JP2002261866A - 無線伝送装置及び無線伝送方法 - Google Patents

無線伝送装置及び無線伝送方法

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JP2002261866A JP2001058616A JP2001058616A JP2002261866A JP 2002261866 A JP2002261866 A JP 2002261866A JP 2001058616 A JP2001058616 A JP 2001058616A JP 2001058616 A JP2001058616 A JP 2001058616A JP 2002261866 A JP2002261866 A JP 2002261866A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な送信制御を行うことができる無線伝送
装置及び無線伝送方法を提供する。 【解決手段】 情報送信のフロー制御方法として、受信
先装置からのバッファ空き情報を通知する代わりに、情
報送信元装置が情報受信先からの受領確認(ACK)情
報の未達パケットから、送信ウインドウサイズ45まで
のパケットの送信を許容し、送信ウインドウサイズ45
を超過したパケットの送信を抑制することにより、送信
ウインドウサイズ45内であれば、情報受信先がACK
情報の受領を確認していなくても、無条件にパケットを
送信する。また、送信ポインタ43とACK受信ポイン
タ42とを設け、受領確認(ACK)情報が未受信でも
送信が可能となる送信ウインドウサイズ45を利用して
制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信端末間
で例えば無線信号により各種情報を伝送する無線伝送装
置及び無線伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの非同期無線伝送方法として、
上位層から送られてきた情報をバッファリングしてお
き、所定の時間内にアクセス制御権が獲得できた場合
に、この情報の送信を行う無線伝送方法が一般的に用い
られてきた。
【0003】また、従来の非同期伝送方法では、上位層
から送られてきた情報を短時間に無線伝送できれば良い
ため、上位層から連続して新たな情報の伝送要求が届い
た場合には、新たな情報を破棄する制御方法が一般的に
用いられてきた。
【0004】つまり、情報受信先からの受領確認(AC
K)情報の返送がなければ、即座にエラー表示を行い伝
送が不可能であることを上位層に返送する制御方法が用
いられてきた。さらに、エラー発生時には、上位層の判
断によって、再送などの動作が行われる制御方法が考え
られていた。
【0005】また、従来からのシーケンスウインドウを
用いたフロー制御の方法としては、まず、受信先にどれ
くらいのバッファ領域が存在するのかという情報を情報
送信先に伝えておき、情報送信元はこのサイズを超えた
情報伝送を控えるというウインドウ制御の方法が用いら
れていた。
【0006】また、ある情報を無線伝送する場合におい
て、その情報を所定のフラグメントサイズでパケット化
し、パケット伝送する方法が一般的に用いれていて、無
線伝送路では、このパケットを伝送する方法が広く利用
されている。
【0007】さらに、最近では、情報送信元で伝送する
情報を所定のサイズにパケット化して無線伝送し、情報
受信先でこのパケットを収集して元の情報を復元する方
法が考えられている。
【0008】この方法は、情報受信先で受信できたパケ
ットの情報を、受領確認情報として情報送信元に伝送
し、情報送信元から、未達のパケットのみを選択して再
送を行う、選択再送型・自動再送制御方法(SR(Se
lection RepeatResend)−ARG
(Automatic Resend Reques
t)方式)と組み合わせて利用することが考えられてい
る。
【0009】また、従来からの選択再送型・自動再送制
御方法を用いた場合には、受領確認情報をある程度まと
めて返送することで、パケット単位での再送制御を容易
に行うことができるため、無線伝送路に流れる情報数を
示すパケットを減少させて、再送時の情報トラフィック
を低減することができる。
【0010】そのため、パケット伝送の再送制御方法と
して再送時の情報トラフィックを抑えることができ、伝
送誤り率の悪い無線伝送路に適した伝送を行うことがで
きる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の無線
伝送方法では、情報を送信した後、情報受信先から即座
に受領確認を行うことを前提に設計が行われていたた
め、無線伝送装置に複数の機器が接続されている場合
に、宛先の異なった非同期情報を無線伝送する場合に、
それぞれの伝送を異なったプロセスで扱わなければなら
ないという不都合があった。
【0012】また、従来からの伝送シーケンスでは、上
位層から届いた一つの非同期情報の伝送が完了しない
と、次の非同期情報の伝送が行えないという不都合があ
った。これにより、情報送信元の伝送装置においては、
上位層から連続して非同期情報要求が発生した場合に対
応ができるように、その情報を有効にするには、送れな
いデータを蓄えるために冗長なバッファ領域を設けてお
かなければならないという不都合があった。
【0013】また、従来からの方法を用いて、複数の宛
先に無線伝送を行う方法では、再送制御を行うためのシ
ーケンス番号の管理など、各種パラメータ設定について
も、宛先が異なる場合には、その数だけ個別に行わなけ
ればならないという不都合があった。
【0014】さらに、従来からのウインドウを用いた送
信フロー制御の方法は、主に双方向にリンクが確実に張
られている有線伝送路や、回線交換型の情報伝送路に適
した制御方法であり、双方向のリンクが不安定であるこ
とを容認した無線伝送路や、パケット交換型の無線伝送
路に適用することが困難であるという不都合があった。
これは、受信先装置のバッファ領域がどれくらい存在す
るかを、情報送信元となる装置に確実に伝える方法が用
意されないために発生する問題であった。
【0015】また、従来からの選択再送型・自動再送制
御方法を適用した場合には、情報送信元では情報受信先
から返送された受領確認(ACK)情報に基づいて、そ
のパケットが未達情報になっているのかを選別するため
に、送信済みで、なおかつ、どのシーケンス番号が受領
確認(ACK)情報の未受信のパケットであるかを識別
するために、一連のシーケンス番号のビットマップに相
当するメモリー空間が必要になってしまうという不都合
があった。
【0016】また、さらに従来の方法のように、宛先毎
に個別にシーケンス番号の管理を行う場合には、受信先
ステーション毎に異なったパラメータを、接続が想定さ
れるステーションの数だけ用意する必要があり、これら
のシーケンス管理に莫大なメモリー領域が必要になって
しまうという不都合があった。
【0017】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、簡単な送信制御を行うことができる無線
伝送装置及び無線伝送方法を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の無線伝送方法お
よび無線伝送装置は、情報送信元の伝送装置において、
上位層から届いた宛先の異なった非同期情報を無線伝送
する場合に、宛先の異なった非同期情報を所定のフラグ
メントサイズでパケット化してバッファリングすること
で、複数の宛先に対する非同期情報を一つのプロセスで
扱うものである。
【0019】さらに、本発明の無線伝送方法は、情報送
信元の伝送装置が、無線伝送路上において所定のアクセ
ス制御権を獲得した場合に、複数の宛先に対してバッフ
ァリングされていたパケットを送信するものである。
【0020】これにより、上位層から送られてきた情報
を、逐次、所定の単位でパケット化し、そのパケットに
個別のシーケンス番号を割り当てて送信バッファに蓄え
ておき、所定のアクセス制御に基づいてパケットの送信
を行う。
【0021】また、本発明の無線伝送方法は、バッファ
リングした最新のパケットをバッファリングポインタの
値として格納しておき、上位層から連続して非同期伝送
要求が発生した場合に、このバッファリングポインタを
参照して、連続した情報をシーケンス番号が重複しない
ようにパケット化するものである。
【0022】これにより、シーケンス番号制御を行い、
割り当てた最新シーケンス番号をバッファリングポイン
タとして登録しておき、送信バッファに情報が残ってい
るにもかかわらず、再び上位層から情報が送られてきた
場合に、バッファリングポインタを読み出して、パケッ
ト毎に重複無くシーケンス番号を割り当てていく。
【0023】そして、本発明の無線伝送方法は、受信先
伝送装置から受領確認(ACK)情報の確認が行われた
全シーケンス番号空間で示す値−1個までのパケットを
送信バッファに格納するものである。
【0024】これにより、送信が全て完了している領域
を示すACK受信ポインタの位置で示す値に1を減じた
値の番号領域に至るまで、情報を蓄えることができる。
【0025】また、本発明の無線伝送方法では、情報受
信先において受領できた情報のシーケンス番号を受領確
認(ACK)情報として情報送信元に返送し、情報送信
元から未達情報の再送を行う際に、情報送信元の伝送装
置は、情報受信先からの受領確認(ACK)情報が遅延
しても即座に全情報の再送をせず、所定の時間が経過す
るまで受領確認(ACK)情報の受信を待ち、受領確認
(ACK)情報が届いていない情報のみの再送を行うも
のである。
【0026】これにより、選択再送型・自動再送制御に
おいて、情報受信先からACK情報の返送を行う際に、
情報送信元から情報を送信した後、所定の時間が経過す
るまでACK情報の受信を待つことができる。
【0027】また、本発明の無線伝送方法では、情報送
信のフロー制御方法として、受信先装置からのバッファ
空き情報を通知する代わりに、情報送信元装置が情報受
信先からの受領確認(ACK)情報の未達パケットか
ら、所定のウインドウサイズまでのパケットの送信を許
容し、そのウインドウサイズを超過したパケットの送信
を抑制するものである。
【0028】これにより、伝送情報のフロー制御とし
て、所定のシーケンスのウインドウサイズを設け、その
ウインドウサイズ内であれば、情報受信先がACK情報
の受領を確認していなくても、無条件にパケットを送信
することができる。
【0029】また、選択再送型・自動再送制御におい
て、伝送情報のフロー制御を適用することができる。
【0030】また、本発明の無線伝送方法では、その制
御方法として、送信ポインタとACK受信ポインタとを
設け、ACK未受信でも送信が可能となる所定のウイン
ドウサイズを利用して制御を行うものである。
【0031】さらに、本発明の無線伝送方法および無線
伝送装置では、所定のウインドウサイズの2倍の領域と
なる下位ビットマップ空間領域と、下位ビットマップ空
間領域が全シーケンス番号空間のどの位置に相当するか
を示す上位ビット識別ポインタとを用いて、ACK受信
ポインタが下位ビットマップ空間領域の前半部分を超過
した段階で、上位ビット識別ポインタを加算し、今まで
の下位ビットマップ空間の後半部分を新たな前半部分と
して、使い回していくものである。
【0032】これによれば、伝送シーケンスの管理方法
として、想定するウインドウサイズの2倍の領域となる
下位ビットマップ空間領域と、この領域が全シーケンス
番号空間のどの位置に相当するかを示す上位ビット識別
ポインタとを用意し、これらを使い回すことで、シーケ
ンス制御を容易に実現することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に、発明の実施の形態を説明
する。本実施の形態の無線伝送方法は、情報送信元で事
前に所定の送信ウインドウサイズを決めておき、情報受
信先からACK情報の返送が無ければ、そのウインドウ
サイズを超えた情報の送信を行わないように送信フロー
制御を行うものである。また、さらに選択再送型の自動
再送制御方法を利用したシーケンス番号管理方法であ
る。
【0034】以下に、本実施の形態を説明する。図1は
本実施の形態の無線伝送方法が適用されるネットワーク
システムの構成例を示す図である。例えば、図1に示す
ように、無線伝送装置11にはケーブル等を介してカメ
ラ一体型VTR1が有線接続される。また、無線伝送装
置12には同様にケーブル等を介してパーソナルコンピ
ュータ2およびプリンタ出力装置3が有線接続される。
また、無線伝送装置13には同様にケーブル等を介して
VTR4が有線接続される。また、無線伝送装置14に
は同様にしてケーブル等を介してテレビジョン受像機5
およびゲーム機器6が有線接続される。また、無線伝送
装置15には同様にしてケーブル等を介してセットトッ
プボックス7および電話機器8が有線接続される。
【0035】このようにして、各機器が各無線伝送装置
に接続され、各無線伝送装置がネットワーク10を構成
している。ここでは、無線伝送装置11〜無線伝送装置
15までが、通信局#1〜通信局#5としてそれぞれ関
連付けられ、無線ネットワークが形成されている状態を
表している。
【0036】なお、無線伝送装置13が、ネットワーク
10の中心に存在して、他の通信装置の全てと通信が可
能となるため、無線伝送装置13が、便宜上、ネットワ
ーク10の制御局となり、フレーム周期を規定して、所
定のアクセス制御信号を送付したり、帯域予約情報を管
理したりして、他の無線伝送装置11〜12、14〜1
5が通信局となる構成となっている。
【0037】図2に、各通信局を構成する無線伝送装置
11〜15の構成例を示す。ここでは、各無線伝送装置
11〜15は基本的に共通の構成とされ、送信および受
信を行うアンテナ21と、このアンテナ21に接続され
て無線送信処理および無線受信処理を行う無線伝送処理
部22を備えて、他の伝送装置との間の無線伝送ができ
る構成としている。
【0038】この場合、本例の無線伝送処理部22で送
信および受信が行われる伝送方式としては、例えばOF
DM(Orthogonal Frequency D
ivision Multiplex:直交周波数分割
多重)方式と称されるマルチキャリア信号による伝送方
式を適用し、送信および受信に使用する周波数として
は、例えば非常に高い周波数帯域(例えば5GHz帯)
が使用される。
【0039】また、本例の場合には、送信出力について
は、比較的弱い出力が設定され、例えば屋内で使用する
場合、数m〜数十m程度までの比較的短い距離の無線伝
送ができる程度の出力としてあり、必要に応じて調整さ
れる構成をとっても良い。
【0040】そして、無線伝送処理部22では、無線伝
送路上の特定の周波数キャリアの検出や、同期信号を検
出する機能を備え、この同期信号を受信した場合に、同
期信号に続く情報部分の受信を行う構成となっている。
【0041】そして、無線伝送処理部22で受信した信
号を、各種の伝送情報の受信復号処理を行う受信制御処
理部23Bと、無線伝送処理部22で送信する情報を格
納しておく送信バッファ23Aとを備える。
【0042】また、受信制御処理部23Bで受信したパ
ケットデータを非同期情報に変換を行うとともに、非同
期情報を無線伝送処理部22で送信するために、パケッ
トデータへのデータ変換を行い、送信バッファ23Aに
蓄えておく情報変換処理部24を備える。
【0043】さらに、情報変換処理部24で変換された
データを、インターフェース部25を介して、接続され
る機器29に供給すると共に、接続される機器29から
供給されるデータを、インターフェース部25を介して
情報変換処理部24に供給して変換処理できる構成とし
てある。
【0044】ここでは、無線伝送装置のインターフェー
ス部25の外部インターフェースとして、例えば、IE
EE1394フォーマットのような高速シリアルバス2
8を経由して、接続される機器29に対して、音声や映
像情報、あるいは各種データ情報の送受信を行うことが
できる構成としてある。
【0045】あるいは、接続される機器29の本体内部
に、これら無線伝送装置を内蔵させるように構成させて
も良い。
【0046】また、各無線伝送装置内の各部は、マイク
ロコンピュータなどで構成された制御部26の制御に基
づいて処理を実行する構成としてある。
【0047】さらに、制御部26には内部メモリー27
が接続してあり、その内部メモリー27に通信制御に必
要なデータや、ネットワークを構成する通信局数、帯域
予約情報など、無線ネットワークと無線伝送路の利用方
法の情報などを一時記憶させる構成としてある。
【0048】図3は、本実施の形態による無線伝送フレ
ーム構成例を示す図である。ここでは、便宜的にフレー
ムを規定して示しているが、このようなフレーム構造を
取る必要は必ずしもない。図中、無線伝送路30におい
て、一定の伝送フレーム周期31毎に到来する伝送フレ
ームが規定されて、この中に管理情報伝送領域32と情
報伝送領域33が設けられていることを表している。
【0049】このフレームの先頭にはフレーム同期やネ
ットワーク共通情報の報知のための下り管理情報伝送区
間34(フレームスタート(FS:Frame Sta
rt))区間が配置され、これに続いて、必要に応じて
時間情報補正伝送区間35(サイクルレポート(CR:
Cycle Report))が配置され、さらに、局
同期信号送受区間36(ステーションシンク(SS:S
tation Sync))が配置されている。
【0050】下り管理情報伝送区間(FS)は、ネット
ワークで共有する必要のある情報を、制御局から送信す
るために利用され、固定長領域と可変長領域とから成り
立っている。
【0051】固定長領域では、可変長領域の長さを特定
するために、局同期信号送受区間(SS)で送信される
通信局の数の指定や、帯域予約伝送領域(RSV)の数
の指定が行われて、その可変長領域で、局同期信号送受
区間(SS)で送信される通信局の指定や、帯域予約伝
送領域(RSV)の指定が行われる構造になっている。
【0052】この局同期信号送受区間(SS)は、所定
の長さを有しており、ネットワークを構成する各通信局
に対して、下り管理情報によって、送信する通信局があ
る程度の周期を持ってそれぞれ割り当てられる構成が考
えられている。
【0053】例えば、この局同期信号送受区間(SS)
のうち、自局の送信部分以外の全てを受信することで、
自局の周辺に存在する通信局との間の接続リンク状態の
把握を行うことができる。
【0054】さらに、次の自局が局同期信号送受区間
(SS)で送信する情報の中に、この接続リンク状況を
報告し合うことで、ネットワークの接続状況を各通信局
で、それぞれ把握させることができる構成としてある。
【0055】情報伝送領域33は、必要に応じて設定さ
れる帯域予約伝送領域(RSV:Reserve)37
と、制御局が伝送制御を行う集中管理の非同期伝送領域
(ASY:Asynchronous)38と、制御局
が伝送制御を行わなわず他の無線システムなどで使用を
許容する未使用領域(NUA:Not UsingAr
ea)39によって構成されている。
【0056】つまり、帯域予約伝送(RSV)や、未使
用領域(NUA)の必要がなければ、情報伝送領域33
のすべてを集中管理の非同期伝送領域(ASY)38と
して伝送することができる。
【0057】このようなフレーム構造を採ることによっ
て、帯域予約伝送領域(RSV)37では、例えばIE
EE1394フォーマットによって規定されるアイソク
ロナス(Isochronous)伝送が行われて、非
同期伝送領域(ASY)38では、非同期(Async
hronous)伝送などが行える構成とすると好適で
ある。
【0058】このように構成された本実施の形態の無線
伝送装置の動作を以下に説明する。図4は、本実施の形
態によるシーケンス番号の利用方法の例を示す図であ
る。図中、外側の円がシーケンス番号空間(0000〜
3FFF)41を表していて、その空間には、シーケン
ス制御に利用される3つのポインタとしての、バッファ
リングポインタ44、送信ポインタ43、ACK受信ポ
インタ42と、扇形の送信ウインドウ(0000〜0F
FF)45とが用意される。
【0059】ここでは、送信ポインタ43よりも先にバ
ッファリングポインタ44が存在しうる状態を表してい
て、ACK受信ポインタ42が、0000にあって、A
CK受信が未受信であることを表している。
【0060】さらに、バッファリングポインタ44は、
ACK受信ポインタ42−1までのパケットのバッファ
リングが可能であることを示している。
【0061】また、送信ポインタ43は、送信ウインド
ウサイズ45内のバッファリングポインタ44までの情
報伝送が可能であることを示している。
【0062】図5は、本実施の形態によるシーケンス番
号の利用方法を運用していった状態の例を示す図であ
る。図中、ACK受信ポインタ52の1000への移動
に伴い、扇形の送信ウインドウサイズ(1000〜1F
FF)55が、シフトしている様子を表している。
【0063】さらに、バッファリングポインタ54が送
信ウインドウサイズ55の外側にある場合には、送信ウ
インドウサイズ(1FFF)55までのパケットしか送
信できなくなることを示している。
【0064】しかしながら、バッファリングポインタ5
4は、ACK受信ポインタ52−1までのパケットのバ
ッファリングが可能であるため、上位層から要求された
非同期伝送情報を、即座に破棄しなくても済む伝送方法
を得ることができる。
【0065】図6〜図8は、本実施の形態による伝送装
置内におけるシーケンス番号の管理方法と、シーケンス
番号空間の識別方法を表した図である。図6は、シーケ
ンス番号空間とウインドウの関係を示す図である。図6
は、シーケンス番号空間61として、0000〜3FF
Fまで、16384個の値が用意されていて、そのうち
の送信ウインドウサイズ62として、0000〜03F
Fまでの1024個の空間が指定されている例を示して
いる。
【0066】図7は、ウインドウの2倍のビットマップ
空間を示す図である。図7は、本実施の形態による伝送
装置内でシーケンス番号空間を適用した場合に、送信ウ
インドウサイズの2倍の空間をシーケンス番号管理のた
めの、下位ビットマップ空間72として用意しているこ
とを表している。ここでは、0000〜07FFまでの
2048個の空間が、ビットマップ空間として用意され
ている例である。
【0067】さらに、そのビットマップ空間が、全シー
ケンス番号空間のどの位置を表しているのかを指し示す
ために、上位ビット識別71を設けた例を表している。
【0068】つまり、2048個のビットマップ空間
を、16種類の識別子(4ビットの情報)として表すこ
とができる。さらに、ビットマップ空間は、0000〜
03FFまでの前半部分の1024個と、0400〜0
7FFまでの後半部分の1024個に分けて管理され
る。
【0069】図8は、ビットマップ空間のシフト例を示
す図である。図8は、パケットの送信を行っていて、A
CK受信ポインタが前半部分の最終位置である03FF
を超過した場合に、ビットマップ空間をシフトする操作
を行った例を示している。
【0070】これは、81で示すように上位ビット識別
81に値1を加算することで、図中の点線で示した領域
から実線で示した領域が有効になることを表している。
つまり、82で示すように後半部分を前半部分にシフト
して、新たなビットマップ空間として、0400〜07
FFまでの前半分と、0800〜0BFFまでの後半部
分とが構成される。
【0071】この場合、先の0400〜07FFまでの
後半部分を新たな前半部分として引き続き利用し、ゼロ
リセットされた先の0000〜03FFまでの前半部分
を新たな後半部分として再利用することで、ビットシフ
ト動作などを用いることなく、簡単な切替制御だけでビ
ットマップ空間を使い回していくことができる。
【0072】図9は、無線伝送されるパケットを構築す
る際の非同期伝送情報のパケット化処理を示す図であ
る。図中上段は、図2に示した接続される機器29から
高速シリアルバス28を経由して外部インターフェース
25に送られてきた非同期伝送情報91とする。この非
同期伝送情報91を伝送するために、図中下段に示した
所定のフラグメントサイズ92でシーケンス番号SN9
1〜SN96までのパケット93にパケット化すること
を表している。
【0073】ここでは、末尾のシーケンス番号SN96
のパケットのように1つのパケットに満たない情報を、
1つのパケットとして構成するために、空データ94が
パディング(Padding)として付加される。
【0074】また、フラグメント化されたパケット93
には、バッファリングポインタの値に従って、順番にシ
ーケンス番号SN91〜SN96が設定されて、図2に
示した送信バッファ23Aにバッファリングされる。
【0075】図10は、バッファリング処理のフローチ
ャートである。図10は、図2に示した情報変換処理部
24におけるバッファリング処理を示すものである。ま
ず、ステップS101にて、インターフェース部25よ
り非同期伝送の要求を受理したか否かを判断し、ステッ
プS101で非同期伝送の要求を受理したときは、ステ
ップS102において、その情報を所定のフラグメント
サイズにパケット化する。なお、所定のフラグメントサ
イズに満たない場合には、1つのパケットとして扱う。
【0076】ステップS103にて、バッファリングポ
インタの値を獲得し、さらに、ステップS104にてA
CK受信ポインタ情報を獲得し、ステップS105に
て、これらの値の差を算出してバッファリングが可能か
否かを判断する。
【0077】ステップS105でバッファリングが可能
であれば、ステップS106にてバッファリングポイン
タを加算すると共に、ステップS107にてバッファリ
ングカウンタの値を、対応するパケットのシーケンス番
号として設定して、バッファリング処理を終了する。
【0078】また、ステップS105でバッファリング
が不可能であれば、ステップS108にて伝送が不可能
であることを、インターフェース部25を介して上位層
に対して通知を行い処理を抜ける。
【0079】図11は、パケット送信処理のフローチャ
ートである。図11は、図2に示した無線伝送処理部2
2に接続された送信バッファ23Aのパケット送信処理
を示すものである。まず、ステップS111にて、無線
伝送路上のアクセス制御権を獲得したか否かを判断す
る。
【0080】ステップS111でアクセス制御権を獲得
したときは、ステップS112にて送信ポインタの値を
獲得し、さらにステップS113にてパケットの有無を
判断する。
【0081】ステップS113でパケットがあれば、ス
テップS114にてACK受信ポインタ情報を獲得し、
ステップS115にて送信ウインドウの中にデータがあ
るか否かを判断する。
【0082】ステップS115で送信ウインドウの中に
データがあるときは、ステップS116にてパケットの
送信処理を行い、ステップS117にて送信ポインタを
加算すると共に、ステップS118にて送信済みのビッ
トマップをセットして、送信処理を終了する。
【0083】なお、ステップS113でパケットがない
とき、およびステップS115で送信ウインドウの中に
データがないときは、処理を抜ける。
【0084】図12は、パケット再送制御時の処理のス
ローチャートである。図12は、図2に示した受信制御
処理部23Bに接続された情報変換処理部24における
再送制御処理のシーケンスを表すものである。まず、ス
テップS121にてACK情報を受信したか否かを判断
する。ステップS121でACK情報を受信したとき
は、ステップS122にて送信済みビットマップの送信
済みビットをリセットする。
【0085】さらに、ステップS123にてACK受信
ポインタを獲得し、ステップS124にて末尾のパケッ
トのACK情報を受信したか否かを判断する。ステップ
S124で末尾のパケットのACK情報を受信したとき
は、ステップS125にてACK受信ポインタの値を更
新する。ステップS124で末尾のパケットのACK情
報を受信しないときは、処理を抜ける。
【0086】さらに、ステップS126にてビットマッ
プ空間の切替が必要か否かを判断する。ステップS12
6でビットマップ空間の切替が必要であれば、ステップ
S127にて上位ビット識別を加算し、ステップS12
8にて、下位ビットマップの後半部分を新たな前半部分
として設定して、一連の処理を抜ける。
【0087】ステップS121でACK情報を受信しな
いときは、ステップS129にて所定のACK待ち時間
が経過したか否かの判断を行う。パケット送信後、ステ
ップS129で所定のACK待ち時間が経過したとき
は、ステップS130にて、送信済みビットマップ情報
を獲得し、ステップS131にて最大再送回数が超過し
たか否かを判断する。ステップS131で最大再送回数
が超過していないときは、ステップS132にてACK
未受信のパケットの再送を行う。
【0088】ステップS131で最大再送回数が超過し
たときは、ステップS133にて伝送不可能であったこ
とを上位層に対して通知し、ステップS134にて送信
済みビットマップの送信済みビットをリセットすると共
に、ステップS135にてACK受信ポインタを更新す
る。
【0089】上述した本実施の形態において、送信フロ
ー制御における例を示したが、これに限らず、他の伝送
制御に適用しても良い。
【0090】
【発明の効果】この発明の無線伝送方法および無線伝送
装置によると、情報送信元の伝送装置で非同期伝送され
る情報を、逐次、所定のフラグメントサイズでパケット
化して、そのパケットをバッファリングしておくこと
で、即座に非同期伝送を行うことのできない無線伝送路
に適用した無線伝送方法および無線伝送装置を得ること
ができるという効果を奏する。また、複数の異なった宛
先の非同期情報を、所定のフラグメントサイズでパケッ
ト化しておくことによって、1回のアクセス制御権の獲
得により、複数の宛先に対してパケットを送信する無線
伝送方法および無線伝送装置を得ることができるという
効果を奏する。これにより、アクセス制御権を獲得しに
くい無線伝送路において、より効率よく非同期伝送を実
現することができるという効果を奏する。
【0091】また、この発明の無線伝送方法によると、
上位層から届いた非同期情報を、逐次パケット化してし
まうことで、異なった宛先に対して、別々にシーケンス
番号の管理プロセスを起動する必要がなくなり、伝送制
御を簡単にすることができるという効果を奏する。これ
より、情報送信元の伝送装置は、唯一のシーケンス番号
空間の管理を行うだけで済み、制御を簡素化することが
できるという効果を奏する。
【0092】また、この発明の無線伝送方法によると、
受領確認(ACK)情報の値を示すACK受信ポインタ
の位置に1を減じたシーケンス番号領域に至るまで、情
報をパケット化して送信バッファに蓄えることができる
という効果を奏する。そのため、情報送信元の伝送装置
にアクセス制御権が回ってこない場合にも、上位層から
届いた非同期情報のバッファリングを長時間にわたって
継続して行うことができるという効果を奏する。
【0093】また、この発明の無線伝送方法によると、
所定の時間までに受領確認(ACK)情報を受信しなか
ったパケットのみを再送すればよいので、無駄な情報再
送を行う必要が無くなり、無線伝送路の情報トラフィッ
クを軽減することができるという効果を奏する。
【0094】また、この発明の無線伝送方法によると、
情報送信元の伝送装置が情報受信先の伝送装置からの受
領確認(ACK)情報に未達情報がある場合、あるいは
受領確認(ACK)情報を受け取れなかった場合に、そ
の受領確認(ACK)情報を受信していない最古のパケ
ットから、所定のウインドウサイズまでの送信を許容
し、ウインドウサイズを超過した送信を制御すること
で、情報受信先からウインドウ制御のための情報が届か
なくても、送信するパケット数を制限する送信フロー制
御を実現することができるという効果を奏する。これに
より、情報送信元の伝送装置が、情報受信先の伝送装置
の状態を検出していなくても、情報送信元の伝送装置の
判断に基づいた送信フロー制御を実現することができる
という効果を奏する。
【0095】また、この発明の無線伝送方法によれば、
この送信フロー制御を受領確認(ACK)情報を受信し
なかったパケットのみを再送する自動再送制御に適用し
た場合に、情報送信元の伝送装置が情報受信先の伝送装
置との間で接続が確立されていない場合に、無駄な情報
伝送を抑制することができるという効果を奏する。さら
に、送信ポインタとACK受信ポインタとを設け、受領
確認(ACK)情報を未受信でも送信が可能となる所定
のウインドウサイズを利用して制御を行うことで、選択
再送・自動再送制御を効率よく実現することができると
いう効果を奏する。
【0096】また、この発明の無線伝送方法および無線
伝送装置によれば、送信ウインドウサイズの2倍の領域
となる下位ビットマップ空間領域と、その位置を識別す
る上位ビット識別ポインタとを用いることで、莫大なシ
ーケンス番号空間の全てを管理しなくても済むシーケン
ス番号管理を実現することができるという効果を奏す
る。つまり、送信ウインドウサイズ内に存在する受領確
認(ACK)情報が未受信のパケットを、少ないビット
マップ空間の中から把握することができるという効果を
奏する。これにより、シーケンス番号の管理を簡略化し
て選択再送・自動再送制御に適したシーケンス管理を実
現することができるという効果を奏する。
【0097】また、この発明の無線伝送方法によれば、
ACK受信ポインタが、ビットマップ空間の半分を超え
た場合には、ビットマップ空間の後半部分を前半部分と
して利用し、新たな後半部分を設けることにより、最低
限のビットマップ空間を繰り返し利用することができる
という効果を奏する。これにより、必要最低限のメモリ
ー空間だけを用いて、莫大なシーケンス番号空間を表現
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用される無線ネットワーク構
成例を示す図である。
【図2】無線伝送装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】無線伝送フレーム構成例を示す図である。
【図4】シーケンス番号の利用方法の例を示す図であ
る。
【図5】シーケンス番号の利用方法の例を示す図であ
る。
【図6】シーケンス番号空間とウインドウとの関係を示
す図である。
【図7】ウインドウの2倍のビットマップ空間を示す図
である。
【図8】ビットマップ空間のシフトの例を示す図であ
る。
【図9】非同期伝送情報のパケット化処理を示す図であ
る。
【図10】バッファリング処理のフローチャートであ
る。
【図11】パケット送信処理のフローチャートである。
【図12】パケット再送制御処理のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1……カメラ一体型VTR、2……パーソナルコンピュ
ータ、3……プリンタ出力装置、4……VTR、5……
テレビジョン受像機、6……ゲーム機器、7……セット
トップボックス、8……電話機器、10……無線ネット
ワーク、11〜15……無線伝送装置、21……アンテ
ナ、22……無線伝送処理部、23A……送信バッフ
ァ、23B……受信制御処理部、24…情報変換処理
部、25……外部インターフェース、26……制御部、
27……内部メモリー、28……IEEE1394高速
シリアルバス、29……接続される機器、30……無線
伝送路、31……伝送フレーム周期、32……管理情報
伝送領域、33……情報伝送領域、34……下り管理情
報伝送区間、35……時間情報補正伝送区間、36……
局同期信号送受区間、37……帯域予約伝送領域、38
……非同期伝送領域、39……未使用領域、41……シ
ーケンス番号空間、42……ACK受信ポインタ、43
……送信ポインタ、44……バッファリングポインタ、
45……送信ウインドウサイズ、46……バッファリン
グ可能範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 英正 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K033 CB04 CB06 CC01 DA17 DB13 5K034 AA03 AA09 EE03 EE11 HH01 HH08 HH09 HH21 MM03 MM16 NN16 NN25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信局となる伝送装置を用いて無
    線ネットワークを構成し、上記無線ネットワークにおい
    て、情報伝送元の無線伝送装置から情報伝送先の無線伝
    送装置へ非同期情報のパケットを送信する無線伝送方法
    において、 上記情報伝送元の無線伝送装置側で、 上位層から伝送すべき情報を受け取ったときに、逐次、
    所定のフラグメントサイズで上記情報をパケット化し、 上記パケット毎にシーケンス番号を付加して送信バッフ
    ァにバッファリングし、 上記パケット化された情報を、所定のアクセス制御に従
    って上記情報伝送先の無線伝送装置へ送信することを特
    徴とする無線伝送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線伝送方法において、 上記送信バッファにバッファリングされた最新のシーケ
    ンス番号をバッファリングポインタに記述し、 次に非同期情報をパケット化するときに、上記バッファ
    リングポインタの値からシーケンス番号を付加していく
    ことを特徴とする無線伝送方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無線伝送方法において、 上記バッファリングされたシーケンス番号をバッファリ
    ングポインタに記述し、 次に非同期情報をパケット化するときに、上記情報伝送
    先の無線伝送装置から受領確認情報を受け取ったパケッ
    トに対する全シーケンス番号空間で示す値−1個までの
    パケットを送信バッファに格納することを特徴とする無
    線伝送方法。
  4. 【請求項4】 複数の通信局となる伝送装置を用いて無
    線ネットワークを構成し、上記無線ネットワークにおい
    て、情報伝送元の無線伝送装置から情報伝送先の無線伝
    送装置へ非同期情報のパケットを送信し、情報送信後に
    上記情報伝送先の無線伝送装置から上記情報伝送元の無
    線伝送装置へ受け取ったパケットの受領確認情報を返信
    し、上記情報伝送元の無線伝送装置から上記情報伝送先
    の無線伝送装置への情報の送信を終了する無線伝送方法
    において、 上記情報伝送元の無線伝送装置側で、 上記情報伝送元の無線伝送装置からの情報送信後、所定
    の時間が経過するまで上記情報伝送先の無線伝送装置か
    らの受領確認情報の受信を待つことを特徴とする無線伝
    送方法。
  5. 【請求項5】 複数の通信局となる伝送装置を用いて無
    線ネットワークを構成し、上記無線ネットワークにおい
    て、情報伝送元の無線伝送装置から情報伝送先の無線伝
    送装置へ非同期情報のパケットを送信する無線伝送方法
    において、 情報送信時の送信制御として、 上記情報伝送元の無線伝送装置側で、 所定の送信ウインドウサイズを設け、 上記ウインドウサイズ内であれば、上記情報伝送先の無
    線伝送装置からの受領確認情報の受信を確認しなくと
    も、パケットを送信することを特徴とする無線伝送方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の無線伝送方法において、 上記情報伝送先の無線伝送装置で受信できたパケットの
    情報を、受領確認情報として上記情報伝送元の無線伝送
    装置に伝送し、上記情報伝送元の無線伝送装置から、未
    達のパケットのみを選択して再送を行う、選択再送型・
    自動再送制御に、上記情報送信時の送信制御を用いるこ
    とを特徴とする無線伝送方法。
  7. 【請求項7】 複数の通信局となる伝送装置を用いて無
    線ネットワークを構成し、上記無線ネットワークにおい
    て、情報伝送先の無線伝送装置で受信できたパケットの
    情報を、受領確認情報として情報伝送元の無線伝送装置
    に伝送し、上記情報伝送元の無線伝送装置から、未達の
    パケットのみを選択して再送を行う、選択再送型・自動
    再送制御による無線伝送方法において、 情報送信時の送信制御として、 上記情報伝送元の無線伝送装置側で、 所定の送信ウインドウサイズを設け、 上記ウインドウサイズの2倍となる下位ビットマップ空
    間領域と、上記下位ビットマップ空間領域が全シーケン
    ス番号空間のどの位置に相当するかを示す上位ビット識
    別ポインタとを用いて、 上記下位ビットマップ空間領域および上記上位ビット識
    別ポインタを繰り返し使い回すことにより、仮想的に全
    てのシーケンス番号領域のビットマップ空間における送
    信制御を行うことを特徴とする無線伝送方法。
  8. 【請求項8】 複数の通信局となる通信装置を用いて無
    線ネットワークを構成し、上記無線ネットワークにおけ
    る非同期情報の伝送を所定のアクセス制御に従って行う
    無線伝送装置において、 上記無線ネットワーク上で非同期情報を、所定の情報単
    位でパケット化するパケット化手段と、 上記パケットを送信バッファにバッファリングするバッ
    ファリング手段と、 上記パケット毎にシーケンス番号を付与するシーケンス
    番号付与手段と、 上記バッファリング手段にバッファリングされた最新の
    シーケンス番号をバッファリングポインタとして格納す
    る格納手段と、 次に非同期情報をバッファリングする際に、上記バッフ
    ァリングポインタの値を読み出し、シーケンス番号を付
    加するシーケンス番号付加手段と、 を備えたことを特徴とする無線伝送装置。
  9. 【請求項9】 複数の通信局となる通信装置を用いて無
    線ネットワークを構成し、上記情報伝送先の無線伝送装
    置で受信できたパケットの情報を、受領確認情報として
    上記情報伝送元の無線伝送装置に伝送し、上記情報伝送
    元の無線伝送装置から、未達のパケットのみを選択して
    再送を行う、選択再送型・自動再送制御により上記無線
    ネットワークにおける情報の伝送を行う無線伝送装置に
    おいて、 上記情報伝送元の無線伝送装置側で、 所定の送信ウインドウサイズを設けるウインドウサイズ
    設定手段と、 上記ウインドウサイズの2倍となる下位ビットマップ空
    間領域設定手段と、 上記下位ビットマップ空間領域が全シーケンス番号空間
    のどの位置に相当するかを示す上位ビット識別ポインタ
    設定手段とを備え、 上記下位ビットマップ空間領域および上記上位ビット識
    別ポインタを繰り返し使い回すことにより、仮想的に全
    てのシーケンス番号領域のビットマップ空間における送
    信制御を行うことを特徴とする無線伝送装置。
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