JP2002261650A - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JP2002261650A
JP2002261650A JP2001054469A JP2001054469A JP2002261650A JP 2002261650 A JP2002261650 A JP 2002261650A JP 2001054469 A JP2001054469 A JP 2001054469A JP 2001054469 A JP2001054469 A JP 2001054469A JP 2002261650 A JP2002261650 A JP 2002261650A
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transmission
signal
amplifier
reception
antenna
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JP2001054469A
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English (en)
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Hitoshi Ebihara
均 海老原
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナの近くに送信増幅器を配置する構成
をとりながら、しかも回路構成を簡素にすることを可能
にした送受信装置を提供する。 【解決手段】 送信増幅器101をアンテナ102の近
くに配置するとともに、送信時と受信時とで電圧レベル
の異なる電源を同軸ケーブル100を経由して送信増幅
器101および受信増幅器103に供給し、この送信時
と受信時とで異なる電源の電圧レベルに基づきスイッチ
105とスイッチ106とを切り換えることで送信、受
信を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンテナを介し
て受信信号を受信するとともに送信信号を送信する送受
信装置に関し、特に、新たな信号線を付加することなく
送受信の切り換えを行うことができるようにした送受信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯電話機とパーソナルコンピュ
ータ間の通信、各種モバイル機器とパーソナルコンピュ
ータ間の通信、パーソナルコンピュータ相互間の通信等
に、ブルートゥ−スの利用が検討されている。
【0003】ブルートゥ−スは、2.45GHzの無線
周波数技術を使用して、機器間を1Mbpsのワイヤレ
スで接続するもので、このブルートゥ−スノートの利用
によりブックパーソナルコンピュータ、ハンドヘルド機
器、スマートフォンなどの間でのデータの共有、ネット
ワークアクセスポイント経由でLAN(Local Area Netk
ork)との接続等が可能になるものである。
【0004】ところで、上記ブルートゥ−スにおいて
は、送信パワー(dBm)として 1)20dBm max (クラス1) 2)4dBm max (クラス2) 3)0dBm max (クラス3) の3クラスが設定されており、クラス1においては、例
えば、100mまでの間での通信が可能になり、クラス
2においては、例えば、25mまでの間での通信が可能
になり、クラス1においては、例えば、10mまでの間
での通信が可能になるように構成されている。
【0005】そして、クラス1においては、最大20d
Bmの送信パワーを得るためにパワーアンプが必要にな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ブルー
トゥ−スのような送受信モジュールにおいては、0dB
mの送受信モジュールに同軸ケーブル等の伝送路を介し
てアンテナを接続する構成をとることがあるが、ここ
で、例えば、20dBmの送信パワーを得ようとする
と、上述したように送信ラインにパワーアンプ(送信増
幅器)を接続する必要があり、この場合、パワーアンプ
からアンテナまでの損失を少なくしようとすると、パワ
ーアンプをアンテナの近くに配置する必要がある。
【0007】しかし、このような構成をとると、上記伝
送路の他に、アンテナの近くで送信、受信を切り換える
ための信号ラインが新たに必要になり、回路構成が複雑
になるという問題があった。
【0008】そこで、この発明は、アンテナの近くに送
信増幅器を配置する構成をとりながら、しかも回路構成
を簡素にすることを可能にした送受信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すため、
この発明の送受信装置は、送受信信号を伝送する伝送路
を介して送信増幅器に対する電源を供給するとともに、
伝送路を介して供給する電源のレベルを送信信号送信時
と受信信号受信時とで切り換え、この電源レベルの検出
に基づき送信、受信を切り換えるように構成される。
【0010】すなわち、請求項1の発明は、アンテナを
介して受信信号を受信するとともに送信信号を送信する
送受信装置において、前記受信信号および前記送信信号
を伝送する伝送路と、前記伝送路を経由して供給される
電源により動作し、前記送信信号を増幅して前記アンテ
ナに出力する送信増幅器と、前記伝送路を経由して供給
される電源の電圧レベルに応じて前記送信信号の送信と
前記受信信号の受信とを切り換える切換手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記伝送路を経由して供給される電源の電圧
レベルは、前記送信信号の送信時に前記受信信号の受信
時よりも高く設定されることを特徴とする。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記伝送路を経由して供給される電源により
動作し、前記受信信号を増幅する受信増幅器を更に具備
することを特徴とする。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項3の発明
において、前記切換手段は、前記送信増幅器の出力の前
記アンテナへの出力と前記アンテナで受信した受信信号
の前記受信増幅器への入力とを切り換える第1のスイッ
チと、前記伝送路からの送信信号の前記送信増幅器への
入力と前記受信増幅器の出力の前記伝送路への出力とを
切り換える第2のスイッチとを具備することを特徴とす
る。
【0014】また、請求項5の発明は、請求項1の発明
において、前記切換手段は、前記伝送路を経由して供給
される電源の有無に応じて 前記伝送路を経由して伝送
された送信信号の出力の前記アンテナへの出力と前記ア
ンテナで受信した受信信号の前記伝送路への出力とを切
り換えるダイオード回路を具備することを特徴とする。
【0015】また、請求項6の発明は、アンテナを介し
て受信信号を受信するとともに送信信号を送信する送受
信装置において、前記受信信号および前記送信信号を伝
送する伝送路と、前記伝送路を経由して伝送された送信
信号を増幅して前記アンテナに出力する送信増幅器と、
前記アンテナで受信した受信信号を増幅する受信増幅器
と、前記伝送路を経由して供給された電源を前記送信増
幅器および前記受信増幅器に供給する電源供給回路と、
前記伝送路を経由して供給された電源の電圧レベルを判
定する電圧レベル判定回路と、前記電圧レベル判定回路
の判断結果に応じて、前記送信増幅器の出力の前記アン
テナへの出力と前記アンテナで受信した受信信号の前記
受信増幅器への入力とを切り換える第1のスイッチと、
前記電圧レベル判定回路の判断結果に応じて、前記伝送
路からの送信信号の前記送信増幅器への入力と前記受信
増幅器の出力の前記伝送路への出力とを切り換える第2
のスイッチとを具備することを特徴とする。
【0016】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
において、前記伝送路介して供給される電源の電圧レベ
ルは、前記送信信号の送信時に前記受信信号の受信時よ
りも高く設定されることを特徴とする。
【0017】また、請求項8の発明は、アンテナを介し
て受信信号を受信するとともに送信信号を送信する送受
信装置において、前記受信信号および前記送信信号を伝
送する伝送路と、前記伝送路を経由して伝送された送信
信号を増幅して前記アンテナに出力する送信増幅器と、
前記伝送路経由して供給された電源を前記送信増幅器に
供給する電源供給回路と、前記伝送路を経由して供給さ
れる電源があるときに導通して前記送信増幅器で増幅さ
れた送信信号を前記アンテナへ出力させる第1のダイオ
ードと、前記伝送路を経由して供給される電源があると
きに導通して前記伝送路を経由して伝送された送信信号
を前記送信増幅器ヘ出力させる第2のダイオードとを具
備することを特徴とする。
【0018】また請求項9の発明は、請求項8の発明に
おいて、前記第1のダイオードは、前記送信増幅器の出
力と前記アンテナとの間に、前記送信増幅器の出力が前
記アンテナへ出力される方向を順方向として接続され、
前記第2のダイオードは、前記伝送路と前記送信増幅器
の入力との間に接続され、伝送路を経由して伝送された
送信信号が前記送信増幅器ヘ入力される方向を順方向と
して接続され、前記アンテナと前記第1のダイオードと
の間は、前記伝送路と前記第2のダイオードとの間に信
号線を介して接続され、前記信号線は、第3のダイオー
ドを介して接地されることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる送受信装
置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、この発明に係わる送受信装置の第
1の実施の形態を示す回路図である。
【0021】この第1の実施の形態の受信装置は、図示
しない送受信回路から出力された送信信号RF(Tx)
を同軸ケーブル100を経由して送信増幅器(PA:パ
ワーアンプ)101で増幅してアンテナ102から出力
し、また、アンテナ102で受信した受信信号RF(R
x)を受信増幅器(LNA:低雑音増幅器)103で増
幅して同軸ケーブル100を経由して図示しない送受信
回路に入力するものである。
【0022】ここで、送信増幅器101および受信増幅
器103は、アンテナ102の近くに配置されるので、
送信増幅器101からアンテナ102までの損失を小さ
くすることができる。なお、受信増幅器103は、同軸
ケーブル100による受信感度の劣化を補償するための
ものである。
【0023】さて、この第1の実施の形態においては、
上述したように送信増幅器101をアンテナ102の近
くに配置することで送信増幅器101からアンテナ10
2までの損失を小さくする構成をとりながら、アンテナ
102の近くで送信、受信を切り換えるための信号ライ
ンを新たに追加することなくアンテナ102の近くで送
信、受信を切り換えることを可能にするために、送信時
と受信時とで電圧レベルの異なる電源を同軸ケーブル1
00を経由して送信増幅器101および受信増幅器10
3に供給するように構成し、この送信時と受信時とで異
なる電源の電圧レベルに基づきスイッチ105とスイッ
チ106とを切り換えることで送信、受信を切り換える
ように構成される。
【0024】すなわち、同軸ケーブル100を経由して
供給する電源は、コイル104を介して供給され、この
電源のレベルは、図1に示すように、送信信号RF(T
x)の送信時は、電圧レベルV(Tx)に設定され、受
信信号RF(Rx)の受信時は、電圧レベルV(Rx)
に設定される。
【0025】この同軸ケーブル100を経由して供給さ
れる電源は、コイル107を介して比較器108の正入
力に加えら、また、比較器108の負入力には同軸ケー
ブル100を経由して供給される電源の電圧レベルを判
定するための参照電圧Vref(V(Tx)>Vref
>V(Rx))を発生する参照電圧発生部109が接続
される。
【0026】また、同軸ケーブル100を経由して供給
される電源は、送信増幅器101および受信増幅器10
3に供給されるとともに、コンデンサ110を介して接
地される。
【0027】比較器108は、同軸ケーブル100を経
由して供給される電源の電圧レベルVと参照電圧発生部
109から発生される参照電圧Vrefとを比較し、V
>Rrefであれば、送信信号RF(Tx)の送信時で
あると判別し、V<Rrefであれば受信信号RF(R
x)の受信時であると判別する。
【0028】そして、比較器108で、V>Rrefで
あり、送信信号RF(Tx)の送信時であると判別され
た場合は、この比較器18の出力(ハイレベルの信号)
によりスイッチ105およびスイッチ106をそれぞれ
接点a側に切り換える。
【0029】この場合、同軸ケーブル100を経由して
出力される送信信号RF(Tx)は、スイッチ105の
接点a、送信増幅器101、スイッチ106の接点a、
バンドパスフィルタ111を経由してアンテナ102か
ら送信される。
【0030】また、比較器108で、V<Rrefであ
り、受信信号RF(Rx)の受信時であると判別された
場合は、この比較器108の出力(ローレベルの信号)
によりスイッチ105およびスイッチ106をそれぞれ
接点b側に切り換える。
【0031】この場合、アンテナ102で受信した受信
信号RF(Rx)は、バンドパスフィルタ111、スイ
ッチ106の接点b、受信増幅器103、スイッチ10
5の接点bを経由して同軸ケーブル100に入力され
る。
【0032】このような構成によると、送信増幅器10
1および受信増幅器103をアンテナ102の近くに配
置して、送信増幅器101からアンテナ102までの損
失を小さくする構成をとりながら、アンテナ102の近
くで送信、受信を切り換えるための信号ラインを新たに
設ける必要がないので、回路構成を非常にシンプルにす
ることができる。
【0033】また、送信増幅器101からアンテナ10
2までの損失を小さくすることができるので、送信増幅
器101の出力電力を小さくすることができ、また、こ
の送信増幅器101として高性能なものを用いなくてよ
い。
【0034】なお、上記構成においては、送信信号RF
(Tx)の送信時には、電圧レベルV(Tx)(V(T
x)>V(Rx))の電源を送信増幅器101に供給
し、受信信号RF(Rx)の受信時には、電圧レベルV
(Rx)の電源を受信増幅器103に供給するように構
成したが、受信増幅器103を設けずにも十分な受信感
度が得られるような場合は、送信信号RF(Tx)の送
信時にのみ電圧レベルV(Tx)の電源を供給するよう
に構成してもよい。
【0035】図2は、このように構成したこの発明に係
わる送受信装置の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
【0036】この第2の実施の形態の受信装置において
は、図示しない送受信回路から出力された送信信号RF
(Tx)を同軸ケーブル200を経由して送信増幅器
(PA:パワーアンプ)201で増幅してアンテナ20
2から出力し、また、アンテナ202で受信した受信信
号RF(Rx)は、直接、同軸ケーブル200を経由し
て図示しない送受信回路に入力される。
【0037】この構成においても、送信増幅器201
は、アンテナ202の近くに配置されるので、送信増幅
器201からアンテナ202までの損失を小さくするこ
とができる。
【0038】さて、この第2の実施の形態においては、
送信時にのみ電源を同軸ケーブル200を経由して送信
増幅器201に供給するように構成し、この電源の有無
によりスイッチ204とスイッチ205とを切り換える
ことで送信、受信を切り換えるように構成される。
【0039】すなわち、同軸ケーブル200を経由して
供給する電源は、コイル203を介して供給され、この
電源のレベルは、図2に示すように、送信信号RF(T
x)の送信時は、電圧レベルV(Tx)に設定され、受
信信号RF(Rx)の受信時は、ほぼ0Vの電圧レベル
V(Rx)に設定される。
【0040】この同軸ケーブル200を経由して供給さ
れる電源は、コイル206を介して送信増幅器201に
供給されるとともに、コンデンサ207を介して接地さ
れる。
【0041】また、この同軸ケーブル200を経由して
供給される電源は、スイッチ204およびスイッチ20
5に加えられ、送信信号RF(Tx)の送信時には、電
圧レベルV(Tx)によりスイッチ204およびスイッ
チ205をそれぞれ接点a側に切り換える。
【0042】この場合、同軸ケーブル200を経由して
出力される送信信号RF(Tx)は、スイッチ204の
接点a、送信増幅器201、スイッチ205の接点aを
経由してアンテナ202から送信される。
【0043】また、受信信号RF(Rx)の受信時に
は、同軸ケーブル200を経由して供給される電源は、
ほぼ0Vの電圧レベルV(Rx)により、スイッチ20
4およびスイッチ205はそれぞれ接点b側に切り換え
られる。
【0044】この場合、アンテナ202で受信した受信
信号RF(Rx)は、スイッチ205の接点b、スイッ
チ204の接点bを経由して同軸ケーブル10に入力さ
れる。
【0045】このような構成によっても、送信増幅器2
01をアンテナ202の近くに配置して、送信増幅器2
01からアンテナ202までの損失を小さくする構成を
とりながら、アンテナ201の近くで送信、受信を切り
換えるための信号ラインを新たに設ける必要がないの
で、回路構成を非常にシンプルにすることができる。
【0046】また、送信増幅器201からアンテナ20
2までの損失を小さくすることができるので、送信増幅
器201の出力電力を小さくすることができ、また、こ
の送信増幅器201として高性能なものを用いなくてよ
い。
【0047】ただし、この構成においては、受信感度を
補償するための受信増幅器(LNA:低雑音増幅器)は
設けることができない。
【0048】なお、図2に示した構成において、スイッ
チ204とスイッチ205をダイオードで置き換えるこ
とにより更に回路構成をシンプルにすることができる。
【0049】図3は、このように構成したこの発明に係
わる送受信装置の第3の実施の形態を示す回路図であ
る。
【0050】この第2の実施の形態の受信装置において
は、図2に示した送信と受信とを切り換えるためのスイ
ッチ204とスイッチ205をダイオード301および
ダイオード302で置き換えることにより構成される。
【0051】図3において、端子T1には、図2に示し
た同軸ケーブル200が接続され、また、端子T2には
図2に示したアンテナ202が接続される。
【0052】また、端子T1には、図2に示したと同様
に、送信信号RF(Tx)の送信時には、電圧レベルV
(Tx)の電源が供給され、受信信号RF(Rx)の受
信時には、ほぼ0Vの電圧レベルV(Rx)の電源が供
給される。
【0053】そして、送信信号RF(Tx)の送信時に
は、この電圧レベルV(Tx)の電源がコイル303、
抵抗304を経由してダイオード301のアノードに加
えられ、これによりダイオード301はオンになり、ま
た、この電圧レベルV(Tx)の電源は、コイル30
3、抵抗305を経由してダイオード302のアノード
に加えられ、これによりダイオード302はオンにな
る。
【0054】また、この電圧レベルV(Tx)の電源
は、コイル303、コンデンサ306を介して接地され
るとともに、コイル303を介して送信増幅器310に
供給される。
【0055】この場合、端子T1に入力された送信信号
RF(Tx)は、コンデンサ307、ダイオード30
1、コンデンサ308、送信増幅器309、コンデンサ
310、ダイオード302、コンデンサ311を経由し
て端子T2から出力される。
【0056】また、受信信号RF(Rx)の受信時に
は、同軸ケーブル200を経由して供給される電源は、
ほぼ0Vの電圧レベルV(Rx)になり、これにより、
ダイオード301およびダイオード302はともにオフ
になる。
【0057】この場合、端子T2から入力された受信信
号RF(Rx)は、コンデンサ311、λ/4マイクロ
ストリップライン312およびλ/4マイクロストリッ
プライン313、コンデンサ307を経由して端子T1
から出力される。
【0058】なお、λ/4マイクロストリップライン3
12とλ/4マイクロストリップライン313との間
は、ダイオード314を介して接地される。
【0059】このような構成によると回路構成を非常に
シンプルにすることができる。なお、この構成において
も、受信感度を補償するための受信増幅器(LNA:低
雑音増幅器)は設けることができない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
送受信信号を伝送する伝送路を介して送信増幅器に対す
る電源を供給するとともに、伝送路を介して供給する電
源のレベルを送信信号送信時と受信信号受信時とで切り
換え、この電源レベルの検出に基づき送信、受信を切り
換えるように構成したので、アンテナの近くに送信増幅
器を配置する構成をとりながら、しかも回路構成を非常
にシンブルにすることができ、また、送信増幅器からア
ンテナまでの損失を小さくすることができるので、送信
増幅器の出力電力を小さくすることができ、更に、送信
増幅器として高性能なものを用いなくてよいという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる送受信装置の第1の実施の形
態を示す回路図である。
【図2】この発明に係わる送受信装置の第2の実施の形
態を示す回路図である。
【図3】この発明に係わる送受信装置の第3の実施の形
態を示す回路図である。
【符号の説明】
100 同軸ケーブル 101 送信増幅器(パワーアンプ) 102 アンテナ 103 受信増幅器(低雑音増幅器) 104 コイル 105 スイッチ 106 スイッチ 107 コイル 108 比較器 109 参照電圧発生部 110 コンデンサ 111 バンドパスフィルタ 200 同軸ケーブル 201 送信増幅器(パワーアンプ) 202 アンテナ 203 コイル 204 スイッチ 205 スイッチ 206 コイル 207 コンデンサ 301 ダイオード 302 ダイオード 303 コンデンサ 304 抵抗 305 抵抗 306 コンデンサ 307 コンデンサ 308 コンデンサ 309 送信増幅器(パワーアンプ) 310 コンデンサ 311 コンデンサ 312 λ/4マイクロストリップライン 313 λ/4マイクロストリップライン 314 ダイオード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナを介して受信信号を受信すると
    ともに送信信号を送信する送受信装置において、 前記受信信号および前記送信信号を伝送する伝送路と、 前記伝送路を経由して供給される電源により動作し、前
    記送信信号を増幅して前記アンテナに出力する送信増幅
    器と、 前記伝送路を経由して供給される電源の電圧レベルに応
    じて前記送信信号の送信と前記受信信号の受信とを切り
    換える切換手段とを具備することを特徴とする送受信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記伝送路を経由して供給される電源の
    電圧レベルは、 前記送信信号の送信時に前記受信信号の受信時よりも高
    く設定されることを特徴とする請求項1記載の送受信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記伝送路を経由して供給される電源に
    より動作し、前記受信信号を増幅する受信増幅器を更に
    具備することを特徴とする請求項1記載の送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記切換手段は、 前記送信増幅器の出力の前記アンテナへの出力と前記ア
    ンテナで受信した受信信号の前記受信増幅器への入力と
    を切り換える第1のスイッチと、 前記伝送路からの送信信号の前記送信増幅器への入力と
    前記受信増幅器の出力の前記伝送路への出力とを切り換
    える第2のスイッチとを具備することを特徴とする請求
    項3記載の送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記切換手段は、 前記伝送路を経由して供給される電源の有無に応じて
    前記伝送路を経由して伝送された送信信号の出力の前記
    アンテナへの出力と前記アンテナで受信した受信信号の
    前記伝送路への出力とを切り換えるダイオード回路を具
    備することを特徴とする請求項1記載の送受信装置。
  6. 【請求項6】 アンテナを介して受信信号を受信すると
    ともに送信信号を送信する送受信装置において、 前記受信信号および前記送信信号を伝送する伝送路と、 前記伝送路を経由して伝送された送信信号を増幅して前
    記アンテナに出力する送信増幅器と、 前記アンテナで受信した受信信号を増幅する受信増幅器
    と、 前記伝送路を経由して供給された電源を前記送信増幅器
    および前記受信増幅器に供給する電源供給回路と、 前記伝送路を経由して供給された電源の電圧レベルを判
    定する電圧レベル判定回路と、 前記電圧レベル判定回路の判断結果に応じて、前記送信
    増幅器の出力の前記アンテナへの出力と前記アンテナで
    受信した受信信号の前記受信増幅器への入力とを切り換
    える第1のスイッチと、 前記電圧レベル判定回路の判断結果に応じて、前記伝送
    路からの送信信号の前記送信増幅器への入力と前記受信
    増幅器の出力の前記伝送路への出力とを切り換える第2
    のスイッチとを具備することを特徴とする送受信装置。
  7. 【請求項7】 前記伝送路介して供給される電源の電圧
    レベルは、 前記送信信号の送信時に前記受信信号の受信時よりも高
    く設定されることを特徴とする請求項1記載の送受信装
    置。
  8. 【請求項8】 アンテナを介して受信信号を受信すると
    ともに送信信号を送信する送受信装置において、 前記受信信号および前記送信信号を伝送する伝送路と、 前記伝送路を経由して伝送された送信信号を増幅して前
    記アンテナに出力する送信増幅器と、 前記伝送路経由して供給された電源を前記送信増幅器に
    供給する電源供給回路と、 前記伝送路を経由して供給される電源があるときに導通
    して前記送信増幅器で増幅された送信信号を前記アンテ
    ナへ出力させる第1のダイオードと、 前記伝送路を経由して供給される電源があるときに導通
    して前記伝送路を経由して伝送された送信信号を前記送
    信増幅器ヘ出力させる第2のダイオードとを具備するこ
    とを特徴とする送受信装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のダイオードは、 前記送信増幅器の出力と前記アンテナとの間に、前記送
    信増幅器の出力が前記アンテナへ出力される方向を順方
    向として接続され、 前記第2のダイオードは、 前記伝送路と前記送信増幅器の入力との間に接続され、
    伝送路を経由して伝送された送信信号が前記送信増幅器
    ヘ入力される方向を順方向として接続され、 前記アンテナと前記第1のダイオードとの間は、前記伝
    送路と前記第2のダイオードとの間に信号線を介して接
    続され、 前記信号線は、 第3のダイオードを介して接地されることを特徴とする
    請求項8記載の送受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033076A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Toshiba Corp 無線装置
US7428230B2 (en) 2003-06-03 2008-09-23 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Time-division-duplexing type power amplification module
WO2015001738A1 (ja) * 2013-07-05 2015-01-08 株式会社デンソー 無線通信システム、無線通信機、及びアクティブアンテナ

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