことにより、デジタルカラーをバランス
化させ、LAD手順に従ってフイルムをプリントし、イ
メージをデバイスに依存のカラー空間値からデバイスに
依存しないカラー空間値に変換し、RGBコード値を得
るために、デバイスに依存しないカラー空間とディスプ
レイデバイス出力との間の関係を作成し、RGBコード
値とディスプレイデバイス出力との間の全ての非リニア
を調節し、そして調節されたRGBコード値を適したビ
ット深さにスケール化するステップを含む。
【0018】本発明の好ましい実施例の詳細な記述は、
添付した図面を参照しながら以下に示す。
【0019】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、動画フイルム
スキャナー12を用いてフイルムイメージおよびラボラ
トリ・エイム・デンシティ(LAD)の一部がデジタル化
される。LADの一部を用いることは1976年10月
刊のSMPTEジャーナル、85巻の781〜785頁
のPytlak および Fleischer による記事、A Simplified
Motion Picture Laboratory Control Method for Impr
oved Color Duplication に開示されている。生じたス
キャナー濃度値14は、マトリックス18により、プリ
ント濃度値16に変換される。そのマトリックスは、ス
キャナー濃度値と対応するプリント濃度値との間の回帰
により得られ、当業者には公知の数学的手法である。1
次元の参照テーブル(LUT)の使用により、この変換に
も利用できる。そのスキャナー濃度およびプリント濃度
の述語は、Giorgianni および Madden によるデジタル
カラー管理のテキストの448〜457頁に定義されて
いる。
【0020】マトリックス18でのマトリックス化の
後、デジタルカラーのバランス化が実行される。光学カ
ラーのバランスは、一般的にカラー再現性および全体の
濃度を強め、デジタルカラーのバランスは、デジタルデ
ータがフイルムに書き込まれるときに、カラー再現性お
よび全体の濃度を強める。デジタルカラーのバランス化
は、動画フイルムレコーダ20を用いて変換されたフイ
ルムイメージおよびLADの一部を書き込むことにより
実行される。フイルムからのデジタル記録イメージの手
順は、1993年11月刊、SMPTE ジャーナル、102
巻のKennel およびSniderによる記事、デジタルフイル
ムデータのディスプレイへのグレースケール変換、変換
およびフイルム記録に開示されている。
【0021】デジタル記録の動画ネガフイルム22は、
通常、LAD手順に基づき、光学プリンタ26にて動画
プリントフイルム27へプリントされる。動画フイルム
のプリントの議論は、コダック出版物、H−1(CAT
155 2280, 12-92-E Major Revision, Library of Congr
ess Catalog Card No.91-77432, ISBN 0-87985-477-4),
80−90頁にある。
【0022】追加的なプリンタにおけるレッド、グリー
ンおよびブルー光値は、“プリンタポイント”(Pytlak
およびFleischerの記事では“プリンタライト”とも呼
ばれる)と呼ばれる値で調節される。そのプリンタポイ
ントは、1から50の整数であり、そのソース28から
プリンタ26へ供給され、そして、フイルムに記録され
る。1つのプリンタポイントの変化は、プリントフイル
ムの0.025logEの変化に相当する。プリンタポイン
トの記述は、上記記述 H-1刊行物の88−89頁にあ
る。それゆえ、プリンタのオペレータは、フイルムのプ
リント時に用いられたペーパーテープからプリンタポイ
ントを読むことができる。
【0023】デジタル記録の動画ネガフイルム22は
“ベストプリント”を得るために動画プリントフイルム
30へもプリントされる。経験あるプリント技術者(色
の扱いに卓越した人)ならこのステップを実行する。再
度、プリンタポイントが記録される。
【0024】プリント時の露光の差異値はプリンタポン
イトから32にて決定される。そのプリント露光差異値
は、LADプリント27に記録されたプリンタポイント
と、ベストプリント30に記録されたポイントとの間の
差異の0.025倍に等しい。34では、プリント時の
露光差異値が12.5倍され、デジタルコード値の差異
35が得られる。
【0025】マルチプライヤ36は、プリント濃度値1
6の500倍としてフイルムイメージコード37を決定
する。加算器38にて、デジタルコード値の差異35を
フイルムイメージ値37に加算してデジタルカラーバラ
ンスコード値39が計算される。これは、イメージがL
AD手順に従ってプリントされ、そして、ベストプリン
トとなることを可能にする。加算器38から分岐して、
デジタルカラーバランスコード値は、動画フイルムレコ
ーダ20と同じものである動画フイルムレコーダ40に
入力される。レコーダ40は、デジタルイメージとLA
Dの一部をフイルム42に書き込む。フイルムのプリン
ト48を得るために、通常のプリンタ44およびソース
46からのプリンタポイントを用いてフイルム42はプ
リントされる。このプリント動作は、LAD手順を用い
て実行される。18から38のステップのために、プリ
ント48もベストプリントとなる。18から48のステ
ップは過度に複雑なステップのように見えるが、それら
は比較的に容易に実行でき、それらを実行するための
“ルール”は動画業界で公知であり、その結果は、正確
な方法によりベストプリントとなる。動画フイルムをプ
リントするフイルム工場では、そのLAD手順きはよく
確立されている。加えて、異なる動画シーンよりの加算
器38からのデジタルカラーバランスコード値は、(以
下のステップ40〜48によるか、ステップ48に続く
デジタル投影手順により)生じた動画が示されたとき、
すべてのシーンがカラーおよび濃度に対して最適である
という確信でもって相互カットされる。
【0026】加算器38からのデジタルカラーバランス
コード値は3つの1次元のLUT50の組みにより、解
析用濃度値の組みにも変換される。これらのLUTはプ
リントフイルム材料のD−logE カーブとして公知の特性
カーブから決定される。その特性カーブは、測定濃度を
x軸、コード値をy軸としたとき、 コード値=500*プリント濃度 でプロットできる。
【0027】その特性カーブは通常、積分濃度カーブ、
例えば“ステータスA濃度”として測定される。ステー
タスA濃度も積分濃度として既知であり、材料の光吸収
パワーの測定である。フイルムでは、光を吸収する個々
の要素は、フイルム内のベース、ゲラチン、シアン色、
マゼンタ色、イエロー色および他の吸収材料である。そ
のベース、ゲラチン、および他の吸収材料は、一般に、
シアン、マゼンタまたはイエロー色の合計に依存しない
光の一定の部分を吸収する。シアン色は基本的にレッド
光を吸収できるが、いくらかのグリーンといくらかのブ
ルー光も吸収する。マゼンタ色は、基本的にグリーン色
を吸収するが、いくらかのレッドおよびブルー光も吸収
する。イエロー色は、基本的にブルー光を吸収するが、
いくらかのレッドおよびグリーン光も吸収する。いずれ
かの部分の色を計算するために、その部分にある各色の
合計を知ることが重要である。分析濃度は色の合計に比
例し、吸収する色の特性に比例しない。それゆえ、特性
カーブは、分析濃度(y軸)とコード値(x軸)との関係
は、ステータスA濃度(y軸)およびコード値(x軸)を示
す特性カーブよりもより有用である。プリント濃度の記
述としては、全体濃度、分析濃度、およびそれらの間の
変換があり、T.H. James による「写真処理の理論」の5
17〜535頁にある。
【0028】相互イメージの影響の修正に対する必要性
は、動画プリントフイルムがいかにふるまうかに依存す
る。相互イメージの影響のための修正が必要かを知るた
めに、プリントフイルムを測定することが必要である。
実行するための実験は、James の著書の534頁に記さ
れている。簡単に言えば、フイルムは、1つのカラー光
(レッド、グリーンまたはブルー光)を有する段のあるタ
ブレットを通じて露光される。次にそのフイルムに他の
2つのカラー光で一様に露光される。そのフイルムは処
理され、そしてステータスA濃度が測定される。そのス
テータスA濃度は、分析濃度に変換され、そして、その
分析濃度は上述のごとく、コード値に対してプロットさ
れる。その分析濃度は、段のあるタブレットを通じた露
光に関連した色に対応する分析濃度は、低い値から高い
値の変化を示す。フイルム内に相互イメージ影響がない
なら、他の2つの分析濃度は、一定となり、他の色の変
化で変化しない。フイルム内に相互イメージ影響がある
なら、他の2つの分析濃度は増大するか減少し、他の色
の変化で変化する。もし必要ならば、相互イメージ影響
に対する修正は、相互イメージ影響の修正された分析濃
度値54を得るために、マトリックス52により適用さ
れる。マトリックスの多重化の結果は、フイルム内の化
学的相互イメージ影響の数学的モデリングとなる。相互
イメージ影響が無いなら、マトリックス52は、単一の
マトリックスであり、3つの1次元LUT50およびマ
トリックス52の組みは、3つの1次元LUTの組みに
結合され、動画プリントフイルム上に形成されたプリン
ト濃度および分析濃度の間の関係を与える。
【0029】色の組みのカーブは、フイルム内のイメー
ジ用の色のスペクトラル濃度カーブを述べている。標準
化されたの色のカーブは、中立な関係としてフイルム内
のイメージ用カラーのスペクトラル濃度カーブを述べて
いる。いずれかのカラーの一部のスペクトラルカーブD
(λ)は次式から計算できる。 D(λ)=c*C(λ)+m*M(λ)+y*Y(λ)+Dmin
(λ) ここで、C(λ)、M(λ)およびY(λ)はそれぞれ、波長
λの関数として、シアン、マゼンタおよびイエロー色の
スペクトラル濃度分布であり、c、mおよびyはそれぞ
れ、シアン、マゼンタおよびイエロー色の分析濃度値で
ある。
【0030】この結果、c、mおよびyの分析濃度値
は、56にて、適正に標準化されたプリントフイルムの
色の組みのカーブを調整するために用いられる。分析濃
度に従ってこれらのカーブを調整すると、動画プリント
フイルムに形成されたイメージの、濃度空間におけるス
ペクトラルが得られる。この濃度スペクトラルは、デバ
イスに依存しないカラー値58を演算するために、次に
リニア(伝送)空間に変換される。濃度から伝送に進むた
めの等式は次式で与えられる。 T(λ)=10.0(−D(λ))
【0031】これはソフトウエアにすべて影響するが、
ハードウエアで実行できる。モニターの第1のものとし
てドライブ値(コード値)を特定することにより、カラー
モニター上のカラーを指定できる。しかしながら、これ
らの数値は、パラメータが何であるかで依存する。パラ
メータの異なる異なるモニターを利用するとき、異なる
コード値の組みが必要となる。本発明の目的は、デバイ
スに依存しないカラー値58でカラーの部分を表現する
ことである。つまり、カラーの部分は、カラーを呈する
デバイスに依存しない数値の組みにより特定される。C
IE XYZ(3刺激値)値は、このような数値の組みの
1つである。他の数値、例えば、CIELab座標、C
IELuv座標、CIEx,y,Y座標、CIEu',v',Y座
標、その他を利用することもできる。その3刺激値によ
る値は次式で定義される。
【0032】
【数1】 ここでIllum(λ)は、光源のパワースペクトラムであ
る。Optics(λ)は、光源と人の目との間の観察径路にお
けるいずれかの光学的エレメントのスペクトラル全体を
表す。x(λ)y(λ)z(λ)は、CIE2°の標準観察者の
カラーマッチング関数である。Trans(λ)は、動画プリ
ントフイルムで映像化された対象物の伝送スペクトラム
であり、kは、100%ホワイト基準に対してYを10
0にする標準化する定数である。
【0033】1つの照明(例えばD50)下で、1片の白
色紙を見たなら、それは白に見えるであろう。同じ紙片
が別の照明(例えばD65)下で見たなら、やはり白に見
えるであろう。目は、ほとんどの照明下で白に見えるよ
うに適応する。XYZ3刺激値は、2つの異なる照明下
では同じ紙片に対して異なる。XYZ値は、個別のカラ
ー決定を与えるが、これはその照明下でのみ真実とな
る。従って、いくらかシフトした照明下では、XYZ値
を調節する必要がある。一旦、デバイスに依存しないカ
ラー空間値58が得られると、いずれのタイプの着色に
対応する関数もそれに適用できる。これの一例は、VonK
ries の着色適用関数があり、GiorgianniおよびMadden
によるデジタルカラー管理の479〜481頁に開示さ
れている。VonKries の着色適用関数は公知であり、動
画環境で体験するようないずれの照明変化にもうまく動
作する。他の対応する数式がある。VonKries の適用関
数を次式に示す。
【0034】
【数2】 ここで、X'、Y'、Z'は着色対応の3刺激値であり、
Mは着色適用マトリックスである。GiorgianniおよびMa
ddenは、Mをいかに計算するかの例を通して実行する。
【0035】いくつかの実行では、イメージの各画素に
対し、上述した全ての計算を通じてかなり速く実行す
る。しかしながら、他のアプリケーションでは、各イメ
ージに対する上の等式により各画素を実効することはあ
まりにも遅い。そのため、より早い実行が必要となる。
より早い別の1つの実行は、3次元LUT(不図示)であ
る。その3次元のLUTはハードウエアで実効でき、上
述したものより極めて早い実行を与える。その3次元L
UT値は、上述した技術を用いて計算できる。
【0036】図2を参照すると、デイスプレイデバイス
例えば、デジタルプロジェクタに対し、デバイスに依存
しないカラー空間値58とRGBコード値60との間の
関係を作ることが必要である。デイスプレイデバイスに
対するデバイスに依存しないカラー空間値とRGBコー
ド値との間の関係は、マトリックス動作62により特徴
付けられる。このような手順の例は、BBCリサーチお
よび開発により報告されたRobertにるタイトル名が Tel
evision Colorimetry:A Tutorial for SystemDesigners
(BBC RD 1995/9)にある。次式はマトリックス動作62
を示す。
【0037】
【数3】 ここで、XYZベクトルは、RGBリニアドライブ値に
関連したCIE XYZ3刺激値を表し、Mはその変換
で使用されたマトリックス62である。
【0038】目的とするディスプレイデバイス64によ
り放射された光の間の関係がRGBコード値60とリニ
アに関係するなら、マトリックス動作62により演算さ
れたRGBコード値は、デジタルデイスプレイデバイス
に入力された値であり、66にて、適したビット深さま
でスケールアップされる。目的とするデイスプレイデバ
イス64により放射された光の関係がRGBコード値6
0に対して非リニアであれば、コード値が68にて適し
たビット深さまでスケールアップされる前に、マトリッ
クス動作62により演算されたRGBコード値は、非リ
ニアの関係を特徴付ける変換により、調節される必要が
ある。非リニアの関係を特徴付ける変換は、例えば、1
次元LUT70を用いて実行できる。DLP(デジタル
光処理)のデジタルプロジェクタに対しては、RGBコ
ード値60と光出力との関係がリニアであることが重要
であるが、ハードウエアは非リニアのセッティングを提
供する。これは、RGBコード値と光出力との間の固有
の非リニアの関係を持つ、リンに基づくデイスプレイデ
バイスのために仕立てられた、先に修正されたビデオ信
号を補償する。これは、SPIE Proceedings Vol.26
66 誌のテキサツ インストルメント社の Markandey, Cl
atanoff および Pettittによる“DLPディスプレイシ
ステムのためのビデオ処理”に説明されている。
【0039】デイスプレイデバイスが設置される照明レ
ベルまたは暗い周囲の環境が、これまでの動画プリント
フイルムが鑑賞される状況に適合しないなら、暗い環境
の適用またはフレア修正のいずれかのタイプがデイスプ
レイデバイス64に対するRGBコード値に適用させれ
る。これらの修正もまた、Giorgianni および Maddenに
よるテキスト“デジタルカラー管理”の474〜478ページ
に説明されている。
【0040】最後に、処理されたイメージは、Society
of Motion Picture and TelevisionEngineers (SMPTE)
標準に従って、データをデイスプレイデバイスへ、フル
のRGB解像度で供給して動画鑑賞状況下にて投影され
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スキャ
ナー濃度値をプリント用濃度値に変換し、プリント用濃
度値およびLADの部分をフイルムに書き込むことでデ
ジタルカラーをバランス化させ、LAD手順に従ってフ
イルムをプリントし、イメージをデバイスに依存のカラ
ー空間値からデバイスに依存しないカラー空間値に変換
し、RGBコード値を得るために、デバイスに依存しな
いカラー空間とディスプレイデバイス出力との間の関係
を作成し、RGBコード値とディスプレイデバイス出力
との間の全ての非リニアを調節し、そして調節後のRG
Bコード値を適したビット深さにスケール化したもので
あり、元のフイルムよりのデジタル化イメージのスキャ
ナー濃度を、フイルムプロジェクタが元のフイルムを投
影したときに得られるイメージに適合させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フイルムのデジタル化からデバイスに依存し
ないカラー値に進むための本発明に基づく処理のブロッ
ク図
【図2】 デバイスに依存しないカラー値からデジタル
プロジェクタのRGBコード値へ進むための本発明に基
づく処理のブロック図
【図3】 デジタルプロジェクタの変換機能カーブの機
能を示したグラフ
【符号の説明】
12 フイルムスキャナー 18 マトリックス 20 動画フイルムレコーダ 22 動画ネガフイルム 26 光学プリンタ 27 動画プリントフイルム 28 プリンタポインタ 30 動画プリントフイルム 32 プリント時の露光差異 34 デジタルコード値の差異 36 マルチプライヤ 38 加算器 40 動画フイルムレコーダ 42 フイルム 44 プリンタ 50 LUT 56 コード値演算
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・オー・メイアー アメリカ合衆国14612ニューヨーク州ロチ ェスター、マウント・モレンシー・ドライ ブ76番 (72)発明者 ジョン・シー・ブルーアー アメリカ合衆国14607ニューヨーク州ロチ ェスター、パーク・アベニュー608番 Fターム(参考) 5B057 AA20 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE11 CE16 CH07 5C077 MP08 PP32 PP36 PP37 5C079 HB01 HB05 HB07 HB11 LA23 LB02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元のフイルムよりのデジタル化イメージ
    のスキャナー濃度を、フイルムプロジェクタが元のフイ
    ルムを投影したときに得られるイメージに、デジタル化
    イメージが密接に適合するように、処理する方法におい
    て、 スキャナー濃度値をプリント用濃度値に変換し、 プリント用濃度値およびLADの部分をフイルムに書き
    込むことにより、デジタルカラーをバランス化させ、 LAD手順に従ってフイルムをプリントし、 イメージをデバイスに依存のカラー空間値からデバイス
    に依存しないカラー空間値に変換し、 RGBコード値を得るために、デバイスに依存しないカ
    ラー空間とディスプレイデバイス出力との間の関係を作
    成し、 RGBコード値とディスプレイデバイス出力との間の全
    ての非リニアを調節し、そして調節されたRGBコード
    値を適したビット深さにスケール化するステップを含む
    ことを特徴とする方法。
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