JP2002260494A - 磁気式ストークスイッチ - Google Patents

磁気式ストークスイッチ

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JP2002260494A
JP2002260494A JP2001060747A JP2001060747A JP2002260494A JP 2002260494 A JP2002260494 A JP 2002260494A JP 2001060747 A JP2001060747 A JP 2001060747A JP 2001060747 A JP2001060747 A JP 2001060747A JP 2002260494 A JP2002260494 A JP 2002260494A
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JP2001060747A
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Toshiyuki Hoshi
敏行 星
Hironori Kato
弘典 加藤
Yoshio Sanpei
喜生 三瓶
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のストークスイッチは、操作レバーによ
るON/OFF動作が接触接点を有する機械(メカ)式
のスイッチで構成されていることから接点の摩耗が生じ
易く寿命が短いという問題があるので、長寿命化出来る
磁気式ストークスイッチを提供する。 【解決手段】 操作レバー2は、位置保持手段によって
中立位置と動作位置とにそれぞれ保持され、操作レバー
2の中立位置における磁気検出素子8の第1の出力値と
成し、第1の出力値と最大、及び最小のそれぞれの出力
値との間の出力値であって、第1の出力値、及び最大、
最小の出力値と異なる予め設定された第2、及び第3の
出力値をそれぞれ最大出力値側の第1の閾値、及び最小
出力値側の第2の閾値として、この第1、及び第2の閾
値を操作レバーの傾倒操作における位置検出として利用
した磁気式ストークスイッチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングコラムなどに付設され、方向指示ランプ装置やビー
ムランプ装置やワイパー装置などを動作させる磁気式ス
トークスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車(車両)のステアリングコ
ラムには、左右一対のストークスイッチが付設されてお
り、一方のストークスイッチは、ターンシグナルスイッ
チと称されて方向指示ランプ装置とビーム(前照灯)ラ
ンプ装置などを動作させるために使用され、他方のスト
ークスイッチは、ワイパー装置などを動作させるために
使用される。このようなストークスイッチのうち、例え
ばターンシグナルスイッチは、ステアリングコラムなど
に一体的に設けられたハウジングに操作レバーを傾倒可
能に支持し、この操作レバーを中立位置から左右いずれ
かの方向指示位置に傾倒(回動)操作することによっ
て、左折、または右折用のランプを点滅動作し、操作レ
バーを方向指示位置とは直交する方向に傾倒操作するこ
とによって、ビーム(前照灯)切り換えやパッシング動
作を行うようになっている。
【0003】その際、操作レバーは、方向指示位置やビ
ーム(前照灯)切り換え位置などの動作位置に保持(ラ
ッチ)され、ハンドルが指示方向とは逆方向に傾倒操作
された時に中立位置に自動復帰されたり、或いは手動操
作によって中立位置に復帰されるようになっている。ま
た、前照灯のパッシング動作の操作をした時に中立位置
に自動復帰されるようになっている。
【0004】従来から、このような操作レバーのラッチ
機構としては、操作レバーの基端側にスプリングを介し
て駆動体をスライド可能に保持し、この駆動体をハウジ
ングに設けられた断面V字状のカム面に圧接させるよう
に構成したものが広く採用されている。このものは、カ
ム面の谷部から山部に向かう斜面の途中には突起が形成
されており、操作レバーを中立位置から動作位置に傾倒
操作することによって、駆動体がスプリングのバネ力に
抗してカム面の谷部から山部に摺動し、駆動体が突起を
乗り越えた時点で操作レバーは動作位置に保持(ラッ
チ)される。
【0005】また、これらのストークスイッチは、固定
接点と可動接点とが接離する機械(メカ)式のスイッチ
が使用され、操作レバーが中立位置にある時は、固定接
点と可動接点とが離れた状態のOFF、操作レバーが動
作位置にある時は、固定接点と可動接点とが接触した状
態のONとなり、このON/OFF動作によって操作レ
バーの動作位置の検出を行うように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のストークスイッチは、操作レバーの傾倒操作によるO
N/OFF動作が接離する機械(メカ)式のスイッチで
構成されていることから接点の摩耗が生じ易く、寿命が
短いという問題がある。
【0007】本発明の磁気式ストークスイッチは、安定
した長寿命化出来る磁気式ストークスイッチを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気式ストーク
スイッチは、傾倒可能に支持された操作レバーと、該操
作レバーが中立位置から一方の位置と他方の位置におけ
る動作位置、及び該動作位置から前記中立位置に操作さ
れたことを検出する位置検出手段とを備え、操作レバー
は、位置保持手段によって中立位置と動作位置とにそれ
ぞれ保持され、位置検出手段が、操作レバーに保持され
た磁石と、該磁石から離間し、磁石が対向可能に配置さ
れた少なくとも1個の磁気検出素子とによって構成さ
れ、磁気検出素子は少なくとも一方、或いは他方の動作
位置の近傍に配置され、操作レバーの傾倒操作によっ
て、磁石と磁気検出素子との間の距離が可変されるよう
に構成されており、操作レバーが一方の動作位置から他
方の動作位置に移動した時、磁気検出素子の出力値は、
最大から最小、或いは最小から最大となり、操作レバー
の中立位置における磁気検出素子の第1の出力値と成
し、該第1の出力値と前記最大、及び最小のそれぞれの
出力値との間の出力値であって、第1の出力値、及び最
大、最小の出力値と異なる予め設定された第2、及び第
3の出力値をそれぞれ最大出力値側の第1の閾値、及び
最小出力値側の第2の閾値として、この第1、及び第2
の閾値を前記操作レバーの傾倒操作における位置検出と
して利用したことである。かかる構成によって、位置検
出手段が、磁石と、該磁石から離間し、磁石が対向可能
に配置された磁気検出素子とによる非接触にて構成され
たことから長寿命で安定した性能の磁気式ストークスイ
ッチを提供する。また、最大出力値側の第1の閾値、及
び最小出力値側の第2の閾値を設けることによって、経
年変化によって操作レバーの動作位置が僅かに位置ズレ
し、最大値、及び最小値の値が変化しても、この第1、
及び第2の閾値を操作レバーの傾倒操作における位置検
出として利用したことから操作レバーの位置ズレによっ
ても確実に操作レバーの傾倒操作における位置検出がで
き、このことからも安定した性能の磁気式ストークスイ
ッチを提供できる。
【0009】また、本発明の磁気式ストークスイッチで
は、操作レバーは、中立位置を通る第1の直線上で傾倒
可能と成し、該第1の直線上に一方の位置と他方の位置
における動作位置が配置されていることである。かかる
構成によって、ふたつの動作位置が直線上に配置されて
いることから傾倒操作がスムースで、且つ、最大値と最
小値との差を大きく取れる磁気式ストークスイッチを提
供する。
【0010】また、本発明の磁気式ストークスイッチ
は、磁気検出素子は、第1、及び第2の磁気検出素子を
有し、一方の動作位置の近傍には第1の磁気検出素子
が、また、他方の動作位置の近傍には第2の磁気検出素
子がそれぞれ配置されたことである。かかる構成によっ
て、ふたつの動作位置のそれぞれに磁気検出素子が配置
されているので、ふたつの磁気検出素子から別個の出力
値を得ることができることから安定した出力値を得るこ
とができる磁気式ストークスイッチを提供する。
【0011】また、本発明の磁気式ストークスイッチ
は、一方の動作位置では、第1の磁気検出素子による第
1の閾値と第2の磁気検出素子による第2の閾値とを検
出し、他方の動作位置では、第1の磁気検出素子による
第2の閾値と第2の磁気検出素子による第1の閾値とを
検出し、それぞれの第1、及び第2の閾値を操作レバー
の傾倒操作における位置検出として利用したことであ
る。かかる構成によって、ふたつの動作位置のそれぞれ
に磁気検出素子が配置され、第1、第2の閾値をふたつ
の磁気検出素子から別個の閾値として出力値を得ること
ができることから一層安定した出力値を得ることができ
る磁気式ストークスイッチを提供する。
【0012】また、本発明の磁気式ストークスイッチ
は、操作レバーの1回、或いは複数回の傾倒操作にて、
磁気検出素子から出力される出力値の最大値と最小値と
を記憶する記憶演算素子を有し、該記憶演算素子によっ
て記憶された最大値から最小値を減算し、この減算によ
って算出された減算値のゼロ(0)倍よりも大きく、且
つ、0.5倍未満の値を最大値から減算した値を第1の
閾値とし、減算によって算出された減算値のゼロ(0)
倍よりも大きく、且つ、0.5倍未満の値を最小値に加
算した値を第2の閾値として、第1の閾値、及び第2の
閾値を操作レバーの傾倒操作における位置検出として利
用したことである。かかる構成によって、最大出力値側
の第1の閾値と最小出力値側の第2の閾値とを任意の出
力値に設定できることから操作レバーの傾倒操作におけ
る位置検出の位置を任意の位置に設定でき、位置検出の
位置決めが容易にでき、且つ、経年変化によって最大値
と最小値とが操作レバーの磁石の傾倒位置が位置ズレを
生じて、出力値が変化しても長期間安定した寿命を維持
することができる。
【0013】また、本発明の磁気式ストークスイッチ
は、操作レバーの複数回の傾倒操作にて、磁気検出素子
から出力される出力値の各最大値と各最小値とを記憶す
る記憶演算素子を有し、該記憶演算素子によって記憶さ
れた複数回の出力値のうちの最大値の平均値、及び複数
回の最小値の平均値をそれぞれ演算して算出し、最大値
の平均値から最小値の平均値を減算し、この減算によっ
て算出された減算値のゼロ(0)倍よりも大きく、且
つ、0.5倍未満の値を最大値の平均値から減算した値
を第1の閾値とし、減算によって算出された減算値のゼ
ロ(0)倍よりも大きく、且つ、0.5倍未満の値を最
小値の平均値に加算した値を第2の閾値として、第1の
閾値、及び第2の閾値を操作レバーの傾倒操作における
位置検出として利用したことである。かかる構成によっ
て、最大出力値側の第1の閾値と最小出力値側の第2の
閾値とを任意の出力値に設定できることから操作レバー
の傾倒操作における位置検出の位置を平均値から算出し
た任意の位置に設定できるので、位置検出の位置決めが
一層容易にでき、安定した位置検出ができる。
【0014】また、本発明の磁気式ストークスイッチ
は、操作レバーの複数回の傾倒操作にて、磁気検出素子
から出力される出力値の各最大値と各最小値とを記憶す
る記憶演算素子を有し、該記憶演算素子によって記憶さ
れた複数回の出力値のうちの最大値の荷重平均値、及び
複数回の最小値の荷重平均値をそれぞれ記憶し、最大値
の荷重平均値から最小値の荷重平均値を減算し、この減
算によって算出された減算値のゼロ(0)倍よりも大き
く、且つ、0.5倍未満の値を最大値の荷重平均値から
減算した値を第1の閾値とし、減算によって算出された
減算値のゼロ(0)倍よりも大きく、且つ、0.5倍未
満の値を前記最小値の荷重平均値に加算した値を第2の
閾値として、第1の閾値、及び第2の閾値を操作レバー
の傾倒操作における位置検出として利用したことであ
る。かかる構成によって、最大出力値側の第1の閾値と
最小出力値側の第2の閾値とを荷重出力値にて設定でき
ることから操作レバーの傾倒操作における位置検出の位
置を荷重平均値から算出した位置に設定できるので、位
置検出の位置決めが更に一層容易で、安定した位置検出
ができる。
【0015】また、本発明の磁気式ストークスイッチ
は、操作レバーの傾倒操作における位置検出として利用
した閾値によって、スイッチ素子の切り換えを行い、該
スイッチ素子の切り換えにて方向指示装置が操作される
ことである。かかる構成によって、方向指示装置による
方向指示ランプの切り換えが確実に出来、安定した切り
換え性能の磁気式ストークスイッチを提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の図面を説
明すると、図1は、本発明に係わる磁気式ストークスイ
ッチの中立状態を示す要部断面図、図2は、図1の磁気
式ストークスイッチの一方の動作位置への動作状態を示
す要部断面図、図3は、図1の磁気式ストークスイッチ
の他方の動作位置への動作状態を示す要部断面図、図4
は、本発明に係わる磁気式ストークスイッチの操作レバ
ーに配設された位置検出手段の動作を説明する説明図、
図5は、本発明に係わる磁気式ストークスイッチの1個
の磁気検出素子からの出力値を示すグラフ図、図6は、
本発明に係わる磁気式ストークスイッチの3個の磁気検
出素子からの出力値の動作を示すブロック図、図7は、
本発明に係わる磁気式ストークスイッチをステアリング
コラムに取り付け状態を示す斜視図である。
【0017】ハウジング1は、合成樹脂材料から成り、
成形加工によって形成され、略矩形で内部に空間部を有
する箱形で、大径の孔1cを有する前壁1aと、前壁1
aに対向し、小径の孔1dを有する後壁1bと、四方を
囲む側壁1fとを有している。合成樹脂材料から成り、
成形加工によって形成された操作レバー2は、略棒状で
あり、前方部側に設けられた操作部2aと、操作部2a
と同軸上で操作部2aから後方部側に延設された駆動部
2bと、駆動部2bの後端側で操作部2aと同軸上に設
けられた凹部2cとを有している。
【0018】この操作レバー2は、操作部2aが、ハウ
ジング1の前壁1aの孔1cから外方に突出して配設さ
れた状態で、その略中間部がハウジング1に適宜手段に
よって支持されて傾倒可能となっており、そして操作部
2aは、十字状の方向である矢印A1、A2方向、及び
矢印B1、B2方向に傾倒可能と成っている。凹部2c
を有する駆動部2bが、ハウジング1内に収納されてい
る。
【0019】合成樹脂材料から成り、成形加工によって
形成され、略矩形のカム板5は、上面の中央部に設けら
れた凹部5eと、凹部5eの底面から十字状方向で、且
つ、各上面方向に向かって傾斜したカム面5aと、凹部
5eの底面の中央部に設けられた貫通孔5dとを有して
いる。即ち、カム面5aは断面が略V字状に形成されて
いる。また、このカム板5は、ハウジング1内に収納さ
れ、前記凹部5eが駆動部2bの凹部2cと対向して配
設されている。
【0020】駆動体3は、略円筒状で、筒部3aと、筒
部3aの先端部を塞ぐ半球状の当接部3bとを有してい
る。この駆動体3は、筒部3aが操作レバー2の凹部2
c内に収納され、駆動体3が、前記凹部2c内で操作レ
バー2の軸心方向にスライド可能に保持されている。線
状の金属材料から成る第1のスプリング4は、所定の弾
発力を有し、この第1のスプリング4は、駆動体3の筒
部3a内に配設され、駆動体3を操作レバー2の軸心方
向に付勢し、駆動体3の当接部3bがカム板5の凹部5
eの底面に当接されている。
【0021】そして、操作レバー2を第1の直線上であ
る矢印A1、A2方向、或いは第1の直線に直交する第
2の直線上である矢印B1、B2方向に傾倒すると、駆
動体3がそれぞれの傾斜したカム面5a上を摺動するよ
うに構成されていると共に、操作レバー2が矢印A1、
A2方向、及び矢印B1、B2方向に操作されて、一
方、及び他方の動作位置にある状態で、操作レバー2の
操作を解除すると、操作レバー2は、第1のスプリング
4のバネ力によって、中立位置に自動復帰するようにな
る。
【0022】磁石6は、所定の磁力を有し、この磁石6
は、前記操作レバー2の駆動部2bの所定の個所に適宜
手段によって固着されている。プリント配線基板7は、
平板状で、所定の回路パターン(図示せず)が形成さ
れ、このプリント配線基板7は、ハウジング1の空間部
内に、前記磁石6が対向するように配設されている。
【0023】第1、第2、及び第3磁気検出素子8a、
8b、8cは、例えば、ホール素子などから成り、それ
ぞれ磁力の変化を検知して、可変された所定の出力値を
出力するものである。この第1、第2、及び第3磁気検
出素子8a、8b、8cは、プリント配線基板7上に磁
石6と対向するように、略一直線上に等間隔で配設され
ている。
【0024】そして、前記操作レバー2に取り付けられ
た前記磁石6と、前記プリント配線基板7に取り付けら
れた前記第1、第2、及び第3磁気検出素子8a、8
b、8cとによって、位置検出手段が構成されている。
そして、また、操作レバー2が十字状の方向であって、
第1の直線上である矢印A1、A2方向にそれぞれ傾倒
されると、磁石6と各第1、及び第2磁気検出素子8
a、8bとの間隔が近づいたり、離れたりするように動
作し、第2の直線上である矢印B1、B2方向にそれぞ
れ傾倒されると、磁石6と第3磁気検出素子8cとの間
隔が近づいたり、離れたりするように動作するように構
成されている。
【0025】合成樹脂材料から成り、成形加工によって
形成された保持部材16は、略矩形であって、基体部1
6aと、基体部16aを貫通する孔16cと、基体部1
6aの下端側から後方に突出する保持部16bとを有し
ている。この保持部材16は、ハウジング1の後壁に適
宜手段にて固着されている。この状態のとき、保持部材
16の孔16cとハウジング1の後壁1bの孔1dとは
連通されている。
【0026】金属材料から成り、略コ字状の旋回体10
は、先端側に位置するコ字状の取付部10aと、取付部
10aから延設された一対の腕部10bとを有してい
る。腕部10bの端部は、前記保持部材16の保持部1
6bに回転可能に取り付けられている。
【0027】合成樹脂材料から成り、成形加工によって
形成されたストッパ部材11は、棒状であって、略中央
部には鍔部11aを有し、このストッパ部材11の後端
部は、旋回体10の腕部10bの略中央部に連結され、
前後方向に移動可能に取り付けられている。そして、こ
のストッパ部材11はハウジング1の孔1dと保持部材
16の孔16cとに挿通され、スライド可能に支持され
ており、該ストッパ部材11の前端部は、カム板5の凹
部5eの貫通孔5dから露出すると共に、駆動体3と係
脱可能となっている。
【0028】線状の金属材料から成る第2のスプリング
12は、所定の弾発力を有し、この第2のスプリング1
2の弾発力は、前記第1のスプリング4の弾発力に比べ
て十分に小さく設定されている。この第2のスプリング
12は、ストッパ部材11の鍔部11aと保持部材16
の基体部16aとの間に介設されており、ストッパ部材
11は、第2のスプリング12の弾発力によってカム板
5の凹部5eの底面から突出する側の前方方向に付勢さ
れている。ここで、駆動体3とストッパ部材11とが同
一線上に位置して操作レバー2が中立位置に配置された
場合、ストッパ部材11は、第2のスプリング12の弾
発力に抗して凹部5e内に没する。
【0029】磁性材料から成る吸着体13は、前記旋回
体10の取付部10aに取り付けられている。この吸着
体13は、旋回体10の回転によって、同時に旋回体1
0と共に回転する。電磁石14は、強磁性体から成るコ
字状の磁心14aと、磁心14aに鎖交して配置された
コイル14bとを有している。この磁心14aの端面は
前記吸着体13に対向して配設されている。また、この
電磁石14は、ハウジング1の後壁1bに適宜手段にて
固着されている。
【0030】リード線15は、いわゆるビニール被覆導
線であり、このリード線15は、電磁石14から導出さ
れ、リード線15に電流が流れると、電磁石14のコイ
ル14bに電流が流れ、磁心14aを含む磁気回路に強
い磁界が発生する。
【0031】次に、ここで、この磁気式ストークスイッ
チの動作について説明する。先ず、使用に際しては、操
作レバー2が、図1に示す中立位置にある場合、駆動体
3は、第1のスプリング4の弾発力を受けて凹部5eの
底面に安定的に保持されており、ストッパ部材11は、
第2のスプリング12の弾発力に抗して凹部5eの底面
内に没している。この場合、吸着体13は、電磁石14
から離間しており、コイル14bには通電されていない
状態となっている。
【0032】次に、図2に示すように操作レバー2を第
1の直線上の矢印A1方向に傾倒(回動)操作すると、
駆動体3が第1のスプリング4の弾発力に抗してカム面
5aの一方の斜面5cを摺動するため、ストッパ部材1
1が第2のスプリング12の弾発力によって凹部5eの
底面から突出し、それに伴ってストッパ部材11の後端
部に連結された旋回体10が回転する。そして、操作レ
バー2が所定角度だけ傾倒した時点で、操作レバー2の
駆動部2bに取り付けられた磁石6がプリント配線基板
7の下方側に取り付けられた第1磁気検出素子8aに最
も近づき、この第1磁気検出素子8aが磁石6からの磁
力の増加を検出して、第1の閾値である出力値を出力す
る。
【0033】すると、例えば、中央演算記憶処理素子
(MCU:マイコン)31(図6参照)にて第1の閾値
と比較され、比較された結果から図示せぬコントローラ
などによって、リード線15を介してコイル14bに電
流が供給され、電磁石14の磁心14aを含む磁気回路
に強い磁界が発生する。その結果、図示せぬ左折用のラ
ンプの点滅動作とコイル14bへの通電が行われる。
【0034】また、コイル14bが通電すると、旋回体
10に取り付けられた吸着体13が電磁石14に当接
し、前述したように電磁石14の磁気回路に強い磁界が
発生しているため、吸着体13は電磁石14の磁心14
aに磁気吸引される。従って、かかる電磁石14の吸引
作用によって、ストッパ部材11は、凹部5eの底面か
ら突出した状態に保持され、その結果、駆動体3はスト
ッパ部材11によってカム面5aの斜面5cに圧接され
たままのラッチ状態に維持され、操作レバー2は、図2
に示す一方の動作位置にラッチ(位置保持)される。
【0035】このラッチを解除する場合は、図示せぬス
テアリングアングルセンサなどによって、所定の角度で
電磁石14への通電を中止すると、電磁石14の吸引作
用が解除されるため、ストッパ部材11が駆動体3に押
圧されて凹部5eの底面内に没し、駆動体3がカム面5
aの斜面5cを摺動して図1に示す中立位置に戻ると共
に、ストッパ部材11と旋回体10とは図1の元の状態
に戻る。
【0036】なお、図2に示す一方の動作位置から操作
レバー2を手動にて中立位置方向に強制的に傾倒(回
動)操作した場合、第1磁気検出素子8aが磁石6から
の磁力の減少を検出して、第1の閾値である出力値を出
力する。この第1の閾値の出力値を検出してオフ動作を
し、このオフ動作によって、例えば、方向指示ランプを
オフとする。このオフ動作した時点で、コイル14bへ
の通電が中止されて電磁石14の吸引作用が解除される
ためストッパ部材11は駆動体3に押圧されて凹部5e
の底面内に没し、駆動体3が自動的にカム面5aの斜面
5cを摺動して、図1に示す中立位置に戻る。
【0037】上記とは逆に、図1に示す中立位置から操
作レバー2を第1の直線上の矢印A2方向に傾倒(回
動)操作した場合は、磁石6がプリント配線基板7の上
方側に取り付けられた第2磁気検出素子8bに最も近づ
き、この第2磁気検出素子8bが磁石6からの磁力の増
加を検出して、第1の閾値である出力値を出力する。
【0038】この第1の閾値である出力値の出力にて、
図示せぬ右折用のランプの点滅動作とコイル14bへの
通電が行われる点と、駆動体3がカム面5aの一方の斜
面5cの代わりに他方の斜面5bを摺動する相違点を除
き、基本的に上述と同様の動作が行われる。
【0039】即ち、操作レバー2を図3に示す他方の動
作位置まで傾倒(回動)操作すると、操作レバー2は、
他方の動作位置にラッチ(位置保持)される。更に、ス
テアリングアングルセンサ(図示せず)などによる回
転、或いは操作レバー2を手動にて強制的に傾倒した場
合も、上述と同様に電磁石14の吸引作用が解除される
ため、ストッパ部材11が駆動体3に押圧されて凹部5
eの底面内に没し、駆動体3がカム面5aの斜面5cを
摺動して図1に示す中立位置に戻ると共に、ストッパ部
材11と旋回体10とが図1の元の状態に戻る。
【0040】このように構成された磁気式ストークスイ
ッチは、ハウジング1をステアリングコラム30(図7
参照)などに一体的に固定した状態で使用されるが、本
発明の実施例の場合、方向指示ランプ(装置)などを動
作させる信号を発生させ、ターンシグナルスイッチとし
て使用される。
【0041】そして、また、操作レバー2に配置された
磁石6は、中央に配置された第3磁気検出素子8cと近
づいたり、遠のいたりし、第3磁気検出素子8cからの
出力値によって操作レバー2の動作位置が検出されるよ
うに構成されている。この構成では、図1に示す一方の
動作位置である矢印B1方向へ操作レバー2を傾倒操作
すると磁石6は、第3磁気検出素子8cに近づき、他方
の動作位置である矢印B2方向へ操作レバー2を傾倒操
作すると磁石6は、第3磁気検出素子8cから離れるよ
うに動作するように構成されている。
【0042】このとき、操作レバー2の中立位置からの
第2の直線上においては、例えば矢印B1、及び矢印B
2方向(図1参照)への傾倒(回転)操作の際に、操作
レバー2が例えば一方の動作位置の矢印B1方向に傾倒
された際には、操作レバー2は、矢印B1方向側にラッ
チ状態に維持され、操作レバー2が例えば他方の動作位
置の矢印B2方向に傾倒された際には、操作レバー2
が、ラッチ状態に維持されることなく中立位置に自動復
帰するような、いわゆる、一方の動作位置への傾倒操作
では、ラッチ保持(位置保持)がなされ、他方の動作位
置への傾倒操作では、中立位置に自動復帰するようなラ
ッチ型プラス(+)モーメンタリ型の磁気式ストークス
イッチであっても良い。
【0043】また、上述の一方、及び他方の動作位置
(矢印B1、B2方向)でのラッチ保持と、中立位置に
自動復帰とは逆の動作位置への動作であっても良い。そ
して、このようなラッチ型プラス(+)モーメンタリ型
の磁気式ストークスイッチは、例えば、ビーム(前照
灯)の切り換え(上下操作)とパッシング操作とを行う
ために用いることが出来る。
【0044】次に、本発明の磁気式ストークスイッチの
位置検出手段としての磁石と磁気検出素子との動作につ
いて説明する。ここで、図4に示すように、操作レバー
2に保持された磁石6は、中立位置からそれぞれ第1の
直線上の矢印A1、A2(図示上下方向)方向、及び第
2の直線上の矢印B1、B2(図示左右方向)方向の各
動作位置に移動することが出来るように構成されてい
る。このとき磁石6が矢印A1、A2方向、及び矢印B
1、B2方向に移動する際には、操作レバー2は、それ
ぞれ中立位置を通る第1の直線上の矢印A1、A2方向
と、第1の直線に直交し、中立位置を通る第2の直線上
の矢印B1、B2方向とで傾倒されるように構成されて
いる。
【0045】そして、操作レバー2の矢印A1、A2方
向での傾倒による磁石6の移動によって、それぞれの第
1、及び第2磁気検出素子8a、8bの電圧の出力値、
及び操作レバー2の矢印B1、B2方向での傾倒による
磁石6の移動によって、それぞれの第3磁気検出素子8
cの電圧の出力値は、図5に示すようなグラフ図となっ
ている。
【0046】このグラフ図は、基本的に先ず、操作レバ
ー2の中立位置から磁石6がそれぞれの第1、第2及び
第3磁気検出素子8a、8b、8cに漸次近づいて最大
出力値となる電圧を出力するように上昇カーブを描く。
次に、磁石6がそれぞれの第1、第2及び第3磁気検出
素子8a、8b、8cに最も近づいた状態から、磁石6
が離間し、中立位置に漸次戻る下降カーブを描き、磁石
6の中立位置での出力値にまでもどる。次に、中立位置
での出力値から磁石6がそれぞれの第1、第2及び第3
磁気検出素子8a、8b、8cから漸次遠のいて最小出
力値となる電圧を出力するように下降カーブを描く。
【0047】次に、磁石6がそれぞれの第1、第2及び
第3磁気検出素子8a、8b、8cに最も遠のいた状態
から、磁石6が離間し、中立位置に漸次戻る上昇カーブ
を描き、磁石6の中立位置での出力値にまで戻る。そし
て、電圧の出力値のカーブは、中立位置を底辺として、
最大出力値側、及び最小出力値側は共に、略台形状を成
したものとなっている。このように全体としては、上述
の如く磁石6とそれぞれの第1、第2、及び第3磁気検
出素子8a、8b、8cとの各動作関係は、基本的に同
一の動作を行うように構成されている。
【0048】ここで、磁石6と第1、第2、及び第3磁
気検出素子8a、8b、8cとの動作関係について詳細
に説明すと、図5に示すように、先ず、磁石6が、中立
位置にあるとき(距離R0:アールゼロ)には第1、第
2、及び第3磁気検出素子8a、8b、8cからは第1
の出力値である中立出力値MD(例えば、電圧値約2.
5ボルト)が出力される。
【0049】そして、磁石6が、操作レバー2の傾倒操
作によって、中立位置から第1、第2の直線上にて、磁
石6が、それぞれ第1、第2、及び第3磁気検出素子8
a、8b、8cに漸次近づくように移動する時は、出力
値が矢印Y1方向に上昇し、この移動の途中の距離R1
において、第1、第2、及び第3磁気検出素子8a、8
b、8cからは、最大出力値側の第1の閾値であり、点
Z1で示す第2の出力値H3(例えば、電圧値約3.5
ボルト)が出力される。次に、この第2の出力値H3を
最大出力値側に越えた距離R2においては、点Z2で示
す最大出力値H1(例えば、電圧値約4ボルト)が出力
される。
【0050】そして、この距離R2において、磁石6
が、第1、第2、及び第3磁気検出素子8a、8b、8
cに最も近づいた動作位置まで移動した状態になる。次
に、磁石6は、第1、第2、及び第3磁気検出素子8
a、8b、8cに最も近づく動作位置から僅かに離間し
た動作位置まで戻されて、距離R3においては、前記最
大出力値H1と第2の出力値H3との間の第1の出力値
H2(例えば、電圧値約3.7ボルト)を出力する移動
位置にて磁石6が保持(ラッチ)される。
【0051】次に、保持された磁石6の保持が所定の手
段にて解除された時は、出力値が矢印Y2方向に下降
し、磁石6が中立位置に戻る状態の途中の距離R1にお
いて、前記点Z1で示す距離R1における第1の閾値と
して設定され第2の出力値H3と同じ電圧値であり、点
Z3で示す第2の出力値H3を最大出力値側から中立出
力値MDに向かって越える(下降)ような状態になる。
そして、この点Z3の距離R1における第2の出力値H
3を越え、距離R0(ゼロ)において、中立出力値MD
を出力するように磁石6が中立位置に保持される。
【0052】即ち、点Z1、Z3の二個所で最大出力値
側の第1の閾値が設けられており、この第1の閾値(第
2の出力値H3)は、最大出力値H1と第1の出力値で
ある中立出力値MDとを含まない出力値となっている。
【0053】次に、中立位置に保持された磁石6が操作
レバー2の傾倒操作によって、中立位置から第1、第2
の直線上にて、磁石6が、それぞれ第1、第2、及び第
3磁気検出素子8a、8b、8cから漸次遠ざかるよう
に移動する時は、出力値が矢印Y3方向に下降し、この
移動の途中の距離R4において、第1、第2、及び第3
磁気検出素子8a、8b、8cからは最小出力値側の第
2の閾値であり、点Z4で示す第3の出力値L3(例え
ば、電圧値約1.5ボルト)が出力され、この第3の出
力値L3を最小出力値側に越えた距離R5においては、
点Z5で示す最小出力値L1(例えば、電圧値約1ボル
ト)が出力される。
【0054】この距離R5において、磁石6は、それぞ
れ第1、第2、及び第3磁気検出素子8a、8b、8c
から最も遠のいた動作位置まで移動した状態になる。次
に、磁石6は、第1、第2、及び第3磁気検出素子8
a、8b、8cから最も遠のいた動作位置から僅かに離
間した動作位置まで戻されて、距離R6においては、点
Z5で示す前記最小出力値L1と点Z4で示す第3の出
力値L3との間の第4の出力値L2(例えば、電圧値約
1.3ボルト)を出力する移動位置にて磁石6が保持
(ラッチ)される。
【0055】次に、保持された磁石6の保持が所定の手
段にて解除された時は、出力値が矢印Y4方向に上昇
し、磁石6が中立位置に戻る状態の途中の距離R4にお
いて、前記点Z4で示す距離R4における第2の閾値で
ある第3の出力値L3と同じ電圧値であり、点Z6で示
す第3の出力値L3を最小出力値側から中立出力値MD
に向かって越える(上る)ような状態になる。そして、
この距離R4における第3の出力値L3を越えて、元の
第1の出力値である中立出力値MDを出力するように磁
石6が中立位置に保持される。
【0056】即ち、点Z4、Z6の二個所で最小出力値
側の第2の閾値が設けられており、この第2の閾値(第
3の出力値L3)は、最小出力値L1と第1の出力値で
ある中立出力値MDとを含まない出力値となっている。
【0057】また、上述の実施例では、磁石6と各第
1、第2、及び第3磁気検出素子8a、8b、8cとの
動作関係について説明したが、磁石6と第1、及び第2
磁気検出素子8a、8bとの動作関係については、磁石
6が第1の直線上での矢印A1方向、及び矢印A2方向
にそれぞれ動作位置を移動すると、第2磁気検出素子8
bからの出力値(電圧値)は、第1磁気検出素子8aか
らの出力値とほぼ対称的なカーブで、最大出力値と最小
出力値とが逆転された状態を描き、この対称的なカーブ
線中にそれぞれ最小出力値側の第2の閾値と最大出力値
側の第1の閾値とを設けるように構成されている。
【0058】そして、操作レバー2を矢印A1方向に傾
倒操作すると左折用のランプを点滅させ、矢印A2方向
に傾倒操作すると右折用のランプを点滅させるように構
成されている。また、そして、この第1、及び第2磁気
検出素子8a、8bからそれぞれ出力されるふたつの対
称的な出力値カーブのそれぞれの第1、及び第2の閾値
を共に、同時に用いて操作レバー2の傾倒操作における
位置検出として利用するように構成されている。
【0059】また、上述の実施例では、磁石6と第1、
第2、及び第3磁気検出素子8a、8b、8cとの動作
関係について全体として説明したが、磁石6と第3磁気
検出素子8cとの動作関係については、磁石6の第2の
直線上である矢印B1、B2方向への位置移動に伴っ
て、第3磁気検出素子8cからのそれぞれの出力値のカ
ーブ線は、勿論前述のの如く、ほぼ同様のカーブ線を描
き、そのカーブ線の中での出力値において、最大出力値
側の第1の閾値と最小出力値側の第2の閾値とを所定の
適宜出力値として用い、この第1、第2の閾値を操作レ
バー2の傾倒操作における位置検出として利用するよう
にしている。そして、操作レバー2を矢印B1方向に傾
倒操作するとパッシング操作でのランプを点滅させ、矢
印B2方向に傾倒操作するとビーム(前照灯)の切り換
えをさせるように構成され、矢印B1方向への傾倒操作
では、操作レバー2が自動復帰し、矢印B2方向への傾
倒操作では、操作レバー2がラッチされるように構成さ
れている。
【0060】また、上述の実施例では、最大出力値側の
第1の閾値であり、点Z1で示す第2の出力値H3を磁
石6が、第1磁気検出素子8aに漸次近づくように移動
する途中の距離R1における出力値に設定したが、これ
に限定されず、第1の閾値である第2の出力値H3を、
磁石6が、第1磁気検出素子8aに最も近づく動作位置
から僅かに離間した動作位置まで戻された点Z7で示す
位置に移動するまでの間の所定の出力値に予め設定して
も良い。
【0061】これは、第2の閾値であり、点Z4で示す
第3の出力値L3についても同様で、磁石6が、第1磁
気検出素子8aから最も遠のいた動作位置から僅かに離
間した動作位置まで戻された点Z8で示す位置に移動す
るまでの間の所定の出力値に予め設定しても良い。
【0062】また、上述の実施例で、操作レバー2の磁
石6と第3磁気検出素子8cとの構成は、操作レバー2
の一方の動作位置(第2の直線上)への傾倒操作では、
ラッチ保持(位置保持)がなされ、他方の動作位置への
傾倒操作では、中立位置に自動復帰するようなラッチ型
プラス(+)モーメンタリ型の磁気式ストークスイッチ
として説明したが、これに限定されず、一方、及び他方
の動作位置への傾倒操作が両方共に、ラッチ型、或いは
自動復帰するモーメンタリ型の磁気式ストークスイッチ
であっても良い。
【0063】次に、本発明に係わる磁気式ストークスイ
ッチの回路の構成とその動作を図6のブロック図に基づ
いて説明する。図6に示すように、例えばホール素子な
どの第1、第2、及び第3磁気検出素子8a、8b、8
cは、それぞれに第1、第2、及び第3増幅素子32
a、32b、32cが接続され、この第1、第2、及び
第3増幅素子32a、32b、32cによって、各第
1、第2、及び第3磁気検出素子8a、8b、8cから
の出力値は、所定の増幅率にてそれぞれ増幅され、出力
される。
【0064】また、第1、第2、及び第3増幅素子32
a、32b、32cから出力される増幅された出力信号
は、中央演算記憶処理素子(MCU:マイコン)31に
それぞれ入力される。また、中央演算記憶処理素子31
には、不揮発性記憶素子(EEP・ROM)33が接続
され、そして中央演算記憶処理素子31からは、例えば
車内LAN装置(図示せず)に出力信号を出力するため
の出力信号線34が導出されている。
【0065】また、前記不揮発性記憶素子33には、所
定の最大出力値側の第1の閾値である第2の出力値H3
(例えば、電圧値約3.5ボルト)と、最小出力値側の
第2の閾値である第3の出力値L3(例えば、電圧値約
1.5ボルト)とが記憶されており、この第2、第3の
出力値H3、L3は、中央演算記憶処理素子31に入力
され、各第1、第2、及び第3増幅素子32a、32
b、32cからの各出力値と前記第2、第3の出力値H
3、L3(第1、第2の閾値)とが常時比較され、第
1、第2、及び第3増幅素子32a、32b、32cか
らの各出力値が、前記第2、第3の出力値H3、L3と
一致することを中央演算記憶処理素子31で判別するよ
うにしている。
【0066】そして、第1、第2、及び第3磁気検出素
子8a、8b、8cからのそれぞれの出力値は、図5に
示すように上昇途上のカーブにおける所定の第1、第2
の閾値を越す(横切る)、或いは下降途上のカーブにお
いて越す(横切る)と、この第1、第2の閾値に基づい
てスイッチ(図示せず)としてON/OFF機能を行う
ように構成されている。このスイッチ(図示せず)とし
てON/OFF機能を用いて左右の方向指示ランプの点
滅やビーム(前照灯)の切り換えやパッシング操作など
を行うように構成されている。
【0067】そこで、次に第1、第2の閾値の設定の方
法を定める第1の実施の形態について説明する。先ず、
最大出力値側の第1の閾値の設定の方法は、磁気式スト
ークスイッチの操作レバー2の1回、或いは複数回の傾
倒操作にて、磁気検出素子8a、8b、8cから出力さ
れる出力値の最大値と最小値とが中央演算記憶処理素子
31によって記憶され、該中央演算記憶処理素子31に
よって記憶された最大値から最小値を減算し、この減算
によって算出された減算値のゼロ(0)倍よりも大き
く、且つ、0.5倍未満の値を最大値から減算した値を
最大出力値側の第1の閾値とする。
【0068】また、最小出力値側の第2の閾値の設定の
方法は、前述の第1の閾値の設定の方法とほぼ同様で、
減算によって算出された減算値のゼロ(0)倍よりも大
きく、且つ、0.5倍未満の値を最小値に加算した値を
最小出力値側の第2の閾値とする。
【0069】このようにして、中央演算記憶処理素子3
1では、常時操作レバー2の傾倒操作による磁気検出素
子からの最大出力値、及び最小出力値を検出し、上述の
演算によって第1、第2の閾値を設定するように構成さ
れている。
【0070】また、上述の中央演算記憶処理素子31の
演算は、単純にそれぞれの操作レバー2の傾倒操作毎の
磁気検出素子からの最大出力値、及び最小出力値を検出
し、この最大出力値、及び最小出力値から単純に第1、
第2の閾値を設定するように構成されているが、これに
限定されず、設定の方法の第2の実施の形態として、操
作レバーの複数回の傾倒操作によるそれぞれ記憶された
複数回の出力値のうちの最大値の平均値、及び複数回の
最小値の平均値をそれぞれ演算し、この各平均値の演算
に基づいてそれぞれの第1、第2の閾値を算出しても良
い。
【0071】また、設定の方法の第3の実施の形態とし
て、前述と同様に記憶された複数回の出力値のうちの最
大値の荷重平均値、及び複数回の最小値の荷重平均値を
それぞれ演算し、この各荷重平均値の演算に基づいてそ
れぞれの第1、第2の閾値を算出しても良い。
【0072】なお、上述の実施例では、前記位置検出手
段が、操作レバーに保持された1個の磁石と、該磁石か
ら離間し、磁石が対向可能に配置された3個の磁気検出
素子とによって構成されたが、これに限定されず、磁気
検出素子は少なくとも1個以上、磁石に対向可能に配設
されていれば良い。そして、この状態のとき、少なくと
も1個の磁気検出素子は、少なくとも一方の動作位置、
或いは他方の動作位置の近傍に配設されていれば良い。
また、1個の磁気検出素子からの最大出力値側の閾値
と、最小出力値側の閾値とを用いて操作レバーの位置検
出を行っても良い。
【0073】また、上述の実施例では、操作レバーの矢
印B1、B2方向への傾倒では、ひとつの第3磁気検出
素子8cからの出力値を用いたが、これに限定されず、
矢印B1、B2方向の傾倒する両方向にそれぞれひとつ
ずつ(合計2個)の磁気検出素子を配設しても良い。
【0074】また、上述の実施例では、十字状に形成さ
れ、第1の直線上(一方の直線)と、第1の直線に直交
し、中立位置を通る第2の直線上(他方の直線)に傾倒
可能な操作レバーについて説明したが、これに限定され
ず、操作レバーの傾倒が第1、又は第2の直線上の何れ
かのみに傾倒するものであっても良い。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明の磁気式ストークス
イッチでは、操作レバーは、位置保持手段によって中立
位置と動作位置とにそれぞれ保持され、磁気検出素子の
出力値は、操作レバーの中立位置における磁気検出素子
の第1の出力値と成し、該第1の出力値と最大、及び最
小のそれぞれの出力値との間の出力値であって、第1の
出力値、及び最大、最小の出力値と異なる予め設定され
た第2、及び第3の出力値をそれぞれ最大出力値側の第
1の閾値、及び最小出力値側の第2の閾値として、この
第1、及び第2の閾値を操作レバーの傾倒操作における
位置検出として利用したことによって、位置検出手段
が、磁石と、該磁石から離間し、磁石が対向可能に配置
された磁気検出素子とによる非接触にて構成されたこと
から長寿命で安定した性能の磁気式ストークスイッチを
提供する。また、最大出力値側の第1の閾値、及び最小
出力値側の第2の閾値を設けることによって、経年変化
によって操作レバーの動作位置が僅かに位置ズレし、最
大値、及び最小値の値が変化しても、この第1、及び第
2の閾値を操作レバーの傾倒操作における位置検出とし
て利用したことから操作レバーの位置ズレによっても確
実に操作レバーの傾倒操作における位置検出ができ、こ
のことからも安定した性能の磁気式ストークスイッチを
提供できる。
【0076】また、本発明の磁気式ストークスイッチで
は、操作レバーは、中立位置を通る第1の直線上で傾倒
可能と成し、該第1の直線上に一方の位置と他方の位置
における動作位置が配置されていることによって、ふた
つの動作位置が直線上に配置されていることから傾倒操
作がスムースな磁気式ストークスイッチを提供する。
【0077】また、本発明の磁気式ストークスイッチ
は、操作レバーの1回、或いは複数回の傾倒操作にて、
磁気検出素子から出力される出力値の最大値と最小値と
を記憶する記憶演算素子を有し、該記憶演算素子によっ
て記憶された最大値から最小値を減算し、この減算によ
って算出された減算値のゼロ(0)倍よりも大きく、且
つ、0.5倍未満の値を最大値から減算した値を第1の
閾値とし、減算によって算出された減算値のゼロ(0)
倍よりも大きく、且つ、0.5倍未満の値を最小値に加
算した値を第2の閾値として、第1の閾値、及び第2の
閾値を操作レバーの傾倒操作における位置検出として利
用したことによって、最大出力値側の第1の閾値と最小
出力値側の第2の閾値とを任意の出力値に設定できるこ
とから操作レバーの傾倒操作における位置検出の位置を
任意の位置に設定でき、位置検出の位置決めが容易にで
きる。
【0078】また、本発明の磁気式ストークスイッチ
は、操作レバーの複数回の傾倒操作にて、磁気検出素子
から出力される出力値の各最大値と各最小値とを記憶す
る記憶演算素子を有し、該記憶演算素子によって記憶さ
れた複数回の出力値のうちの最大値の荷重平均値、及び
複数回の最小値の荷重平均値をそれぞれ記憶し、最大値
の荷重平均値から最小値の荷重平均値を減算し、この減
算によって算出された減算値のゼロ(0)倍よりも大き
く、且つ、0.5倍未満の値を最大値の荷重平均値から
減算した値を第1の閾値とし、減算によって算出された
減算値のゼロ(0)倍よりも大きく、且つ、0.5倍未
満の値を前記最小値の荷重平均値に加算した値を第2の
閾値として、第1の閾値、及び第2の閾値を操作レバー
の傾倒操作における位置検出として利用したことによっ
て、最大出力値側の第1の閾値と最小出力値側の第2の
閾値とを荷重出力値にて設定できることから操作レバー
の傾倒操作における位置検出の位置を荷重平均値から算
出した位置に設定できるので、位置検出の位置決めが更
に一層容易で、安定した位置検出ができ、且つ、経年変
化によって最大値と最小値とが操作レバーの磁石の傾倒
位置が位置ズレを生じても長期間安定した寿命を維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる磁気式ストークスイッチの中立
状態を示す要部断面図である。
【図2】図1の磁気式ストークスイッチの一方の動作位
置への動作状態を示す要部断面図である。
【図3】図1の磁気式ストークスイッチの他方の動作位
置への動作状態を示す要部断面図である。
【図4】本発明に係わる磁気式ストークスイッチの操作
レバーに配設された位置検出手段の動作を説明する説明
図である。
【図5】本発明に係わる磁気式ストークスイッチの1個
の磁気検出素子からの出力値を示すグラフ図である。
【図6】本発明に係わる磁気式ストークスイッチの3個
の磁気検出素子からの出力値の動作を示すブロック図で
ある。
【図7】本発明に係わる磁気式ストークスイッチをステ
アリングコラムに取り付け状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 操作レバー 3 駆動体 5 カム板 6 磁石(位置検出手段) 8a、8b、8c 磁気検出素子(位置検出手段) MD 中立出力値 H1 最大出力値 H2 第1の出力値 H3 第2の出力値(第1の閾値) L1 最小出力値 L3 第3の出力値(第2の閾値)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾倒可能に支持された操作レバーと、該操
    作レバーが中立位置から一方の位置と他方の位置におけ
    る動作位置、及び該動作位置から前記中立位置に操作さ
    れたことを検出する位置検出手段とを備え、 前記操作レバーは、位置保持手段によって前記中立位置
    と前記動作位置とにそれぞれ保持され、前記位置検出手
    段が、前記操作レバーに保持された磁石と、該磁石から
    離間し、前記磁石が対向可能に配置された少なくとも1
    個の磁気検出素子とによって構成され、前記磁気検出素
    子は少なくとも前記一方、或いは前記他方の動作位置の
    近傍に配置され、前記操作レバーの前記傾倒操作によっ
    て、前記磁石と前記磁気検出素子との間の距離が可変さ
    れるように構成されており、前記操作レバーが前記一方
    の動作位置から前記他方の動作位置に移動した時、前記
    磁気検出素子の出力値は、最大から最小、或いは最小か
    ら最大となり、前記操作レバーの前記中立位置における
    前記磁気検出素子の第1の出力値と成し、該第1の出力
    値と前記最大、及び最小のそれぞれの出力値との間の出
    力値であって、前記第1の出力値、及び前記最大、最小
    の出力値と異なる予め設定された第2、及び第3の出力
    値をそれぞれ最大出力値側の第1の閾値、及び最小出力
    値側の第2の閾値として、この第1、及び第2の閾値を
    前記操作レバーの傾倒操作における位置検出として利用
    したことを特徴とする磁気式ストークスイッチ。
  2. 【請求項2】前記操作レバーは、前記中立位置を通る第
    1の直線上で傾倒可能と成し、該第1の直線上に一方の
    位置と他方の位置における動作位置が配置されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気式ストークスイッ
    チ。
  3. 【請求項3】前記磁気検出素子は、第1、及び第2の磁
    気検出素子を有し、前記一方の動作位置の近傍には前記
    第1の磁気検出素子が、また、前記他方の動作位置の近
    傍には前記第2の磁気検出素子がそれぞれ配置されたこ
    とを特徴とする請求項1、又は2記載の磁気式ストーク
    スイッチ。
  4. 【請求項4】前記一方の動作位置では、前記第1の磁気
    検出素子による前記第1の閾値と前記第2の磁気検出素
    子による前記第2の閾値とを検出し、前記他方の動作位
    置では、前記第1の磁気検出素子による前記第2の閾値
    と前記第2の磁気検出素子による前記第1の閾値とを検
    出し、それぞれの前記第1、及び第2の閾値を前記操作
    レバーの傾倒操作における位置検出として利用したこと
    を特徴とする請求項3記載の磁気式ストークスイッチ。
  5. 【請求項5】前記操作レバーの1回、或いは複数回の傾
    倒操作にて、前記磁気検出素子から出力される前記出力
    値の最大値と最小値とを記憶する記憶演算素子を有し、
    該記憶演算素子によって記憶された前記最大値から前記
    最小値を減算し、この減算によって算出された減算値の
    ゼロ(0)倍よりも大きく、且つ、0.5倍未満の値を
    前記最大値から減算した値を第1の閾値とし、前記減算
    によって算出された減算値のゼロ(0)倍よりも大き
    く、且つ、0.5倍未満の値を前記最小値に加算した値
    を第2の閾値として、第1の閾値、及び第2の閾値を前
    記操作レバーの傾倒操作における位置検出として利用し
    たことを特徴とする請求項1、又は2記載の磁気式スト
    ークスイッチ。
  6. 【請求項6】前記操作レバーの複数回の傾倒操作にて、
    前記磁気検出素子から出力される前記出力値の各最大値
    と各最小値とを記憶する記憶演算素子を有し、該記憶演
    算素子によって記憶された複数回の前記出力値のうちの
    前記最大値の平均値、及び複数回の前記最小値の平均値
    をそれぞれ演算して算出し、前記最大値の平均値から前
    記最小値の平均値を減算し、この減算によって算出され
    た減算値のゼロ(0)倍よりも大きく、且つ、0.5倍
    未満の値を前記最大値の平均値から減算した値を第1の
    閾値とし、前記減算によって算出された減算値のゼロ
    (0)倍よりも大きく、且つ、0.5倍未満の値を前記
    最小値の平均値に加算した値を第2の閾値として、第1
    の閾値、及び第2の閾値を前記操作レバーの傾倒操作に
    おける位置検出として利用したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の磁気式ストークスイッチ。
  7. 【請求項7】前記操作レバーの複数回の傾倒操作にて、
    前記磁気検出素子から出力される前記出力値の各最大値
    と各最小値とを記憶する記憶演算素子を有し、該記憶演
    算素子によって記憶された複数回の前記出力値のうちの
    前記最大値の荷重平均値、及び複数回の前記最小値の荷
    重平均値をそれぞれ記憶し、前記最大値の荷重平均値か
    ら前記最小値の荷重平均値を減算し、この減算によって
    算出された減算値のゼロ(0)倍よりも大きく、且つ、
    0.5倍未満の値を前記最大値の荷重平均値から減算し
    た値を第1の閾値とし、前記減算によって算出された減
    算値のゼロ(0)倍よりも大きく、且つ、0.5倍未満
    の値を前記最小値の荷重平均値に加算した値を第2の閾
    値として、第1の閾値、及び第2の閾値を前記操作レバ
    ーの傾倒操作における位置検出として利用したことを特
    徴とする請求項1又は2記載の磁気式ストークスイッ
    チ。
  8. 【請求項8】前記操作レバーの傾倒操作における位置検
    出として利用した前記閾値によって、スイッチ素子の切
    り換えを行い、該スイッチ素子の切り換えにて方向指示
    装置が操作されることを特徴とする請求項1乃至7記載
    の磁気式ストークスイッチ。
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