JP2002260559A - カラー受像管 - Google Patents

カラー受像管

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JP2002260559A
JP2002260559A JP2001054701A JP2001054701A JP2002260559A JP 2002260559 A JP2002260559 A JP 2002260559A JP 2001054701 A JP2001054701 A JP 2001054701A JP 2001054701 A JP2001054701 A JP 2001054701A JP 2002260559 A JP2002260559 A JP 2002260559A
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face panel
electron beam
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Norio Shimizu
紀雄 清水
Masachika Inoue
雅及 井上
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Toshiba Corp
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー受像管の視認度向上のためにフェース
パネル外面を可能な限り平坦化するようになってきてお
り、これに伴ってフェースパネル内面及びシャドウマス
クのマスク本体の曲率も小さくする必要があるが、マス
ク本体の曲率を小さくすると、マスク本体の変形による
ビームランディングずれによって色純度が劣化し、また
フェースパネルの防爆性能が劣化する恐れがある等の問
題点があるが、これらの問題点を解決したカラー受像管
を提供する。 【解決手段】 カラー受像管のフェースパネル13内面
中央に対する対角軸、水平軸及び垂直軸端で夫々の落ち
込み量をZPD、ZPH、ZPVとし、シャドウマスク
18のマスク本体21中央に対する落ち込み量を同様に
MD、ZMH、ZMVとしたときに、 ZPD>ZPV>ZPH ; ZMD>ZMH>ZMV 及びZPD<ZMD ; ZPH<ZMH ; ZPV
>ZMV を夫々満足するように、フェースパネル13及びマスク
本体21を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスク本体及びフ
ェースパネル内面曲率を所定値に設定することによっ
て、フェースパネルの平面性を確保しつつ、マスク本体
の変形を防止することが可能なカラー受像管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管は、図10に示すよ
うに、曲面からなる有効部51の周辺部にスカート部5
2が設けられた略矩形状のフェースパネル53と、この
スカート部52に接合された漏斗状のファンネル54か
らなる真空外囲器を有し、そのフェースパネル53の有
効部51の内面に、黒色非発光層及びこの黒色非発光層
の隙間に埋め込まれるように形成された3色蛍光体層と
からなる蛍光体スクリーン55が設けられている。更
に、この蛍光体スクリーン55に対向して、フェースパ
ネル53の内側に略矩形状のシャドウマスク56が配置
されている。
【0003】一方、ファンネル54のネック57内に
は、3電子ビーム58B,58G,58Rを放出する電
子銃59が配設され、この電子銃59から放出される3
電子ビーム58B,58G,58Rをファンネル54の
外側に装着された偏向ヨーク60の発生する磁界によっ
て偏向し、シャドウマスク56を介して蛍光体スクリー
ン55を水平、垂直走査することにより、カラー画像を
再生表示するように構成されている。
【0004】上記シャドウマスク56は、3色蛍光体層
に対して電子銃59から放出される3電子ビーム58
B,58G,58Rを選別するためのものであり、上記
蛍光体スクリーン55と対向する曲面からなる有効面6
1に、多数の電子ビーム通過孔62が形成された略矩形
状のプレス成形されたマスク本体63と、このマスク本
体63の周辺部に取付けられた略矩形状のマスクフレー
ム64から構成されており、このマスクフレーム64の
各側面の中間部分、もしくは各コーナー部外側に取付け
られた弾性支持体65を、フェースパネル53のスカー
ト部52の対応する内側面、もしくは各コーナー部内側
に設けられたスタッドピン66に係止することによっ
て、フェースパネル53の内側に着脱可能に支持されて
いる。
【0005】一般に、カラー受像管の蛍光体スクリーン
55上に色ずれのない画像を表示するためには、マスク
本体63の電子ビーム通過孔62を通過する3電子ビー
ム58B,58G,58Rが3色蛍光体層を正しくラン
ディングするように選別する必要がある。そのために
は、フェースパネル53とシャドウマスク56との位置
関係を正しく、とりわけフェースパネル53の有効部5
1内面とマスク本体63の有効面61との間隔(q値)
を、所定の許容範囲内に保持するようにプレス成形する
ことが必要となる。
【0006】ところで、近年カラー受像管は、視認性の
向上及び外光の映り込みを低減させるために、フェース
パネル53の有効部51外面の曲率を小さく(曲率半径
を大きく)し、平面あるいは10m程度以上の平面近く
まで曲率半径を大きくして、可能な限り平面に近付ける
ことが要望されている。このようなフェースパネル53
では、真空外囲器の製造上及び視認性の観点から、有効
部51の内面の曲率を小さくする必要がある。更に、こ
の有効部51内面の曲率半径の増大に伴って、適切なビ
ームランディングを得るためには、マスク本体63の有
効面61の曲率も、それに応じて小さくする必要があ
る。
【0007】しかしながら、マスク本体63の有効面6
1の曲率を小さくなるようにプレス成形すると、マスク
本体63の曲面保持強度が低下し、その結果、カラー受
像管製造工程でマスク本体63に変形が生じて、カラー
受像管の色純度を大きく劣化させる原因となっている。
また反対に、フェースパネル53の内面形状をシャドウ
マスク56に合わせて大きな曲率で形成した場合には、
パネル中央と周辺の肉厚差が大きくなり、フェースパネ
ル53の製造自体が難しくなると共に、視野角の劣化や
フェースパネル53内面反射像の歪等、視認度の劣化に
つながるために、フェースパネル53内面の曲率はでき
るだけ小さい方が好適となる。
【0008】このようなフェースパネル53の外面形状
を平坦にするための一手法が、特開平11−24294
0号公報に開示されている。この公報に開示された手法
によれば、フェースパネル53内面形状を、短軸に所定
の曲率を有し、長軸の有効面中央付近で長軸方向の曲率
半径を略無限大とし、且つ長軸方向の有効面周辺付近で
は、長軸方向に曲率を有するような形状とし、シャドウ
マスク56も略同様な形状としたカラー受像管が開示さ
れている。このような構成とすることによって、マスク
本体63の曲面強度の向上が図れ、同時に真空外囲器の
大気圧強度もより高めることが可能となるので、カラー
受像管としての有効な手段の一つと考えられる。
【0009】しかしながら、この公報に開示された手法
においても、マスク本体63中央付近の強度は、周辺部
分に比べて依然として弱いものとなっており、更に、こ
のような曲面形状を採ることによって、蛍光体スクリー
ン55の品位に関する問題もある。
【0010】即ち一般に、カラー受像管の蛍光体スクリ
ーン55は、フォトリソグラフィ法によって形成されて
おり、フェースパネル53内面に蛍光体と感光性樹脂を
主成分とする蛍光体スラリを塗布して乾燥させることで
蛍光体スラリ層を形成し、この蛍光体スラリ層をシャド
ウマスク56を介して露光した後に現像して蛍光体層を
形成し、これを3色蛍光体層について繰返し実行するこ
とによって形成している。
【0011】この露光工程では、3色蛍光体層間に黒色
非発光物質層を形成し、その後、この黒色非発光物質層
の隙間に3色蛍光体層を形成するように、光学レンズ系
を用いて露光光源からの光を、電子銃59から放出され
る電子ビーム58B,58G,58Rの軌道に近似さ
せ、シャドウマスク56の電子ビーム通過孔62と所定
の関係の位置に蛍光体層が形成されるように露光が行わ
れている。
【0012】一方、蛍光体スクリーン55を構成する3
色蛍光体層または黒色非発光物質層が、短軸方向に細長
いストライプ状として形成され、これに対応して複数の
スリット状の電子ビーム通過孔62によって、短軸に沿
って列状に延びる電子ビーム通過孔62列が配列された
シャドウマスク56を備えるインライン型カラー受像管
においては、シャドウマスク56の電子ビーム通過孔6
2を通った電子ビーム58B,58G,58Rが蛍光体
層の長手方向(蛍光体スクリーン55の短軸に沿った方
向)にずれても、蛍光体スクリーン55がストライプ状
に形成されているために、色ずれの心配はない。このた
めに、蛍光体スクリーン55の短軸方向には、露光時、
露光光源からの光を厳密に電子銃59から放出される電
子ビーム58B,58G,58Rの軌道に近似させる必
要がないことが判る。
【0013】このようなことから、露光用の露光光源と
してインライン型カラー受像管の蛍光体スクリーン55
の形成では、ストライプ状蛍光体層または黒色非発光物
質層の長手方向(シャドウマスク56の電子ビーム通過
孔62列の長手方向)に長い長光源が用いられている。
このような長光源の使用は、露光時間の短縮や形成され
るパターンの鮮明度の改善等に大きく寄与している。
【0014】しかしながら、上記のように長光源を用い
ると、上述したような公報に記載のフェースパネル53
の内面においては、長軸X方向中間部分までは略短軸Y
方向のみに曲率を持っているために、図11及び図12
に示すように、長光源71の両端AL,BLからの露光
光線72は、マスク本体63の電子ビーム通過孔62を
通って、フェースパネル53の内面上の対応点AP,B
Pに夫々到達する。APは、内面の短軸Y方向の曲率が
大きいと、マスク本体63に近づく方向に到達すること
になり、フェースパネル53の内面上においては、これ
ら対応点AP,BP間にΔlで示す差を持つことにな
る。
【0015】これは、長光源71の長手方向とフェース
パネル53内面上の電子ビーム通過孔62パターンの長
手方向とが同一平面上に位置しないために生ずるもので
あり、そのために図13に示すように、形成されるべき
3色蛍光体層B,G,Rは、フェースパネル53の中央
部では、正しいストライプ状に形成されても、フェース
パネル53の中間部、特に長辺の中間部では、対応点A
P,BPの差Δlが最大となるために、光源曲がりと称
されている蛇行現象が発生し、その結果、特に蛍光体ス
クリーン55長辺中間部付近の品位が劣化することにな
る。
【0016】この蛍光体スクリーン55の品位の劣化を
防止するために、フェースパネル53内面全面を同時に
露光することをせずに、フェースパネル53内面を部分
的に露光する窓を設けたシャッター(図示せず)を、フ
ェースパネル53と長光源71との間に移動可能に配置
し、このシャッターの移動と同期して長光源71を傾斜
させることにより、長光源71の長手方向とフェースパ
ネル53内面上の電子ビーム通過孔62パターンの長手
方向とが、同一平面上に位置するようにして露光を行っ
ている。
【0017】この露光方法では、それに用いる露光装置
の構造が複雑になり、且つ露光時間が長くなるために、
最近では、光学レンズ系を用いて長光源71を傾斜させ
ることなく、長光源71からの露光光線の軌道を光学的
に適正化することによって、フェースパネル53内面の
全面を、同時に露光する方法が多用されてきている。し
かしながら、この光学レンズ系を用いる露光方法におい
ても、3色蛍光体層の蛇行を充分に補正しきれていない
場合が多い。
【0018】また、フェースパネルを平坦にするには上
述したように、ある程度、長軸よりも短軸の曲率を大き
くすることが有効となっているが、この場合、マスク強
度は特開2000−149809号公報中の表2及びそ
の説明等に記載されているように、中央と短軸端付近で
最も劣化するとされている。この現象は、アスペクト比
が16:9のカラー受像管においては特に顕著になり、
これらの強度の改善を、今後更に図っていく必要があ
る。
【0019】また、フェースパネルを平面にしたときに
劣化する大気圧強度や防爆上の観点から、フェースパネ
ルの表層に圧縮応力層を形成したカラー受像管も一部実
用化されている。このような圧縮応力層を有するフェー
スパネルを使用した場合でも、少なくとも0.02以上
にすることが必要であることが、表1の防爆特性試験に
よって判明している。
【表1】
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、視認
度向上のためにフェースパネル外面の曲率を小さくした
場合、製造工程及び外部衝撃にて発生するマスク本体の
変形によるビームランディングのずれがもたらすカラー
受像管の色純度の劣化が問題となってくる。この対策と
して曲率を大きく設定した場合には、視野角が狭くなっ
たり、周辺の光の反射像が目に入り易くなり、目の疲れ
の原因となる上に平面性を損なう場合があり、更に重量
の増加をも招く場合がある。
【0021】本発明は、このような課題に対処してなさ
れたものであり、これらの問題を同時に効果的に抑制す
ることが可能なシャドウマスクを備えたカラー受像管を
提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、実質的に矩形
状の有効部の外面が略平面状に形成され、その内面に蛍
光体スクリーンが設けられたフェースパネルと、蛍光体
スクリーンに向かって電子ビームを放出する電子銃と、
蛍光体スクリーンに射突する電子ビームが通過する多数
の電子ビーム通過孔が形成されている有効面をフェース
パネルの有効部内面に対向するように配置したマスク本
体を有するシャドウマスクとを有するカラー受像管にお
いて、フェースパネルの有効部内面の中央に対する電子
銃側への各軸端の落ち込み量を、夫々有効部の中央を通
る対角軸端をZPD、長軸端をZPH、短軸端をZPV
としたときに、ZPD>ZPV>ZPHの関係に設定す
るとともに、マスク本体の有効面中央に対する電子銃側
への各軸端の落ち込み量を、夫々有効面の中心を通る対
角軸端をZMD、長軸端をZMH、短軸端をZ とし
たときに、ZMD>ZMH>ZMVの関係に設定し、且
つフェースパネルとマスク本体との各落ち込み量を、夫
々ZPD<ZMD、ZPH<ZMH、Z >ZMV
関係になるように設定した。
【0023】また、実質的に矩形状の有効部の外面が略
平面状に形成され、その内面に蛍光体スクリーンが設け
られたフェースパネルと、蛍光体スクリーンに向かって
電子ビームを放出する電子銃と、蛍光体スクリーンに射
突する電子ビームが通過する多数の電子ビーム通過孔が
形成されている有効面をフェースパネルの有効部内面に
対向するように配置したマスク本体を有するシャドウマ
スクとを有するカラー受像管において、フェースパネル
の有効部内面の中央に対する電子銃側への各軸端の落ち
込み量を、夫々有効部の中央を通る対角軸端をZPD
長軸端をZ 、短軸端をZPVとするとともに、これ
らをZとし、且つフェースパネルの中央から有効部対角
軸端までの距離をLPD、長軸端までの距離をLPH
短軸端までの距離をLPVとするとともに、これらをL
とし、マスク本体の有効面中央に対する電子銃側への各
軸端の落ち込み量を、夫々有効面の対角軸端をZMD
長軸端をZMH、短軸端をZMVとするとともに、これ
らをZ´とし、且つマスク本体の中央から有効面対角軸
端までの距離をLMD、長軸端までの距離をL 、短
軸端までの距離をLMVとするとともに、これらをL´
としたときに、0.020<Z/L<0.060、0.
025<Z´/L´<0.090の関係を満足するよう
に設定した。
【0024】このように、マスク本体及びフェースパネ
ルの内面曲率を設定することにより、フェースパネル外
面を平坦化しても製造工程及び外部衝撃にて発生するマ
スク本体の変形によるビームランディングのずれがもた
らすカラー受像管の色純度の劣化を軽減し、且つ防爆性
能及び視認性を向上させることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0026】本発明に係るカラー受像管は、図1に示す
ように、曲面からなる有効部11の周辺部にスカート部
12が設けられた略矩形状のフェースパネル13と、こ
のスカート部12に接合された漏斗状のファンネル14
からなる真空外囲器を有し、そのフェースパネル13の
有効部11の内面に、黒色非発光層15及びこの黒色非
発光層15の隙間に埋め込まれるように形成された3色
蛍光体層16からなる蛍光体スクリーン17が設けられ
ている。更に、この蛍光体スクリーン17に対向して、
フェースパネル13の内側に略矩形状のシャドウマスク
18が配置されている。
【0027】このシャドウマスク18は、蛍光体スクリ
ーン17と対向する曲面からなる有効面19に、多数の
スリット状の電子ビーム通過孔20が形成された略矩形
状でプレス成形されたマスク本体21と、このマスク本
体21の周辺部に取付けられた略矩形状のマスクフレー
ム22から構成されており、このマスクフレーム22
は、図示しない弾性支持体によってフェースパネル13
のスカート部12内に設けられたスタッドピン(図示せ
ず)と係合させることにより、フェースパネル13内側
に着脱自在に固定配置される。
【0028】一方、ファンネル14のネック23内に
は、3電子ビーム24B,24G,24Rを放出する電
子銃25が配設され、この電子銃25から放出される3
電子ビーム24B,24G,24Rをファンネル14の
外側に装着された偏向ヨーク26の発生する磁界によっ
て偏向し、シャドウマスク18を介して蛍光体スクリー
ン13を水平、垂直走査することにより、カラー画像を
再生表示するように構成している。
【0029】このように構成されたカラー受像管につい
て、画面対角有効径が60cm、アスペクト比4:3、
フェースパネル13外面曲率半径が10mのカラー受像
管を例にとって説明すると、フェースパネル13は、図
2にその内面を簡略化して示すように、管軸中心から水
平軸(長軸)方向端までの長さをLPH、同じく垂直軸
(短軸)方向端までの長さをLPV、そして対角軸方向
端までの長さをLPDとした場合に、フェースパネル1
3の有効部11もしくは後述するマスク本体21の有効
面19領域の、夫々の内面中央と各軸端部との管軸方向
での相対的な間隔(距離)を、落ち込み量と定義する
と、フェースパネル13内面の中央(管軸Zとフェース
パネル13の内面が交わる点)に対する各端の電子銃側
への落ち込み量を、夫々有効部11領域の対角軸端でZ
PD、水平軸端でZPH、垂直軸端でZPVとした場
合、従来の外面が曲率を有するカラー受像管では、 ZPD>ZPH>ZPV の関係に設定されているのに対して、この実施の形態の
場合には、 ZPD>ZPV>ZPH の関係となるように設定している。
【0030】フェースパネル13外面を曲率半径10m
と平坦化した場合には、フェースパネル13の内面も可
能な限り平坦化しなければならず、フェースパネル13
内面の曲率を大きくすると、平面性及び管面色の劣化等
の視認性の低下につながる。そこで、フェースパネル1
3内面の曲率は、可能な限り小さく設定しなければなら
ない。このときに最も問題となる防爆特性については、
前述の表1に示すように、曲面変化率が少なくとも0.
02以上を必要とし、また一般的に垂直軸有効径端付近
が最も劣化することが判明している。そのため、曲率を
可能な限り小さくする中で、垂直軸有効径端付近につい
ては、相対的に曲率を大きくすることで、フェースパネ
ル13肉厚分布を適正化して、防爆特性を向上させるべ
く上記のような内面落ち込み量の関係としている。
【0031】一方、マスク本体21については、図3に
示すように、管軸中心から水平軸(長軸)方向端までの
長さをLMH、同じく垂直軸(短軸)方向端までの長さ
をL MV、そして対角軸方向端までの長さをLMDとし
た場合、マスク本体21の中央(管軸Zとマスク本体2
1が交わる点)に対する各端の電子銃側への落ち込み量
が、有効面19領域の対角軸端でZMD,水平軸端でZ
MH,垂直軸端でZ とした場合に、 ZMD>ZMH>ZMV の関係となるように設定している。
【0032】これは、図4に示すように、長軸(水平
軸)上では中央付近から短辺にかけて電子ビーム通過孔
20の水平方向の間隔を増大させることを意味してお
り、その結果、図5に示すように、長軸上の長軸方向の
曲率が周辺に行くに従って大きくなり、マスク本体21
曲面の強度を向上させることができるために、中央に対
して水平軸端部分での落ち込み量ZMHを大きく設定し
ている。この落ち込み量については、長辺上についても
略同様傾向となるように設定し、また対角軸上でも落ち
込み量ZMDを大きく設定している。
【0033】このマスク本体21とフェースパネル13
との各落ち込み量を、夫々 ZPD<ZMD に設定し、且つ ZPH<ZMH となるように設定することによって、マスク本体21の
曲面強度をより改善することができ、同時にフェースパ
ネル13の視認性の確保とカラー受像管の防爆特性を両
立させることが可能となる。
【0034】更に、 ZPV>ZMV となるように、フェースパネル13を可能な限り垂直軸
上で曲率が大きくなるように設定することで、マスク本
体21の曲率を大きくすることが可能となり、このため
にマスク本体21の曲面強度の改善を図ることができ
る。
【0035】またこの際に、短軸(垂直軸)端部では、
フェースパネル13曲面に対して相対的にマスク本体2
1の落ち込み量を減少させることによってq値を小さく
し、マスク本体21の電子ビーム通過孔20の間隔が小
さくなるように構成している。これにより、縦長のスリ
ット状の電子ビーム通過孔20を有するマスク本体21
の長辺上の電子ビーム通過孔20の角度が、電子ビーム
通過孔20の長軸側の開孔縁に比べ、長軸とは反対側の
長辺側開孔縁が短軸方向から遠ざかるような傾斜を正と
した場合に、図6に示すように、マスク本体21の電子
ビーム通過孔20の角度を負の方向に設定すると、主に
長辺上中間部で問題となる光源曲がりによる蛍光体スク
リーン17の黒色非発光層15と3色蛍光体層16から
なるストライプの蛇行を改善することができる。
【0036】なお、本明細書では、電子ビーム通過孔の
傾斜角度は、フェースパネル面と平行なフラットな面に
電子ビーム通過孔を投影したときの角度をいう。
【0037】更に、対角軸上の端部付近では、マスク本
体21の落ち込み量ZMDを大きくとって、長軸に平行
な方向の曲率も充分にとることによって、光源曲がりを
補正する方向に設定することが可能となる。
【0038】これらによって、フェースパネル13内面
曲率を可能な限り平坦化した場合に発生する上述のマス
ク強度及び光源曲がりの問題点を改善することができ
る。
【0039】また、フェースパネル13内面について
は、フェースパネル13とマスク本体21の各落ち込み
量を、 ZPD−ZPV<ZMD−ZMV の関係となるように、長辺の湾曲度をみた場合、 (パネル長辺)<(マスク長辺) という関係にして、シャドウマスク13の長辺上におい
て相対的にマスク本体21よりも落ち込み量を抑制する
ことで、光源曲がりを抑制し、蛍光体スクリーン17の
ストライプの蛇行を改善することができ、このときマス
ク本体21は、図6に示すように、長辺上の曲率を長辺
上中間部までは、略フェースパネル13と同様とし、対
角軸端にかけて大きくなるように設定することによっ
て、長辺上中間部までは電子ビーム通過孔20の角度を
負に保つことによって、曲面強度が問題となる周辺部に
て曲面強度を改善することが可能となる。
【0040】従って、図7に示すように、マスク本体2
1に穿設された電子ビーム通過孔20は、短軸上に位置
する場合は、短軸と平行な状態に配置されているが、短
軸端付近での電子ビーム通過孔20は、短軸に対して負
方向に斜めに傾斜して配置され、この傾斜角度をθ
長辺上の短軸端から対角軸端への距離の1/2の部分で
の電子ビーム通過孔20の傾斜角度をθ、対角軸端付
近での電子ビーム通過孔20の傾斜角度を、短軸に対し
て正方向に傾斜角度θで傾斜しているとした場合、傾
斜角度θは、0と同じか0よりも小さい負の状態で、
傾斜角度θは、この傾斜角度θよりも更に小さく設
定し、より負の方向に傾斜させるように、 0≧θ>θ の関係に設定し、且つ、傾斜角度θは正の状態となる
ように、 θ>0 と設定することが好適である。
【0041】このように構成されたカラー受像管を用い
て、平面性の指標としてフェースパネル13の中心部か
ら各軸端にかけての曲面の変化率Z/Lを試料毎に変更
して、フェースパネル13の平面性の認識試験を行った
ところ、以下のような結果が得られた。
【0042】即ち、10人の観察者によって蛍光灯のも
とでカラー受像管から2m離れた位置からカラー受像管
を観察し、次の評価基準によって評価した。
【0043】 平面性を感じない …0点 やや平面性を感じる …1点 違和感なく平面性を感じる …2点 完全な平面と感じる …3点 この評価試験の結果を纏めると、図8に示すような結果
となり、曲面変化率が0.06以下では、10人の総合
点が満点となる30点の半分の15点以上を獲得した割
合が過半数であったものの、曲面変化率が0.06以上
では、急に平面性が感じられなくなるという結果となっ
た。なお、図8に示す結果は、V、H、Dの3軸で同じ
曲面変化率にした場合のものである。
【0044】一方、マスク本体21について考察してみ
ると、各軸上の中間部である中央からの距離を、垂直軸
上で100mm、水平軸上で120mm、対角軸上で1
60mmの夫々の各点における曲面の変化率と自重によ
る変形量との関係を測定した結果を、図9に示す。な
お、図中の曲線aは垂直軸を、曲線bは水平軸を、そし
て曲線cは対角軸を夫々表わしている。
【0045】この図9から、曲面成形上の観点から必要
とされている変形量を、0.4mm程度以下に抑制する
ためには、各軸共に曲面変化率が0.025以上必要と
することが判明した。
【0046】更に、マスク本体21の電子ビーム通過孔
20の列間隔は、解像度の面から中央に対して150%
程度に留めることが好ましく、このために電子ビーム通
過孔20列間隔に合わせて落ち込み量を決定する際に、
平坦性と解像度の両方の要求を両立させるためには、各
軸共に曲面変化率を0.09以下に設定することが必要
となる。
【0047】更にまた、フェースパネル13内面に対す
るマスク本体21の曲面は、光源曲がりによる蛍光体ス
クリーン17のストライプの蛇行の改善、及び防爆特性
の維持並びにマスク本体21曲面強度の確保の全ての条
件を満たすためには、上述した曲面の変化率の範囲内
で、以下の全ての条件を満たすことが望ましい。
【0048】ZPD/LPD<ZMD/LMDPH/LPH<ZMH/LMHPV/LPV>ZMV/LMV これらの関係を、上述した具体的な数値との関係で取り
纏めてみると、次のように表わすことができる。即ち、
各落ち込み量ZPD、ZPH、ZPVをZで、またZ
MD、ZMH、ZMVをZ´で表わし、各軸端までの距
離LPD、LPH、LPVをLで、またLMD
MH、LMVをL´で表わしたときに、 0.020<Z/L<0.060 0.025<Z´/L´<0.090 の関係となるように設定する。
【0049】これらの関係を全て満足させることによっ
て、フェースパネル13の平面性を向上させつつ、蛍光
体スクリーン17の蛇行を改善し、マスク本体21の曲
面強度を確保することが可能で、防爆特性を損なうこと
がないカラー受像管を得ることが可能となる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、製造工程及び外部衝撃
にて発生するマスク本体の変形によるビームランディン
グのずれがもたらすカラー受像管の色純度の劣化を軽減
し、且つ防爆性能や視認性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー受像管を示す分解斜視図。
【図2】本発明に係るカラー受像管のフェースパネル有
効部の内面形状を説明するための説明図。
【図3】本発明に係るカラー受像管のシャドウマスクの
マスク本体有効面の形状を説明するための説明図。
【図4】本発明に係るカラー受像管のマスク本体の電子
ビーム通過孔列間隔を説明するための曲線図。
【図5】同じくマスク本体の曲率を説明するための曲線
図。
【図6】同じくマスク本体の電子ビーム通過孔の傾斜角
度を説明するための曲線図。
【図7】同じくマスク本体の電子ビーム通過孔の傾斜角
度を説明するための説明図。
【図8】同じくカラー受像管の平面性の評価結果を説明
するための評価図。
【図9】同じくマスク本体の曲面変化率と変形量の関係
を説明するための曲線図。
【図10】従来のカラー受像管を示す断面図。
【図11】従来のカラー受像管における光源曲がり現象
を説明するための説明図。
【図12】同じく光源曲がり現象を説明するための説明
図。
【図13】同じくカラー受像管の蛍光体スクリーンを示
す説明図。
【符号の説明】
11:有効部 12:スカート部 13:フェースプレート 14:ファンネル 17:蛍光体スクリーン 18:シャドウマスク 19:有効面 20:電子ビーム通過孔 21:マスク本体 23:ネック 24B,24G,24R:電子ビーム 25:電子銃

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に矩形状の有効部の外面が略平面
    状に形成され、その内面に蛍光体スクリーンが設けられ
    たフェースパネルと、前記蛍光体スクリーンに向かって
    電子ビームを放出する電子銃と、前記蛍光体スクリーン
    に射突する電子ビームが通過する多数の電子ビーム通過
    孔が形成されている有効面を前記フェースパネルの有効
    部内面に対向するように配置したマスク本体を有するシ
    ャドウマスクとを有するカラー受像管において、 前記フェースパネルの有効部内面の中央に対する前記電
    子銃側への各軸端の落ち込み量を、夫々有効部の中央を
    通る対角軸端をZPD、長軸端をZPH、短軸端をZ
    PVとしたときに、 ZPD>ZPV>ZPH の関係に設定するとともに、 前記マスク本体の有効面中央に対する前記電子銃側への
    各軸端の落ち込み量を、夫々有効面の中心を通る対角軸
    端をZMD、長軸端をZMH、短軸端をZMVとしたと
    きに、 ZMD>ZMH>ZMV の関係に設定し、且つフェースパネルとマスク本体との
    各落ち込み量を、夫々 ZPD<ZMDPH<ZMHPV>ZMV の関係に設定したことを特徴とするカラー受像管。
  2. 【請求項2】 前記電子ビーム通過孔は、前記短軸方向
    を長手方向とする夫々縦長のスリット状に形成され、こ
    の電子ビーム通過孔の前記長軸側の開孔縁に比べ前記長
    軸側とは反対側の開孔縁が前記短軸から離れる方向の傾
    斜を正とするとき、短軸端付近での電子ビーム通過孔の
    長手軸が前記短軸と平行な軸との間になす傾斜角度をθ
    、長辺上の短軸端から対角軸端方向への略1/2の部
    分での電子ビーム通過孔の長手軸が前記短軸と平行な軸
    との間になす傾斜角度をθとしたときに、 0≧θ>θ の関係に設定するとともに、各落ち込み量を ZPD−ZPV<ZMD−ZMV の関係に設定したことを特徴とする請求項1記載のカラ
    ー受像管。
  3. 【請求項3】 前記マスク本体は、プレス成形によって
    形成されていることを特徴とする請求項1または2記載
    のカラー受像管。
  4. 【請求項4】 実質的に矩形状の有効部の外面が略平面
    状に形成され、その内面に蛍光体スクリーンが設けられ
    たフェースパネルと、前記蛍光体スクリーンに向かって
    電子ビームを放出する電子銃と、前記蛍光体スクリーン
    に射突する電子ビームが通過する多数の電子ビーム通過
    孔が形成されている有効面を前記フェースパネルの有効
    部内面に対向するように配置したマスク本体を有するシ
    ャドウマスクとを有するカラー受像管において、 前記フェースパネルの有効部内面の中央に対する前記電
    子銃側への各軸端の落ち込み量を、夫々有効部の中央を
    通る対角軸端をZPD、長軸端をZPH、短軸端をZ
    PVとするとともに、これらをZとし、且つフェースパ
    ネルの中央から有効部対角軸端までの距離をLPD、長
    軸端までの距離をLPH、短軸端までの距離をLPV
    するとともに、これらをLとし、 前記マスク本体の有効面中央に対する前記電子銃側への
    各軸端の落ち込み量を、夫々有効面の対角軸端を
    MD、長軸端をZMH、短軸端をZMVとするととも
    に、これらをZ´とし、且つマスク本体の中央から有効
    面対角軸端までの距離をLMD、長軸端までの距離をL
    MH、短軸端までの距離をLMVとするとともに、これ
    らをL´としたときに、 0.020<Z/L<0.060 0.025<Z´/L´<0.090 の関係に設定したことを特徴とするカラー受像管。
  5. 【請求項5】 前記フェースパネルとマスク本体の各落
    ち込み量と距離との関係を、夫々 ZPD/LPD<ZMD/LMDPH/LPH<ZMH/LMHPV/LPV>ZMV/LMV の関係に設定したことを特徴とする請求項4記載のカラ
    ー受像管。
  6. 【請求項6】 前記電子ビーム通過孔は、前記短軸方向
    を長手方向とする夫々縦長のスリット状に形成され、こ
    の電子ビーム通過孔の前記長軸側の開孔縁に比べ前記長
    軸側とは反対側の開孔縁が前記短軸から離れる方向の傾
    斜を正とするとき、短軸端付近での電子ビーム通過孔の
    長手軸が前記短軸と平行な軸との間になす傾斜角度をθ
    、長辺上の短軸端から対角軸端方向への略1/2の部
    分での電子ビーム通過孔の長手軸が前記短軸と平行な軸
    との間になす傾斜角度をθとしたときに、 0≧θ>θ の関係に設定するとともに、各落ち込み量を ZPD−ZPV<ZMD−ZMV の関係に設定したことを特徴とする請求項4または5記
    載のカラー受像管。
  7. 【請求項7】 前記マスク本体は、プレス成形されてい
    ることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1つに記
    載のカラー受像管。
  8. 【請求項8】 前記蛍光体スクリーンは、ストライプ状
    の3色蛍光体層と黒色非発光層から形成されていること
    を特徴とする請求項4乃至7のいずれか1つに記載のカ
    ラー受像管。
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