JP2002260144A - 道路状況把握システム - Google Patents
道路状況把握システムInfo
- Publication number
- JP2002260144A JP2002260144A JP2001061251A JP2001061251A JP2002260144A JP 2002260144 A JP2002260144 A JP 2002260144A JP 2001061251 A JP2001061251 A JP 2001061251A JP 2001061251 A JP2001061251 A JP 2001061251A JP 2002260144 A JP2002260144 A JP 2002260144A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- speed
- road
- congestion
- grasping system
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- Pending
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- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一定速度以下の車両のみ検出するセンサを用
いて渋滞の成長を推測する道路把握状況システムを提供
する。 【解決手段】 車両２３がセンサの監視範囲内で一定速
度以下に減速して検出されたとき、その位置と速度を前
方の低速車両２２の位置と速度と比較して、渋滞が成長
しているか否かを推測し渋滞情報を作成する。
いて渋滞の成長を推測する道路把握状況システムを提供
する。 【解決手段】 車両２３がセンサの監視範囲内で一定速
度以下に減速して検出されたとき、その位置と速度を前
方の低速車両２２の位置と速度と比較して、渋滞が成長
しているか否かを推測し渋滞情報を作成する。
Description
【０００１】
【発明の屬する技術分野】本発明は、事故や故障、渋滞
等により停止や低速運転を余儀なくされた車両を検出す
る道路状況把握システムに関するもの、例えば、道路の
サグ部、トンネル出入口、見通しの悪いカーブなどでの
事故防止や、交通情報の提供の分野で利用される。
等により停止や低速運転を余儀なくされた車両を検出す
る道路状況把握システムに関するもの、例えば、道路の
サグ部、トンネル出入口、見通しの悪いカーブなどでの
事故防止や、交通情報の提供の分野で利用される。
【０００２】
【従来の技術】従来は、前記のような渋滞発生を検知す
るのに、路面に埋設した磁気コイル式や画像処理式等の
トラフィックカウンタを用いていた。
るのに、路面に埋設した磁気コイル式や画像処理式等の
トラフィックカウンタを用いていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方式では、ある一点を通過する車両の通過時
刻と速度を連続的に計測していた。従って、渋滞範囲を
ある程度正確に推定するためには、道路上に多数のトラ
フィックカウンタを配置する事が必要で、コストが過大
になるという問題があった。
うな従来の方式では、ある一点を通過する車両の通過時
刻と速度を連続的に計測していた。従って、渋滞範囲を
ある程度正確に推定するためには、道路上に多数のトラ
フィックカウンタを配置する事が必要で、コストが過大
になるという問題があった。
【０００４】そこで、本発明は、前記のような従来の問
題を解消し、監視範囲内で一定速度以下の車両の位置と
速度を検知するセンサを利用することによって、渋滞末
尾の位置変化を推定することができる道路状況把握シス
テムを安価に提供することを目的とする。
題を解消し、監視範囲内で一定速度以下の車両の位置と
速度を検知するセンサを利用することによって、渋滞末
尾の位置変化を推定することができる道路状況把握シス
テムを安価に提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するため、請求項１に記載の発明は、道路上の一
定範囲を監視し、監視範囲の中で一定速度以下に減速し
た車両の速度と位置するの車両の位置と速度を検出する
システムであって、例えば渋滞範囲が伸長する場合に
は、一定速度以下に減速した車両の速度と位置を検出す
るセンサを応用した道路状況把握監視範囲の中で最後尾
に位置する一定速度以下の車両の位置と速度が時間的に
どう変化するかを記録し、その変化から渋滞の成長や消
滅を推定することを特徴とするものである。
を達成するため、請求項１に記載の発明は、道路上の一
定範囲を監視し、監視範囲の中で一定速度以下に減速し
た車両の速度と位置するの車両の位置と速度を検出する
システムであって、例えば渋滞範囲が伸長する場合に
は、一定速度以下に減速した車両の速度と位置を検出す
るセンサを応用した道路状況把握監視範囲の中で最後尾
に位置する一定速度以下の車両の位置と速度が時間的に
どう変化するかを記録し、その変化から渋滞の成長や消
滅を推定することを特徴とするものである。
【０００６】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、減速車両の位置と速度を検出すること
によって後続車両への危険を通報する機能を付加するこ
とによって、交通安全と交通情報提供の２つの機能を安
価に実現することができることを特徴とするものであ
る。
の発明において、減速車両の位置と速度を検出すること
によって後続車両への危険を通報する機能を付加するこ
とによって、交通安全と交通情報提供の２つの機能を安
価に実現することができることを特徴とするものであ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図１は、本発明の道路状況把握システム
の全体構成図であり、同図において各設備の台数は設置
部位、路側設備の監視範囲などによって複数になる場合
があるが、ここでは台数を考慮しない構成としている。
また、図中の入出力データは本システムの基本となるデ
ータのみを示している。
して説明する。図１は、本発明の道路状況把握システム
の全体構成図であり、同図において各設備の台数は設置
部位、路側設備の監視範囲などによって複数になる場合
があるが、ここでは台数を考慮しない構成としている。
また、図中の入出力データは本システムの基本となるデ
ータのみを示している。
【０００８】次に、このようなシステムを構成する路側
インフラとしての路側設備及び車両の車載装置の機能内
容について説明する。路側設備としては、優先道側に車
両検出設備１、路側処理設備２、通信設備３があり、こ
れらの各路側設備は、それぞれ次のような機能がある。
車両検出設備１は、監視範囲内で一定速度以下の車両
（二輪車を含む）の位置、速度、大体の車種などを検出
する。また、路側処理設備２は車両検出設備のデータを
処理する演算装置で、入力データの処理、出力データの
作成処理が主な機能である。さらに、通信設備３は、シ
ステムの構成により変化するが、他の設備または車両と
の通信を行い、交通渋滞の情報や停止、低速車両の情報
を交通情報サービスまたは直接車両に提供することによ
り、事故防止や運転者の経路選択に役立てるものであ
る。
インフラとしての路側設備及び車両の車載装置の機能内
容について説明する。路側設備としては、優先道側に車
両検出設備１、路側処理設備２、通信設備３があり、こ
れらの各路側設備は、それぞれ次のような機能がある。
車両検出設備１は、監視範囲内で一定速度以下の車両
（二輪車を含む）の位置、速度、大体の車種などを検出
する。また、路側処理設備２は車両検出設備のデータを
処理する演算装置で、入力データの処理、出力データの
作成処理が主な機能である。さらに、通信設備３は、シ
ステムの構成により変化するが、他の設備または車両と
の通信を行い、交通渋滞の情報や停止、低速車両の情報
を交通情報サービスまたは直接車両に提供することによ
り、事故防止や運転者の経路選択に役立てるものであ
る。
【０００９】そして図１に示すように、本道路状況把握
システムの搭載車両１１には、路車間通信装置１２、車
載処理装置１３及び車両ＨＭＩ１４が車載端末１５を介
して搭載され、通信設備３からの交通渋滞の情報や停
止、低速車両の情報が直接提供される。一方、一般車両
１６には、通信装置１７及び車両ＨＭＩ（ラジオ、ＶＩ
ＣＳ等）１８が車載端末１９を介して搭載され、通信設
備３からの交通渋滞の情報や停止、低速車両の情報を交
通情報提供施設４を介して間接的に提供される。
システムの搭載車両１１には、路車間通信装置１２、車
載処理装置１３及び車両ＨＭＩ１４が車載端末１５を介
して搭載され、通信設備３からの交通渋滞の情報や停
止、低速車両の情報が直接提供される。一方、一般車両
１６には、通信装置１７及び車両ＨＭＩ（ラジオ、ＶＩ
ＣＳ等）１８が車載端末１９を介して搭載され、通信設
備３からの交通渋滞の情報や停止、低速車両の情報を交
通情報提供施設４を介して間接的に提供される。
【００１０】ところで、本発明の道路状況把握システム
は、道路のサグ部、トンネル出入口、急カーブ等におけ
る交通渋滞と、それに伴う事故の起こりやすい部位を対
象としているもので、その一例を図２に基づいて説明す
る。
は、道路のサグ部、トンネル出入口、急カーブ等におけ
る交通渋滞と、それに伴う事故の起こりやすい部位を対
象としているもので、その一例を図２に基づいて説明す
る。
【００１１】図２は、トンネル入口２１とそれに至る道
路およびその手前の急カーブを示しており、本発明の道
路状況把握システムが適用される単路の例である。ここ
では、監視範囲内を渋滞末尾２２に向かって接近しなが
ら減速する車両２３が一定速度以下に減速した時点で検
出され、この減速車両２３に接近する後続の車両２４に
情報提供される仕組みを説明する。
路およびその手前の急カーブを示しており、本発明の道
路状況把握システムが適用される単路の例である。ここ
では、監視範囲内を渋滞末尾２２に向かって接近しなが
ら減速する車両２３が一定速度以下に減速した時点で検
出され、この減速車両２３に接近する後続の車両２４に
情報提供される仕組みを説明する。
【００１２】すなわち、図２に示すように、渋滞が発生
しやすいトンネル入口２１からカーブ付近までの監視範
囲を可視光、赤外線、レーザ、または電波等を用いたセ
ンサで監視し、監視範囲内で一定速度以下に減速した車
両２３を検出して路側処理設備２にデータを送る。路側
処理装置２では、減速車両２３の位置と速度データの時
間変化から渋滞範囲を算出し、渋滞範囲情報を路車間通
信設備４に送る。ここでは、路車間通信設備４が直接車
両に情報提供する例を示す。見通しの悪いカーブに接近
する車両２４に対して、渋滞末尾車両２２の位置情報が
提供されると、接近車両２４は渋滞末尾車両２２が視認
できる以前から減速することができる。
しやすいトンネル入口２１からカーブ付近までの監視範
囲を可視光、赤外線、レーザ、または電波等を用いたセ
ンサで監視し、監視範囲内で一定速度以下に減速した車
両２３を検出して路側処理設備２にデータを送る。路側
処理装置２では、減速車両２３の位置と速度データの時
間変化から渋滞範囲を算出し、渋滞範囲情報を路車間通
信設備４に送る。ここでは、路車間通信設備４が直接車
両に情報提供する例を示す。見通しの悪いカーブに接近
する車両２４に対して、渋滞末尾車両２２の位置情報が
提供されると、接近車両２４は渋滞末尾車両２２が視認
できる以前から減速することができる。
【００１３】図３は、低速車両２３の検出結果から渋滞
範囲を算出する方法を示す。図３の時間−距離図上で、
各車両の軌跡は連続な曲線として表現され、曲線の傾斜
がその時刻における速度を表す。したがって、本発明シ
ステムの、一定速度以下の車両を検出するセンサの出力
は、図の実線で表された曲線群である。
範囲を算出する方法を示す。図３の時間−距離図上で、
各車両の軌跡は連続な曲線として表現され、曲線の傾斜
がその時刻における速度を表す。したがって、本発明シ
ステムの、一定速度以下の車両を検出するセンサの出力
は、図の実線で表された曲線群である。
【００１４】図４では、路上の障害物その他の原因によ
って、ある特定個所で速度が低下するが、渋滞には至ら
ない例を示す図である。
って、ある特定個所で速度が低下するが、渋滞には至ら
ない例を示す図である。
【００１５】図５には、監視範囲内の最後尾に位置する
一定速度以下の車両のみを検知するセンサによって渋滞
範囲を推測する方法を図示する。この場合、最後尾の低
速車両の前方に位置する車両は検出できないので、低速
であるかそれとも増速しているかはわからないので、図
６のように渋滞ではないが、低速域が後方に伝播してい
る場合は、渋滞の成長と見分けがつかない。ただし、低
速域が１個のセンサで監視できる範囲を超えると、渋滞
が存在しないことは分かるので、複数のセンサで比較的
長い区間の監視を行う場合は渋滞検出に支障はない。
一定速度以下の車両のみを検知するセンサによって渋滞
範囲を推測する方法を図示する。この場合、最後尾の低
速車両の前方に位置する車両は検出できないので、低速
であるかそれとも増速しているかはわからないので、図
６のように渋滞ではないが、低速域が後方に伝播してい
る場合は、渋滞の成長と見分けがつかない。ただし、低
速域が１個のセンサで監視できる範囲を超えると、渋滞
が存在しないことは分かるので、複数のセンサで比較的
長い区間の監視を行う場合は渋滞検出に支障はない。
【００１６】なお、前記の実施形態において、本発明シ
ステムにおける道路配置、例えば、道路線形や車線数、
またこれら道路側に配置される各種の設備の台数等は任
意であり、必ずしも図示のものに限定されるものではな
い。
ステムにおける道路配置、例えば、道路線形や車線数、
またこれら道路側に配置される各種の設備の台数等は任
意であり、必ずしも図示のものに限定されるものではな
い。
【００１７】
【発明の効果】以上のように、請求項１、２に記載の発
明によれば、監視範囲内で一定速度以下の車両の位置速
度を検知するセンサを利用することによって、渋滞末尾
の位置変化を推定して、交通情報を提供することができ
るとともに、前方の低速車両を検知して通報することで
見通し不良区間等における追突事故を防止して安全性の
向上にも役立てることができるという優れた効果があ
る。
明によれば、監視範囲内で一定速度以下の車両の位置速
度を検知するセンサを利用することによって、渋滞末尾
の位置変化を推定して、交通情報を提供することができ
るとともに、前方の低速車両を検知して通報することで
見通し不良区間等における追突事故を防止して安全性の
向上にも役立てることができるという優れた効果があ
る。
【図１】本発明の一実施形態の全体構成図である。
【図２】本発明を説明するための道路部位を示す図であ
る。
る。
【図３】本発明における渋滞成長推定方法の説明図であ
る。
る。
【図４】本発明における渋滞が成長しない状態の説明図
である。
である。
【図５】本発明における渋滞成長推定方法の説明図であ
る。
る。
【図６】本発明における渋滞成長推定の誤り範囲の説明
図である。
図である。
１ 車両検出設備 ２ 路側処理設備 ３ 通信設備 ４ 交通情報提供施設 ５ 路車間通信設備 １１ 衝突事故防止システム搭載車 １２ 路車間通信装置 １３ 車載装置 １４ 車両ＨＭＩ １５ 車載端末 １６ 一般車両 １７ 通信装置 １８ 車両ＨＭＩ １９ 車載端末 ２１ トンネル入口 ２２ 渋滞末尾 ２３ 減速車両 ２４ 接近車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 一之 東京都千代田区大手町二丁目３番１号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山崎 徹也 茨城県日立市大みか町五丁目２番１号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 (72)発明者 土肥 昌司 神奈川県川崎市中原区上小田中４丁目１番 １号 富士通株式会社内 (72)発明者 内藤 初彦 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 Ｆターム(参考） 5H180 AA01 CC02 CC03 CC12 DD04 EE18 5J070 AC01 AC06 AE01
Claims (2)
- 【請求項１】 道路上の一定範囲を監視し、監視範囲の
中で一定速度以下に減速した車両の速度と位置を検出す
るセンサを応用した道路状況把握システムであって、監
視範囲の中で最後尾に位置する一定速度以下の車両の位
置と速度が時間的にどう変化するかを記録し、その変化
から渋滞の成長や消滅を推定することを特徴とする道路
状況把握システム。 - 【請求項２】 減速車両の位置と速度を検出することに
よって後続車両への危険を通報する機能を付加すること
によって、交通安全と交通情報提供の２つの機能を安価
に実現することができることを特徴とする請求項１に記
載の道路状況把握システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001061251A JP2002260144A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 道路状況把握システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001061251A JP2002260144A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 道路状況把握システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002260144A true JP2002260144A (ja) | 2002-09-13 |
Family
ID=18920571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001061251A Pending JP2002260144A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 道路状況把握システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002260144A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0869596A (ja) * | 1994-08-29 | 1996-03-12 | Fujitsu Ltd | 交通監視装置 |
| JP2000306194A (ja) * | 1999-04-21 | 2000-11-02 | Toshiba Corp | 自動走行支援システム |
| JP2000339585A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-08 | Nagoya Electric Works Co Ltd | 渋滞情報表示方法 |
-
2001
- 2001-03-06 JP JP2001061251A patent/JP2002260144A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0869596A (ja) * | 1994-08-29 | 1996-03-12 | Fujitsu Ltd | 交通監視装置 |
| JP2000306194A (ja) * | 1999-04-21 | 2000-11-02 | Toshiba Corp | 自動走行支援システム |
| JP2000339585A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-08 | Nagoya Electric Works Co Ltd | 渋滞情報表示方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |