JP2002261538A - ヘリカルアンテナ - Google Patents

ヘリカルアンテナ

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JP2002261538A
JP2002261538A JP2001051814A JP2001051814A JP2002261538A JP 2002261538 A JP2002261538 A JP 2002261538A JP 2001051814 A JP2001051814 A JP 2001051814A JP 2001051814 A JP2001051814 A JP 2001051814A JP 2002261538 A JP2002261538 A JP 2002261538A
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strip line
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JP2001051814A
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Mitsuyasu Baba
潤寧 馬場
Futoshi Deguchi
太志 出口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作が容易でかつ寸法精度の保持に優れたヘ
リカルアンテナを提供することを目的とする。 【解決手段】 胴体部Aに螺旋状に巻回された2本の導
体線から成る1組の放射部を有するヘリカルアンテナで
あって、放射部は、中心導体と外部導体から成り、胴体
部に所定のピッチで巻回され、外部導体が一方のヘリカ
ル放射部となるストリップライン5と、中心導体と接続
され、ストリップライン5と同じピッチで胴体部に巻回
され、他方のヘリカル放射部となる放射部導体箔6と、
胴体部の一端に配設され、ストリップライン5と放射部
導体箔6とを接続する給電点2と、胴体部Aの他端に配
設され、ヘリカルアンテナへ給電するための同軸線1と
ストリップライン5とを結合する同軸・ストリップライ
ン変換部7とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射部が螺旋状の
ヘリカルアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、広範囲なサービスエリアを確保で
きる利点を生かした衛星通信システムが注目されてきて
いる。衛星通信システムでは一般に円偏波が用いられる
ことが多いが、この場合、円偏波の主ビームを常に衛星
方向に向ける必要がある。このための衛星追尾機構を実
現する方法の一つとして、円偏波円錐ビームを形成する
ヘリカルアンテナの利用が考えられる。以下、従来のヘ
リカルアンテナについて説明する。
【0003】図8は、例えば特開平3−274904号
公報に記載されたヘリカルアンテナを示す構成図であ
る。図8において、1はヘリカルアンテナへ給電するた
めの同軸線、2は給電点、3はヘリカル放射部となる導
体、4はヘリカル放射部となる同軸線である。図8のヘ
リカルアンテナは、同軸線1からの不平衡電流を平衡電
流に変換するためのバランが不要であり、簡易的な給電
系が実現できるアンテナである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のヘリカルアンテナでは、ヘリカル放射部が同軸線に
て構成されるため、アンテナのピッチや巻径などの寸法
精度のようにアンテナの性能に大きく影響する寸法精度
の保持が難しいという問題点を有し、また、セミリジッ
ドケーブルを用いる場合には、その剛性のために加工が
困難であり、アンテナ製作の容易性の面で問題点を有し
ていた。
【0005】このヘリカルアンテナでは、アンテナの製
作が容易でかつ寸法精度の保持に優れていることが要求
されている。
【0006】本発明は、製作が容易でかつ寸法精度の保
持に優れたヘリカルアンテナを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のヘリカルアンテナは、胴体部に螺旋状に巻回
された2本の導体線から成る1組の放射部を有するヘリ
カルアンテナであって、放射部は、中心導体と外部導体
から成り、胴体部に所定のピッチで巻回され、外部導体
が一方のヘリカル放射部となるストリップラインと、中
心導体と接続され、ストリップラインと同じピッチで胴
体部に巻回され、他方のヘリカル放射部となる放射部導
体箔と、胴体部の一端に配設され、ストリップラインと
放射部導体箔とを接続する給電点と、胴体部の他端に配
設され、ヘリカルアンテナへ給電するための同軸線とス
トリップラインとを結合する同軸・ストリップライン変
換部とを有する構成を備えている。
【0008】これにより、製作が容易でかつ寸法精度の
保持に優れたヘリカルアンテナが得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、胴体部に螺旋状に巻回された2本の導体線から成る
1組の放射部を有するヘリカルアンテナであって、放射
部は、中心導体と外部導体から成り、胴体部に所定のピ
ッチで巻回され、外部導体が一方のヘリカル放射部とな
るストリップラインと、中心導体と接続され、ストリッ
プラインと同じピッチで胴体部に巻回され、他方のヘリ
カル放射部となる放射部導体箔と、胴体部の一端に配設
され、ストリップラインと放射部導体箔とを接続する給
電点と、胴体部の他端に配設され、ヘリカルアンテナへ
給電するための同軸線とストリップラインとを結合する
同軸・ストリップライン変換部とを有することとしたも
のであり、ヘリカル放射部がストリップラインと放射部
導体箔とで構成されることにより、製作が容易で、同軸
線より遥かに寸法精度の保持に優れているという作用を
有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、ストリップライン、放射部導体箔、同
軸・ストリップライン変換部はそれぞれ、誘電体フィル
ム上に導体箔を設けた導体フィルムを複数枚重ねて構成
されることとしたものであり、ストリップラインと放射
部導体箔と同軸・ストリップライン変換部とが容易に形
成されるという作用を有する。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、導体フィルムは、導体箔にチップタイ
プのインダクタンス素子とキャパシタンス素子とを実装
することとしたものであり、放射部において濾過の作用
を有する。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、導体フィルムは、導体箔にトランジス
タ等のアクティブ素子を実装すると共に導体箔を介して
アクティブ素子に電源を供給することとしたものであ
り、放射部において増幅の作用を有する。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、導体フィルムは、ストリップライン型
のフィルタとなる形状の導体箔を有することとしたもの
であり、フィルタ機能を有する導体箔により周波数特性
が調整されるという作用を有する。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、導体フィルタは、給電点の近傍に配置
され、ストリップライン型の誘導性インピーダンス素子
となる形状の導体箔を有することとしたものであり、放
射部におけるインピーダンス特性が改善されるという作
用を有する。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、導体フィルタは、給電点の近傍に配置
され、ストリップライン型の容量性インピーダンス素子
となる形状の導体箔を有することとしたものであり、放
射部におけるインピーダンス特性が改善されるという作
用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図7を用いて説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1によるヘリカルアンテナを示す構成図である。図1
において、Aは胴体部、1はヘリカルアンテナへ給電す
るための同軸線、2は胴体部Aの一端に配設され、後述
のストリップライン5と放射部導体箔6とを接続する給
電点、5は胴体部Aに所定のピッチで巻回され、外部導
体が一方のヘリカル放射部となるストリップライン、6
は胴体部Aにストリップライン5と同じピッチで巻回さ
れ、他方のヘリカル放射部となる放射部導体箔、7は胴
体部Aの他端に配設され、同軸線1とストリップライン
5とを結合する同軸・ストリップライン変換部である。
ここで、放射部導体箔6は、同軸・ストリップライン変
換部7において、ストリップライン5と高周波的に短絡
される。図1において、放射部は、給電点2とストリッ
プライン5と放射部導体箔6と同軸・ストリップライン
変換部7とから成る。
【0018】以上のように構成されたヘリカルアンテナ
について、電流の流れ等を説明する。図1において、同
軸線1で供給されストリップライン5の中心導体を流れ
てきた電流は、給電点2を通ってそのまま放射部導体箔
6を流れる。ストリップライン5の外部導体の内側を流
れてきた大きさの等しい逆方向の電流はストリップライ
ン5の外部導体の外側を流れる。それぞれの電流は大き
さが等しく逆方向であるために、ヘリカルに巻回された
ストリップライン5と放射部導体箔6の巻き終りにおい
て導体5と導体6とを高周波的に接続すれば、それぞれ
の高周波電流は大きさが等しく進行方向が逆であるた
め、それ以後の導体上を流れることなく終端され、高周
波電流は必要な放射部のみを流れる。
【0019】以上のように本実施の形態によれば、ヘリ
カル放射部をストリップライン5と放射部導体箔6とで
構成したことにより、製作が容易で、同軸線1より遥か
に寸法精度の保持に優れたヘリカルアンテナを得ること
ができる。
【0020】(実施の形態2)図2(a)は本発明の実
施の形態2によるヘリカルアンテナを構成する放射部導
体箔6を示す部分図であり、図2(b)は本発明の実施
の形態2によるヘリカルアンテナを構成するストリップ
ライン5を示す部分図、図2(c)は本発明の実施の形
態2によるヘリカルアンテナを構成する同軸・ストリッ
プライン変換部7を示す部分図である。図2において、
1は同軸線、8、8a、8bは誘電体フィルム、9、9
a、9bは導体箔、21は同軸線1の中心導体である。
【0021】以上のように構成されたヘリカルアンテナ
の各構成について、形成方法等を説明する。図2(a)
は誘電体フィルム8上に導体箔9を設けた導体フィルム
を示し、この導体フィルムを用いて図1の放射部導体箔
6を構成する。
【0022】また、図2(b)に示すように、誘電体フ
ィルム8a上に中心導体として使用する導体箔9aを設
けた導体フィルムと、誘電体フィルム8b上に導体箔9
bを設けた導体フィルムとを図2(a)の導体フィルム
に重ねて、外部導体がヘリカル放射部となるストリップ
ライン5を形成する。
【0023】また、図2(c)に示すように、同軸線1
の中心導体21をストリップライン5の中心導体である
導体箔9aに接続し、同軸線1の外部導体をストリップ
ライン5の外部導体である導体箔9、9bに接続して、
同軸・ストリップライン変換部7を形成する。
【0024】以上のように本実施の形態によれば、スト
リップライン5を導体フィルムで形成し、放射部導体箔
6を3層の導体フィルムで形成し、同軸・ストリップラ
イン変換部を同軸線1の中心導体とストリップライン5
の中心導体との接続および同軸線1の外部導体とストリ
ップライン5の外部導体との接続により形成するように
したので、ストリップライン5と放射部導体箔6と同軸
・ストリップライン変換部7とを容易に形成することが
でき、製作が容易で、同軸線より遥かに寸法精度の保持
に優れたヘリカルアンテナを得ることができる。
【0025】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3によるヘリカルアンテナを構成する給電点2を示
す部分図であり、給電点2において、チップタイプのキ
ャパシタンス素子とインダクタンス素子とを用いて誘電
体フィルムの導体箔上にフィルムを構成した例を示す。
図3において、8、8a、8bは誘電体フィルム、9、
9a、9bは導体箔、10、10aはチップタイプのキ
ャパシタンス素子、11はチップタイプのインダクタン
ス素子である。
【0026】以上のように構成されたヘリカルアンテナ
の各構成について、配置等を説明する。チップタイプの
キャパシタンス素子10、10aは、ストリップライン
5の中心導体である導体箔9aと外部導体である導体箔
9との間に装荷されている。
【0027】チップタイプのインダクタンス素子11
は、ストリップライン5の中心導体である導体箔9a上
に直列に装荷されている。これにより、ローパスフィル
ムを内蔵したヘリカルアンテナを構成することができ
る。なお、インダクタンス素子とキャパシタンス素子を
入れ替えてハイパスフィルタを構成することも可能であ
り、また、このフィルタを同軸・ストリップライン変換
部7の近辺に配置することも可能である。
【0028】以上のように本実施の形態によれば、キャ
パシタンス素子10、10aをストリップライン5の中
心導体である導体箔9aと外部導体である導体箔9との
間に装荷し、インダクタンス素子11をストリップライ
ン5の中心導体である導体箔9a上に直列に装荷するこ
とにより、または上記キャパシタンス素子10、10a
と上記インダクタンス素子11とを入れ替えることによ
り、ヘリカル放射部においてローパスフィルタまたはハ
イパスフィルタを構成して濾過動作を行うことができ
る。
【0029】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4によるヘリカルアンテナを構成する給電点2を示
す部分図であり、給電点2において、トランジスタを用
いた増幅回路を誘電体フィルタの導体箔上にフィルムを
構成した例を示す。図4において、8、8a、8bは誘
電体フィルム、9、9a、9bは導体箔、12はトラン
ジスタ、13は高周波信号だけを通すDCブロックコン
デンサ、14はバイアス電圧を印加するための抵抗器、
14a、14bは利得を決定するための抵抗器、15は
高周波信号を阻止し、トランジスタ12へ給電するため
のインダクタ、16はストリップライン5の中心導体で
ある。
【0030】以上のように構成されたヘリカルアンテナ
の各構成について、機能等を説明する。図4において、
ストリップライン5の中心導体16は高周波信号を伝送
するとともにトランジスタ12の電源を供給する線路と
しての機能も有している。トランジスタ12から成る増
幅回路のグランドとして、ストリップライン5の外部導
体である導体箔9を利用する。トランジスタ増幅回路を
利用することで、増幅した高周波信号を、ヘリカル放射
部となる放射部導体箔6に供給することが可能になる。
なお、トランジスタ増幅回路は、給電点2に配置せず、
同軸・ストリップライン変換部7の近辺に配置すること
も可能である。
【0031】以上のように本実施の形態によれば、給電
点2にトランジスタ増幅回路を配設したことにより、増
幅した高周波信号を放射部導体箔6に供給することが可
能になる。
【0032】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5によるヘリカルアンテナを構成するストリップラ
イン5を示す部分図である。図5において、8、8a、
8bは誘電体フィルム、9a、9bは導体箔、17はス
トリップライン5の中心導体の幅を狭めて形成した特性
インピーダンスの高い部分(高特性インピーダンス
部)、18はストリップライン5の中心導体の幅を高特
性インピーダンス部17と比べて広くして、特性インピ
ーダンスを高特性インピーダンス部17の特性インピー
ダンスと比べて低くした部分(低特性インピーダンス
部)である。高特性インピーダンス部17と低特性イン
ピーダンス部18とを交互にλ/4の間隔で中心導体上
に直列に形成することにより、帯域素子フィルタを構成
することができる。なお、フィルタとしてインターディ
ジタル型なども考えられ、フィルタを構成する場所につ
いては給電点2の近辺や同軸・ストリップライン変換部
7の近辺などが考えられる。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、スト
リップライン5の中心導体上に帯域フィルタを形成した
ので、その帯域フィルタによりヘリカルアンテナの周波
数特性を調整することが可能になる。
【0034】(実施の形態6)図6は、本発明の実施の
形態6によるヘリカルアンテナを構成するストリップラ
イン5を示す部分図であり、給電点2の近傍に、ストリ
ップライン5の中心導体の幅を狭くして誘導性インピー
ダンス素子を形成した場合を示す。図6において、8は
誘電体フィルム、9は導体箔、19はストリップライン
5の中心導体の幅を狭くして形成された誘導性インピー
ダンス素子である。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、スト
リップライン5の中心導体上に誘導性インピーダンス素
子19を形成したので、ヘリカルアンテナのインピーダ
ンス特性を改善することができる。
【0036】(実施の形態7)図7は、本発明の実施の
形態7によるヘリカルアンテナを構成するストリップラ
イン5を示す部分図であり、給電点2の近傍に、ストリ
ップライン5の中心導体の幅を広くして容量性インピー
ダンス素子を形成した場合を示す。図7において、20
はストリップライン5の中心導体の幅を広くして形成さ
れた容量性インピーダンス素子である。
【0037】以上のように本実施の形態によれば、スト
リップライン5の中心導体上に容量性インピーダンス素
子20を形成したので、ヘリカルアンテナのインピーダ
ンス特性を改善することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明のヘリカルアンテナ
によれば、ヘリカル放射部をストリップラインと放射部
導体箔とで構成したことにより、製作が容易で、同軸線
より遥かに寸法精度の保持に優れたヘリカルアンテナを
得ることができるという有利な効果が得られる。
【0039】また、ストリップライン、放射部導体箔、
同軸・ストリップライン変換部はそれぞれ、誘電体フィ
ルム上に導体箔を設けた導体フィルムを複数枚重ねて構
成されたことにより、ストリップラインと放射部導体箔
と同軸・ストリップライン変換部とを導体フィルタを用
いて容易に形成することができるので、製作が容易で、
同軸線より遥かに寸法精度の保持に優れたヘリカルアン
テナを得ることができるという有利な効果が得られる。
【0040】さらに、導体フィルムは、導体箔にチップ
タイプのインダクタンス素子とキャパシタンス素子とを
実装したことにより、ヘリカル放射部においてローパス
フィルタまたはハイパスフィルタを構成して濾過動作を
行うことができるという有利な効果が得られる。
【0041】さらに、導体フィルムは、導体箔にトラン
ジスタ等のアクティブ素子を実装すると共に導体箔を介
してアクティブ素子に電源を供給することにより、ヘリ
カル放射部に増幅回路を配設して増幅動作を行うことが
できるという有利な効果が得られる。
【0042】さらに、導体フィルムは、ストリップライ
ン型のフィルタとなる形状の導体箔を有することによ
り、ヘリカルアンテナの周波数特性を調整することが可
能になるという有利な効果が得られる。
【0043】さらに、導体フィルタは、給電点の近傍に
配置され、ストリップライン型の誘導性インピーダンス
素子となる形状の導体箔を有することにより、ヘリカル
アンテナのインピーダンス特性を改善することができる
という有利な効果が得られる。
【0044】さらに、導体フィルタは、給電点の近傍に
配置され、ストリップライン型の容量性インピーダンス
素子となる形状の導体箔を有することにより、ヘリカル
アンテナのインピーダンス特性を改善することができる
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるヘリカルアンテナ
を示す構成図
【図2】(a)本発明の実施の形態2によるヘリカルア
ンテナを構成する放射部導体箔を示す部分図 (b)本発明の実施の形態2によるヘリカルアンテナを
構成するストリップラインを示す部分図 (c)本発明の実施の形態2によるヘリカルアンテナを
構成する同軸・ストリップライン変換部を示す部分図
【図3】本発明の実施の形態3によるヘリカルアンテナ
を構成する給電点を示す部分図
【図4】本発明の実施の形態4によるヘリカルアンテナ
を構成する給電点を示す部分図
【図5】本発明の実施の形態5によるヘリカルアンテナ
を構成するストリップラインを示す部分図
【図6】本発明の実施の形態6によるヘリカルアンテナ
を構成するストリップラインを示す部分図
【図7】本発明の実施の形態7によるヘリカルアンテナ
を構成するストリップラインを示す部分図
【図8】従来のヘリカルアンテナを示す構成図
【符号の説明】
1 同軸線 5 ストリップライン 6 放射部導体箔 7 同軸・ストリップライン変換部 8、8a、8b 誘電体フィルム 9、9a、9b 導体箔 10、10a キャパシタンス素子 11 インダクタンス素子 12 トランジスタ 13 DCブロックコンデンサ 14、14a、14b 抵抗器 15 インダクタ 16 中心導体 17 高特性インピーダンス部 18 低特性インピーダンス部 19 誘導性インピーダンス素子 20 容量性インピーダンス素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴体部に螺旋状に巻回された2本の導体線
    から成る1組の放射部を有するヘリカルアンテナであっ
    て、前記放射部は、中心導体と外部導体から成り、前記
    胴体部に所定のピッチで巻回され、前記外部導体が一方
    のヘリカル放射部となるストリップラインと、前記中心
    導体と接続され、前記ストリップラインと同じピッチで
    前記胴体部に巻回され、他方のヘリカル放射部となる放
    射部導体箔と、前記胴体部の一端に配設され、前記スト
    リップラインと前記放射部導体箔とを接続する給電点
    と、前記胴体部の他端に配設され、ヘリカルアンテナへ
    給電するための同軸線と前記ストリップラインとを結合
    する同軸・ストリップライン変換部とを有することを特
    徴とするヘリカルアンテナ。
  2. 【請求項2】前記ストリップライン、前記放射部導体
    箔、前記同軸・ストリップライン変換部はそれぞれ、誘
    電体フィルム上に導体箔を設けた導体フィルムを複数枚
    重ねて構成されたことを特徴とする請求項1に記載のヘ
    リカルアンテナ。
  3. 【請求項3】前記導体フィルムは、前記導体箔にチップ
    タイプのインダクタンス素子とキャパシタンス素子とを
    実装したことを特徴とする請求項2に記載のヘリカルア
    ンテナ。
  4. 【請求項4】前記導体フィルムは、前記導体箔にトラン
    ジスタ等のアクティブ素子を実装すると共に前記導体箔
    を介して前記アクティブ素子に電源を供給することを特
    徴とする請求項2に記載のヘリカルアンテナ。
  5. 【請求項5】前記導体フィルムは、ストリップライン型
    のフィルタとなる形状の導体箔を有することを特徴とす
    る請求項2に記載のヘリカルアンテナ。
  6. 【請求項6】前記導体フィルタは、前記給電点の近傍に
    配置され、ストリップライン型の誘導性インピーダンス
    素子となる形状の導体箔を有することを特徴とする請求
    項2に記載のヘリカルアンテナ。
  7. 【請求項7】前記導体フィルタは、前記給電点の近傍に
    配置され、ストリップライン型の容量性インピーダンス
    素子となる形状の導体箔を有することを特徴とする請求
    項2に記載のヘリカルアンテナ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008502242A (ja) * 2004-06-09 2008-01-24 トムソン ライセンシング 全方向性放射を有する広帯域アンテナ

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JP2008502242A (ja) * 2004-06-09 2008-01-24 トムソン ライセンシング 全方向性放射を有する広帯域アンテナ

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