JP2002261314A - 薄膜光電変換モジュールの製造方法 - Google Patents

薄膜光電変換モジュールの製造方法

Info

Publication number
JP2002261314A
JP2002261314A JP2001060567A JP2001060567A JP2002261314A JP 2002261314 A JP2002261314 A JP 2002261314A JP 2001060567 A JP2001060567 A JP 2001060567A JP 2001060567 A JP2001060567 A JP 2001060567A JP 2002261314 A JP2002261314 A JP 2002261314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoelectric conversion
groove
thin
thin film
film photoelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001060567A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Hayashi
克彦 林
Toshinobu Nakada
年信 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2001060567A priority Critical patent/JP2002261314A/ja
Publication of JP2002261314A publication Critical patent/JP2002261314A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/362Laser etching
    • B23K26/364Laser etching for making a groove or trench, e.g. for scribing a break initiation groove
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/548Amorphous silicon PV cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】溝の形成に要する時間を短縮し得る薄膜光電変
換モジュールの製造方法を提供すること。 【解決手段】本発明の薄膜光電変換モジュールの製造方
法は,透明基板とその一方の主面に形成された積層構造
とを具備し、前記積層構造は透明前面電極層と薄膜光電
変換ユニットと裏面電極層とを備え且つ互いに直列接続
された複数の薄膜光電変換セルを構成した薄膜光電変換
モジュールの製造方法であって、前記積層構造を構成す
る薄膜の少なくとも1つ51の上に複数のビームスポッ
ト52a,52bの配列が形成され且つその配列が直径
2mmの領域内に収まるように複数本のレーザビームを
照射するのとともに前記複数のビームスポット52a,
52bの配列と前記透明基板とを相対移動させることに
よって前記少なくとも1つの薄膜51に溝54を形成す
る工程を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜光電変換モジ
ュールの製造方法に係り、特には、レーザビームを使用
して薄膜に溝を形成する工程を含む薄膜光電変換モジュ
ールの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、薄膜光電変換モジュールは、複数
の薄膜光電変換セルをガラス基板上で相互に直列接続し
た構造を有している。それぞれの薄膜光電変換セルは、
一般的には、ガラス基板上への前面透明電極層、薄膜光
電変換ユニット、及び裏面電極層の成膜とパターニング
とを順次行うことにより形成されている。
【0003】そのような薄膜光電変換モジュールの製造
においては、前面透明電極層や裏面電極層の成膜時に、
透明導電材料や金属材料が基板の端面などに付着するこ
とがある。この場合、薄膜光電変換セル間で前面透明電
極層同士を及び裏面電極層同士を電気的に絶縁するため
に上記のパターニングを行ったとしても、それらは基板
の端面などに付着した透明導電材料や金属材料を介して
相互に導通することとなり、モジュールの出力特性が低
下する。そのため、このような出力特性の低下を防止す
るために、通常、薄膜光電変換モジュールにはレーザス
クライブによって周縁分離溝が形成される。
【0004】周縁分離溝は、複数の薄膜光電変換セルを
取り囲み且つ前面透明電極層と薄膜光電変換ユニットと
裏面電極層との積層構造を分割するように設けられる溝
である。この周縁分離溝を形成した場合、複数の薄膜光
電変換セルで構成されるセル集積領域はその周囲の周縁
領域から電気的に絶縁されるため、上記の問題を防止可
能であると考えられる。
【0005】しかしながら、レーザスクライブによって
周縁分離溝を形成する際、それに伴って周縁分離溝の側
壁に透明導電性材料などが付着することがある。この場
合、透明前面電極層と裏面電極層との間で電流がリーク
し、光電変換効率が低下してしまう。
【0006】かかる問題に対し、本出願人による特開平
11−186573号公報は、周縁分離溝を、その幅が
透明前面電極層の位置に比べて薄膜光電変換ユニットと
裏面電極層との積層構造の位置でより広くなるように形
成することなどを開示している。このような周縁分離溝
は、透明前面電極層を分割する第1の分離溝を形成した
後、薄膜光電変換ユニットと裏面電極層との積層構造を
分割し且つ第1の分離溝よりも幅の広い第2の分離溝を
それら分離溝の中心位置が一致するように形成すること
によって得られる。そのため、第2の分離溝の側壁に透
明導電性材料が付着することはあり得ず、したがって、
透明前面電極層と裏面電極層との間で電流がリークする
のを防止することができる。
【0007】ところで、上記の周縁分離溝は、高い絶縁
分離性が要求されるため、100μm以上の幅に形成さ
れることがある。そのような幅の溝は、レーザビームの
パワーを高めれば1回のレーザスキャンで形成すること
が可能である。しかしながら、レーザビームのパワーを
高めた場合、透明基板や溝を形成すべき薄膜に隣接する
他の薄膜などがダメージを受ける。それゆえ、1回のレ
ーザスキャンで形成可能な溝の幅は数10μm程度に制
限され、したがって、周縁分離溝を形成するには複数回
のレーザスキャンが必要となる。すなわち、従来技術に
よると、周縁分離溝の形成に長時間を要する。
【0008】近年、モジュールを大量且つ安価に製造す
ることが強く求められており、そのためには、製造に要
する時間を短縮することが必須である。したがって、周
縁分離溝の形成に関しても、それに要する時間を短縮す
ることが求められている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、溝の形成に要する時間を
短縮し得る薄膜光電変換モジュールの製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するに当
たり、本発明者らは、複数本のレーザビームを用いれ
ば、1回のレーザスキャンで幅の広い溝を形成すること
が可能となると考え、実際に試験を行った。その結果、
複数本のレーザビームを用い且つそれらが形成するビー
ムスポットの配列が直径2mmの領域内に収まる場合、
1本のレーザビームを用いて複数回のレーザスキャンを
行う場合に比べて加工時間が著しく短縮されるのに加
え、絶縁分離を確実に行うことが可能となることを見出
した。
【0011】すなわち、本発明によると、透明基板とそ
の一方の主面に形成された積層構造とを具備し、前記積
層構造は透明前面電極層と薄膜光電変換ユニットと裏面
電極層とを備え且つ互いに直列接続された複数の薄膜光
電変換セルを構成した薄膜光電変換モジュールの製造方
法であって、前記積層構造を構成する薄膜の少なくとも
1つの上に複数のビームスポットの配列が形成され且つ
その配列が直径2mmの領域内に収まるように複数本の
レーザビームを照射するのとともに前記複数のビームス
ポットの配列と前記透明基板とを相対移動させることに
よって前記少なくとも1つの薄膜に溝を形成する工程を
含むことを特徴とする薄膜光電変換モジュールの製造方
法が提供される。
【0012】本発明において、複数のビームスポットが
上記相対移動によって少なくとも1つの薄膜上に形成す
る軌跡が複数のビームスポットのそれぞれの径よりも大
きな幅を有する1本の線を形成するように複数のビーム
スポットの配列及び上記相対移動の方向を制御すること
により、上記溝として1本の溝を形成することができ
る。このような方法は、上記1本の溝が、複数の薄膜光
電変換セルを含むセル領域をそれを取り囲む周縁領域か
ら電気的に絶縁する周縁分離溝の少なくとも一部である
場合などに特に有用である。
【0013】また、複数のビームスポットが上記相対移
動によって少なくとも1つの薄膜上に形成する軌跡が互
いに離間された複数本の線を形成するように複数のビー
ムスポットの配列及び上記相対移動の方向を制御して、
上記溝として複数本の溝を形成することもできる。この
ような方法は、上記複数本の溝が、複数の薄膜光電変換
セルが形成する直列アレイの少なくとも一方の端部に設
けられ且つ電極バスバーと直列アレイとを電気的に接続
する複数本の接続溝である場合などに特に有用である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながらより詳細に説明する。なお、各図において同様
の部材には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略
する。
【0015】図1(a),(b)は、それぞれ、本発明
で利用する薄膜加工方法を概略的に示す平面図である。
図1(a),(b)には、薄膜51に複数本のレーザビ
ームを照射しつつ、そのようなレーザビーム照射によっ
て形成されるビームスポット52a,52bの配列を薄
膜51に対して矢印53に示す方向に相対移動させた場
合に観測されるビームスポット52a,52bの軌跡或
いはそれによって形成される溝54が描かれている。な
お、図1(a),(b)のいずれにおいても、ビームス
ポット52a,52bの配列は直径2mmの領域内にあ
る。
【0016】図1(a)に示すように、矢印53で示す
方向に対して垂直な方向に関しビームスポット52a,
52b間の距離を狭めた場合、上記相対移動によってビ
ームスポット52aが形成する軌跡とビームスポット5
2bが形成する軌跡とは部分的に重なる。したがって、
図1(a)に示すように、ビームスポット52a,52
bを薄膜51に対して矢印53で示す方向に相対移動さ
せることにより、薄膜53に幅の広い1本の溝54を形
成することができる。換言すれば、図1(a)に示す方
法によると、1回のレーザスキャンで幅の広い溝54を
形成することが可能となる。
【0017】ところで、1本のレーザビームを用いて幅
の広い溝を形成する場合、レーザスキャンを複数回行っ
て複数本の溝をそれぞれが部分的に重なり合うように順
次形成する必要がある。この場合、1回のレーザスキャ
ンを終えるたびにビームスポットと薄膜との相対位置を
溝の長手方向に対して垂直な方向にずらさなけらばなら
ない。そのため、その精度が低い場合には、溝の底面に
帯状に残留物が残されることがある。
【0018】これに対し、図1(a)に示す方法による
と、溝54の形成を、ビームスポット52a,52bの
配列と相対移動方向53とを適切に制御した状態で行え
ば、そのような問題は起こり得ない。すなわち、図1
(a)に示す方法によると、1回のレーザスキャンで幅
の広い溝54を確実に形成することが可能となる。
【0019】一方、図1(b)に示すように、矢印53
で示す方向に対して垂直な方向に関しビームスポット5
2a,52b間の距離を広げた場合、上記相対移動によ
ってビームスポット52aが形成する軌跡とビームスポ
ット52bが形成する軌跡とは互いに離間される。した
がって、図1(b)に示すように、ビームスポット52
a,52bを薄膜51に対して矢印53で示す方向に相
対移動させることにより、薄膜53に複数本の溝54を
形成することができる。換言すれば、図1(b)に示す
方法によると、1回のレーザスキャンで複数本の溝54
を形成することが可能となる。
【0020】また、図1(b)に示す方法によると、1
回のレーザスキャンで複数本の溝54を形成するため、
溝54間の間隔を高精度に制御することができる。した
がって、1本のレーザビームを用いて複数本の溝54を
形成する場合に比べて、溝54間の間隔を狭めることな
どが可能となる。
【0021】以上説明したように、本発明では、ビーム
スポット52a,52bの配列と相対移動方向53との
間の関係を制御することが重要である。このような制御
は、ビームスポット52a,52b間の距離が過剰に長
い場合には困難であるが、ビームスポット52a,52
bの配列が直径2mmの領域内にある場合には高精度に
行うことができる。
【0022】上記薄膜加工方法において、溝54の形成
は、通常、ビームスポット52a,52bの配列を薄膜
51に対して直線的に相対移動させることにより行う。
また、上記相対移動は、通常、ビームスポット52a,
52bの配列の位置を固定し、薄膜51を平行移動させ
ることによって行う。また、それぞれのレーザビーム
は、その光軸が薄膜51の主面に対して可能な限り垂直
となるように照射することが好ましい。
【0023】上述した複数本のレーザビームは、例え
ば、1つのレーザから出射される1本のレーザビームを
ビームスプリッタによって複数本のビームへと分離する
ことなどによって得ることができる。レーザ加工機に
は、それぞれのビームに対応してシャッタを設けてもよ
い。この場合、それらシャッタの開閉を制御することに
より、図1(a)に示す方法では溝54の幅を調節する
ことができ、図1(b)に示す方法では溝54の本数を
調節することができる。
【0024】ビームスポット52a,52bの配列は、
例えば、ビームスプリッタと薄膜53との間に適当な光
学系を設けることによって変更可能とすることができ
る。例えば、矢印53で示す方向に対して垂直な方向に
関し、ビームスポット52aとビームスポット52bと
の間の距離を可変とすれば、図1(a),(b)に示し
た方法の双方を単一のレーザ加工機で実施することがで
きる。しかも、この場合、図1(a)に示す方法では溝
54の幅を調節することができ、図1(b)に示す方法
では溝54間の間隔を調節することができる。また、矢
印53で示す方向に関してビームスポット52aとビー
ムスポット52bとの間の距離を可変とすれば、上記相
対移動方向を矢印53で示す方向に対して垂直な方向と
することができる。
【0025】溝54の幅は、レーザとしてパルスレーザ
を使用する場合には、パルスの周期を調節することによ
って変更可能である。また、溝54の幅は、ビームスポ
ット52a,52bのサイズを調節することによっても
変更可能である。
【0026】ビームスポット52a,52bのサイズ
は、例えば、レーザ加工機の集束レンズと薄膜51との
間の距離を調節することによって変更可能である。しか
しながら、この場合、加工位置をモニタするカメラの焦
点を合わせるのが困難となる。これに対し、レーザと集
束レンズとの間に可変エクスパンダを配置することなど
によって、集束レンズを透過したレーザビームが最も細
くなる位置でのビーム径をより大きくし且つその位置ま
たはその近傍と薄膜51の位置とを一致させた場合、加
工位置をモニタするカメラの焦点を容易に合わせること
ができる。したがって、ビームスポット52a,52b
のサイズを変更するには、後者の方法を利用することが
好ましい。
【0027】図1(a),(b)を参照して説明した薄
膜加工方法では、通常、上記複数本のレーザビームの波
長は互いに等しいが、上記複数本のレーザビームとし
て、第1の波長を有する複数本のレーザビームと、第1
の波長とは異なる第2の波長を有する複数本のレーザビ
ームを使用することも可能である。例えば、第1の波長
を有する複数本のレーザビームを直径2mmの第1の領
域内に集光させ、第2の波長を有する複数本のレーザビ
ームを直径2mmの第2の領域内に集光させ、第1の領
域と第2の領域とを矢印53で示す相対移動方向に沿っ
て位置させた場合、積層され且つ吸収波長域が互いに異
なる複数の薄膜に対して同時に溝を形成することができ
る。
【0028】次に、上記薄膜加工方法を利用した薄膜光
電変換モジュールの製造方法について説明する。図2
は、本発明の一実施形態に係る方法により製造可能な薄
膜光電変換モジュールを概略的に示す平面図である。図
2に示す薄膜光電変換モジュール1は、透明基板2上に
複数の薄膜光電変換セル10を集積した構造を有してい
る。なお、図2において、これら薄膜光電変換セル10
は直列接続されて直列アレイ11を構成しており、この
直列アレイ11の両端にはリボン状の銅箔等からなる一
対の共通電極である電極バスバー12が接続されてい
る。また、直列アレイ11を含むセル領域は、それを取
り囲む周縁領域15から後述する周縁分離溝によって電
気的に絶縁されている。
【0029】図2に示すモジュール1について、図3及
び図4を参照しながら、さらに詳しく説明する。図3
は、図2に示す薄膜光電変換モジュール1のA−A線に
沿った断面図である。また、図4は、図2に示す薄膜光
電変換モジュール1のB−B線に沿った断面図である。
なお、図3及び図4には、モジュール1の一部のみが描
かれている。
【0030】図3及び図4に示すように、モジュール1
の薄膜光電変換セル10は、透明基板2上に、透明前面
電極層3、薄膜光電変換ユニット4、及び裏面電極層5
を順次積層した構造を有している。隣り合うセル10間
には、透明前面電極層3を分割する第1の分離溝21
と、薄膜光電変換ユニット4及び裏面電極層5を分割す
る第2の分離溝22とが設けられている。これにより、
隣り合うセル10間で、透明前面電極層3同士及び裏面
電極層5同士は電気的に絶縁されている。また、隣り合
うセル10間には、薄膜光電変換ユニット4を分割する
第1の接続溝23が設けられている。第1の接続溝23
は、裏面電極層5を構成する材料で埋め込まれており、
それによって、隣り合う2つのセル10の一方の裏面電
極層5と他方の透明前面電極層3とを電気的に接続して
いる。
【0031】直列アレイ11の両端部には、薄膜光電変
換ユニット4及び裏面電極層5を分割する第2の分離溝
24が形成されている。これら第2の分離溝24は超音
波はんだ17などによって埋め込まれており、電極バス
バー12は超音波はんだ17を介して直列アレイ11の
端部で周縁に向けて延在する透明前面電極層3などと電
気的に接続されている。
【0032】また、透明前面電極層3、薄膜光電変換ユ
ニット4、及び裏面電極層5は、直列アレイ11を取り
囲む周縁分離溝25によって分割されている。周縁分離
溝25は溝25aと溝25bとで構成されており、この
周縁分離溝25によって、直列アレイ11を含むセル領
域は、それを取り囲む周縁領域15から電気的に絶縁さ
れている。
【0033】本実施形態では、上述したモジュール1
を、例えば以下の方法で製造する。まず、透明基板2の
一方の主面上に、透明前面電極層3を連続膜として形成
する。透明基板2は、ガラス板や透明樹脂フィルム等に
より構成することができる。また、透明前面電極層3
は、ITO膜、SnO2膜、或いはZnO膜のような透
明導電性酸化物層等で構成することができる。透明前面
電極層3は単層構造でも多層構造であってもよい。透明
前面電極層3は、蒸着法、CVD法、或いはスパッタリ
ング法等それ自体既知の気相堆積法を用いて形成するこ
とができる。
【0034】次に、大面積の薄膜として形成した透明前
面電極層3にYAGレーザ等を用いたレーザスクライブ
により第1の分離溝21を形成して、透明前面電極層3
を各セル10に対応して分割する。
【0035】次いで、透明前面電極層3上に薄膜光電変
換ユニット4を連続膜として形成する。これにより、透
明前面電極層3に形成した第1の分離溝21は薄膜光電
変換ユニット4を構成する材料で埋め込まれる。
【0036】薄膜光電変換ユニット4は、例えば、透明
前面電極層3側からp型非単結晶シリコン系半導体層、
非単結晶シリコン系薄膜光電変換層、及びn型非単結晶
シリコン系半導体層を順次積層した構造を有する。これ
らp型半導体層、光電変換層およびn型半導体層はいず
れもプラズマCVD法により形成することができる。
【0037】p型シリコン系半導体層は、シリコンまた
はシリコンカーバイドやシリコンゲルマニウム等のシリ
コン合金に、ボロンやアルミニウム等のp導電型決定不
純物原子をドープすることにより形成することができ
る。
【0038】p型半導体層上に形成される光電変換層
は、非単結晶シリコン系半導体材料で形成することがで
き、そのような材料としては、真性半導体のシリコン
(水素化シリコン等)やシリコンカーバイド及びシリコ
ンゲルマニウム等のシリコン合金等を挙げることができ
る。また、光電変換機能を十分に備えていれば、微量の
導電型決定不純物を含む弱p型もしくは弱n型のシリコ
ン系半導体材料も用いられ得る。
【0039】光電変換層上に形成されるn型シリコン系
半導体層は、シリコンまたはシリコンカーバイドやシリ
コンゲルマニウム等のシリコン合金に、燐や窒素等のn
導電型決定不純物原子をドープすることにより形成する
ことができる。
【0040】続いて、YAGレーザ等を用いたレーザス
クライブにより光電変換ユニット4に第1の接続溝23
を形成する。
【0041】その後、薄膜光電変換ユニット4上に裏面
電極層5を大面積の薄膜として形成する。これにより、
光電変換ユニット4に形成した接続溝23は導電性材料
で埋め込まれる。
【0042】この裏面電極層5は電極としての機能を有
するだけでなく、透明基板2から光電変換ユニット4に
入射し裏面電極層5に到達した光を反射して光電変換ユ
ニット4内に再入射させる反射層としての機能も有して
いる。裏面電極層5は、銀やアルミニウム等の金属材料
を用いて、蒸着法やスパッタリング法等により、例えば
200nm〜400nm程度の厚さに形成することがで
きる。また、裏面電極層は、金属層と光電変換ユニット
4との接着性を向上させるために、ZnOのような非金
属材料からなる透明導電性薄膜との積層構造とすること
ができる。
【0043】次に、YAGレーザ等を用いたレーザスク
ライブにより裏面電極層5に第2の分離溝22を形成し
て、各セル10間で裏面電極層5同士を電気的に絶縁す
る。
【0044】次いで、YAGレーザ等を用いたレーザス
クライブにより第2の接続溝24及び周縁分離溝25を
形成する。さらに、第2の接続溝24を超音波はんだ1
7などで埋め込み、これを介して電極バスバー12を取
り付ける。以上のようにして、図1〜図3に示す構造を
得る。
【0045】以上説明した製造プロセスにおいて、図1
(a)を参照して説明した薄膜加工方法は、周縁分離溝
25を形成するのに利用することが好ましい。第1及び
第2の分離溝21,22や接続溝23は、発電に有効な
面積を増加させるため、より狭い幅に形成することが望
まれる。それに対し、周縁分離溝25は、高い絶縁分離
性を実現するためにより広い幅に形成することが望まれ
る。すなわち、そのような幅の周縁分離溝25を従来の
方法で形成するには、レーザスキャンを繰り返し行わな
ければならない。それに対し、図1(a)を参照して説
明した薄膜加工方法を利用した場合、周縁分離溝25を
1回のレーザスキャンで形成することができるため、そ
の形成に要する時間を短縮することができる。また、周
縁分離溝25の形成に図1(a)の薄膜加工方法を利用
した場合、以下の点でも有利である。
【0046】図5(a)は、従来技術を用いて形成した
溝25aを概略的に示す断面図である。また、図5
(b)は、図1(a)に示す方法を用いて形成した溝2
5aを概略的に示す断面図である。
【0047】先に説明したように、1本のレーザビーム
を用いて幅の広い溝25aを形成した場合、図5(a)
に示すように、透明前面電極層3を構成する材料の溝2
5aからの除去が不完全となり、溝25aの底面に帯状
に残留物3aが残され易い。このような残留物3aは、
当全の如く、周縁分離溝25の絶縁分離性を低下させ
る。
【0048】これに対し、図1(a)に示す方法を用い
て幅の広い溝25aを形成した場合、そのような問題の
発生を防止することができる。したがって、周縁分離溝
25の形成に図1(a)の薄膜加工方法を利用した場
合、セル領域を周縁領域15から十分に高い信頼性で絶
縁分離することが可能となる。
【0049】このように、周縁分離溝25の形成に図1
(a)の薄膜加工方法を利用した場合、モジュール1の
製造に要する時間が短縮され且つセル領域を周縁領域1
5から十分に高い信頼性で絶縁分離することができる。
すなわち、安価で信頼性及び出力特性に優れたモジュー
ル1を製造することが可能となる。
【0050】また、上述した製造プロセスにおいて、図
1(b)を参照して説明した薄膜加工方法は、第2の接
続溝24を形成するのに利用することが好ましい。本実
施形態に係るモジュール1では、電極バスバー12や超
音波はんだ17の取り付け強度を高めることや直列アレ
イ11と電極バスバー12との間の電気抵抗値を低減さ
せることなどを目的として、複数の第2の接続溝24が
所定の間隙を隔てて設けられている。これら接続溝24
を従来の方法で形成するには、レーザスキャンを繰り返
し行わなければならない。また、第2の接続溝24及び
その近傍は発電には寄与していないので、それら接続溝
24間の間隔を高精度に制御して、発電に有効な面積を
増加させることが望まれる。
【0051】上述のように、図1(b)に示す方法によ
ると、1回のレーザスキャンで複数本の接続溝24を形
成するため、短時間でそれら接続溝24を形成すること
及びそれら接続溝24間の間隔を高精度に制御すること
ができる。したがって、接続溝24の形成に図1(b)
の薄膜加工方法を利用した場合、安価で出力特性に優れ
たモジュール1を製造することが可能となる。
【0052】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (実施例)以下に説明する方法により、図2〜図4に示
す薄膜光電変換モジュール1を作製した。
【0053】まず、一方の主面にSnO2膜3を有する
ガラス基板を準備した。次に、YAG IRレーザ(波
長1062nm)を用いて基板2の一辺に平行にレーザ
スキャンすることにより、SnO2膜3を分割する分離
溝21を形成した。
【0054】次いで、プラズマCVD法により、SnO
2膜3上に、p−i−n接合を形成し且つ光電変換層と
してノンドープの非晶質シリコン層を有する薄膜光電変
換ユニット4を成膜した。さらに、YAG SHGレー
ザ(波長532nm)を用いて基板1の一辺に平行にレ
ーザスキャンすることにより、薄膜光電変換ユニット4
を分割する接続溝23を形成した。
【0055】その後、薄膜光電変換ユニット4上に、ス
パッタリング法により、ZnO膜及びAg膜を順次成膜
して裏面電極層5を成膜した。この裏面電極層5につい
ても、同様に、YAG SHGレーザを用いてガラス基
板2側からレーザスキャンすることにより、薄膜光電変
換ユニット4及び裏面電極層5を分割する分離溝22を
形成した。
【0056】続いて、YAG IRレーザ及びYAG S
HGレーザを用い、図1(a)を参照して説明した方法
によりガラス基板2側からレーザスクライブを行い、S
nO 2膜3を分割する幅130μmの溝25aと、薄膜
光電変換ユニット4及び裏面電極層5を分割する幅23
0μmの溝25bとを順次形成した。すなわち、直列ア
レイ11を有するセル領域を周縁領域15から絶縁分離
する周縁分離溝25を形成した。なお、溝25aの形成
に際しては、4本のレーザビームを使用するのととも
に、それぞれが幅40μmの溝を形成し且つビームスポ
ット中心間のピッチが30μmとなるように制御した。
また、溝25bの形成に際しては、4本のレーザビーム
を使用するのとともに、それぞれが幅80μmの溝を形
成し且つビームスポット中心間のピッチが50μmとな
るように制御した。
【0057】次いで、直列アレイ11の一端及び他端の
それぞれに対し、YAG SHGレーザを用い、図1
(b)を参照して説明した方法によりガラス基板2側か
らレーザスクライブを行うことにより、それぞれ薄膜光
電変換ユニット4及び裏面電極層5を分割し且つ70μ
mの幅を有する3本の接続溝24を順次形成した。な
お、直列アレイ11のそれぞれの端部への接続溝24の
形成に際しては、3本のレーザビームを使用するのとと
もに、ビームスポット中心間のピッチが200μmとな
るように制御した。
【0058】その後、直列アレイ11のそれぞれの端部
で、それら接続溝24を超音波はんだ17で埋め込むの
とともに電極バスバーを取り付けた。以上のようにし
て、図1〜図3に示す薄膜光電変換モジュール1を得
た。
【0059】(比較例)接続溝24及び分離溝25を従
来の方法で形成したこと以外は上記実施例で説明したの
と同様の方法により図1〜図3に示す薄膜光電変換モジ
ュール1を作製した。すなわち、本比較例では、溝25
a,25bのそれぞれは、1本のレーザビームを用い、
レーザスキャンを4回繰り返すことにより形成した。ま
た、直列アレイ11のそれぞれの端部への接続溝24の
形成も、1本のレーザビームを用い、レーザスキャンを
3回繰り返すことにより形成した。
【0060】上述した実施例の製造方法と比較例の製造
方法とを比較したところ、分離溝25を形成するのに要
した時間は実施例では比較例の1/6であり、接続溝2
4を形成するのに要した時間は実施例では比較例の1/
4であった。また、得られたモジュール1の出力特性に
ついて、上記実施例と比較例との間で比較したところ、
実施例に係る方法で得られたモジュール1の98%は許
容され得る出力特性(ワット数)を満足していたのに対
し、比較例では95%であった。さらに、得られたモジ
ュール1の信頼性(セル領域と周縁領域との間の絶縁状
態)について、上記実施例と比較例との間で比較したと
ころ、実施例に係る方法で得られたモジュール1の99
%は十分な信頼性を有していたのに対し、比較例では9
0%であった。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、溝の形成に複数本のレーザビームを使用するため、
1回のレーザスキャンで幅の広い溝を形成することや複
数本の溝を同時に形成することが可能となる。したがっ
て、本発明では、極めて短時間で溝を形成することがで
きる。すなわち、本発明によると、溝の形成に要する時
間を短縮し得る薄膜光電変換モジュールの製造方法が提
供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は、それぞれ、本発明で利用す
る薄膜加工方法を概略的に示す平面図。
【図2】本発明の一実施形態に係る方法により製造可能
な薄膜光電変換モジュールを概略的に示す平面図。
【図3】図2に示す薄膜光電変換モジュールのA−A線
に沿った断面図。
【図4】図2に示す薄膜光電変換モジュールのB−B線
に沿った断面図。
【図5】(a)は従来技術を用いて形成した溝を概略的
に示す断面図、(b)は図1(a)に示す方法を用いて
形成した溝を概略的に示す断面図。
【符号の説明】
1…薄膜光電変換モジュール 2…透明基板 3…透明前面電極層 3a…残留物 4a,4b…薄膜光電変換ユニット 5…裏面電極層 10…薄膜光電変換セル 11…直列アレイ 12…電極バスバー 15…周縁領域 21,22,25…分離溝 23,24…接続溝 25a,25b,54…溝 51…薄膜 52a,52b…ビームスポット 53…矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E068 AD01 DA09 5F051 AA03 AA05 CA15 CB12 EA08 EA16 FA04 GA03 5F072 AB01 JJ02 JJ08 MM08 MM09 QQ02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板とその一方の主面に形成された
    積層構造とを具備し、前記積層構造は透明前面電極層と
    薄膜光電変換ユニットと裏面電極層とを備え且つ互いに
    直列接続された複数の薄膜光電変換セルを構成した薄膜
    光電変換モジュールの製造方法であって、 前記積層構造を構成する薄膜の少なくとも1つの上に複
    数のビームスポットの配列が形成され且つその配列が直
    径2mmの領域内に収まるように複数本のレーザビーム
    を照射するのとともに前記複数のビームスポットの配列
    と前記透明基板とを相対移動させることによって前記少
    なくとも1つの薄膜に溝を形成する工程を含むことを特
    徴とする薄膜光電変換モジュールの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のビームスポットが前記相対移
    動によって前記少なくとも1つの薄膜上に形成する軌跡
    が前記複数のビームスポットのそれぞれの径よりも大き
    な幅を有する1本の線を形成するように前記複数のビー
    ムスポットの配列及び前記相対移動の方向を制御し、そ
    れにより、前記溝として1本の溝を形成することを特徴
    とする請求項1に記載の薄膜光電変換モジュールの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記1本の溝は、前記複数の薄膜光電変
    換セルを含むセル領域をそれを取り囲む周縁領域から電
    気的に絶縁する周縁分離溝の少なくとも一部であること
    を特徴とする請求項2に記載の薄膜光電変換モジュール
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記複数のビームスポットが前記相対移
    動によって前記少なくとも1つの薄膜上に形成する軌跡
    が互いに離間された複数本の線を形成するように前記複
    数のビームスポットの配列及び前記相対移動の方向を制
    御し、それにより、前記溝として複数本の溝を形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の薄膜光電変換モジュ
    ールの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記複数本の溝は、前記複数の薄膜光電
    変換セルが形成する直列アレイの少なくとも一方の端部
    に設けられ且つ電極バスバーと前記直列アレイとを電気
    的に接続する複数本の接続溝であることを特徴とする請
    求項4に記載の薄膜光電変換モジュールの製造方法。
JP2001060567A 2001-03-05 2001-03-05 薄膜光電変換モジュールの製造方法 Pending JP2002261314A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001060567A JP2002261314A (ja) 2001-03-05 2001-03-05 薄膜光電変換モジュールの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001060567A JP2002261314A (ja) 2001-03-05 2001-03-05 薄膜光電変換モジュールの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002261314A true JP2002261314A (ja) 2002-09-13

Family

ID=18919969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001060567A Pending JP2002261314A (ja) 2001-03-05 2001-03-05 薄膜光電変換モジュールの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002261314A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006269507A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Disco Abrasive Syst Ltd レーザ光線を照射してウエーハに溝を形成する溝形成方法
JP2008066453A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽電池モジュールの製造方法及び太陽電池モジュール
WO2011108476A1 (ja) * 2010-03-04 2011-09-09 シャープ株式会社 薄膜太陽電池、その製造方法、および薄膜太陽電池製造用のレーザ加工装置
JP2012079730A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Sharp Corp 薄膜太陽電池および薄膜太陽電池の製造方法
JP2012527102A (ja) * 2009-05-14 2012-11-01 ショット・ゾラール・アーゲー 太陽電池薄膜モジュールを製造するための方法及び装置
JP5160565B2 (ja) * 2007-12-05 2013-03-13 株式会社カネカ 集積型薄膜光電変換装置とその製造方法
JP2014008519A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Furukawa Co Ltd レーザーパルスによる加工物の製造方法及びレーザー加工装置
JP5470248B2 (ja) * 2008-07-04 2014-04-16 株式会社アルバック 太陽電池セルの製造方法及び太陽電池セル
JP2014223677A (ja) * 2013-01-28 2014-12-04 エーエスエム・テクノロジー・シンガポール・ピーティーイー・リミテッド 半導体基板に照射により溝付け加工を行う方法
JP2016021567A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 エーエスエム・テクノロジー・シンガポール・ピーティーイー・リミテッド 薄い半導体基板のダイシング方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6189636A (ja) * 1984-10-08 1986-05-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 光加工方法
JPH07263726A (ja) * 1994-03-23 1995-10-13 Fuji Electric Co Ltd 薄膜太陽電池の製造方法
JPH0883919A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュール及びその製造方法
JPH0983001A (ja) * 1995-09-14 1997-03-28 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 集積化薄膜太陽電池
JPH11298017A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 集積型薄膜光電変換装置の製造方法
JP2000208798A (ja) * 1999-01-13 2000-07-28 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 薄膜構成体の加工方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6189636A (ja) * 1984-10-08 1986-05-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 光加工方法
JPH07263726A (ja) * 1994-03-23 1995-10-13 Fuji Electric Co Ltd 薄膜太陽電池の製造方法
JPH0883919A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュール及びその製造方法
JPH0983001A (ja) * 1995-09-14 1997-03-28 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 集積化薄膜太陽電池
JPH11298017A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 集積型薄膜光電変換装置の製造方法
JP2000208798A (ja) * 1999-01-13 2000-07-28 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 薄膜構成体の加工方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006269507A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Disco Abrasive Syst Ltd レーザ光線を照射してウエーハに溝を形成する溝形成方法
JP4684697B2 (ja) * 2005-03-22 2011-05-18 株式会社ディスコ ウエーハ破断方法
JP2008066453A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽電池モジュールの製造方法及び太陽電池モジュール
JP5160565B2 (ja) * 2007-12-05 2013-03-13 株式会社カネカ 集積型薄膜光電変換装置とその製造方法
JP5470248B2 (ja) * 2008-07-04 2014-04-16 株式会社アルバック 太陽電池セルの製造方法及び太陽電池セル
JP2012527102A (ja) * 2009-05-14 2012-11-01 ショット・ゾラール・アーゲー 太陽電池薄膜モジュールを製造するための方法及び装置
JP2011187467A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Sharp Corp 薄膜太陽電池の製造方法、および薄膜太陽電池製造用のレーザ加工装置
WO2011108476A1 (ja) * 2010-03-04 2011-09-09 シャープ株式会社 薄膜太陽電池、その製造方法、および薄膜太陽電池製造用のレーザ加工装置
JP2012079730A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Sharp Corp 薄膜太陽電池および薄膜太陽電池の製造方法
US9040815B2 (en) 2010-09-30 2015-05-26 Sharp Kabushiki Kaisha Thin-film solar cell and method of fabricating thin-film solar cell
JP2014008519A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Furukawa Co Ltd レーザーパルスによる加工物の製造方法及びレーザー加工装置
JP2014223677A (ja) * 2013-01-28 2014-12-04 エーエスエム・テクノロジー・シンガポール・ピーティーイー・リミテッド 半導体基板に照射により溝付け加工を行う方法
JP2016021567A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 エーエスエム・テクノロジー・シンガポール・ピーティーイー・リミテッド 薄い半導体基板のダイシング方法
TWI576191B (zh) * 2014-07-14 2017-04-01 先進科技新加坡有限公司 分割薄半導體襯底的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6455347B1 (en) Method of fabricating thin-film photovoltaic module
CN100502057C (zh) 太阳能电池及其制造方法和修复方法、太阳能电池模块
AU2004204637B8 (en) Transparent thin-film solar cell module and its manufacturing method
CN202278310U (zh) 用于雷射雕刻装置的雷射光学头及一种雷射雕刻装置
US20110041889A1 (en) Integrated tandem-type thin film solar cell module and method for manufacturing the same
US20050272175A1 (en) Laser structuring for manufacture of thin film silicon solar cells
US8941160B2 (en) Photoelectric conversion module and method of manufacturing the same
JP2005515639A (ja) 薄膜光起電モジュールの製造方法
JP2002261314A (ja) 薄膜光電変換モジュールの製造方法
JP4233741B2 (ja) 太陽電池モジュール及びその製造方法
JP2000058886A (ja) 太陽電池モジュール及びその製造方法
KR101368903B1 (ko) 박막형 태양전지 및 그 제조방법
JP2002261315A (ja) 薄膜光電変換モジュールの製造方法
US6605774B2 (en) Photovoltaic device and a method of manufacturing thereof
JP4261169B2 (ja) 透光性薄膜太陽電池及び透光性薄膜太陽電池モジュールの製造方法
US20100304526A1 (en) Method of making a photovoltaic module
JP2002280580A (ja) 集積型光起電力装置及びその製造方法
JP5039577B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2001119048A (ja) 集積型薄膜太陽電池の製造方法
JPS62242371A (ja) 光起電力装置の製造方法
JP4774156B2 (ja) 薄膜加工方法及び薄膜光電変換モジュールの製造方法
JPH06177408A (ja) 薄膜太陽電池およびその製造方法
JP2009072831A (ja) レーザースクライブを形成する装置
JP2020161545A (ja) 割断用太陽電池セルおよび太陽電池セル
WO2019232034A1 (en) Thin-film photovoltaic device structure and method of monolithically interconnecting photovoltaic cells in modules utilizing such structure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100803