JP2002260249A - 光ディスク装置の誤差補正方法 - Google Patents

光ディスク装置の誤差補正方法

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JP2002260249A
JP2002260249A JP2001060778A JP2001060778A JP2002260249A JP 2002260249 A JP2002260249 A JP 2002260249A JP 2001060778 A JP2001060778 A JP 2001060778A JP 2001060778 A JP2001060778 A JP 2001060778A JP 2002260249 A JP2002260249 A JP 2002260249A
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error
tracks
jump operation
track number
optical disk
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Takeshi Yoshimi
竹史 吉見
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光ディスク装置の誤差補正方法は、大
量のデータテーブルや複雑な計算が必要であり、ROM
容量の増大や処理速度の低下を招き、更に、システム固
有の誤差には対応できない等の課題があった。 【解決手段】 現在アドレスAsを現在アドレスAsに
おけるトラック数Ts1に変換し、目的アドレスAdを
目的アドレスAdにおけるトラック数Tdに変換するス
テップと、目的アドレスAdに光ヘッドをジャンプ動作
させるステップと、ジャンプ動作後の現在アドレスAs
を現在アドレスAsにおけるトラック数Ts2に変換す
るステップと、現在アドレスAsにおけるトラック数T
s2と目的アドレスAdにおけるトラック数Tdに基づ
いて誤差データCを導出し記憶するステップとを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ヘッドがジャ
ンプする際に発生する誤差を蓄積することによって、光
ディスク装置やシステムが有する固有の誤差を求め、ア
クセス時間を短縮することができる光ディスク装置の誤
差補正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置を使用して光ディスクか
ら情報を読み取る場合、情報が格納されている目的アド
レスに光ヘッドが移動する必要がある。光ヘッドが目的
アドレスに移動する動作(以下、ジャンプ動作と称す
る)を行う際に、目的アドレスが存在する位置にできる
だけ近づけることが、アクセス時間を短縮させるための
重要な課題である。
【0003】従来、光ヘッドが目的アドレスにジャンプ
動作を行う際の精度を高める方法として、光ディスクの
トラック数をカウントすることによってジャンプ動作に
必要な距離を求める方法と、一定時間のアクセル・ブレ
ーキによりジャンプ動作を行う方法とがある。しかし、
光ディスクのトラック数をカウントする方法では、光デ
ィスクによって目的アドレス(時間アドレスまたはブロ
ックアドレス)とトラック本数の関係が一定ではないの
で誤差を生じる。また、一定時間のアクセル・ブレーキ
によりジャンプ動作を行う方法では、例えば5ミリ秒ア
クセルオン、5ミリ秒ブレーキというようなタイミング
にて概略数のジャンプを行うので、タイマの精度による
ばらつきや、光ディスクの内周と外周における1トラッ
クあたりのアドレス変化の差異によってジャンプ動作の
精度を高めることが困難であった。
【0004】上記のような問題を解決するために、光デ
ィスクのトラック数をカウントすることによってジャン
プ動作に必要な距離を求める方法において、光ディスク
の接線方向の速度、すなわち線速度を予め計測すること
によって、光ディスク毎に補正を行うことによりジャン
プ動作の精度を上げ、アクセス時間を短縮するという方
法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ディスク装置
の誤差補正方法は以上のように構成されているので、大
量のデータテーブルや複雑な計算が必要であり、ROM
容量の増大や処理速度の低下を招くという課題があっ
た。
【0006】また、従来の光ディスク装置の誤差補正方
法は、光ディスク固有の誤差は吸収可能であるが、H/
Wのばらつき、温度変化等により発生するシステム固有
の誤差には対応できないなどの課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ジャンプ動作により発生する誤差
を記録・蓄積することにより、光ディスク装置やシステ
ムが有する固有の誤差を求め、ジャンプ動作を行う際の
補正値として利用することにより、容易にジャンプ動作
の精度を向上させることができる光ディスク装置の誤差
補正方法を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光ディス
ク装置の誤差補正方法は、現在アドレスを第1のトラッ
ク数に変換し目的アドレスを第2のトラック数に変換す
る第1のステップと、光ヘッドを目的アドレスにジャン
プ動作させる第2のステップと、ジャンプ動作後の現在
アドレスを第3のトラック数に変換する第3のステップ
と、第3のトラック数と第2のトラック数との差を所定
値と比較する第4のステップと、第3のトラック数と第
2のトラック数との差に基づいて導出した誤差データを
記憶する第5のステップとを有するようにしたものであ
る。
【0009】この発明に係る光ディスク装置の誤差補正
方法は、第2のステップが、第2のトラック数と第1の
トラック数との差からジャンプ数を求める第6のステッ
プと、補正後のジャンプ数を求める第7のステップと、
第2のトラック数と第1のトラック数との大小関係に基
づいてジャンプ動作を行う方向を決定すると共に補正後
のジャンプ数に基づいてジャンプ動作を行う第8のステ
ップとを有するようにしたものである。
【0010】この発明に係る光ディスク装置の誤差補正
方法は、第7のステップが、誤差データの誤差方向を確
認した後に、誤差データの平均値から補正後のジャンプ
数を導出するようにしたものである。
【0011】この発明に係る光ディスク装置の誤差補正
方法は、誤差データが記憶される数が設定回数に等しく
するようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
光ディスク装置の誤差補正方法におけるジャンプ動作で
発生する誤差の取得処理を示すフローチャートである。
まず、ステップST1において、光ヘッドの現在位置を
取得するために、現在アドレスAsをトラック換算し、
現在位置におけるトラック数(第1のトラック数)Ts
1を取得する。次に、ステップST2において、光ヘッ
ドが移動する目的位置を取得するために、目的アドレス
Adをトラック換算し、目的位置におけるトラック数
(第2のトラック数)Tdを取得する。次に、ステップ
ST3において、現在位置におけるトラック数Ts1と
目的位置におけるトラック数Tdとを比較し、現在位置
におけるトラック数Ts1と目的位置におけるトラック
数Tdとが等しい場合は、この処理を終了し、現在位置
におけるトラック数Ts1と目的位置におけるトラック
数Tdとが異なる場合は、ステップST4に進む。
【0013】次に、ステップST4において、現在アド
レスAsから目的アドレスAdに、光ヘッドがジャンプ
動作を行う。次に、ステップST5において、現在アド
レスAsをトラック換算し、現在位置におけるトラック
数(第3のトラック数)Ts2を取得する。つまり、ス
テップST1における現在位置におけるトラック数Ts
1がジャンプ動作前におけるトラック数であり、ステッ
プST5における現在位置におけるトラック数Ts2が
ジャンプ動作後におけるトラック数である。
【0014】次に、ステップST6において、ジャンプ
動作後の現在位置におけるトラック数Ts2と目的位置
におけるトラック数Tdとを比較し、現在位置における
トラック数Ts2と目的位置におけるトラック数Tdと
が等しい場合は、この処理を終了し、現在位置における
トラック数Ts2と目的位置におけるトラック数Tdと
が異なる場合は、ステップST7に進む。次に、ステッ
プST7において、目的位置におけるトラック数Tdか
らジャンプ動作後の現在位置におけるトラック数Ts2
を減算し、その絶対値が所定の誤差(所定値)Vより大
きい場合は、ステップST8に進み、所定の誤差V以下
である場合は、この処理を終了する。
【0015】次に、ステップST8において、目的位置
におけるトラック数Tdからジャンプ動作後の現在位置
におけるトラック数Ts2を減算し、その結果を目的位
置におけるトラック数Tdで除算する。その結果を誤差
データCとする。次に、ステップST9において、誤差
データCを図示されない記憶手段に記憶することによっ
て蓄積を行う。この記憶手段は、過去に発生した誤差の
うちN(設定回数)回分の誤差データCを記憶してお
り、N回を超えた場合は、古い情報から順次消去され新
しいデータを記憶するFIFO(First In F
irst Out)型のデータ構造を有するものとす
る。なお、Nは任意の自然数である。以降の説明では、
N回分の誤差データCを、誤差データC(0),C
(1),C(2),・・・,C(N)で表記し、誤差デ
ータC(0)が最も古い誤差データCとし、順次時系列
に新しい誤差データCが誤差データC(1)〜C(N)
に格納されているとする。以上説明した動作を行って誤
差の取得処理を終了する。
【0016】図2は、この発明の実施の形態1による光
ディスク装置の誤差補正方法におけるジャンプ動作を示
すフローチャートであり、図1に示されたステップST
4に相当する。まず、ステップST11において、現在
位置におけるトラック数Ts1から目的位置におけるト
ラック数Tdを減算し、その結果をジャンプ動作を行う
トラック数(ジャンプ数)Jとする。次に、ステップS
T12において、ジャンプ動作を行うトラック数Jの補
正を行い、補正後のトラック数(補正後のジャンプ数)
JHを求める。次に、ステップST13において、現在
位置におけるトラック数Ts1が、目的位置におけるト
ラック数Tdよりも小さければ、補正後のトラック数J
Hに基づいて外周方向へジャンプ動作を行い、現在位置
におけるトラック数Ts1が、目的位置におけるトラッ
ク数Tdよりも大きければ、補正後のトラック数JHに
基づいて内周方向へジャンプ動作を行う。以上説明した
動作を行ってジャンプ動作の処理を終了し、図1に示さ
れたステップST5の処理に戻る。
【0017】図3は、この発明の実施の形態1による光
ディスク装置の誤差補正方法における補正動作を示すフ
ローチャートであり、図2に示されたステップST12
に相当する。まず、ステップST21において、図示さ
れない記憶手段に記憶されている過去N回分の誤差デー
タC(0)〜C(N)を図示されない記憶手段から取り
出す。次に、ステップST22において、誤差データC
(0)〜C(N)が全て同じ方向の誤差か否かを判断
(誤差方向を確認)する。ジャンプ動作後の現在位置に
おけるトラック数Ts2が、目的位置におけるトラック
数Tdよりも大きい場合、即ち、目的位置よりも外周方
向に行き過ぎた場合がN回続いた場合は、誤差データC
(0)〜C(N)は全て0よりも大きく、ジャンプ動作
後の現在位置におけるトラック数Ts2が、目的位置に
おけるトラック数Tdよりも小さい場合、即ち、目的位
置よりも内周方向にジャンプ動作が少なかった場合がN
回続いた場合は、誤差データC(0)〜C(N)は全て
0よりも小さくなる。つまり、誤差データC(0)〜C
(N)が全て同じ方向の誤差か否かを判断することは、
誤差データC(0)〜C(N)の符号を調べることによ
り実現される。ステップST22において、誤差データ
C(0)〜C(N)が全て同一方向の誤差であれば、ス
テップST23に進み、全て同一方向の誤差でなけれ
ば、この処理を終了し、図2に示されたステップST1
3の処理に戻る。
【0018】次に、ステップST23において、誤差デ
ータC(0)〜C(N)の平均値Hを算出する。誤差デ
ータの合計SUM(C)=C(0)+C(1)+C
(2)+・・・+C(N)をNで除算した値を平均値H
とする。次に、ステップST24において、ジャンプ動
作を行うトラック数Jの補正を行い、補正後のトラック
数JHを求める。補正後のトラック数JHは、ジャンプ
動作を行うトラック数Jと1を加算した平均値Hとの乗
算で求められる。以上説明した動作を行って補正動作の
処理を終了し、図2に示されたステップST13の処理
に戻る。
【0019】次に具体的な動作について説明する。光デ
ィスク装置によって再生される媒体である光ディスクが
1.2m/sの線速度を有する場合において、時間アド
レスの0分位置(現在アドレスAs)から30分位置
(目的アドレスAd)へジャンプ動作を行う場合、0分
位置におけるトラック数を0本(現在位置におけるトラ
ック数Ts1)とすると30分位置は10333本(目
的位置におけるトラック数Td)となるので、外周方向
へ10333本ジャンプ動作を行えばよい。また、光デ
ィスクが異なる線速度で再生されている場合、例えば、
1.3m/sの線速度を有する場合は、10333本ジ
ャンプ動作を行うとジャンプ動作後の時間アドレスは2
8分位置となり、1.4m/sの線速度を有する場合
は、10333本ジャンプ動作を行うとジャンプ動作後
の時間アドレスは27分位置となる。
【0020】上記に示したジャンプ動作後の時間アドレ
スの数値は、ジャンプ動作が正しく行われた場合であ
り、実際には様々な要因で目的アドレスAdに満たない
(ジャンプ動作後の現在位置におけるトラック数Ts2
が、目的位置におけるトラック数Tdよりも小さい)も
しくは行き過ぎる(ジャンプ動作後の現在位置における
トラック数Ts2が、目的位置におけるトラック数Td
よりも大きい)場合が発生するが、ここではジャンプ動
作は正しく行われていると仮定する。
【0021】光ディスクが1.2m/sの線速度を有す
るとして、外周方向へ10333本ジャンプ動作を行っ
た際に、実際の線速度が1.3m/sであった場合に
は、目的位置におけるトラック数Tdとは479本の誤
差を生じる。ここで、誤差が300本(所定の誤差V)
以上である場合に、誤差が発生したことを認識し、ジャ
ンプ本数に対する比率として誤差データCを求める。こ
の場合、479を10333で除した値を百分率にて求
めると4.6%となる。求められた誤差データCである
4.6%を誤差方向(この場合は不足)と共に記憶す
る。
【0022】次回にジャンプ動作を行った場合におい
て、求められた誤差データCが同一の誤差方向であって
3.2%である場合には、先に求められた誤差データC
である4.6%と平均して3.9%を平均値Hとする。
逆方向の誤差が発生した場合には、逆方向の誤差が連続
して発生した場合に限り、先に求められた誤差データC
である4.6%を破棄し、新たに取得した誤差データC
を有効とする。
【0023】上述したように求めた平均値Hに基づい
て、ジャンプ動作を行う際のトラック本数を決定する。
この誤差が、例えば同一方向に5回発生した場合に補正
を行う。この時の誤差データCの平均値Hが3.8%で
あったとすれば、0分位置から30分位置にジャンプ動
作を行う場合、補正後のトラック数JHが10333本
に1.038を乗算して求められる10726本となる
ので、外周方向へ10726本ジャンプ動作を行えばよ
い。実際の本数は10812本であるので、誤差は86
本となりジャンプ動作における誤差が小さくなる。
【0024】上述した場合では、誤差の回数Nが5回で
ある場合について説明したが、誤差の回数Nを小さくす
ることによって、頻繁に補正することも可能であり、ま
た、誤差の回数Nを大きくすることで補正後のトラック
数JHの信頼度を上げることも可能である。
【0025】また、誤差の大きさが一定以上の値を連続
して示す場合、線速度の違いが考えられるので線速度用
のデータを1.2m/s,1.3m/s,1.4m/s
等に適宜切り替えることによって、大きな誤差に対応す
ることも可能となる。
【0026】さらに、ジャンプ動作によって発生する一
時的な誤差に関しては、誤差の回数Nを大きくすること
によって、補正の実施を連続した誤差の出現に限定する
ことも可能である。
【0027】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、目的位置におけるトラック数Tdからジャンプ動作
後の現在位置におけるトラック数Ts2を減算し、その
結果を目的位置におけるトラック数Tdで除算すること
によって誤差データCを求め、記憶するようにしたの
で、光ディスク装置やシステムが有する固有の誤差を把
握することが可能になるという効果を奏する。
【0028】また、この実施の形態1によれば、光ディ
スク装置やシステムが有する固有の誤差から求められた
補正後のトラック数JHに基づいてジャンプ動作を行う
ので、ジャンプ動作の精度を上げ、アクセス時間を短縮
できるという効果を奏する。
【0029】また、この実施の形態1によれば、誤差デ
ータCの誤差方向を確認した後に、誤差データCの平均
値Hから補正後のトラック数JHを導出するように構成
したので、同一の誤差方向が連続して発生した場合に補
正動作を実行するようにしたから、ROM容量の増大を
抑制すると共に、容易にジャンプ動作の精度を向上させ
ることができるという効果を奏する。
【0030】なお、この発明の実施の形態1では、誤差
データCの記憶手段をFIFO型のデータ構造を有する
ものとして説明したが、これに限られるものではなく、
例えば誤差データCをデータベースによって蓄積・管理
した場合においても、上記と同様の効果を奏する。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、現在
アドレスを第1のトラック数に変換し目的アドレスを第
2のトラック数に変換する第1のステップと、光ヘッド
を目的アドレスにジャンプ動作させる第2のステップ
と、ジャンプ動作後の現在アドレスを第3のトラック数
に変換する第3のステップと、第3のトラック数と第2
のトラック数との差を所定値と比較する第4のステップ
と、第3のトラック数と第2のトラック数との差に基づ
いて導出した誤差データを記憶する第5のステップとを
有するように構成したので、光ディスク装置やシステム
が有する固有の誤差を把握することが可能になるという
効果を奏する。
【0032】この発明によれば、第2のステップが、第
2のトラック数と第1のトラック数との差からジャンプ
数を求める第6のステップと、補正後のジャンプ数を求
める第7のステップと、第2のトラック数と第1のトラ
ック数との大小関係に基づいてジャンプ動作を行う方向
を決定すると共に補正後のジャンプ数に基づいてジャン
プ動作を行う第8のステップとを有するように構成した
ので、ジャンプ動作の精度を上げ、アクセス時間を短縮
できるという効果を奏する。
【0033】この発明によれば、第7のステップが、誤
差データの誤差方向を確認した後に、誤差データの平均
値から補正後のジャンプ数を導出するように構成したの
で、同一の誤差方向が連続して発生した場合に補正動作
を実行するようにしたから、ROM容量の増大を抑制す
ると共に、容易にジャンプ動作の精度を向上させること
ができるという効果を奏する。
【0034】この発明によれば、誤差データが記憶され
る数が設定回数に等しくするように構成したので、設定
回数を変更することによって、頻繁に補正を行う場合や
補正後のジャンプ数の信頼度を上げる場合に対して容易
に対処できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による光ディスク装
置の誤差補正方法におけるジャンプ動作で発生する誤差
の取得処理を示すフローチャートである。
【図2】 この発明の実施の形態1による光ディスク装
置の誤差補正方法におけるジャンプ動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1による光ディスク装
置の誤差補正方法における補正動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
Ad 目的アドレス、As 現在アドレス、C 誤差デ
ータ、H 平均値、Jジャンプ動作を行うトラック数
(ジャンプ数)、JH 補正後のトラック数(補正後の
ジャンプ数)、N 誤差の回数(設定回数)、Td 目
的位置におけるトラック数(第2のトラック数)、Ts
1 現在位置におけるトラック数(第1のトラック
数)、Ts2 現在位置におけるトラック数(第3のト
ラック数)、V 所定の誤差(所定値)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在アドレスを第1のトラック数に変換
    し目的アドレスを第2のトラック数に変換する第1のス
    テップと、光ヘッドを前記目的アドレスにジャンプ動作
    させる第2のステップと、前記ジャンプ動作後の現在ア
    ドレスを第3のトラック数に変換する第3のステップ
    と、前記第3のトラック数と前記第2のトラック数との
    差を所定値と比較する第4のステップと、前記第3のト
    ラック数と前記第2のトラック数との差に基づいて導出
    した誤差データを記憶する第5のステップとを有する光
    ディスク装置の誤差補正方法。
  2. 【請求項2】 第2のステップは、第2のトラック数と
    第1のトラック数との差からジャンプ数を求める第6の
    ステップと、補正後のジャンプ数を求める第7のステッ
    プと、前記第2のトラック数と前記第1のトラック数と
    の大小関係に基づいてジャンプ動作を行う方向を決定す
    ると共に前記補正後のジャンプ数に基づいて前記ジャン
    プ動作を行う第8のステップとを有することを特徴とす
    る請求項1記載の光ディスク装置の誤差補正方法。
  3. 【請求項3】 第7のステップは、誤差データの誤差方
    向を確認した後に、前記誤差データの平均値から補正後
    のジャンプ数を導出することを特徴とする請求項2記載
    の光ディスク装置の誤差補正方法。
  4. 【請求項4】 誤差データは、記憶される数が設定回数
    に等しいことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装
    置の誤差補正方法。
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